JP2000105685A - 乱数発生装置 - Google Patents

乱数発生装置

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JP2000105685A
JP2000105685A JP10273658A JP27365898A JP2000105685A JP 2000105685 A JP2000105685 A JP 2000105685A JP 10273658 A JP10273658 A JP 10273658A JP 27365898 A JP27365898 A JP 27365898A JP 2000105685 A JP2000105685 A JP 2000105685A
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朱季 ▲濱▼迫
Akesue Hamasako
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランダム性が良好な乱数を簡単な構造の装置
に発生させる。 【解決手段】 一個の駆動電源12が発生する所定電圧
からn個以上の抵抗素子13〜17によりn個の電圧V
1〜V4を発生させ、これをn個のクロック発生回路2
6〜29に個々に供給してn個の周波数C1〜C4のク
ロック信号を発生させ、これを一個のクロックラッチ手
段が所定周波数で同時にラッチし、n個の二値データN
1〜N4を一個のnビットの数値として順次出力する。
この順次出力される数値は乱数であり、n個のクロック
周波数とラッチ周波数との相対関係でアナログ的に生成
されているのでランダム性が良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乱数(ランダムノ
イズ)を発生させる乱数発生方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、信号のノイズを訂正する誤り訂正
LSI(Large Scale Integration)などのノイズ訂正回
路が通信装置などに利用されており、このようなノイズ
訂正回路の性能を評価する回路評価装置に乱数発生装置
が利用されている。つまり、ノイズ訂正回路はノイズが
挿入された信号を適正な状態に訂正するので、回路評価
装置は信号に挿入するノイズとして乱数発生装置が発生
する乱数を利用する。
【0003】このように回路評価装置などに利用される
乱数発生装置は、クロック信号の入力に対応して回帰す
る疑似的な乱数を発生するもので、一般的にシフトレジ
スタを利用して形成されている。このような乱数発生装
置の一従来例を図3を参照して以下に説明する。なお、
同図は乱数発生装置を示すブロック図である。
【0004】ここで例示する乱数発生装置1は、その主
要部分として一個のシフトレジスタ2を具備しており、
このシフトレジスタ2は、シリアルに接続されたm個の
レジスタ回路3からなる。このシフトレジスタ2のm個
のレジスタ回路3の出力端子は、mビットの乱数出力端
子4にパラレルに接続されており、シフトレジスタ2の
m個のレジスタ回路3の各々の制御端子には、一個のク
ロック入力端子5が共通に接続されている。
【0005】そして、ここで例示する乱数発生装置1で
は、シフトレジスタ2の特定の二個のレジスタ回路3の
出力端子が排他的論理和回路からなる演算回路6の一対
の入力端子に接続されており、この演算回路6の一個の
出力端子がシフトレジスタ2の第一番目のレジスタ回路
3の入力端子に接続されている。
【0006】上述のような構造の乱数発生装置1は、ク
ロック信号の入力に対応して回帰する疑似的な乱数を発
生する。つまり、シフトレジスタ2のm個のレジスタ回
路3は二値データを個々に保持しており、このm個の二
値データはクロック信号が入力されるごとに一つずつシ
フトするので、このm個の二値データがm桁の二進数と
して乱数出力端子4にパラレルに出力される。
【0007】このとき、二個のレジスタ回路3で保持さ
れた二つの二値データが演算回路6で排他的論理和され
て第一番目のレジスタ回路3に入力されるので、クロッ
ク信号が入力されるごとに乱数出力端子4に出力される
m桁の二進数は変化することになり、ここに回帰する疑
似的な乱数が発生することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のような乱数発生
装置1は、シフトレジスタ2を利用した簡単な構造で、
クロック信号の入力に対応して回帰する疑似的な乱数を
発生することができる。しかし、このように発生する乱
数は、前回の数値を一つだけシフトさせて先頭に新規の
