JP2014092699A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面フレームや光学シートへの熱流入を防止しつつ、画面の額縁部分を狭くする。
【解決手段】液晶表示装置1は、液晶パネル3の背面側に配置される光学シート10と、光学シート10の背面側に設けられLED基板14bからの光を液晶パネル3に出射する導光板12と、導光板12の背面側に設けられたバックライトシャーシ9と、液晶パネル3の周囲に設けられた前面フレーム2cとを備える。液晶表示装置1は、光学シート10の周縁部と導光板12の周縁部との間に挿入され、光学シート10と導光板12との間に空気層16を形成する中間シャーシ11eと、バックライトシャーシ9の外側に設けられ、導光板12の上下端に対向する位置にLED基板14bを保持し、LED基板14bからの発熱を放熱させるヒートスプレッダ8bとを備え、中間シャーシ11eは、前面フレーム2cとヒートスプレッダ8bとの間に延設された延設部111eを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、液晶表示装置に関し、より詳細には、バックライト光源の発熱を放熱するための放熱構造を備えた液晶表示装置に関する。
近年、薄型テレビ等の液晶表示装置の大画面化が進んでおり、画面サイズが、例えば、60型、70型、80型といった製品が販売されている。このような液晶表示装置では、従来の蛍光管に代わり、LED(Light Emitting Diode)をバックライト光源としたものが主流になってきた。また、液晶表示装置の用途は、テレビに限らず、PC(パーソナルコンピュータ)のモニタや、デジタルサイネージ(電子看板)など、多様化しており、これに伴い、LEDについてもより高輝度(高出力)のものが要求されている。
上記の液晶表示装置においては、LEDの高輝度化に伴い、発熱量も増加するため、LEDの放熱対策を施す必要がある。例えば、特許文献1には、熱源となるLEDを配置したLED基板を、ヒートシンク(ヒートスプレッダともいう)と呼ばれるアルミ製の放熱部材に貼り付け、LEDの熱を放熱させる構造が記載されている。このようなヒートスプレッダを用いた従来の放熱構造について以下の図8に基づき説明する。
図8は、従来の放熱構造を持つ液晶表示装置の上端部分の断面を示す図で、図中、100は液晶表示装置を示す。液晶表示装置100は、装飾部材101、前面フレーム102、液晶パネル103、光学シート104、導光板105、反射シート106、背面シャーシ(バックライトシャーシともいう)107、ヒートスプレッダ108、及びLED基板109を備える。前面フレーム102は、例えば、アルミニウム合金製であり、液晶パネル103の周囲にスペーサ部材S11を挟んで配置され、液晶表示装置100の前面キャビネットとして機能する。また、前面フレーム102の天面には装飾部材101が取り付けられている。
液晶パネル103の背面側には、光学シート104、導光板105、反射シート106がこの順番で設けられている。光学シート104は、導光板105から出射された光の均一化や、正面方向の輝度を向上させるなどの機能を有する。導光板105は、アクリルなどの透明な樹脂からなり、バックライト光源から入射された光を液晶パネル103に出射する。反射シート106は、バックライト光源から出射した光のうち、導光板105に入射しない光を反射して導光板105に入射させるなどの機能を有する。
LED基板109は、バックライト光源であるLEDを配置した基板であり、ヒートスプレッダ108に両面テープ等により固定される。ヒートスプレッダ108は、例えば、断面T字形状のアルミニウム合金製であり、LEDを配置したLED基板109を、導光板105の上下端に形成される入射面に対向する位置に固定する。また、ヒートスプレッダ108の背面側には、バックライトシャーシ107が設けられている。バックライトシャーシ107は、例えば、鉄製であり、ヒートスプレッダ108からの熱を背面側に放熱する機能を有する。
また、バックライトシャーシ107は、液晶パネル103の方向に凸であり、バックライトシャーシ107及び前面フレーム102により、液晶パネル103、光学シート104、導光板105、反射シート106が挟持され、これら各部材が密着した状態で固定される。具体的には、図8に示すように、バックライトシャーシ107がヒートスプレッダ108及びスペーサ部材S12を挟んで前面フレーム102にネジ110により固定される。
