JP2014063571A - 照明装置およびそれを備えた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構成でありながら、壁面等の設置部に対して着脱が容易な照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置(10)を壁面等に取付けるための壁掛け金具(6)が、筐体(1)の背面(1b)から突出した胴部(6a)と、胴部(6a)の先端部に形成された胴部(6b)を有する。頭部(6b)における筐体(1)の背面(1b)と平行な方向の断面積は、胴部(6a)における同方向の断面積よりも大きくなっており、頭部(6b)が壁面の壁側取付金具に係止される。
【選択図】図2
【解決手段】照明装置(10)を壁面等に取付けるための壁掛け金具(6)が、筐体(1)の背面(1b)から突出した胴部(6a)と、胴部(6a)の先端部に形成された胴部(6b)を有する。頭部(6b)における筐体(1)の背面(1b)と平行な方向の断面積は、胴部(6a)における同方向の断面積よりも大きくなっており、頭部(6b)が壁面の壁側取付金具に係止される。
【選択図】図2
Description
本発明は、照明装置およびそれを備えた表示装置に関し、特に壁掛け用途に好適な照明装置およびそれを備えた表示装置に関する。
特許文献1には、壁掛け型表示装置として壁掛け型のテレビが開示されている。図12および図13は、いずれも特許文献1に記載の壁掛け型表示装置の断面図である。図12および図13の壁掛け型表示装置は、リアキャビネット115の背面に壁掛け金具120を備えている。また、図12に示すシャーシブラケット130および図13に示す補強フレーム140は、リアキャビネット115の変形を防止する補強部材として機能する縦長フレームFに相当している。
図12および図13に示す壁掛け型表示装置では、壁掛け金具120がリアキャビネット115に固着されている。すなわち、図12に示すように、リアキャビネット115の内面に重ね合わされたシャーシブラケット130と、リアキャビネット115の外面側に配備された壁掛け金具120との間に、リアキャビネット115が挟み込まれている。この状態で、壁掛け金具120とリアキャビネット115とのそれぞれの複数箇所に開設されているねじ挿通孔(不図示)に取付ねじ200を挿通させ、それらの取付ねじ200をシャーシブラケット130のねじ孔(不図示)にねじ込んで締め付けられている。
同様に、図13に示すように、リアキャビネット115が、補強フレーム140と壁掛け金具120との間に挟み込まれている。この状態で、壁掛け金具120とリアキャビネット115とのそれぞれの複数箇所に開設されているねじ挿通孔(不図示)に取付ねじ200を挿通させ、それらの取付ねじ200を補強フレーム140のねじ孔(不図示)にねじ込んで締め付けられている。
しかしながら、上述したような特許文献1に記載の壁掛け型表示装置は、リアキャビネット115の背面に壁掛け金具120を取付けるための構成が、著しく複雑な構成になるという問題がある。このため、コスト高を招来する。
また、特許文献1に記載の壁掛け型表示装置は、壁掛けテレビを意図しているため、壁掛けテレビを壁面に取付けた後に、取り外すことは極めて少ない。つまり、特許文献1では、壁掛け型表示装置を着脱することは意図されていない。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡素な構成でありながら、壁面等の設置部に対して着脱が容易な照明装置およびそれを備えた表示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る照明装置は、光源と、光源から出射された光が入射し、入射した光を内部に導光させて出射する導光板と、上記導光板を保持するための筐体とを備えた照明装置であって、上記筐体の背面に、上記照明装置を外部の設置部に取付けるための取付部材が設けられており、上記取付部材は、上記筐体の背面から突出した胴部と、上記胴部の先端部に形成され、上記設置部に係止される頭部とを有し、上記頭部における上記筐体の背面と平行な方向の断面積が、上記胴部における同方向の断面積よりも大きいことを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、上記照明装置と、上記照明装置の光出射側に配置された表示部とを備えることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、簡素な構成でありながら、壁面等の設置部に対して着脱が容易な照明装置および表示装置を提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図11に基づいて詳細に説明する。なお、以下では、便宜上、本発明の一態様の照明装置または表示装置における壁面等への設置側を「背面」または「後方」、光出射側を「前面」または「前方」として説明する。
〔実施の形態1〕
(照明装置10の全体構成)
図1は、実施の形態1に係る照明装置10の構成を示す分解斜視図である。照明装置10は、筐体1、反射シート2、光源ユニット3、導光板4、およびベゼル5を備えている。具体的には、筐体1は、照明装置10の最も背面側に配置されている。筐体1の前面1a上には、反射シート2および導光板4がこの順に積層されている。筐体1の対向する側面部(内側面)1cには、光源ユニット3が設けられている。光源ユニット3は、導光板4の端面(入射面)4aと対向して設けられる。ベゼル5は、導光板4の出射面4bの外縁部および筐体1の側面部1cを覆っている。これにより、筐体1に保持された反射シート2、光源ユニット3、導光板4が、筐体1とベゼル5とにより挟持される。
(照明装置10の全体構成)