二値データを一つだけ挿入したものなので、前回の数値
との相関性が高くランダム性が良好でない。
【0009】例えば、m=15とした乱数発生装置1で
乱数を発生させ、この乱数の系列に対して高速フーリエ
変換を施して周波数成分のパワースペクトルを求める
と、図4に示すように、そのパワースペクトルは一様に
分布せず周波数に対して偏っていることが分かる。
【0010】このため、上述のような乱数発生装置1を
回路評価装置に利用しても、評価対象であるノイズ訂正
回路に入力する信号に多様なノイズを挿入することがで
きず、信号に挿入するノイズに偏りが発生するためにノ
イズ訂正回路の評価試験を良好に実行することができな
い。
【0011】さらに、上述のような乱数発生装置1で
は、発生させる乱数のパターンが一定できず、乱数のパ
ターンを変更することができない。このため、上述のよ
うな乱数発生装置1を回路評価装置に利用しても、毎回
同一のノイズを挿入することしかできず、試験を多様に
実行することができない。
【0012】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、ランダム性が良好でパターンの変更も容
易な乱数を簡単な構造で発生する乱数発生方法および装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の乱数発生装置
は、周波数が相互に相違するn個のクロック信号を発生
するクロック発生手段と、該クロック発生手段が発生す
るn個のクロック信号を所定の周波数で同時にラッチす
るクロックラッチ手段と、該クロックラッチ手段でラッ
チされたn個の二値データを一個のnビットの数値とし
て出力する乱数出力手段と、を具備している。
【0014】従って、本発明の乱数発生装置による乱数
発生方法では、周波数が相互に相違するn個のクロック
信号をクロック発生手段が発生し、このように発生され
るn個のクロック信号をクロックラッチ手段が所定の周
波数で同時にラッチする。このラッチされたn個の二値
データを乱数出力手段が一個のnビットの数値として出
力するので、このように順次出力される数値は乱数であ
る。この乱数はn個のクロック信号の周波数とラッチの
周波数との相対関係でアナログ的に生成されるので、二
値データの演算処理で生成される従来の乱数と比較して
ランダム性が良好である。
【0015】上述のような乱数発生装置において、前記
クロック発生手段が、供給される駆動電力の電圧に対応
した周波数でクロック信号を発生するn個のクロック発
生回路と、n個の前記クロック発生回路に電圧が相互に
相違するn個の駆動電力を個々に供給する電力供給手段
と、からなる。
【0016】この場合、電力供給手段がn個のクロック
発生回路に電圧が相互に相違するn個の駆動電力を個々
に供給すると、n個のクロック発生回路が供給される駆
動電力の電圧に対応した周波数でクロック信号を発生す
るので、クロック発生手段は周波数が相互に相違するn
個のクロック信号を発生することになる。アナログ的な
要素であるn個の電圧からn個の周波数が生成されるの
で、n個の周波数の相関性が低い。n個の周波数を生成
するためにn個の電圧を利用するので、駆動電力の電圧
に対応してクロック信号の周波数が変化するn個のクロ
ック発生回路は同一の構造で良い。
【0017】上述のような乱数発生装置において、前記
電力供給手段が、所定の電圧の駆動電力を発生する一個
の駆動電源と、該駆動電源が発生する所定の電圧の一つ
の駆動電力から電圧が相互に相違するn個の駆動電力を
発生させる少なくともn個の抵抗素子と、前記抵抗素子
により発生されたn個の駆動電力をn個の前記クロック
発生回路に個々に供給する電力供給配線と、からなる。
【0018】この場合、一個の駆動電源が所定の電圧の
駆動電力を発生し、この所定の電圧の一つの駆動電力か
ら少なくともn個の抵抗素子により電圧が相互に相違す
るn個の駆動電力が発生される。このように発生された
n個の駆動電力を電力供給配線がn個のクロック発生回
路に個々に供給するので、これで電力供給手段はn個の
クロック発生回路に電圧が相互に相違するn個の駆動電
力を個々に供給することになる。一個の駆動電力の電圧
からアナログ的な要素である抵抗素子により電圧が相違
するn個の駆動電力を生成するので、n個の電圧の相関
性が低い。
【0019】なお、本発明で言う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、専用
のハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与さ
れたコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュー
タの内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を
許容する。
【0020】また、本発明で云う乱数とは、複数の二値
データを一つの数値としたものであり、いわゆるランダ
ムノイズと同意である。さらに、本発明で云う乱数と
は、周期的に回帰する疑似的な数列を許容し、実際に完
全にランダムである必要はない。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参
照して以下に説明する。なお、図1は本実施の形態の乱
数発生装置を示すブロック図であり、図2は複数のクロ
ック信号と一個のラッチ信号との対応関係を示すタイム
チャートである。
【0022】本実施の形態の乱数発生装置11は、図1
に示すように、一個の駆動電源12を具備しており、こ
の駆動電源12が五個の抵抗素子13〜17を直列に介
して接地端子18に接続されている。五個の抵抗素子1
3〜17の四個の接点には四個の電力供給配線21〜2
4が個々に結線されているので、上述の構成で電力供給
手段である電力供給部25が形成されている。
【0023】一個の駆動電源12は、一般的な定電圧電
源からなり、所定の電圧の駆動電力を発生する。五個の
抵抗素子13〜17は、ここでは相互に相違する抵抗値
に設定されており、駆動電源12が発生する所定の電圧
の一つの駆動電力から電圧が“V1〜V4”と相互に相
違する四個の駆動電力を発生させる。電力供給配線21
〜24は、抵抗素子13〜17により発生された四個の
駆動電力を個々に伝送するので、電力供給部25は、電
圧が“V1〜V4”と相互に相違する四個の駆動電力を
パラレルに出力する。
【0024】この電力供給部25の四個の電力供給配線
21〜24には、四個のクロック発生回路26〜29が
個々に接続されており、これらのクロック発生回路26
〜29と電力供給部25とで、クロック発生手段である
クロック発生部30が形成されている。
【0025】四個のクロック発生回路26〜29は、こ
こでは同一の構造に形成されており、供給される駆動電
力の電圧に対応した周波数でクロック信号を発生する。
このような四個のクロック発生回路26〜29に電力供
給部25は四個の電圧V1〜V4の駆動電力を個々に供
給するので、クロック発生部30は、周波数が“C1〜
C4”と相互に相違する四個のクロック信号をパラレル
に出力する。
【0026】このクロック発生部30の四個のクロック
発生回路26〜29は、クロックラッチ手段である一個
のラッチ回路31に接続されており、このラッチ回路3
1のパラレルな四個の出力端子で乱数出力手段である乱
数出力部32が形成されている。
【0027】ラッチ回路31は、クロック発生部30の
四個のクロック発生回路26〜29が発生する周波数C
1〜C4の四個のクロック信号をラッチ信号の所定の周
波数で同時にラッチし、乱数出力部32は、ラッチされ
た四個の二値データN1〜N4を一個のnビットの数値
として出力する。
【0028】上述のような構成において、本実施の形態
の乱数発生装置11による乱数発生方法を以下に説明す
る。まず、一個の駆動電源12が所定の電圧の駆動電力
を発生するので、この所定の電圧の一つの駆動電力から
五個の抵抗素子13〜17により電圧“V1〜V4”の
四個の駆動電力が発生される。
【0029】この電圧“V1〜V4”の四個の駆動電力
を電力供給配線21〜24が四個のクロック発生回路2
6〜29に個々に供給するので、四個のクロック発生回
路26〜29が供給される駆動電力の電圧V1〜V4に
対応した周波数C1〜C4でクロック信号を発生する。
【0030】図2に示すように、このように発生される
周波数C1〜C4の四個のクロック信号をラッチ回路3
1がラッチ信号の所定の周波数で同時にラッチするの
で、下記の表1に示すように、このラッチされた四個の
二値データN1〜N4が一個のnビットの数値として出
力される。
【0031】
【表1】 なお、この表1は図2と対応している。
【0032】上述の表1に示すように、乱数発生装置1
はnビットの数値を順次出力することになり、このよう
に出力される数値は乱数である。この乱数は四個のクロ
ック信号の周波数C1〜C4とラッチの周波数C1〜C
4との相対関係でアナログ的に生成されているので、二
値データの演算処理で生成される従来の乱数と比較して
ランダム性が良好である。
【0033】例えば、本実施の形態の乱数発生装置11
を回路評価装置(図示せず)に利用した場合、乱数発生
装置11が発生する乱数を利用してランダム性が良好な
