JP2000105582A - 映像表示装置及び映像表示方法 - Google Patents

映像表示装置及び映像表示方法

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JP2000105582A
JP2000105582A JP10274902A JP27490298A JP2000105582A JP 2000105582 A JP2000105582 A JP 2000105582A JP 10274902 A JP10274902 A JP 10274902A JP 27490298 A JP27490298 A JP 27490298A JP 2000105582 A JP2000105582 A JP 2000105582A
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Satoru Shigetomi
哲 重富
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、映像表示装置及び映像表示方法に
関し、例えばトンネルの内側壁面に複数の端末表示手段
を配置し、これら複数の端末表示手段によるコマ送りの
映像を車両の搭乗者に提供する場合に適用して、各端末
表示手段と画像供給手段との接続を簡略化することがで
きるようにする。 【解決手段】 画像供給手段12より供給された静止画
像の画像データを各端末表示手段11A〜11Nに保持
して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像表示装置及び
映像表示方法に関し、例えばトンネルの内側壁面に複数
の端末表示手段を配置し、これら複数の端末表示手段に
よりコマ送りの映像を車両の搭乗者に提供する場合に適
用することができる。本発明は、画像供給手段より供給
された静止画像の画像データを各端末表示手段に保持し
て表示することにより、各端末表示手段と画像供給手段
との接続を簡略化する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像表示システムとして、トンネ
ル内を通過する車両の搭乗者に対して、車外よりコマ送
りの映像を提供するようになされた映像表示装置が提案
されている(特開平5−27197号、特開平5−40
448号、特開平5−224617号等)。
【0003】このような映像表示装置は、例えばトンネ
ル内の壁面に所定間隔で端末の画像表示手段を配置し、
各画像表示手段で動画を構成する各コマの静止画像を点
滅表示し、これにより移動する車両内の搭乗者(乗客の
みならず乗員をも含む意である)に、コマ送りの映像を
試聴することができるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の映像
表示装置に適用される端末の画像表示手段を液晶表示パ
ネルとストロボとで構成すれば、この液晶表示パネルで
表示する静止画像を更新して、搭乗者に提供する映像を
簡易に変更することができる。
【0005】この場合、一般のパーソナルコンピュータ
に適用されるように、各液晶表示パネルにビデオラムを
割り当て、このビデオラムに記録された画像データによ
り各液晶表示パネルを駆動すると共に、必要に応じてこ
のビデオラムの内容を更新することにより、搭乗者に提
供する映像を簡易に変更できると考えられる。
【0006】すなわち図4に示すように、映像表示装置
1において、端末装置2A〜2Nを所定の間隔により移
動体の経路に沿って配置し、各端末装置2A〜2Nにホ
スト装置3より静止画像の画像データを供給する。ここ
で映像表示装置1は、ホスト装置3に、それぞれ各端末
装置2A〜2N毎のビデオラムであるフレームメモリ4
A〜4Nを配置し、例えば上位のサーバーより伝送され
る画像データを対応するフレームメモリ4A〜4Nに展
開することにより、必要に応じてこれらフレームメモリ
4A〜4Nの内容を更新してこの映像表示装置1により
提供する映像を変更する。
【0007】また映像表示装置1は、それぞれ静止画像
を表示する液晶表示パネル(LCD:Liquid Crystal D
isplay)5と、各液晶表示パネル5に間欠的に照明光を
提供するストロボと、各液晶表示パネル5を駆動する表
示回路6とを各端末装置2A〜2Nにそれぞれ配置する
と共に、フレームメモリ4A〜4Nに保持した画像デー
タを各表示回路6の駆動に対応して順次読み出して出力
する出力回路7A〜7Nをホスト装置3側に配置する。
【0008】これにより映像表示装置1においては、各
フレームメモリ4A〜4Nに保持した画像データによる
静止画像を各端末装置2A〜2Nで点滅表示する。
【0009】ところがこのように映像表示装置1を構成
すると、端末表示手段である端末装置と画像供給手段で
あるホスト装置との接続が煩雑になる問題がある。実際
上、例えばこれらの端末装置2A〜2Nを地下鉄のトン
ネル内に90台配置する場合にあっては、例えば最寄り
駅に配置したホスト装置3との間を90本のケーブルに
