JP2000108521A - 虹彩熱変色性−蓄光性積層体 - Google Patents

虹彩熱変色性−蓄光性積層体

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JP2000108521A
JP2000108521A JP10294469A JP29446998A JP2000108521A JP 2000108521 A JP2000108521 A JP 2000108521A JP 10294469 A JP10294469 A JP 10294469A JP 29446998 A JP29446998 A JP 29446998A JP 2000108521 A JP2000108521 A JP 2000108521A
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layer
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luminous
resin
thermochromic
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JP10294469A
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English (en)
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Yutaka Shibahashi
裕 柴橋
Michiyuki Yasuda
満行 安田
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Pilot Ink Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化により多彩な光輝性と色変化を視覚
できると共に、暗所にあっては、蓄光性効果と熱変色効
果の複合効果を発現させて特異な様相を視覚させる。 【解決手段】 光輝層5、可逆熱変色層4及び蓄光性顔
料層3の三層を必須要素として積層した光輝熱変色性−
蓄光性積層体1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光輝熱変色性−蓄
光性積層体に関する。更に詳細には、光輝性と熱変色性
と蓄光性の各効果を有効に発現させると共に、これらが
融合された新たな視覚効果を備える光輝熱変色性−蓄光
性積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蓄光性顔料層上に可逆熱変色層を
積層した自動車用ホイール(実開平2−7694号公
報)や加熱防止治具(実開昭57−143677号公
報)が開示されており、また、光輝層と可逆熱変色層を
積層した積層体(特開平6−1067号公報、特開平7
−276805号公報)が開示されている。前記した蓄
光性顔料層と可逆熱変色層を積層した系については、暗
所では蓄光性顔料層による発光が視覚され、明所では可
逆熱変色層による変色が視覚されるものであるが、装飾
性に乏しい。また、光輝層と可逆熱変色層を積層した系
については、光輝層による光輝性と温度変化による変色
が複合した装飾性に富むものであるとしても、暗所では
何も視覚されず変化性に乏しいものであった。よって、
前記蓄光性顔料層と可逆熱変色層、或いは、光輝層と可
逆熱変色層を積層したものは、明所で視覚される様相が
温度変化により変化したり、暗所で蓄光性顔料による発
光が視覚されるのみであり、変化性及び装飾性が単調で
応用範囲の狭いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属光沢
性、真珠光沢性、ホログラム性から選ばれる光輝層と可
逆熱変色層と蓄光性顔料層の三層を必須とする積層構造
となすことにより、前記三層のうち、二層の組み合わせ
による積層構造では奏し得ない複合効果を発現できるこ
とを見出した。即ち、明所においては可逆熱変色層によ
る色変化と、光輝層による色彩が複合した様相が視覚さ
れ、且つ、暗所においては蓄光性顔料層による発光と、
光輝層が複合した様相が視覚される装飾性に優れたもの
であり、特異な変化性を付与できる積層体を提供して、
玩具、人形、装飾、偽造防止等の多様な分野に適用しよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属光沢性、
真珠光沢性、ホログラム性から選ばれる光学的性状を有
する光輝層、可逆熱変色層、及び、蓄光性顔料層の三層