図1は、実施の形態1に係る照明装置10の構成を示す分解斜視図である。照明装置10は、筐体1、反射シート2、光源ユニット3、導光板4、およびベゼル5を備えている。具体的には、筐体1は、照明装置10の最も背面側に配置されている。筐体1の前面1a上には、反射シート2および導光板4がこの順に積層されている。筐体1の対向する側面部(内側面)1cには、光源ユニット3が設けられている。光源ユニット3は、導光板4の端面(入射面)4aと対向して設けられる。ベゼル5は、導光板4の出射面4bの外縁部および筐体1の側面部1cを覆っている。これにより、筐体1に保持された反射シート2、光源ユニット3、導光板4が、筐体1とベゼル5とにより挟持される。
照明装置10は、光源ユニット3から出射された光が、導光板4の端面4aに入射し、その光が導光板4の内部を導光し、出射面4bから取出されて出射される。すなわち、照明装置10は、光源ユニット3から端面4aに入射された光を出射面4bから面状に出射させるサイドエッジ(サイドライトまたはエッジライトともいう)型の導光板4を備えた照明装置10となっている。つまり、照明装置10は、液晶表示装置のバックライトと略同様の構成となっている。
なお、照明装置10では、導光板4は、矩形の平板状である。反射シート2も導光板4と略同じ形状を有しているが、導光板4よりもややサイズが大きい。また、筐体1の背面には、後述するように、照明装置10を壁面等の設置部に設置するための取付部材として壁掛け金具が設けられている。
次に、図2に基づき、照明装置10の各部について説明する。図2は、図1の照明装置10の要部構成を示す断面図である。なお、図2では図1のベゼル5を省略している。
(筐体1)
筐体1は、反射シート2、光源ユニット3、および導光板を保持する。筐体1は、例ええば鉄やアルミニウム等の熱伝導率の高い金属から形成されていることが好ましい。これにより、照明装置10の放熱効果および強度を高めることができる。つまり、筐体1は、ヒートシンクとしても機能する。また、筐体1をアルミニウムから形成すれば、筐体1の加工が容易になる。なお、筐体1は、熱伝導率の高い樹脂から形成してもよい。
筐体1は、反射シート2、光源ユニット3、および導光板を保持する。筐体1は、例ええば鉄やアルミニウム等の熱伝導率の高い金属から形成されていることが好ましい。これにより、照明装置10の放熱効果および強度を高めることができる。つまり、筐体1は、ヒートシンクとしても機能する。また、筐体1をアルミニウムから形成すれば、筐体1の加工が容易になる。なお、筐体1は、熱伝導率の高い樹脂から形成してもよい。
(光源ユニット3)
光源ユニット3は、照明装置10における光源である。照明装置10では、光源ユニット3は、光源部31と、光源部31が実装される光源基板32とから構成されており、光源基板32が筐体1の側面部1cに固定されている。
光源ユニット3は、照明装置10における光源である。照明装置10では、光源ユニット3は、光源部31と、光源部31が実装される光源基板32とから構成されており、光源基板32が筐体1の側面部1cに固定されている。
光源部31は、導光板4の端面4aと離間して設けられており、導光板4の端面4aに出射光を結合させる。光源部31の種類は特に限定されるものではない。本実施形態では、光源部31は、複数のLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)からなっている。これにより、光源部31から一方向に光を出射することができる。つまり、光源部31から出射した光を、導光板4の端面4aに効率よく入射させることができる。その結果、導光板4への光結合効率を高めることが可能となる。また、LEDの光出射幅は、導光板4の厚みより小さくすることが好ましい。これにより、導光板4への光結合効率をさらに高めることができる。光源部31の光出射面と導光板4の端面(光結合面)4aとのクリアランスは、導光板4の熱膨張や組立公差を踏まえたうえでできるだけ小さくすればよい。これにより、導光板4に光を効率よく結合させることができる。
また、LEDが実装された光源基板(LED基板)32が筐体1に配置されるため、LEDから発生した熱を、光源基板32を介して筐体1に効率よく伝達することが可能となる。従って、放熱性に優れた照明装置10を提供することができる。なお、光源基板32は、直接筐体1に配する必要があるわけではなく、例えば、光源基板32をヒートシンクに固定した上で、そのヒートシンクを筐体1に配置する構造であっても構わない。また、光源基板32と筐体1の側面部1cとの間には、粘着性を有する熱伝導シートが設けられていてもよい。これにより、光源部31から発生した熱が、熱伝導シートを介して、効率よく筐体1に伝達するようになる。従って、照明装置10の放熱性を高めることができる。
なお、光源部31は、LEDに限定されるものではなく、例えば、有機ELまたは蛍光管等の各種発光素子であってもよい。
(導光板4)
導光板4は、光源ユニット3から出射された光が端面(入射面)4aから入射し、入射した光を内部に導光させて出射面4bから出射させる。すなわち、導光板4は、端面4aにて光源ユニット3(光源部31)から出射される光を受光し、受光した光を出射面4bと裏面との間、および、導光方向と平行方向の両側面の間において全反射させつつ導光板4の内部で伝播させると共に、主に出射面4bから出射させる。導光板4は、光透過性の高い透明材料からなり、例えば、PMMA(ポリメタクリル酸メチル:アクリル樹脂の一種)、PC(ポリカーボネート)、および、PS(ポリスチレン)等からなっている。