特開2009−98310号公報
近年のデザイン重視の設計により、前面フレーム102を樹脂ではなく、アルミニウム等の金属で形成した機種が増加している。このため、LEDで発熱した熱が前面フレーム102に伝わり、前面フレーム102が熱くなるという問題がある。具体的には、図8に示したように、前面フレーム102とヒートスプレッダ108とは接点Cで接しているため、LED基板109で発生した熱は、ヒートスプレッダ108から接点Cを介して前面フレーム102に伝わり、さらに、前面フレーム102から第1の抑え突起102aを介して導光板105に伝わってしまう。このときの熱の伝わる経路を図8の点線で示す。
また、光学シート104を構成するレンズシートや輝度向上フィルムなどは、薄いシート状であり、熱による影響を受け易い。つまり、光学シート104は導光板105に密着しているため、導光板105から熱が伝わってしまい、シートを熱変形させてしまう可能性がある。このような光学シート104の熱変形は、液晶表示装置の表示品位を低下させる原因となるため、望ましくない。
また、前面フレーム102には、液晶パネル103の画面中央に向けて第1の押え突起102a,第2の押え突起102bが形成されている。第1の押え突起102aは、導光板105及び反射シート106を、バックライトシャーシ107と前面フレーム102との間で挟持するために設けられている。また、第2の押え突起102bは、スペーサ部材S11を介して、液晶パネル103、光学シート104、導光板105、及び反射シート106を、バックライトシャーシ107と前面フレーム102との間で挟持するために設けられている。
従って、図8に示すように、液晶パネル103は、第1の押え突起102aが突出している分だけ、導光板105よりも中央寄りに配置しなくてはならないことが分かる。つまり、第1の押え突起102aにより導光板105を保持するためには、導光板105の水平及び垂直方向の長さを、液晶パネル103の水平及び垂直方向の長さよりも長くする必要がある。そして、導光板105の水平及び垂直方向の長さが長くなると、これに伴い、液晶パネル103を挟持するための第2の押え突起102bを中央側に長くする必要がある。第2の押え突起102bを長くするということは、すなわち、液晶表示装置の所謂額縁部分(画面の周縁部分)が広くなることを意味する。
このように、従来の放熱構造では、前面フレームや光学シートへの熱流入の問題と、画面の額縁部分が広くなってしまうという問題があった。なお、上述の特許文献1に記載の放熱構造は、LED基板を保持するヒートシンクとアルミ製の第1のフレーム(前面フレーム)とが第2のフレーム(断熱部材)を介して固定されているが、ヒートシンクを保持するアルミ製の下シャーシと第1のフレーム(前面フレーム)とが直接接しているため、ヒートシンクの熱は下シャーシを介して第1のフレーム(前面フレーム)へ伝わってしまう。従って、上記のような問題を解決することはできない。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、前面フレームや光学シートへの熱流入を防止しつつ、画面の額縁部分を狭くできる放熱構造を備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、液晶パネルの背面側に配置される光学シートと、該光学シートの背面側に設けられ且つ光源からの光を前記液晶パネルに出射する導光板と、該導光板の背面側に設けられた背面シャーシと、前記液晶パネルの周囲に設けられた前面フレームとを備えた液晶表示装置であって、前記光学シートの周縁部と前記導光板の周縁部との間に挿入され、前記光学シートと前記導光板との間に空気層を形成する中間シャーシと、前記背面シャーシの外側に設けられ、前記導光板の上下端に対向する位置に前記光源を保持し、該光源からの発熱を放熱させる放熱部材とを備え、前記中間シャーシは、前記前面フレームと前記放熱部材との間に延設された延設部を有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記前面フレーム及び前記放熱部材は、金属製であることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記放熱部材は、フランジを有し、前記前面フレームと前記フランジとは、前記中間シャーシから延設された前記延設部を挟んで、前記前面フレームの背面側において固定部材により一体的に固定されていることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記導光板の水平及び垂直方向の長さは、前記液晶パネルの水平及び垂直方向の長さ以下であることを特徴としたものである。
