JP4556502B2 - 映像変換装置 - Google Patents

映像変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4556502B2
JP4556502B2 JP2004169918A JP2004169918A JP4556502B2 JP 4556502 B2 JP4556502 B2 JP 4556502B2 JP 2004169918 A JP2004169918 A JP 2004169918A JP 2004169918 A JP2004169918 A JP 2004169918A JP 4556502 B2 JP4556502 B2 JP 4556502B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
input
video data
field
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004169918A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005354175A (ja
Inventor
政康 鈴木
健 赤塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2004169918A priority Critical patent/JP4556502B2/ja
Priority to US11/145,265 priority patent/US7477307B2/en
Publication of JP2005354175A publication Critical patent/JP2005354175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4556502B2 publication Critical patent/JP4556502B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/181Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a plurality of remote sources

Description

本発明は、複数の映像をディスプレイに表示させるにために、当該複数の映像に対してアドレス変換処理を行う映像変換装置に関する。
従来より、車両の車庫入れや幅寄せ等の車両後進時や、見通しの悪い交差点やT字路への車両進入時等の場面において、ドライバーの視界を補助するための運転支援システムにおける車両周囲映像変換装置が知られている。
この車両周囲映像変換装置に接続されたカメラで撮像する箇所としては、リアビューを表示するための車両後方や、ブラインドコーナービューを表示するための車両前方左右方向等であり、ドライバーに複数方向の画像を同時に提供する必要性がある。このため、運転支援システムでは、それぞれ異なる撮像方向の複数のカメラを用いて車両周囲の映像を撮像し、車両周囲映像変換装置により、モニタの1画面内に複数の映像をレイアウトして表示させ、ドライバーに提示している。
このような車両周囲映像変換装置において、複数のカメラで撮像された画像間の同期を取る技術としては、下記の特許文献1に記載されているように、複数のカメラとコントローラとを接続して、当該コントローラにより同期信号を作成して各カメラに送信し、当該同期信号に従って各カメラが映像信号をコントローラに送信するものが知られている。これにより、コントローラは、複数のカメラが撮像した映像信号の変換処理等を行ってモニタに表示する処理を行っていた。
特開平11−317908号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、コントローラで同期信号を作成するための構成や、同期信号を各カメラに供給するための信号線を設ける必要があり、構造が複雑化してしまう。
これに対し、同期信号を用いない簡易な構成で各カメラで撮像した映像信号の同期を取る技術としては、各カメラから映像信号を受信し、当該各映像信号をバッファに一時的に蓄積することによって、各映像信号間の同期をとる技術がある。
例えば、各カメラで撮像する映像データの解像度と、ドライバーに提示するモニタの解像度をVGA(Video Graphics Array、640×480画素)サイズとして説明する。また、以下では、ドライバーに提示するデータの更新を1フレーム単位で処理する場合を説明する。
そして、各カメラは、それぞれの内部クロックのタイミングに従って映像信号を伝送し、車両周囲映像変換装置は、接続されたカメラ系統毎に1フレーム分(640×480画素分のアドレス空間)のメモリ容量をもつ入力バッファを3面備える。すなわち、車両周囲映像変換装置は、1フレーム分のメモリ容量を有する入力面、待機面、及び出力面の3フレーム分のメモリ容量を有する入力バッファを備えている。
これにより、車両周囲映像変換装置は、あるカメラから入力面に1フレーム分の映像信号を入力完了すると、当該1フレーム分の映像信号を待機面に格納し、全カメラに対応した入力バッファの待機面に1フレーム分の映像信号が格納された時点で、全カメラの映像信号を待機面から出力面に移動させる。その後、車両周囲映像変換装置は、出力面に格納された複数の映像信号を同時に読み出し、モニタ等に表示するための映像変換処理を行う。これにより、各カメラ間で同期がとれていない場合であっても、映像信号の読み出し位相を合わせ、複数カメラによる入力非同期を吸収して、同期化を行う。
このとき、車両周囲映像変換装置におけるCPU(Central Processing Unit)は、入力バッファの3面をローテーションさせることで映像信号の同期化を図る。そして、CPUは、アドレス変換処理用に当てられた面、すなわち入力バッファの出力面に格納される映像信号を、パターンメモリに格納される入力バッファ読み出しアドレスに従ってフレーム単位で読み出してアドレス変換処理を行ってモニタ表示用映像信号を作成して、出力バッファに格納する。なお、パターンメモリの備えるアドレス空間は、アドレス変換後の映像をドライバーに提示するモニタの解像度と等しく、本例の場合は640×480画素分となる。