を必須要素として積層してなる光輝熱変色性−蓄光性積
層体を要件とする。更には、蓄光性顔料層、可逆熱変色
層、光輝層を順次積層してなること、可逆熱変色層、蓄
光性顔料層、光輝層を順次積層してなること、前記光輝
層が図柄を形成してなること等を要件とする。
【0005】本発明を更に詳しく説明すると、前記した
光学的性状を示す光輝層と、可逆熱変色層と、蓄光性顔
料層とからなる積層体は、各々二層を積層した構成では
成し得ない複合効果を有する。光輝層と可逆熱変色層を
積層した系、及び、可逆熱変色層と蓄光性顔料層を積層
した系については上述した通りであり、また、光輝層と
蓄光性顔料層を積層した系については、光輝性と発光性
が複合した、特に暗所における装飾性に優れたものであ
るが、明所においては様相変化に乏しい。よって、本発
明においては光輝層と、可逆熱変色層と、蓄光性顔料層
を積層することにより、明所及び暗所において共に装飾
性と様相変化に富む積層体が得られるものである。
【0006】これを具体的に説明すると、蓄光性顔料
層、温度変化により黒色から無色に変色する可逆熱変色
層、特開平6−1067号公報に記載の真珠光沢顔料を
含む光輝層を順次積層すると、明所において可逆熱変色
層が黒色を呈している状態では光輝層による金色が視覚
され、可逆熱変色層が消色すると白色になり、装飾性に
優れる。一方、暗所では可逆熱変色層が黒色を呈してい
る状態では蓄光顔料層による発光は視覚されないが、可
逆熱変色層が消色すると前記蓄光性顔料層による発光が
視覚される。この様相変化は光輝層を図柄として部分的
に形成すると、明所において可逆熱変色層が黒色を呈し
ている状態では、黒地に光輝層による金色の図柄が視覚
され、可逆熱変色層が消色すると全面が白色になる。一
方、暗所において可逆熱変色層が黒色を呈している状態
では不可視状態であるが、可逆熱変色層が消色すると蓄
光性顔料による発光が視認されるため、全面が発光し、
且つ、光輝層を設けた部分は色調の異なる発光した図柄
が視覚できる。
【0007】前記光輝層は、外層、即ち、蓄光性顔料層
と可逆熱変色層を積層した積層体の上層に設けることが
好ましく、これは明所における光輝層の光輝効果に優れ
るからである。なお、外層に光輝層として光不透過性の
金属箔等を用いる場合は、適宜形状の図柄である必要が
ある。また、可逆熱変色層の発色時の色調は必ずしも濃
色であるとは限らない。これれは可逆熱変色層が蓄光性
顔料層の発光を隠顕するのみでなく、淡色であっても明
所における色変化と暗所における蓄光性顔料層の発光を
調整できるからである。更に、可逆熱変色層と蓄光性顔
料層の積層構成として、必ずしも蓄光性顔料層の上層に
可逆熱変色層を設けるものではない、これは、蓄光性顔
料層が下層を完全に隠蔽するものではないため、蓄光性
顔料層の下層に可逆熱変色層を設けても、明所において
可逆熱変色層による色変化を十分に視覚でき、且つ、暗
所において蓄光性顔料層の発光を調整できるからであ
る。
【0008】以下に光輝層、可逆熱変色層、蓄光性顔料
層について説明する。前記光輝層は金属光沢性、真珠光
沢性、ホログラム性から選ばれる光学的性状を示す層で
ある。前記金属光沢性を有する層は、金色、銀色等の金
属箔、或いは、前記金属箔を用いた転写箔を用いて形成
することができる。
【0009】前記真珠光沢性を有する層は、従来より公
知の二酸化チタン被覆雲母、酸化鉄−二酸化チタン被覆
雲母、酸化鉄被覆雲母、グアニン、絹雲母、塩基性炭酸
鉛、酸性砒酸鉛、オキシ塩化ビスマス等の真珠光沢顔料
がバインダーを含む媒体中に分散されて塗料、インキ等
の形態として塗布して形成することができる。尚、真珠
光沢顔料層の厚みは、1μm〜400μm、好ましくは
3μm〜200μmであり、該層中における真珠光沢顔
料は0.1〜40重量%(好ましくは、0.2〜30重
量%)の含有割合が有効である。前記真珠光沢顔料層
は、従来より公知の方法、例えば、スクリーン印刷、オ
フセット印刷、グラビヤ印刷、コーター、タンポ印刷、
転写等の印刷手段、刷毛塗り、スプレー塗装、静電塗
装、電着塗装、流し塗り、ローラー塗り、浸漬塗装、等
の手段により形成することができる。
【0010】前記ホログラム性を有する層は、各種樹脂
にホログラム画像が形成されたホログラムマスター版を
圧着し、エンボス加工を施したホログラムフィルムが用
いられ、又、前記ホログラムフィルムのエンボス樹脂層
上に、Al、Cr、Ni、Sn、Fe、Co、Cu、P
b、Sb、Mg、Cd、Bi等の金属を200乃至20
00Åの厚みで蒸着して形成したものを用いることもで
きる。
【0011】前記可逆熱変色層は、層中に可逆熱変色性
