JP2009109691A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベゼルの狭額縁化を図りつつ、液晶表示パネルを不動にさせる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】固定軸62がベゼル51における囲み壁片53の外孔55および内蔵シャーシ41における裾片43の内孔45を通過し、その固定軸62の先端側にクランク63が嵌る。そして、回動するクランク63がバックライトシャーシ31の鍔片35に接触することで、鍔片35が押し上げられる。すると、拡散シート25、光学シート26を介して鍔片35に重なる内蔵シャーシ41の支持片42も押し上げられる。この支持片42は、ベゼル51の挟持片52とで液晶表示パネル11を挟んでいる。そのため、液晶表示パネル11は、移動してくる支持片42と挟持片52とによって強固に挟まれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置に関するものである。
特許文献1にて開示されているような液晶表示装置は、図10Aの平面図および図10Bの断面図(図10Aにおける液晶表示装置189のZ−Z’線矢視断面図)に示すように、シャーシ131とベゼル151とが、固定ネジ160で締結される。そして、この図10Aおよび図10Bに示すように、固定ネジ160が多ければ、より確実に、シャーシ131とベゼル151とが強固に固定される。
その上、液晶表示パネル111の縁は、シャーシ131とベゼル151とによって挟み込まれる。そのため、シャーシ131とベゼル151とが強固に固定されると、液晶表示パネル111は、液晶表示装置189内にて不動になる。
特開2001−13888号公報(図1参照)
しかしながら、最近の液晶表示パネル111は大画面化を要求されるものの(液晶表示パネルの有効面積の拡大が要求されているものの)、液晶表示装置189自体は小型化および軽量化を要求される。そのため、液晶表示パネル111の縁にはできるだけ、ベゼル151の表面部分が位置しないことが望ましい。すなわち、液晶表示パネル111に対するベゼル151の狭額縁化が望まれている。また、シャーシ131等の部材もできるだけ小型にすることも望まれている。
しかし、狭額縁化のため、ベゼル151の表面部分の面積が縮小すると、固定ネジ160を取り付けるスペースがなくなる。すると、ベゼル151の側壁に位置する固定ネジ160だけになる。この固定ネジ160だけであっても、シャーシ131とベゼル151とは固定されるものの、シャーシ131が大型化する(重量も重くなる)。なぜなら、図10Bに示すように、シャーシ131が、固定ネジ160の先端に到達するまで延び出るためである(矢印α参照)。
また、シャーシ131が固定ネジ160に至るまで延びておらず、かつ、ベゼル151の表面部分から固定ネジ160が取り付けられていなければ、ベゼル151とシャーシ151とで、液晶表示パネル111を挟み込む力が弱まる。そのため、例えば、液晶表示装置189に振動等が加わった場合、液晶表示パネル111が変動しかねない。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、ベゼルの狭額縁化を図りつつ、液晶表示パネルを不動にさせる液晶表示装置を提供することにある。
液晶表示装置は、画像を表示する液晶表示パネル、第1シャーシ、ベゼル、第2シャーシ、光の光路を変更させる光学部材、固定ユニット(固定軸およびクランク)を含む。
第1シャーシは、液晶表示パネルの縁を支える支持片、およびその支持片の外縁から垂れ下がる裾片を含む。ベゼルは、第1シャーシの支持片とで液晶表示パネルの縁を挟む挟持片、およびその挟持片の外縁から垂れ下がり第1シャーシの裾片の外側面を囲む囲み壁片を含む。第2シャーシは、液晶表示パネルを支える第1シャーシの支持片の表面に対する裏面に対向する鍔片、およびその鍔片を縁とし内部に光源を収容する収容体を含む。
そして、光学部材は、第1シャーシの支持片および第2シャーシの鍔片によって挟持される。固定ユニットは、固定軸とクランクとを含む。固定軸は、第1シャーシの裾片に形成される内孔およびベゼルの囲み壁片に形成される外孔に嵌ることで、第1シャーシとベゼルとに通じる。クランクは、固定軸を支点にして回動することで、第2シャーシの鍔片に接触し、その鍔片を第1シャーシの支持片に向かわせるとともに、その支持片をベゼルの挟持片に向かわせる。