より接続しなければならなくなる。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、各端末表示手段と画像供給手段との接続を簡略化す
ることができる映像表示装置及び映像表示方法を提案し
ようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、映像表示装置又は映像表示方法に
適用して、移動体の経路に沿って所定間隔で配置され、
それぞれ対応する静止画像を点滅表示する複数の端末表
示手段に対して、所定の画像供給手段よりそれぞれ対応
する静止画像の画像データを供給し、それぞれ画像供給
手段より供給された静止画像の画像データを端末表示手
段に保持する。
【0012】それぞれ画像供給手段より供給された静止
画像の画像データを端末表示手段に保持すれば、端末表
示手段は、この保持された画像データにより静止画像を
点滅表示することができる。これにより画像供給手段
は、簡易なネットワークを介して各端末表示手段に画像
データを供給して、各端末表示手段でそれぞれ対応する
静止画像を点滅表示することができる。従って、各端末
表示手段と画像供給手段との接続を簡略化することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0014】(1)実施の形態の全体構成 図2は、本発明の実施の形態に係る映像表示装置である
トンネル内システムを示す略線図である。このトンネル
内システム10は、車両の経路に沿って所定間隔で静止
画像を点滅表示することにより、車両の搭乗者に対して
静止画像によるコマ送りの映像を提供する。ここでトン
ネル内システム10は、上位のサーバーよりMPEG
(Moving Picture Experts Group)のフォーマットによ
りデータ圧縮された動画のファイルFの供給を受け、こ
の動画による映像を表示する。
【0015】このためトンネル内システム10は、トン
ネル内の内側壁面に沿って、それぞれ静止画像を点滅表
示する端末装置11A〜11Nが、所定の間隔で配置さ
れる。なおこの実施の形態では、トンネル内システム1
0は、90台の端末装置11A〜11Nにより形成され
る静止画像により約3秒間の動画を提供するようになさ
れている。
【0016】さらにトンネル内システム10は、車両が
接近する側(以下進入側と呼ぶ)の末端に配置された端
末装置11Aより所定距離だけ車両の進入側に、進入側
速度検出部14が配置され、これとは逆に車両が遠ざか
る側(以下退出側と呼ぶ)の末端に配置された端末装置
11Nより所定距離だけ退出側に、退出側速度検出部1
5が配置される。
【0017】ここで進入側速度検出部14と退出側速度
検出部15は、車両が通過する際に、最後尾の車両が進
入側速度検出部14の前を通過する前に、先頭車両が退
出側速度検出部15の前を通過するように、進入側速度
検出部14と退出側速度検出部15との距離がこのトン
ネルを通過する車両の長さに比して短くなるように配置
されるようになされている。これによりこのトンネル内
システム10においては、進入側速度検出部14と退出
側速度検出部15により通過する車両の速度を検出する
際に、車両の速度を継続して検出できるようになされて
いる。
【0018】退出側速度検出部15は、線路に近接して
2台のテレビジョンカメラによる退出速度検出センサー
が配置される。退出側速度検出部15は、この2台のテ
レビジョンカメラより得られる撮像結果を所定の信号処
理回路で比較処理することにより、例えば車両の窓を基
準にして車両の通過を検出し、さらには車両の通過速度
を検出する。退出側速度検出部15は、この検出結果を
速度検出データDSIとして進入側速度検出部14に出
力する。
【0019】進入側速度検出部14は、同様に、線路に
近接して2台のテレビジョンカメラによる進入速度検出
センサーが配置され、この2台のテレビジョンカメラよ
り得られる撮像結果を所定の信号処理回路で比較処理す
ることにより、車両の通過を検出し、さらには車両の通
過速度を検出する。
【0020】さらに進入側速度検出部14は、この進入
側の通過速度と、速度検出データDSIより得られる退
出側の通過速度より、車両が端末装置11A〜11Nの
前を通過している期間の間、この車両の通過速度に対応
した周期により間欠的に信号レベルが立ち上がる発光パ
ルスPLを端末装置11A〜11Nに出力する。
【0021】端末装置11A〜11Nは、ホスト装置1
2より供給された静止画像を表示する画像表示装置17
と、この画像表示装置17を照明して画像表示装置17
の画像を目視できるようにする点滅照明装置18とによ
り構成される。端末装置11A〜11Nは、このように
点滅照明装置18により照明されて目視可能となる画像
表示装置17の静止画像が車両の搭乗者より容易に視聴
できるように、ほぼ車両の窓の高さに画像表示装置1
7、点滅照明装置18が配置されるようになされてい
る。
【0022】このうち画像表示装置17は、一定の解像
