JP2000106258A - Icソケット及びicソケットのコンタクトピン - Google Patents
Icソケット及びicソケットのコンタクトピンInfo
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Abstract
端子の変形という不具合を招来することのないICソケ
ットを提供する。 【解決手段】 コンタクトピン17の第1の接触部28
に位置決め段部34が形成され、ソケット本体2に位置
決め係合部35が形成されており、コンタクトピン17
の第1のバネ部27を弾性変形させた状態で位置決め段
部34と位置決め係合部35とを係合すると、位置決め
段部34が位置決め係合部35に第1のバネ部27の弾
性力で押圧され、IC15の端子16を支持する第1の
接触部28がソケット本体2に対して高精度で位置決め
されることになる。その結果、複数のコンタクトピン1
7,17間における第1の接触部28,28の位置のば
らつきが小さくなる。
Description
ストを行うために、IC側端子と外部回路基板とを接続
するコンタクトピン及びこのコンタクトピンを複数備え
たICソケットに関し、詳しくはICの支持位置精度を
向上させたコンタクトピン及びICソケットに関する。
00は、図13に示すように、図外のIC(例えば、Q
FP,SOP,TSOP)の端子と図外の外部電気的テ
スト回路とを接続するコンタクトピン101がソケット
本体102に複数取り付けられている。又、ソケット本
体102には、IC挿入窓103を有するカバー104
が上下動できるように支持されている。
101は、カバー104が押し下げられると、可動側ピ
ン105がカバー104で押されて撓み変形し、可動側
接触部106が固定側ピン107上から退避して、固定
側ピン107上にICの端子を迎え入れるようになって
いる。又、コンタクトピン101は、カバー104が元
の位置に復帰すると、IC110の端子111を可動側
ピン105の復元力で固定側ピン107の固定側接触部
108へ押圧し、IC110の端子111を可動側接触
部106と固定側接触部108で挟持するようになって
いる(図14参照)。この状態でIC110の端子11
1に通電し、IC110の電気的テストが行われる。
すると、カバー104が押し下げられ、可動側接触部1
06が固定側接触部108上から退避させられ、IC1
10がICソケット100から取り出される。
ような従来のICソケット100は、図13に示すコン
タクトピン101の固定側ピン107を点線位置から実
線位置まで強制的に変位させた状態でソケット本体10
2に組み付け、その固定側ピン107の固定側接触部1
08上面でIC110の端子111を位置決め支持する
ようになっている。そのため、コンタクトピン101や
ソケット本体102の製造誤差及び組み付け精度のばら
つき等が累積され、IC110の端子111の支持位置
がコンタクトピン101毎に大きくばらつく場合があ
る。
が銅等の比較的柔らかい材料で形成されていると、IC
110の端子111が固定側接触部108と可動側接触
部106に挟持された際に変形してしまうという不具合
を生じることがある。
精度を向上し、ICの端子の変形という不具合を招来す
ることのないICソケット及びICソケットのコンタク
トピンを提供することを目的とする。
挿入窓が形成されたカバーを上下動可能に弾性的に支持
するソケット本体と、該ソケット本体に取り付けられ、
ICの端子と外部電気的テスト回路とを接続する複数の
コンタクトピンとを備えたICソケットである。そし
て、前記コンタクトピンが、前記ソケット本体に固定さ
れる基部と、この基部に第1のバネ部を介して接続さ
れ、前記端子を支持する第1の接触部と、前記基部に第
2のバネ部を介して接続され、前記カバーが押し下げら
れると前記カバーで押されて前記第2のバネ部を撓み変
形させ、前記第1の接触部上から退避して前記ICを前
記第1の接触部上に迎え入れ、前記カバーが元の位置に
