JP2000109718A - 対称型フタリド系化合物の製造方法 - Google Patents

対称型フタリド系化合物の製造方法

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JP2000109718A
JP2000109718A JP10296019A JP29601998A JP2000109718A JP 2000109718 A JP2000109718 A JP 2000109718A JP 10296019 A JP10296019 A JP 10296019A JP 29601998 A JP29601998 A JP 29601998A JP 2000109718 A JP2000109718 A JP 2000109718A
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Shuji Takao
修次 高尾
Sayuri Wada
小百合 和田
Hiroaki Harada
裕昭 原田
Yasuhisa Iwasaki
泰久 岩崎
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Yamamoto Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高負荷量のCOD含有廃水を生ぜず、工業的
規模での生産に適し、高純度、高収率に対称型フタリド
系化合物を製造する方法を提供する。 【解決手段】 無水酢酸の存在下、芳香族ジカルボン酸
系化合物とアニリン系、インドール系又はエチレン系化
合物の何れかとを反応させ、反応終了後の反応物に低級
アルコールを混合して高純度の一般式VIIの対称型フ
タリド系化合物を析出させ、COD源の無水酢酸、アル
カリ可溶物質等は低級アルコールと共に濾過等で分離し
て廃水中のCOD源を除去する新規な製造方法。 一般式VIIの化合物の具体例には3,3−ビス(1−
オクチル−2−メチル−3−インドリル)フタリドがあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対称型フタリド系化合物
の新規な製造方法に関する。詳細には対称型フタリド系
化合物を廃水問題が少なく簡便な操作で高純度、高収率
に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無色ないし淡色の電子供与性発色
剤と有機もしくは無機の電子受容性顕色剤との呈色反応
を利用した記録材料は、感圧記録材料、感熱記録材料な
どとして既に良く知られている。このような記録材料の
電子供与性発色剤としてフタリド系化合物はその発色画
像の色調、濃度、感度、保存安定性等の諸性能が優れて
いる事で広く使用されている。
【0003】一般式(VII)で表される対称型フタリド
系化合物の一般的な製造方法として、一般式(I)で表
される芳香族ジカルボン酸無水物と一般式(II)、(II
I)、(IV)で表されるアニリン系、インドール系、エチ
レン系化合物の何れかとを縮合剤兼希釈剤である硫酸、
無水酢酸、燐酸等の脱水性作用のある酸性溶媒中で反応
する方法がよく知られている。この中で反応生成物の安
定性、操作の簡便性などから無水酢酸中で反応する方法
が工業的に広く実用されている。
【0004】
【化11】
【0005】
【化12】
【0006】しかしながら無水酢酸を使用する製造方法
では、目的生成物が縮合剤兼希釈剤である無水酢酸に溶
解して収量が低下する。このため、無水酢酸を分解し水
に可溶性の酢酸とした後に、水に不溶の生成物を分離す
る必要がある。通常、このような操作を行うには、反応
終了後、反応混合物を大量の苛性ソーダ等のアルカリ水
溶液中に排出することにより、無水酢酸を酢酸ソーダと
し、中性〜アルカリ性の水溶液から無色ないし淡色のフ
タリド系化合物を分離する。しかし、この操作は無水酢
酸をアルカリ水で分解して水に可溶性の酢酸に変えるた
め、発生する廃水には高負荷量のCOD(化学的酸素要
求量)成分を含むという欠点があり、また得られる反応
生成物の純度も必ずしも満足できるものではないという
問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は高負荷
量のCOD含有廃水を生ぜず、従って工業的規模での生
産に適し高純度、高収量で対称型フタリド系化合物を製
