JP2000109173A - 電子部品用キャリア、その製造方法、電子部品梱包体及び電子部品運搬方法 - Google Patents

電子部品用キャリア、その製造方法、電子部品梱包体及び電子部品運搬方法

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JP2000109173A JP10289753A JP28975398A JP2000109173A JP 2000109173 A JP2000109173 A JP 2000109173A JP 10289753 A JP10289753 A JP 10289753A JP 28975398 A JP28975398 A JP 28975398A JP 2000109173 A JP2000109173 A JP 2000109173A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリア全体の剛性を不要に高めることな
く、収納部の壁の機械的強度を向上させることができる
電子部品用キャリアを提供する。 【解決手段】 キャリア10は、電子部品を個別に収納
する複数の収納部12と、隣合う収納部12を互いに接
続する複数の接続部14とを備えたキャリアテープであ
る。各収納部12は、底壁16及び側壁18と、電子部
品を支持する支持部20とを備える。支持部20は、底
壁16上で矩形壁状に連続して延びる1つの突条26
と、底壁16から突条26よりも低くかつ互いに略同一
の高さに突出する複数の柱状突起28とを備える。底壁
16は、側壁18と突条26との間で凹所の深部を画成
する第1面16aと、突条26の内側で凹所の浅部を画
成する第2面16bとを有し、第2面16bに柱状突起
28が分散して配置される。底壁16は、突条26及び
複数の柱状突起28の部分で局部的に厚くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面実装形の電子
部品の保管や運搬に使用される電子部品用キャリアとそ
の製造方法、その電子部品用キャリアを用いて電子部品
を梱包した電子部品梱包体、及びその電子部品用キャリ
アを用いた電子部品運搬方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIパッケージ等の表面実装形
の電子部品において、モールド本体から延出する多数の
リードを有する電子部品は、塵埃の堆積、リードの損
傷、短絡等を防止する目的で、一般に専用の収納容器す
なわちキャリアに収納した状態で保管、運搬される。こ
の種のキャリアとして、図9に示すトレイ1や、図10
に示すキャリアテープ2が知られている。
【0003】図9に示すように、従来のトレイ1は、電
子部品(図示せず)を個別に収納する凹所を画成する複
数の収納部3を、例えばマトリックス状に整列配置して
備える。隣合う収納部3は接続部4を介して互いに接続
される。電子部品のメーカは、トレイ1の各収納部3に
電子部品を収納した状態で出荷する。そして電子部品の
ユーザは、トレイ1の各収納部3に収納された電子部品
を例えば自動実装機により取出して、基板上に実装す
る。
【0004】また図10に示すように、従来のキャリア
テープ2は、電子部品(図示せず)を個別に収納する凹
所を画成する複数の収納部5を、長手方向に一列に整列
配置して備える。隣合う収納部5の間は接続部6を介し
て互いに接続され、それら収納部5の側方にはテープの
縁部に沿って多数の送り孔7が貫通形成される。電子部
品のメーカは通常、キャリアテープ2の各収納部5に電
子部品を収納した後、全ての収納部5を覆うようにカバ
ーフィルム8を被着し、さらにリール9に巻付けた状態
で出荷する。そして電子部品のユーザは、自動実装機に
よりリール9からキャリアテープ2を送り出しつつカバ
ーフィルム8を剥がし、順送りされる各収納部5から電
子部品を順次取出して基板上に実装する。この場合、ト
レイを用いて一平面上に分散配置された電子部品を逐一
取出して実装する方式に比べて、自動実装工程に要する
時間を著しく短縮できる利点がある。
【0005】このような従来の電子部品用キャリアで
は、収納部に収納した電子部品が保管や運搬中に収納部
内で移動して、リードを損傷したり、自動実装機による
円滑な取出し作業を困難にしたりする課題があった。こ
うした課題を未然に解決するために、電子部品用キャリ
アの収納部内に、電子部品を所定位置に支持する支持部
を設けることが既に提案されている。
【0006】例えば特許第2599010号公報は、複
数の収納部の底壁に、電子部品を支持する突出部を設け
たキャリアテープを開示する。各収納部の突出部は、底
壁上に平面視で矩形輪郭を成す4辺に個別に配置された
4個の突条からなり、各突条は、電子部品のモールド本
