JP2003194373A - 発熱設備及びその換気構造 - Google Patents

発熱設備及びその換気構造

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JP2003194373A
JP2003194373A JP2001398971A JP2001398971A JP2003194373A JP 2003194373 A JP2003194373 A JP 2003194373A JP 2001398971 A JP2001398971 A JP 2001398971A JP 2001398971 A JP2001398971 A JP 2001398971A JP 2003194373 A JP2003194373 A JP 2003194373A
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、設備室1内に設置され、発熱する
発熱部51,52をエンクロージャ22により包囲して
構成された発熱設備20において、エンクロージャ22
内のガスを排気流路28を介して設備室1内に排出し
て、エンクロージャ22内を換気する発熱設備20の換
気構造において、簡単な構成で、且つ、少ないエネルギ
消費で、設備室の室温の過剰上昇を抑制することができ
る技術を実現することを目的とする。 【解決手段】 排気流路28に、ガスが通風する通風部
44と、通風部44に水を供給して通風部を湿潤させる
湿潤手段42,43とからなる気化式冷却器40を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設備室内に設置さ
れ、発熱する発熱部をエンクロージャにより包囲して構
成された発熱設備において、前記エンクロージャ内のガ
スをエンクロージャ排気流路を介して前記設備室内に排
出して、前記エンクロージャ内を換気する発熱設備の換
気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような発熱設備としては、発熱部
としてガスエンジン又はガスタービン等を駆動源とする
発電機や燃料電池等を備え、防音等の目的で発熱部を包
囲するように設けられるエンクロージャを備えたコジェ
ネレーション設備などがあり、このような発熱設備は、
地下室などの設備室内に配置される場合が多い。また、
このような発熱設備は、発熱部を包囲するエンクロージ
ャ内の過剰昇温を抑制するために、ファンにより、エン
クロージャ内の空気(ガス)とエンクロージャ外且つ設
備室内の空気とを循環させて、エンクロージャ内を換気
する換気構造が設けられることがある。
【0003】上記のように発熱設備を設置した設備室内
には、上記発熱設備のエンクロージャに設けられた排気
流路から、エンクロージャ内の発熱部により昇温された
例えば40℃以上の空気が排出される場合がある。そし
て、特に夏期において、発熱設備から設備室内に高温の
空気が排出されると、前記設備室の室温が過剰上昇して
設備室の作業環境性が悪化し、さらに、設備室内の例え
ば高温空気の排出先付近に電気制御盤などが設置されて
いれば、その制御盤の電装部品の寿命低下等を誘発し、
保守メンテ費を高騰させる原因にもなる。
【0004】そこで、上記設備室内に発熱設備を設置す
る場合に、設備室内の室温の上昇を抑制する方法として
は、従来、設備室内に設置された空気調節装置により設
備室の室温上昇を抑制する方法や、エンクロージャ内の
空気を排出する排気流路に屋外に導通した排気ダクトを
直接接続して、エンクロージャ内から排出される高温空
気を屋外へ直接排出する方法などがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の空気調
整装置を用いる方法では、空気調整装置等を働かせるた
めに、冷媒を冷却するためのエネルギ消費や、その冷媒
が流通する熱交換器に空気を導入するためのファンの駆
動エネルギ消費が必要となる。例えば、発熱設備として
のコジェネレーション設備を設置した場合には、そのコ
ジェネレーション設備で発生された電力の一部がそのエ
ネルギとして消費されてしまい、コジェネレーション設
備の設置による省エネ効果を阻害する要因となる。
【0006】また、後者のエンクロージャの排気流路に
屋外に導通する排気ダクトを接続する方法では、一般的
に狭い設備室内に排気ダクトを取り回すためのスペース
を確保する必要があり、さらに、このような排気ダクト
の取り回し状態は発熱装置毎に異なるので、発熱装置を
設置する毎に、排気ダクトの設計及び工事費が発生し、
設置コストを高騰させる原因となる。
【0007】さらに、コジェネレーション設備において
は、エンジンの排気ガスを屋外に排出するための排気ダ
クトが設けられることがあり、エンクロージャ内の空気
もエンジンの排気ガスと共に、この排気ダクトを介して
直接屋外へ排出することが考えられるが、エンクロージ
ャ内の空気はエンジンの排気ガスと比較して低温である
ため、この排気ダクトにおいてエンジンの排気ガス中の