造する方法を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】我々は近年の環境問題を
鑑み廃水中のCOD負荷量を低減する製造方法を鋭意研
究した結果、反応終了後の反応物に低級アルコールを混
合すると意外にも生成物の顕著な析出が起こり、これを
分離することで高負荷量のCOD源となる溶媒分解物等
を廃水として出す必要もなく生産でき、しかも、高純度
の製品を高収量で得ることが出来るという事を見い出し
た。
【0009】
【発明の実施の形態】即ち、本発明は無水酢酸の存在下
一般式(I)で表される芳香族ジカルボン酸無水物と一
般式(II)で表されるアニリン系化合物、一般式(II
I)で表されるインドール系化合物又は一般式(IV)で
表されるエチレン系化合物とを反応させて一般式(VI
I)で表される対称型フタリド系化合物を製造する方法
において、反応物に低級アルコールを混合したのちに析
出物を分離することを特徴とする、一般式(VII)で表
される対称型フタリド系化合物の製造方法に関する。
【0010】
【化13】 (式中、X、Yは炭素原子又は窒素原子を示し、R1
水素原子、低級アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン
原子を示し、mは1〜4の整数を示す。)
【0011】
【化14】 (式中、R2、R3は置換基を有しても良いアルキル基、
置換基を有しても良いフェニル基又はR2とR3が結合し
て窒素原子とともに形成する複素環を示す。R4は水素
原子、置換基を有しても良いアルキル基、アルコキシ
基、置換基を有するアミノ基又はハロゲン原子を示し、
pは1〜4の整数を示す。)
【0012】
【化15】 (式中、R5、R6は置換基を有しても良いアルキル基、
置換基を有しても良いフェニル基を示し、R7は水素原
子、置換基を有しても良いアルキル基、アルコキシ基又
はハロゲン原子を示し、qは1〜4の整数を示す。)
【0013】
【化16】 {式中、R8、R9は一般式(V):
【0014】
【化17】 (式中、R10は水素原子、置換基を有しても良いアルキ
ル基、置換基を有しても良いフェニル基、アルコキシ
基、置換基を有するアミノ基又はハロゲン原子を示し、
xは1〜5の整数を示す。)で表されるフェニル基又
は、一般式(VI):
【0015】
【化18】 (式中、R11、R12は置換基を有しても良いアルキル基
又は置換基を有しても良いフェニル基を示し、R13は水
素原子、置換基を有しても良いアルキル基、アルコキシ
基又はハロゲン原子を示し、yは1〜4の整数を示
す。)で表されるインドリル基を示す。}
【0016】
【化19】
【0017】{式中、Aは、
【化20】 (式中、R2、R3、R4、pは式(II)に同じものを示
す。)、
【0018】
【化21】 (式中、R5、R6、R7、qは式(III)に同じものを示
す。)
【0019】または、
【化22】 (式中、R8、R9は式(IV)に同じものを示す。)を示
し、X、Y、R1、mは式(I)に同じものを示す。}
【0020】前記一般式(I)で表される芳香族ジカル
ボン酸無水物において、X、Yは炭素原子又は窒素原子
を示すが、具体的には一般式(I)は無水フタル酸、無
水キノリン酸、ピラジン−2,3−ジカルボン酸無水物
又はその置換体を示している。R1は水素原子、低級ア
ルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表すが、低
級アルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、等。アルコキシ基としてはメトキシ基、
エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、等。ハロゲン
原子としては塩素原子、臭素原子、フッ素原子、等が挙
げられる。具体例として例えば、無水フタル酸、4−メ
チル無水フタル酸、4−エチル無水フタル酸、4−メト
キシ無水フタル酸、4−クロロ無水フタル酸、4−ブロ
モ無水フタル酸、2,3,4,5−テトラクロロ無水フ
タル酸、無水キノリン酸、5−メチル無水キノリン酸、
5−ブロモ無水キノリン酸、ピラジン−2,3−ジカル
ボン酸無水物、5−メチルピラジン−2,3−ジカルボ
ン酸無水物、等が挙げられる。
【0021】前記一般式(II)のアニリン系化合物にお
いて、R2、R3は置換基を有しても良いアルキル基、置
換基を有しても良いフェニル基又はR2とR3が結合して