導光板4は、光源ユニット3から出射された光が端面(入射面)4aから入射し、入射した光を内部に導光させて出射面4bから出射させる。すなわち、導光板4は、端面4aにて光源ユニット3(光源部31)から出射される光を受光し、受光した光を出射面4bと裏面との間、および、導光方向と平行方向の両側面の間において全反射させつつ導光板4の内部で伝播させると共に、主に出射面4bから出射させる。導光板4は、光透過性の高い透明材料からなり、例えば、PMMA(ポリメタクリル酸メチル:アクリル樹脂の一種)、PC(ポリカーボネート)、および、PS(ポリスチレン)等からなっている。
本実施形態では、導光板4は板状で出射面4bが四角形状となっている。ただし、導光板4の形状はこれに限定されるものではなく、例えば、導光板4の出射面4bの形状が三角形又は五角形等の多角形を採用してもよい。
導光板4の裏面(反射シート2側の面)には、図示しない複数の光取出しパターンが形成されている。これにより、導光板4内を伝播する光を出射面4bから出射させることができる。また、光取出しパターンを導光板4の裏面に形成した場合、出射面4bまでの距離が導光板4の厚さと等しくなる。このため、光取出しパターン間の距離に起因する輝度ムラを、出射面4bから出射させるまでの間に低減することができる。従って、輝度ムラの少ない照明装置10を実現することができる。
導光板4の出射面4bには、拡散シート等の各種光学シートが設けられていてもよい。
(反射シート2)
反射シート2は、導光板4の裏面(出射面4bとは反対側の面)と筐体1との間に配置されている。反射シート2は、少なくとも導光板4の裏面を覆っていればよく、図2では、光源ユニット3にまで跨って設けられている。反射シート2は、導光板4の裏面(背面)から導光板4外へ出射される光を反射して再び導光板4に入射させる。さらに、光源ユニット3から出射された光、および、導光板4に入射せずに端面4aで反射された光を反射して、端面4aに入射させる。
反射シート2は、導光板4の裏面(出射面4bとは反対側の面)と筐体1との間に配置されている。反射シート2は、少なくとも導光板4の裏面を覆っていればよく、図2では、光源ユニット3にまで跨って設けられている。反射シート2は、導光板4の裏面(背面)から導光板4外へ出射される光を反射して再び導光板4に入射させる。さらに、光源ユニット3から出射された光、および、導光板4に入射せずに端面4aで反射された光を反射して、端面4aに入射させる。
照明装置10において反射シート2は必ず必要となるわけではないが、反射シート2を用いることによって筐体1側に吸収されていた光、および、端面4aで反射された光を有効に利用できる。これにより、出射面4bから出射される光量を増やすことができる。従って、照明装置10の輝度を向上させることができる。
なお、反射シート2は、その大部分が筐体1の前面1aに当接しているが、光源ユニット3付近(反射シート2の端部)は、筐体1の前面1aに当接していない。反射シート2は、例えば、発泡PET(Polyethylene Terephthalate)等に代表されるポリエステルから形成されており、光の反射特性を有している。
(壁掛け金具6)
壁掛け金具6は、筐体1の背面1bに、少なくとも1つ、好ましくは複数個設けられおり、照明装置10を外部の設置部に取付ける取付部材である。
壁掛け金具6は、筐体1の背面1bに、少なくとも1つ、好ましくは複数個設けられおり、照明装置10を外部の設置部に取付ける取付部材である。
具体的には、壁掛け金具6は、筐体1の背面1bから突出した胴部6aと、胴部6aの先端部(背面1bとは逆側の端部)に形成された頭部6bとを有している。頭部6bは、壁掛け金具6が筐体1に固定される側とは反対側に位置している。
ここで、壁掛け金具6は、頭部6bにおける筐体1の背面1bと平行な方向の断面積は、胴部6aにおける同方向の断面積よりも大きくなっているという特徴的構成を有している。すなわち、筐体1の背面1bから胴部6aが突出する方向に対して垂直方向の幅が、胴部6aよりも頭部6bの方が広くなっている(頭部の幅X>胴部の幅Y)。言い換えれば、頭部6bの外径が、胴部6aの外径よりも大きくなっている。このように、壁掛け金具6は、胴部6aと頭部6bとからなるフランジ形状であり、極めて簡素な構成である。
なお、胴部6aは、壁掛け金具6における筐体1に固定される側のくびれた部分であり、頭部6bは、壁掛け金具6における筐体1に固定される側と反対側の膨らんだ部分であるともいえる。
(照明装置10の設置)
次に、壁掛け金具6を用いた照明装置10の壁面への設置方法について説明する。図3は、図1の照明装置10を壁面9に設置する方法を示す斜視図である。図3では、照明装置10を縦向き(縦長)に設置する方法を示しているが、横向き(横長)に設置する場合も同様である。
次に、壁掛け金具6を用いた照明装置10の壁面への設置方法について説明する。図3は、図1の照明装置10を壁面9に設置する方法を示す斜視図である。図3では、照明装置10を縦向き(縦長)に設置する方法を示しているが、横向き(横長)に設置する場合も同様である。
図3に示すように、照明装置10の背面には、4つの壁掛け金具6が正方形の頂点に配置されている。一方、設置部としての壁面9には、各壁掛け金具6に対応する壁側取付金具91が設けられている。
壁側取付金具91は、正面視(壁面9と対向する方向からみると)U字状(凹状)であり、側面視するとL字状の金具である。壁側取付金具91には、上述した壁掛け金具6の頭部6bが係止されるようになっている。これにより、照明装置10の壁掛け金具6を、壁側取付金具91の上方から下方に降ろすと、壁掛け金具6の頭部6bが壁側取付金具91に係止される。その結果、照明装置10を壁面9に設置することができる。
一方、照明装置10を壁面9から取り外すときは、壁掛け金具6を、壁側取付金具91の上方に持ち上げる。これにより、壁掛け金具6の頭部6bが壁側取付金具91に係止された状態が解除される。その結果、照明装置10を壁面9から取り外すことができる。