しかしながら、上述した技術では、各カメラから入力した映像信号を1フレーム単位で処理するため、入力バッファにおいて各映像信号間の同期を取るために最大約2フレーム分の遅延が発生し、更には、アドレス変換処理を行って映像を表示させるタイミングを、入力バッファの出力面に全カメラからの映像が格納されたタイミングに同期させると1フレーム分の遅延が発生する。したがって、映像信号が入力バッファの入力面に格納された時刻から出力バッファに格納するまでの時刻までには、合計の3フレーム分の遅延が発生することになる。
このように、最大3フレーム分の遅延が発生する場合について、図7を参照して説明する。例えば、2つのNTSC(National Television System Committee)カメラ(カメラA、カメラB)が車両周囲映像変換装置に接続されている場合、時刻t101からカメラAからの映像データ(入力データ1a)を入力バッファの入力面に受信開始し、当該時刻t101から遅れてカメラBからの映像データ(入力データ1b)を入力バッファの入力面に受信開始したとする(図7(b)、(c))。これらのカメラA,Bは、それぞれ、既知の画像信号方式であるNTSC方式(フレームレート29.97fps)であるとし、カメラAとカメラBの1フレーム分の入力データがそれぞれ入力バッファの出力面に格納完了する時刻がt102であるとすると、入力に要する遅延時間が約2フレーム分となる。そして、当該時刻t102で入力バッファの出力面からそれぞれの入力データを読み出して変換処理を開始し(図7(d))、変換データを出力データとして実際に出力バッファに格納完了する時刻がt103となる(図7(e))。したがって、カメラAの入力データを入力開始した時刻t101から、出力データをモニタ等に出力して表示させる時刻t103までの全遅延時間は、約100msecとなる。
この全遅延時間は、例えば、車両周囲映像変換装置を搭載した車両が相対時速36kmで移動する物体を確認する場合、実在の障害物位置に対して約1mずれて障害物が表示されることになる。したがって、車両周囲映像変換装置を駐車や幅寄せ等の低速領域で使用する場合は多少の遅延が許容できるが、見通しの悪い交差点やT字路への進入や、車両同士のすり抜け、或いは合流等の中高速領域の場面で使用する場合は、更に実在の障害物位置と表示された障害物位置とのずれが大きくなってしまう。
また、実在の障害物位置と表示された障害物位置とのずれが大きくなると、自車両が発進した時に「実際の車両は動いているのにモニタ画像が停止している」、自車両が停車した時に「実際の車両は停まっているのにモニタ画像が動いている」という問題が発生し、実際の車両の動きとモニタ画像の動きとの不一致がドライバーに不快感を与えてしまう。このように画像提示の遅延は、複数カメラを用いた際の重要な問題点である。
また、上述の車両周囲映像変換装置に接続するカメラ数が増加するにしたがって、入力バッファのメモリ容量が3フレーム分ずつ増大することになってしまう。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、撮像した映像を表示させるまでの遅延時間を短縮すると共に、メモリ容量を低減することができる映像変換装置を提供することを目的とする。
本発明に係る映像変換装置は、各映像データを入力して1フィールド単位で格納する入力バッファ入力面と、当該入力バッファ入力面に格納が完了したフィールド映像データが入力バッファ入力面から移動して格納される入力バッファ出力面とが、各撮像手段ごとに設けられた複数の入力バッファと、入力バッファ出力面に格納された複数のフィールド映像データに変換処理が施された変換済のフィールド映像データを格納する出力バッファ入力面と、当該出力バッファ入力面に格納が完了した変換済のフィールド映像データが出力バッファ入力面から移動して格納される出力バッファ出力面とを有する出力バッファと、各入力バッファ出力面のメモリアドレスと、出力バッファ入力面のメモリアドレスとの対応関係を記述したパターンメモリとを備える。
このような映像変換装置において、周囲を撮像して映像データを生成する複数の撮像手段で生成された映像データを変換するに際して、映像変換手段は、各入力バッファ出力面にフィールド映像データが格納完了した変換処理タイミングとなった場合に、パターンメモリに記述された対応関係に従って、各入力バッファの各入力バッファ出力面に格納された各フィールド映像データから読み出して、出力バッファの出力バッファ入力面に書き込む変換処理を1フィールド単位で行うことにより、上述の課題を解決する。
本発明に係る映像変換装置によれば、全撮像手段からのフィールド映像データが入力バッファに格納完了した時点でアドレス変換処理に移行して、出力バッファに変換済のフィールド映像データを格納することができるので、1フレーム単位で処理を行う場合と比較して、入力遅延時間の短縮を実現して実際の車両の動きとフィールド映像データの不一致を抑制すると共に、入力バッファのメモリ容量を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、例えば図1に示すように構成された運転支援システムの車両周囲映像変換装置1に適用される。
車両周囲映像変換装置1を備えた運転支援システムは、見通しの悪いT字路における自車両及び他車両を上から見た例を図2(a)に示すように、自車両20がT字路に侵入した場合に、自車両20のドライバーにとって死角となる領域を表示する。すなわち、NTSCカメラ2Aにより右側方撮像範囲20Rを撮像すると共に、NTSCカメラ2Bにより左側方撮像範囲20Lを撮像し、車両周囲映像変換装置1は、後述する映像変換処理を行うことによって、図2(b)に示すように、図2(a)の他車両21Aに相当する他車両映像21A’を含む右側方映像30Rと、図2(a)の他車両21Bに相当する他車両映像21B’を含む右側方映像30Lとを仕切り線31で区分してレイアウトした、所謂ブラインドコーナービューである左右側方映像30を表示モニタ3に表示させる。
これによって、運転支援システムは、自車両20を基準として左方向から直進する他車両21B、自車両20を基準として右方向から直進する他車両21Aを自車両20のドライバーに認識させることができ、ドライバーに注意を促すことができる。
[車両周囲映像変換装置1の構成]
この車両周囲映像変換装置1は、例えば自車両の車体前部に取り付けられた複数のNTSCカメラ2A、2B(以下、総称するときには、単に「NTSCカメラ2」と呼ぶ。)と、ドライバーから視認可能な位置に表示画面が設置された表示モニタ3と接続されて構成されている。この車両周囲映像変換装置1は、複数のNTSCカメラ2A、2Bで撮像した各映像に映像変換処理を施して、表示モニタ3で表示させる。