窒素原子とともに形成する複素環を表すが、置換基を有
しても良いアルキル基としてはメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ペンチル基、オクチル基、ベンジ
ル基、等。置換基を有しても良いフェニル基としてはフ
ェニル基、トルイル基、等。窒素原子と形成してなる複
素環としてはピペリジノ基、ピペラジノ基、ピロリジノ
基、等が挙げられる。R4は水素原子、置換基を有して
も良いアルキル基、アルコキシ基、置換基を有するアミ
ノ基又はハロゲン原子を表すが、置換基を有しても良い
アルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ペンチル基、オクチル基、ベンジル基、等。
アルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、ブトキシ基、等。置換基を有するアミノ基とし
てはジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピル
アミノ基、エチルメチルアミノ基、アセチルアミノ基、
等。ハロゲン原子としては塩素原子、臭素原子、フッ素
原子、等が挙げられる。具体例として例えば、N,N−
ジメチルアニリン、
【0022】N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジ−
n−プロピルアニリン、N,N−ジベンジルアニリン、
N,N−ジメチル−m−アニシジン、N,N−ジメチル
−m−フェネチジン、N,N−ジメチル−m−トルイジ
ン、N,N−ジエチル−m−アニシジン、N,N−ジエ
チル−m−フェネチジン、N,N−ジエチル−m−トル
イジン、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3−
フェニレンジアミン、3−クロロ−N,N−ジエチルア
ニリン、3−アセチルアミノ−N,N−ジエチルアニリ
ン、3−アセチルアミノ−N,N−ジプロピルアニリ
ン、3−ブトキシ−N,N−ジエチルアニリン、3−ヘ
プトキシ−N,N−ジエチルアニリン、3−エトキシ−
N−エチル−N−フェニルアニリン、N−エチル−N−
メトキシエチル−m−フェネチジン、N−エチル−N−
エトキシメチル−m−トルイジン、等が挙げられる。
【0023】前記一般式(III)で表されるインドール
系化合物において、R5、R6は置換基を有しても良いア
ルキル基又は置換基を有しても良いフェニル基を表す
が、置換基を有しても良いアルキル基としてはメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、オ
クチル基、ベンジル基、等。置換基を有しても良いフェ
ニル基としてはフェニル基、トルイル基、キシリル基、
等を示す。R7は水素原子、置換基を有しても良いアル
キル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表すが、アル
キル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、オクチル基、ベンジル基、等。アル
コキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基、等。ハロゲン原子としては塩素原子、
臭素原子、フッ素原子、等が挙げられる。具体例として
例えば、1,2−ジメチルインドール、1−メチル−2
−フェニル−インドール、1−エチル−2−メチルイン
ドール、1−エチル−2−フェニルインドール、1−ブ
チル−2−メチルインドール、1−アミル−2−メチル
インドール、1−オクチル−2−メチルインドール、1
−オクチル−2−フェニルインドール、6−メチル−1
−エチル−2−メチルインドール、5−クロロ−1,2
−ジメチルインドール等が挙げられる。
【0024】前記一般式(IV)で表されるエチレン系化
合物において、R8、R9は前記一般式(V)または(V
I)を表すが、
【化23】
【0025】一般式(V)及び(VI)におけるR10,R
11,R12、R13が置換基を有しても良いアルキル基であ
る場合としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、オクチル基、ベンジル基、等が挙げ
られる。R10,R11,R12が置換基を有しても良いフェ
ニル基である場合としてはフェニル基、トルイル基、キ