このように、照明装置10では、照明装置10を壁面9に設置するための壁掛け金具6が、筐体1の背面1bから突出した胴部6aと、胴部6aの先端部に形成された頭部6bとを有する構成である。従って、壁掛け金具6の構成を簡素化することができる。その結果、壁掛け金具6の低コスト化、ひいては照明装置10の低コスト化を実現することができる。さらに、壁側取付金具91の形状も簡素化することができる。
しかも、壁掛け金具6の頭部6bを、壁面9の壁側取付金具91に係止させることによって、照明装置10を壁面9に取付けることができる。このため、壁掛け金具6を壁側取付金具91にネジなどで固定する必要はない。従って、壁面9への照明装置10の取付および取り外しが容易である。
このように、簡素な構成の壁掛け金具6によって、壁面9等の設置部に対して容易に着脱することのできる照明装置10を提供することができる。
(照明装置10の厚さ)
図4は、図1の照明装置10において、光源ユニット3の設置部分と、壁掛け金具6の設置部分との厚さを示す断面図である。
図4は、図1の照明装置10において、光源ユニット3の設置部分と、壁掛け金具6の設置部分との厚さを示す断面図である。
上述のように、本実施形態の照明装置10は、複数のLEDから構成された光源部31が光源基板32に搭載され光源ユニット3を備えている。このため、筐体1の前面1aの光源ユニット3を設置する部分(側面部1c)が、凸形状に絞られているか、もしくは曲げ加工が施されている。これにより、筐体1に光源ユニット3を設置するためのスペースが確保される。このように、照明装置10では、筐体1の側面部1cの厚さAがその他の部分よりも厚くなる。従って、エッジライト型の照明装置10では、厚さAが筐体1の厚さの最大値となる。
そこで、壁掛け金具6の頭部6b表面から導光板4の出射面4bまでの距離Bは、光源ユニット3が保持された部分の筐体1の厚さ(筐体1の側面部1cの厚さA)以下であることが好ましく、図4のように距離Bは厚さA未満となっていることがより好ましい。すなわち、壁掛け金具6の頭部6bの表面(先端面)6b’は、筐体1の最も厚い部分における背面1b’よりも、導光板4側に配置されていることがより好ましい。
これにより、距離Bは、厚さAと同等または厚さAよりも小さくなる。つまり、取付部材の頭部の表面は、光源ユニット3が設置された部分における筐体の背面よりも、導光板側に配置される。このため、筐体1の厚さ(照明装置10の厚さ)は、厚さA以上にはならない。従って、薄型の照明装置10を実現することができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施形態について図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図5は、本発明の実施の形態2に係る照明装置10aの要部構成を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、以下では、照明装置10との相違点を中心に説明する。
本発明の他の実施形態について図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図5は、本発明の実施の形態2に係る照明装置10aの要部構成を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、以下では、照明装置10との相違点を中心に説明する。
図5に示すように、照明装置10aは、壁掛け金具6を筐体1の前面1aから背面1bに貫通し、壁掛け金具6を筐体1の背面に固定する固定部材として締結ネジ(ビス)7を備えている。
照明装置10aのように締結ネジ7を備える場合、締結ネジ7が反射シート2および導光板4に接触すると、反射シート2および導光板4を圧迫する可能性がある。その結果、反射シート2および導光板4の圧迫された部分で、歪が生じ、輝度ムラの発生原因となる。特に、反射シート2は薄いため、硬い締結ネジ7の先端(頭部)で圧迫されると、歪みが大きくなる。
そこで、照明装置10aでは、締結ネジ7と反射シート2および導光板4との接触を回避するために、筐体1の前面1aに、筐体1の背面1b側(導光板4とは逆)に凹んだ凹部1dが形成されている。凹部1dの深さは、筐体1の前面1aから露出した締結ネジ7の頭部の長さより大きくなっている。そして、締結ネジ7が凹部1d内に設けられ筐体1を貫通している。つまり、凹部1dは、締結ネジ7のネジ頭を格納するスペースとなっている。
このように、照明装置10aでは、筐体1の前面1aに凹部1dが形成されているため、締結ネジ7が、筐体1の前面に設けられる反射シート2および導光板4に接触しない。つまり、締結ネジ7と、反射シート2および導光板4とが干渉しない。その結果、反射シート2および導光板4に歪みが生じるのを回避することができる。従って、照明装置10aの輝度ムラの発生を防ぐことができる。
つまり、照明装置10aでは、壁掛け用金具6は筐体1を挟んで反射シート2側から締結され、筐体1の壁掛け用金具6の締結部に、締結する締結ネジ7のネジ頭の高さより深い絞り(凹部1d)を設けることにより、締結ネジ7と、反射シート2および導光板4との干渉を防ぐことができる。
また、照明装置10aでは、凹部1dおよび光源ユニット3が設置された部分以外では、反射シート2が筐体1に接している。つまり、反射シート2の大部分を筐体1と導光板4とで挟み込むことができる。従って、反射シート2のたわみにより生じる輝度ムラを抑制することが可能となる。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施形態について図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図6は、本発明の実施の形態3に係る照明装置10bの要部構成を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、以下では、照明装置10aとの相違点を中心に説明する。