以上のような部材を含む液晶表示装置であれば、固定ユニットのクランクによって、鍔片が支持片に向かって移動し、鍔片と支持片との間に介在する光学部材は、強固に保持される。その上、支持片は鍔片の移動に連動し、ベゼルの挟持片に向かって移動する。そのため、液晶表示パネルは、支持片と挟持片とによって強固に保持される。
そして、この液晶表示装置は、光学部材および液晶表示パネルを強固に固定できるものの、固定ユニットの固定軸は、ベゼルの囲み壁片に取り付けられる。そのため、液晶表示パネルの縁を覆うことになるベゼルの挟持片には、何らの部材は位置しない。すると、この挟持片の面積は狭くなってもよい。すると、液晶表示パネルに対するベゼルの狭額縁化が実現する。
なお、クランクと第2シャーシの鍔片との接触状態を維持する維持機構が含まれていると望ましい。そのような維持機構は、例えば、クランクの長手方向にて支点から最も乖離したクランクの一端で、第2シャーシの鍔片に面接触する面型端部である。なぜなら、クランクの端である面型端部が鍔片に面接触すると、接触面積が比較的大きくなるので、クランクと鍔片とが強固に固定するためである。
なお、このような面型端部の具体例には、クランクが四隅を湾曲させた矩形板であり、その矩形板の長手方向における一方側の端が面型端部である一例が挙げられる。
また、維持機構の一例として、クランクに含まれる突起柱と、クランクの長手方向にて支点から最も乖離したクランクの一端であり、第2シャーシの鍔片に点接触する点型端部と、第1シャーシまたは第2シャーシに含まれており、点型端部と鍔片との接触状態にて、突起柱を保持する保持部と、の3つの部材のセットが挙げられる。
第2シャーシの鍔片に接触するクランクの端部が点接触する場合、面接触の場合に比べて、クランクと鍔片との接触の安定性は下がる。しかし、クランクに含まれる突起柱が、第1シャーシまたは第2シャーシに含まれる保持部によって保持されれば、クランク自体が不動になる。そのため、クランクと鍔片との接触の安定性が向上する。
なお、このような維持機構の具体的な一例は以下のようなものが挙げられる。すなわち、クランクは楕円板で、その楕円板の長軸方向の一方側の端が、点型端部となっている。また、突起柱は、クランクの長軸方向における他方側の端から突き出ている。そして、保持部は、第1シャーシの裾片の内壁面または第2シャーシの収容体の外壁面から隆起かつ並列する2個の半球状の隆起端であり、これらの隆起端同士が、突起柱を挟み込む。
ところで、クランクには、回動用持ち手が含まれていると望ましい。特に、楕円板のクランクの場合、突起柱が、回動用持ち手にもなっていると望ましい。
本発明によれば、液晶表示装置内の液晶表示パネルを固定させる部材(固定軸等)が液晶表示パネルの縁を覆うベゼルの挟持片ではなく、その挟持片からの外縁から垂れ下がる囲み壁片に取り付けられる。そのため、挟持片の面積は比較的狭くなる。その結果、液晶表示パネルの有効面積が広くなる。
[実施の形態1]
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、便宜上、ハッチング、部材符号等を省略する場合もあるが、かかる場合、他の図面を参照するものとする。また、図面上での黒丸は紙面に対し垂直方向を意味する。
図9は、液晶表示装置の分解斜視図である。この図に示すように、液晶表示装置89は、液晶表示パネル11と、バックライトユニット21と、ベゼル51を含んでいる。
液晶表示パネル11は、TFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング素子を含むアクティブマトリックス基板12と、このアクティブマトリックス基板12に対向する対向基板13とをシール材(不図示)で貼り合わせている。そして、両基板12・13の隙間に液晶(不図示)が注入される。
この液晶表示パネル11は非発光型の表示パネルなので、バックライトユニット21からの光(バックライト光)を受光することで表示機能を発揮する。そのため、バックライトユニット21からの光が液晶表示パネル11の全面を均一に照射できれば、液晶表示パネル11の表示品位が向上することになる。
なお、後述の図4に示すように、液晶表示パネル11における画素の駆動制御用のドライバー(ソースドライバー)14を含め種々の素子や配線を設けているフィルム(System On Film)15が、アクティブマトリックス基板12につながっている。したがって、画素の駆動制御に使用される電気信号は、フィルム15と制御基板16とを介していることになる。