復帰すると前記第2のバネ部の弾性復元力で前記端子を
前記第1の接触部に押圧する第2の接触部と、を備えて
いる。そして、前記コンタクトピンの第1の接触部には
位置決め段部が形成され、前記ソケット本体には前記第
1のバネ部を弾性変形させた状態で前記位置決め段部に
係合する位置決め係合部が形成されて、前記位置決め段
部が前記位置決め係合部に前記第1のバネ部の弾性力で
押圧されることを特徴としている。
クトピンの第1の接触部に形成された位置決め段部がソ
ケット本体に形成された位置決め係合部に第1のバネ部
の弾性力で押圧されることにより、ICの端子を支持す
る第1の接触部がソケット本体に対して高精度に位置決
めされる。その結果、複数のコンタクトピン間における
第1の接触部の位置のばらつきが小さくなると共に、I
Cの端子が安定した接触圧で第1の接触部と第2の接触
部に挟持されることになる。
記位置決め係合部の上面に前記第1のバネ部の引っ張り
力で押圧されることを特徴としている。
記位置決め係合部の下面に前記第1のバネ部の圧縮力で
押圧されることを特徴としている。
クトピンの第1のバネ部に圧縮応力が生じており、コン
タクトピンの基部が第1のバネ部の弾性力でソケット本
体に押圧されるようになっているため、コンタクトピン
の基部とソケット本体の固定状態が簡単に解除されるこ
とがない。即ち、コンタクトピンの基部がソケット本体
から簡単に抜け出すことがない。
記位置決め係合部とが凹凸係合することを特徴としてい
る。
クトピンの基部をソケット本体から分離させる方向の力
がコンタクトピンに作用しても、位置決め段部と位置決
め係合部が凹凸係合しており、位置決め段部の移動が位
置決め係合部で阻止されるようになっているため、第1
のバネ部に前記コンタクトピンに作用する力に対向する
弾性力が生じる。その結果、コンタクトピンの基部がソ
ケット本体から簡単に抜け出すようなことがない。
記位置決め係合部との接触部が傾斜面であることを特徴
としている。
の傾斜方向によっては、位置決め段部と位置決め係合部
の係合を円滑に行うことが可能になるか、又は位置決め
段部と位置決め係合部とがより一層確実に係合すること
になる。
前記ソケット本体に対して着脱可能に取り付けられるこ
とを特徴としている。
部を各別に加工すれば、ソケット本体の形状が簡単にな
り、ソケット本体の加工が容易になる。
たカバーを上下動可能に弾性的に支持するソケット本体
に複数取り付けられ、ICの端子と外部電気的テスト回
路とを接続するICソケットのコンタクトピンである。
そして、前記ソケット本体に固定される基部と、この基
部に第1のバネ部を介して接続され、前記端子を支持す
る第1の接触部と、前記基部に第2のバネ部を介して接
続され、前記カバーが押し下げられると前記カバーで押
されて前記第2のバネ部を撓み変形させ、前記第1の接
触部上から退避して前記ICを前記第1の接触部上に迎
え入れ、前記カバーが元の位置に復帰すると前記第2の
バネ部の弾性復元力で前記端子を前記第1の接触部に押
圧する第2の接触部と、を備え、前記第1の接触部には
位置決め段部が形成され、該位置決め段部が前記ソケッ
ト本体に形成された位置決め係合部に前記第1のバネ部
を弾性変形させた状態で係合されて、前記位置決め段部
が位置決め係合部に前記第1のバネ部の弾性力で押圧さ
れることを特徴としている。
に基づき詳述する。
施の形態を示すICソケット1の断面図である。又、図
2は、同ICソケット1の平面図である。
にはカバー3が上下動できるように組み付けられてい
る。詳しくは、ソケット本体2にカバーガイド4が形成
され、このカバーガイド4にスライド可能に係合するガ
イド溝5がカバー3に形成されており、カバー3がソケ
ット本体2のカバーガイド4に案内されて上下動するよ
うになっている。尚、ソケット本体2とカバー3は、絶
縁性の樹脂材料で形成されている。
コイルスプリング6が配置されている。詳しくは、図4
に示すように、ソケット本体2とカバー3の対向する面
にバネ装着穴7,8が形成されており、そのバネ装着穴