車両周囲映像変換装置1は、データバス11に、CPU12、NTSCカメラ2Aと接続された入力バッファ13A、NTSCカメラ2Bと接続された入力バッファ13B、パターンメモリ14及び表示モニタ3と接続された出力バッファ15が接続されて構成されている。なお、本例では、車両周囲映像変換装置1に2台のNTSCカメラ2A、2Bが接続され、すなわちCPU12で処理対象となる映像データが2系統存在し、NTSCカメラ2で撮像する映像データの解像度及びドライバーに提示する表示モニタ3の解像度をVGA(Video Graphics Array、縦640画素×横480画素)とする。
NTSCカメラ2A及びNTSCカメラ2Bは、NTSC方式に従って映像データを生成することにより、インターレース方式の奇数フィールド映像データと偶数フィールド映像データとを交互に車両周囲映像変換装置1に出力する。このNTSCカメラ2A及びNTSCカメラ2Bは、それぞれ内部クロックを備え、当該内部クロックに従ってフィールド毎の映像データを生成すると共に、当該映像データを車両周囲映像変換装置1に出力する。したがって、後述はするが、車両周囲映像変換装置1では、NTSCカメラ2Aからの映像データ入力タイミングと、NTSCカメラ2Bからの映像データ入力タイミングとが異なったタイミングとなる。
本例では、画像伝送方式としてNTSC方式を採用しているため、NTSCカメラ2A及びNTSCカメラ2Bは、33msec間隔で1フレーム分の映像データを車両周囲映像変換装置1に送出する。すなわち、奇数フィールド映像データと偶数フィールド映像データとを繰り返して16.7msec間隔で送出する。
車両周囲映像変換装置1は、2台のNTSCカメラ2A、2Bに対応して入力バッファ13A、13B(以下、総称するときには単に「入力バッファ13」と呼ぶ。)が設けられ、NTSCカメラ2Aから入力したフィールド映像データを入力バッファ13Aに格納すると共に、NTSCカメラ2Bから入力したフィールド映像データを入力バッファ13Bに格納する。
入力バッファ13A及び入力バッファ13Bは、各カメラ系統について2面構成となっている。すなわち入力バッファ13Aは、2枚のフィールド映像データを格納する1フレーム分のメモリ領域である奇数フィールド入力バッファ面13A−1と、1フレーム分のメモリ領域である偶数フィールド入力バッファ面13A−2で構成されている。同様に、入力バッファ13Bは、1フレーム分のメモリ領域である奇数フィールド入力バッファ面13B−1と、1フレーム分のメモリ領域である偶数フィールド入力バッファ面13B−2で構成されている。これらの各面は、1枚のフィールド映像データである640画素×240画素分のアドレス空間が、NTSCカメラ2からのフィールド映像データを入力する入力面と、データバス11に読み出されるフィールド映像データを格納する出力面とからなり、640画素×480画素分のアドレス空間を備えている。
このように、それぞれの入力バッファ13A、13Bは、奇数フィールド映像データの格納領域と偶数フィールド映像データの格納領域とに区分される。このような入力バッファ13A及び入力バッファ13Bは、各面がフィールド映像データごとに区分されているため、各カメラ系統について、640画素×240画素分のアドレス空間を備える奇数フィールド格納用メモリ領域が2面、640画素×240画素分のアドレス空間を備える偶数フィールド格納用メモリ領域が2面備えられていることになる。
このように、フィールド毎に2面のメモリ領域を設けたのは、車両周囲映像変換装置1と接続された全カメラ系統からアドレス変換対象である映像データが到達することを待機するためであって、NTSCカメラ2Aからの映像データを入力バッファ13Aに格納完了するタイミングと、NTSCカメラ2Bからの映像データを入力バッファ13Bに格納完了するタイミングとの同期を取るためである。
出力バッファ15は、入力バッファ13と同様にデータバス11を介して奇数フィールド映像データを入力して格納する奇数フィールド出力バッファ面15A、偶数フィールド映像データを格納する偶数フィールド出力バッファ面15Bとから構成される。また、奇数フィールド出力バッファ面15A、偶数フィールド出力バッファ面15Bは、それぞれ、データバス11から変換済のフィールド映像データを格納する入力面と、表示モニタ3に読み出されるフィールド映像データを格納する出力面とからなる。これにより、出力バッファ15は、アドレス変換処理結果の格納用である入力面と、表示モニタ3への出力処理用である出力面とを備えることになる。なお、出力バッファ15を奇数フィールド用と偶数フィールド用との2面とすることにより、ドライバーに提示する画像のちらつきを抑える効果を発揮することになる。
パターンメモリ14は、入力バッファ13A及び入力バッファ13Bに格納されたフィールド映像データを使用して、CPU12によって映像変換処理を行うためのデータが格納されている。パターンメモリ14は、入力バッファ13A又は入力バッファ13Bのメモリアドレスと、出力バッファ15のメモリアドレスとの対応関係を記憶している。このパターンメモリ14は、ドライバーに提示する画面のレイアウトに対応した数の面数を備えることになる。
具体的には、パターンメモリ14として、図2(b)のように2枚の映像を左右に並べて表示させる場合の入力バッファ13と出力バッファ15とのアドレス対応関係、上述のNTSCカメラ2A及びNTSCカメラ2Bに加えて自車両20の下方を撮像するカメラを備えた場合に左右側方映像に加えて下方映像を表示画面の下方領域に表示させるアドレス対応関係を記憶している。
このようなパターンメモリ14は、その一例を図3に示すように、奇数フィールド入力バッファ面13A−1,13B−1の読み出し用奇数フィールド対応アドレス領域41,偶数フィールド入力バッファ面13A−2,13B−2の読み出し用偶数フィールド対応アドレス領域51と、奇数フィールド出力バッファ面15Aの書き込み用奇数フィールド対応アドレス領域42,偶数フィールド出力バッファ面15Bの書き込み用偶数フィールド対応アドレス領域52と、入力バッファ13Aと入力バッファ13Bとを識別させるため、すなわちNTSCカメラ2AとNTSCカメラ2Bとを区別するためのカメラ番号領域61とが対応付けられて構成されている。