度による透過型液晶表示パネルと、この液晶表示パネル
を駆動する表示回路、画像データD1を入力するインタ
ーフェース等により構成される。画像表示装置17は、
液晶表示パネルの解像度に対応したビットマップ形式の
画像データD1により、各端末装置11A〜11Nにそ
れぞれ割り当てられた静止画像をホスト装置12より入
力する。
【0023】点滅照明装置18は、画像表示装置17に
おける液晶表示パネルの背面に配置されたバックライト
装置であり、液晶表示パネルに照明光を供給する。この
照明光の供給において、点滅照明装置18は、発光パル
スPLに同期して動作することにより、車両の通過速度
に対応した周期により液晶表示パネルに間欠的に照明光
を供給し、液晶表示パネルによる静止画像を点滅表示す
る。
【0024】これによりトンネル内システム10におい
ては、端末装置11A〜11Nの前を通過する車両の乗
客に対して、各端末装置11A〜11Nの静止画像によ
るコマ送りの映像を窓越しに提供するようになされてい
る。さらにこのとき車両の速度に応じた周期によりこれ
ら静止画像を点滅表示することにより、これら静止画像
による映像が車両の搭乗者より静止して観察されるよう
になされている。
【0025】ホスト装置12は、これら端末装置11A
〜11Nの最寄り駅構内に配置され、図示しない上位の
サーバーより動画のファイルF、スケジュールを入力
し、この動画のファイルF、スケジュールを保持する。
さらにホスト装置12は、この保持したスケジュールに
応じて動画のファイルFを処理し、動画を構成する各コ
マの画像データを対応する端末装置11A〜11Nに順
次伝送する。これによりホスト装置12は、各端末装置
11A〜11Nにおいて表示する静止画像の画像データ
D1を各端末装置11A〜11Nに供給する。
【0026】このときホスト装置12は、静止画像の画
像データを端末装置11A〜11Nの解像度に対応する
ビットマップ形式により出力する。これによりホスト装
置12は、共通のフォーマットにより伝送された動画の
データより各トンネル内システムの解像度に対応する静
止画像の画像データD1を生成し、この静止画像の画像
データD1を伝送するようになされている。
【0027】すなわちホスト装置12は、内蔵のネット
ワークインターフェースを介して、サーバーより伝送さ
れる動画のファイルF、スケジュールをハードディスク
装置に一時保持する。さらにホスト装置12は、スケジ
ュール管理に従って、このハードディスク装置より所定
のファイルを読み出し、このファイルをデータ伸長す
る。ホスト装置12は、データ伸長して得られる画像デ
ータを補間演算処理、間引き処理することにより、トン
ネル内システムの解像度に変換し、さらにマトリックス
演算処理することにより、液晶表示パネルの駆動に対応
する赤色、青色、緑色による画像データに変換する。ホ
スト装置12は、この画像データを液晶表示パネルの画
素配列に対応する順序によりフレーム単位で出力するこ
とにより、液晶表示パネルの解像度に対応したビットマ
ップ形式による静止画像の画像データD1を出力する。
【0028】(2)画像データの伝送 図1は、このトンネル内システム10におけるホスト装
置12の出力系と各端末装置11A〜11Nの画像表示
装置17との関係を示すブロック図である。このトンネ
ル内システム10において、ホスト装置12と各端末装
置11A〜11Nの画像表示装置17は一本のバスBU
Sに接続され、このバスBUSを介して画像データD1
を入出力するようになされている。ここでこのバスBU
Sはシリアルバスにより構成される。
【0029】すなわちホスト装置12において、フレー
ムメモリ20A〜20Nは、画像データD1をバスBU
Sに出力する際に、この画像データD1を一時保持する
バッファメモリである。ここでフレームメモリ20A〜
20Nは、端末装置11A〜11Nと同じ数だけ配置さ
れ、各端末装置11A〜11Nに対応する静止画像の画
像データをそれぞれ保持する。
【0030】データダウンロード制御回路21は、各フ
レームメモリ20A〜20Nに保持された静止画像の画
像データを順次読み出して、それぞれ対応する端末装置
11A〜11Nに出力する。すなわちデータダウンロー
ド制御回路21は、各フレームメモリ20A〜20Nに
保持される静止画像の画像データをバスBUSの伝送速
度に対応するタイミングで読み出してバスBUSに出力
する。このときデータダウンロード制御回路21は、送
出先である対応する端末装置11A〜11Nの機器ID
を付加してバスBUSに出力し、これによりこの静止画
像の画像データを対応する端末装置11A〜11Nに出
力する。
【0031】これに対して各端末装置11A〜11Nの
画像表示装置17において、バスBUSに接続されるイ
ンターフェース(I/F)22は、バスBUSに出力さ
れる機器IDを基準にして、自己の機器宛に送出された
静止画像の画像データを選択的に入力する。
【0032】フレームメモリ23は、画像表示装置17
のビデオラムであり、インターフェース22より出力さ