バックライトユニット21は、バックライト光を生成するために、蛍光管(光源)22ランプホルダ23、バックライトシャーシ(第2シャーシ)31、反射シート24、拡散シート(光学部材)25、光学シート(光学部材)26、および内蔵シャーシ(第1シャーシ)41を含んでいる。
蛍光管(線状光源)22は、線状(棒状、円柱状等)になっており、バックライトユニット21内に複数本で搭載される(ただし、便宜上、図面では一部の本数のみが示されている)。
ランプホルダ23は、2個1組のブロック状部材であり、蛍光管22を保持する。詳説すると、各ランプホルダ23が、蛍光管22の一端と他端とを支えることで、蛍光管22をバックライトユニット21に搭載させる。また、より安定的に蛍光管22をバックライトユニット21に搭載させるべく、蛍光管22を把持するランプクリップ(不図示)が含まれてもよい。
なお、蛍光管11の種類は限定されることはなく、例えば、冷陰極管や熱陰極管であってもよい。また、以降では、蛍光管22の並列方向(蛍光管22が直線状に並ぶ方向)をX方向、蛍光管22の延び方向をY方向、X方向およびY方向の両方向に垂直な方向をZ方向と称する。
バックライトシャーシ31は、対向する壁(対向壁)32・32を有する収容体33と、対向壁32・32の先端から収容体33の底面34の面内方向と平行で、かつ底面34離れるように延び出た鍔片35・35と、を含む。そして、このバックライトシャーシ31の収容体33が、蛍光管22等の種々部材を収容する。
反射シート24は、収容体33の底面34を覆うとともに、鍔片35・35にまで到達する反射部材である。そして、この反射シート24は、収容体33内に位置する蛍光管22の光を反射させる。詳説すると、反射シート24は、蛍光管22から出射される放射状の光(蛍光管22を中心とした放射状の光)の一部を反射させ、収容体33の開放面に導く。
なお、バックライトシャーシ31の鍔片35から底面34に至るまでの反射シート24の部分は、底面34を覆う反射シート24の一部分に対して傾斜していると望ましい(ただし、これに限定されるものではなく、対向壁32に平行になっていてもよい)。
また、バックライトシャーシ31の構成部材自体が、反射機能を有する樹脂または金属等で構成されていてもよい。このようになっていれば、反射シート24を除くことができるためである。
拡散シート25は、光を散乱させる機能および拡散させる機能を有するポリエチレンテレフタレート等の樹脂で形成された部材である。そして、この拡散シート25は、対向する縁の一部分をバックライトシャーシ31の鍔片35・35に支持させ、残りの対向する縁の部分をランプホルダ23の天面23uに支持させる(なお、天面23uとは、ランプホルダ23にて、液晶表示パネル11側に向く一面のことである)。
つまり、ランプホルダ23・23が、対向壁32・32の位置しない底面34の縁に位置することで、それらランプホルダ23・23と対向壁32・32とが枠状に配置する。そのため、拡散シート25の縁は、枠状配置のランプホルダ23・23および対向壁32・32にて支えられる。
すると、拡散シート25は、並列する蛍光管22を覆うように位置する。その結果、この拡散シート25に、蛍光管22から進行してきた光が入射すると、その光は散乱および拡散し、面内方向にいきわたる。
光学シート26は、例えばシート面内にレンズ形状を有し、光の放射特性を偏向させる(集光させる)レンズシートであり、拡散シート25を覆うように位置する。そのため、光学シート26において対向する縁は、拡散シート25を支える鍔片35・35にて支えられる。そして、この光学シート26に、拡散シート25から進行してきた光が入射すると、その光は集光し、単位面積あたりの発光輝度を向上させる。
内蔵シャーシ41は、液晶表示パネル11を支えるとともに、拡散シート25および光学シート26を押さえる枠状の部材である。詳説すると、内蔵シャーシ41は、支持片42と裾片43とを含む。
支持片42は、バックライトシャーシ31の鍔片35およびランプホルダ23の天面23uに支えられる拡散シート25の縁およびレンズシート26の縁を覆うとともに、その覆う面の反対(表面)で、液晶表示パネル11の縁を支える。一方、裾片43は、支持片42の外縁から垂れ下がり、バックライトシャーシ31における収容体33の対向壁32を囲む。なお、裾片43の内壁面43iと対向壁32の外壁面32sとの間には隙間が生じる(後述の図4等参照)。
ベゼル51は、液晶表示装置89としての外装で、内蔵シャーシ41上に位置する液晶表示パネル11を挟み込む部材であり、挟持片52と囲み壁片53とを含む。
