JP5752300B2 - バックライト装置及び液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バックライト装置及び液晶表示装置に関し、詳細には、バックライト光源からの熱を放熱するための放熱構造を備えたバックライト装置及び液晶表示装置に関する。
近年、薄型テレビ等の液晶表示装置の大画面化が進んでおり、例えば、60型、70型、80型という画面サイズを有した製品が販売されている。このような液晶表示装置では、従来の蛍光管に代わり、LED(Light Emitting Diode)をバックライト光源としたものが主流になっている。また、液晶表示装置の用途は、テレビに限らず、PC(パーソナルコンピュータ)のモニタや、デジタルサイネージ(電子看板)など、多様化しており、これに伴い、LEDについてもより高輝度(高出力)のものが要求されている。
上記の液晶表示装置においては、LEDの高輝度化に伴って発熱量も増加するため、LEDの放熱対策を施す必要がある。例えば、特許文献1には、熱源となるLEDを配置したLED基板を、ヒートシンク(ヒートスプレッダともいう)と呼ばれるアルミニウム製の放熱部材に貼り付け、LEDの熱を放熱させる構造が記載されている。また、特許文献2には、放熱部材を、導光板の背面側に設けられた背面シャーシ(バックライトシャーシともいう)よりも後方に設けた構造が記載されている。
特開2009−217206号公報 特開2011−253769号公報
しかしながら、特許文献1では、背面シャーシの固定については示されていない。一方、特許文献2では、背面シャーシをガイドローラで放熱部材に接続することが示されているが、ガイドローラを用いるまでは、背面シャーシの位置が決まらず、放熱部材を背面シャーシに押え付けておく必要がある。このため、液晶表示装置を構成するバックライト装置を製造し難いという問題がある。
本発明は、上述の如き実情に鑑みてなされたもので、光源の放熱対策を施しつつ、製造の容易化を図るバックライト装置及び液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、端面からの入射光を正面側に出射する導光板と、前記端面に向けて光を照射する光源と、前記導光板の背面側に設けられた背面シャーシと、該背面シャーシの背面側に設けられると共に、前記端面に向けて延設された箇所で前記光源を保持し、前記光源からの熱を放熱させる放熱部材とを備え、該放熱部材は、前記背面シャーシの位置を決めるシャーシ保持部を有することを特徴とするバックライト装置である。
そして、前記放熱部材は、前記背面シャーシの背面に、該背面シャーシとの固定箇所以外において複数箇所で部分的に接触するシャーシ当接部を有することを特徴とするものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記背面シャーシは、該背面シャーシの背面に突出部を有し、該突出部で前記放熱部材の背面側から挿入された固定部材を用いて前記放熱部材に固定されていることを特徴とするものである。
第3の技術手段は、第1又は2の技術手段のバックライト装置を搭載した液晶表示装置である。
本発明によれば、光源を保持した放熱部材が、背面シャーシを挟んで導光板の反対側に設けられており、光源からの熱を効率良く放熱できる。そして、背面シャーシは、放熱部材のシャーシ保持部で速やかに位置決めされ、位置ずれを防止できることから、バックライト装置の製造が容易になる。
本発明によるバックライト装置を含む液晶表示装置の外観の一例を示す図である。 図1に示す液晶表示装置から背面キャビネットを取り外した状態を示す図である。 図1に示す液晶表示装置の内部構造を分解した状態の一例を示す図である。 図1に示す液晶表示装置から背面キャビネットを取り外した状態を斜め後ろから見たときの図である。 図1に示す液晶表示装置の上端部分の断面を示す図である。 図1に示す液晶表示装置の上端部分の断面を示す図である。 図1に示す液晶表示装置の下端部分の断面を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のバックライト装置及び液晶表示装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明によるバックライト装置を含む液晶表示装置の外観の一例を示す図である。図1(A)は液晶表示装置を正面から見た状態を示し、図1(B)は液晶表示装置を背面から見た状態を示し、図1(C)は液晶表示装置を左側面から見た状態を示す。図中、1は液晶表示装置、2a〜2dは前面フレーム、3は液晶パネル、4はスタンド、5は背面キャビネット、6は電源コード引出部、7は操作ボタン部を示す。
