JP2000111170A - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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JP2000111170A
JP2000111170A JP10300345A JP30034598A JP2000111170A JP 2000111170 A JP2000111170 A JP 2000111170A JP 10300345 A JP10300345 A JP 10300345A JP 30034598 A JP30034598 A JP 30034598A JP 2000111170 A JP2000111170 A JP 2000111170A
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exhaust gas
air
cooling pipe
white smoke
exhaust
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JP10300345A
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Shusuke Hata
秀典 畑
Takeshi Wakata
武志 若田
Hideo Ueda
英雄 植田
Shuji Kameyama
修司 亀山
Itsuo Nagai
逸夫 永井
Takahiro Matsuda
隆広 松田
Ryoji Kotsuna
良治 忽那
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼ガスの潜熱を利用して効率よく熱交換を
行うとともに、大掛かりな設備を必要とせず、燃焼装置
単独で排気口からの白煙の発生を防止できる給湯器を提
供する。 【解決手段】 排気口4の上流側近傍に設けた冷却パイ
プ3にバーナ1に燃焼空気を供給するファン2から空気
を導いて排ガスを冷却し、結露させることにより排ガス
の絶対湿度を低下させ、排気口4での白煙を防止すると
ともに、冷却パイプ3から排出された空気を燃焼空気と
して再利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼装置に関し、特
に燃焼ガスの潜熱を利用して熱効率の向上を図った給湯
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から熱交換器の熱効率を向上させる
ために燃焼ガスの潜熱を利用する方法があり、排気口か
ら排出される排ガスは潜熱の一部を奪われているために
湿度が高く、排気口から排出される際に結露し、白煙と
して見えるため、美観を損なう、及び、周辺のものが腐
食するという問題があり、その対策として、例えば特開
平6−185721に記載の白煙防止装置では、高湿度
の排ガスを排出する煙突の出口近傍に建屋の換気装置の
出口をダクトで連通させ、排ガスを低湿度の空気で希釈
することで、絶対湿度を下げることにより、白煙が発生
しないようにしている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来
の白煙防止装置によれば、設備が大掛かりになるととも
に、燃焼装置単独では白煙を防止できないという問題が
ある。
【0004】そこで本発明は上記従来の問題を解消し、
給湯器単独で、しかも簡易な装置で白煙を防止すること
ができる給湯器の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の給湯器は、排気口の上流側近傍に設けた冷却
パイプにバーナに燃焼空気を供給するファンから空気を
導いて排ガスを冷却することにより、排気口での白煙を
防止するとともに、冷却パイプから排出された空気を燃
焼空気として再利用することを第1の特徴としている。
【0005】請求項1記載の給湯器によれば、冷却パイ
プ内の常温の空気と、排気口近傍の常温よりも高温の排
ガスが熱交換し、排ガスは露点以下となって、冷却パイ
プ表面に結露し、排ガス通路外に排出されるとともに、
排ガスの絶対湿度は低下し、白煙の発生を防止すること
ができる。
【0006】また、本発明の給湯器はパイプに小孔を設
け、排ガスに空気を混合して希釈することにより、排ガ
スの湿度を低下させ、排気口での白煙を防止することを
第2の特徴としている。
【0007】請求項2記載の給湯器によれば、冷却パイ
プに設けられた小孔から噴出した常温、常湿の空気によ
り、高湿度の排ガスは希釈され、絶対湿度が低下し、白
煙の発生を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の給湯器の第1の実
施形態を示す主要部の外観図、図2はその内部構造図、
図3はその全体構成図である。図4は本発明の給湯器の
第2の実施形態を示す主要部の外観図、図5はその内部
構造図、図6はその全体構成図である。
【0009】図1、図2、図3に示すように、第1の実
施形態における給湯器では、バーナ1に燃焼空気を供給
するファン2の吐出部近傍で空気通路を分岐し、エアバ
イパスパイプ8を通じて、排気口4の上流側近傍に設け
た冷却パイプ3に導いて、排ガスと熱交換させるととも
に、熱交換後の空気をエア戻りパイプ9を通じて、ファ
ン2の吸入部まで導き、燃焼空気として再利用してい
る。
【0010】ファン2から吐出した空気の一部はそのま
まバーナ1に供給され、燃焼空気として使用される。残
りの空気はエアバイパスパイプ8を通じて、冷却パイプ
3に導入され、排気口4の上流側近傍で排ガスと熱交換
される。このとき、高湿度の排ガスは冷却パイプ3表面
で結露し、ドレンパイプ5を通じてドレン受け6に排出
される。
【0011】このように、排ガスは冷却パイプ3により
冷却され、温度が低下して結露するため、排気口4の上
流側では露点近傍にあるが、絶対湿度は大きく低下して
おり、排気口4から排出された直後に、結露するよりも
早く外気に拡散してしまい、白煙としては観察されなく
なる。
【0012】一方、熱交換され、昇温した冷却パイプ3
内の空気は、そのままエア戻りパイプ9を通じて、燃焼
空気供給用のファン2の吸入部に導かれ燃焼空気として
使用される。
【0013】したがって、大掛かりな設備を必要とせ
