JP2000109623A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JP2000109623A
JP2000109623A JP11285726A JP28572699A JP2000109623A JP 2000109623 A JP2000109623 A JP 2000109623A JP 11285726 A JP11285726 A JP 11285726A JP 28572699 A JP28572699 A JP 28572699A JP 2000109623 A JP2000109623 A JP 2000109623A
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Japan
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component
ethylene
resin composition
weight
composition according
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JP11285726A
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English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
本 孝 二 山
Yoshiko Shichijo
條 佳 子 七
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 軽くて、保温性に優れ、透明性、耐引張破れ
性、耐衝撃破れ性が良好で、傷付き難く、優れたフィル
ム適性を備えている、農業用ハウス、農業用カーテン等
の用途として最適なエチレン系樹脂組成物。 【構成】 下記成分(A)および(B)からなることを特徴と
するエチレン系樹脂組成物。 成分(A) : 下記性状a)〜c)を有するエチレン・炭
素数6以上のα−オレフィン共重合体、85〜99重量
%。 a) メルトフローレート(MFR)が0.01〜10
g/10分であり、 b) 温度上昇溶離分別(TREF)によって得られる
溶出曲線のピークが1つ以上存在し、主ピークの温度が
100℃以下である。 c) 炭素数6以上のα−オレフィンを2〜60重量%
含む。 成分(B) :Si,Al,Mg,Caから選ばれた少なく
とも1つの原子を含有する無機化合物、15〜1重量
%。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽くて、保温性に優
れ、透明性、耐引張破れ性、耐衝撃破れ性が良好で、傷
付き難い等の優れたフィルム適性を備え、農業用ハウ
ス、農業用カーテン等の用途として最適なエチレン系樹
脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から農業用ハウス、農業用カーテン
等の温室栽培に用いられる温室用被覆材としては、ポリ
塩化ビニルフィルムやエチレン・酢酸ビニル共重合体フ
ィルム等が用いられている。該ポリ塩化ビニルフィルム
は、保温性、透明性、強靭性等に優れていることから、
近年まで、この種の分野に多用されてきた。しかしなが
ら、この様なポリ塩化ビニルフィルムは、使用中に該フ
ィルム中に含まれている可塑剤がフィルムの表面にブリ
ードしてくるため埃が付着し、経時的に光線透過性が損
なわれてきて、ハウス内の温度上昇を妨げるという欠点
がある。また、使用後に焼却処理すると有害な塩化水素
ガスが発生するため、廃棄処理が困難であった。更に、
このポリ塩化ビニル樹脂自体は比重が大きいため、その
フィルムは重く、温室の骨組み上に数10メートルにも
渡って展張するのは大変に労力のいる作業である。従っ
て、この様な作業は農業従事者の高齢化に伴って、困難
な作業であることから、近年においては軽くて扱い易い
材料が要求されるようになった。
【0003】一方、エチレン・酢酸ビニル共重合体は、
一般的なポリオレフィン樹脂と同様に埃が付着し難く、
焼却処理しても有害ガスの発生がない点においてはポリ
塩化ビニルより優れている。しかしながら、そのフィル
ムはポリ塩化ビニルフィルム程の透明性を有していない
ため、光線透過性が低く、また、フィルムの強度が不十
分であるため、温室の標準骨組み等の突起部による衝
撃、摩擦等によって破れが生じ易く、1年程度経過する
と張り替えが必要になり、長期間使用することが困難で
あった。従って、このような破れ等を防止するために、