本発明によれば、光学シートと導光板との間に中間シャーシを挿入することで空気層を形成すると共に、この中間シャーシを放熱部材(ヒートスプレッダ)と前面フレームとの間に延設することにより、前面フレームや光学シートへの熱流入を防止しつつ、画面の額縁部分を狭くすることができる。
本発明による液晶表示装置の外観の一例を示す図である。 図1に示す液晶表示装置から背面キャビネットを取り外した状態を示す図である。 図1に示す液晶表示装置の内部構造を分解した状態の一例を示す図である。 図1に示す液晶表示装置の上端部分の断面を示す図である。 図1に示す液晶表示装置の下端部分を斜め後方から見た状態の一例を示す図である。 図1に示す液晶表示装置から背面キャビネットを取り外した状態を斜め後ろから見たときの図である。 図1に示す液晶表示装置の下端部分の断面を示す図である。 従来の放熱構造を持つ液晶表示装置の上端部分の断面を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の液晶表示装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明による液晶表示装置の外観の一例を示す図である。図1(A)は液晶表示装置を正面から見た状態を示し、図1(B)は液晶表示装置を背面から見た状態を示し、図1(C)は液晶表示装置を左側面から見た状態を示す。図中、1は液晶表示装置、2a〜2dは前面フレーム(前面キャビネット)、3は液晶パネル、4はスタンド(支持台)、5は背面キャビネット、6は電源コード引出部、7は操作ボタン部を示す。
図1において、液晶パネル3は、2枚のガラス基板間に液晶を挟持した構成を有し、液晶を構成する液晶分子の配向状態が制御されることで、導光板(図示せず)から出射された光の透過/遮断を制御する光シャッタとしての機能を有する。また、前面フレーム2a〜2dは、液晶パネル3の周囲に設けられ、前面キャビネットの金型製作費用を抑えるために、前面キャビネットを上下左右に4分割したフレーム構造とされている。前面フレーム2a〜2dは、デザイン性を高めるために、樹脂ではなく、例えば、アルミニウム合金などの金属製とされている。
樹脂製の背面キャビネット5は、液晶表示装置1を支持するスタンド4が取り付けられ、液晶表示装置1の内部から電源コードを引き出すための電源コード引出部6が形成されている。また、液晶表示装置1の左側面には、液晶表示装置1を操作するための操作ボタン部7が設けられている。
図2は、図1に示す液晶表示装置1から背面キャビネット5を取り外した状態を示す図である。背面キャビネット5を取り外した状態では、ヒートスプレッダ8a,8bと、背面シャーシ(以下、バックライトシャーシという)9と、センターシール及び補助金具枠組品9aとが見えている。ヒートスプレッダ8a,8bは、LED光源の発熱を放熱するための放熱部材として機能し、例えば、放熱性能の高いアルミニウム合金製とされる。また、バックライトシャーシ9は、例えば、鉄などの金属で形成され、バックライトシャーシ9の背面上下端には、ヒートスプレッダ8a,8bが固定されている。センターシール及び補助金具枠組品9aは、バックライトシャーシ9及びヒートスプレッダ8a,8bの背面側に固定されている。
ヒートスプレッダ8a,8bの上下方向の長さは、例えば、画面サイズが70インチ、ヒートスプレッダ8a,8bの材質をアルミニウムとした場合で約150mmとしている。この長さは、画面サイズに応じたLEDの発熱量に対して、放熱に必要な面積を計算することで適宜決めることができる。また、ヒートスプレッダ8a,8bは、バックライトシャーシ9の背面に配置されるようにしたため、従来(図8)のものと比べ、放熱面積を大きくすることができる。このため、より高い放熱効果を得ることができる。
図3は、図1に示す液晶表示装置1の内部構造を分解した状態の一例を示す図である。液晶表示装置1は、前面キャビネットとして金属製の前面フレーム2a〜2dを備える。これら4つの前面フレーム2a〜2dは、4つのフレーム締結金具2e〜2eにより1つのフレーム部材として組み立てられ、液晶パネル3の周囲に固定される。
液晶パネル3の背面側には、光学シート10、導光板12、及び反射シート13がこの順番で設けられている。光学シート10は、例えば、2枚のマイクロレンズシートと、1枚の輝度向上シートとで構成され、導光板12から出射された光の均一化や、正面方向の輝度を向上させるなどの機能を有する。導光板12は、アクリルなどの透明な樹脂で形成され、光源からの光を液晶パネル3に出射する。反射シート13は、光源から出射した光のうち、導光板12に入射しない光を反射して導光板12に入射させるなどの機能を有する。
バックライトシャーシ9は、導光板12及び反射シート13の背面側に設けられ、これら導光板12及び反射シート13を保持する。ヒートスプレッダ8a,8bは、バックライトシャーシ9の外側に設けられ、導光板12の上下端に形成される入射面に対向する位置に、LED光源を配置したLED基板14a,14bを保持し、LED基板14a,14bからの発熱を放熱させる。なお、ヒートスプレッダ8a,8bと、LED基板14a,14bとは両面テープ等により固定される。
また、液晶表示装置1は、プラスチック(樹脂)、ゴム等で形成された中間シャーシ11a〜11fを備える。本例では中間シャーシを6分割としているが、例えば4分割としてもよく、特に分割数を限定するものではない。これら中間シャーシ11a〜11fは、光学シート10の周縁部と導光板12の周縁部との間に挿入される。
図4は、図1に示す液晶表示装置1の上端部分の断面を示す図である。液晶表示装置1(上部側)は、上述したように、前面フレーム2a、液晶パネル3、光学シート10、中間シャーシ11a、導光板12、反射シート13、バックライトシャーシ9、ヒートスプレッダ8a、及びLED基板14aを備える。前面フレーム2aと液晶パネル3との間、液晶パネル3と中間シャーシ11aとの間、中間シャーシ11aと光学シート10との間、中間シャーシ11aと導光板12との間には、それぞれウレタン等のスペーサ部材S1,S2,S3,S4が配置されている。なお、光学シート10は、光学シート10の周縁に沿って形成された複数の孔(図示せず)と、中間シャーシ11a〜11fに形成されたリブ(図示せず)とが嵌め合わされる形で固定される。
本発明の主たる目的は、前面フレームや光学シートへの熱流入を防止しつつ、画面の額縁部分を狭くすることにある。このための構成として、液晶表示装置1は、中間シャーシ11aと、ヒートスプレッダ8aとを備える。中間シャーシ11aは、光学シート10の周縁部と導光板12の周縁部との間に挿入され、光学シート10と導光板12との間に空気層16を形成する。この空気層16の厚みは約3mm程度とされる。ヒートスプレッダ8aは、バックライトシャーシ9の外側に設けられ、導光板12の上下端に形成される入射面に対向する位置にLED基板14aを保持し、LED基板14aからの発熱を放熱させる。そして、中間シャーシ11aは、前面フレーム2aと、ヒートスプレッダ8aとの間に延設された延設部111aを有する。
より具体的には、ヒートスプレッダ8aは、フランジ81aを有しており、前面フレーム2aとヒートスプレッダ8aのフランジ81aとは、中間シャーシ11aから延設された延設部111aを挟んで、前面フレーム2aの背面側においてネジ15aなどの固定部材により一体的に固定されている。なお、固定箇所については、例えば、液晶表示装置1の4隅が固定されるものとする。このようにネジ固定を背面から奥行き方向に行うことで、筐体の強度を確保することができ、さらには、ネジを隠すことができるため、デザイン性の観点からも望ましい。
ここで、熱源となるLEDを配置したLED基板14aでの発熱は、ヒートスプレッダ8aにより放熱されるが、ヒートスプレッダ8aをバックライトシャーシ9の外側に配置することで、導光板12や光学シート10などに熱が伝わり難くすることができる。なお、ヒートスプレッダ8aとバックライトシャーシ9とは部分的に接触させることが望ましい。これにより、ヒートスプレッダ8aからバックライトシャーシ9に伝わる熱を低減することが可能となる。
上記のように、中間シャーシ11aを光学シート10と導光板12との間に挿入することで、光学シート10と導光板12との間に空気層16が形成される。そして、この空気層16がLED基板14aでの発熱を遮断する断熱層として機能するため、熱が光学シート10に伝わり難くすることが可能となる。また、中間シャーシ11aには延設部111aが形成され、ヒートスプレッダ8aにはフランジ81aがそれぞれ形成されている。そして、中間シャーシ11aから延設された延設部111aを、前面フレーム2aとヒートスプレッダ8aのフランジ81aとの間に挿入することで、LED基板14aでの発熱を前面フレーム2aに伝わり難くすることが可能となる。すなわち、前面フレーム2aとヒートスプレッダ8aとはいずれも金属製であるため、これらの部材間に、熱伝導率の比較的低い中間シャーシ11aを挿入することで、ヒートスプレッダ8aからの熱が前面フレーム2aに伝わり難くなる。
また、前述の図8の放熱構造では、液晶パネル103、光学シート104、及び導光板105を密着固定するために、第1の押え突起102aを必要としたが、図4の放熱構造では、中間シャーシ11aにより、光学シート10と導光板12とを離間させた非密着構造としたため、第1の押え突起102aを不要にすることができる。そして、導光板12は第1の押え突起102aの代わりに中間シャーシ11aで保持されるため、導光板12の水平及び垂直方向の長さを、液晶パネル3の水平及び垂直方向の長さ以下とすることが可能となる。そして、導光板12の水平及び垂直方向の長さを短くすることにより、前面フレーム2aの額縁に相当する部分の長さを短くできるため、画面の額縁部分を狭くすること(狭額縁化)が可能となる。
このように、中間シャーシ11aによって、光学シート10と導光板12とを離間させた非密着構造にすることにより、導光板12の水平及び垂直方向の長さを液晶パネル3の水平及び垂直方向の長さ以下にすることができるため、画面の額縁部分を狭くすることができる。
図5は、図1に示す液晶表示装置1の下端部分を斜め後方から見た状態の一例を示す図である。なお、本例では4隅固定用のネジを省略している。液晶表示装置1(下部側)は、前面フレーム2c、液晶パネル3、光学シート10、中間シャーシ11e、導光板12、反射シート13、バックライトシャーシ9、ヒートスプレッダ8b、及びLED基板14bを備える。基本的な構成は、図4で示した上端部分の構成と同様であり、前面フレーム2cと液晶パネル3との間、液晶パネル3と樹脂製フレーム11eとの間、樹脂製フレーム11eと光学シート10との間、樹脂製フレーム11cと導光板12との間には、それぞれウレタン等のスペーサ部材S5,S6,S7,S8が配置されている。
図6は、図1に示す液晶表示装置1から背面キャビネット5を取り外した状態を斜め後ろから見たときの図である。図7(A)は、図6のX部(液晶表示装置1の下端部分)を側方から見たときの断面図である。また、図7(B)は、図7(A)のY部を拡大した拡大図である。図7において、17は基板シールド、18はソース基板、19はソース基板ホルダを示す。なお、液晶表示装置1の上端部側には、基板シールド17、ソース基板18、ソース基板ホルダ19がないものとする。
図7(A)に示すように、ヒートスプレッダ8bは、バックライトシャーシ9にネジ15cで固定される。なお、液晶表示装置1の上端部側についても略同様の構成を有している。すなわち、図7(A)のヒートスプレッダ8b(下部側)と、図4のヒートスプレッダ8a(上部側)とは、いずれもバックライトシャーシ9に背面からネジで固定されている。また、ヒートスプレッダ8a,8bには共に、より効率的な放熱を行うために、複数箇所に放熱フィンが形成されている。
図7(B)において、液晶表示装置1の上部側と同様に、中間シャーシ11eを光学シート10と導光板12との間に挿入することで、光学シート10と導光板12との間に空気層16が形成される。そして、この空気層16がLED基板14bでの発熱を遮断する断熱層として機能するため、熱が光学シート10に伝わり難くすることが可能となる。また、中間シャーシ11eには延設部111eが形成され、ヒートスプレッダ8bにはフランジ81bがそれぞれ形成されている。そして、中間シャーシ11eから延設された延設部111eを、前面フレーム2cとヒートスプレッダ8bのフランジ81bとの間に挿入することで、LED基板14bでの発熱を前面フレーム2cに伝わり難くすることが可能となる。すなわち、前面フレーム2cとヒートスプレッダ8bとはいずれも金属製であるため、これらの部材間に、熱伝導率が比較的低い中間シャーシ11eを挿入することで、ヒートスプレッダ8bからの熱が前面フレーム2cに伝わり難くなる。
また、前面フレーム2cと、ヒートスプレッダ8bのフランジ81bとは、中間シャーシ11eの延設部111e、基板シールド17を挟んで、前面フレーム2cの背面側においてネジ15bなどの固定部材により一体的に固定されている。このようにネジ固定を背面から奥行き方向に行うことで、筐体の強度を確保することができる。
以上説明したように、本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルの背面側に配置される光学シートと、該光学シートの背面側に設けられ且つ光源からの光を前記液晶パネルに出射する導光板と、該導光板の背面側に設けられた背面シャーシと、前記液晶パネルの周囲に設けられた前面フレームとを備えた液晶表示装置であって、前記光学シートの周縁部と前記導光板の周縁部との間に挿入され、前記光学シートと前記導光板との間に空気層を形成する中間シャーシと、前記背面シャーシの外側に設けられ、前記導光板の上下端に対向する位置に前記光源を保持し、該光源からの発熱を放熱させる放熱部材とを備え、前記中間シャーシは、前記前面フレームと前記放熱部材との間に延設された延設部を有する。これにより、前面フレームや光学シートへの熱流入を防止しつつ、画面の額縁部分を狭くすることができる。
また、前記前面フレーム及び前記放熱部材は、金属製としてもよい。これにより、前面フレームを例えばアルミ製として、デザイン性を向上させた場合でも、前面フレーム及び光学シートへの熱流入をより効果的に防止することができる。
また、前記放熱部材は、フランジを有し、前記前面フレームと前記フランジとは、前記中間シャーシから延設された前記延設部を挟んで、前記前面フレームの背面側において固定部材により一体的に固定されるようにしてもよい。これにより、筐体の強度を確保することができ、さらには、ネジを隠すことができるため、デザイン性の向上を図ることができる。
また、前記導光板の水平及び垂直方向の長さは、前記液晶パネルの水平及び垂直方向の長さ以下としてもよい。これにより、画面の額縁部分を狭くすることができる。
1…液晶表示装置、2a〜2d…前面フレーム、2e〜2e…フレーム締結金具、3…液晶パネル、4…スタンド、5…背面キャビネット、6…電源コード引出部、7…操作ボタン部、8a,8b…ヒートスプレッダ、9…背面シャーシ(バックライトシャーシ)、9a…センターシール及び補助金具枠組品、10…光学シート、11a〜11f…中間シャーシ、12…導光板、13…反射シート、14a,14b…LED基板、15a〜15c…ネジ、16…空気層、17…基板シールド、18…ソース基板、19…ソース基板ホルダ、81a,81b…フランジ、111a,111e…延設部。

Claims (4)

  1. 液晶パネルの背面側に配置される光学シートと、該光学シートの背面側に設けられ且つ光源からの光を前記液晶パネルに出射する導光板と、該導光板の背面側に設けられた背面シャーシと、前記液晶パネルの周囲に設けられた前面フレームとを備えた液晶表示装置であって、
    前記光学シートの周縁部と前記導光板の周縁部との間に挿入され、前記光学シートと前記導光板との間に空気層を形成する中間シャーシと、
    前記背面シャーシの外側に設けられ、前記導光板の上下端に対向する位置に前記光源を保持し、該光源からの発熱を放熱させる放熱部材とを備え、
    前記中間シャーシは、前記前面フレームと前記放熱部材との間に延設された延設部を有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1に記載の液晶表示装置において、前記前面フレーム及び前記放熱部材は、金属製であることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の液晶表示装置において、前記放熱部材は、フランジを有し、前記前面フレームと前記フランジとは、前記中間シャーシから延設された前記延設部を挟んで、前記前面フレームの背面側において固定部材により一体的に固定されていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、前記導光板の水平及び垂直方向の長さは、前記液晶パネルの水平及び垂直方向の長さ以下であることを特徴とする液晶表示装置。
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