本発明の他の実施形態について図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図6は、本発明の実施の形態3に係る照明装置10bの要部構成を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、以下では、照明装置10aとの相違点を中心に説明する。
図5の照明装置10aでは、締結ネジ7が、筐体1自体を凹ませて形成された凹部1d内に設けられていた。
これに対し、図6の照明装置10bでも、照明装置10aと同様に、壁掛け金具6を筐体1の前面1aから背面1bに貫通し、壁掛け金具6を筐体1の背面に固定する固定部材として締結ネジ7を備えている。さらに、照明装置10bは、筐体1の前面1aにおける締結ネジ7の周囲に設けられたスペーサ8を備えている。スペーサ8は、筐体1の前面1aと反射シート2との間に設けられている。しかも、スペーサ8の厚さは、筐体1の前面1a側における締結ネジ7の厚さよりも大きくなっている。
このように、照明装置10bでは、スペーサ8が設けられているため、締結ネジ7が、筐体1の前面に設けられる反射シート2および導光板4に接触しない。つまり、締結ネジ7と、反射シート2および導光板4とが干渉しない。その結果、反射シート2および導光板4に歪みが生じるのを回避することができる。従って、照明装置10bの輝度ムラの発生を防ぐことができる。
なお、スペーサ8も、若干反射シート2および導光板4を圧迫するものの、スペーサ8がない場合に比べれば、その圧迫は抑制される。反射シート2および導光板4の圧迫をさらに抑制するためには、スペーサ8はある程度の弾性を有することが好ましい。これにより、反射シート2および導光板4の圧迫による照明装置10bの輝度むらをより軽減できる。
また、照明装置10bでは、壁掛け用金具6は筐体1を挟んで反射シート2側から締結されている。そして、筐体1と反射シート2との間に、壁掛け用金具6を締結する締結ネジ7のネジ頭の高さよりも厚いスペーサ8が設けられている。従って、照明装置10bは、照明装置10aのような絞り加工で凹部1dを形成しなくても反射シート2および導光板4と締結ネジ7との干渉を防ぐことができる。
〔実施の形態4〕
本発明の他の実施形態について図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図7は、本発明の実施の形態4に係る照明装置10cの要部構成を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、以下では、照明装置10aとの相違点を中心に説明する。
本発明の他の実施形態について図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図7は、本発明の実施の形態4に係る照明装置10cの要部構成を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、以下では、照明装置10aとの相違点を中心に説明する。
図7の照明装置10cは、図5の照明装置10aの凹部1dにスペーサ8aを設けた構成である。スペーサ8aの厚さは、凹部1dの深さとほぼ同一である。つまり、スペーサ8aの厚さは、筐体1の前面1aから露出した締結ネジ7の頭部の長さより大きくなっている。
照明装置10cでも、筐体1の前面1aに凹部1dが形成されているため、締結ネジ7が、筐体1の前面に設けられる反射シート2および導光板4に接触しない。つまり、締結ネジ7と、反射シート2および導光板4とが干渉しない。その結果、反射シート2および導光板4に歪みが生じるのを回避することができる。従って、照明装置10cの輝度ムラの発生を防ぐことができる。
さらに、照明装置10cでは、壁掛け用金具6は筐体1を挟んで反射シート2側から締結されている。そして、筐体1に形成された凹部1dは、壁掛け用金具6を締結するための締結部に、締結する締結ネジ7のネジ頭の高さよりも深い絞りであるといえる。しかも、照明装置10cでは、絞り部である凹部1dに、凹部1dの深さと同じ厚さのスペーサ8aが反射シート2との間に設けられている。これにより、凹部1d内で生じる反射シート2のたわみを防止することができる。従って、反射シート2のたわみで生じる照明装置10cの輝度ムラの発生を抑えることが可能となる。それゆえ、光学的に高品位な照明装置10cを提供することが可能となる。
〔実施の形態5〕
本発明の他の実施形態について図8および図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図8は、本発明の実施の形態5に係る照明装置10dの要部構成を示す断面図である。図9は、図8の照明装置10dを壁面に設置した状態を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、以下では、照明装置10aとの相違点を中心に説明する。
本発明の他の実施形態について図8および図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図8は、本発明の実施の形態5に係る照明装置10dの要部構成を示す断面図である。図9は、図8の照明装置10dを壁面に設置した状態を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、以下では、照明装置10aとの相違点を中心に説明する。