れる静止画像の画像データにより保持した内容を更新す
る。さらにフレームメモリ23は、表示回路24の制御
により液晶表示パネル25の表示に対応した順序で保持
した画像データを出力する。
【0033】表示回路24は、このようにしてフレーム
メモリ23に保持された静止画像の画像データを液晶表
示パネル25の画素配列に対応する順序により読み出
し、この画像データにより液晶表示パネル25を駆動す
る。
【0034】(3)実施の形態の動作 以上の構成において、トンネル内システム10において
は(図2)、図3に示すように、車両Tが接近して先頭
車両が進入側速度検出部14の前を通過すると(図3
(B))、ここで車両Tの通過が検出され、通過速度の
検出が開始される。さらに車両Tが順次走行により移動
して退出側速度検出部15の前を先頭車両が通過すると
(図3(D))、退出側速度検出部15でこの車両Tの
通過、通過速度が検出される。
【0035】さらに車両Tが走行して最後尾の車両が進
入側速度検出部14の前を通過すると(図3(F))、
この進入側速度検出部14により車両Tの通過が検出さ
れ、さらに通過速度の検出が終了する。その後この最後
尾の車両が退出側速度検出部15の前を通過すると(図
3(H))、この退出側速度検出部15においても車両
Tの通過が検出され、また通過速度の検出が終了する。
【0036】トンネル内システム10においては、この
ようにして先頭車両の通過が進入側速度検出部14で検
出されると、最後尾の車両が退出側速度検出部15を通
過するまでの間、通過速度に応じて信号レベルが立ち上
がる発光パルスPLが出力され、この発光パルスPLに
同期して点滅照明装置18が液晶表示パネル25による
画像表示装置17に照明光を間欠的に供給することによ
り、車両Tの移動速度に応じてトンネル内に所定間隔で
配置された端末装置11A〜11Nにより静止画像が点
滅表示される。
【0037】トンネル内システム10においては、これ
により各端末装置11A〜11Nの静止画像によるコマ
送りの映像が車両Tの搭乗者に提供される。
【0038】このようなトンネル内システム10で表示
される映像は、上位のサーバーより動画のファイルFに
よりスケジュールと共にホスト装置12に供給され、ハ
ードディスク装置に保持される。このときこのファイル
Fは、MPEGのフォーマットによりデータ圧縮されて
供給されることにより、この映像に要するデータ量を低
減してハードディスク装置に保持することができる。
【0039】ホスト装置12においては、このようにし
てファイルFと共に伝送されたスケジュールの管理に従
って、所定の時間になると、所定のファイルがハードデ
ィスク装置より読み出され、データ伸長される。さらに
このデータ伸長して得られる画像データが、補間演算処
理、間引き処理されて各端末装置11A〜11Nの画像
表示装置17における液晶表示パネル25の解像度に変
換され、さらに液晶表示パネル25の駆動に適した配列
であり、かつ色信号による画像データD1に変換され
る。
【0040】この画像データD1おいては、各端末装置
11A〜11Nに対応する静止画像の画像データがバッ
ファメモリであるフレームメモリ20A〜20Nにそれ
ぞれ一時保持される。さらにデータダウンロード制御回
路21により所定のタイミングで読み出され、送出先で
ある端末装置の機器IDが付加されてバスBUSに出力
される。
【0041】各端末装置11A〜11Nの画像表示装置
17においては、このようにしてバスBUSに出力され
た静止画像の画像データが、この機器IDを基準にして
送出先である対応する端末装置における画像表示装置1
7のインタフェース22より各端末装置に入力される。
【0042】このインターフェース22より入力される
静止画像の画像データは、これまでフレームメモリ23
に保持されていた静止画像の画像データに代えてフレー
ムメモリ23に格納される。これにより適宜更新される
フレームメモリ23内の画像データが、液晶表示パネル
25の表示の必要に応じて順次循環的に読み出されて画
像表示装置17の表示に供される。これにより一の伝送
路であるバスBUSを介して画像データを対応する端末
装置に順次時分割により送出して点滅表示する映像を更
新することが可能となる。
【0043】これによりトンネル内システム10におい
ては、ホスト装置12と各端末装置11A〜11Nとを
一本のバスBUSに接続する簡易なネットワークにより
画像データを供給するようにしても各端末装置11A〜
11Nで対応する静止画像を表示することが可能とな
る。これにより各端末装置11A〜11Nとホスト装置
12との接続を簡略化することが可能となる。
【0044】(4)実施の形態の効果 以上の構成によれば、静止画像を点滅表示して移動体の
搭乗者にコマ送りの映像を提供するトンネル内システム
である映像表示装置において、画像供給手段であるホス
ト装置より供給された静止画像の画像データを端末表示
手段である端末装置でそれぞれ保持して表示することに
より、各端末表示手段と画像供給手段との接続を簡略化
することができる。
