JP2015031421A - 空気熱交換ユニットおよびこの空気熱交換ユニットを使用するヒートポンプ式暖房機 - Google Patents

空気熱交換ユニットおよびこの空気熱交換ユニットを使用するヒートポンプ式暖房機 Download PDF

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與志子 森田
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【課題】必要とする能力に応じた空気熱交換器を設置することができ、供給された空気の温度が均等化されて空気熱交換器の能力を最大限引き出すことができる空気熱交換ユニットを提供するとともに、メンテナンスが容易なヒートポンプ式暖房機を提供する。【解決手段】略直方体の筐体に収納されるパネル状の空気熱交換器は、側面から見て矩形状の該筐体の対角線上に重ね合わされるように斜めに設置されて、該空気熱交換器を境界として該筐体の上部には第1の空気室が形成されるとともに下部には第2の空気室が形成され、給気ファンが前記第1の空気室の上部に位置する第3の空気室内に配置されてその吹き出し口は該第1の空気室に開口し、排気ファンが前記第2の空気室内の前記空気熱交換器に対向する位置に配置されてその吹き出し口は外部に開口し、前記第3の空気室は室内空気流通ダクトを介して室内と連通している構成とした。【選択図】図1

Description

本願発明は、住宅用空調システムに使用される空気熱交換ユニットおよびヒートポンプ式暖房機に関し、より詳しくは寒冷地住宅の室内の排熱を熱交換に利用する空気熱交換ユニットおよびこの空気熱交換ユニットを使用するヒートポンプ式暖房機に関する。
寒冷地の住宅の暖房設備については、第三種換気に適した室内廃熱の有効利用を図る廃熱回収型の空調システムが提案されていて、例えば、特開2004−317080号公報、特開2011−52899号公報、および本願出願人に係る実用新案登録第3146864号公報に開示されている。
特開2004−317080号公報に開示の換気排熱回収装置は、「比較的小さなスペースを利用して設置することができる換気排熱回収装置を提供する」ことを目的とし、その解決手段を「屋内の空気を屋外に排出する換気扇の排気口と密接して一体に設けられて、換気配管を流通する換気排気から吸熱して冷媒配管中を循環する冷媒を加熱する換気熱交換器と、換気熱交換器と別体に冷媒配管と接続して設けられて換気熱交換器により加熱された冷媒から熱を回収するヒートポンプユニットとを備え、ヒートポンプユニットに備えられたヒートポンプ熱交換器により加熱された温水を循環ポンプにより温水配管中に循環させて、コンベクターから温風を送出する」構成としている。
また、特開2011−52899号公報に開示のヒートポンプ装置は、「24時間換気用のシステムを別個に設置することなく、ヒートポンプ装置の負荷に左右されずに24時間換気を一定換気量で行うことができ、さらに、排気からの熱回収を行うことができるヒートポンプ装置を提供する」ことを目的としていて、その解決手段を「空気を導入し、該空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、該熱交換器に空気を供給する第1のファン及び第2のファンとを備えるヒートポンプ装置において、第1のファンとは独立して、第2のファンの空気取込口及び部屋の壁に設けられた換気口を接続するダクトと、第2のファンの回転数を一定に保持する回転数保持手段とを備え、第2のファンにより、第3種換気を常時一定換気量で行う」構成とすることとしている。