シリル基、等が挙げられる。R10、R13がアルコキシ基
である場合としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポキ
シ基、ブトキシ基、等。ハロゲン原子である場合として
は塩素原子、臭素原子、フッ素原子、等が挙げられる。
10が置換基を有するアミノ基である場合としてはジメ
チルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ
基、エチルメチルアミノ基、アセチルアミノ基、等が挙
げられる。具体例として例えば、1,1−ビス(1−エ
チル−2−メチル−3−インドリル)エチレン、1,1
−ビス(4−メトキシフェニル)エチレン、1,1−ビ
ス(4−プロポキシフェニル)エチレン、1,1−ビス
(4−ジメチルアミノフェニル)エチレン、1,1−ビ
ス(4−ジエチルアミノフェニル)エチレン、1−(4
−ジエチルアミノフェニル)−1−(4−ジメチルアミ
ノフェニル)エチレン、等が挙げられる。
【0026】目的物である一般式(VII)で表される対
称型フタリド系化合物の具体例としては、例えば、3,
3−ビス(4−N,N−ジメチルアミノフェニル)フタ
リド、3,3−ビス(4−N,N−ジエチルアミノフェ
ニル)フタリド、3,3−ビス(2−エトキシ−4−
N,N−ジエチルアミノフェニル)フタリド、3,3−
ビス(1−エチル−2−メチル−3−インドリル)フタ
リド、3,3−ビス(1−ブチル−2−メチル−3−イ
ンドリル)フタリド、3,3−ビス(1−オクチル−2
−メチル−3−インドリル)フタリド、3,3−ビス
(1−エチル−2−フェニル−3−インドリル)フタリ
ド、3,3−ビス{2,2−ビス[4−(1−ピロリジ
ノ)フェニル]エテニル}−4,6,7−トリブロモ−
5−クロロフタリド、3,3−ビス{2,2−ビス[4
−(1−ピロリジノ)フェニル]エテニル}−4,5,
6,7−テトラブロモフタリド、3,3−ビス{[2−
(4−ジメチルアミノフェニル)−2−(4−メトキシ
フェニル)]エテニル}−6−クロロフタリド、
【0027】3,3−ビス[2,2−ビス(1−エチル
−2−メチル−3−インドリル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス[2,2
−ビス(1−n−ブチル−2−メチル−3−インドリ
ル)エテニル]−4,5,6,7−テトラクロロフタリ
ド、3,3−ビス(4−N,N−ジエチルアミノフェニ
ル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(4−N,N−
ジブチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3,3
−ビス[4−ジ−N,N−(4−メトキシフェニル)ア
ミノフェニル]−4−アザフタリド、3,3−ビス[4
−(1−ジピロリノ)フェニル]−4−アザフタリド、
3,3−ビス(2−メチル−4−N,N−ジエチルアミ
ノフェニル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(2−
アセチルアミノ−4−N,N−ジエチルアミノフェニ
ル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(2−アセトキ
シ−4−N,N−ジエチルアミノフェニル)−4−アザ
フタリド、3,3−ビス(2−エトキシ−4−N,N−
ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3,3
−ビス(2−ブトキシ−4−N,N−ジエチルアミノフ
ェニル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(2−メト
キシ−4−N,N−ジエチルアミノフェニル)−6−エ
チル−4−アザフタリド、3,3−ビス[2−ブトキシ
−4−(N−エチル−N−フェニル)アミノフェニル]
−4−アザフタリド、
【0028】3,3−ビス(2−エトキシ−4−N,N
−ジプロピルアミノフェニル)−4−アザフタリド、
3,3−ビス(1−エチル−2−メチル−3−インドリ
ル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(1−ブチル−
2−メチル−3−インドリル)−4−アザフタリド、
3,3−ビス(1−オクチル−2−メチル−3−インド