【0045】(5)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ホスト装置12の記
憶手段としてフレームメモリ20A〜20Nを用いて、
このフレームメモリ20A〜20Nに画像データD1を
一時保持して対応する端末装置に出力する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、記憶手段としてハー
ドディスク装置を用いて、この画像データD1を一時保
持して出力するようにしてもよい。
【0046】また上述の実施の形態においては、ホスト
装置12の記憶手段に画像データを一時保持して対応す
る端末装置に出力する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、上位のサーバーより伝送されたファイル
を逐次処理しながら、その結果得られる各静止画像の画
像データを対応する端末装置に順次送出するようにして
もよい。
【0047】また上述の実施の形態においては、サーバ
ーより伝送される動画のファイルFをハードディスク装
置に一時保持する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、この一時保持する処理を省略して各端末装置
11A〜11Nに直接供給するようにしてもよい。
【0048】また上述の実施の形態においては、90台
の端末装置に対して、一本のシリアルバスによりホスト
装置12から各端末装置11A〜11Nに画像データを
供給する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば16台の端末装置毎に一本のシリアルバスを
割り当てて各端末装置11A〜11Nに画像データを供
給する場合等、必要に応じて種々の接続形態を広く適用
することができる。
【0049】また上述の実施の形態においては、フレー
ムメモリ23をビデオラムとして使用する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオラムを別途設
けると共に、別途伝送された画像データを一時保持する
記憶手段を設けるようにしてもよい。
【0050】また上述の実施の形態においては、ホスト
装置12から静止画像の画像データをビットマップデー
タにより出力する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えばJPEG(Joint Photographic Codin
g Experts Group )等の種々の圧縮方式によりビットマ
ップデータをデータ圧縮して出力するようにしてもよ
い。このようにすれば、ホスト装置から対応する端末装
置に画像データを出力する時間を短縮することができ
る。
【0051】また上述の実施の形態においては、MPE
Gによりデータ圧縮した動画をホスト装置12に入力す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々
の手法によりデータ圧縮した動画をホスト装置に入力す
る場合、さらには例えばJPEGによりデータ圧縮した
静止画像の画像データをホスト装置に入力する場合、さ
らには色信号の形式による画像データをホスト装置に入
力する場合等に広く適用することができる。
【0052】また上述の実施の形態においては、透過型
液晶表示パネルを車両の窓の高さに配置して静止画像を
点滅表示する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えば液晶表示パネルによる静止画像をトンネル
内の壁面等に投影して静止画像を点滅表示する場合、さ
らにはダイオードアレイにより静止画像を点滅表示する
場合等、種々の表示手法を広く適用することができる。
【0053】また上述の実施の形態においては、車両の
長さに比して進入側端及び退出側端の端末装置間の距離
が短くなるようにトンネル内システムを構成する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、これとは逆に
進入側端及び退出側端の端末装置間の距離が車両の長さ
より長くなるようにしてもよい。
【0054】さらに上述の実施の形態においては、搭乗
者より見て静止画像による映像が停止して見えるよう
に、車両の速度に応じて静止画像を点滅表示する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば搭乗者
より見て静止画像による映像がゆっくりと移動するよう
に表示する場合等にも広く適用することができる。
【0055】また上述の実施の形態においては、静止画
像の点滅表示により動画の映像を表示する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、同一の静止画像を点
滅表示することにより乗客、運転手が容易に認識可能
に、標識、広告等の静止画像の映像を表示してもよい。
【0056】さらに上述の実施の形態においては、トン