そして、実用新案登録第3146864号公報に開示の廃熱回収型住宅用室内及び1階床下空間空調システムは、「24時間換気システムによる室内の換気排熱を利用し、多湿の1階床下空間を乾燥することができるイニシャルコストやランニングコストが低廉な住宅用の空調システムを提供する」ことを課題としていて、その解決手段を「送風ファンおよび空気・冷媒間で熱交換する空気熱交換器が収納される空気熱交換ユニットを住宅の1階床下空間に設置する一方、圧縮機、四方弁、冷温水・冷媒間で熱交換する水熱交換器および減圧弁が収納される水熱交換ユニットを住宅の屋外に設置し、24時間換気する換気ファンの排気と1階床下空間内の空気を該空気熱交換ユニットに取り込み、取り込んだ排気および空気を該送風ファンで付勢して該空気熱交換器に送るようにし、水熱交換器による熱交換後の温水を床に布設した温水管を介して室内を暖房し、熱交換後の冷水を天井裏に設置したファンコイルユニットを介して室内を冷房する構成」としている。
特開2004−317080号公報 特開2011−52899号公報 実用新案登録第3146864号公報
しかしながら、特開2004−317080号公報に開示の空調システムでは、換気扇の排気口と密接して換気熱交換器を一体に設けているため、圧力損失が大きくなり、このシステムで使用する換気扇の能力を24時間換気システムで使用する換気扇よりも大きなものとしなければならないし、天井裏という限定された空間に換気熱交換器を設置していることから、換気熱交換器の能力が限定されてしまうため、場合によっては複数台の換気熱交換器が必要となる。
また、実用新案登録第3146864号公報に開示の廃熱回収型住宅用室内及び1階床下空間空調システムでは、床下空間に空気熱交換ユニットを設置しているため、空気熱交換ユニットの点検等のメンテナンスがし難いという課題を有している。
そして、特開2011−52899号公報に開示のヒートポンプ装置では、明示されてはいないが、第1の熱交換器は第1のファンや第2のファンに対して直交するように設置されているため、第1のファンや第2のファンによる供給された空気は第1の熱交換器に直接吹き当てられて局部的に短絡した流れが生じやすいという課題があると思われる。
そこで、本願発明は、必要とする能力に応じた空気熱交換器を設置することができ、空気熱交換ユニットの点検等のメンテナンスがし易く、供給された空気の温度が均等化されて空気熱交換器の能力を最大限引き出すことができる空気熱交換ユニットを提供するとともに、すべてユニット化されて設置やメンテナンスが容易で第三種換気としても使用することができるヒートポンプ式暖房機を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本願請求項1に記載の空気熱交換ユニットは、住宅の屋外に設置されて第三種換気にも使用可能な空気熱交換ユニットであって、略直方体の筐体に収納されるパネル状の空気熱交換器は、側面から見て矩形状の該筐体の対角線上に重ね合わされるように斜めに設置されて、該空気熱交換器を境界として該筐体の上部には第1の空気室が形成されるとともに下部には第2の空気室が形成され、給気ファンが前記第1の空気室の上部に位置する筐体状の第3の空気室内に配置されてその吹き出し口は該第1の空気室の上面に開口し、前記第3の空気室は室内空気が流通する室内空気流通ダクトを介して室内と連通し、排気ファンが前記第2の空気室内の前記空気熱交換器に対向する位置に配置されてその吹き出し口は外部に開口している、ことを特徴としている。
また、本願請求項2に係る空気熱交換ユニットは、請求項1に記載の空気熱交換ユニットであって、前記給気ファンはシロッコファンまたはクロスフローファンであり、前記排気ファンは軸流ファンである、ことを特徴としている。
そして、本願請求項3に係るヒートポンプ式暖房機は、請求項1または請求項2に記載の前記空気熱交換ユニットの下部に、冷媒配管を介して直列的に連結された圧縮機、水熱交換器および減圧弁が収納される筐体状の水熱交換ユニットが配置されている、ことを特徴としている。
さらに、本願請求項4に係るヒートポンプ式暖房機は、請求項3に記載のヒートポンプ式暖房機であって、前記空気熱交換ユニットおよび前記水熱交換ユニットの筐体内部には断熱材が貼着されている、ことを特徴としている。
本願発明は、上記構成により以下の効果を奏する。
(1)寒冷地において外気温度がマイナス域になっても、それによりヒートポンプ能力が低下することなく、常に高効率で運転出来る。