ノイズを適正な信号に挿入することができるので、誤り
訂正LSI(図示せず)の評価試験を良好に実行するこ
とができる。
【0034】しかも、本実施の形態の乱数発生装置11
では、一個の駆動電源12が発生する駆動電力の一個の
電圧からアナログ的な要素である抵抗素子13〜17に
より四個の電圧“V1〜V4”の駆動電力を生成するの
で、これら四個の電圧V1〜V4の相関性が低い。
【0035】さらに、このように生成したアナログ的な
要素である四個の電圧V1〜V4から四個の周波数C1
〜C4を生成するので、四個の周波数C1〜C4の相関
性も低い。このため、乱数の数値を形成する四個の二値
データN1〜N4の相関性が充分に低く、乱数のランダ
ム性が極めて良好である。
【0036】しかも、本実施の形態の乱数発生装置11
では、上述のように四個の周波数C1〜C4のクロック
信号を生成するために四個のクロック発生回路26〜2
9に四個の電圧V1〜V4の駆動電力を個々に供給す
る。このため、四個のクロック発生回路26〜29は同
一の構造で良く、回路要素として同一部品を使用できる
ので、乱数発生装置1は生産性が良好である。
【0037】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態ではクロック発生回路26〜
29などを四個とすることを例示したが、この個数は当
然ながら所望により変更することが可能である。
【0038】また、上記形態では抵抗素子13〜17の
抵抗値を相互に相違させることを例示したが、複数の抵
抗素子の抵抗値を同一とすることも可能である。複数の
抵抗素子の抵抗値が同一の場合、乱数のランダム性は低
下するが、回路素子として同一の部品を使用できるので
乱数発生装置の生産性は向上する。複数の抵抗素子13
〜17の抵抗値が相違する場合、乱数発生装置11の生
産性は低下するが乱数のランダム性は向上するので、こ
れらは要求される性能や価格などの各種条件を考慮して
所望により選択することが好ましい。
【0039】さらに、上記形態では複数の抵抗素子13
〜17を固定抵抗として回帰する乱数を固定パターンで
発生させることを例示したが、このような抵抗素子を可
変抵抗とすることで発生させる乱数のパターンを変化さ
せることも可能であり、駆動電圧12の発生電圧を変化
させて乱数のパターンを変化させることも可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0041】本発明の乱数発生装置による乱数発生方法
では、周波数が相互に相違するn個のクロック信号をク
ロック発生手段が発生し、このように発生されるn個の
クロック信号をクロックラッチ手段が所定の周波数で同
時にラッチし、このラッチされたn個の二値データを乱
数出力手段が一個のnビットの数値として出力すること
により、n個のクロック信号の周波数とラッチの周波数
との相対関係でアナログ的に乱数を生成しているので、
ランダム性が極めて良好な乱数を発生させることができ
る。
【0042】上述のような乱数発生装置において、電力
供給手段がn個のクロック発生回路に電圧が相互に相違
するn個の駆動電力を個々に供給し、n個のクロック発
生回路が供給される駆動電力の電圧に対応した周波数で
クロック信号を発生することにより、周波数が相互に相
違するn個のクロック信号を発生するクロック発生手段
を簡単な構造で実現することができ、アナログ的な要素
であるn個の電圧からn個の周波数を生成するので、n
個の周波数の相関性を低下させて乱数のランダム性を向
上させることができ、n個の周波数を生成するためにn
個の電圧を利用するのでn個のクロック発生回路は同一
の構造で良く、乱数発生装置の生産性を向上させること
ができる。
【0043】上述のような乱数発生装置において、一個
の駆動電源が所定の電圧の駆動電力を発生し、この所定
の電圧の一つの駆動電力から少なくともn個の抵抗素子
により電圧が相互に相違するn個の駆動電力が発生さ
れ、このように発生されたn個の駆動電力を電力供給配
線がn個のクロック発生回路に個々に供給することによ
り、n個のクロック発生回路に電圧が相互に相違するn
個の駆動電力を個々に供給する電力供給手段を簡単な構
造で実現することができ、一個の駆動電力の電圧からア
ナログ的な要素である抵抗素子により電圧が相違するn
個の駆動電力を生成するので、n個の電圧の相関性を低
下させて乱数のランダム性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の乱数発生装置を示すブ
ロック図である。
【図2】複数のクロック信号と一個のラッチ信号との対
応関係を示すタイムチャートである。