体を支持する支持面と、支持面の外縁に沿って立設され
たリッジとを備える。収納部に収納された電子部品は、
モールド本体が各突条の支持面とカバーフィルムとの間
に挟持されるとともに、対向する各突条のリッジの間で
横方向へ固定的に保持される。なお、同様の構成を有す
るキャリアテープが、特公平7−23172号公報に開
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電子部
品用キャリアは通常、均一厚みのプラスチックシート素
材に、真空成形法や圧縮成形法によって凹所である収納
部を加工成形している。したがって、プラスチックシー
ト素材の厚みによっては、凹状に加工成形された収納部
の壁が薄くなり、その機械的強度が不足する場合があ
る。特にキャリアテープの場合、収納部の壁が薄く強度
が不足すると、リールに巻付けたときに収納部の壁(特
に底壁)が、その下側に位置するテープ部分(特に屈曲
した接続部)に押されて変形することがある。そして収
納部の壁が変形すると、内部の電子部品の特にリードに
損傷が及ぼされる危惧が生じる。
【0008】このような収納部の壁の強度不足の問題
は、収納する電子部品の寸法が大きくなるほど顕著にな
る。真空成形法や圧縮成形法によって収納部を加工成形
する場合、電子部品の寸法に合わせて収納部の寸法を拡
大するほど、プラスチックシート素材の厚みに対する収
納部の壁の厚みの減少率が増加するからである。しか
し、収納部の壁を厚くするためにプラスチックシート素
材の厚みを単純に増加させることは、成形後のキャリア
テープ全体の剛性を不要に高め、リールへの巻付け作業
性を損なうので望ましくない。したがって従来、例えば
1辺が2〜3cmを超えるような比較的寸法の大きな電子
部品に対しては、自動実装速度の低下を度外視して、キ
ャリアテープではなくトレイを使用するのが一般的であ
った。
【0009】また、一般に電子部品用キャリアは、塵埃
の付着を忌避するので使い捨て物品であり、使用後すな
わち電子部品の取出し後は例えばカッターにより細かく
切断して廃棄される。したがって、収納部の壁の強度を
向上させるべくプラスチックシート素材の厚みを単純に
増加させると、キャリア全体の剛性が不要に高まり、切
断工程におけるカッターの消耗が激しくなる課題が生じ
る。このような課題は、トレイ及びキャリアテープのい
ずれにおいても生じ得るものである。
【0010】さらに、本願出願人は、本願に先立つ特願
平9−83769号(平成9年4月2日出願)の明細書
で、キャリアテープの製造方法として、従来の真空成形
法や圧縮成形法に代えて射出成形法を採用することを提
案している。射出成形法によれば、収納部の壁を厚くす
る一方で接続部を薄くすることができるので、キャリア
テープ全体の剛性を不要に高めることなく、収納部の壁
の強度を向上させる効果が奏される。しかし、この提案
では、それぞれに少なくとも1つの収納部を有する複数
のキャリア個片を射出成形で形成し、それらキャリア個
片をテープ状に接続することによりキャリアテープを作
製するのであるが、キャリア個片同士の接続箇所が、例
えばキャリアテープをリールに巻付けるときや自動実装
機でリールからキャリアテープを送り出すときに加わる
曲げや引張等の外力によって分断される危惧が、解決課
題として残されている。
【0011】したがって本発明の目的は、電子部品を個
別に収納する複数の収納部を有した電子部品用キャリア
において、キャリア全体の剛性を不要に高めることな
く、収納部の壁の機械的強度を向上させることができ、
比較的寸法の大きな電子部品に対してもキャリアテープ
を有効に使用できるようにする電子部品用キャリアを提
供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、電子部品を個別に収
納する複数の収納部を有した電子部品用キャリアの製造
方法であって、射出成形法により形成されたキャリア個
片同士の接続箇所の強度を向上させて、外力による接続
箇所の分断を未然に防止することができる製造方法を提
供することにある。本発明のさらに他の目的は、そのよ
うな電子部品用キャリアを用いて電子部品を梱包した信
頼性に優れる電子部品梱包体を提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、そのような電子部品用キャリ
アを用いて電子部品を運搬する信頼性に優れた電子部品
運搬方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、電子部品を個別に収納す
る凹所を画成する複数の収納部と、隣合う収納部を互い
に接続する複数の接続部とを具備し、収納部の各々が、
凹所を画成する底壁及び側壁と、底壁から凹所内に突設
され、電子部品を支持する支持部とを備えて構成される
電子部品用キャリアにおいて、収納部の各々の支持部