(2)空気熱交換ユニットを屋外に設置することにより空間の制限が無くなることから、必要とする能力に応じた空気熱交換器を設置することができ、点検等のメンテナンスがし易くなる。
(3)空気熱交換器により形成される第1の空気室の断面は側面から見て下に向かってその幅が狭くなる逆三角形となっていて、排熱を伴う室内の空気は給気ファンにより吹き下ろされてデッドスペースを作ることなく第1の空気室内で混ざり合う。そして、混ざり合った空気は排気ファンにより空気熱交換器を通り抜けて空気熱交換ユニットの外部に排出される。このため、供給された排熱を伴う室内の空気はその温度が第1の空気室内で均等化されて空気熱交換器の能力を十分に引き出すことができる。
(4)給気ファンを吸引力の強いシロッコファンまたはクロスフローファンとすることにより、暖かい室内空気は室内空気流通ダクトを介して第3の空気室にスムーズに吸引され、吸引された室内空気は給気ファンにより第1の空気室に拡散することなく真下に向かって流れて空気熱交換器の表面に当たり、その一部は上昇して第1の空気室内で均等化し、空気熱交換器を通って第2の空気室に流入する。また、軸流ファンはファンの前後の空気を攪拌する作用があるため、排気ファンに軸流ファンを使用することにより第2の空気室内の空気は攪拌されながら外部に排出することとなり、その影響で暖かい室内空気は略均等に空気熱交換器を通過し、空気熱交換器の熱交換効率が上昇する。
(5)空気熱交換器の外周縁を筐体の壁面に密着させることにより、第1の空気室および第2の空気室の機密性が増大し、外気の影響による空気熱交換器の熱交換効率が低下することはない。
(6)ヒートポンプ式暖房機を、圧縮機、水熱交換器および減圧弁を収納した水熱交換ユニットと、空気熱交換ユニットとから成るようにすることにより、設置が容易となるばかりでなく、水熱交換ユニットと空気熱交換ユニットとの組み合わせによる様々なバリエーションのヒートポンプ式暖房機が廉価に容易に製造可能となる。
(7)ヒートポンプ式暖房機は室内空気を吸引して外部に排出するようになっていることから、住宅の外壁に給気口を嵌設することにより第三種換気が可能となり、別途、第三種換気装置を設置する必要はない。
(8)ヒートポンプ式暖房機の空気熱交換ユニットおよび前記水熱交換ユニットの筐体内部に断熱材を貼着することにより、断熱効果が高まり熱交換効率もさらに上昇する。
本発明を実施するための形態に係る実施例について、図1に基づいて説明する。
図1において、符号1はヒートポンプ式暖房機、符号10は空気熱交換ユニット、符号11は空気熱交換器、符号12は第1の空気室、符号13は第2の空気室、符号14は排気ファン、符号15は給気ファン、符号16は第3の空気室、符号30は水熱交換ユニット、符号31は減圧弁、符号32は水熱交換器、符号33は圧縮機、符号34は冷媒配管、符号35は循環ポンプ、符号36は温水流通管、符号37は室内空気吸引ダクト、符号41は室内空間、符号42は床下空間、符号θは空気熱交換ユニット10の筐体の底面と空気熱交換器11との挟角、である。また、実線の矢印は冷媒または温水の流通方向を示し、点線の矢印は空気の流通方向を示している。
まず、実施例に係るヒートポンプ式暖房機について説明する。なお、図1に示すように、実施例に係るヒートポンプ式暖房機の説明の都合上、平屋の住宅に設置された場合を想定しているが、必ずしも平屋の住宅に限定されるわけではなく、2階建てや3階建て等の住宅であっても使用することができることは勿論である。
実施例に係るヒートポンプ式暖房機1は、主に、直方体状の空気熱交換ユニット10と、空気熱交換ユニット10の下部に設置される直方体状の水熱交換ユニット30と、空気熱交換ユニット10の上部に載置される室内空気吸引ダクト37と、から構成されていて、これらはすべて住宅の屋外に据え付けられている。