したがって、CPU12は、読み出し用奇数フィールド対応アドレス領域41を参照することによって、奇数フィールド入力バッファ面13A−1,13B−1に格納された奇数フィールド映像データの画素信号を読み出し、書き込み用奇数フィールド対応アドレス領域42を参照することによって、読み出した画素信号を奇数フィールド出力バッファ面15Aに記憶する。また、CPU12は、読み出し用偶数フィールド対応アドレス領域51を参照することによって、偶数フィールド入力バッファ面13A−2,13B−2に格納された偶数フィールド映像データの画素信号を読み出し、書き込み用偶数フィールド対応アドレス領域52を参照することによって、読み出した画素信号を偶数フィールド出力バッファ面15Bに記憶する。これによって、2カメラ分の640画素×480画素の奇数フィールド映像データを640画素×240画素の奇数フィールド映像データに変換すると共に、2カメラ分の640画素×480画素の偶数フィールド映像データを640画素×240画素の偶数フィールド映像データに変換する。
なお、書き込み用奇数フィールド対応アドレス領域42、書き込み用偶数フィールド対応アドレス領域52は、出力バッファ15のアドレスが0(0x0)の画素から640×240−1(0x257FF)画素目までシーケンシャルに並んでいるとした場合、その領域を削除することができる。また、NTSCカメラ2より送出される画像信号からフィールドの偶奇判定がCPU12によりできるため、車両周囲映像変換装置1は、その判定結果に基づいて使用するパターンメモリを切り替える。
[車両周囲映像変換装置1によるアドレス変換処理]
つぎに、車両周囲映像変換装置1によるアドレス変換処理について図4のデータの流れ、図5のフローチャート、図6のタイミングチャートを参照して説明する。
このような車両周囲映像変換装置1において、CPU12は、図4に示すように、奇数フィールド入力バッファ面13A−1及び偶数フィールド入力バッファ面13A−2、奇数フィールド入力バッファ面13B−1及び偶数フィールド入力バッファ面13B−2に、同時刻に撮像され、奇数フィールド又は偶数フィールドの同じタイプのフィールド映像データが格納されたことをモニタする(図5のステップS1)。このとき、CPU12は、映像データに重畳された垂直同期信号を検出することによって、1フィールドのフィールド映像データが入力バッファ13に格納されたことを認識すると共に、水平同期信号を検出することにより画素信号の数をカウントし、更に、各フィールド映像データが奇数フィールドか偶数フィールドかを検出する。
また、このステップS1において、CPU12は、図示しない表示モニタ3への表示レイアウト入力機構等の押下情報から、ドライバーに提示するレイアウトを決定する。これによりCPU12は、車両周囲を表示するに際してのパターン設定を判定し、アドレス変換処理を行う時に使用するパターンメモリ14を判定しておく。
そして、CPU12は、NTSCカメラ2AとNTSCカメラ2Bとで略同時刻に撮像された奇数フィールド映像データが、奇数フィールド入力バッファ面13A−1の出力面と奇数フィールド入力バッファ面13B−1の出力面とに格納完了したか否かを判定することにより、NTSCカメラ2AとNTSCカメラ2Bとの入力の同期化が完了したか否かを判定する(図5のステップS2)。そして、CPU12は、同期化が完了していないと判定した場合にはステップS1の処理を継続し、同期化が完了したと判定した場合には、ステップS3に処理を進める。
このようにステップS1及びステップS2を繰り返して、NTSCカメラ2AとNTSCカメラ2Bとの同期化が完了していない期間は、図6に示すような時刻t1〜時刻t2である入力遅延時間となる。すなわち、NTSCカメラ2Aから先に奇数フィールド映像データOdd1a、偶数フィールド映像データEven1bが入力されて(図6(b))、当該NTSCカメラ2Aの1フレームの期間内にNTSCカメラ2Bから奇数フィールド映像データOdd2aが入力された場合である(図6(c))。このとき、車両周囲映像変換装置1は、奇数フィールド映像データOdd1a及び偶数フィールド映像データEven1bを入力バッファ13Aに格納完了している状態であり、奇数フィールド映像データOdd2aを奇数フィールド入力バッファ面13B−1の入力面から、奇数フィールド入力バッファ面13B−1の出力面に格納完了した時刻がt2となる。この状態では、NTSCカメラ2Aにより撮像した奇数フィールド映像データと、NTSCカメラ2Bにより撮像した奇数フィールド映像データが共に奇数フィールド入力バッファ13A−1、13B−1の出力面に記憶された状態である。これにより、車両周囲映像変換装置1は、NTSCカメラ2Aからのフィールド映像データ入力タイミングと、NTSCカメラ2Bからのフィールド映像データ入力タイミングとが非同期となっている場合であっても、時間差を吸収することになる。
そして、ステップS3において、CPU12は、アドレス変換処理を開始すると判定し、当該アドレス変換処理を行うための内部クロックを起動する(図6(a)参照)。この内部クロックは、NTSCカメラ2A及びNTSCカメラ2Bと同様に、NTSC方式の33msec間隔で1フレーム、16.7msec間隔で1フィールドとカウントする。そして、CPU12は以降の処理において、1フィールド間隔で入力バッファ13の入力面から出力面へのフィールド映像データの移行、アドレス変換処理、出力バッファ15の入力面から出力面へのフィールド映像データの記憶処理を行うことになる。
なお、ステップS3で起動するクロックとしては、車両周囲映像変換装置1内部の周波数源により生成しても良く、次に受信する画像信号の垂直同期信号、すなわち車両周囲映像変換装置1の外部からの信号をクロックとして使用しても良い。
次にCPU12は、ステップS4において、先ず図4中の「1」で示すようにパターンメモリ14を読み出す。このとき、CPU12は、ステップS1で判定したレイアウトであって、ドライバーに提示するレイアウトに応じたパターンメモリ14を読み出す。
また、CPU12は、入力バッファ13Aの出力面及び入力バッファ13Bの出力面に格納完了して時間差が吸収されたフィールド映像データが奇数フィールド映像データか偶数フィールド映像データかを、ステップS1での判定により認識し、当該認識したパターンメモリ14を読み出す。具体的には、図6の時刻t2では、入力バッファ13Aの出力面及び入力バッファ13Bの出力面に格納完了しているフィールド映像データが奇数フィールド映像データであるので、奇数フィールド映像データ用のパターンメモリ14を読み出す。