7,8にコイルスプリング6の端部がそれぞれ係合され
ている。
を所定量圧縮するようにソケット本体2に組み付けら
れ、コイルスプリング6でソケット本体2の上方(図4
の上方)へ向けて常時付勢されるようになっており、ス
トッパ手段10でその上方位置が位置決めされるように
なっている。尚、コイルスプリング6は、図4中の左右
方向に少なくとも一対配置されている。
成された爪11と、これらの爪11に係合するソケット
本体2の爪12とで構成されている。ここで、カバー3
側の爪11は、ソケット本体2に形成された溝13内に
スライドできるように係合され、カバー3が図4の下方
に押し下げられると、ソケット本体2の爪12の斜面1
2aに沿って弾性的に押し拡げられてソケット本体2の
爪12を乗り越え、その後ソケット本体2の爪12に係
合する。これにより、カバー3がソケット本体2に組み
付けられることになる。尚、カバー3に形成された断面
矩形状の穴14から図示しない板状部材を差し込み、カ
バー3側の爪11を弾性変形させて押し広げ、この状態
でカバー3をソケット本体2から離間する方向(図4の
上方)へ移動させれば、カバー3とソケット本体2とを
分離することができる(図2及び図4参照)。
16と外部電気的テスト回路(図示せず)とを接続する
コンタクトピン17が複数取り付けられている。これら
コンタクトピン17は、その基部18がソケット本体2
のピン取付溝20に係合されており、基部18の突起2
1,22がスリット23,24に圧入されることにより
ソケット本体2に固定される。又、これらコンタクトピ
ン17は、ソケット本体2に形成されたリブ25で隣接
する他のコンタクトピン17に接触しないように仕切ら
れている。尚、コンタクトピン17は、図1及び図11
に示すように、基部18から図中下方へ向けて突出形成
された接続アーム26がソケット本体2の下方へ突出
し、この接続アーム26が図外の外部電気的テスト回路
に接続されるようになっている。
ム銅等の導電性に優れ且つ弾性を有する材料で形成され
ており、図1及び図11に示すように、基部18に第1
のバネ部27を介して接続された第1の接触部28と、
基部18に第2のバネ部30を介して接続された第2の
接触部31とを有している。
示す2点鎖線位置から実線位置まで弾性変形させられた
状態でソケット本体2のピン支持ブロック32の係合溝
33に装着されるようになっている。そして、第1の接
触部28には位置決め段部34が形成されている。この
位置決め段部34は、図3に示すように、ソケット本体
2のピン支持ブロック32に形成された位置決め係合部
35に第1のバネ部27の弾性力で押圧されており、第
1の接触部28が上下方向に位置決めされるようになっ
ている。尚、この際、第1のバネ部27には引っ張り応
力が生じており、この第1のバネ部27に生じる引っ張
り力によって位置決め段部34が位置決め係合部35に
押圧されることになる。又、第1の接触部28の下端部
側面28aがピン支持ブロック32の側端面32aに第
1のバネ部27の弾性力で押圧されており、第1の接触
部28が左右方向に位置決めされる。
及び図11に示すように、アーム36が図中上方へ向け
て突出形成されている。このアーム36は、カバー3が
コイルスプリング6のバネ力に抗して押し下げられる
と、カバー3に形成された円弧状の押圧部斜面37で押
され、図1及び図11の2点鎖線位置まで変位する。
計回り方向へ撓み変形する。その結果、第2の接触部3
1が第1の接触部28の上面から退避し、第1の接触部
28の上面が解放される。この状態において、カバー3
に形成されたIC挿入窓38からIC15がカバー3の
内部に挿入され、IC15の端子16が第1の接触部2
8の上面に載置される。その後、カバー3に作用させて
いた押し下げ力を解除すると、カバー3がコイルスプリ
ング6のバネ力で元の位置に復帰する。その結果、第2
のバネ部30が図11の2点鎖線位置から時計回り方向
へ変位し、図12に示すように、第2の接触部31が第