は、底壁上で所定の輪郭に沿って延びる少なくとも1つ
の突条と、底壁から突条よりも低くかつ互いに略同一の
高さに突出する複数の突起とを備え、収納部の各々の底
壁は、側壁と突条との間で凹所の深部を画成する第1面
と、突条に隣接して深部よりも浅い凹所の浅部を画成す
る第2面とを備え、第2面に複数の突起が分散配置され
るとともに、それら突起の部分で底壁が局部的に厚くな
っていることを特徴とする電子部品用キャリアを提供す
る。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電子部品用キャリアにおいて、凹所の反対側で、収納
部の底壁の第2面の裏面が実質的に平坦である電子部品
用キャリアを提供する。請求項3に記載の発明は、請求
項1又は2に記載の電子部品用キャリアにおいて、凹所
の反対側で、収納部の底壁の第2面の裏面が第1面の裏
面よりも沈降する電子部品用キャリアを提供する。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の電子部品用キャリアにおいて、支
持部が、底壁上で所定の輪郭に沿って連続して延びる1
つの突条を備え、突条が第2面を囲繞するとともに第1
面に囲繞される電子部品用キャリアを提供する。請求項
5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載
の電子部品用キャリアにおいて、収納部の底壁の第1面
に、凹所内の電子部品の位置基準点となるマークが形成
される電子部品用キャリアを提供する。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の電子部品用キャリアにおいて、収
納部に隣接する周辺部分の表面に、凹所内の電子部品の
位置基準点となるマークが形成される電子部品用キャリ
アを提供する。請求項7に記載の発明は、電子部品を個
別に収納する凹所を画成する複数の収納部を具備する電
子部品用キャリアにおいて、収納部の底壁の表面に、凹
所内の電子部品の位置基準点となるマークが形成される
ことを特徴とする電子部品用キャリアを提供する。
【0017】請求項8に記載の発明は、電子部品を個別
に収納する凹所を画成する複数の収納部を基準面から凹
設して具備する電子部品用キャリアにおいて、基準面
に、凹所内の電子部品の位置基準点となるマークが形成
されることを特徴とする電子部品用キャリアを提供す
る。請求項9に記載の発明は、電子部品を個別に収納す
る複数の収納部が一列に整列配置されてなる電子部品用
キャリアの製造方法であって、少なくとも1つの収納部
と、収納部から延長され、先端で厚みが減少する接続片
とを備えるキャリア個片を射出成形法によって一体的に
形成し、複数のキャリア個片の接続片の先端同士を層状
に固着して略均一厚みの接続部を形成し、接続部を介し
てそれらキャリア個片を互いに接続することを特徴とす
る電子部品用キャリアの製造方法を提供する。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の電子部品用キャリアの製造方法において、接続片の
先端に階段状の接合面が形成される製造方法を提供す
る。請求項11に記載の発明は、請求項1〜8のいずれ
か1項に記載の電子部品用キャリアと、電子部品用キャ
リアの複数の収納部に個別に収納された複数の電子部品
とを具備する電子部品梱包体を提供する。請求項12に
記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の電
子部品用キャリアの収納部に、電子部品を収納して運搬
することを特徴とする電子部品運搬方法を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明をその実施形態に基づき詳細に説明する。図面におい
て、同一又は類似の構成要素は共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1は、本発明の第1実施形態によ
る電子部品用キャリア10の部分拡大図、図2は、電子
部品用キャリア10とそれに収納された電子部品Pと
を、図1の線II−IIに沿って示す断面図、及び図3は、
電子部品用キャリア10及び電子部品Pを、図1の線 I
II−III に沿って示す断面図である。電子部品用キャリ
ア10(以下、単にキャリア10と称する)は、電子部
品Pを個別に収納する凹所を画成する複数の収納部12
と、隣合う収納部12を互いに接続する複数の接続部1
4とを具備して構成される。複数の収納部12は、複数
の接続部14を介して一列に整列配置され、したがって
キャリア10はキャリアテープの形態を有する。
【0020】複数の収納部12の各々は、平面視で略矩
形状の凹所を画成する底壁16及び側壁18と、底壁1