ネル内にて静止画像の点滅表示によりコマ送りの映像を
車両の搭乗者に提供する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、自動車のトンネル内にて自動車の乗客
にコマ送りの映像を提供する場合、さらには夜間の道路
脇、線路脇にてコマ送りの映像を提供する場合、遊園地
等においてコマ送りの映像を提供する場合等、種々の移
動体の搭乗者に対してコマ送りによる映像を提供する場
合に広く適用することができる。
【0057】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、静止画像
の点滅表示により移動体の搭乗者に映像を提供する映像
表示装置及び映像表示方法において、画像供給手段より
供給された静止画像の画像データを各端末表示手段に保
持して表示することにより、各端末表示手段と画像供給
手段との接続を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るトンネル内システム
の画像データの伝送系を示すブロック図である。
【図2】図1のトンネル内システムの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2のトンネル内システムの動作の説明に供す
る略線図である。
【図4】ホスト装置に各端末装置のビデオラムを割り当
てて映像表示装置を構成した場合の画像データの伝送系
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1……映像表示装置、2A〜2N、11A〜11N……
端末装置、3、12……ホスト装置、4A〜4N、20
A〜20N、23……フレームメモリ、5、25……液
晶表示パネル、6、24……表示回路、10……トンネ
ル内システム、17……画像表示装置、21……データ
ダウンロード制御回路、22……インターフェース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体の経路に沿って所定間隔で静止画像
    を点滅表示することにより、前記移動体の搭乗者に対し
    て前記静止画像によるコマ送りの映像を提供する映像表
    示装置であって、 前記移動体の経路に沿って所定間隔で配置され、それぞ
    れ対応する前記静止画像を点滅表示する複数の端末表示
    手段と、 前記複数の端末表示手段にそれぞれ対応する前記静止画
    像の画像データを供給する画像供給手段とを備え、 前記端末表示手段は、 それぞれ前記画像供給手段より供給された前記静止画像
    の画像データを保持する記憶手段を有することを特徴と
    する映像表示装置。
  2. 【請求項2】前記画像供給手段は、 前記静止画像の画像データを所定の記憶手段に一時保持
    して対応する前記端末表示手段に供給することを特徴と
    する請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 【請求項3】前記画像供給手段の記憶手段は、 フレームメモリであることを特徴とする請求項2に記載
    の映像表示装置。
  4. 【請求項4】前記画像供給手段の記憶手段は、 ハードディスク装置であることを特徴とする請求項2に
    記載の映像表示装置。
  5. 【請求項5】前記画像供給手段は、 所定の画像データ提供手段より供給される画像データを
    前記端末表示手段に供給することを特徴とする請求項1
    に記載の映像表示装置。
  6. 【請求項6】移動体の経路に沿って所定間隔で静止画像
    を点滅表示することにより、前記移動体の搭乗者に対し
    て前記静止画像によるコマ送りの映像を提供する映像表
    示方法であって、 前期移動体の経路に沿って所定間隔で配置され、それぞ
    れ対応する前記静止画像を点滅表示する複数の端末表示
    手段に対して、 所定の画像供給手段よりそれぞれ対応する前記静止画像
    の画像データを供給し、 それぞれ前記画像供給手段より供給された前記静止画像
    の画像データを前記端末表示手段に保持することを特徴
    とする映像表示方法。
  7. 【請求項7】前記画像供給手段は、 前記静止画像の画像データを所定の記憶手段に一時保持
    して対応する前記端末表示手段に供給することを特徴と
    する請求項6に記載の映像表示方法。
  8. 【請求項8】前記画像供給手段の記憶手段は、 フレームメモリであることを特徴とする請求項7に記載
    の映像表示方法。
  9. 【請求項9】前記画像供給手段の記憶手段は、 ハードディスク装置であることを特徴とする請求項7に
    記載の映像表示方法。
  10. 【請求項10】前記画像供給手段は、 所定の画像データ提供手段より供給される画像データを
    前記端末表示手段に供給することを特徴とする請求項6
    に記載の映像表示方法。
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