組成物を含むものであり、前記組成物は電子供与性呈色
性有機化合物と電子受容性化合物と呈色反応を可逆的に
生起させる有機化合物媒体の三成分を含む組成物が好適
に用いられる。具体的には、特公昭51−35414号
公報、特公昭51−44706号公報、特開平7−18
6540号公報に記載されている可逆熱変色性組成物が
挙げられる。又、本出願人が提案した特公平1−293
98号公報に記載した如き、温度変化による色濃度−温
度曲線に関し、3℃以下のヒステリシス幅をもつ、高感
度の熱変色性組成物が挙げられる。前記は所定の温度
(変色点)を境としてその前後で変色し、変化前後の両
状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存在しえな
い。即ち、もう一方の状態は、その状態が発現するのに
要する熱又は冷熱が適用されている間は維持されるが、
前記熱又は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈する状態
に戻る、所謂、温度変化による温度−色濃度について小
さいヒステリシス幅(ΔH)を示して変色するタイプで
ある。
【0012】又、本出願人が提案した特公平4−171
54号公報に記載されている、大きなヒステリシス特性
を示して変色する感温変色性色彩記憶性熱変色性組成
物、即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットし
た曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から温度
を上昇させていく場合と逆に変色温度より高温側から下
降させていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色す
るタイプの変色材であり、低温側変色点と高温側変色点
の間の常温域において、前記低温側変色点以下又は高温
側変色点以上の温度で変化させた状態を記憶保持できる
特徴を有する熱変色性組成物も有効である。
【0013】前記した可逆熱変色性組成物は、そのまま
の適用でも有効であるが、微小カプセルに内包して使用
するのが好ましい。それは、種々の使用条件において可
逆熱変色性材料は同一の組成に保たれ、同一の作用効果
を奏することができるからである。前記微小カプセルに
内包させることにより、化学的、物理的に安定な顔料を
構成でき、粒子径0.1〜100μm、好ましくは3〜
30μmの範囲が実用性を満たす。尚、微小カプセル化
は、従来より公知の界面重合法、in Situ重合
法、液中硬化被覆法、水溶液からの相分離法、有機溶媒
からの相分離法、融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、ス
プレードライング法等があり、用途に応じて適宜選択さ
れる。更に微小カプセルの表面には、目的に応じて更に
二次的な樹脂皮膜を設けて耐久性を付与させたり、表面
特性を改質させて実用に供することもできる。
【0014】前記可逆熱変色性組成物は、透明性樹脂バ
インダーを含む媒体中に分散されて、インキ、塗料など
の可逆熱変色性材料として適用され、従来より公知の方
法、例えば、スクリーン印刷、オフセット印刷、グラビ
ヤ印刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印刷手段、刷
毛塗り、スプレー塗装、静電塗装、電着塗装、流し塗
り、ローラー塗り、浸漬塗装等の手段により設けること
ができる。更には、前記微小カプセルを熱可塑性樹脂或
いは熱硬化性樹脂中にブレンドして形成した成形体を可
逆熱変色層として用いてもよい。
【0015】前記バインダーは、透明状の膜形成樹脂で
あればよく、従来より汎用の各種バインダーが適用で
き、以下に例示する。アイオノマー樹脂、イソブチレン
−無水マレイン酸樹脂共重合樹脂、アクリロニトリル−
アクリリックスチレン共重合樹脂、アクリロニトリル−
スチレン共重合樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン共重合樹脂、アクリロニトリル塩素化ポリエチ
レン−スチレン共重合樹脂、エチレン−塩化ビニル共重
合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−
酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合樹脂、塩化ビニ
リデン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩素化塩化ビニル樹脂、
塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合樹脂、塩素化ポリエ
チレン樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、ハイインパクトポリスチレン樹脂、ポリプロピ
レン樹脂、ポリメチルスチレン樹脂、ポリアクリル酸エ
ステル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、エポキシ
アクリレート樹脂、アルキルフェノール樹脂、ロジン変
性フェノール樹脂、ロジン変性アルキド樹脂、フェノー
ル樹脂変性アルキド樹脂、エポキシ樹脂変性アルキド樹
脂、スチレン変性アルキド樹脂、アクリル変性アルキド
樹脂、アミノアルキド樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル樹
脂、スチレン−ブタジエン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、アルキッド樹脂、天然ゴム、ポリイソブチレ
ン、ブチルゴム、ポリビニルアルキルエーテル、ロジ
ン、ロジンエステル、ロジン誘導体、ポリテルペン樹
脂、油溶性フェノール樹脂、石油系炭化水素樹脂、シェ
ラック、環化ゴム、酢酸ビニル系エマルジョン樹脂、ス
チレン−ブタジエン系エマルジョン樹脂、アクリル酸エ
ステル系エマルジョン樹脂、水溶性アルキド樹脂、水溶
性メラミン樹脂、水溶性尿素樹脂、水溶性フェノール樹
脂、水溶性エポキシ樹脂、水溶性ポリブタジエン樹脂、
酢酸セルローズ、硝酸セルローズ、エチルセルローズ等
を挙げることができ、水や有機溶剤等の適宜の溶剤に溶
解または分散させて適用できる。
【0016】更に、電子供与性呈色性有機化合物、フェ
ノール性水酸基を有する化合物及び前記両者の呈色反応
の生起温度を決める反応媒体の三者の均質相溶体を塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂等に微粒子状に分散させ
て得られる、特開平6−135144号公報に記載の熱
変色性材料も有効である。
【0017】前記した可逆熱変色層には、非熱変色性有
色染顔料の適宜量を混在させて熱変色層の色変化を多彩
に構成することができる。
【0018】前記蓄光性顔料層は、蓄光性顔料を含む印
刷インキ、塗料によるコーティングによって形成できる
が、透明乃至半透明樹脂等に蓄光性顔料をブレンドして
形成されたフィルムや比較的肉薄の成型体として形成さ
れたものであってもよい。蓄光性顔料は、従来より公知
の顔料が全て有効であり、例えば、CaS/Bi系、C
aSrS/Bi系、ZnS/Cu系、ZnCdS/Cu
系、特開平7−11250号公報に開示されているSr
Al2 4 、Sr4 Al1425、或いは、CaAl2
4 にユウロピウム、ジスプロシウム、サマリウム等を賦
活剤として添加したもの、特開平10−168448号
公報に開示されているSr(AlB)2 4 ;EuD
y、Sr(AlB)3 6 ;EuDy、或いはSr(A
lB)4 7 ;EuDy等が適用でき、バインダーを含
む媒体中に分散されて塗料、インキ等の形態となして適
用される。更には、前記蓄光性顔料を熱可塑性樹脂或い
は熱硬化性樹脂中にブレンドして形成した成形体を蓄光
性顔料層として用いてもよい。
【0019】又、前記三層のうち、少なくとも一層は文
字、記号、模様等の図柄であってもよく、好ましくは光
輝層を図柄とすることによって、変化性を多様化でき
る。
【0020】本発明積層体の構成において、必要応じて
外層に透明樹脂層を設けたり、各層、或いは外層に紫外
線吸収剤、酸化防止剤、老化防止剤、一重項酸素消光
剤、スーパーオキシドアニオン消光剤、オゾン消色剤、
可視光線吸収剤、赤外線吸収剤から選ばれる光安定剤を
分散状態に配合したり、各層間に光安定剤を含む層を設
けることもできる。
【0021】本発明光輝熱変色性−蓄光性積層体は、細
幅に裁断して平糸を構成することができ、更には前記平
糸を綿糸、ナイロン、絹糸等の芯糸に丸撚り、羽衣撚
り、蛇腹撚り等の方法で巻き付けて撚糸とすることもで
きる。又、前記平糸又は撚糸は、人形の髪、動物玩具の
毛、手芸用糸、子供用編み器の糸等に使用できる。又、
前記平糸又は撚糸を用いて布帛を形成することもでき
る。布帛を形成する場合、前記平糸又は撚糸を縦糸若し
くは横糸として、又はその両者を互いに交差するように
して編物とするか、若しくは糸を交差して組物とするこ
とが好ましい。更に、前記光輝熱変色性−蓄光性積層体
は、金属光沢性、真珠光沢性、ホログラム性から選ばれ