次に、CPU12は、ステップS5において、ステップS4で読み出したパターンメモリ14の読み出し用奇数フィールド対応アドレス領域41を参照して、奇数フィールド入力バッファ面13A−1の出力面から該当する画素信号を取り出し、書き込み用奇数フィールド対応アドレス領域42に該当するアドレス領域の奇数フィールド出力バッファ面15Aの入力面に書き込む。具体的には、図6の時刻t2では、図4中の「2」で示すように、データ変換部12aにより奇数フィールド入力バッファ面13A−1の出力面から画素信号を読み出し、図4中の「3」で示すように、データ変換部12aにより奇数フィールド出力バッファ面15A−1の入力面に書き込む。これにより、CPU12は、入力バッファ13から出力バッファ15に画素信号を置き換えるアドレス変換処理を実行する。
なお、この時刻t2以降にアドレス変換処理を実行していても、NTSCカメラ2A及びNTSCカメラ2Bから連続してフィールド映像データが入力されているため、CPU12は、入力バッファ13Aの入力面及び入力バッファ13Bの入力面へのデータ入力、フィールド映像データの入力バッファ13Aの入力面から入力バッファ13Aの出力面へのデータ移行、入力バッファ13Bの入力面から入力バッファ13Bの出力面へのデータ以降を平行して行うことになる。
次にCPU12は、ステップS6において、ステップS5の画素信号の置き換えを行った結果、1フィールド分(640×240画素分)の画素信号の置き換えが完了したか否かを判定する。このとき、CPU12は、パターンメモリ14に含まれる1フィールド内の最後のアドレス変換を完了したと判定した場合に、1フィールド分の画素信号の置き換えが完了したと判定してステップS7に処理を進め、そうでない場合には、ステップS5のアドレス変換処理を繰り返す。
ステップS7において、CPU12は、ステップS6で1フィールド分の画素信号の置き換えが完了したと判定した時点、すなわち図6における時刻t3で表示モニタ3に変換済のフィールド映像データを出力するトリガ(モニタ出力トリガ)となるクロックを起動する(図6(a)参照)。このモニタ出力トリガを発生させるクロックは、アドレス変換処理のクロックと同様に1フィールド分の16.7msecの間隔でカウントする。このモニタ出力トリガを発生させるクロックは、アドレス変換処理に要する時間が、ドライバーに提示するレイアウトに依存せず1フィールド間隔以下の一定時間であるため、以降に発生させるモニタ出力トリガは、当該クロックのタイミングを用いることになる。
なお、このクロックは、車両周囲映像変換装置1内部の周波数源により生成してもよいし、次に受信する画像信号の垂直同期信号、すなわち車両周囲映像変換装置1外部からの信号をクロックとして用いてもよい。また、図6(a)に示したように、上述したアドレス変換処理を開始するタイミングに使用するクロックと、モニタ出力トリガを発生させるクロックとを共用化することが望ましい。これにより車両周囲映像変換装置1内のタイミング回路を一元化することができ、回路規模の減少、及び車両周囲映像変換装置1内のアドレス変換処理の簡単化を図ることができる。
次にCPU12は、ステップS8において、1フィールド分のアドレス変換処理が完了すると、出力バッファ15にはドライバーに提示する表示用のフィールド映像データ全て格納されている状態となっているので、ステップS6の判定で出力バッファ15の入力面に格納されていた表示用のフィールド映像データを出力バッファ15の出力面に書き込む。
なお、表示用のフィールド映像データが読み出された出力バッファ15の入力面は、次のアドレス変換処理で新たなフィールド映像データが書き込まれることになる。また、出力バッファ15の出力面に表示用のフィールド映像データを書き込んで表示モニタ3に出力するまでの期間は、図6に示すように、入力遅延時間を含む全遅延時間となる。
そして、CPU12は、出力バッファ15の出力面に書き込まれた表示用のフィールド映像データをフィールド間隔で表示モニタ3に出力させることにより、図2(b)に示したような左右側方のブラインドコーナービューを提示して、表示モニタ3の表示を更新すべく、ステップS1に処理を戻す。なお、表示モニタ3にフィールド映像データを出力するタイミングとしては、アドレス変換処理の変換処理タイミングとは独立したクロック、フィールド映像データの垂直同期信号の何れを使用するかを選択しても良く、更には変換処理タイミングと共用したクロックを使用しても良い。
このようなアドレス変換処理を行う車両周囲映像変換装置1では、図6の時刻t2の時点であって入力バッファ13Aの出力面及び入力バッファ13Bの出力面に奇数フィールド映像データOdd1a、Odd2aが入力完了した時点で、アドレス変換処理を開始して変換済の奇数フィールド映像データDataOa(変換データ)を出力バッファ15の入力面に格納し(図6(d))、時刻t2から1フィールド分の期間経過後の時刻t3に出力バッファ15の入力面に格納した奇数フィールド映像データDataOaを、出力データとして出力バッファ15の出力面に格納することができる(図6(e))。また、奇数フィールド映像データDataOaを表示モニタ3に出力した後には、時刻t3から1フィールド分の期間経過後に、偶数フィールド映像データDataEbを表示モニタ3に出力することができる。
すなわち、各フィールド映像データについてステップS1〜ステップS8の処理を行うと共に、1フィールド分の期間ごとにステップS1の処理を開始することで、奇数フィールド映像データについてステップS1〜ステップS8を行っている時に、偶数フィールド映像データについての処理を開始することができる。したがって、この車両周囲映像変換装置1では、奇数フィールド映像データを表示モニタ3で提示している間に、偶数フィールド映像データを偶数フィールド出力バッファ15Bの出力面に格納し、奇数フィールド映像データの表示が終わった時点で偶数フィールド映像データを表示モニタ3に出力できる。このため、表示モニタ3の解像度は従来と同等となる。
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した第1実施形態に係る車両周囲映像変換装置1によれば、全NTSCカメラ2からのフィールド映像データが入力バッファ13A,13Bの出力面に格納完了した時点でアドレス変換処理に移行して、出力バッファ15の入力面に変換済のフィールド映像データを格納することができるので、1フレーム単位でアドレス変換処理を開始する場合と比較して、入力遅延時間を短くすることができる。したがって、この車両周囲映像変換装置1によれば、入力遅延時間が長いために発生する実際の車両の動きと表示モニタ3の画像の不一致を抑制することができ、ドライバーに不快感を与えることを回避することができる。