リル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(1−エチル
−2−フェニル−3−インドリル)−4−アザフタリ
ド、3,3−ビス[2,2−ビス(4−ジメチルアミノ
フェニル)エテニル]−4−アザフタリド、3,3−ビ
ス(4−N,N−ジエチルアミノフェニル)−4,7−
ジアザフタリド、3,3−ビス(4−N,N−ジプロピ
ルアミノフェニル)−4,7−ジアザフタリド、3,3
−ビス(4−N,N−ジブチルアミノフェニル)−4,
7−ジアザフタリド、3,3−ビス−(4−ジピロリジ
ルフェニル)−4,7−ジアザフタリド、3,3−ビス
(2−メチル−4−N,N−ジエチルアミノフェニル)
−4,7−ジアザフタリド、
【0029】3,3−ビス(2−アセチルアミノ−4−
N,N−ジエチルアミノフェニル)−4,7−ジアザフ
タリド、3,3−ビス(2−エトキシ−4−N,N−ジ
エチルアミノフェニル)−4,7−ジアザフタリド、
3,3−ビス(2−ブトキシ−4−N,N−ジエチルア
ミノフェニル)−4,7−ジアザフタリド、3,3−ビ
ス[2−ブトキシ−4−(N−エチル−N−フェニル)
アミノフェニル]−4,7−ジアザフタリド、3,3−
ビス(2−エトキシ−4−N,N−ジブチルアミノフェ
ニル)−4,7−ジアザフタリド、3,3−ビス(1−
ブチル−2−メチル−3−インドリル)−4,7−ジア
ザフタリド、3,3−ビス(1−オクチル−2−メチル
−3−インドリル)−4,7−ジアザフタリド、3,3
−ビス[2,2−ビス(1−エチル−2−メチル−3−
インドリル)エテニル]−4,7−ジアザフタリド、
3,3−ビス[2,2−ビス(1−n−ブチル−2−メ
チル−3−インドリル)エテニル]−4,7−ジアザフ
タリド、等が挙げられるが4−アザフタリド化合物の製
造時には同時に異性体である7−アザフタリド化合物も
生成する。
【0030】本発明の製造方法において、前記一般式
(I)で表される芳香族ジカルボン酸無水物と前記一般
式(II)、(III)、(IV)で表される化合物の何れか
を無水酢酸中で反応させて前記一般式(VII)の対称型
フタリド系合物を製造するが、一般式(I)で表される
化合物と一般式(II)、(III)、(IV)で表される化
合物との使用割合は、一般式(I)の化合物に対して一
般式(II)、(III)又は(IV)の化合物を1.5倍モル
量以上好ましくは2.0〜4.0倍モル量使用するのが良
い。
【0031】無水酢酸は脱水剤兼反応溶媒として用いる
が、その使用量は一般式(I)で表される化合物の等モ
ル量以上で好ましくは1.5〜4.0倍モル量使用するの
が良い。
【0032】反応温度は30℃以上で好ましくは40〜
95℃である。反応温度が30℃より低いと反応の完結
迄に長時間を要し95℃より高いと副生成物が増加して
収量が低下する傾向にある。
【0033】反応時間は反応温度に依存するが、一般的
には5〜60時間で好ましくは10〜45時間である。
反応時間が5時間より短いと反応が完結しない場合があ
り60時間より長いと副生成物が増加する傾向がある。
【0034】反応終了後反応物に低級アルコールを混合
することにより、前記一般式(VII)で表される対称型
フタリド系化合物が析出してくるが、低級アルコールの
混合前に反応物から常圧下又は減圧下で無水酢酸及び生
成した酢酸を濃縮回収した後に低級アルコールを混合す
る方が低級アルコールの使用量を減らすことが出来るの
で好ましい。
【0035】反応物に混合出来る低級アルコールとして
は炭素数1〜4のアルコール類が使用でき、具体例とし
て例えば、メタノール、エタノール、n−プロピルアル
コール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、
等が挙げられるがメタノール、エタノール、イソプロピ
ルアルコールが経済性や製品の収量が高い点で好まし
い。
【0036】なお、炭素数5以上のアルコール類、例え
ばn−ペンタノール等も本発明の方法において使用可能
であるが製品の収量を低下する傾向があり好ましくな
い。
【0037】低級アルコールの使用量は、使用した無水
酢酸の等倍容量〜10倍容量であり、好ましくは2〜5
倍容量である。使用量が等倍容量より少ないと濾過によ
る分離等の操作が行い難く、10倍容量より多く使用し
ても特に利点は見あたらない。
【0038】低級アルコールを混合したのち1時間程度
加熱撹拌することで不純物が効率よく除かれ、放冷によ
り析出している一般式(VII)の対称型フタリド系化合
物を濾過等の操作で分離し得る。
【0039】得られた製品はこのままでも十分に使用し
得る純度を有しているがより高純度の製品にするため、
水と水に不溶性の有機溶媒で更に精製しても良い。
【0040】水に不溶性の有機溶媒として、ベンゼン、
トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、クロルベン
ゼン、ジクロルベンゼン、ブロムナフタレン等の芳香族
系有機溶媒が使用できるが、トルエンが好ましく使用さ
れる。
【0041】精製法として好ましい方法は以下のように
例示出来る。即ち、得られた一般式(VII)の対称型フ
タリド系化合物を有機溶媒及び水に混合し加熱下に有機
溶媒中に溶解させる。この場合、水の代わりにアルカリ
水を使用すると精製効率がより高くなり好ましく、アル
カリ水としては、苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ等
の水溶液が使用できる。加熱温度は60〜95℃で好ま
しくは70℃〜還流温度であり、加熱時間は0.1〜3
時間が好ましい。溶解後有機層を水層から分離し、湯洗
後、有機層を濃縮する事で精製された対称型フタリド系
化合物が析出してくるが、これに低級アルコールを混合
し分散後濾過により高純度の製品を収量良く取り出すこ
とが出来る。この有機層の濃縮液に混合する低級アルコ
ール類の具体例として例えば、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール、等が挙げられる。
【0042】本発明の方法により、一般式(I)の芳香
族ジカルボン酸無水物と一般式(II)、(III)、(IV)
のアニリン系、インドール系、エチレン系化合物の何れ
かを無水酢酸中で反応して得た反応物に低級アルコール
を混合し、析出してきた一般式(VII)の対称型フタリ
ド系化合物を分離することで無水酢酸及び副生物は低級
アルコールに溶解して除かれるため、従来の製造方法の
ような高負荷量のCOD含有廃水は生ずる事がなく、ま
た、精製工程でも既に大部分の高負荷量のCOD源は低
級アルコールで除かれているために洗浄水等で出る廃水
中に含まれるCOD負荷量は非常に少なくなっている。
また、本発明の方法で発生する無水酢酸等を含んだ低級
アルコール濾液は焼却するか分溜等でアルコール等の有
効成分を回収したのち残渣を焼却等の処理を行うことで
環境への流出を防ぐことが出来る。
【0043】
【実施例】実施例により本発明をさらに具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例になんら限定されるもの
ではない。
【0044】実施例1 1−オクチル−2−メチルインド−ル125.0gと無
水フタル酸35.0gを無水酢酸100.0g中で撹拌
下70〜80℃で40時間反応した。反応終了後反応物
にメタノール200mlを混合し1時間加熱還流した。
20℃に冷却し2時間撹拌したのち析出物を濾過し、メ
タノール50mlで2回洗浄後乾燥した。収量は121.
2g(83.1%)で純度は98.7%であった。この
物をトルエン500ml、水100ml、苛性ソーダ2
gとともに80℃で1時間撹拌溶解し、トルエン層を分
取し中性まで湯洗したのち450mlのトルエンを濃縮
溜去した。濃縮残渣にメタノールを500ml混合し1
時間加熱還流したのち20℃に冷却し2時間撹拌した。
析出物を濾過しメタノール50mlで2回洗浄し、乾燥
により黄白色の3,3−ビス(1−オクチル−2−メチ
ル−3−インドリル)フタリドを118.7g(収率8
1.4%)得た。純度は、99.2%であった。この操
作で生じた廃水の最高COD値(トルエン層を分離した
後の水層のCOD値)は350ppmであり、全廃水の
総COD負荷量は0.04gであった。
【0045】比較例1 実施例1の反応で、反応終了後のメタノールの混合に代
えて反応物を20%苛性ソーダ水500mlに排出し
た。排出液にトルエン700mlを加え撹拌下に80℃
で3時間加熱し無水酢酸を分解した。トルエン層を分取
し中性まで湯洗した後620mlのトルエンを濃縮溜去
した。濃縮残渣にメタノールを700ml混合し1時間
加熱還流したのち20℃に冷却し2時間撹拌した。析出
物を濾過しメタノール50mlで2回洗浄し、乾燥によ
り黄白色の3,3−ビス(1−オクチル−2−メチル−
3−インドリル)フタリドを119.2g(収率81.
9%)得た。高速液体クロマトグラフィーによる純度
は、98.3%であった。
【0046】この操作で生じた廃水の最高COD値(ト
ルエン層を分離した後の水層のCOD値)は27600
ppmであり、全廃水の総COD負荷量は7.14gで
あった。
【0047】実施例2 1,1−ビス(1−エチル−2−フェニル−3−インド
リル)エチレン103.0gと3,4,5,6−テトラ
クロロ無水フタル酸35.0gを無水酢酸150.0g
中で撹拌下80〜90℃で20時間反応したのち反応物
にメタノール200mlを混合し1時間加熱還流した。
20℃に冷却し1時間撹拌したのち析出物を濾過しメタ
ノール50mlで2回洗浄したのち乾燥した。収量は10
5.2g(83.5%)で純度は98.4%であった。
精製は、トルエン1000ml、水200ml、苛性ソ
ーダ2gを使用し実施例1と同様の方法で行い、黄白色
の3,3−ビス[2,2−ビス(1−エチル−2−フェ
ニル−3−インドリル)エテニル]−4,5,6,7−
テトラクロロフタリドを100.8g(収率80.0
%)得た。純度は、99.0%であった。
【0048】この操作で生じた廃水の最高COD値(ト
ルエン層を分離した後の水層のCOD値)は280pp
mであり、全廃水の総COD負荷量は0.06gであっ
た。
【0049】比較例2 実施例2の反応で、反応終了後のメタノール添加に代え
て反応物を20%苛性ソーダ水300mlに排出した。
排出液にトルエン1000mlを加え無水酢酸を加熱分
解したのち、比較例1と同様の方法で精製を行い、淡黄
色の3,3−ビス[2,2−ビス(1−エチル−2−フ
ェニル−3−インドリル)エテニル]−4,5,6,7
−テトラクロロフタリドを102.6g(収率81.4
%)得た。純度は、97.5%であった。
【0050】この操作で生じた廃水の最高COD値(ト
ルエン層を分離した後の水層のCOD値)は18900
ppmであり、全廃水の総COD負荷量は6.21gで
あった。
【0051】実施例3 N,N−ジエチル−m−フェネチジン96.0gと無水
キノリン酸35.0gを無水酢酸100.0g中で撹拌
下、60〜65℃で40時間反応した。反応終了後反応
物にメタノール150mlを混合し2時間加熱還流し
た。20℃に冷却し2時間撹拌したのち析出物を濾過し
メタノール30mlで2回洗浄し乾燥し、実施例1と同様
な方法で精製を行った。白色の3,3−ビス(4−N,
N−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−4−ア
ザフタリドの結晶を60.6g(収率49.9%)を得
た。純度は、99.1%であった。
【0052】この操作で生じた廃水の最高COD値(ト
ルエン層を分離した後の水層のCOD値)は640pp
mであり、全廃水の総COD負荷量は0.07gであっ
た。
【0053】比較例3 実施例3の反応で、反応終了後のメタノール添加に代え
て反応物を20%苛性ソーダ水300mlに排出した。
排出液にトルエン500mlを加え、撹拌下に無水酢酸
を加熱分解したのち、比較例1と同様の方法で精製を行
った。黄白色の3,3−ビス(4−N,N−ジエチルア
ミノ−2−エトキシフェニル)−4−アザフタリド5
9.7g(収率49.3%)得た。純度は98.1%で
あった。
【0054】この操作で生じた廃水の最高COD値(ト
ルエン層を分離した後の水層のCOD値)は37600
ppmであり、全廃水の総COD負荷量は11.5gで
あった。
【0055】実施例4 N,N−ジエチル−m−トルイジン80.0gとピラジ
ン−2,3−ジカルボン酸無水物35.0gを無水酢酸
100.0g中で撹拌下、50〜55℃で40時間反応
した。反応後反応物にメタノール200mlを添加し1
時間加熱還流した。20℃に冷却し3時間撹拌したのち
析出物を濾過しメタノール20mlで2回洗浄し乾燥し実
施例1と同様な方法で精製を行った。淡灰白色の3,3
−ビス(4−N,N−ジエチルアミノ−2−メチルフェ
ニル)−4,7−ジアザフタリドの結晶を84.5g
(収率79.0%)を得た。高速液体クロマトグラフィ
ーによる純度は、99.0%であった。
【0056】この操作で生じた廃水の最高COD値(ト
ルエン層を分離した後の水層のCOD値)は720pp
mであり、全廃水の総COD負荷量は0.08gであっ
た。
【0057】比較例4 実施例4の反応で、反応終了後のメタノール添加に代え
て反応物を20%希苛性ソーダ水300mlに排出し
た。排出液にトルエン500mlを加え、撹拌下に2時
間90℃に加熱し無水酢酸を分解したのち、比較例1と
同様の方法で精製を行った。淡灰白色の3,3−ビス
(4−N,N−ジエチルアミノ−2−メチルフェニル)
−4,7−ジアザフタリドの結晶を83.4g(収率7
8.0%)得た。純度は97.9%であった。
【0058】この操作で生じた廃水のCOD値は最高で
36300ppmであり、全廃水の総COD負荷量は1
1.9gであった。
【0059】実施例5 実施例3において、反応終了後反応物を60mmHgの