る材料を細かく裁断して微小片を形成し、層中に分散さ
せたり、或いは、前記微小片を基材上に適宜間隔をおい
て分散状態に設けたり、規則的に固着して文字、記号、
図柄等を形成したり、密閉容器内に媒体と共に封入して
装飾具として用いることもできる。尚、前記微小片の大
きさ及び形状は特に限定されるものではないが、形状と
しては三角形や四角形等の多角形、星型、円形、線形等
が挙げられる。更に、前記微小片として虹彩性、光干渉
性を有する材料を用いることもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の光輝熱変色性−蓄光性積
層体は、光輝層、可逆熱変色層、蓄光性顔料層の三層を
積層して形成され、前記した層のうち少なくとも一層が
支持体としての厚みと強度を有していれば支持体を必要
としない。また、各々の層を形成する材料が塗料形態で
ある場合は、適宜支持体上に順次塗装して設けられる。
支持体の材質、形状は特に限定されるものではないが、
材質としてはゴム、プラスチック、金属、ガラス等が挙
げられる。更に、各層が樹脂成形体により形成される場
合は、各層を接着して積層体が得られる。
【0023】
【実施例】以下に実施例を示す。実施例中の部は重量部
である。 実施例1(図1参照) 支持体2として透明フィルム上に、蓄光性顔料〔N−夜
光 G300M、根本特殊化学(株)製、発光最大波長
520nm〕50部、アクリル酸エステル樹脂40部、
シリコーン系消泡剤0.5部、酢酸ブチル20部、芳香
族系中沸点溶剤15部を均一に分散した蓄光性インキを
ドクターコートにより塗布して蓄光性顔料層3を形成し
た。前記蓄光性顔料層3上に、2−アニリノ−3−メチ
ル−6−ジブチルアミノフルオラン1.5部、ビスフェ
ノールA5部、ステアリルアルコール25部、ラウリン
酸ステアリル25部からなる可逆熱変色性組成物をエポ
キシ樹脂皮膜で内包した可逆熱変色性マイクロカプセル
顔料(40℃未満で黒色、40℃以上で無色)5部、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂15部、キシレン35
部、酢酸エチル39部、消泡剤1部を分散、混合した可
逆熱変色性インキをドクターコートにより塗布して可逆
熱変色層4を形成し、更にその上層に真珠光沢顔料(商
品名:イリオジン201、メルク社製)15部、アクリ
ル酸エステル樹脂40部、シリコーン系消泡剤0.5
部、酢酸ブチル20部、芳香族中沸点溶剤15部を均一
に分散した金属光沢性インキを塗布して光輝層5を形成
して光輝熱変色性−蓄光性積層体1を得た。
【0024】前記のようにして得た光輝熱変色性−蓄光
性積層体1は、光輝層5側から視覚すると明所において
40℃未満では金色を呈しており、40℃以上では白色
を呈する。暗所においては、40℃未満では殆ど光を発
しない状態であるが、40℃以上では黄緑色の発光が視
覚され、再び40℃未満にすると黄緑色の発光は視覚さ
れなくなった。
【0025】実施例2(図2参照) 蓄光性顔料層3として、蓄光性顔料〔商品名:R−BR
IGHT;B−15リード社製)50部をビカット軟化
点100℃のポリプロピレン1000部と混合して成形
したフィルム上に、2−アニリノ−3−メチル−6−ジ
ブチルアミノフルオラン1.5部、ビスフェノールA5
部、ステアリルアルコール25部、ラウリン酸ステアリ
ル25部からなる可逆熱変色性組成物をエポキシ樹脂皮
膜で内包した可逆熱変色性マイクロカプセル顔料(40
℃未満で黒色、40℃以上で無色)5部、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂15部、キシレン35部、酢酸エ
チル39部、消泡剤1部を分散、混合した可逆熱変色性
インキをドクターコートにより塗布して可逆熱変色層4
を形成し、更にその上層に真珠光沢顔料(商品名:イリ
オジン225:メルク社製)15部、アクリル酸エステ
ル樹脂40部、シリコーン系消泡剤0.5部、酢酸ブチ
ル20部、芳香族中沸点溶剤15部を均一に分散した金
属光沢性インキを塗布してハート模様の光輝層5を形成
して光輝熱変色性−蓄光性積層体1を得た。
【0026】前記のようにして得た光輝熱変色性−蓄光
性積層体1は、光輝層5側から視覚すると明所において
40℃未満では黒地にメタリックブルー色のハート模様
が視覚され、40℃以上では全面が白色を呈する。暗所
においては、40℃未満では暗くほとんど光を発しない
状態であるが、40℃以上では青色の発光が視覚され、
しかも光輝層5を設けた部分は色調の異なるハート模様
の発光が視覚された。再び40℃未満にすると青色の光
は視覚されなくなった。