図8および図9に示すように、照明装置10dでは壁掛け用金具6の中央部に、厚さ方向に沿って空洞(欠落した部分)6cが形成されている。これにより、壁掛け用金具6は、中心部に空洞6cを有するリング状になる。従って、たとえ頭部6bのサイズが大きくなったとしても、頑健性に優れ、軽量な照明装置10dとすることができる。それゆえ、照明装置10dのサイズが大きい場合も、壁掛け用金具6のサイズが大きい場合も、軽量化されるため、照明装置10の着脱を簡便に実施することができる。
さらに、照明装置10dでは、壁掛け用金具6に空洞6cが形成されており、壁掛け用金具6が同心円形状になっている。つまり、壁掛け用金具6は、空洞6cに対して対称な形状となっている。これにより、照明装置10dを90°回転させた状態で壁面9の壁側取付金具91に設置した場合も、同じような状態で照明装置10dを壁面9に設置することができる。すなわち、照明装置10dを縦長または横長のどちらの用途にも利用することが可能である。
また、壁掛け用金具6が同心円形状にすることにより、壁掛け用金具6の頭部6bを壁側取付金具91に係止させる作業の際に、係止動作の侵入角度が多少曲がっていても引っかけることができる。それゆえ、照明装置10dの設置作業が容易になる。
さらに、照明装置10dでは、光源ユニット3付近における、反射シート2と筐体1との間に、スペーサ8bが配置されている。これにより、光源ユニット3近傍での反射シート2のたわみを防止することができる。従って、反射シート2の撓みによって導光板4への光結合量の違いが生じることに起因する輝度ムラの発生を低減することができる。
また、図9に示すように、照明装置10dは、導光板4の出射面4bに拡散板41を備えている。拡散板41は、出射面4bを覆っており、導光板4の出射面から出射された光(導光板4から取出された光)を拡散させる。これにより、輝度ムラの少ない光均一性に優れた照明装置10dとすることができる。拡散板41は、ベゼル5により、導光板4と反射シート2を介して筐体1との間で挟み込むように保持されている。
〔実施の形態6〕
本発明の他の実施形態について図10および図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図10は、本発明の実施の形態6に係る表示装置20を示す斜視図である。図9は、図11の表示装置20を壁面に設置した状態を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の他の実施形態について図10および図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図10は、本発明の実施の形態6に係る表示装置20を示す斜視図である。図9は、図11の表示装置20を壁面に設置した状態を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図10に示すように、表示装置20は、実施の形態5の照明装置10dと、表示部としての画像印刷フィルム21と、保護カバー22と、保護カバー用ベゼル23とを備えている。
画像印刷フィルム21は、照明装置10dの出射面4b側に配置されている。画像印刷フィルム21は、ポスターまたは広告であり、絵や文字などが描かれている。保護カバー22は、画像印刷フィルム21を覆っており、画像印刷フィルム21を保護する。
図11に示すように画像印刷フィルム21は、保護カバー22と拡散板41とに挟持される。保護カバー22は、保護カバー用ベゼル23により、画像印刷フィルム21を介して拡散板41との間で挟み込むように保持されている。このように、表示装置20は、照明装置10dを利用した画像表示装置である。
上述のように、壁掛け金具6は簡単な構造であるため、壁面9の壁側取付金具91も単純化な構造でよいため、壁面9への配置の自由度が高い。また、表示装置20を壁面9に固定したまま画像印刷フィルム21を交換することが可能である。また、画像印刷フィルム21や保護カバー22を取付けたままで、表示装置20を壁面からの取り外すことも可能である。従って、表示装置20は、掲示期間が過ぎたときに、画像印刷フィルム21を交換したり、別の表示装置20に付け替えたりする必要のある用途に好適である。また、着脱を頻繁に行い、取付配置にも自由度を持たせる必要がある用途にも好適である。例えば、表示装置20は、特に看板用途に適している。これにより、壁掛け金具6および壁側取付金具91の構造が単純かつ小型化でき、表示装置20の低コスト化や薄型化を実現することができる。
また、図10に示すように、照明装置10dでは、壁掛け金具6が、互いに直交する2つの方向に格子状に配置されており、2つの方向における、壁掛け金具6の間隔が同一である。具体的には、図10では、4つの壁掛け金具6が、正方形の頂点に配置されるように、縦横に等ピッチで設けられている。また、この場合、壁面9側にも壁側取付金具91も同形状に配置されている。つまり、壁掛け金具6は、最も単純な2×2の正方形の頂点の4箇所の配置であり、対応する壁側取付金具91も2×2の正方形の頂点の4箇所の配置となっている。これにより、照明装置10dを90°回転させた状態で壁面9の壁側取付金具91に設置した場合も、同じような状態で照明装置10dを壁面9に設置することができる。すなわち、照明装置10dを縦長または横長のどちらの用途にも利用することが可能である。
このように、壁掛け金具6および壁側取付金具91を等間隔の格子状の配置とすることにより、照明装置10dの設置する方向が縦長であっても横長であっても、壁側取付金具91を取り外したり付け替えたりすることなく、照明装置10d取付けることが可能となる。また照明装置10d方向を簡便に変更することができる。さらに、照明装置10dを回転させて壁掛けする場合であっても、壁側取付金具91を一部または全部共通で使用することができる。つまり、壁側取付金具91がm×nのマトリックス状配置(m,nは2以上の整数)であり、行と列のピッチを同じにする。この場合に、mとnが異なっていても、一部の壁側取付金具91が縦長および横長配置に共通で使用可能となる。