減圧にして生成した酢酸と無水酢酸の混合物を50g回
収したのち、濃縮物にメタノール100mlを混合した
以外は実施例3と同様の方法で精製まで行った。微黄色
の3,3−ビス(4−N,N−ジエチルアミノ−2−エ
トキシフェニル)−4−アザフタリドの結晶を64.3
g(収率52.9%)得た。純度は98.9%であっ
た。
【0060】この操作で生じた廃水の最高COD値(ト
ルエン層を分離した後の水層のCOD値)は720pp
mであり、全廃水の総COD負荷量は0.09gであっ
た。
【0061】
【発明の効果】本発明の製造方法により、高純度の対称
型のフタリド系化合物を高負荷量のCOD含有廃水を発
生することなく効率良く製造する事ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09B 11/14 C09B 11/14 11/26 11/26 F 57/00 57/00 C (72)発明者 原田 裕昭 大阪府八尾市弓削町南1丁目43番地 山本 化成株式会社内 (72)発明者 岩崎 泰久 大阪府八尾市弓削町南1丁目43番地 山本 化成株式会社内 Fターム(参考) 4C037 RA03 4C063 AA03 BB01 CC76 DD06 EE05 4H056 BA02 BB01 BB14 BB16 BC08 BF26F BF28F BF38F CA02 CA05 CB02 CC02 CE02 CE03 CE06 DD03 EA14 FA03 FA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無水酢酸の存在下一般式(I)で表され
    る芳香族ジカルボン酸無水物と一般式(II)で表される
    アニリン系化合物、一般式(III)で表されるインドー
    ル系化合物又は一般式(IV)で表されるエチレン系化合
    物とを反応させ一般式(VII)で表される対称型フタリ
    ド系化合物を製造する方法において、反応物に低級アル
    コールを混合したのち析出物を分離することを特徴とす
    る一般式(VII)で表される対称型フタリド系化合物の
    製造方法。 【化1】 (式中、X、Yは炭素原子又は窒素原子を示し、R1
    水素原子、低級アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン
    原子を示し、mは1〜4の整数を示す。) 【化2】 (式中、R2、R3は置換基を有しても良いアルキル基、
    置換基を有しても良いフェニル基又はR2とR3が結合し
    て窒素原子とともに形成する複素環を示す。R4は水素
    原子、置換基を有しても良いアルキル基、アルコキシ
    基、置換基を有するアミノ基又はハロゲン原子を示し、
    pは1〜4の整数を示す。) 【化3】 (式中、R5、R6は置換基を有しても良いアルキル基、
    置換基を有しても良いフェニル基を示し、R7は水素原
    子、置換基を有しても良いアルキル基、アルコキシ基又
    はハロゲン原子を示し、qは1〜4の整数を示す。) 【化4】 {式中、R8、R9は一般式(V): 【化5】 (式中、R10は水素原子、置換基を有しても良いアルキ
    ル基、置換基を有しても良いフェニル基、アルコキシ
    基、置換基を有するアミノ基又はハロゲン原子を示し、
    xは1〜5の整数を示す。)で表されるフェニル基又
    は、一般式(VI): 【化6】 (式中、R11、R12は置換基を有しても良いアルキル基
    又は置換基を有しても良いフェニル基を示し、R13は水
    素原子、置換基を有しても良いアルキル基、アルコキシ
    基又はハロゲン原子を示し、yは1〜4の整数を示
    す。)で表されるインドリル基を示す。} 【化7】 {式中、Aは、 【化8】 (式中、R2、R3、R4、pは式(II)に同じものを示
    す。)、 【化9】 (式中、R5、R6、R7、qは式(III)に同じものを示
    す。)または、 【化10】 (式中、R8、R9は式(IV)に同じものを示す。)を示
    し、X、Y、R1、mは式(I)に同じものを示す。}
  2. 【請求項2】 低級アルコールがメタノール、エタノー
    ル又はイソプロピルアルコールである請求項1の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 分離した一般式(VII)の対称型フタリ
    ド系化合物を、更に水と水に不溶性の有機溶媒で精製す
    る請求項1又は2の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100369977C (zh) * 2005-02-06 2008-02-20 东北大学 含不饱和碳链系列热致变色材料及制造方法

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