【0027】実施例3(図3参照) 支持体2として布帛上に、2−アニリノ−3−メチル−
6−ジブチルアミノフルオラン3部、ビスフェノールA
5部、ミリスチルアルコール25部、ミリスチン酸デシ
ル2525部からなる可逆熱変色性組成物をエポキシ樹
脂皮膜で内包した可逆熱変色性マイクロカプセル顔料
(15℃未満で黒色、15℃以上で無色)5部、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合樹脂15部、キシレン35部、
酢酸エチル39部、消泡剤1部を分散、混合した可逆熱
変色性インキをドクターコートにより塗布して可逆熱変
色層4を形成し、更にその上層に、蓄光性顔料〔蓄光顔
料GSS、根本特殊化学(株)製、発光最大波長530
nm)50部、アクリル酸エステル樹脂40部、シリコ
ーン系消泡剤0.5部、酢酸ブチル20部、芳香族系中
沸点溶剤15部を均一に分散した蓄光性インキをドクタ
ーコートにより塗布して蓄光性顔料層3を形成した。前
記蓄光性顔料層3上に真珠光沢顔料〔商品名:イリオジ
ン100、(酸化チタンの被覆率29重量%、被覆層の
光学的厚さ110〜170nm、粒度10〜60μ
m)、メルクジャパン製〕1部、メチルイソブチルケト
ンに塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂を20%溶解した樹脂
溶液45部、キシレン20部、メチルイソブチルケトン
20部を混合、攪拌した金属光沢性インキを塗布してハ
ート模様の光輝層5を形成して光輝熱変色性−蓄光性積
層体1を得た。
【0028】前記のようにして得た光輝熱変色性−蓄光
性積層体1は、光輝層5側から視覚すると明所において
15℃未満では黒地に銀色のハート模様が視覚され、1
5℃以上では全面が白色を呈する。暗所においては、1
5℃未満では暗くほとんど光を発しない状態であるが、
15℃以上では黄緑色の発光が視覚され、しかも光輝層
5を設けた部分は色濃度の異なるハート模様の発光が視
覚された。再び15℃未満にすると黄緑色の光は視覚さ
れなくなった。
【0029】実施例4(図4参照) 可逆熱変色層4として、2−アニリノ−3−メチル−6
−ジブチルアミノフルオラン3部、ビスフェノールA5
部、ステアリン酸ネオペンチル50部からなる感温変色
性色彩記憶性組成物をエポキシ樹脂皮膜で被覆した可逆
性色彩記憶性マイクロカプセル顔料(消色温度30℃、
着色温度15℃、黒色−無色)40部をビカット軟化点
100℃のポリプロピレン1000部中と混合して成形
したフィルム上に、蓄光性顔料(商品名:S−夜光;S
RO−1 スズセイ社製)50部、アクリル酸エステル
樹脂40部、シリコーン系消泡剤0.5部、酢酸ブチル
20部、芳香族系中沸点溶剤15部を均一に分散した蓄
光性インキをドクターコートにより塗布して蓄光性顔料
層3を設け、更にその上層に真珠光沢顔料(商品名:イ
リオジン100、(酸化チタンの被覆率29重量%、被
覆層の光学的厚さ110〜170nm、粒度10〜60
μm)、メルクジャパン製)1部、メチルイソブチルケ
トンに塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂を20%溶解した樹
脂溶液45部、キシレン20部、メチルイソブチルケト
ン20部を混合、攪拌した金属光沢性インキを塗布して
光輝層5を設けて光輝熱変色性−蓄光性積層体1を得
た。
【0030】前記のようにして得た光輝熱変色性−蓄光
性積層体1は、光輝層5側から視覚すると明所において
15℃以下では銀色を呈しており、30度未満の温度域
でその状態を保持した。また、30℃以上では白色に変
化し、15℃を越える温度域でその状態を保持した。
次に、再び15℃以下にすると白色から銀色へ変化し
た。暗所においては、15℃以下では暗く殆ど光を発し
ない状態であるが、30℃以上になると橙色に発光し、
15度を越える温度域でその状態を保持した。再び15
℃以下にすると殆ど光を発しない状態に戻った。
【0031】実施例5(図5参照) 支持体2としてミニチュアカー形態の白色プラスチック
成形体上に、蓄光性顔料〔N−夜光 BG−300M、
根本特殊化学(株)製、発光最大波長490nm)50
部、アクリル酸エステル樹脂40部、シリコーン系消泡
剤0.5部、酢酸ブチル20部、芳香族系中沸点溶剤1
5部を均一に分散した蓄光性インキをスプレー塗装して
蓄光性顔料層3を形成した。前記蓄光性顔料層3上に、
3−ジエチルアミノ−7,8−ベンゾフルオラン3部、
ビスフェノールA6部、ステアリン酸3,3,5−トリ
メチルヘキシル50部からなる可逆熱変色性組成物をエ
ポキシ樹脂皮膜で内包した可逆熱変色性マイクロカプセ
ル顔料(10℃未満でピンク色、10℃以上で無色)1
0部、アクリル樹脂/キシレン溶液50部、キシレン3
0部、メチルイソブチルケトン30部を分散、混合した
可逆熱変色性インキをスプレー塗装して可逆熱変色層4
を形成し、更にその上層に、金色の金属転写箔を用いて
星形の光輝層5を転写した。前記光輝層5上に、アクリ
ル樹脂/キシレン溶液50部、キシレン30部、メチル
イソブチルケトン30部からなる塗料を塗布してトップ
コート層6を設けて光輝熱変色性−蓄光性積層体1を得
た。
【0032】前記のようにして得た光輝熱変色性−蓄光
性積層体1は、トップコート層6側から視覚すると明所
において10℃未満ではピンク地に金色の星形が視覚さ
れ、10℃以上では白地に金色の星形が視覚される。暗
所においては、10℃未満では殆ど光を発しない状態で
あるが、10℃以上では青緑色の発光が視覚され、光輝
層を設けた部分は光を透過しないため、黒色の星形が視
覚される。再び10℃未満にすると青緑色の発光は視覚
されなくなった。
【0033】実施例6(図6参照) 可逆熱変色層として3−(2−エトキシ−4−ジエチル
アミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルイン
ドール−3−イル)−4−アザフタリド1部、ビスフェ
ノールA4部、ミリスチルアルコール25部、ミリスチ
ン酸ジブチル25部からなる可逆熱変色性組成物をエポ
キシ樹脂皮膜で内包した可逆熱変色性マイクロカプセル
顔料(15℃未満で青色、15℃以上で無色)40部を
ビカット軟化点100℃のポリプロピレン1000部と
混合して成形し、フィルムを得た。蓄光性顔料層とし
て、蓄光性顔料〔商品名:S−夜光;SRO−1 スズ
セイ社製)70部をビカット軟化点100℃のポリプロ
ピレン1000部と混合して成形し、フィルムを得た。
前記可逆熱変色層上に蓄光性顔料を貼着し、更にその上
層にアルミ蒸着層上に透明性を有する赤色、ピンク色、
橙色、黄色、緑色、青色、紫色の着色を施したレインボ
ー調の金属光沢性マルチカラー転写フィルムの微細片を
ビヒクル中に分散した光輝性インキを塗布して光輝層5
を形成して光輝熱変色性−蓄光性積層体1を得た。
【0034】前記のようにして得た光輝熱変色性−蓄光
性積層体1は、光輝層5側から視覚すると明所において
15℃未満では青地にレインボー調の微細片が分散した
状態を示しており、15℃以上では白地にレインボー調
の微細片が分散した状態を色を示す。暗所においては、
15℃未満では殆ど光を発しない状態であるが、15℃
以上では橙色の発光が視覚されれ、再び15℃未満にす
ると橙色の発光は視覚されなくなった。なお、暗所であ
っても比較的明るい場合は、15℃以上で橙色の発光が
視覚されると共に微細片による光輝性も視覚される。
【0035】実施例7 蓄光性顔料層として、蓄光性顔料〔蓄光顔料GSS、根
本特殊化学(株)製、発光最大波長530nm)60部
をビカット軟化点100℃のポリプロピレン1000部
と混合して成形し、フィルムを得た。可逆熱変色層とし
て3−ジエチルアミノ−7,8−ベンゾフルオラン3
部、ビスフェノールA5部、ミリスチルアルコール25
部、ミリスチン酸デシル25部からなる可逆熱変色性組
成物をエポキシ樹脂皮膜で内包した可逆熱変色性マイク
ロカプセル顔料(15℃未満でピンク色、15℃以上で
無色)50部をビカット軟化点100℃のポリプロピレ
ン1000部中と混合して成形し、フィルムを得た。前
記蓄光性顔料層上に可逆熱変色層を貼着し、更にその上
層に透明性ホログラムフィルムを貼着して光輝層を形成
し、光輝熱変色性−蓄光性積層体を得た(図示せず)。
【0036】前記の如くして得た光輝熱変色性−蓄光性
積層体は、光輝層側から視覚すると明所において15℃
未満ではピンク地に光輝性を有するホログラム像が視覚
され、15℃以上では白地に光輝性を有するホログラム
像が視覚される。暗所においては、黄緑色に発光したホ
ログラム像が視覚され、15℃未満或いは15℃以上で
は可逆熱変色層の色調により異なる色調に発光したホロ
グラム像が視覚される。
【0037】実施例8(図7参照) 支持体2として白色スチレン系樹脂の板上成形物上に、
真珠光沢顔料(商品名:MEARLIN LUSTER
BRASS、マール社製)2部、アクリル樹脂/キシ
レン溶液50部、キシレン30部、メチルイソブチルケ
トン30部を攪拌、混合した金属光沢性スプレーインキ
をスプレー塗布して光輝層5を形成した。次いで、前記
光輝層5上に、2−アニリノ−3−メチル−6−ジブチ
ルアミノフルオラン3部、ビスフェノールA4部、ステ
アリン酸ネオペンチル50部からなる感温変色性色彩記
憶性組成物をエポキシ樹脂皮膜で内包した可逆熱変色性
マイクロカプセル顔料(15℃以下で黒色、30℃以上
で無色)10部、50%アクリル樹脂/キシレン溶液5
0部、キシレン30部、メチルイソブチルケトン30部
を攪拌、混合した可逆熱変色性スプレーインキをスプレ
ー塗布して可逆熱変色層4を形成し、更にその上層に蓄
光性顔料〔商品名:R−BRIGHT;B−15 リー
ド社製)10部、50%アクリル樹脂/キシレン溶液5
0部、キシレン30部、メチルイソブチルケトン30部
を攪拌、混合した蓄光性スプレーインキをスプレーして
蓄光性顔料層3を形成して光輝熱変色性−蓄光性積層体
1を得た。
【0038】前記のようにして得た光輝熱変色性−蓄光
性積層体1は、蓄光性顔料層3側から視覚すると明所に
おいて可逆熱変色層4が発色した状態では、光輝層5の
金属光沢は視覚されず、蓄光性顔料層3による灰色が視
覚され、この状態は30℃未満の温度域で保持される。
また、30℃以上に加温すると可逆熱変色層が消色する
ため、光輝層5による金色が視覚され、この状態は15
℃を越える温度域で保持される。暗所においては、可逆
熱変色層4が黒色に発色した状態では、蓄光性顔料層3
の青色の発光が弱く、暗青色が視覚される。また、30
℃以上に加温して可逆熱変色層4を消色させると、蓄光
性顔料層3の青色の発光が強くなり、明るい青色の発光
が視覚された。再び40℃未満にすると暗青色が視覚さ
れる。
【0039】
【発明の効果】本発明光輝熱変色性−蓄光性積層体は、
光輝性、熱変色性及び蓄光性の各機能の複合効果を有効
に発現させる。明所においては光輝効果と熱変色効果の
複合効果が発現するため、単なる色変化にとどまらず、
光輝層による光輝性が複合された多彩な様相を視覚でき
る。又、暗所にあっては、蓄光性効果と熱変色効果の複
合効果を発現するため、蓄光性顔料層による発光は可逆
熱変色層の色変化に依存して変化し、多彩な様相を視覚
させる。斯くして、色変化の妙味、特異性、装飾性、意
匠効果等の要求される玩具、例えば人形用ヘアー、人形
用衣装、人形用リボン等の付属品、ぬいぐるみ、動物玩
具等、ヘアー等の子供用装飾用品、繊維、衣料分野、フ
ァッション分野、造花、インテリア分野等、多様な分野
に応用展開が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明光輝熱変色性−蓄光性積層体の一実施例
の拡大縦断面説明図である。
【図2】本発明光輝熱変色性−蓄光性積層体の他の実施
例の拡大縦断面説明図である。
【図3】本発明光輝熱変色性−蓄光性積層体の他の実施
例の拡大縦断面説明図である。
【図4】本発明光輝熱変色性−蓄光性積層体の他の実施
例の拡大縦断面説明図である。
【図5】本発明光輝熱変色性−蓄光性積層体の他の実施
例の拡大縦断面説明図である。
【図6】本発明光輝熱変色性−蓄光性積層体の他の実施
例の拡大縦断面説明図である。
【図7】本発明光輝熱変色性−蓄光性積層体の他の実施
例の拡大縦断面説明図である。
【符号の説明】
1 光輝熱変色性−蓄光性積層体 2 支持体 3 蓄光性顔料層 4 可逆熱変色層 5 光輝層 6 トップコート層
フロントページの続き Fターム(参考) 2H026 AA07 AA09 BB02 BB24 DD32 FF05 4F100 AH02B AH03B AH07B AK15B AK15J AK22B AK22J AK25A AK25C AL01B AR00A AR00B AR00C AT00D BA03 BA04 BA07 CA13B CA30A CA30C HB00A JN13C JN22A JN24A JN28A JN28B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属光沢性、真珠光沢性、ホログラム性
    から選ばれる光学的性状を有する光輝層、可逆熱変色
    層、及び、蓄光性顔料層の三層を必須要素として積層し
    てなる光輝熱変色性−蓄光性積層体。
  2. 【請求項2】 蓄光性顔料層、可逆熱変色層、光輝層を
    順次積層してなる請求項1記載の光輝熱変色性−蓄光性
    積層体。
  3. 【請求項3】 可逆熱変色層、蓄光性顔料層、光輝層を
    順次積層してなる請求項1記載の光輝熱変色性−蓄光性
    積層体
  4. 【請求項4】 前記光輝層が図柄を形成してなる請求項
    1乃至3記載のいずれかの光輝熱変色性−蓄光性積層
    体。
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