外形が略直方体の筐体である空気熱交換ユニット10は内部が上下2層に区切られていて、筐体状となっている下層にはパネル状の空気熱交換器11が側面から見て矩形状の筐体の対角線上に重ね合わされるように斜めに設置されていて、空気熱交換器11を境界として筐体の上部には第1の空気室12が形成されるとともに下部には第2の空気室13が形成されている。すなわち、空気熱交換ユニット10の筐体の底面と空気熱交換器11との挟角θは、空気熱交換ユニット10の矩形状の断面の対角線と底辺とを成す挟角に略一致する。そして、第2の空気室13には排気ファン14が空気熱交換器11に対向する位置に設置されていてその吹き出し口は外部に開口している。また、空気熱交換ユニット10の上層は第3の空気室16となっていて、内部にはその吹き出し口が第1の空気室12の上面に開口する給気ファン15が設置されている。なお、給気ファン15にはシロッコファンを使用している。
水熱交換ユニット30も空気熱交換ユニット10と同様に略直方体の筐体であって、その内部には減圧弁31、水熱交換器32および圧縮機33が収納されている。これらと空気熱交換器11とは冷媒配管34を介して結ばれていて、冷媒の流れに沿って空気熱交換器11→圧縮機33→水熱交換器32→減圧弁31→空気熱交換器11の循環流路が形成されている。
室内空気吸引ダクト37は一端が室内空間41に開口し、他端が空気熱交換ユニット10の筐体状となっている上層に連結していて、室内空間41と第3の空気室16とが室内空気吸引ダクト37を介して連通している。なお、住宅の外壁には図示外の給気口が嵌設されていて、給気口から流入した外気は最終的には室内空気吸引ダクト37を介して外部に排出される。
水熱交換ユニット30内の水熱交換器32には一対の温水流通管36が接続されていて、これら一対の温水流通管36はいずれも水熱交換ユニット30を貫通して床下空間42に敷設されている。一対の温水流通管36の一方は往管であり他方は還り管となっていて、往管に循環ポンプ35が介設されている。そして、温水流通管36を流れる温水は、水熱交換器32→温水流通管36の往管→循環ポンプ35→温水流通管36の往管→各部屋に設置された暖房機(図示外)→温水流通管36の還り管→水熱交換器32の循環流路が形成されている。
つぎに、ヒートポンプ式暖房機1が行う暖房システムについて説明するが、まず、全体の概要について説明し、その後、空気熱交換ユニット10の特徴について説明する。なお、以下に記載の数値は出願人が行った実証実験データに基づくものである。
前述したように、ヒートポンプ式暖房機1では冷媒配管34により順に、空気熱交換器11→圧縮機33→水熱交換器32→減圧弁31→空気熱交換器11の循環流路が形成されている。このように形成された冷媒の循環流路では、冷媒は、圧縮機33により高温(略70℃)高圧のガス体となって水熱交換器32に送られ、この水熱交換器32により温水流通管36を流れる略40℃の温水は熱交換して略45℃の温水とされる一方で、冷媒自身は略37℃の液体となる。略37℃の液体となった冷媒は減圧弁31により減圧されて2℃の液・ガス混合体となって空気熱交換器11に送られる。さらに、冷媒は空気熱交換器11で略23℃の空気と熱交換して蒸発しガス化して、略4℃の冷媒ガスとなって圧縮機33に送られる。
ところで、給気口から取り込んだ新鮮な外気は各部屋に設置された暖房機(図示外)で暖められ、室内空間41の暖められた空気は、室内空気吸引ダクト37を通って空気熱交換ユニット10の第3の空気室16に送られる。第3の空気室16に送られた空気は、給気ファン15により付勢されて第1の空気室12に送られて均等に混ざり合い、空気熱交換器11を通過する。そして、空気熱交換器11で冷媒と熱交換して略7℃まで冷やされた空気は第2の空気室13に入り排気ファン14により空気熱交換ユニット10外に排出される。
本願発明における特徴は、空気熱交換器11を斜めに設置して第1の空気室12および第2の空気室13を形成し、第2の空気室13に排気ファン14を設置したことにある。そこで、排気ファン14を設置した場合と設置しない場合とでエネルギー消費効率(COP)を求めた。
なお、この実証実験は2013年4月2日に行ったが、このときの外気温度は11.2℃、室内温度は23.0℃であった。また、温度測定点は温水流通管36の還り管(温水入口:CH001)と温水流通管36の往管(温水出口:CH002)とした。
