JP2000108590A - 描画装置 - Google Patents

描画装置

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JP2000108590A
JP2000108590A JP10282928A JP28292898A JP2000108590A JP 2000108590 A JP2000108590 A JP 2000108590A JP 10282928 A JP10282928 A JP 10282928A JP 28292898 A JP28292898 A JP 28292898A JP 2000108590 A JP2000108590 A JP 2000108590A
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JP
Japan
Prior art keywords
pen
ink
cap member
lithography equipment
pen cap
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Application number
JP10282928A
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Inventor
Mitsuru Yokoyama
満 横山
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペン先のインクの乾燥若しくはボタ落ちのな
い描画装置を実現する。 【構成】 記録材料上にインクを有したペンにより所望
の記録を行う描画装置において、ペンキャップ部材を設
け、このペンキャップ部材を上記ペンに作用させること
で、このペンのペン先が密閉若しくはほぼ密閉されるよ
う構成し、かつ上記ペンキャップ部材に上記インクと同
一若しくはほぼ同成分の補助材を保持させるよう構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、描画材料上に所望の
画像をペンにより作成する形式の描画装置に関するもの
である。特に、ペンのペン先乾燥等の不都合を改善する
ためのものである。
【0002】
【従来の技術】このような描画装置の一つとして、ガラ
ス基板等の記録材料上に数十ミクロン程度の極細線の導
電パターンを描く装置があった。このような装置は、通
常のプリント配線板の作成とは異なって、直接導電パタ
ーンを描けること、極細のパターン作成が可能なことな
どから便利である。
【0003】以上の様な描画装置では、インクとしてい
わゆる導電ペーストと呼ばれるものを使用している。こ
の導電ペーストは、一般に、導電性の金属粉末を溶媒中
に混合して調整される。そして、ペンで描画を行った
後、乾燥等して当該溶媒をとばすことで導電パターンが
形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の描
画装置では、ペンをむきだしにした場合ペン先のインク
が乾燥等して次の描画に支障が生じる不都合があった。
このため、従来においては、いわゆるペンキャップを設
けてペンの不使用中にはペン先にペンキャップを施すよ
うにしたものがあった。また、このようなペンキャップ
の中に水または溶媒等をあらかじめ入れておくものがあ
った。
【0005】しかしながら、前者の単なるペンキャップ
のみでは、インクとして上記のようなペーストを用いる
ものではなお乾燥してしまい不十分であった。また、後
者のように純粋な溶媒をペンキャップ内に入れたものを
使用した場合には、図2に示すように、蒸発した溶媒1
62がペン15内に入りこんで行ってしまいボタ落ち等
が生じる不都合があった。この発明はこの点を改善する
ためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、記録材料上にインクを有したペンにより所望の
記録を行う描画装置において、ペンキャップ部材を設
け、このペンキャップ部材を上記ペンに作用させること
で、このペンのペン先が密閉若しくはほぼ密閉されるよ
う構成し、かつ上記ペンキャップ部材に上記インクと同
一若しくはほぼ同成分の補助材を保持させるよう構成し
た。
【0007】
【実施例】以下、この発明を図面を参照して説明する。
図1はこの発明を実施した描画装置の全体構成図を示し
ている。ペン15を保持したペンブロック10は、レー
ル11に沿って紙面に垂直な方向に移動可能に構成され
ている。また、レール11は図示しない駆動機構により
左右方向に移動可能に構成されている。これらは制御回
路31により制御されており、ホストコンピュータから
送られて来るパターン描画信号に応じてペン15を2次
元方向に移動する。
【0008】ペン15の頂部には空圧源32からの空気
流を取り入れる空気流入口151が設けられている。こ
の空気流により、バルブ321を介してペン15内のペ
ーストの吐出オンオフが制御される。
【0009】記録材としてのガラス基板21は図示しな
いテーブルに載置されており、2次元方向に移動可能な
ペン15により、所望のパターンが作成される。
【0010】ペンブロック10の移動範囲内にペンキャ
ップ16が設けられている。このペンキャップ16内に
は補助材161が入れられている。ペン15の不使用時
にはペンブロック10がこのペンキャップ16に向けて
移動してペン15のペン先をこのペンキャップ16に挿
入する。これにより、ペン先はペンキャップ16内でほ
ぼ密閉される。なお、この場合、ペン15のペン先は、
ペンキャップ16内の補助材161に接触しない状態が
望ましい。
【0011】以上の実施例において、インク(ペース
ト)は導電性の金属粉末とテルピネオーを主成分とする
溶媒との混合物を用いている。そして、補助材161と
して、この実施例装置ではテルピネオーを主成分とする
溶媒と不揮発性のシリコーンオイルとの混合物を用いて
いる。そして、この場合において、ペーストにおける導
電性の金属粉末と溶媒との混合比(モル比)と補助材に
おけるシリコーンオイルと溶媒との混合比(モル比)を
ほぼ同一としている。
【0012】このように構成することにより、ペン15
のペン先のペースト露出部分の飽和蒸気圧とペンキャッ
プ16内の飽和蒸気圧をほぼ等しくすることができると
思われる。なお、以上の実施例においては、補助材とし
て溶媒と不揮発性物質との混合物を用いたが、ペースト
そのものを用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、インクの乾燥もまた描き始めのインクのボタ落ちも
ない描画装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に関わる記録装置のブロック構成図であ
る。
【図2】従来の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材料上にインクを有したペンにより
    所望の記録を行う描画装置において、 ペンキャップ部材を設け、このペンキャップ部材を上記
    ペンに作用させることで、このペンのペン先が密閉若し
    くはほぼ密閉されるよう構成し、かつ上記ペンキャップ
    部材に上記インクと同一若しくはほぼ同成分の補助材を
    保持させるよう構成したことを特徴とする描画装置。
JP10282928A 1998-10-05 1998-10-05 描画装置 Pending JP2000108590A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106346989A (zh) * 2016-11-03 2017-01-25 郝凌云 数学教学几何绘图工具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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