〔まとめ〕
本発明の一態様に係る照明装置は、光源(光源ユニット3)と、光源から出射された光が入射し、入射した光を内部に導光させて出射する導光板と、上記導光板を保持するための筐体とを備えた照明装置であって、上記筐体の背面に、上記照明装置を外部の設置部(壁面9)に取付けるための取付部材(壁掛け金具6)が設けられており、上記取付部材は、上記筐体の背面から突出した胴部と、上記胴部の先端部に形成され、上記設置部に係止される頭部とを有し、上記頭部における上記筐体の背面と平行な方向の断面積が、上記胴部における同方向の断面積よりも大きいことを特徴としている。
本発明の一態様に係る照明装置は、光源(光源ユニット3)と、光源から出射された光が入射し、入射した光を内部に導光させて出射する導光板と、上記導光板を保持するための筐体とを備えた照明装置であって、上記筐体の背面に、上記照明装置を外部の設置部(壁面9)に取付けるための取付部材(壁掛け金具6)が設けられており、上記取付部材は、上記筐体の背面から突出した胴部と、上記胴部の先端部に形成され、上記設置部に係止される頭部とを有し、上記頭部における上記筐体の背面と平行な方向の断面積が、上記胴部における同方向の断面積よりも大きいことを特徴としている。
上記の構成によれば、照明装置を外部に設置するための取付部材が、筐体の背面から突出した胴部と、胴部の先端部に形成された頭部とを有する構成である。従って、取付部材の構成を簡素化することができる。その結果、取付部材の低コスト化、ひいては照明装置の低コスト化を実現することができる。
しかも、上記の構成によれば、取付部材の頭部を、壁面等の外部の設置部に係止させることによって、照明装置を設置部に取付けることができる。このため、取付部材を設置部にネジなどで固定する必要はない。従って、設置部への照明装置の取付および取り外しが容易である。
従って、簡素な構成でありながら、壁面等の設置部に対して着脱が容易な照明装置を提供することができる。
本発明の一態様に係る照明装置は、上記取付部材を上記筐体の前面から背面に貫通し、上記取付部材を上記筐体の背面に固定する固定部材(締結ネジ7)と、上記筐体の前面における上記固定部材の周囲に設けられたスペーサとを備え、上記スペーサの厚さは、上記筐体の前面側における固定部材の厚さよりも大きくなっている。
上記の構成によれば、スペーサが設けられているため、固定部材が、筐体の前面に設けられる導光板等に接触しない。つまり、固定部材と、導光板とが干渉しない。その結果、固定部材によって導光板に歪みが生じるのを回避することができる。従って、照明装置の輝度ムラの発生を防ぐことができる。
本発明の一態様に係る照明装置は、上記取付部材を上記筐体の前面から背面に貫通し、上記取付部材を上記筐体の背面に固定する固定部材を備え、上記筐体の前面に、上記筐体の背面側に凹んだ凹部が形成されており、上記固定部材は、上記凹部内に設けられ、筐体を貫通している。
上記の構成によれば、筐体の前面に凹部が形成されているため、固定部材が、筐体の前面に設けられる導光板等に接触しない。つまり、固定部材と、導光板とが干渉しない。その結果、固定部材によって導光板に歪みが生じるのを回避することができる。従って、照明装置の輝度ムラの発生を防ぐことができる。
本発明の一態様に係る照明装置は、上記取付部材が、同心円形状である。
上記の構成によれば、取付部材は、例えば、中心部に空洞を有するリング状になる。従って、たとえ取付部材の頭部のサイズが大きくなったとしても、頑健性に優れ、軽量な照明装置とすることができる。それゆえ、照明装置のサイズが大きい場合も、取付部材のサイズが大きい場合も、軽量化されるため、照明装置の着脱を簡便に実施することができる。
さらに、上記の構成によれば、取付部材は、上記空洞に対して対称な形状となっている。これにより、照明装置を90°回転させた状態で設置した場合も、同じような状態で照明装置を壁面等に設置することができる。すなわち、照明装置を縦長または横長のどちらの用途にも利用することが可能である。
本発明の一態様に係る照明装置は、上記取付部材が、互いに直交する2つの方向に格子状に配置されており、上記2つの方向における、取付部材の間隔が同一である。
上記の構成によれば、取付部材が、互いに直交する2つの方向に格子状に配置され、かつ、等ピッチで配置されている。これにより、照明装置を90°回転させた状態で設置した場合も、同じような状態で照明装置を壁面等の設置部に設置することができる。すなわち、照明装置を縦長または横長のどちらの用途にも利用することが可能である。
本発明の一態様に係る照明装置では、上記光源が、上記筐体に保持されており、上記取付部材の頭部表面から導光板の出射面までの距離が、上記光源が保持された部分の筐体の厚さ以下である。
これにより、取付部材の頭部表面から導光板の出射面までの距離は、光源が保持された部分の筐体の厚さと同等またはその厚さよりも小さくなる。つまり、取付部材の頭部の表面は、光源が設置された部分における筐体の背面よりも、導光板側に配置される。このため、筐体の厚さ(照明装置の厚さ)は、光源が保持された部分の筐体の厚さ以上にはならない。従って、薄型の照明装置を実現することができる。
本発明の一態様に係る表示装置は、前記いずれかの照明装置と、上記照明装置の光出射側に配置された表示部(画像印刷フィルム21)とを備えている。