図1において、液晶パネル3は、2枚のガラス基板間に液晶を挟持した構成を有し、液晶を構成する液晶分子の配向状態が制御されることで、図3等に示す導光板12から出射された光の透過/遮断を制御する光シャッタとしての機能を有する。また、前面フレーム2a〜2dは、液晶パネル3の周囲に設けられ、前面キャビネットの金型製作費用を抑えるために、前面キャビネットを上下左右に4分割したフレーム構造とされている。前面フレーム2a〜2dは、デザイン性を高めるために、樹脂ではなく、例えば、アルミニウム合金などの金属製とされている。
樹脂製の背面キャビネット5は、後述するバックライト装置の背面側を覆っており、その下側には、液晶表示装置1を支持するスタンド4が取り付けられている。背面キャビネット5には、液晶表示装置1の内部から電源コードを引き出すための電源コード引出部6が形成される。また、液晶表示装置1の左側面には、液晶表示装置1を操作するための操作ボタン部7が設けられている。
図2は、図1に示す液晶表示装置から背面キャビネットを取り外した状態を示す図である。背面キャビネット5を取り外した状態では、ヒートスプレッダ8a,8b、バックライトシャーシ9、これらヒートスプレッダ8a,8bやバックライトシャーシ9の背面側に固定されるセンターシール及び補助金具枠組品19a等が見えている。
ヒートスプレッダ8a,8bは、LED光源の熱を放熱するための放熱部材として機能し、例えば、放熱性能の高いアルミニウム合金で形成される。ヒートスプレッダ8a,8bは、液晶表示装置1の左右方向に延びてバックライトシャーシ9の背面上下端に配置されている。バックライトシャーシ9は、例えば、鉄などの金属で形成され、後述のように、ヒートスプレッダ8a,8bに位置決めされる。なお、バックライトシャーシ9が本発明の背面シャーシに相当する。
ヒートスプレッダ8a,8bの左右方向の長さは、液晶パネル3の水平方向長さに略等しく設定されている。一方、ヒートスプレッダ8a,8bの上下方向の長さは、例えば、画面サイズが70インチ、ヒートスプレッダ8a,8bの材質をアルミニウムとした場合で約150mmに設定されている。この長さは、画面サイズに応じたLEDの発熱量に対して、放熱に必要な面積を計算することで適宜決めることができる。後述のように、ヒートスプレッダ8a,8bは、バックライトシャーシ9の背面側に配置されるため、放熱面積を大きくすることができる。このため、より高い放熱効果を得ることができる。
図3は、図1に示す液晶表示装置の内部構造を分解した状態の一例を示す図である。図1で説明した前面フレーム2a〜2dは、四隅に配置されたフレーム締結金具2e1〜2e4により1つのフレーム部材として組み立てられ、液晶パネル3の周囲に固定される。
液晶パネル3の背面側には、光学シート10、導光板12、反射シート13、及びバックライトシャーシ9がこの順番で設けられている。
光学シート10は、例えば、2枚のマイクロレンズシートと、1枚の輝度向上シートとで構成され、導光板12から出射された光の均一化や、正面方向の輝度を向上させるなどの機能を有する。導光板12は、アクリルなどの透明な樹脂で形成され、LED光源からの光を正面側に位置した液晶パネル3に出射する。反射シート13は、LED光源から出射した光のうち、導光板12に入射しない光を反射して導光板12に入射させるなどの機能を有する。
バックライトシャーシ9は、反射シート13の背面側に設けられ、導光板12及び反射シート13を保持し、これらの取り付け台として機能する。ヒートスプレッダ8a,8bは、バックライトシャーシ9の背面側に設けられている。
ヒートスプレッダ8aは、導光板12の上端に形成された入射面に対向する位置にて、LED光源を配置したバー状のLED基板14aを保持しており、LED基板14aからの熱を放熱させる機能を有する。ヒートスプレッダ8bは、導光板12の下端に形成された入射面に対向する位置にて、バー状のLED基板14bを保持し、LED基板14bからの熱を放熱させる機能を有している。