挟持片52は、内蔵シャーシ41の支持片42とで液晶表示パネル11の縁を挟む。一方、囲み壁片53は、挟持片52の外縁から垂れ下がり、内蔵シャーシ41の裾片43の外側面を囲む。
そして、以上のようなバックライトユニット21では、並列する蛍光管22が、インバータ(不図示)から供給される交流信号によって光を発する。かかる光は、直接拡散シート25に到達する、もしくは、反射シート24にて反射した後に拡散シート25に到達する。さらに、拡散シート25に到達した光は、拡散されつつ光学シート26を通過することで発光輝度を高めたバックライト光になって出射する。そして、このバックライト光は、液晶表示パネル11に到達し、液晶表示パネル11は画像を表示させる。
ここで、図3の斜視図、および図9のA−A’線矢視断面図である図4を用いて、図9で図示できなかった固定ユニットUTについて説明する。図3に示すように、固定ユニットUTは、軸頭61を有する固定軸62と、その固定軸62にて回動するクランク63と、クランク63を回動させるための持ち手(突起柱)64と、を含む。
固定軸62は、図4に示すように、ベゼル51の囲み壁片53に形成される外孔55および内蔵シャーシ41の裾片43に形成される内孔45に嵌り、軸頭61を囲み壁片53の外側に密着させる。そして、この囲み壁片53に、固定軸62は固定される(固定の仕方は特に限定されるものではない)。
なお、固定軸62は、軸頭61を囲み壁片53の外側に位置させる状態にて、先端62pをバックライトシャーシ31の対向壁32に接しない程度の長さを有する。また、囲み壁片53の外孔55の径は、固定軸62を挿入させつつもぶれさせない程度の径である。一方で、内蔵シャーシ41の内孔45は、外孔55同様、固定軸62を挿入させつつもぶれさせない程度の径を有しており、さらに、支持片42に向かって延びる長孔である。
クランク63は、図3に示すように、四隅を湾曲させた(R形状にさせた)矩形板であり、自身の長手方向の一方側に支点となる開孔65を含む。そして、この開孔65に固定軸62が嵌ることで、クランク63は回動可能となる。
詳説すると、図4に示すように、固定軸62が囲み壁片53の外孔55および裾片43の内孔45を通過し、その固定軸62の先端側(軸頭61に対して対向側)にクランク63が嵌る(なお、クランク63は、裾片43と対向壁32との隙間に位置する)。
なお、固定軸62とクランク63の開孔65とが一旦嵌り合うと、固定軸62からクランク63が抜け落ちない。例えば、固定軸62の周囲に溝が刻まれており、その溝とクランク63とが嵌ることで、固定軸62からクランク63が抜け落ちない。
持ち手64は、ユーザの手が触れる箇所であり、例えば、クランク63の外周の一端に形成される突起(突起柱)である(すなわち、突起柱はクランク63の回動用の持ち手にもなる)。なお、鍔片35と接触することになるクランク63の一端に位置しなければ、持ち手64の位置は特に限定されるものではない(要は、クランク63の回動の妨げにならず、かつ鍔片35とクランク63との接触を妨げない位置であればよい)。
そして、以上のような固定ユニットUTでは、持ち手64を介して力が加えられることで、クランク63が開孔65を基準に回動(時計回り、または反時計回りのどちらかに回転)する。詳説すると、図1の断面図および図2の斜視図に示すように、クランク63の長手方向にて、開孔65に対向する側の面状の端部66が鍔片35に接触するまで、クランク63は回動する(なお、図2は、収容体33の対向壁32の外壁面32sを視認可能な方向からみた部分斜視図である)。
クランク63における面状の端部(面型端部)66は、矩形板の隅と隅とに挟まれる短手であり、矩形面を有する。そのため、鍔片35は、この面型接触部66によって押さえ付けられる。そして、鍔片35は、クランク63に押さえ付けられると、内蔵シャーシ41の支持片42側に向かって(ひいては、ベゼル51の挟持片52に向かって)移動する。すると、鍔片35と支持片42との間に介在する反射シート24、拡散シート25、および光学シート26は、強固に密接することになる。
また、支持片42につながる裾片43の内孔45は長孔である。そのため、鍔片35の移動によって支持片42に押圧が加わると、内蔵シャーシ41自体が、長孔に沿って移動する。詳説すると、内孔45の下端(内孔45にて支持片42から最も乖離した端)が固定軸62に接するまで、内蔵シャーシ41は、ベゼル51の挟持片52に向かって移動する。
つまり、クランク63との接触によって移動する鍔片35は、支持片42とともにシート類(24・25・26)を挟みこみ、さらに、支持片42を連動させて、ベゼル51の挟持片52に向かわせる。すると、支持片42は、液晶表示パネル11を、挟持片52とで挟み込む。その結果、液晶表示パネル11が液晶表示装置89内にて不動になる。