水蒸気が凝縮して結露が発生するので、問題である。
【0008】従って、本発明は、上記の事情に鑑みて、
設備室内に設置される発熱設備の換気構造において、簡
単な構成で、且つ、少ないエネルギ消費で、設備室の室
温の過剰上昇を抑制することができる技術を実現するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】〔構成1〕本発明に係る
発熱設備の換気構造は、請求項1に記載したごとく、設
備室内に設置され、発熱する発熱部をエンクロージャに
より包囲して構成された発熱設備において、前記エンク
ロージャ内のガスをエンクロージャ排気流路を介して前
記設備室内に排出して、前記エンクロージャ内を換気す
る発熱設備の換気構造であって、前記排気流路に、前記
ガスが通風する通風部と、前記通風部に水を供給して前
記通風部を湿潤させる湿潤手段とからなる気化式冷却器
を備えたことを特徴とする。
【0010】〔作用効果〕本構成の発熱設備の換気構造
によれば、発熱部により昇温されたエンクロージャ内の
高温の空気は、排気流路において、上記湿潤手段により
水が供給されて湿潤した通風部を通過する際に、顕熱の
一部が通風部の水を蒸発させるための気化熱として消費
されることで冷却し、その冷却後の空気が設備室内に排
出されることになる。従って、水を消費するだけという
簡単且つ省エネルギな構成で、エンクロージャ内の高温
の空気を冷却した後に設備室内に排出することができ
る、設備室の室温の過剰上昇を抑制することができる発
熱設備の換気構造を実現することができる。
【0011】〔構成2〕本発明に係る発熱設備の換気構
造は、請求項2に記載したごとく、上記構成1の発熱設
備の構成に加えて、前記発熱設備が、コジェネレーショ
ン設備であることを特徴とする。
【0012】〔作用効果〕発熱部としてガスエンジン又
はガスタービン等を駆動源とする発電機や燃料電池等を
備え、防音等の目的で発熱部を包囲するように設けられ
るエンクロージャを備えた発熱設備としてのコジェネレ
ーション設備は、特に、地下室等の熱がこもりやすい設
備室内に設置されることが多い。そして、このような場
合でも、本構成の発熱設備の換気構造によれば、エンク
ロージャ内の高温の空気を、顕熱の一部を湿潤された通
風部の水を蒸発させるための気化熱として消費して、良
好に冷却した後に、設備室内に排出することができるの
で、コジェネレーション設備で発生した電力を設備室の
室温上昇の抑制のために消費することがなく、コジェネ
レーション設備の設置による省エネ効果を充分に発揮さ
せることができる。
【0013】〔構成3〕本発明に係る発熱設備は、請求
項3に記載したごとく、発熱する発熱部をエンクロージ
ャにより包囲して構成され、前記エンクロージャ内を換
気する換気構造として上記構成1又は2の発熱設備の換
気構造を備えたことを特徴とする。
【0014】〔作用効果〕本構成のコジェネレーション
設備等として構成された発熱設備は、エンクロージャ内
の高温の空気を、顕熱の一部を湿潤された通風部の水を
蒸発させるための気化熱として消費して、良好に冷却し
た後に、設備室内に排出することができる換気構造を備
えているので、この発熱設備を設備室に設ける際に、設
備室の室温上昇抑制のための設計及び工事費が発生する
のを抑制することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る発熱設備の換気構造
の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1
に示すコジェネレーション設備20(発熱設備の一例)
は、ガスエンジン51(発熱部の一例)を駆動源とする
発電機52(発熱部の一例)を備え、防音等の目的でそ
れらの包囲するように設けられるエンクロージャ22を
備えて構成され、設備室1内に配置されている。
【0016】この設備室1は、屋外に通じる給気ダクト
3内に設けられた給気ファン4により外気が設備室1内
に供給されると共に、屋外に通じる排気ダクト6内に設
けられた排気ファン7により設備室1内の空気が屋外に
排出されることで、換気されるように構成されている。
【0017】一方、この設備室1に配置されたコジェネ
レーション設備20は、エンクロージャ22内の空気を
燃焼用空気として利用するガスエンジン51により発電
機52を駆動させて電力を発生し、さらに、ガスエンジ
ン51及び発電機52を冷却するための冷却水及びガス
エンジン51から排出される燃焼排ガスの熱により水を
加熱して温水を生成するように構成されている。
【0018】そして、コジェネレーション設備20に
は、ガスエンジン51及び発電機52の発熱により昇温
するエンクロージャ22内の空気を設備室1内の空気と
循環させて換気するために、設備室1内に通じる給気ダ
クト24内に設けられた給気ファン25により設備室1
内の空気をエンクロージャ22内に供給すると共に、設
備室1内に通じる排気ダクト27内に設けられた排気フ
ァン30によりエンクロージャ22内の空気を設備室1