6から凹所内に突設され、電子部品Pを支持する支持部
20とを備える。図示実施形態では、複数の収納部12
はいずれも同一の寸法及び形状を有し、それぞれの矩形
長辺に位置する長側壁18aを互いに平行に配置すると
ともに、矩形短辺に位置する短側壁18bを互いに同一
直線上に配置して列設される。
【0021】複数の接続部14の各々は、隣合う収納部
12の隣接する長側壁18aの上端同士を接続して、各
収納部12の底壁16に略平行に延長される。さらに、
複数の収納部12の整列方向に沿ったキャリア10の両
縁には、それら収納部12の短側壁18bの上端から底
壁16に略平行に延びるテープ縁部22がそれぞれ形成
される。したがって、各収納部12は、接続部14及び
テープ縁部22の上面から所定深さだけ凹設された形状
を有する。なお、各テープ縁部22には、収納部12の
整列方向に等間隔に配置される多数の貫通孔24が形成
される。それら貫通孔24は、後述する自動実装機のテ
ープ送り用スプロケットの歯に係合する送り孔として作
用する。
【0022】各収納部12の支持部20は、底壁16上
に平面視で略矩形状の輪郭に沿って連続して延びる1つ
の突条26と、底壁16から突条26よりも低くかつ互
いに略同一の高さに突出する複数の柱状突起28とを備
えて構成される。突条26は、収納部12の側壁18に
略平行に延びる壁状突起であり、収納部12の凹所をそ
の機能上で、側壁18と突条26との間の第1(外側)
領域と、突条26の内側の第2(内側)領域とに分割す
る。
【0023】さらに詳述すれば、各収納部12の底壁1
6は、側壁18と突条26との間で凹所の深部である第
1領域を画成する第1面16aと、突条26の内側で深
部よりも浅い凹所の浅部である第2領域を画成する第2
面16bとを有して構成される。つまり突条26は、底
壁16の第2面16bを囲繞する一方で、底壁16の第
1面16aに囲繞される。そして、底壁16の第2面1
6bに、複数の柱状突起28が分散して配置される。図
示実施形態では、各収納部12の一対の長側壁18aに
対向する突条26の各部分に近接して、等間隔に3個ず
つ、計6個の柱状突起28が規則的に整列配置される。
【0024】キャリア10の特徴的構成として、各収納
部12の底壁16は、突条26及び複数の柱状突起28
の部分で局部的に厚くなっている(図2)。そして、各
収納部12を形成する底壁16及び側壁18は、それら
突条26及び柱状突起28の部分以外では実質的に同一
厚みを有する。さらに詳述すると、各収納部12の底壁
16は、凹所の反対側すなわちキャリア10の外面にお
いて、第2面16bの裏面16dが実質的平坦に形成さ
れ、それにより突条26及び各柱状突起28の部分が中
実で厚肉に形成される。
【0025】上記構成を有するキャリア10は、略矩形
板状のモールド本体Mの4側面から多数のリードLをガ
ルウイング状に延出させたQFP(Quad Flat Package)
と称する電子部品Pを収納するのに特に適するものであ
る。この種の電子部品Pをキャリア10の各収納部12
に収納した後、キャリア10の上面すなわち複数の接続
部14及び一対のテープ縁部22の上面に、透明又は半
透明のカバーフィルム30(図2)を剥離可能に被着す
ることにより、電子部品梱包体32が形成される。
【0026】電子部品梱包体32において、電子部品P
のモールド本体Mは、各収納部12の凹所の浅部である
第2領域に受容され、支持部20の複数の柱状突起28
に安定的に支持される。このときモールド本体Mは、そ
の4側面の下方部分が支持部20の突条26によって包
囲され、それにより、収納部12内での電子部品Pの側
方移動が実質的に防止される。また、電子部品Pの複数
のリードLは、各収納部12の凹所の深部である第1領
域に、底壁16及び側壁18に非接触に受容され、キャ
リア10の外部からの衝撃を受け難いようになってい
る。なお、収納部12内での電子部品Pの上下方向への
移動は、キャリア10の上面に被着されたカバーフィル
ム30によって実質的に防止される。
【0027】上記構成を有するキャリア10によれば、
各収納部12の底壁16に形成した突条26及び第2面
16bに分散配置した複数の柱状突起28が、それらの
部分で底壁16の厚みを局部的に増加させるので、底壁
16の機械的強度を向上させる効果が奏される。したが
って、キャリア10をリールに巻付けたときに、図4に
示すように、各収納部12の下側すなわち内側に撓曲し
た接続部14が位置するような場合にも、各収納部12
の底壁16は変形することなく原形を保持し、内部の電
子部品Pの損傷が効果的に防止される。
【0028】このような局部的厚肉部分を有した底壁1
6を形成するためには、キャリア10を、前述した特願
平9−83769号に開示したような射出成形法によっ
て製造することが有利である。射出成形法によれば、突