なお、液晶表示パネル11が不動になるために、クランク63は、回動した場合に、自身の端部(面型端部)66をバックライトシャーシ31の鍔片35に接触させるだけの長さ(長手長)を有する。また、内蔵シャーシ41における内孔(長孔)45の孔長および裾片43の高さ長と、ベゼル51の囲み壁片53の高さ長とは、鍔片35の移動に連動した内蔵シャーシ41の支持片42とベゼル51の挟持片52との間隔を、液晶表示パネル11を挟み込める程度にするために要する長さになっている。
以上のようにして、液晶表示パネル11を不動にする液晶表示装置89であれば、ベゼル51の囲み壁片53には固定軸62が取り付けられるものの、挟持片52には何らの部材は取り付けられない。そのため、液晶表示パネル11の縁を覆う挟持片52の面積が狭くなる。
そして、このように狭い挟持片52を含むベゼル51を搭載する液晶表示装置89は、広い挟持片52を含むベゼル51を搭載する液晶表示装置89よりも、液晶表示パネル11の有効面積(ユーザに対して画像を表示できる面積)を広くできる。つまり、同サイズの液晶表示装置89であっても、挟持片52の面積が狭い分だけ、液晶表示パネル11の有効面積が広がる。また、挟持片52が狭い場合、液晶表示パネル11がより強調された外観を有する液晶表示装置89になる。そのため、液晶表示装置89の美観性が向上する。
また、バックライトシャーシ31の鍔片35に接触するクランク63の端部66は、面状である。そのため、この面型端部66と鍔片35とは面接触し強固に密接する。すると、振動等によって、クランク63が不要に回動しない。したがって、液晶表示装置89に振動が加えられたとしても、クランク63は確実に鍔片35に接触して、シート類(24・25・26)および液晶表示パネル11を不動にする。
つまり、面状の端部66が、クランク63とバックライトシャーシ31の鍔片35との接触状態を維持させる(クランク63の面状の端部66が維持機構として機能する)。
[実施の形態2]
実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1で用いた部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付記し、その説明を省略する。なお、実施の形態2では、固定ユニットUTの別例について説明する。
固定ユニットUTにおけるクランク63は、実施の形態1にて説明するような、四隅を切り落として湾曲させたような矩形板に限定されるものではない。例えば、図5に示すように、楕円板のクランク63であってもよい。このようなクランク63では、楕円板の長軸方向における一方側の端部67は、四隅を湾曲させた矩形板のクランク63の面型端部66に比べて狭い面積になる(端部67は、面ではなく点に近くなる)。
そのため、この楕円板のクランク63が回動し、長軸方向における一方側の端部(点型端部)67がバックライトシャーシ31の鍔片35に接触した場合、鍔片35に接触しているクランク63の面積は、四隅を湾曲させた矩形板のクランク63と鍔片35との接触面積に比べて小さい(すなわち、楕円板のクランク63は鍔片35に対して点接触している)。
このようになっていると、この楕円板のクランク63は、液晶表示装置89に振動等が加わった場合、不要に回動しかねない。そこで、このクランク63には、楕円板における長軸方向のもう一方の端、すなわち、長軸方向にて、鍔片35に接触する端部67に対向する端部68に、持ち手64が突き出ている。
さらに、図6の斜視図に示すように、バックライトシャーシ31の対向壁32に、持ち手64を保持する2個の隆起端(半球状の隆起端)71・71が含まれる。つまり、2個の隆起端(保持部)71・71は、クランク63の点型端部67がバックライトシャーシ31の鍔片35に接触している状態にて、クランク63の持ち手64を挟み込む。
このようになっていると、クランク63の長手方向(長軸方向)にて開孔65から最も乖離した一端である点型端部67が、変動しないため、安定して鍔片35に接触する。また、クランク63における開孔65から点型端部67までの長さ(L)は、クランク63における開孔65からその他の端部(端部68を含むその他多数の端部)までの長さに比べて最も長い。そのため、点型端部67が鍔片35に接触している状態が、最も効果的に(最も強い押圧で)、鍔片35が押し上げられることになる。