従って、簡素な構成でありながら、壁面等の設置部に対して着脱が容易な照明装置を備えた表示装置を提供することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の照明装置は、電子機器や照明の平面光源として利用することができ、特に広告看板等のような画像表示装置に好適に利用することができる。
1 筐体
1a 前面
1b 背面
1b’背面
1d 凹部
3 光源ユニット(光源)
31 光源部(光源)
4 導光板
4a 端面
4b 出射面
6 壁掛け金具(取付部材)
6a 胴部
6b 頭部
6b’表面(頭部表面)
7 締結ネジ(固定部材)
8 スペーサ
8a スペーサ
8b スペーサ
9 壁面(設置部)
10 照明装置
10a 照明装置
10b 照明装置
10c 照明装置
10d 照明装置
20 表示装置
21 画像印刷フィルム(表示部)
1a 前面
1b 背面
1b’背面
1d 凹部
3 光源ユニット(光源)
31 光源部(光源)
4 導光板
4a 端面
4b 出射面
6 壁掛け金具(取付部材)
6a 胴部
6b 頭部
6b’表面(頭部表面)
7 締結ネジ(固定部材)
8 スペーサ
8a スペーサ
8b スペーサ
9 壁面(設置部)
10 照明装置
10a 照明装置
10b 照明装置
10c 照明装置
10d 照明装置
20 表示装置
21 画像印刷フィルム(表示部)
Claims (7)
- 光源と、
光源から出射された光が入射し、入射した光を内部に導光させて出射する導光板と、
上記導光板を保持するための筐体とを備えた照明装置であって、
上記筐体の背面に、上記照明装置を外部の設置部に取付けるための取付部材が設けられており、
上記取付部材は、上記筐体の背面から突出した胴部と、上記胴部の先端部に形成され、上記設置部に係止される頭部とを有し、
上記頭部における上記筐体の背面と平行な方向の断面積が、上記胴部における同方向の断面積よりも大きいことを特徴とする照明装置。 - 上記取付部材を上記筐体の前面から背面に貫通し、上記取付部材を上記筐体の背面に固定する固定部材と、
上記筐体の前面における上記固定部材の周囲に設けられたスペーサとを備え、
上記スペーサの厚さは、上記筐体の前面側における固定部材の厚さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 上記取付部材を上記筐体の前面から背面に貫通し、上記取付部材を上記筐体の背面に固定する固定部材を備え、
上記筐体の前面に、上記筐体の背面側に凹んだ凹部が形成されており、
上記固定部材は、上記凹部内に設けられ、筐体を貫通していることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 上記取付部材が、同心円形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
- 上記取付部材が、互いに直交する2つの方向に格子状に配置されており、
上記2つの方向における、取付部材の間隔が同一であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。 - 上記光源が、上記筐体に保持されており、
上記取付部材の頭部表面から導光板の出射面までの距離が、上記光源が保持された部分の筐体の厚さ以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置と、上記照明装置の光出射側に配置された表示部とを備えることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012206360A JP2014063571A (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 照明装置およびそれを備えた表示装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=50618652
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014063571A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018022588A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | 明拓工業株式会社 | 発光パネル |
JP2018056368A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | コイト電工株式会社 | 発光モジュール |
KR20190068779A (ko) * | 2017-12-11 | 2019-06-19 | 엘지디스플레이 주식회사 | 월페이퍼 액정표시장치 |
-
2012
- 2012-09-19 JP JP2012206360A patent/JP2014063571A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018022588A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | 明拓工業株式会社 | 発光パネル |
JP2018056368A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | コイト電工株式会社 | 発光モジュール |
KR20190068779A (ko) * | 2017-12-11 | 2019-06-19 | 엘지디스플레이 주식회사 | 월페이퍼 액정표시장치 |
KR102436251B1 (ko) | 2017-12-11 | 2022-08-24 | 엘지디스플레이 주식회사 | 월페이퍼 액정표시장치 |
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