通常はフィルムの肉厚を厚くする方法が採用されている
が、市場での標準的なハウス用フィルム等の厚みは10
0μm前後であることから、薄肉化の要請があるが、上
記力学的性質を満足させるためにはエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体では困難なことであった。また、該エチレン
・酢酸ビニル共重合体フィルムは、フィルムを展張する
際や、夏場や日中にフィルムを捲り上げたりする作業等
の際にフィルム同志が擦れたり、温室の骨組み等に擦れ
るためにフィルムの表面に傷が付き易いという欠点も有
していた。更に、保温性を付与するために、種々の無機
物質をフィルム中に添加して改善することが、特公昭4
7−13853号公報(シリカ粉末)、特公平3−50
791号公報(マグネシウム化合物)、特公昭62−3
1744号公報(ハイドロタルサイト)にて知られてい
るが、これらの無機物質を添加すると、フィルムの表面
がより一層傷付き易くなり、このようなことも大きな問
題点として改善が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る問題点を解決し、軽くて、保温性に優れ、透明性、耐
引張破れ性、耐衝撃破れ性が良好で、傷付き難く、なお
かつ薄肉化が可能な、優れたフィルム適性を備えて、農
業用フィルムとしても最適な素材であるエチレン系樹脂
組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】[発明の概要]本発明者
らは、従来の農業用フィルムよりも優れた性能を備え、
農業用フィルム素材として最適なエチレン系樹脂組成物
を得るために鋭意研究を重ねた結果、特定の性状を有す
るエチレン・α−オレフィン共重合体と、特定の性状の
無機化合物を特定な量比で配合することにより、上記本
発明の目的が達成され得ることができるとの知見を得て
本発明を完成するに至ったものである。すなわち、本発
明のエチレン系樹脂組成物は、下記成分(A)および(B)か
らなることを特徴とするものである。 成分(A) : 下記性状a)〜c)を有するエチレン・炭
素数6以上のα−オレフィン共重合体、85〜99重量
%。 a) メルトフローレート(MFR)が0.01〜10
g/10分であり、 b) 温度上昇溶離分別(TREF)によって得られる
溶出曲線のピークが1つ以上存在し、主ピークの温度が
100℃以下であって、TREFによる50℃における
溶出量(Y:共重合体全量に対する重量%)が、以下の
1)及び2)の条件を満たし、 1)密度(D)が0.91g/cm3 未満であるとき、 Y(重量%)≦−4500D+4105≦100、 2)密度(D)が0.91g/cm3 以上であるとき、 Y(重量%)≦10、 c) 炭素数6以上のα−オレフィンを2〜60重量%
含む。 成分(B) :Si,Al,Mg,Caから選ばれた少なく
とも1つの原子を含有する無機化合物、15〜1重量
%。
【0006】[発明の具体的説明] [I] エチレン系樹脂組成物 (1) 構成成分 本発明のエチレン系樹脂組成物は、下記の成分(A) 及び
成分(B) から、或いは、必要により用いられる成分(C)
とから構成されている。 (A) エチレン・炭素数4以上のα−オレフィン共重合体
(成分(A) ) (a) 性 状 上記エチレン系樹脂組成物中の成分(A) のエチレン・炭
素数4以上のα−オレフィン共重合体は、以下のおよ
びの物性を示すもの、より好ましくは〜の物性を
示すもの、さらには〜の物性を示すものであること
が好ましい。
【0007】 メルトフローレート(MFR) 本発明において用いられるエチレン・炭素数4以上のα
−オレフィン共重合体は、JIS−K7210によるM
FR(メルトフローレート:Melt Flow ra
te:溶融流量)が0.01〜10g/10分、好まし
くは0.1〜5g/10分、特に好ましくは0.5〜3
g/10分の物性を示すものである。該MFRが上記範
囲より大であると成形が不安定となる。また、該MFR
が上記範囲より小さすぎると成形時の樹脂圧力が大きく
なりすぎて、製品の生産量の低下を起こすので実用的で
ない。
【0008】 温度上昇溶離分別(TREF)によっ
て得られる溶出曲線のピーク 本発明にて用いられるエチレン・炭素数4以上のα−オ
レフィン共重合体は、温度上昇溶離分別(TREF:T
emperature Rising Elution
Fractionation)によって得られる溶出
曲線のピークが、1つ以上、好ましくは1つ存在し、主
ピークの温度が100℃以下、好ましくは85℃以下、