条26及び複数の柱状突起28をにより底壁16を補強
する上記構成を容易に実現できる。特に、例えば1辺が
2〜3cmを超えるような比較的寸法の大きな電子部品に
対しても、複数の柱状突起28の個数及び第2面16b
からの突出高さを適当に調整して成形することにより、
底壁16に十分な強度を付与することができる。しかも
このとき、接続部14をその可撓性を損なわないように
薄く形成できるので、キャリア10全体の剛性を不要に
高めることがなく、キャリア10のリールへの良好な巻
付け作業性を維持することができる。
【0029】また、後述する自動実装機において、キャ
リア10の使用後すなわち電子部品Pの取出し後にキャ
リア10を切断するカッター刃が、底壁16の第2面1
6b上の複数の柱状突起28を避けて通るように、それ
ら柱状突起28の位置を調整することが有利である。そ
れにより、カッター刃は底壁16の比較的薄い部分を切
断でき、結果としてカッター刃の寿命を延ばすことがで
きる。
【0030】図5は、キャリア10を装着した自動実装
機40の一例を模式図的に示す。キャリア10は、電子
部品梱包体32の形態でリール42に巻付けられ、その
状態で自動実装機40に装着される。リール42から部
分的に引き出されたキャリア10の前端部分は、そのテ
ープ縁部22に形成した貫通孔24(図1)が、自動実
装機40のテープ送り駆動部に設置されたスプロケット
44の歯44aに係着される。スプロケット44の上流
側には、電子部品取出ステーションが設置され、さらに
その上流側で、カバーフィルム30がキャリア10から
剥がされて他のリール46に巻取られる。
【0031】スプロケット44の駆動により、リール4
2からキャリア10が断続的に送り出されるとともに、
カバーフィルム30が徐々に剥がされて、収納部12に
収納された電子部品Pが順次、電子部品取出ステーショ
ンに送られる。そこで、図示しないロボットハンド等に
より、キャリア10の収納部12から電子部品Pが取出
され、次いで、同ロボットハンド等によって基板(図示
せず)に実装される。電子部品Pを取出した後、キャリ
ア10はスプロケット44の下方へ転向して送られ、そ
こでカッター刃(図示せず)により細かく切断される。
【0032】射出成形法によってキャリア10を製造す
る場合は、それぞれに少なくとも1つの収納部12を有
する複数のキャリア個片50(図1)を射出成形で形成
し、それらキャリア個片50をテープ状に接続する手順
が実施される。図1では、それぞれに1つの収納部12
を有する複数のキャリア個片50が、接続部14内の波
状の接合面52を介して互いに接続された実施形態が示
されている。このような構成では、上記した自動実装機
40でリール42からキャリア10を送り出すときにキ
ャリア10に加わる引張力や、スプロケット44の下方
へ転向する際にキャリア10に加わる曲げ作用によっ
て、キャリア個片50同士の接合面52に応力が集中し
て接続部14が分断される危惧がある。そこで本発明で
は、以下の特徴的製造方法を採用することにより、この
課題を解決する。
【0033】図1のキャリア10に関しては、まず製造
工程の第1段階で、1つの収納部12と、収納部12の
両長側壁18aの上端から底壁16に略平行に延長さ
れ、先端で厚みが減少する一対の接続片54とを備える
キャリア個片50を、所定の型(図示せず)内で射出成
形法によって一体的に形成する。このとき、キャリア1
0の両テープ縁部22に対応する部分(貫通孔24を含
む)も同時に一体成形する。また、キャリア個片50の
接続片54の先端には、例えば図6(a)に示すよう
に、厚み方向へ階段状の段差を有して波状に延びる接合
面52を形成する。
【0034】このようなキャリア個片50を複数個、射
出成形法により形成した後、それらキャリア個片50の
接続片54の接合面52同士を、図6(b)に示すよう
に層状に固着する。それにより、略均一厚みの接続部1
4が形成され、複数の接続部14を介してそれらキャリ
ア個片50を互いに接続してなるキャリア10が作製さ
れる。
【0035】キャリア個片50の接続片54の接合面5
2同士の固着方法としては、接着剤による接着や超音波
融着等の様々な方法を採用できる。しかし、テープ状の
キャリア10の製造方法としては、型内でキャリア個片
50を1つずつ成形しながら互いに融着接合していく方
法が有利である。この場合、型のキャビティには、一方
の接続片54の接合面52に対応する部位に開口が設け
られる。最初のキャリア個片50を形成する際には、そ
の開口を外部の補助型で塞いだ状態で射出成形する。ま
た、最初のキャリア個片50の他方の接続片54には、
階段状の接合面52が形成される。次に、最初のキャリ
ア個片50を型から取出して、その他方の接続片54の
階段状の接合面52によって型の開口を閉鎖し、その状
態で次のキャリア個片50を射出成形する。このとき、
最初のキャリア個片50の接続片54の接合面52が一
時的に溶融し、次に成形されたキャリア個片50の接続
片54に強固に融着される。このような工程を繰り返す
ことにより、複数のキャリア個片50をテープ状に強固
に接続したキャリア10が作製される。
【0036】上記した製造方法によれば、キャリア個片
50同士の接合面52が、十分な接合面積を有して互い
に層状に固着されるので、キャリア10の接続部14に
加わる引張や曲げ等の外力に抗し得る強固な接合が実現
される。したがって、キャリア10をリール42に巻付
けるときや自動実装機40でキャリア10をリール42
から送り出すときに、キャリア10が接続部14の接合
面52で分断される危惧は確実に回避される。
【0037】なお、このような製造方法によれば、キャ
リア個片50の接続片54の接合面52を、上記した階
段状以外の様々な形状に容易に形成することができる。
例えば図7に示すように、(a)斜面状、(b)さね接
ぎ状、(c)鋸刃状等の種々の接合面52を、要求され
る接合強度に応じて採用することができる。
【0038】キャリア10を上記した射出成形法によっ
て作製する際には、溶融樹脂の湯口を各キャリア個片5
0の収納部12の底壁16の裏面16dに対応して設け
ることが有利である。その場合、底壁16の第2面16
bに形成される複数の柱状突起28のいずれかが、溶融
樹脂の湯口に対応配置されるように型を形成することに
より、湯口からキャビティへの湯流れ性を向上させるこ
とができる。
【0039】このように、収納部12の底壁16の裏面
16dに対応して湯口を設けると、射出成形後に底壁1
6の裏面16dに湯口に対応してバリが生じる傾向があ
る。このようなバリは、例えばキャリア10をリール4
2に巻付けたときに、収納部12の下側に配置されるカ
バーフィルム30を破損する危惧がある。そこでキャリ
ア10では、図2に示すように、各収納部12の底壁1
6の裏面16dが、凹所の反対側すなわちキャリア10
の外面において、上述した第1面16aの裏面16cよ
りも沈降するように形成される。このようにキャリア1
0の外面に凹設された底壁16の裏面16dに対応して
湯口を配置すれば、バリによる上記不都合は未然に解決
される。
【0040】ところで、キャリア10の各収納部12に
電子部品Pが実際に収納されているか否かは、一般に電
子部品メーカでCCD等による画像認識によって検査さ
れる。したがってキャリア10には、各収納部12の底
壁16の略中央に画像認識用の貫通孔34が形成されて
いる(図1)。さらに、自動実装機による自動実装作業
を円滑に実施するためには、キャリア10の各収納部1
2に電子部品Pを収納したときに、収納部12の所定位
置に電子部品Pが正確に位置決めされていることが肝要
である。そこでキャリア10では、各収納部12内で電
子部品Pが正確に位置決めされているか否かを検査する
ために、各収納部12の底壁16の第1面16aに、収
納された電子部品Pの位置基準点となるマーク36を形
成することができる。図1〜図3では、このマーク36
が底壁16の第1面16aの四隅に突設された第2の柱
状突起から構成される実施形態が示されている。
【0041】このような位置基準点としてのマーク36
を、収納部12に収納された電子部品Pと共に、貫通孔
34の画像認識と同様にしてCCD等によりキャリア1
0の上方から撮像すれば、マーク36と電子部品Pとの
相対的な位置ずれを検出し、かつその位置ずれが所定の
許容範囲内にあるか否かを検査することができる。した
がってマーク36は、収納部12を上方から見たときに
電子部品Pに覆い隠されない位置に形成することが肝要
である。また、マーク36の頂面に図3に示すような窪
み36aを設けることにより、画像認識作用を向上させ
ることができる。或いは、マーク36自体を、底壁16
を貫通する孔とすることもできる。
【0042】さらに、マーク36に追加して、又はマー
ク36の代わりに、キャリア10の各収納部12に隣接
する周辺部分の表面に、凹所内の電子部品Pの位置基準
点となるマーク38を形成することもできる。図1及び
図3では、このマーク38が一方のテープ縁部22の上
面に各収納部12に隣接して凹設された凹みから構成さ
れる実施形態が示されている。この場合、マーク38の
内面を球面状に形成することが、画像認識作用を向上さ
せる点で有利である。このような突起、孔、凹み等から
なるマーク36、38は、上記した射出成形法によって
容易に形成できる。
【0043】図8は、本発明の第2実施形態による電子
部品用キャリア60を部分拡大図で示す。電子部品用キ
ャリア60(以下、単にキャリア60と称する)は、電
子部品を個別に収納する凹所を画成する複数の収納部6
2と、隣合う収納部62を互いに接続する複数の接続部
64とを具備して構成される。複数の収納部62は、複
数の接続部64を介してマトリクス状に整列配置され、
したがってキャリア60はトレイの形態を有する。
【0044】キャリア60の収納部62及び接続部64
の構成は、図1のキャリア10の収納部12及び接続部
14の構成と実質的に同一であり、その説明を省略す
る。ただしキャリア60では、全ての収納部12及び接
続部14を1つの型内で射出成形法により一体形成する
製造方法が採用される。このような構成においても、収
納部62の壁(特に底壁66)が、電子部品を支持する
支持部として底壁66に突設された突条68及び複数の
柱状突起70によって補強されることは、容易に理解さ
れよう。
【0045】また、図1のキャリア10に関連して説明
したマーク36、38と同様に、キャリア60に、収納
部62に収納された電子部品の位置基準点となるマーク
72、74を形成することもできる。
【0046】以上、本発明をその好適な実施形態に基づ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、1つの電子部品キャリアにおいて、複数の
収納部は互いに異なる形状、寸法を有することができ
る。また、支持部の突条は、図示の矩形壁状に連続する
形状以外に、対向する一対のレール状等、収納対象の電
子部品のモールド本体の形状に対応して、様々な形態を
有することができる。さらに、支持部の複数の突起は、
円柱、角柱、円錐、円錐台等の様々な形状を採用でき、
所望される補強機能に応じて多様な寸法、個数、配置を
選択することができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電子部品を個別に収納する複数の収納部を有
した電子部品用キャリアにおいて、キャリア全体の剛性
を不要に高めることなく、収納部の壁の機械的強度を効
果的に向上させることができ、以て収納した電子部品の
損傷を未然に防止することができる。また、比較的寸法
の大きな電子部品に対しても、リールへの巻付け作業性
を損なうことなく、収納部の強度に優れたテープ状の電
子部品用キャリアを作製することができる。
【0048】さらに本発明によれば、電子部品を個別に
収納する複数の収納部を有した電子部品用キャリアの製
造方法において、射出成形法により形成されたキャリア
個片同士の接続箇所の強度を向上させて、外力による接
続箇所の分断を未然に防止することができる。さらに本
発明によれば、そのような電子部品用キャリアを用いる
ことにより、電子部品梱包体及び電子部品運搬方法の信
頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による電子部品用キャリ
アの部分拡大斜視図である。
【図2】図1の電子部品用キャリアを用いた電子部品梱
包体の線II−IIに沿った断面図である。
【図3】図1の電子部品用キャリアを用いた電子部品梱
包体の線 III−III に沿った断面図である。
【図4】図1の電子部品用キャリアをリールに巻付けた
状態を示す概略部分正面図である。
【図5】図1の電子部品用キャリアを用いた電子部品梱
包体に対して使用可能な自動実装機を模式図的に示す概
略正面図である。
【図6】図1の電子部品用キャリアの製造方法を説明す
る図で、(a)電子部品用キャリアの部分拡大斜視図、
及び(b)線VI−VIに沿った断面図である。
【図7】(a)〜(c)は、電子部品用キャリアの接合
面の変形例を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態による電子部品用キャリ
アの部分拡大斜視図である。
【図9】従来のトレイの斜視図である。
【図10】従来のキャリアテープをリールに巻付けた状
態で示す斜視図である。
【符号の説明】
10、60…キャリア 12、62…収納部 14、64…接続部 16、66…底壁 16a…第1面 16b…第2面 18…側壁 20…支持部 22…テープ縁部 26、68…突条 28、70…柱状突起 30…カバーフィルム 32…電子部品梱包体 36、38…マーク 40…自動実装機 42…リール 50…キャリア個片 52…接合面 54…接続片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 幸男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 金沢 有輝 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 3E067 AA11 AB41 AC04 AC18 BA26A BC07A CA11 CA24 EA06 EB27 EC09 EC25 EE01 EE38 EE46 FA09 GD03 3E096 AA09 BA08 CA06 CA15 DA03 DA11 DA23 DB06 DC01 DC04 EA02X EA02Y FA03 FA09 FA11 FA20 GA05 GA14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を個別に収納する凹所を画成す
    る複数の収納部と、隣合う該収納部を互いに接続する複
    数の接続部とを具備し、該収納部の各々が、該凹所を画
    成する底壁及び側壁と、該底壁から該凹所内に突設さ
    れ、電子部品を支持する支持部とを備えて構成される電
    子部品用キャリアにおいて、 前記収納部の各々の前記支持部は、前記底壁上で所定の
    輪郭に沿って延びる少なくとも1つの突条と、該底壁か
    ら該突条よりも低くかつ互いに略同一の高さに突出する
    複数の突起とを備え、 前記収納部の各々の前記底壁は、前記側壁と前記突条と
    の間で前記凹所の深部を画成する第1面と、該突条に隣
    接して該深部よりも浅い該凹所の浅部を画成する第2面
    とを備え、該第2面に前記複数の突起が分散配置される
    とともに、それら突起の部分で該底壁が局部的に厚くな
    っていること、を特徴とする電子部品用キャリア。
  2. 【請求項2】 前記凹所の反対側で、前記収納部の前記
    底壁の前記第2面の裏面が実質的に平坦である請求項1
    に記載の電子部品用キャリア。
  3. 【請求項3】 前記凹所の反対側で、前記収納部の前記
    底壁の前記第2面の裏面が前記第1面の裏面よりも沈降
    する請求項1又は2に記載の電子部品用キャリア。
  4. 【請求項4】 前記支持部が、前記底壁上で所定の輪郭
    に沿って連続して延びる1つの前記突条を備え、該突条
    が前記第2面を囲繞するとともに前記第1面に囲繞され
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子部品用キャ
    リア。
  5. 【請求項5】 前記収納部の前記底壁の前記第1面に、
    前記凹所内の電子部品の位置基準点となるマークが形成
    される請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子部品用
    キャリア。
  6. 【請求項6】 前記収納部に隣接する周辺部分の表面
    に、前記凹所内の電子部品の位置基準点となるマークが
    形成される請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子部
    品用キャリア。
  7. 【請求項7】 電子部品を個別に収納する凹所を画成す
    る複数の収納部を具備する電子部品用キャリアにおい
    て、 前記収納部の底壁の表面に、前記凹所内の電子部品の位
    置基準点となるマークが形成されることを特徴とする電
    子部品用キャリア。
  8. 【請求項8】 電子部品を個別に収納する凹所を画成す
    る複数の収納部を基準面から凹設して具備する電子部品
    用キャリアにおいて、 前記基準面に、前記凹所内の電子部品の位置基準点とな
    るマークが形成されることを特徴とする電子部品用キャ
    リア。
  9. 【請求項9】 電子部品を個別に収納する複数の収納部
    が一列に整列配置されてなる電子部品用キャリアの製造
    方法であって、 少なくとも1つの前記収納部と、該収納部から延長さ
    れ、先端で厚みが減少する接続片とを備えるキャリア個
    片を射出成形法によって一体的に形成し、 複数の前記キャリア個片の前記接続片の前記先端同士を
    層状に固着して略均一厚みの接続部を形成し、該接続部
    を介してそれらキャリア個片を互いに接続すること、を
    特徴とする電子部品用キャリアの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記接続片の前記先端に階段状の接合
    面が形成される請求項9に記載の電子部品用キャリアの
    製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の
    電子部品用キャリアと、該電子部品用キャリアの前記複
    数の収納部に個別に収納された複数の電子部品とを具備
    する電子部品梱包体。
  12. 【請求項12】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の
    電子部品用キャリアの前記収納部に、電子部品を収納し
    て運搬することを特徴とする電子部品運搬方法。
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