内に排出する換気構造が設けられている。
【0019】さらに、図1及び図2に示すように、この
換気構造の排気ダクト27内の排気流路28には、排出
される空気が通風する通風部として簀子状の湿潤エレメ
ント44と、その湿潤エレメント44の上方を覆うよう
に形成された散水部材43と、内部に供給された水をそ
の散水部材43の内壁に噴出するための上向きの散水口
42aが複数形成された散水管42と、湿潤エレメント
44から滴下する水を収容し、その水を水ドレン配管に
排出するためのバット部材46とを備えて構成された気
化式冷却器40が設けられている。
【0020】即ち、この気化式冷却器40は、散水管4
2の散水口42aから噴出された水は、散水部材43の
内壁に衝突して湿潤エレメント44の上方に均等に散布
され、湿潤エレメント44の表面は散水された水により
適度に湿った状態を維持することになる。このような散
水管42及び散水エレメント44のように、通風部とし
ての湿潤エレメント44に水を供給して、湿潤エレメン
ト44の表面を湿潤させる手段を湿潤手段と呼ぶ。
【0021】そして、コジェネレーション設備20の換
気構造に、この気化式冷却器40を設けることにより、
ガスエンジン51及び発電機52の発熱により昇温する
エンクロージャ22内の高温の空気は、排気流路28に
おいて、上記湿潤手段により水が供給されて湿潤した湿
潤エレメント44を通過する際に、顕熱の一部が湿潤エ
レメント44の水を蒸発させるための気化熱として消費
されることで冷却し、その冷却後の空気が設備室1内に
排出されることになり、設備室1の室温の過剰上昇を抑
制することができる。
【0022】また、換気設備を気化式冷却器40を設け
て構成した定格出力400kW程度のコジェネレーショ
ン設備20を用いた実験においては、給気ダクト24内
を介してエンクロージャ22内に供給される空気の温度
が36℃程度、エンクロージャ22内のガスエンジン5
1及び発電機52等の発熱部により昇温した空気の温度
が41℃程度となっている場合でも、その高温の空気を
上記気化式冷却器40の湿潤エレメント44を通風させ
てることで28℃程度まで冷却して設備室1に排出する
ことができ、設備室1内に空気調節装置等を設けること
なく、設備室1内の空気の温度を30℃程度に維持する
ことができた。
【0023】また、従来のようにエンクロージャ22内
の高温の空気をそのまま設備室1内に排出し、設備室1
内の空気調節装置を働かせない場合には、上記の実験と
同等の条件下において、設備室1内の空気の温度が40
℃以上となる。さらに、この40℃以上となった設備室
1内の空気を、例えば上記気化式冷却器40を設けた場
合と同等に冷却する場合には、その空気調節装置におい
て、送風機ファンで4kW程度、冷媒体を冷却するため
に30kW程度の合計34kW程度の電力が消費され
る。そして、この消費電力は、コジェネレーション設備
20の発電電力の8%程度となり、結果、この空気調節
装置の消費電力は、コジェネレーション設備20の見掛
け上の発電効率低下として計上されてしまうことにな
る。
【0024】一方、換気設備を気化式冷却器40を設け
て構成したコジェネレーション設備20は、空気調節装
置を設ける必要がなく、電力を消費することがないの
で、コジェネレーション設備20の発電効率の低下を抑
制して、コジェネレーション設備20の設置による省エ
ネ効果を充分に発揮させることができる。
【0025】これまで説明してきたコジェネレーション
設備20は、気化式冷却器40において湿潤エレメント
44の水を蒸発させることで冷却した空気を設備室1内
に排出するので、この設備室1内には、例えば相対湿度
が90%程度の空気が排出されることがある。このよう
な高湿度の空気が設備室1内に排出されると、設備室1
内の空気の相対湿度が例えば50%程度と高くなること
がある。そして、このような高湿度の空気がそのまま排
気ダクト6を介して屋外へ排出されると、温度湿度等の
外気状態によって急冷却されて空気中の水蒸気が凝縮
し、白煙となることが有る。このような白煙そのもの
は、水滴であるから有害ではないが、大量に発生する
と、火災と間違えたり、有害ガスを放出しているように
受け取られたりするので、この白煙を見えにくくするこ
とが好ましい。
【0026】そこで、排気ダクト6内には、屋外に排出
する空気を熱媒体との熱交換により加熱する加熱用熱交
換器9が設けられている。そして、設備室1内の高湿度
の空気は、加熱用熱交換器9により加熱されて相対湿度
が低下された後に屋外へ排出されることになり、空気の
白煙化が防止される。
【0027】尚、この加熱用熱交換器9に供給される熱
媒体としては、コジェネレーション設備20のガスエン
ジン51からの燃焼排ガスや、ガスエンジン51を冷却
して加熱された冷却水や、コジェネレーション設備20
で生成された温水の一部等を用いることができる。
【0028】また、排気ダクト6内に設けられた温度セ
ンサ12及び湿度センサ13により検出された屋外へ排
出される空気の温度及び湿度と、屋外に設けられた温度
センサ15及び湿度センサ16により検出された外気の
温度及び湿度とをコンピュータに入力し、そのコンピュ
ータが、その夫々の温度及び湿度を比較して、排気ダク
ト6内の空気を屋外へ排出した場合に白煙が発生すると
判断した場合に、開閉弁10を開状態として、加熱用熱
交換器9に熱媒体を供給し、屋外へ排出される前の空気
を加熱するように構成しても構わない。
【0029】また、上記のように、設備室1内の高湿度
の空気を屋外へ排出したときに発生する白煙を防止する
別の方法としては、排気ダクト6内に、ガスエンジン5
1の燃焼排ガス等の希釈用ガスを供給して、設備室1内
の高湿度の空気を希釈して相対湿度を低下させた後に屋
外へ排出する方法や、上記のような温度及び湿度検出に
より、白煙が発生すると判断したときに、気化式冷却器
40の開閉弁48を閉状態として、湿潤エレメント44
への水の供給を一時的に停止する方法などがある。
【0030】また、設備室1内における過剰湿度上昇に
よる結露発生を抑制するために、温度センサ及び湿度セ
ンサにより設備室1内の温度及び相対湿度を検出し、又
は、結露センサにより設備室1内における結露発生状態
を検出して、設備室1内で結露が大量に発生すると判断
したときには、気化式冷却器40の開閉弁48を閉状態
として湿潤エレメント44への水の供給を一時的に停止
し、さらに、設備室1内の湿度がある程度低下して設備
室1内で結露が殆ど発生しない、又は発生しても少量で
あると判断した場合には、気化式冷却器40の開閉弁4
8を開状態として湿潤エレメント44へ水を供給しても
構わない。
【0031】尚、上記実施の形態において、発熱設備と
してのコジェネレーション設備20において、ガスエン
ジン51及び発電機52等の発熱部により昇温したエン
クロージャ内の空気を本発明の特徴構成である気化式冷
却器40により冷却した後に設備室1内に排出する構成
について説明したが、別の発熱設備として、例えば、改
質装置及び燃料電池等の発熱部を有する燃料電池設備
や、他の燃焼器等の発熱部を有するボイラ設備等におい
ても、その発熱部により昇温したエンクロージャ内の空
気を気化式冷却器40により冷却した後に設備室1内に
排出するように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】設備室に設置されたコジェネレーション設備の
概略構成図
【図2】換気構造における気化式冷却器の斜視図
【符号の説明】
1 設備室 6 排気ダクト 9 加熱用熱交換器 10 開閉弁 12 温度センサ 13 湿度センサ 15 温度センサ 16 湿度センサ 20 コジェネレーション設備(発熱設備) 22 エンクロージャ 24 給気ダクト 25 給気ファン 27 排気ダクト 28 排気流路 30 排気ファン 40 気化式冷却器 42 散水管(湿潤手段) 42a 散水口 43 散水部材(湿潤手段) 44 湿潤エレメント(通風部) 46 バット部材 48 開閉弁 51 ガスエンジン(発熱部) 52 発電機(発熱部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備室内に設置され、発熱する発熱部を
    エンクロージャにより包囲して構成された発熱設備にお
    いて、前記エンクロージャ内のガスをエンクロージャ排
    気流路を介して前記設備室内に排出して、前記エンクロ
    ージャ内を換気する発熱設備の換気構造であって、 前記排気流路に、前記ガスが通風する通風部と、前記通
    風部に水を供給して前記通風部を湿潤させる湿潤手段と
    からなる気化式冷却器を備えた発熱設備の換気構造。
  2. 【請求項2】 前記発熱設備が、コジェネレーション設
    備である請求項1に記載の発熱設備の換気構造。
  3. 【請求項3】 発熱する発熱部をエンクロージャにより
    包囲して構成され、前記エンクロージャ内を換気する換
    気構造として請求項1又は2に記載の換気構造を備えた
    発熱設備。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013174222A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Toshiba Corp 換気システムおよびその運用方法
JP2014159743A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Hitachi Ltd ガスタービン設備及び複合発電設備
JP2018063020A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 株式会社クボタケミックス 管更生部材の加熱装置
JP7399448B2 (ja) 2019-08-02 2023-12-18 ヒューグル開発株式会社 機器

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