ヒートスプレッダ8a,8bとLED基板14a,14bとは両面テープ等により固定される。なお、導光板12、反射シート13、LED基板14a,14b、バックライトシャーシ9、及びヒートスプレッダ8a,8bが本発明のバックライト装置に相当する。
ここで、LED基板14a,14bからの熱は、ヒートスプレッダ8a,8bにより放熱されるが、本発明は、LED基板14a,14bで生じた熱をバックライト装置外に逃がし易くするために、ヒートスプレッダ8a,8bをバックライトシャーシ9よりも後方に配置することに着目したものである。
なお、液晶表示装置1は、プラスチック等で形成された中間シャーシ11a〜11fを備えている。中間シャーシ11a〜11fは、光学シート10の周縁部分と導光板12の周縁部分との間に配置される。本例では6分割の中間シャーシを示しているが、例えば4分割としてもよく、特に分割数を限定するものではない。
図4は、図1に示す液晶表示装置から背面キャビネットを取り外した状態を斜め後ろから見たときの図である。図5は、図4のX部(液晶表示装置1の上端部分)を側方から見たときの断面図であり、図6は、図5のX1部の拡大図である。また、図7(A)は、図4のY部(液晶表示装置1の下端部分)を側方から見たときの断面図であり、図7(B)は、図7(A)のY1部の拡大図である。
まず、図5に示すように、ヒートスプレッダ8aは、その一端側が液晶パネル3側に向けて折れ曲がっており、この折れ曲がり部分の内面にLED基板14aが設けられている。
ここで、ヒートスプレッダ8aとバックライトシャーシ9とは、部分的に接触し、ヒートスプレッダ8aからバックライトシャーシ9に伝わる熱を減らしている。
具体的には、ヒートスプレッダ8aの他端側は、LED基板14aの保持位置から下方に向けて延びており、ヒートスプレッダ8aの背面には、背面キャビネット5内の外気に接触可能な放熱フィン28a〜28cが形成されている。そのうち、放熱フィン28aは、LED基板14aに最も近接した位置に配置され、液晶パネル3の左右方向に延びた、例えば、3枚の突起で構成されている。放熱フィン28bは、放熱フィン28aの下方に配置され、この放熱フィン28aと同形状であるが、例えば、5枚の突起で構成されている。放熱フィン28cは、放熱フィン28bの下方に配置されており、放熱フィン28a,28bと同形状であるが、例えば、14枚の突起で構成されている。
なお、放熱フィン28a〜28cを有したヒートスプレッダ8aの背面は、その表面部分に、例えば、黒アルマイト処理を施すことが望ましい。酸化アルミニウムの黒色の皮膜をヒートスプレッダ8aの背面に生成することにより、輻射率が上がり、放熱効果をより高めることができる。
一方、ヒートスプレッダ8aの正面には、LED基板14aに沿って延び、LED基板14aから遠ざかるにしたがって接触面積を広くしたシャーシ当接部38a〜38cが形成されている。シャーシ当接部38aは、放熱フィン28aの反対側に位置し、液晶パネル3側に向けて突出しており、バックライトシャーシ9の背面に接触している。シャーシ当接部38bは、放熱フィン28bの反対側に位置しており、液晶パネル3側に向けて突出している。シャーシ当接部38bは、シャーシ当接部38aと同様に、バックライトシャーシ9の背面に接触するが、シャーシ当接部38aとの接触面積よりも広範囲でバックライトシャーシ9の背面に接触している。
シャーシ当接部38cは、放熱フィン28cの反対側に位置し、液晶パネル3側に向けて突出しており、シャーシ当接部38a,38bと同様に、バックライトシャーシ9の背面に接触する。しかし、シャーシ当接部38cは、シャーシ当接部38a,38bとの接触面積よりも広範囲でバックライトシャーシ9の背面に接触している。
このように、放熱フィン28a〜28cは、シャーシ当接部38a〜38cの背面側に形成され、バックライト装置の厚みを薄くできる。シャーシ当接部38a〜38cは、LED基板14aからの距離が大きくなるに連れてバックライトシャーシ9との接触面積が広くされる。このため、ヒートスプレッダ8aに接触するバックライトシャーシ9では、温度の高い箇所が局所的に形成されず、温度の低い箇所が広範囲に亘って形成され、高低の温度ムラが解消される。また、光学シート10への影響も小さくなる。