ず、燃焼装置単独で白煙の発生を防止することができ
る。
【0014】図4、図5、図6に示すように、第2の実
施形態における給湯器では、バーナ1に燃焼空気を供給
するファン2の吐出部近傍で空気通路を分岐し、空気の
一部をエアバイパスパイプ8を通じて、排気口4の上流
側近傍に設けた、表面に小孔7を配したパイプ31に導
き、その小孔より、排ガス中に空気を流出させ、希釈す
ることで、排ガスの湿度を低下させ、白煙の発生を防止
している。
【0015】ファン2から吐出した空気の一部はそのま
まバーナ1に供給され、燃焼空気として使用される。残
りの空気はエア戻りパイプ9を通じて、パイプ31に導
入され、排気口4の上流側近傍で、パイプ31の表面に
設けられた小孔7から噴出する。
【0016】このとき、露点近傍の高湿度の排ガスは、
小孔7から噴出する常温、常湿の空気と混合、希釈され
ることで、絶対湿度、相対湿度がともに低下し、露点か
ら大きく外れるため結露しなくなる。
【0017】したがって、大掛かりな設備を必要とせ
ず、請求項1記載の給湯器と比較して更に簡易な構造
で、燃焼装置単独で白煙の発生を防止することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したような構成にしたことで、
本発明の給湯器は次のような効果を奏する。すなわち請
求項1の給湯器では、排気口の上流側近傍に設けた冷却
パイプに、バーナに燃焼空気を供給するファンから空気
を導いて排ガスを冷却し、冷却パイプ表面で結露させ、
ドレンとして回収することにより、排ガスの絶対湿度を
低下させ、排気口での白煙の発生を防止し、更に、熱交
換を行った後の空気をそのまま排出せずに、燃焼空気と
して再利用するため、ファンの能力を大きくする必要が
無く、従来のファンをそのまま用いることが可能であ
る。そのため、大掛かりな設備を必要とせず、燃焼装置
単独で白煙の発生を防止することができる。また、請求
項2の給湯器では、パイプに小孔を設け、バーナに燃焼
空気を供給するファンから空気を導いて、高湿度の排ガ
スを希釈することにより、排ガスの湿度を低下させ、排
気口での白煙の発生を防止している。そのため、大掛か
りな設備を必要とせず、請求項1記載の給湯器より更に
簡易な構造で、燃焼装置単独で白煙の発生を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯器の第1の実施形態を示す主要部
の外観図である。
【図2】本発明の給湯器の第1の実施形態を示す主要部
の内部構造図である。
【図3】本発明の給湯器の第1の実施形態を示す全体構
成図である。
【図4】本発明の給湯器の第2の実施形態を示す主要部
の外観図である。
【図5】本発明の給湯器の第2の実施形態を示す主要部
の内部構造図である。
【図6】本発明の給湯器の第2の実施形態を示す全体構
成図である。
【符号の説明】
1 バーナ 2 ファン 3 冷却パイプ 4 排気口 5 ドレンパイプ 6 ドレン受け 7 小孔 8 エアバイパスパイプ 9 エア戻りパイプ 10 熱交換器 31 パイプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月24日(1999.8.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】そこで本発明は上記従来の問題を解消し、
給湯器単独で、しかも簡易な装置で白煙を防止すること
ができる給湯器の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の給湯器は、バーナに燃焼空気を供給するファ
の吐出部近傍で空気通路を分岐し、エアバイパスパイ
プを通じて排気口の上流側近傍に設けた冷却パイプに
気を導いて排ガスを冷却し、結露させることにより排ガ
スの絶対湿度を低下させ、排気口での白煙を防止すると
ともに、熱交換後の空気をエア戻りパイプを通じてファ
ンの吸入部まで導き、冷却パイプから排出された空気を
燃焼空気として再利用することを第1の特徴としてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、本発明の給湯器はパイプに小孔を設
け、排ガスに空気を混合して希釈することにより、排ガ
スの湿度を低下させ、排気口での白煙を防止するととも
に、上記パイプ表面で結露した水をドレンパイプを通じ
てドレン受けに排出することを第2の特徴としている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 英雄 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 亀山 修司 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 永井 逸夫 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 松田 隆広 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 忽那 良治 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 3L036 AA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気口の上流側近傍に設けた冷却パイプ
    にバーナに燃焼空気を供給するファンから空気を導いて
    排ガスを冷却し、結露させることにより排ガスの絶対湿
    度を低下させ、排気口での白煙を防止するとともに、冷
    却パイプから排出された空気を燃焼空気として再利用す
    ることを特徴とする給湯器。
  2. 【請求項2】 排気口の上流側近傍に設けたパイプにバ
    ーナに燃焼空気を供給するファンから空気を導き、この
    パイプに小孔を設けて排ガスに空気を混合して希釈する
    ことにより、排ガスの湿度を低下させ、排気口での白煙
    を防止することを特徴とする給湯器。
JP10300345A 1998-10-08 1998-10-08 給湯器 Expired - Lifetime JP3041418B2 (ja)

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