具体的には、奇数フィールド映像データについては、奇数フィールドに対応するパターンメモリ14を用いてアドレス変換処理を行い、偶数フィールド映像データについては、偶数フィールドに対応するパターンメモリ14を用いてアドレス変換処理を行うので、図6に示したように入力バッファ13における同期化に要する時間を3フィールド分に相当する最大50msecの遅延とすることができる。また、アドレス変換処理を行って、表示モニタ3に出力するまでに、さらに1フィールド分に相当する16.7msecの遅延があるため、車両周囲映像変換装置1における全遅延を最大4フィールド分(2フレーム分)、すなわち最大66.7msecとすることができる。
また、この車両周囲映像変換装置1によれば、複数のNTSCカメラ2間でフィールド映像データの入力タイミングが異なって同期を取る必要があるが、フィールド単位でアドレス変換処理を開始するため、1フレーム単位でアドレス変換処理を開始する場合と比較して、入力バッファ13の容量を低減させることができる。
これに対し、フレーム単位で処理を行った場合には、3フレーム×カメラ2系統分のアドレス空間を備える入力バッファを必要としたことに対し、車両周囲映像変換装置1では、4フィールド(2フレーム)×カメラ2系統分のアドレス空間を備える入力バッファ13でアドレス変換処理を実現することができ、バッファ容量を2/3に低減することができる。
更に、この車両周囲映像変換装置1によれば、入力バッファ13に格納されるフィールド映像データに含まれる垂直同期信号を参照して、各入力バッファ13A、13Bの出力面にフィールド映像データが格納完了したタイミングであると判定してアドレス変換処理を行うので、内部にクロック回路等の周波数源を備える必要がなくなり、回路規模の減少を実現することができる。
更にまた、この車両周囲映像変換装置1によれば、奇数フィールド映像データと偶数フィールド映像データとを交互に出力バッファ15の入力面に書き込むので、奇数フィールドと偶数フィールドが入れ替わるようなことを防止して、ドライバーに提示するモニタ画像のちらつきを抑制することができる。
更にまた、この車両周囲映像変換装置1によれば、出力バッファ15の出力面に移動して格納された変換済のフィールド映像データを、表示モニタ3への出力タイミングで出力させる場合に、内部のクロック回路である周波数源やフィールド映像データに含まれる垂直同期信号を使用するので、アドレス変換処理の結果を任意の出力トリガにより出力して、ドライバーに提示することができる。
更にまた、この車両周囲映像変換装置1によれば、表示モニタ3への出力タイミングを、内部の周波数源から生成する場合と、垂直同期信号から生成する場合とを選択するように構成することにより、アドレス変換処理に要する時間に応じてドライバーにフィールド映像データを提示するタイミングを可変とすることができる。すなわち、垂直同期信号にノイズが含まれて正確に検出できない場合であっても内部の周波数源を使用した場合には高い信頼性で同期化を実現することができ、一方、垂直同期信号を使用した場合には内部のクロック回路を不要とすることができる。
更にまた、この車両周囲映像変換装置1によれば、変換処理タイミングと出力タイミングとを同じタイミングで判定することができるので、内部のタイミング回路を一元化することができ、回路規模の減少、及びアドレス変換処理の簡単化を図ることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
すなわち、上述した一例では、アドレス変換処理をCPU12で制御する場合を説明したが、LSI(Large Scale Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)等で行っても良い。
また、上述した一例では、車両周囲映像変換装置1に接続するNTSCカメラ2の数が「2」であったが、これに限るものではなく、更には、あらゆる解像度や方式のカメラ2や表示モニタ3に対応が可能である。
本発明を適用した車両周囲映像変換装置を含む運転支援システムの構成を示すブロック図である。 本発明を適用した車両周囲映像変換装置によってドライバーに表示する内容を説明するための図であって、(a)は車両周囲映像変換装置を搭載した自車両がT字路に侵入する場合の図であり、(b)は自車両がT字路に侵入した場合に提示するブラインドコーナービューを示す図である。 本発明を適用した車両周囲映像変換装置のパターンメモリに記述された内容を説明するための図である。 本発明を適用した車両周囲映像変換装置のアドレス変換処理におけるデータの流れについて説明するためのブロック図である。 本発明を適用した車両周囲映像変換装置によって行うアドレス変換処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した車両周囲映像変換装置によって行うアドレス変換処理のタイミングチャートである。 フレーム単位でアドレス変換処理を行った場合のタイミングチャートである。
符号の説明
1 車両周囲映像変換装置
2 NTSCカメラ(撮像手段)
3 表示モニタ
11 データバス
12 CPU(映像変換手段)
13 入力バッファ
13A−1,13B−1 奇数フィールド入力バッファ面
13A−2,13B−2 偶数フィールド入力バッファ面
14 パターンメモリ
15 出力バッファ
15A 奇数フィールド出力バッファ面
15B 偶数フィールド出力バッファ面
20 自車両
21 他車両
30 左右側方映像
31 仕切り線
41 読み出し用奇数フィールド対応アドレス領域
42 書き込み用奇数フィールド対応アドレス領域
51 読み出し用偶数フィールド対応アドレス領域
52 書き込み用偶数フィールド対応アドレス領域
61 カメラ番号領域

Claims (8)

  1. 周囲を撮像して映像データを生成する複数の撮像手段と接続され、当該複数の撮像手段で生成された映像データを変換する映像変換装置であって、
    各映像データを入力して1フィールド単位で格納する入力バッファ入力面と、当該入力バッファ入力面に格納が完了したフィールド映像データが前記入力バッファ入力面から移動して格納される入力バッファ出力面とが、前記各撮像手段ごとに設けられた複数の入力バッファと、