【図3】一従来例の乱数発生装置を示すブロック図であ
る。
【図4】乱数の系列を高速フーリエ変換した周波数成分
のパワースペクトルを示す特性図である。
【符号の説明】
11 乱数発生装置 12 駆動電源 13〜17 抵抗素子 21〜24 電力供給配線 25 電力供給手段である電力供給部 26〜29 クロック発生回路 30 クロック発生手段であるクロック発生部 31 クロックラッチ手段であるラッチ回路 32 乱数出力手段である乱数出力部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月2日(1999.8.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 乱数発生装
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乱数(ランダムノ
イズ)を発生させる乱数発生装置に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】上述の表1に示すように、乱数発生装置1
はnビットの数値を順次出力することになり、このよう
に出力される数値は乱数である。この乱数は四個のクロ
ック信号の周波数C1〜C4とラッチの周波数との相対
関係でアナログ的に生成されているので、二値データの
演算処理で生成される従来の乱数と比較してランダム性
が良好である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】さらに、上記形態では複数の抵抗素子13
〜17を固定抵抗として回帰する乱数を固定パターンで
発生させることを例示したが、このような抵抗素子を可
変抵抗とすることで発生させる乱数のパターンを変化さ
せることも可能であり、駆動電源12の発生電圧を変化
させて乱数のパターンを変化させることも可能である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数が相互に相違するn個のクロック
    信号を発生させ、 この発生させるn個のクロック信号を所定の周波数で同
    時にラッチし、 このラッチされたn個の二値データを一個のnビットの
    数値として出力するようにした乱数発生方法。
  2. 【請求項2】 電圧が相互に相違するn個の駆動電力に
    対応させて周波数が相互に相違するn個のクロック信号
    を発生させ、 この発生させるn個のクロック信号を所定の周波数で同
    時にラッチし、 このラッチされたn個の二値データを一個のnビットの
    数値として出力するようにした乱数発生方法。
  3. 【請求項3】 所定の電圧の一つの駆動電力を発生さ
    せ、 この所定電圧の一つの駆動電力から電圧が相互に相違す
    るn個の駆動電力を発生させ、 この電圧が相互に相違するn個の駆動電力に対応して周
    波数が相互に相違するn個のクロック信号を発生させ、 この発生させるn個のクロック信号を所定の周波数で同
    時にラッチし、 このラッチされたn個の二値データを一個のnビットの
    数値として出力するようにした乱数発生方法。
  4. 【請求項4】 周波数が相互に相違するn個のクロック
    信号を発生するクロック発生手段と、 該クロック発生手段が発生するn個のクロック信号を所
    定の周波数で同時にラッチするクロックラッチ手段と、 該クロックラッチ手段でラッチされたn個の二値データ
    を一個のnビットの数値として出力する乱数出力手段
    と、を具備している乱数発生装置。
  5. 【請求項5】 前記クロック発生手段が、 供給される駆動電力の電圧に対応した周波数でクロック
    信号を発生するn個のクロック発生回路と、 n個の前記クロック発生回路に電圧が相互に相違するn
    個の駆動電力を個々に供給する電力供給手段と、 からなる請求項4記載の乱数発生装置。
  6. 【請求項6】 前記電力供給手段が、 所定の電圧の駆動電力を発生する一個の駆動電源と、 該駆動電源が発生する所定の電圧の一つの駆動電力から
    電圧が相互に相違するn個の駆動電力を発生させる少な
    くともn個の抵抗素子と、 前記抵抗素子により発生されたn個の駆動電力をn個の
    前記クロック発生回路に個々に供給する電力供給配線
    と、からなる請求項5記載の乱数発生装置。
JP10273658A 1998-09-28 1998-09-28 乱数発生装置 Pending JP2000105685A (ja)

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