その上、点型端部67が鍔片35に到達するまでの過程にて、点型端部67以外のクランク63における外周の一端が鍔片35に接触したとしても、その押圧は比較的小さい(点型端部67が鍔片35を押し上げる押圧よりも小さい)。そのため、点型端部67が鍔片35に到達するまでの過程にて、鍔片35に過剰な押圧がかかったりはしない。そのため、過剰な押圧に起因して、鍔片35等に変形は生じない。
ところで、以上のクランク63の点型端部67および持ち手64と、バックライトシャーシ31の対向壁32に位置する2個の隆起端71・71とは、クランク63と鍔片35との接触状態を維持するための維持機構として機能する。しかし、2個の隆起端71・71の位置は、バックライトシャーシ31の対向壁32に限定されるものではない。
例えば、図7に示すように、内蔵シャーシ41における裾片43の内側面43iに、2個の隆起端71・71が位置してもよい。この位置であっても、2個の隆起端71・71は、クランク63の点型端部67がバックライトシャーシ31の鍔片35に接触している状態にて、クランク63の持ち手64を挟み込めるためである。
なお、以上では、持ち手64は、楕円板のクランク63の長軸方向にて、点型端部67に対向する一端68に位置していたが、これに限定されるものではない。要は、クランク63の回動の妨げにならず、かつ鍔片35とクランク63の点型端部67との接触を妨げない位置であれば、持ち手64の位置はどこでもよい。もちろん、持ち手64の位置に応じて、2個の隆起端71・71の位置は適宜変更されることはいうまでもない。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、図8に示すように、四隅を湾曲させた矩形状のクランク63では、持ち手64がなくてもよい。ただし、楕円板のクランク63の場合、持ち手64は含まれていると望ましい。
実施の形態2にて説明したように、楕円板のクランク63の場合、バックライトシャーシ31の鍔片35に接触する端部67は点接触であり、それに起因してクランク63が不要な回動をしかねない。そのため、持ち手64は、2個の隆起端71・71によって保持されることで、クランク63の不要な回動を防止させる機能も有していた。
しかしながら、四隅を湾曲させた矩形状のクランク63の場合、バックライトシャーシ31の鍔片35に接触する端部66は面接触であり、それに起因してクランク63が不動になる。そのため、かかるクランク63の場合、持ち手64がなくてもかまわない。逆に、楕円板のクランク63の場合、持ち手64があったほうが望ましいことになる。
また、以上の固定軸62は、ベゼル51の囲み壁片53に完全固定されていた(締結等されていた)。しかし、これに限定されるものではない。例えば、クランク63がバックライトシャーシ31の鍔片35に接する場合に、ベゼル51の外孔55に嵌る固定軸62の一端には比較的大きな負荷がかかる。
詳説すると、その固定軸62の一端が、外孔55の上端(外孔55にて挟持片52に最も近い端)に強く密着する。そこで、この密着を利用して(すなわち、クランク63がバックライトシャーシ31の鍔片35に接することを利用して)、固定軸62がベゼル51の囲み壁片53に固定されてもよい。
なお、以上では、液晶表示装置89における1つの長手に位置する固定ユニットUTの1個を例に挙げて説明してきた。しかし、固定ユニットUTの個数は単数に限定されるものではない。むしろ、液晶表示装置89の1つの長手に、複数の固定ユニットUTが取り付けられていると望ましい。
このようになっていると、より液晶表示パネル11、およびシート類(24・25・26)が一層不動になるためである。もちろん、液晶表示装置89における2つの長手に、固定ユニットUTが取り付けられるとよいことはいうまでもない。
また、固定ユニットUTの取り付け位置は、液晶表示装置89の長手に限定されるものではない。すなわち、液晶表示装置89の1つの短手に、固定ユニットUTが取り付けられてもよい。もちろん、液晶表示装置89における2つの短手に固定ユニットUTが取り付けられてもよいし、固定ユニットUTの個数も単数であっても複数であってもよい。
なお、液晶表示装置89の短手に固定ユニットUTが取り付けられる場合、それら短手に対応したバックライトシャーシ31の対向壁32・32および鍔片35・35が必要になる。つまり、バックライトシャーシ31の形状は、2つの対向壁32を有する収容体形状に限らず、例えば4つの対向壁32を有する箱状であると望ましい。