    前記入力バッファ出力面に格納された複数のフィールド映像データに変換処理が施された変換済のフィールド映像データを格納する出力バッファ入力面と、当該出力バッファ入力面に格納が完了した変換済のフィールド映像データが前記出力バッファ入力面から移動して格納される出力バッファ出力面とを有する出力バッファと、
    前記各入力バッファ出力面のメモリアドレスと、前記出力バッファ入力面のメモリアドレスとの対応関係を記述したパターンメモリと、
    前記各入力バッファ出力面にフィールド映像データが格納完了した変換処理タイミングとなった場合に、前記パターンメモリに記述された対応関係に従って、前記各入力バッファの各入力バッファ出力面に格納された各フィールド映像データから読み出して、前記出力バッファの出力バッファ入力面に書き込む変換処理を1フィールド単位で行う映像変換手段と
    を備えることを特徴とする映像変換装置。
  2. 前記映像変換手段は、前記入力バッファに格納されるフィールド映像データに含まれる垂直同期信号を参照して、前記各入力バッファ出力面にフィールド映像データが格納完了したタイミングであると判定して変換処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の映像変換装置。
  3. 前記映像変換手段は、奇数フィールド映像データと偶数フィールド映像データとを交互に前記入力バッファの入力バッファ出力面から読み出し、奇数フィールド映像データと偶数フィールド映像データとを交互に前記出力バッファの出力バッファ入力面に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の映像変換装置。
  4. 前記映像変換手段は、前記出力バッファの出力バッファ入力面に格納されて、前記出力バッファ出力面に移動して格納された変換済のフィールド映像データを、表示モニタへの出力タイミングで出力させることを特徴とする請求項1に記載の映像変換装置。
  5. 前記映像変換手段は、前記出力タイミングを、内部の周波数源により生成することを特徴とする請求項4に記載の映像変換装置。
  6. 前記映像変換手段は、前記出力タイミングを、前記各撮像手段から入力する映像データに含まれる垂直同期信号から生成することを特徴とする請求項4に記載の映像変換装置。
  7. 前記映像変換手段は、前記出力タイミングを、内部の周波数源から生成する場合と、前記各撮像手段から入力する映像データに含まれる垂直同期信号から生成する場合とを選択することを特徴とする請求項4に記載の映像変換装置。
  8. 前記映像変換手段は、前記変換処理タイミングと、前記出力タイミングとを同じタイミングで判定することを特徴とする請求項4に記載の映像変換装置。
JP2004169918A 2004-06-08 2004-06-08 映像変換装置 Expired - Fee Related JP4556502B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004169918A JP4556502B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 映像変換装置
US11/145,265 US7477307B2 (en) 2004-06-08 2005-06-02 Image conversion device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004169918A JP4556502B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 映像変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005354175A JP2005354175A (ja) 2005-12-22
JP4556502B2 true JP4556502B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=35505231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004169918A Expired - Fee Related JP4556502B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 映像変換装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7477307B2 (ja)
JP (1) JP4556502B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202004014778U1 (de) * 2004-09-22 2006-02-09 Mekra Lang Gmbh & Co. Kg Nutzfahrzeuge mit Kameraeinrichtung sowie Kameraeinrichtung hierfür
JP4561353B2 (ja) * 2004-12-24 2010-10-13 日産自動車株式会社 映像信号処理装置とその方法及び車載カメラシステム
EP1908286A1 (de) * 2005-07-27 2008-04-09 Bayerische Motorenwerke Aktiengesellschaft Verfahren zur analogen übertragung eines videosignals
JP4716815B2 (ja) * 2005-08-11 2011-07-06 アルパイン株式会社 車々間通信装置、車々間通信システムおよび動画情報のアプリケーション適用可否判断方法
US7991926B1 (en) * 2006-02-22 2011-08-02 Marvell Israel (M.I.S.L) Ltd. Scalable memory architecture for high speed crossbars using variable cell or packet length
JP2007241726A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Denso Corp 運転支援システム、送信装置及び受信装置