2のバネ部30の弾性力でIC15の端子16を第1の
接触部28の上面に押圧する。したがって、IC15の
端子16は、第1の接触部28と第2の接触部31によ
って所定の接触圧で確実に挟持されることになる。そし
て、この状態において、図示しない外部電気的テスト回
路とIC15とがコンタクトピン17を介して電気的に
接続され、IC15の電気的テストが行われる。
了すると、カバー3をコイルスプリング6のバネ力に抗
して押し下げ、カバー3の押圧部斜面37でアーム36
を押圧し、第2のバネ部30を撓み変形させて、図1及
び図11の2点鎖線位置まで第2の接触部31を端子1
6上面から退避させた後、IC15をIC挿入窓38か
らカバー3の外部に取り出し、次のIC15の電気的テ
ストに移行する。
本体2のピン支持ブロック32に位置決め係合部35を
形成する一方、コンタクトピン17の第1の接触部28
に位置決め段部34を形成し、この位置決め段部34を
位置決め係合部35の上面に第1のバネ部27の弾性力
(バネ力)で押圧し、第1の接触部28の高さ方向(図
1の上下方向)の位置決めを行うようになっているた
め、複数のコンタクトピン17の第1の接触部28の高
さ方向位置を高精度に位置決めすることができる。この
ように、本実施の形態によれば、IC15の端子16を
支持する第1の接触部28の高さ方向位置のばらつきを
小さくすることができるので、IC15の端子16が銅
等の比較的柔らかい材料で形成された場合でも、IC1
5の端子16が第1の接触部28と第2の接触部31に
挟持された際に変形してしまうという不具合を生じるこ
とがない。
C15の端子16を支持する第1の接触部28の高さ方
向位置のばらつきが小さいため、IC15の端子16と
コンタクトピン17との接触圧が安定することになり、
IC15の端子16とコンタクトピン17が確実に接触
し、従来例よりも一層高精度の電気的テストを行うこと
ができる。
ンタクトピン17の第1の接触部28に形成された位置
決め段部34がソケット本体2のピン支持ブロック32
に形成された位置決め係合部35で支持されるようにな
っているため、第1の接触部28が第2の接触部31で
押圧されても下方へ変位するようなことがなく、IC1
5の端子16の支持位置に変化を生じることがない。
2の実施の形態を示すICソケット1の一部拡大図であ
る。本実施の形態は、この図5に示すように、コンタク
トピン17の第1の接触部40に位置決め段部41が突
出形成されており、この位置決め段部41の上面41a
がソケット本体2のピン支持ブロック39に形成された
位置決め係合部42の下面42a側に押圧されるように
なっている。即ち、第1のバネ部27(図1参照)は、
位置決め段部41を位置決め係合部42に係合する際に
撓み変形させられて圧縮応力が生じており、この圧縮力
で位置決め段部41を位置決め係合部42の下面42a
側に押圧している。
触部40がICソケット1の高さ方向(図5の上下方
向)に位置決めされ、上記第1の実施の形態と同様にI
C15の端子16(図1参照)の支持位置のばらつきを
小さくすることができる。したがって、本実施の形態も
上記第1の実施の形態と同様に、IC15の端子16が
銅等の比較的柔らかい材料で形成された場合でも、IC
15の端子16が第1の接触部40と第2の接触部31
に挟持された際に変形してしまうという不具合を生じる
ことがなく、又、IC15の端子16とコンタクトピン
17との接触圧が安定し、高精度の電気的テストが可能
になる。
形成された位置決め段部41の上面41aがピン支持ブ
ロック39に形成された位置決め係合部42の下面42
a側に押圧され、第1のバネ部27(図1参照)に圧縮
応力が生じるようになっているため、コンタクトピン1
7をソケット本体2から抜く方向に力が作用しても、即
ち、図1及び11に示す接続アーム26を押し上げる方
向の力が作用しても、その力に対抗するように第1のバ
ネ部27及び第1の接触部40が踏ん張り、コンタクト
ピン17の抜けを防止することができる。
部40とは、撓み変形する第1のバネ部27(図1参
照)の上方に位置し、バネ機能を発揮することなくIC
15の端子16を支持する部分をいう。
31が第1の接触部40に作用させる押圧力よりも第1
のバネ部27に生じる圧縮力の方が大きくなるように、
第1のバネ部27と第2のバネ部30を構成すれば(図
1及び図11参照)、IC15の端子16を第1の接触
部40と第2の接触部31とで挟持した状態において
も、第1の接触部40が下方へ変位することなく、所定
位置でIC15の端子16を支持し続けることができ
る。
3の実施の形態を示すICソケット1の一部拡大図であ
る。本実施の形態は、この図6に示すように、コンタク
トピン17の第1の接触部43に位置決め段部としての
略矩形状の突起44が形成されており、この突起44が
ピン支持ブロック45に形成された位置決め係合部とし
ての略矩形状の凹部46に係合されるようになってい
る。ここで、突起44は、その上面又は下面が凹部46
の上面又は下面に第1のバネ部27(図1参照)のバネ
力で押圧されている。
触部43がICソケット1の高さ方向(図6の上下方
向)に位置決めされ、上記第1の実施の形態と同様にI
C15の端子16(図1参照)の支持位置のばらつきを
小さくすることができる。したがって、本実施の形態も
上記第1の実施の形態と同様に、IC15の端子16が
銅等の比較的柔らかい材料で形成された場合でも、IC
15の端子16が第1の接触部43と第2の接触部31
に挟持された際に変形してしまうという不具合を生じる
ことがなく、又、IC15の端子16とコンタクトピン
17との接触圧が安定し、高精度の電気的テストが可能
になる。
形成された突起44がピン支持ブロック45に形成され
た凹部46に凹凸係合されているため、コンタクトピン
17を抜く方向に力が作用しても、即ち、図1に示す接
続アーム26を押し上げる方向の力が作用しても、第1
のバネ部27及び第1の接触部43が踏ん張り、コンタ
クトピン17のソケット本体2からの抜けを防止するこ
とができる。
4の実施の形態を示すICソケット1の一部拡大図であ
る。本実施の形態は、この図7に示すように、上記第3
の実施の形態と逆の構成に形成されている。即ち、本実
施の形態は、第1の接触部47に位置決め段部としての
略矩形状の凹部48が形成され、ピン支持ブロック50
に位置決め係合部としての略矩形状の突起51が形成さ
れており、第1の接触部47の凹部48をピン支持ブロ
ック50の突起51に係合することにより、第1の接触
部47がICソケット1の高さ方向(図7の上下方向)
に位置決めされるようになっている。その結果、本実施
の形態は、上記第3の実施の形態と同様の効果を得るこ
とができる。
5の実施の形態を示すICソケット1の一部拡大図であ
る。本実施の形態は、この図8に示すように、第1の接
触部52に位置決め段部としての傾斜面53が形成さ
れ、又ピン支持ブロック54に位置決め係合部としての
傾斜面55が形成されており、第1の接触部52の傾斜
面53をピン支持ブロック54の傾斜面55に係合させ
ることにより、第1の接触部52がICソケット1の高
さ方向(図8の上下方向)に位置決めされるようになっ
ている。その結果、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様の効果を得ることができることはもちろんの
こと、第1の接触部52とピン支持ブロック54を容易
に係合させることができる。
の形態において、第1の接触部41,47の位置決め段
部44,48とピン支持ブロック45,50の位置決め
係合部46,51の係合面を本実施の形態のように傾斜
面にすれば、位置決め段部44,48と位置決め係合部
46,51を容易に係合させることができる。
6の実施の形態を示すICソケット1の一部拡大図であ
る。本実施の形態は、この図9に示すように、ピン支持
ブロック56がブロック基部57とブロック頭部58と
からなっており、ブロック頭部58がブロック基部57
に対して着脱可能に形成されている。即ち、ブロック基
部57には係止用爪60が形成され、この係止用爪60
に係合するフック61がブロック頭部58に形成されて
おり、係止用爪60にフック61を係合することにより
ブロック基部57とブロック頭部58とが一体化される
ようになっている。又、ピン支持ブロック56は、フッ
ク61を弾性変形させて、フック61と係止用爪60と
の係合状態を解除することにより、ブロック頭部58を
ブロック基部57から分離することができるようになっ
ている。尚、本実施の形態において、係止用爪60とフ
ック61は、ピン支持ブロック56に複数形成されてい
る。
部57の側面側(図9中左側)に突出するようになって
おり、コンタクトピン17の第1の接触部62に形成さ
れた位置決め段部63の上面に当接し、第1の接触部6
2の高さ方向位置を位置決めする位置決め係合部として
機能する。即ち、位置決め係合部としてのブロック頭部
58がブロック基部57に対して着脱できるように形成
されている。
ピン支持ブロック56を構成するブロック基部57とブ
ロック頭部58の形状が簡単化するため、ピン支持ブロ
ック56ひいてはソケット本体2の製造が容易になる。
又、このような構成の本実施の形態は、ピン支持ブロッ
ク56をブロック基部57とブロック頭部58に2分割
し、これらブロック基部57とブロック頭部58とを着
脱可能に係合する点を除き、前記第2の実施の形態と基
本的構成が同様であるため、前記第2の実施の形態と同
様の効果を得ることができる。
第7の実施の形態を示すICソケット1の一部拡大図で
ある。本実施の形態は、図10に示すように、コンタク
トピン17の第1の接触部64に形成された位置決め段
部65とソケット本体2のピン支持ブロック66に形成
された位置決め係合部67の係合面が傾斜面であり、位
置決め段部65と位置決め係合部67とが引っかかるよ
うに形成された点に特徴を有している。
部65を位置決め係合部67に係合することにより、位
置決め段部65が第1のバネ部27(図1参照)のバネ
力で位置決め係合部67に押圧され、第1の接触部64
の高さ方向(図10の上下方向)位置が位置決めされる
と共に、位置決め段部65が位置決め係合部67に対し
てずれて抜け出すのが防止される。
1の接触部64の角度θ1とピン支持ブロック66の角
度θ2が互いに鋭角になるように、位置決め段部65と
位置決め係合部67が形成されている。これに対し、図
8に示す第5の実施の形態は、第1の接触部52の角度
θ3とピン支持ブロック54の角度θ4が鈍角になるよ
うに、位置決め段部としての傾斜面53と位置決め係合
部としての傾斜面55が形成されている。
位置決め段部65と位置決め係合部67がより一層確実
に係合される。又、本実施の形態は、上記特徴的構成を
除く他の基本的構成が第1の実施の形態の構成と同様で
あるため、前記第1の実施の形態と同様の効果を得るこ
とができる。
7の実施の形態において、上記第6の実施の形態のよう
に位置決め係合部をピン支持ブロックに対して着脱可能
に取り付けるようにすれば、第6の実施の形態と同様に
ソケット本体の加工が容易になる。
の第1の接触部に位置決め段部が形成され、ソケット本
体に位置決め係合部が形成されており、コンタクトピン
の第1のバネ部を弾性変形させた状態で位置決め段部と
位置決め係合部とを係合すると、位置決め段部が位置決
め係合部に第1のバネ部の弾性力で押圧され、ICの端
子を支持する第1の接触部がソケット本体に対して高精
度で位置決めされることになるため、複数のコンタクト
ピン間における第1の接触部の位置のばらつきが小さく
なる。その結果、本発明は、ICの端子が銅等の比較的
柔らかい材料で形成された場合でも、ICの端子が第1
の接触部と第2の接触部に挟持された際に変形してしま
うという不具合を生じることがない。
ンタクトピン間における第1の接触部の位置のばらつき
が小さくなるため、ICの端子が安定した接触圧で第1
の接触部と第2の接触部に挟持されることになり、従来
例よりも一層高精度の電気的テストを行うことができ
る。
の左半分を断面して示す正面図である。
である。
の一部拡大図である。
の一部拡大図である。
の一部拡大図である。
の一部拡大図である。
の一部拡大図である。
トの一部拡大図である。
態図である。
態図である。
ー、15……IC、16……端子、17……コンタクト
ピン、18……基部、27……第1のバネ部、28,4
0,43,47,52,62,64……第1の接触部、
30……第2のバネ部、31……第2の接触部、34,
41,63,65……位置決め段部、35,42,67
……位置決め係合部、38……IC挿入窓、44……突
起(位置決め段部)、46……凹部(位置決め係合
部)、48……凹部(位置決め段部)、51……突起
(位置決め係合部)、53……傾斜面(位置決め段
部)、55……傾斜面(位置決め係合部)、58……ブ
ロック頭部(位置決め係合部)
Claims (7)
- 【請求項1】 IC挿入窓が形成されたカバーを上下動
可能に弾性的に支持するソケット本体と、 該ソケット本体に取り付けられ、ICの端子と外部電気
的テスト回路とを接続する複数のコンタクトピンとを備
えたICソケットにおいて、 前記コンタクトピンが、 前記ソケット本体に固定される基部と、 この基部に第1のバネ部を介して接続され、前記端子を
支持する第1の接触部と、 前記基部に第2のバネ部を介して接続され、前記カバー
が押し下げられると前記カバーで押されて前記第2のバ
ネ部を撓み変形させ、前記第1の接触部上から退避して
前記ICを前記第1の接触部上に迎え入れ、前記カバー
が元の位置に復帰すると前記第2のバネ部の弾性復元力
で前記端子を前記第1の接触部に押圧する第2の接触部
と、を備え、 前記コンタクトピンの第1の接触部には位置決め段部が
形成され、前記ソケット本体には前記第1のバネ部を弾
性変形させた状態で前記位置決め段部に係合する位置決
め係合部が形成されて、前記位置決め段部が前記位置決
め係合部に前記第1のバネ部の弾性力で押圧されること
を特徴とするICソケット。 - 【請求項2】 前記位置決め段部が前記位置決め係合部
の上面に前記第1のバネ部の引っ張り力で押圧されるこ
とを特徴とする請求項1記載のICソケット。 - 【請求項3】 前記位置決め段部が前記位置決め係合部
の下面に前記第1のバネ部の圧縮力で押圧されることを
特徴とする請求項1記載のICソケット。 - 【請求項4】 前記位置決め段部と前記位置決め係合部
とが凹凸係合することを特徴とする請求項1記載のIC
ソケット。 - 【請求項5】 前記位置決め段部と前記位置決め係合部
との接触部が傾斜面であることを特徴とする請求項1〜
4のいずれか1項に記載のICソケット。 - 【請求項6】 前記位置決め係合部が前記ソケット本体
に対して着脱可能に取り付けられることを特徴とする請
求項1〜5のいずれか1項に記載のICソケット。 - 【請求項7】 IC挿入窓が形成されたカバーを上下動
可能に弾性的に支持するソケット本体に複数取り付けら
れ、ICの端子と外部電気的テスト回路とを接続するI
Cソケットのコンタクトピンにおいて、 前記ソケット本体に固定される基部と、 この基部に第1のバネ部を介して接続され、前記端子を
支持する第1の接触部と、 前記基部に第2のバネ部を介して接続され、前記カバー
が押し下げられると前記カバーで押されて前記第2のバ
ネ部を撓み変形させ、前記第1の接触部上から退避して
前記ICを前記第1の接触部上に迎え入れ、前記カバー
が元の位置に復帰すると前記第2のバネ部の弾性復元力
で前記端子を前記第1の接触部に押圧する第2の接触部
と、を備え、 前記第1の接触部には位置決め段部が形成され、該位置
決め段部が前記ソケット本体に形成された位置決め係合
部に前記第1のバネ部を弾性変形させた状態で係合され
て、前記位置決め段部が位置決め係合部に前記第1のバ
ネ部の弾性力で押圧されることを特徴とするICソケッ
トのコンタクトピン。
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