また、シャーシ当接部38a〜38cを有したヒートスプレッダ8aの正面では、バックライトシャーシ9を位置決め可能に構成されている。詳しくは、図6に示すように、ヒートスプレッダ8aは、LED基板14aの保持位置の近傍に、液晶パネル3側に突出したシャーシ保持部48a,48bを有している。シャーシ保持部48a,48bは、例えば、バックライトシャーシ9の肉厚よりも若干広い間隔で設けられ、液晶パネル3の左右方向にそれぞれ延びている。
これに対し、バックライトシャーシ9の上端には、屈曲部9aが液晶パネル3から離間する方向に突出し、液晶パネル3の左右方向に沿って形成されている。この屈曲部9aの先端部分は、後述のように、液晶表示装置1を組み立てる際、シャーシ保持部48a,48bと係合させる。これにより、バックライトシャーシ9はヒートスプレッダ8aに支持される。
次に、液晶表示装置1の下部側についても同様の構成を有しており、図7(A)に示すように、ヒートスプレッダ8bとバックライトシャーシ9とは部分的に接触し、ヒートスプレッダ8bからバックライトシャーシ9に伝わる熱を減らしている。ヒートスプレッダ8bは、その一端側が液晶パネル3側に向けて折れ曲がり、この折れ曲がり部分の内面にLED基板14bが設けられている。なお、図7において、17は基板シールド、18はソース基板、20はソース基板ホルダを示す。
ヒートスプレッダ8bの他端側は、LED基板14bの保持位置から上方に向けて延び、ヒートスプレッダ8bの背面には、放熱フィン28d〜28fが形成されている。放熱フィン28dは、LED基板14bに最も近接した位置に配置されており、液晶パネル3の左右方向に延びた、例えば、3枚の突起で構成されている。放熱フィン28eは、放熱フィン28dの上方に配置され、この放熱フィン28dと同形状であるが、例えば、5枚の突起で構成されている。放熱フィン28fは、放熱フィン28eの上方に配置されており、放熱フィン28d,28eと同形状であるが、例えば、14枚の突起で構成されている。なお、放熱フィン28d〜28fを有したヒートスプレッダ8bの背面も、その表面部分に、例えば、黒アルマイト処理を施すことが望ましい。
一方、ヒートスプレッダ8bの正面には、LED基板14bに沿って延び、LED基板14bから遠ざかるにしたがって接触面積を広くしたシャーシ当接部38d〜38fが形成されている。シャーシ当接部38dは、放熱フィン28dの反対側に位置しており、液晶パネル3側に向けて突出し、バックライトシャーシ9の背面に接触している。シャーシ当接部38eは、放熱フィン28eの反対側に位置し、液晶パネル3側に向けて突出している。シャーシ当接部38eは、シャーシ当接部38dと同様に、バックライトシャーシ9の背面に接触するものの、シャーシ当接部38dとの接触面積よりも広範囲でバックライトシャーシ9の背面に接触している。
シャーシ当接部38fは、放熱フィン28fの反対側に位置し、正面側に向けて突出しており、シャーシ当接部38d,38eと同様に、バックライトシャーシ9の背面に接触するが、シャーシ当接部38fは、シャーシ当接部38d,38eとの接触面積よりも広範囲でバックライトシャーシ9の背面に接触している。
このように、放熱フィン28d〜28fは、シャーシ当接部38d〜38fの背面側に形成され、バックライト装置の厚みを薄くできる。シャーシ当接部38d〜38fは、LED基板14bからの距離が大きくなるに連れてバックライトシャーシ9との接触面積が広くされる。このため、ヒートスプレッダ8bに接触するバックライトシャーシ9では、温度の高い箇所が局所的に形成されず、温度の低い箇所が広範囲に亘って形成され、高低の温度ムラが解消される。また、光学シート10への影響も小さくなる。
また、シャーシ当接部38d〜38fを有したヒートスプレッダ8bの正面では、バックライトシャーシ9を位置決め可能に構成されている。図7(B)に示すように、ヒートスプレッダ8bは、LED基板14bの保持位置の近傍に、液晶パネル3側に突出して左右方向に延びたシャーシ保持部48cを有している。
これに対し、バックライトシャーシ9の下端には、屈曲部9dが形成される。屈曲部9dは、液晶パネル3から離間する方向に突出し、液晶パネル3の左右方向に沿って形成されている。
液晶表示装置1を組み立てる際、バックライトシャーシ9の屈曲部9aの位置を図6に示したシャーシ保持部48a,48bに、屈曲部9dの位置を図7(B)に示したシャーシ保持部48cにそれぞれ合わせる。屈曲部9aの内側をシャーシ保持部48bに係合させると共に、屈曲部9dの内側をシャーシ保持部48cに係合させると、バックライトシャーシ9は、ヒートスプレッダ8a,8bのシャーシ保持部48a〜48cやシャーシ当接部38a〜38fに支持され、ヒートスプレッダ8a,8bに対するバックライトシャーシ9の位置が決まる。
このように、LED基板14a,14bを保持したヒートスプレッダ8a,8bが、バックライトシャーシ9を挟んで導光板12の反対側に設けられており、LED基板14a,14bからの熱を背面キャビネット5内の大気で効率良く放熱できる。そして、バックライトシャーシ9は、シャーシ保持部48a,48b,48c等で速やかに位置決めされ、位置ずれを防止できることから、バックライト装置を含む液晶表示装置1の製造が容易になる。
バックライトシャーシ9は、図5に示すように、液晶パネル3から離間する方向に突出した突出部9bを有すると共に、図7(A)に示すような突出部9cを有している。
上記のように、ヒートスプレッダ8aに対するバックライトシャーシ9の位置が決まると、図5に示した、放熱フィン28bと放熱フィン28cとの間に位置する固定部材、例えば、ネジ15bの締結位置にて、突出部9bがヒートスプレッダ8aの正面に接触する。ネジ15bをヒートスプレッダ8aの背面側から挿入し、ヒートスプレッダ8aとバックライトシャーシ9とを締結すると、バックライトシャーシ9はヒートスプレッダ8aにネジ固定される。
一方、ヒートスプレッダ8bに対するバックライトシャーシ9の位置が決まると、図7(A)に示した、放熱フィン28fよりも上方に位置するネジ15cの締結位置にて、突出部9cがヒートスプレッダ8bの正面に接触する。ネジ15cをヒートスプレッダ8bの背面側から挿入し、ヒートスプレッダ8bとバックライトシャーシ9とを締結すると、バックライトシャーシ9はヒートスプレッダ8bにネジ固定される。
このように、シャーシ保持部48a〜48cで位置決めされたバックライトシャーシ9は、ネジ15b,15cを用いてヒートスプレッダ8a,8bに確実に固定することができる。
固定されたバックライトシャーシ9に、反射シート13、導光板12の順に取り付け、次いで、導光板12の周縁部分と光学シート10の周縁部分との間に、図3で説明した中間シャーシ11a〜11fを挿入すると、導光板12と光学シート10との間には、約3mm程度の厚みを有した空気層16が形成される(非密着構造)。なお、光学シート10は、その周縁部分に沿って形成された複数の孔(図示省略)と、中間シャーシ11a〜11fに形成されたリブ(図示省略)とが嵌め合わされて固定される。このように、空気層16がヒートスプレッダ8a,8bに導かれた熱を遮断する断熱層として機能するので、この熱を光学シート10に伝わり難くすることが可能となる。
続いて、光学シート10に液晶パネル3を重ね、液晶パネル3の周縁部分を前面フレーム2a〜2dで押さえる。なお、図6に示すように、前面フレーム2aと液晶パネル3との間、液晶パネル3と樹脂製フレーム11aとの間、光学シート10と樹脂製フレーム11aとの間、樹脂製フレーム11aと導光板12との間には、それぞれウレタン等のスペーサ部材S1,S2,S3,S4が配置されている。また、図7(B)に示すように、前面フレーム2cと液晶パネル3との間、液晶パネル3と樹脂製フレーム11eとの間、光学シート10と樹脂製フレーム11eとの間、樹脂製フレーム11eと導光板12との間には、それぞれウレタン等のスペーサ部材S5,S6,S7,S8が配置されている。
図5に示すように、ヒートスプレッダ8aの一端側は、上方に向けて鍔状に延びており、この鍔状部分と前面フレーム2aとで中間シャーシ11aの端部分を挟持可能である。これら前面フレーム2a、中間シャーシ11a、及びヒートスプレッダ8aは、ヒートスプレッダ8aの背面側からネジ15aなどにより一体的に固定されている。また、図7(A)に示すように、ヒートスプレッダ8bの一端側も、下方に向けて鍔状に延び、この鍔状部分と前面フレーム2cとで中間シャーシ11eの端部分を挟持可能である。これら前面フレーム2c、中間シャーシ11e、及びヒートスプレッダ8bもまた、背面側から挿入されたネジ15dなどを用いて一体的に固定されている。
なお、図7(B)の基板シールド17は切断位置の関係上、離間して見えているが、このヒートスプレッダ8b側では、基板シールド17も併せてネジ15dで固定してもよい。また、ネジ15a,15dなどによる固定箇所については、例えば、液晶表示装置1の四隅が固定されるものとする。このように、ネジ固定を背面から奥行き方向に行うことで、筐体の強度を確保することができ、さらには、液晶表示装置1の正面から見てネジを隠すことができるため、デザイン性の観点からも望ましい。
また、上記のように、中間シャーシがヒートスプレッダ8a,8bと前面フレーム2a,2cとの間に挟まれるため、LED基板14a,14bからの熱が前面フレーム2a,2cに伝わり難くなる。さらに、中間シャーシによって、光学シート10と導光板12とを離間させた非密着構造とすることにより、導光板の水平及び垂直方向の長さを液晶パネルの水平及び垂直方向の長さよりも短くできるため、画面の額縁部分を狭くすることができる。
以上、実施例について説明したが、本発明のバックライト装置は、端面からの入射光を正面側に出射する導光板と、前記端面に向けて光を照射する光源と、前記導光板の背面側に設けられた背面シャーシと、該背面シャーシの背面側に設けられると共に、前記端面に延設された箇所で前記光源を保持し、前記光源からの熱を放熱させる放熱部材とを備え、該放熱部材は、前記背面シャーシの位置を決めるシャーシ保持部を有してもよい。このように、光源を保持した放熱部材が、背面シャーシを挟んで導光板の反対側に設けられており、光源からの熱を効率良く放熱できる。そして、背面シャーシは、放熱部材のシャーシ保持部で速やかに位置決めされ、位置ずれを防止できることから、バックライト装置の製造が容易になる。
また、前記背面シャーシの端縁が該背面シャーシの背面側に屈曲した屈曲部を有し、該屈曲部の内側と前記シャーシ保持部とが係合していてもよい。背面シャーシの屈曲部の内側とシャーシ保持部の突出部分とが係合しているため、背面シャーシの位置ずれを確実に防止できる。
また、前記背面シャーシは、該背面シャーシの背面に突出部を有し、該突出部で前記放熱部材の背面側から挿入された固定部材を用いて前記放熱部材に固定されていてもよい。シャーシ保持部で位置決めされた背面シャーシは、固定部材を用いて放熱部材に確実に固定することができる。
また、前記放熱部材は、前記背面シャーシに接触するシャーシ当接部と、該シャーシ当接部の背面側に放熱フィンとを有してもよい。これにより、バックライト装置の厚みを薄くできると共に、放熱部材に接触する背面シャーシでは、温度の高い箇所が局所的に形成されず、温度の低い箇所が広範囲に亘って形成され、高低の温度ムラが解消される。
また、上述したバックライト装置を搭載した液晶表示装置であってもよい。これにより、液晶表示装置の製造も容易になる。
1…液晶表示装置、2a〜2d…前面フレーム、2e1〜2e4…フレーム締結金具、3…液晶パネル、4…スタンド、5…背面キャビネット、6…電源コード引出部、7…操作ボタン部、8a,8b…ヒートスプレッダ、9…バックライトシャーシ、9a,9d…屈曲部、9b,9c…突出部、10…光学シート、11a〜11f…中間シャーシ、12…導光板、13…反射シート、14a,14b…LED基板、15a〜15d…ネジ、16…空気層、17…基板シールド、18…ソース基板、19a…センターシール及び補助金具枠組品、20…ソース基板ホルダ、28a〜28f…放熱フィン、38a〜38f…シャーシ当接部、48a〜48c…シャーシ保持部。

Claims (3)

  1. 端面からの入射光を正面側に出射する導光板と、
    前記端面に向けて光を照射する光源と、
    前記導光板の背面側に設けられた背面シャーシと、
    該背面シャーシの背面側に設けられると共に、前記端面に向けて延設された箇所で前記光源を保持し、前記光源からの熱を放熱させる放熱部材とを備え、
    該放熱部材は、前記背面シャーシの位置を決めるシャーシ保持部を有し、
    前記放熱部材は、前記背面シャーシの背面に、該背面シャーシとの固定箇所以外において複数箇所で部分的に接触するシャーシ当接部を有することを特徴とするバックライト装置。
  2. 請求項1に記載のバックライト装置であって、
    前記背面シャーシは、該背面シャーシの背面に突出部を有し、該突出部で前記放熱部材の背面側から挿入された固定部材を用いて前記放熱部材に固定されていることを特徴とするバックライト装置。
  3. 請求項1又は2に記載のバックライト装置を搭載したことを特徴とする液晶表示装置。
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