US20080036864A1 (en) * 2006-08-09 2008-02-14 Mccubbrey David System and method for capturing and transmitting image data streams
US8745294B2 (en) * 2011-04-01 2014-06-03 Taejin Info Tech Co., Ltd. Dynamic random access memory for a semiconductor storage device-based system
US9667872B2 (en) * 2012-12-05 2017-05-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Camera to capture multiple images at multiple focus positions
US9481301B2 (en) 2012-12-05 2016-11-01 Magna Electronics Inc. Vehicle vision system utilizing camera synchronization
JP6540395B2 (ja) * 2015-09-04 2019-07-10 株式会社ソシオネクスト 画像処理方法および画像処理プログラム
US11968639B2 (en) 2020-11-11 2024-04-23 Magna Electronics Inc. Vehicular control system with synchronized communication between control units
US11567868B2 (en) * 2020-11-13 2023-01-31 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for copying data within memory device, memory device, and electronic device thereof

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4713685A (en) * 1984-10-05 1987-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video monitoring apparatus
JPH0983893A (ja) * 1995-09-08 1997-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受像機
EP1040424A2 (en) * 1998-07-06 2000-10-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Plural image display reading image data from a memory
US6774950B1 (en) * 2000-06-30 2004-08-10 Intel Corporation Displaying video images

Also Published As

Publication number Publication date
US20050285938A1 (en) 2005-12-29
JP2005354175A (ja) 2005-12-22
US7477307B2 (en) 2009-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7986371B2 (en) Video signal processing device, method of the same and vehicle-mounted camera system
US7477307B2 (en) Image conversion device
US10462372B2 (en) Imaging device, imaging system, and imaging method
JP2000258748A (ja) 液晶表示装置
JP2006053527A (ja) 表示装置及びその駆動方法並びに表示用制御素子
KR20060045934A (ko) 화상신호 처리회로 및 화상표시장치
JP5091643B2 (ja) 画像処理装置、運転支援システム及び車両
JP2010199835A (ja) 画像処理装置
JP2010028537A (ja) 画像処理装置及び記録装置
US10926639B2 (en) Image processing device, in-vehicle camera system and image processing method
US20090179918A1 (en) Mirror processor for display device
US7868913B2 (en) Apparatus for converting images of vehicle surroundings
JP2009124377A (ja) 車両周辺画像処理装置及び車両周辺状況提示方法
JP4655473B2 (ja) 車両周囲画像変換装置
JP3793663B2 (ja) 液晶マルチディスプレイ装置
JP2005117554A (ja) 車両周囲画像変換装置
CN114125328A (zh) 一种多源输入的多屏幕拼接系统、方法及显示装置
TW201406151A (zh) 用於產生子母畫面(pip)影像之設備及方法
JP2016187079A (ja) 半導体装置、表示システムおよび表示方法
JP4645148B2 (ja) 画像処理装置
JPH11146272A (ja) フィールドメモリを用いた拡大画像信号作成方法
JP2005275242A (ja) 映像キャプチャ回路及び映像キャプチャ方法
TWM506429U (zh) 側視行車影像系統
JP4677799B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH1127599A (ja) 2画面表示テレビジョン及び2画面表示の為の追い越し制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees