JP2000108389A - 発券プリンタ - Google Patents
発券プリンタInfo
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- JP2000108389A JP2000108389A JP27966598A JP27966598A JP2000108389A JP 2000108389 A JP2000108389 A JP 2000108389A JP 27966598 A JP27966598 A JP 27966598A JP 27966598 A JP27966598 A JP 27966598A JP 2000108389 A JP2000108389 A JP 2000108389A
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Abstract
る発券プリンタを提供する。 【解決手段】 ロール媒体2は、印字面にジアゾ塩型の
感熱薬剤が塗布してあり、断熱かつ遮光構造のカセット
3に装填されている。また、定着にはランプ11を用い
る。
Description
車券、あるいはアミューズメント施設等におけるチケッ
トの発券等を行う発券プリンタに関するものである。
は、熱転写リボンを用いた熱転写印字方式か感熱印字方
式が主流であった。
印字方式では、使用済みのインクリボンが産業廃棄物と
して出され、環境問題につながるという問題があり、感
熱印字方式では、改ざんが容易であるという問題があっ
た。なお、家庭用のプリンタには、ジアゾ塩を用いた感
熱媒体に印字後、蛍光灯の紫外線を照射し、定着する印
字方式が実用化されているが、蛍光灯による定着方式で
は、発光エネルギが弱く、処理時間がかかり、また、収
納できる媒体の量の問題等から、発券プリンタには適用
できるものではなかった。
ため、本発明は、ジアゾ塩を発色剤とする感熱媒体と、
前記感熱媒体を収納し、着脱可能なカセットと、前記カ
セットから感熱媒体を繰り出す繰り出し手段と、前記カ
セットから繰り出された感熱媒体を搬送する搬送手段
と、感熱媒体に印字を行う印字手段と、印字情報を定着
させる光源を備えた定着手段と、前記各構成要素を制御
する制御手段とを設けた発券プリンタである。
着手段は、3500μFのコンデンサを2本直列につな
いだ540Vのコンデンサと、このコンデンサに蓄えら
れたエネルギーを1msの間に発光する光源として、4
25nmの波長を持つランプを設けたものである。そし
て、前記制御手段は、カセットが装着されると、該カセ
ットに収納された感熱媒体の繰り出し準備動作を行う。
作時および印字時に、カセットから繰り出した感熱媒体
を、該カセットに戻す動作を行う。また、前記カセット
は、断熱構造を持ち、さらに、該カセットの感熱媒体の
繰り出し口に、開閉可能なシャッタを設ける。そして、
上述した繰り出し準備動作のため、前記カセットに、収
納した感熱媒体を繰り出し口に導くガイド手段を設け
る。
れている場合、光源の側に設けられる搬送機構を、光源
から照射される光の影にならない位置に退避させる機構
を備えることとするとよい。
1の実施の形態を示す側断面図である。図において、1
は発券プリンタ本体、2は連続した紙媒体を紙の巻芯に
巻き付けてなるロール媒体である。このロール媒体2
は、印字面にジアゾ塩型の感熱薬剤が塗布してあり、カ
セット3に装填されている。
センサで、ロール媒体2がカセット3から出たり、ロー
ル媒体2の先端がカセット3に収納されたことを検知す
る。5はモータで、フィードローラ6およびフィードロ
ーラ9を駆動する。7はプラテン、8はサーマルヘッド
で、図示しない駆動系にてサーマルヘッド8はプラテン
7に押圧したり待避したりする。
ンプ11はキセノンガスを封入したランプで、発光時、
425nmの紫外線を有する。そして、この波長により
ロール媒体2に記録された文字データが定着される。ラ
ンプ11には反射板11aが取り付けてあり、該ランプ
11の発光エネルギーをロール媒体2に有効に照射でき
るようにしてある。ランプ11の発光エネルギーは、図
示しないコンデンサに蓄えられる。該コンデンサは35
00μFのコンデンサを直列に2本つないだもので、ラ
ンプ11を、540Vの電圧で1msの時間内に発光さ
せる。該コンデンサは、400msの時間で充電が完了
する図示しない回路で制御されている。
より裁断されたロール媒体2を装置外に排出する。な
お、このフィードローラ12の駆動源はモータ15で、
モータプーリ16、ベルト17、プーリ18をそれぞれ
介して駆動力が伝達される。このように、フィードロー
ラ12と、フィードローラ6および9とは、駆動源を異
ならせてある。
0の動作トリガー、ランプ11の発光トリガー、裁断さ
れたロール媒体2の排出確認を担う。カッター10とセ
ンサ13との距離は、媒体裁断長より短くなるような位
置にある。14はセンサで、カセット3の着脱を監視す
る。上述したように、ロール媒体2の印字面にはジアゾ
塩型の感熱薬剤が塗布してある。ジアゾ塩は、熱と光に
対し反応が早いので、カセット3は断熱かつ遮光構造に
なっている。
3の断熱かつ遮光構造の詳細について説明する。カセッ
ト3は、遮光性を高めるために黒色の樹脂のアウター1
01とインナー102とからなる2層構造で、該アウタ
ー101とインナー102との間に空気層103を設け
ることで断熱構造とする。ロール媒体2がセットされる
リール104は、耐熱性の樹脂で、カセット3と回転自
由に一体構造になっている。また、リール104の芯部
にはばね部105を設け、ロール媒体2の繰り出しによ
り該ロール媒体2と一体に回転するようになっている。
さらに、リール104の回転部分から光が入らないよう
に、リール104の側面がインナー102に密着する構
造としてある。
101とインナー102が分離可能で、リール104も
これに対応して2分割構造となっているので、ロール媒
体2の再装填が可能な構造となっている。図3はカセッ
トの断面図で、カセット3の全体構造の詳細について説
明する。リール104には溝104aが設けてある。こ
の溝104aは、カセット3を発券プリンタ1に装填し
た時に、該発券プリンタ1からの動力をカップリングす
る役目を持つ。
06が設けてある。このシャッタ106はスプリング1
07によって常時閉じており、発券プリンタ1の図示し
ない駆動系の動作により開く。フィードローラ108
は、ギヤ109と同軸で一体化しており、インナー10
2に取り付けられる。このギヤ109は、発券プリンタ
1の図示しないギヤとカップリングし、駆動力の伝達を
受ける。フィードローラ110とギヤ111も同軸で、
フィードローラ108と同様にインナー102に取り付
けられる。112はカウンタギヤで、ギヤ109とギヤ
111との間の駆動伝達を行う。
それぞれフィードローラ108とフィードローラ111
に図示しないスプリングにより押圧され、ロール媒体2
を搬送する。プレッシャローラ115は、ロール媒体2
の繰り出し部近傍において該ロール媒体2にスプリング
116により押圧され、媒体搬送とブレード117によ
る媒体の座屈を防止する。ブレード117は、ロール媒
体2の先端をフィードローラ110へガイドする役目を
有する。スプリング118は、ブレード117をロール
媒体2に押し付ける力を発生する。そして、インナー1
02に設けたリブ102aはブレード117のリミッタ
の役目を果たす。
ル媒体2の繰り出しおよび巻き取り機構について説明す
る。ここで、ロール媒体2の繰り出しおよび巻き取り機
構は、図1においてカセット3の向こう側にあり、図4
は発券プリンタ1を矢印C方向から見た図である。20
1は発券プリンタ1のメインフレーム、202は繰り出
し巻き取り機構を搭載するためのサイドフレーム、20
3はロール媒体2の繰り出しおよび巻き取りを行うモー
タで、サイドフレーム202に実装される。204は前
記モータ203の軸に取り付けられるモータギヤ、20
5は減速のための2段ギヤ、206は2段ギヤ205を
支持するスタッドで、サイドフレーム202に例えばカ
シメにより取り付けられる。
モータ203の駆動力の接続あるいは切断の役目を持
つ。209はシャフト、210はスリットディスク、2
11はフォトインタラプタで、スリットディスク210
のスリットから単位時間当たりのパルス数を検出し、カ
ップリングシャフト212の回転数を検知する。このカ
ップリングシャフト212はカセット3のリール104
に対して溝104aを介してカップリングする。なお、
電磁クラッチ208がON状態の時、シャフト209と
カップリングシャフト212は滑りなく回転するものと
する。
プリンタの動作を説明する。<媒体セット>ロール媒体
2をカセット3に装填する時は、アウター101および
インナー102を図2の矢印B方向に外す。次に、図3
で説明したフィードローラ115とブレード117を退
避させてロール媒体2をリール104に装填する。この
時、ロール媒体2の巻き方向が図3において左巻き、す
なわち右回転するとロール媒体2がほどける方向にセッ
トする。そして、プレッシャローラ115とブレード1
17の退避を解除して、該プレッシャローラ115とブ
レード117がロール媒体2の押圧していることを確認
した後、アウター101およびインナー102を閉じ
る。
ンタ1にセットすると、センサ14がONとなるが、こ
れがトリガとなって、図示しない発券プリンタ1の制御
部は、以下の動作を実行する。まず、図1において、モ
ータ5がフィードローラ6、9、およびプラテン7を左
回転すなわちロール媒体2を右から左へ繰り出し方向に
搬送するように回転させる。同時にモータ15もフィー
ドローラ12をロール媒体2を右から左へ繰り出し方向
に搬送するように回転させる。ここで、サーマルヘッド
8は退避状態である。
106が発券プリンタ1の図示しない駆動系により開
く。シャッタ106を開いた後、発券プリンタ1の図示
しない駆動系がONし、ギヤ109に駆動力が伝達され
て、同軸上のフィードローラ108は図3において左回
転する。ギヤ111はカウンタギヤ112を介してギヤ
109から駆動力の伝達を受け、同軸上のフィードロー
ラ110も図3において左回転する。
ONとして、シャフト209とカップリングシャフト2
12を一体化する。次に、モータ203が駆動を開始
し、モータギヤ204、2段ギヤ205、ギヤ207、
シャフト209、電磁クラッチ208、そして、カップ
リングシャフト212の順に駆動力を伝達し、カセット
3のリール104に駆動力を伝達する。この駆動力の伝
達を受けて、ロール媒体2は図3において右回転する。
これにより、ロール媒体2の先端は、ブレード117に
よりピックアップされ、フィードローラ110の方向へ
搬送される。この時、図4で説明したフォトインタラプ
タ211は、スリットディスク210の回転に応じたパ
ルスを発生させるので、図示しない制御部は、このパル
スを基にカップリングシャフト212の回転数すなわち
ロール媒体2の回転数を計測する。新規媒体セット時の
ロール媒体2の巻き径は一定であるので、フォトインタ
ラプタ211の発生する単位時間のパルス数を所定の値
になるようにモータ203の回転数を制御すれば、ロー
ル媒体2の接線速度は、図3のフィードローラ110に
合わせることができる。これにより、ロール媒体2の先
端はフィードローラ115およびブレード117にガイ
ドされながらフィードローラ110とプレッシャローラ
114との間に送り込まれ、さらに、フィードローラ1
08とプレッシャローラ113との間に送り込まれて、
フィードローラ110およびフィードローラ108によ
り搬送されてカセット3から繰り出される。このとき、
フィードローラ110およびフィードローラ108によ
る搬送速度と、ロール媒体2からの繰り出す速度を上述
したように同期させてあるので、媒体が弛んだり、引っ
張られて負荷がかかることはない。
リンタ1の搬送系に繰り出され、フィードローラ6およ
び9により搬送されて該ロール媒体2の先端がセンサ1
3を通過すると、図示しない制御部は一定時間搬送を続
けた後、モータ5、15、203およびフィードローラ
108、110を駆動する図示しないモータに回転停止
の命令を出す。
2の先端部分をカットする。ロール媒体2をカットした
後、モータ5、203、およびフィードローラ108、
110を駆動する図示しないモータを逆回転させ、ロー
ル媒体2を巻き取る。そして、センサ4がOFFした
後、規定量、すなわち、ロール媒体2の先端がフィード
ローラ108とフィードローラ110の間に停止する位
置で巻き取りを停止する。そして、図示しない駆動系に
よりシャッタ106を閉じる。一方、モータ15により
フィードローラ12を繰り出し方向に回転させ、切断さ
れたロール媒体2を排出する。
する。図示しない上位から発券命令を発券プリンタ1が
受けると、該発券プリンタ11の図示しない駆動系がカ
セット3のシャッタ106を開放する。次に、図示しな
い駆動系がカセット3内のフィードローラ108と11
0を図3において左回転、すなわち繰り出し方向に回転
させる。この時、電磁クラッチ208とモータ203は
OFF状態である。したがって、ロール媒体2を繰り出
す時、モータ5はモータ203の負荷を受けない。
し、規定量搬送した後、図示しない駆動系はサーマルヘ
ッド8がプラテン7を押圧するよう動作する。この時、
ロール媒体2にとって印字開始位置となる。ここで、発
券プリンタ1の図示しない制御部は上述したようにロー
ル媒体2を印字開始位置に搬送する間にフォトインタラ
プタ211が計数する単位時間あたりのパルス数を記憶
する。
開始し、ロール媒体2を搬送しながら印字を行って行
く。印字が終了し、ロール媒体2の先端がセンサ13に
到達して該センサ13がONすると、図示しない電源よ
り発光エネルギーが供給されランプ11が発光し、媒体
2の印字された情報が定着する。そして、規定量ロール
媒体2を搬送して裁断長になった時、搬送を停止する。
2を裁断する。ここで、カッター10の歯は、裁断した
位置で停止する。そして、再びランプ11が発光し、ロ
ール媒体2の裁断された部分の残りの情報を定着させ
る。なお、上述したように、カッター10の歯を裁断し
た位置で停止させるのは、裁断で残されるロール媒体2
が感光しないように光を遮るためである。
媒体2を図1において右から左、すなわち繰り出し方向
に搬送するように駆動して、裁断されたロール媒体2を
排出する。同時に電磁クラッチ208がONし、モータ
5およびモータ203を残されたロール媒体2を巻き取
る方向に駆動し、ロール媒体2の先端が図3に示すフィ
ードローラ108とフィードローラ110の間にくるま
で巻き取り、シャッタ106を閉じる。この時、モータ
203の回転数は、ロール媒体2の繰り出し時に測定し
たフォトインタラプタ211のパルス数になるように回
転数を制御する。これにより、ロール媒体2をたるみな
く巻き取ることが可能である。
の形態の発券プリンタでは、ジアゾ塩型の感熱薬剤を塗
布したロール媒体2を断熱かつ遮光構造のカセット3に
収納し、発券時以外はロール媒体2をカセット3に巻き
取っておく構造としたので、ロール媒体2は熱と光の影
響を受けることはなく、装置内での媒体の長期保存が可
能となる。
的にロール媒体2を印字可能状態にセットできるので、
取扱が簡単である。さらに、定着のためにランプ11を
用いるので、短時間で定着させることができ、処理時間
を短くすることができ、処理の高速化が図れる。また、
ランプ11の寿命は装置寿命より十分長いので、蛍光灯
のように交換の必要がなく、廃棄部品を少なくすること
ができる。
の形態を示す要部構成図である。この第2の実施の形態
において、発券プリンタ全体の構造は、図1で説明した
発券プリンタ1を利用して説明するが、ランプ11の照
射により印字を定着する構造のプリンタであれば、違う
構造のものであってもよい。21はプレッシャローラア
ッセンブリで、プレッシャローラ21bを対向するフィ
ードローラ28に対して押圧および押圧の解除を行う。
21aはプレッシャローラアッセンブリ21の回転支
点、21cはプレッシャローラアッセンブリ21に設け
られ、リンク24と嵌まる嵌合部である。
ャローラアッセンブリ21を介してプレッシャローラ2
1bがフィードローラ28に押圧される力を与える。2
3はビームで、図示しないフレームの補強とトーション
スプリング22の一方の腕部を受ける役目を持つ。リン
ク24は、ソレノイド26が吸引した時、プレッシャロ
ーラアッセンブリ21を介してプレッシャローラ21b
のフィードローラ28への押圧を解除する力を伝達す
る。
停止時、リンク24を初期状態に復旧させる。カッター
10は、ロール媒体2のような連続媒体を、券の長さに
切断するためのものである。ランプ11は、印字を定着
させるものである。13は媒体長検知、カッター10の
動作トリガ、ランプ11の発光トリガ、ソレノイド26
の動作トリガ、裁断された媒体の排出確認を担うセンサ
である。12は媒体を排出するためのフィードローラで
ある。
の動作を説明する。この動作を説明するにあたり、定着
前までの発券プリンタ全体の動作は、図1〜図4の機構
を用いて説明する。図示しない上位から発券命令を発券
プリンタ1が受けると、該発券プリンタ11の図示しな
い駆動系がカセット3のシャッタ106を開放する。
フィードローラ108と110を繰り出し方向に回転さ
せる。この時、電磁クラッチ208とモータ203はO
FF状態である。したがって、ロール媒体2を繰り出す
時、モータ5はモータ203の負荷を受けない。ロール
媒体2が搬送されてセンサ4がONし、規定量搬送した
後、図示しない駆動系はサーマルヘッド8がプラテン7
を押圧するよう動作する。この時、ロール媒体2にとっ
て印字開始位置となる。ここで、発券プリンタ1の図示
しない制御部は上述したようにロール媒体2を印字開始
位置に搬送する間にフォトインタラプタ211が計数す
る単位時間あたりのパルス数を記憶する。
開始し、ロール媒体2を搬送しながら印字を行って行
く。このとき、ソレノイド26は非吸引状態で、図5
(a)に示すように、プレッシャローラ21bはフィー
ドローラ28に対して押圧状態である。印字が終了し、
ロール媒体2の先端がセンサ13に到達して該センサ1
3がONすると、規定量ロール媒体2を搬送して裁断長
になった時、搬送を停止する。
(b)に示すように、ランプ11を点灯させた時にプレ
ッシャローラ21bが媒体に対して影にならない位置ま
で退避させる。この後、カッター10が動作し、ロール
媒体2を裁断する。ここで、カッター10の歯は、裁断
した位置で停止する。そして、ランプ11が発光し、ロ
ール媒体2の裁断された部分全体の印字情報を定着させ
る。
引を停止して、プレッシャローラ21bをフィードロー
ラ28に対して押圧状態とする。そして、モータ15を
ロール媒体2を繰り出し方向に搬送するように駆動し
て、裁断されたロール媒体2を排出する。同時に電磁ク
ラッチ208がONし、モータ5およびモータ203を
残されたロール媒体2を巻き取る方向に駆動し、ロール
媒体2の先端が図3に示すフィードローラ108とフィ
ードローラ110の間にくるまで巻き取り、シャッタ1
06を閉じる。
の形態の発券プリンタでは、印字情報を定着させるため
のランプ11の点灯が一回で済むので、処理時間の短
縮、ランプおよびランプを発光させるエネルギーを蓄え
るコンデンサの長寿命化が図れる。
塩を発色剤とする感熱媒体を断熱かつ遮光構造のカセッ
トに収納し、発券時以外は感熱媒体をカセットに巻き取
っておく構造としたので、感熱媒体は熱と光の影響を受
けることはなく、これにより、多量の感熱媒体を装置内
で長期に保存できることになり、発券プリンタのような
業務用のプリンタに、ジアゾ塩を発色剤とする感熱媒体
を用いることが可能となる。
短時間で定着させることができ、処理時間を短くするこ
とができ、処理の高速化が図れる。さらに、カセットを
装着するだけで自動的に感熱媒体を印字可能状態にセッ
トできるので、取扱が簡単である。
す側断面図
す要部構成図
Claims (8)
- 【請求項1】 ジアゾ塩を発色剤とする感熱媒体と、 前記感熱媒体を収納し、着脱可能なカセットと、 前記カセットから感熱媒体を繰り出す繰り出し手段と、 前記カセットから繰り出された感熱媒体を搬送する搬送
手段と、 感熱媒体に印字を行う印字手段と、 印字情報を定着させる光源を備えた定着手段と、 前記各構成要素を制御する制御手段とを設けたことを特
徴とする発券プリンタ。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記定着手段は、直列につないだ2本の3500μF、
540Vのコンデンサと、このコンデンサに蓄えられた
エネルギーを1msの間に発光する光源として、425
nmの波長を持つランプを設けたことを特徴とする発券
プリンタ。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記制御手段は、カセットが装着されると、該カセット
に収納された感熱媒体の繰り出し準備動作を行うことを
特徴とする発券プリンタ。 - 【請求項4】 請求項1、2または3において、 前記制御手段は、繰り出し準備動作時および印字時に、
カセットから繰り出した感熱媒体を、該カセットに戻す
動作を行うことを特徴とする発券プリンタ。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、 前記カセットは、断熱構造を持つことを特徴とする発券
プリンタ。 - 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5におい
て、 前記カセットの感熱媒体の繰り出し口に、開閉可能なシ
ャッタを設けたことを特徴とする発券プリンタ。 - 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6にお
いて、 前記カセットに、収納した感熱媒体を繰り出し口に導く
ガイド手段を設けたことを特徴とする発券プリンタ。 - 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
において、 前記光源の近傍で、かつ光源の側に設けられる搬送機構
を、光源から照射される光の影にならない位置に退避さ
せる機構を備えたことを特徴とする発券プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27966598A JP2000108389A (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 発券プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27966598A JP2000108389A (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 発券プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000108389A true JP2000108389A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17614164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27966598A Pending JP2000108389A (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 発券プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000108389A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104527230A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-04-22 | 浙江网新电气技术股份有限公司 | 一种防止局部过热的热敏车票打印机 |
JP2019101411A (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-24 | 株式会社沖データ | 画像形成装置および媒体搬送装置 |
-
1998
- 1998-10-01 JP JP27966598A patent/JP2000108389A/ja active Pending
Cited By (3)
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CN104527230A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-04-22 | 浙江网新电气技术股份有限公司 | 一种防止局部过热的热敏车票打印机 |
JP2019101411A (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-24 | 株式会社沖データ | 画像形成装置および媒体搬送装置 |
JP7035937B2 (ja) | 2017-11-28 | 2022-03-15 | 沖電気工業株式会社 | 画像形成装置および媒体搬送装置 |
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