実証実験に係るヒートポンプ式暖房機1の仕様を表1に示すが、空気熱交換器11は筐体の底面に対して挟角θを73°で設置している。また、排気ファン14の仕様を表2に、給気ファン15の仕様を表3に示す。そして、排気ファン14を設置した場合の結果を表4に、排気ファン14を設置しない場合の結果を表5に示す。
Figure 2015031421
Figure 2015031421
Figure 2015031421
Figure 2015031421
上表は排気ファンを設置した場合を示す。
Figure 2015031421
上表は排気ファンを設置しない場合を示す。
排気ファン14を設置した場合の測定点1の入口温度を39.9℃から41.0℃間で見ると、暖房能力は、最大出力5.61kw、最小出力5.12kw、平均出力5.33kwとなり、成績係数は、最大で3.30COP、最小で3.03COP、平均で3.13COPとなった。
一方、排気ファン14を設置しないケースの測定点1の入口温度を40.5℃から40.8℃間で見ると、暖房能力は、最大出力4.41kw、最小出力2.67kw、平均出力3.03kwとなり、成績係数は、最大で1.97COP、最小で1.55COP、平均で1.74COPとなった。この実験データから、排気ファン14を設置した場合は排気ファン14を設置しない場合に比較して、暖房能力で76%増加し、成績係数で80%向上している。
ところで、空気熱交換器11の設置角度θは、上下2層に区切られた空気熱交換ユニット10の下層の高さ(h)と図1の左右方向の幅(w)で概ね決定される。すなわちtanθ≒h/wという関係式が成り立ち、設置角度θは設置場所の条件(例えば、隣家との距離が狭くwが自ずと制限される。)等で制約を受けることから、従属的な数値であるが、出願人の知見では、80°≧θ≧30°が好ましい。
図1は、実施例に係るヒートポンプ式暖房機の構成図である。
1 ヒートポンプ式暖房機
10 空気熱交換ユニット
11 空気熱交換器
12 第1の空気室
13 第2の空気室
14 排気ファン
15 給気ファン
16 第3の空気室
30 水熱交換ユニット
31 減圧弁
32 水熱交換器
33 圧縮機
34 冷媒配管

Claims (4)

  1. 住宅の屋外に設置されて第三種換気にも使用可能な空気熱交換ユニットであって、
    略直方体の筐体に収納されるパネル状の空気熱交換器は、側面から見て矩形状の該筐体の対角線上に重ね合わされるように斜めに設置されて、該空気熱交換器を境界として該筐体の上部には第1の空気室が形成されるとともに下部には第2の空気室が形成され、
    給気ファンが前記第1の空気室の上部に位置する筐体状の第3の空気室内に配置されてその吹き出し口は該第1の空気室の上面に開口し、
    前記第3の空気室は室内空気が流通する室内空気流通ダクトを介して室内と連通し、
    排気ファンが前記第2の空気室内の前記空気熱交換器に対向する位置に配置されてその吹き出し口は外部に開口している、ことを特徴とする空気熱交換ユニット。
  2. 前記給気ファンはシロッコファンまたはクロスフローファンであり、前記排気ファンは軸流ファンである、ことを特徴とする請求項1に記載の空気熱交換ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の前記空気熱交換ユニットの下部に、冷媒の流れに沿って、冷媒配管を介して直列的に連結された圧縮機、水熱交換器および減圧弁が収納される筐体状の水熱交換ユニットが配置されている、ことを特徴とするヒートポンプ式暖房機。
  4. 前記空気熱交換ユニットおよび前記水熱交換ユニットの筐体内部には断熱材が貼着されている、ことを特徴とする請求項3に記載のヒートポンプ式暖房機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112303868A (zh) * 2020-11-06 2021-02-02 李峰 空调室外机热量循环利用系统及方法

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