特に好ましくは75℃以下、を示すものである。温度上昇溶離分別による溶出曲線の測定 温度上昇溶離分別(Temperature Risi
ng ElutionFractionation:T
REF)による溶出曲線の測定は、「Journal
of Applied Polymer Scienc
e, Vol26, 4217−4231 (198
1)」に記載されている原理に基づき、以下のようにし
て行なわれる。先ず、測定の対象とするポリマーを溶媒
中で完全に溶解する。その後、冷却して不活性担体表面
上に薄いポリマー層を生成させる。かかるポリマー層は
結晶しやすいものが内側(不活性担体表面に近い側)
に、結晶しにくいものが外側に形成されてなるものであ
る。次に、温度を連続又は段階的に上昇させると、低温
度段階では対象のポリマー組成中の非晶部分、すなわち
ポリマーの持つ短鎖分岐の分岐度の多いものから溶出
し、温度が上昇すると共に徐々に分岐度の少ないものが
溶出して、最終的に分岐の少ない直鎖状の部分が溶出
し、測定は終了するのである。かかる各温度の溶出成分
の濃度を検出し、その溶出量と溶出温度によって描かれ
るグラフによってポリマーの組成分布を見ることができ
るものである。
【0009】温度上昇溶離分別(TREF)による50
℃における溶出量 本発明にて用いられるエチレン・炭素数4以上のα−オ
レフィン共重合体の温度上昇溶離分別(TREF)によ
る50℃における溶出量(Y:成分A全量に対する重量
%)が以下の1)及び2)の条件を満たすものであることが
最適である。 1) 成分Aの密度(D)が0.91g/cm3 未満であ
るとき、Y(重量%)≦−4500D+4105≦10
0、好ましくはY≦−4650D+4238≦100で
ある。 2) 成分Aの密度(D)が0.91g/cm3 以上であ
るとき、Y(重量%)≦10、好ましくはY≦7であ
る。
【0010】 Q 値 このようなエチレン・炭素数4以上のα−オレフィン共
重合体のゲルパーミェーションクロマトグラフィー(G
PC)によって求められるQ値(重量平均分子量/数平
均分子量)は4以下、好ましくは3以下、特に好ましく
は2.5以下であるのが好適である。Q値が上記値より
大きすぎると引張り強度が小さくなる傾向がある。
【0011】 密 度 本発明において用いられるエチレン・炭素数4以上のα
−オレフィン共重合体は、JIS−K7112による密
度が好ましくは0.925g/cm3 以下、より好まし
くは0.87〜0.915g/cm3 、特に好ましくは
0.88〜0.910g/cm3 を示すものである。該
密度が上記範囲より過度に高すぎると透明性が悪化す
る。また、密度が上記範囲より過度に低すぎると、フイ
ルム表面のベタつきによりブロッキングが生じて実用性
に供し得なくなる。
【0012】(b) エチレン・炭素数4以上のα−オレ
フィン共重合体の製造メタロセン触媒 このようなエチレン・炭素数4以上のα−オレフィン共
重合体は、特開昭58−19309号、同59−952
92号、同60−35005号、同60−35006
号、同60−35007号、同60−35008号、同
60−35009号、同61−130341号、特開平
3−163088号の各公報、ヨーロッパ特許出願公開
第4,204,436号明細書、米国特許第5,05
5,438号明細書及び国際公開公報WO91/042
57号明細書等に記載されているメタロセン触媒、特に
はメタロセン/アルモキサン触媒、又は、例えば、国際
公開公報WO92/01723号明細書等に開示されて
いるような、メタロセン化合物と以下に述べるメタロセ
ン化合物と反応して安定なアニオンとなる化合物からな
る触媒を使用して主成分のエチレンと従成分の炭素数4
以上のα−オレフィンとを共重合する方法である。
【0013】上述の、メタロセン化合物と反応して安定
なアニオンとなる化合物とは、カチオンとアニオンのイ
オン対から形成されるイオン性化合物或いは親電子性化
合物であり、メタロセン化合物と反応して安定なイオン
となって重合活性種を形成するものである。このうちイ
オン性化合物は下記一般式(I)で表されるものであ
る。 一般式(I) [Q]m+ [Y]m− (mは1以上の整数) 上記式中の、Qはイオン性化合物のカチオン成分であ
り、カルボニウムイオン、トロピリウムカチオン、アン
モニウムカチオン、オキソニウムカチオン、スルホニウ
ムカチオン、ホスホニウムカチオン等が挙げられる。更
にそれ自身が還元され易い金属の陽イオンや有機金属の
陽イオン等も挙げられる。これらのカチオンは特表平1
−501950号公報等に開示されているようなプロト
ンを与えることができるカチオンだけでなくプロトンを
与えないカチオンでも良い。これらのカチオンの具体例
としては、トリフェニルカルボニウム、ジフェニルカル
ボニウム、シクロヘプタトリエニウム、インデニウム、
トリエチルアンモニウム、トリプロピルアンモニウム、
トリブチルアンモニウム、N,N−ジメチルアニリウム
ジプロピルアンモニウム、ジシクロヘキシルアンモニウ
ム、トリフェニルホスホニウム、トリメチルホスホニウ
ム、トリ(ジメチルフェニル)ホスホニウム、トリ(メ
チルフェニル)ホスホニウム、トリフェニルスルホニウ
ム、トリフェニルオキソニウム、トリエチルオキソニウ
ム、ピリリウム、また銀イオン、金イオン、白金イオ
ン、銅イオン、パラジウムイオン、水銀イオン、フェロ
セニウムイオン等が挙げられる。また、Yはイオン性化
合物のアニオン成分であり、メタロセン化合物と反応し
て安定なアニオンとなる成分であって、有機硼素化合物
アニオン、有機アルミニウム化合物アニオン、有機ガリ
ウム化合物アニオン、有機燐化合物アニオン、有機砒素
化合物アニオン、有機アンチモン化合物アニオン等が挙
げられる。
【0014】具体的には、テトラフェニル硼素、テトラ
キス(3,4,5−トリフルオロフェニル)硼素、テト
ラキス(3,5−ジ(トリフルオロメチル)フェニル)
硼素、テトラキス(3,5−ジ(t−ブチル)フェニ
ル)硼素、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)硼
素、テトラフェニルアルミニウム、テトラキス(3,
4,5−トリフルオロフェニル)アルミニウム、テトラ
キス(3,5−ジ(トリフルオロメチル)フェニル)ア
ルミニウム、テトラキス(3,5−ジ(t−ブチル)フ
ェニル)アルミニウム、テトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)アルミニウム、テトラフェニルガリウム、テト
ラキス(3,4,5−トリフルオロフェニル)ガリウ
ム、テトラキス(3,5−ジ(トリフルオロメチル)フ
ェニル)ガリウム、テトラキス(3,5−ジ(t−ブチ
ル)フェニル)ガリウム、テトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ガリウム、テトラフェニル燐、テトラキス
(ペンタフルオロフェニル)燐、テトラフェニル砒素、
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)砒素、テトラフ
ェニルアンチモン、テトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)アンチモン、デカボレート、ウンデカボレート、カ
ルバドデカボレート、デカクロロデカボレート等が挙げ
られる。
【0015】また親電子性化合物としては、ルイス酸化
合物として知られるもののうち、メタロセン化合物と反
応して安定なアニオンとなって重合活性種を形成するも
のであり、種々のハロゲン化金属化合物や、固体酸とし
て知られている金属酸化物等が挙げられる。具体的には
ハロゲン化マグネシウムやルイス酸性無機化合物等が例
示される。
【0016】α−オレフィン 従成分のα−オレフィンとしては、炭素数4以上のα−
オレフィン、例えば、1−ブテン、1−ペンテン、1−
ヘキセン、1−オクテン、1−ヘプテン、4−メチルペ
ンテン−1、4−メチルヘキセン−1、4,4−ジメチ
ルペンテン−1等が挙げられる。これらα−オレフィン
の中で好ましくは炭素数4〜12、特に好ましくは6〜
10の1種又は2種以上のα−オレフィン2〜60重量
%、好ましくは5〜50重量%と、エチレン40〜98
重量%、好ましくは50〜95重量%とを共重合させる
のが好ましい。
【0017】共重合 このエチレン・炭素数4以上のα−オレフィン共重合体
の重合方法としては、気相法、スラリー法、溶液法、高
圧イオン重合法等を挙げることができる。これらの中で
は溶液法、高圧イオン重合法が好ましく、本発明の効果
が大きく発揮することができる高圧イオン重合法が特に
好ましい。なお、この高圧イオン重合法とは、特開昭5
6−18607号、特開昭58−225106号の各公
報に記載されている、圧力が200kg/cm2 以上、
好ましくは300〜2,000kg/cm2 、温度が1
25℃以上、好ましくは130〜250℃、特に150
〜200℃の反応条件下に行なわれるエチレン系重合体
の連続的製造法である。
【0018】(B) 無機化合物(成分(B) ) 本発明のエチレン系樹脂組成物を構成する成分(B) の無
機化合物は、Si,Al,Mg,Caから選ばれた少な
くとも1つの原子を含有する無機酸化物、無機水酸化物
又は無機複合化合物等である。具体的には、SiO2
Al2 3 、MgO、CaO、Al(OH)3 、Mg
(OH)2 、Ca(OH)2 、また以下の一般式(II)
で表わされる化合物やその焼成物でハイドロタルサイト
類と称される物質等が挙げられる。 一般式(II) M2+ 1-x Alx (OH)2 (An-x/n ・mH2 O (式中、M2+はMg、Ca及びZnよりなる群から選ば
れた二価金属イオンを示し、そして、x及びmは下記条
件を満足するものである。 0<x<0.5、 0≦m≦2) これらの中でも好ましくはハイドロタルサイト類、特に
好ましくは一般式(II)で表わされる化合物の焼成物
(通常200〜300℃焼成)である。これらの無機化
合物は1つ又は2つ以上を併用することができる。これ
ら無機化合物は、平均粒径が10μm以下、好ましくは
5μm以下、特に好ましくは3μm以下であるのが望ま
しい。平均粒径が大きすぎるとフィルムの透明性が損な
われるので好ましくない。
【0019】(C) その他の成分(成分(C) ) 本発明のエチレン系樹脂組成物には、フィルムを成形す
る際の成形性を良好なものとするために、エチレン重合
体、例えば高圧法低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸
ビニル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合
体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体等、中でも
好ましくは高圧法低密度ポリエチレンを1〜35重量
%、好ましくは3〜25重量%、特に好ましくは7〜2
0重量%添加するのが好ましい。ここで、上記高圧法低
密度ポリエチレンは、MFRが0.1〜20g/10
分、好ましくは0.5〜10g/10分、特に好ましく
は1〜5g/10分であり、密度(D)は0.915〜
0.930g/cm3 、好ましくは0.918〜0.9
27g/cm3 、特に好ましくは0.919〜0.92
3g/10分であり、ME(定速押出量:3g/分)が
1.3以上、好ましくは1.6以上、特に好ましくは
1.8以上であり、溶融張力(Melt Tensio
n:MT)が1.5g以上、好ましくは2.5g以上、
特に好ましくは5g以上のものである。この高圧法低密
度ポリエチレンは市販品の中から上記性状を有するもの
を適宜選択して使用することができるが、特に好ましく
は反応温度220℃以上、反応圧力1,700kg/c
2 以下でオートクレーブ法で製造した高圧法低密度ポ
リエチレンを使用することが望ましい。更に、本発明の
エチレン系樹脂組成物中には、一般に樹脂組成物に通常
使用される補助添加成分、例えば、酸化防止剤、熱安定
剤、光安定剤、分散剤、滑剤、アンチブロッキング剤、
顔料、着色剤、防曇剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、光
安定剤、核剤、中和剤、スリップ剤等の添加剤を配合す
ることができる。
【0020】(2) 配合割合 本発明のエチレン系樹脂組成物を構成する上記成分(A)
及び成分(B) の配合割合は、該組成物中に、成分(A) :
成分(B) =85重量%:15重量%〜99重量%:1重
量%、好ましくは成分(A) :成分(B) =90重量%:1
0重量%〜98重量%:2重量%、特に好ましくは成分
(A) :成分(B) =92重量%:8重量%〜97重量%:
3重量%である。上記エチレン系樹脂組成物中の成分
(B) の配合割合が多すぎるとフィルムの透明性が低下す
る。また、成分(B) の配合割合が少なすぎると農業用フ
ィルムとしての保温性のレベルが不足する。
【0021】(3) ブレンド 本発明のエチレン系樹脂組成物は、通常の樹脂組成物の
製造方法と同様の方法で、成分Aのエチレン・炭素数4
以上のα−オレフィン共重合体と、成分Bの無機化合物
とをブレンドすることによって製造することができる。
具体的には、成分(B) と少量の成分(A) と、必要であれ
ば更にその他の添加剤とを添加して、二軸混練押出機、
バンバリーミキサー、ニーダー等を用いて溶融、混練さ
せた後、ペレット化して成分(B) のマスターバッチを製
造し、このペレット化した成分(B) のマスターバッチを
多量の成分(A) とヘンシェルミキサー等のブレンダーで
良く混合して樹脂組成物を製造するのが普通である。
【0022】[II] 成形・加工 本発明のエチレン系樹脂組成物は、T−ダイ成形、イン
フレーション成形等によりフィルム状に成形することが
できる。また、このエチレン系樹脂組成物からなるフィ
ルムは単層で使用することが可能であり、また他のポリ
オレフィン樹脂と積層した多層フィルムとすることもで
きる。
【0023】[III] 用 途 このような本発明のエチレン系樹脂組成物は、フィルム
状に成形することにより、従来のフィルムよりも強度に
優れたものとなり、フィルムの薄肉化が可能なため、軽
く、なおかつ、保温性に優れ、耐引張り破れ性、耐衝撃
破れ性、透明性が良好で、更に傷付き難いので、農業用
ハウス、農業用カーテン等の屋外用に用いられる農業用
フィルムとしても極めて有用なものである。
【0024】
【実施例】以下に実施例及び比較例を記載し、本発明を
更に具体的に説明する。 [I] 物性の測定方法と評価方法 実施例及び比較例における物性の測定と評価は、以下に
示す方法によって実施した。 (1) 物性の測定方法 (a) MFR: JIS−K7210に準拠 (b) 密度: JIS−K7112に準拠
【0025】(c) 溶出曲線: 以下に示す測定条件下で
温度上昇溶離分別(Temperature Risi
ng Elution Fractionation:
TREF)を測定した。溶出曲線の作成は、先ず、各溶
出温度(℃)における溶出物の重量分率を積算し積分溶
出量を求める。横軸に溶出温度、縦軸に積分溶出量をプ
ロットし、積分溶出曲線を描く。この積分溶出曲線を温
度で微分し、微分溶出量を求める。次に横軸に溶出温
度、縦軸に微分溶出量をプロットし、微分溶出曲線を描
く。この微分溶出曲線の作図は、横軸を溶出温度100
℃当たり89.3mm、縦軸を微分量0.1当たり7
6.5mmで行なった。 機 種: 三菱油化(株)製 CFC T150A 溶 媒: o−ジクロロベンゼン 流 速: 1ml/分 測定濃度: 4mg/ml 注入量: 0.4ml カラム: 昭和電工 AD80M/S 3本 冷却速度: 1℃/分
【0026】(d) Q値:以下の測定条件下でGPCによ
り重量平均分子量と数平均分子量を測定しQ値を求め
た。 機 種: Waters Model 150C GPC 溶 媒: o−ジクロロベンゼン 流 速: 1ml/分 温 度: 140℃ 測定濃度: 2mg/ml 注入量: 20μl カラム: 昭和電工 AD80M/S 3本
【0027】(e) 溶融張力(メルトテンション、Mel
t Tension:MT):東洋精機製キャピログラ
フ 1−Bにて、試験温度190℃、押出速度1cm/
分で、押し出された樹脂を引き取る際の引取速度を徐々
に速くして行き、樹脂フィラメントが剪断した時の応力
とする。
【0028】(2) 評価方法 (a) ヘイズ(HAZE): JIS−K7105に準拠 (b) エレメンドルフ引裂強度: JIS−Z1702に
準拠 (c) 引張強伸度: JIS−K6781に準拠 (d) 打抜衝撃強度: JIS−P8134に準じた装置
を用いて測定を行なう。フィルムの測定部分の厚みを測
定し、そのフィルムを試料台に固定し、振り子を振ら
せ、試料に衝撃を加える。この貫通破壊に要したエネル
ギー(kg・cm)を目盛り板から読み取り、その値を
試料厚み(cm)で除して求められる。 (e) 保温性: 成膜したフィルムを、高さ60cm、長
さ1.5mのミニハウスに張り付け、午前4時のハウス
内の温度及びハウス外部の温度を測定し、その温度差を
観察した。これを10日間行ない、その平均値を算出し
た。 (f) スクラッチ性: 成膜したフィルムを2枚重ね、表
面を擦り合わせた後、擦り合わせた表面の傷の多少を目
視にて観察する。傷が少なければ○、多ければ×で表わ
す。
【0029】[II] 実験例実施例1 (1) エチレン・炭素数4以上のα−オレフィン共重合
体(成分(A) )の製造 (a) 触媒の調製 触媒の調製は特開昭61−130314号公報に記載さ
れた方法で実施した。すなわち、錯体エチレンビス
(4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニ
ウムジクロライド2.0ミリモルに、東洋ストウファー
製メチルアルモキサンを上記錯体に対し1,000モル
倍加え、トルエンで10リットルに希釈して触媒溶液を
調製した。 (b) 重 合 内容積1.5リットルの攪拌式オートクレーブ型連続反
応器に、エチレンとヘキセン−1との混合物をヘキセン
−1の組成が75重量%となるように供給し、反応器内
の圧力を1,000kg/cm3 に保ちながら、145
℃の温度で反応を行なった。反応終了後、MFRが2g
/10分、密度が0.909kg/cm3 、Q値が1.