は、後述の図4の液晶表示装置と同じ断面図であり、クランクがバックライトシャーシの鍔片に接触している状態を示す。 は、四隅を湾曲させた矩形板のクランクを含む固定ユニットによって、バックライトシャーシの鍔片が押さえられている液晶表示装置を示す斜視図である。 は、四隅を湾曲させた矩形板のクランクを含む固定ユニットの斜視図である。 は、図9に示される液晶表示装置のA−A’線矢視断面図であり、クランクがバックライトシャーシの鍔片に接触していない状態を示す。 は、図3の固定ユニットの別例を示す斜視図であり、楕円板のクランクを含む固定ユニットの斜視図である。 は、楕円板のクランクを含む固定ユニットによって、バックライトシャーシの鍔片が押さえられている液晶表示装置を示す斜視図である。 は、図6に示される液晶表示装置の別例を示す斜視図である。 は、図3に示される固定ユニットの別例を示す斜視図である。 は、液晶表示装置の分解斜視図である。 は、従来の液晶表示装置の断面図である。
符号の説明
11 液晶表示パネル
21 バックライトユニット
22 蛍光管(光源)
23 ランプホルダ
24 反射シート
25 拡散シート(光学部材)
26 光学シート(光学部材)
31 バックライトシャーシ(第2シャーシ)
32 対向壁
33 収容体
34 収容体の底面
35 鍔片
41 内蔵シャーシ(第1シャーシ)
42 支持片
43 裾片
45 内孔
51 ベゼル
52 挟持片
53 囲み壁片
55 外孔
UT 固定ユニット
61 軸頭
62 固定軸
63 クランク
64 持ち手(回動用持ち手、突起柱)
66 面型端部
67 点型端部
71 隆起端(保持部)
89 液晶表示装置

Claims (8)

  1. 液晶表示パネルと、
    上記液晶表示パネルの縁を支える支持片、および上記支持片の外縁から垂れ下がる裾片を含む第1シャーシと、
    上記支持片とで上記液晶表示パネルの縁を挟む挟持片、および上記挟持片の外縁から垂れ下がり上記裾片の外側面を囲む囲み壁片を含むベゼルと、
    上記液晶表示パネルを支える支持片の表面に対する裏面に対向する鍔片、および上記鍔片を縁とし内部に光源を収容する収容体を含む第2シャーシと、
    上記支持片および上記鍔片によって挟持される光学部材と、
    上記裾片に形成される内孔および上記囲み壁片に形成される外孔に嵌ることで、上記第1シャーシと上記ベゼルとに通じる固定軸と、
    上記固定軸を支点にして回動することで、上記鍔片に接触し、その鍔片を上記支持片に向かわせるとともに、その支持片を上記挟持片に向かわせるクランクと、
    を含む液晶表示装置。
  2. 上記クランクと上記鍔片との接触状態を維持する維持機構が含まれている請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 上記クランクの長手方向にて上記支点から最も乖離したクランクの一端が、上記鍔片に面接触する面型端部であり、この面型端部が上記維持機構である請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 上記クランクは、四隅を湾曲させた矩形板であり、
    上記矩形板の長手方向における一方側の端が、上記面型端部である請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 上記クランクに含まれる突起柱と、
    上記クランクの長手方向にて上記支点から最も乖離したクランクの一端であり、上記鍔片に点接触する点型端部と、
    上記第1シャーシまたは上記第2シャーシに含まれており、上記点型端部と上記鍔片との接触状態にて、上記突起柱を保持する保持部と、
    が、上記維持機構である請求項2に記載の液晶表示装置。
  6. 上記クランクは楕円板で、
    上記楕円板の長軸方向における一方側の端が、上記点型端部となっており、
    上記突起柱は、上記長軸方向の他方側の端から突き出ており、
    上記保持部は、上記第1シャーシの裾片の内壁面または上記第2シャーシの収容体の外壁面から隆起かつ並列する2個の半球状の隆起端であり、
    これらの隆起端同士が、上記突起柱を挟み込む請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 上記クランクには、回動用持ち手が含まれている請求項1〜6に記載の液晶表示装置。
  8. 上記突起柱が、上記回動用持ち手にもなる請求項5または6を引用する請求項7に記載の液晶表示装置。
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