9、TREF溶出曲線のピークが1つ、ピーク温度が6
8℃、50℃における溶出量が4.8重量%であるエチ
レン・ヘキセン−1共重合体(成分(A) )を得た。
【0030】(2) エチレン系樹脂組成物の製造 先ず、成分(B) の無機物質として、協和化学(株)製ハ
イドロタルサイト焼成処理品(商品名:DHT−4A−
2、平均粒径0.4μm)を、上記エチレン・炭素数4
以上のα−オレフィン共重合体(成分(A) )に対して3
0重量%の割合となるように二軸押出機で200℃の成
形温度にて造粒して、マスターバッチとした。このマス
ターバッチと上記エチレン・炭素数4以上のα−オレフ
ィン共重合体(成分(A) )を80:20の割合で配合
し、40mmφの単軸押出機にて造粒し、ペレットとし
た。
【0031】(3) フィルム成形 このペレットを用いて、トミー機械工業(株)製40m
φインフレーション成形機で、成形温度が180℃、
スクリュー回転数が70rpmにてインフレーション成
形を行ないフィルムを得た。このフィルムについて評価
を行なった。評価結果を表1に示す。このフィルムは、
従来のフィルムよりも強度に優れており、フィルムの薄
肉化が可能で、軽く、保温性に優れ、耐引張り破れ性、
耐衝撃破れ性、透明性が良好で、傷付き難いものであっ
た。
【0032】実施例2 樹脂組成物は実施例と同様の方法で行ない、成形時のフ
ィルムの厚みを変えた以外は実施例1と同様にフィルム
成形し、評価した。その結果を表1に示す。
【0033】実施例3 成分(A) と成分(B) の他に、成分(C) としてMFRが4
g/10分、密度が0.92kg/cm3 、ME(定速
押出量:3g/分で測定)が2.4、溶融張力(Mel
t Tension)が9.4gである高圧法低密度ポ
リエチレンを表1のように配合した以外は実施例1と同
様にフィルム成形し、評価を行なった。その結果を表1
に示す。
【0034】比較例1 成分Aの代りに、三菱油化(株)製三菱ポリエチ EV
A X303を使用し、三菱重工(株)製40mmφ
ンフレーション成形機で成形温度がC1/C2/ダイ=
120℃/160℃/145℃にてフィルムを成形し、
評価した。評価結果を表3に示す。
【0035】実施例4,5及び比較例2 表2及び3に示す物性の成分(A) 及び成分(B) を使用し
た以外は実施例1と同様にフィルム成形し、評価した。
その結果を表2及び表3に示す。
【0036】実施例6及び比較例3 成分(B) の配合割合を変えた以外は実施例1と同様にフ
ィルム成形し、評価した。その結果を表2及び表3に示
す。
【0037】実施例7 実施例1の成分(B) の代りに、無機物質として協和化学
(株)製ハイドロタルサイト未焼成処理品(商品名:D
HT−4A、平均粒径0.4μm)を使用した以外は実
施例1と同様にフィルム成形し、評価した。その結果を
表2に示す。
【0038】実施例8 実施例1の成分(B) の代りに、無機物質として特公昭6
3−8991号公報に記載の燐珪酸ガラス(平均粒径:
3μm、組成:SiO2 50モル%,P2 5 21
モル%,Al2 3 7モル%,ZnO 5モル%,B
2 3 5モル%,CaO 7モル%,Na2 O 5モ
ル%)を使用した以外は実施例1と同様にフィルム成形
し、評価した。その結果を表2に示す。
【0039】比較例4 成分(A)の代わりに、チーグラー触媒を用いて重合され
たエチレン・ブテン−1共重合体(日本ポリケム(株)
製、ノバテックLLUF240)を使用した以外は、実
施例1と同様にフィルム成形し、評価した。その結果を
表3に示す。
【0040】比較例5 実施例1の成分(A)の製造に際して、ヘキセン−1の代
わりにブテン−1(炭素数4)を使用し、得られたもの
(EXACT3025)を成分(A)として使用した以外
は、実施例1と同様にフィルム成形し、評価した。その
結果を表3に示す。
【0041】なお、表3の成分(A)欄において、例えば
「C2−C6(M)」とあるのは、成分(A)がエチレン
・炭素数6のα−オレフィン共重合体であることを示
す。また、「M」とあるのはこの成分(A)がメタロセン
触媒を用いて製造されたものであることを示す。成分
(A)がチーグラー触媒を用いて製造されたものである場
合には、ここは「T」と標記する。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【発明の効果】このような本発明のエチレン系樹脂組成
物は、フィルムに成形することにより、従来のフィルム
よりも強度に優れているので、フィルムの薄肉化が可能
なため、軽く、なおかつ、保温性に優れ、耐引張り破れ
性、耐衝撃破れ性、透明性が良好で、更に傷付き難いの
で、農業用ハウス、農業用カーテン等の屋外用に用いら
れる農業用フィルムの素材としても極めて有用なもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A01G 9/14 A01G 9/14 S 13/02 13/02 D

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記成分(A)および(B)からなることを特徴
    とするエチレン系樹脂組成物。 成分(A) : 下記性状a)〜c)を有するエチレン・炭
    素数6以上のα−オレフィン共重合体、85〜99重量
    %。 a) メルトフローレート(MFR)が0.01〜10
    g/10分であり、 b) 温度上昇溶離分別(TREF)によって得られる
    溶出曲線のピークが1つ以上存在し、主ピークの温度が
    100℃以下であって、TREFによる50℃における
    溶出量(Y:共重合体全量に対する重量%)が、以下の
    1)及び2)の条件を満たし、 1)密度(D)が0.91g/cm3 未満であるとき、 Y(重量%)≦−4500D+4105≦100、 2)密度(D)が0.91g/cm3 以上であるとき、 Y(重量%)≦10、 c) 炭素数6以上のα−オレフィンを2〜60重量%
    含む。 成分(B) :Si,Al,Mg,Caから選ばれた少なく
    とも1つの原子を含有する無機化合物、15〜1重量
    %。
  2. 【請求項2】成分(A) のTREFによる50℃における
    溶出量(Y:共重合体全量に対する重量%)が、以下の
    1)及び2)の条件を満たすものである、請求項1に記載の
    エチレン系樹脂組成物。 1)密度(D)が0.91g/cm3 未満であるとき、 Y(重量%)≦−4650D+4238≦100。 2)密度(D)が0.91g/cm3 以上であるとき、 Y(重量%)≦7。
  3. 【請求項3】成分(A) の共重合体のゲルパーミェーショ
    ンクロマトグラフィー(GPC)によって求められるQ
    値(重量平均分子量/数平均分子量)が3以下である、
    請求項1または2に記載のエチレン系樹脂組成物。
  4. 【請求項4】成分(B) が、SiO2 、Al2 3 、Mg
    O、CaO、Al(OH)3 、Mg(OH)2 、Ca
    (OH)2 、及び、ハイドロタルサイト類から選ばれた
    少なくとも1種の化合物を含有する無機化合物である、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のエチレン系樹脂組
    成物。
  5. 【請求項5】成分(B) が、ハイドロタルサイト類から選
    ばれた少なくとも1つの原子を含有する無機化合物であ
    る、請求項1〜3のいずれか一項に記載のエチレン系樹
    脂組成物。
  6. 【請求項6】成分(B) が、下記一般式(II)で表わされ
    る化合物又はその焼成物である、請求項1〜3のいずれ
    か一項に記載のエチレン系樹脂組成物。 一般式(II) M2+ 1-xAlx(OH)2(An-x/n・mHO (式中、M2+はMg、Ca及びZnよりなる群から選ば
    れた二価金属イオンを示し、そして、x及びmは下記条
    件を満足するものである。 0<x<0.5、 0≦m≦2)
  7. 【請求項7】成分(B) の平均粒径が10μm以下であ
    る、請求項1〜6のいずれか一項に記載のエチレン系樹
    脂組成物。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか一項に記載の樹脂
    組成物に対して、エチレン重合体(成分(c))をさらに
    1〜35重量%添加してなるエチレン系樹脂組成物。
  9. 【請求項9】エチレン重合体(成分(c))が高圧法低密
    度ポリエチレンである、請求項8に記載のエチレン系樹
    脂組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009045060A (ja) * 2007-07-26 2009-03-05 Kawakami Sangyo Co Ltd 農業用プラスチック気泡シート
JP2012193267A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 C I Kasei Co Ltd ハイドロタルサイト含有マスターペレット

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JP2009045060A (ja) * 2007-07-26 2009-03-05 Kawakami Sangyo Co Ltd 農業用プラスチック気泡シート
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