JP2000105514A - 画像形成装置、中間転写体及び中間転写体の製造方法 - Google Patents

画像形成装置、中間転写体及び中間転写体の製造方法

Info

Publication number
JP2000105514A
JP2000105514A JP10293071A JP29307198A JP2000105514A JP 2000105514 A JP2000105514 A JP 2000105514A JP 10293071 A JP10293071 A JP 10293071A JP 29307198 A JP29307198 A JP 29307198A JP 2000105514 A JP2000105514 A JP 2000105514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate transfer
insulating seal
transfer member
detection hole
transfer belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10293071A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Enomoto
直樹 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10293071A priority Critical patent/JP2000105514A/ja
Publication of JP2000105514A publication Critical patent/JP2000105514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーナーから漏れ出した一次転写残トナー
が付着することで光透過性を損なわれることのない絶縁
シールを有する画像形成装置、斯かる画像形成装置が備
える中間転写体、及び斯かる中間転写体の製造方法を提
供する。 【解決手段】 像担持体1上に形成された顕像を、絶縁
シール62に覆われた検知用の穴61を有する中間転写
体6に転写する画像形成装置において、絶縁シール62
は、中間転写体6の表面に対して凹状形状とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真方
式などを用いて像担持体上に顕像(トナー像)を形成
し、このトナー像を中間転写体に転写する画像形成装
置、更には、斯かる画像形成装置が備える中間転写体及
び中間転写体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばコンピュータの出力に用い
られるプリンタなどの画像形成装置には種々の方式のも
のが知られているが、特に、電子写真方式を用いる画像
形成装置は、他の方式のものに比べて画像形成速度、画
質、静粛性の点で優れている。
【0003】又、電子写真方式を用いる画像形成装置
は、種々の構成による様々な方式が知られているが、例
えばカラー画像形成装置においては、 電子写真感光体(感光体)表面に複数色のトナー像を
重ねてカラートナー像を形成し、その後これを一括して
記録材に転写する、所謂、多重現像方式、 感光体上に各色のトナー像を形成して各色トナー像毎
に記録材へ転写する、という現像−転写のサイクルを繰
り返し行う、所謂、多重転写方式、 感光体上に形成した各色毎のトナー像を、一旦中間転
写体上に順次転写し、その後中間転写体上のカラートナ
ー像を記録材に一括転写する、所謂、中間転写方式、な
どがある。
【0004】上記の各種方式を採用する電子写真方式の
カラー画像形成装置の内、特に、中間転写方式のもの
は、混色の恐れがないこと、材質、厚さなどの異なる様
々な記録材への画像形成が可能であることなどの利点を
有している。
【0005】図12は、中間転写方式を採用した従来の
画像形成装置の一例として、4色フルカラーレーザービ
ームプリンターの概略構成を示す。
【0006】図12の画像形成装置は、矢印X方向に回
転可能な像担持体としてのドラム状の電子写真感光体
(感光体)、即ち感光ドラム1の表面は、帯電手段とし
ての帯電ローラ2によって、例えば負極性に一様に帯電
され、その後、露光手段Eが発光する露光Lが該表面を
走査することによって、色分解された画像情報に応じた
静電潜像が該表面に形成する。
【0007】感光ドラム1の近傍には現像装置3が配設
され、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色ト
ナーを含む現像剤を有する、各色の現像装置3Y、3
M、3C、3Bkが現像装置ロータリー3aに備えられ
ている。カラー画像形成を行う際には、現像装置ロータ
リー3aが回転することで、感光ドラム1の表面に形成
した各色に対応する静電潜像を現像する位置まで、それ
ぞれ所望のタイミングにて順次配置される。
【0008】例えば、感光ドラム1上に画像情報のブラ
ック(Bk)に相当する静電潜像が1色目の静電潜像と
して形成される場合、現像装置3Bkが感光ドラム1の
表面と対向し、例えば負帯電性のブラックトナーが感光
ドラム1上の静電潜像をジャンピング現像にて反転現像
して、ブラックのトナー像が感光ドラム1上に形成す
る。その後、このブラックのトナー像は、矢印Y方向に
回転するベルト状の中間転写体、即ち、中間転写ベルト
6と感光ドラム1との当接ニップN1を介して、一次転
写手段としての一次転写ローラ4によって静電的に一次
転写される。
【0009】一次転写後の感光ドラム1の表面に残留す
る一次転写残トナーは、クリーナー5が有する弾性ブレ
ード51が除去し、廃トナー収容器52に収容される。
【0010】上記のブラックのトナー像を中間転写ベル
ト6上に形成するまでの工程と同様に、2色目のマゼン
タ、3色目のシアン、4色目のイエローの各色のトナー
について繰り返し行い、中間転写ベルト6上に4色のト
ナー像を重ねてカラートナー像を形成する。
【0011】その後、中間転写ベルト6上のカラートナ
ー像は、二次転写ニップN2にて、二次転写手段として
の二次転写ローラ11によって記録材Pの表面に一括し
て二次転写される。又、カラーの未定着トナー像を担持
した記録材Pは、更に定着装置14まで搬送され、熱及
び圧力によって未定着トナー像の永久定着を受けた後画
像形成装置外に排出される。
【0012】又、二次転写後に中間転写ベルト9上に残
留するトナーは中間転写体用のクリーナー12により除
去される。
【0013】上記従来の画像形成装置において、中間転
写ベルト6は、複数の支持軸、即ち、二次転写対向ロー
ラ8、駆動ローラ9、テンションローラ10に掛け渡さ
れ矢印Y方向に回転駆動され、例えば外周長440mm
とされる。
【0014】又、中間転写ベルト6を用いる場合、例え
ば、先に中間転写ベルト6上に一次転写されたトナー像
上に続くトナー像を重ねて一次転写するための位置決め
などのために、中間転写ベルト6の先頭を検知する必要
がある。
【0015】そこで、図13に示すように、従来、中間
転写ベルト6の幅方向の端部の、中間転写ベルト6上の
画像形成領域外に検知用の穴(以下、「検知穴」と呼
ぶ。)61を設け、中間転写ベルト6が先頭検知のため
に回転駆動される間に、図12に示す発光部及び受光部
を有する光透過型センサー7によって中間転写ベルト6
の先頭を検知する。図13は、中間転写ベルト6の表面
の検知穴近傍を示す。
【0016】又、図13に示すように、検知穴61に
は、例えば厚さ16μmのPET(ポリエチレンテレフ
タレート)の絶縁シール62を設け、一次転写ローラ4
に一次転写バイアスが印加された際に、一次転写ローラ
4と感光ドラム1との間において電界リークが発生する
ことを防止する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、以下のような問題があった。
【0018】図14は、クリーナー5を感光ドラム側か
ら見た概略構成を示す。クリーナー5において、弾性ブ
レード51が感光ドラム1の表面との当接部Cにて感光
ドラム1上から掻き取った一次転写残トナーは、廃トナ
ー容器52(図12)の開口部52aから廃トナー容器
52内へ回収される。開口部52aの長手方向両端部
(一端のみ図示)には、ここから一次転写残トナーが漏
れ出さないためのシール部材として、例えば羊毛フェル
トとされる端部シール53が設けられている。又、開口
部の下辺にはスクイシート54が設けられており、開口
部下辺から一次転写残トナーが漏れ出すのを防止してい
る。
【0019】しかし、近時、形成画像の高精細化を実現
するために、トナーとして流動性の高いものを用いる。
このような、流動性の高いトナーを用いると、図15に
示すように、クリーナー5の端部シール53と弾性ブレ
ード51の端部との接触部Aから、一次転写残トナーの
漏れが発生し易くなる。
【0020】こうして接触部Aから漏れた汚染トナーB
は、図16に示すように、感光ドラム1を経由して、中
間転写ベルト6の表面の、中間転写ベルト6の幅方向端
部に付着すると共に、絶縁シール62に付着し、その光
透過性を損なう。図16は、一次転写ニップN1の感光
ドラム1の長手方向端部領域を現像装置3方向から見た
様子を示す。
【0021】このようにして、上記従来の画像形成装置
では、光透過型センサー7(図12)による中間転写ベ
ルト6の先頭検知が良好に行われず、画像形成装置が正
常に動作できなくなる問題がある。
【0022】従って、本発明の目的は、中間転写体の検
知穴を覆った絶縁シールが、クリーナーから漏れ出した
一次転写残トナーが付着することで光透過性を損なわれ
ることのない画像形成装置、中間転写体、及び斯かる中
間転写体の製造方法を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置、中間転写体及び中間転写体の製造方法に
て達成される。要約すれば、本発明は、像担持体上に形
成された顕像を、絶縁シールに覆われた検知用の穴を有
する中間転写体に転写する画像形成装置において、前記
絶縁シールは、前記中間転写体の表面に対して凹状形状
とされることを特徴とする画像形成装置である。
【0024】本発明の他の態様によると、像担持体に形
成された顕像が転写される、絶縁シールに覆われた検知
用の穴を有する中間転写体であって、前記絶縁シール
は、前記中間転写体の表面に対して凹状形状とされるこ
とを特徴とする中間転写体が提供される。
【0025】本発明の他の態様によると、像担持体に形
成された顕像が転写される、絶縁シールに覆われた検知
用の穴を有する中間転写体の製造方法であって、前記絶
縁シールを予め凹状形状に成型する工程と、前記凹状形
状に成型された絶縁シールを中間転写体の前記検知用の
穴に位置して接着する工程と、の各工程を含む中間転写
体の製造方法が提供される。又、本発明の一実施態様に
よると、前記絶縁シールを前記中間転写体に接着する工
程は、超音波溶着法を用いる。
【0026】本発明の他の態様によると、像担持体に形
成された顕像が転写される、絶縁シールに覆われた検知
用の穴を有する中間転写体の製造方法であって、中間転
写体の前記検知用の穴の近傍に熱可塑性樹脂系である接
着剤を塗工する工程と、熱可塑性樹脂であるシート材を
前記検知用の穴に位置させ、前記中間転写体の表面に対
して凸型形状である接着ヘッドにて加熱、加圧して前記
シート材を前記接着剤を介して前記中間転写体に接着す
る工程と、の各工程を含む中間転写体の製造方法が提供
される。
【0027】本発明の他の態様によると、像担持体に形
成された顕像が転写される、絶縁シールに覆われた検知
用の穴を有する中間転写体の製造方法であって、中間転
写体を円筒状の型に固定する工程と、前記中間転写体の
前記検知用の穴を覆う位置に熱可塑性樹脂であるシート
材を接着する工程と、の各工程を含む中間転写体の製造
方法が提供される。又、本発明の一実施態様によると、
前記熱可塑性樹脂であるシート材を前記中間転写体に接
着する工程は、前記検知用の穴近傍に熱可塑性樹脂系で
ある接着剤を塗工する工程と、前記シート材を前記検知
用の穴に位置させ、前記中間転写体の表面に対して凹状
形状である接着ヘッドにて加熱、加圧して前記シート材
を前記接着剤を介して前記中間転写体に接着する工程
と、の各工程を含む。又、本発明の他の実施態様による
と、前記熱可塑性であるシート材を前記中間転写体に接
着する工程は、超音波溶着法を用いる。
【0028】前記各本発明の一実施態様によると、前記
検知用の穴は、中間転写体の位置決め用の穴である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装
置、中間転写体及び中間転写体製造方法を図面に則して
更に詳しく説明する。
【0030】実施例1 図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成を示す。本実施例によると本発明は、中間転写方式を
採用した電子写真方式のカラーレーザービームプリンタ
にて具現化されているが、本発明はこれに限定されるも
のではないことを理解されたい。
【0031】本実施例の画像形成装置は、像担持体とし
て、直径46.7mmのドラム状の電子写真感光体(感
光体)、即ち感光ドラム1を矢印X方向に回転可能に具
備しており、画像形成動作が開始されると、先ず感光ド
ラム1表面は帯電手段としての帯電ローラ2によって一
様に帯電される。その後、露光手段Eからの走査レーザ
ー光Lによって、感光ドラム1表面は露光されて、色分
解された画像情報に対応する静電潜像が形成する。
【0032】本実施例によると、感光ドラム1の表面は
帯電ローラ2によって負極性に帯電され、その電位(帯
電電位)は通常−450V〜−800Vとされる。又、
帯電ローラ2には、帯電装置電源S1により交番電圧に
直流電圧を重畳した帯電バイアスが印加される。交番電
圧に直流電圧を重畳した帯電バイアスを用いることによ
り、感光ドラム1の表面を効率よく帯電することができ
る。
【0033】又、感光ドラム1近傍には現像装置3が配
設され、ブラック現像装置3Bk、マゼンタ現像装置3
M、シアン現像装置3C、イエロー現像装置3Yが現像
装置ロータリー3aに備えられている。カラー画像形成
時には、各色の現像装置は現像装置ロータリー3aの回
転により所望のタイミングにて感光ドラム1表面と対向
する現像位置まで順次配置され、負極性に帯電した各色
のトナーを飛翔、付着させることによって各色の画像に
対応する静電潜像を現像する。本実施例によると、各色
の現像装置が有する現像剤に含まれるトナーは、流動性
の高いものを用い、形成画像の高精細化を図っている。
【0034】例えば、フルカラーの画像を形成する際に
は、感光ドラム1上に色分解されたマゼンタ、シアン、
イエロー、ブラック単色の画像情報に従った静電潜像を
感光ドラム1上に1色毎に形成し、それぞれの静電潜像
毎に現像し、一次転写ニップN1において、矢印Y方向
に回転するベルト状の中間転写体、即ち、中間転写ベル
ト6上に一次転写手段としての一次転写ローラ4によっ
て静電的に一次転写する。
【0035】一次転写ニップN1において、一次転写ロ
ーラ4には、一次転写電源S2によって正極性の一次転
写バイアスが印加される。又、一次転写ローラ4として
は、体積抵抗率が105 Ωcm以下の低抵抗ローラが一
般的に用いられる。
【0036】一次転写後の感光ドラム1の表面に残留す
る一次転写残トナーは、クリーナー5が有する弾性ブレ
ード51が除去し、廃トナー収容器52に収容される。
クリーナー5は、前述の従来のクリーナー5と同様のも
のである。
【0037】上記の工程をイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックについて順次行い、中間転写ベルト6上に
4色重なったフルカラーのトナー像が形成する。
【0038】中間転写ベルト6上のフルカラートナー像
形成が終了するのに同期するようにして記録材Pが装置
内に搬送され、その後、二次転写ニップN2において、
記録材Pを介して中間転写ベルト6に当接する二次転写
手段としての二次転写ローラ11に二次転写電源S3か
ら正極性の二次転写バイアスが印加されて、フルカラー
トナー像は記録材P上に一括して二次転写される。
【0039】次いで、カラーの未定着トナー像を担持し
た記録材Pは、更に定着装置14まで搬送され、熱及び
圧力によって未定着トナー像の永久定着を受けた後画像
形成装置外に排出される。又、二次転写後に中間転写ベ
ルト9上に残留するトナーが中間転写体用のクリーナー
12により除去された後、必要に応じて除電帯電手段1
3によって除電される。除電帯電手段としては、ACコ
ロナ帯電を用いることができ、又、除電効率を上げるた
めに中間転写ベルト6の内側に電極を設けるのが一般的
である。
【0040】次に、中間転写ベルト6について更に詳し
く説明する。
【0041】図2は、本実施例における一次転写ニップ
N1近傍の概略断面を示す。
【0042】本実施例によると、中間転写ベルト6は、
外周長440mmとされ、複数の支持軸、即ち、二次転
写対向ローラ8、駆動ローラ9、テンションローラ10
に掛け渡される。
【0043】又、詳しくは後述するが、中間転写ベルト
6の幅方向端部の画像形成領域外に、例えば中間転写ベ
ルト6の位置決め用に用いられる、中間転写ベルト6の
先頭検知のための検知穴61が設けられ、発光部及び受
光部を有する光透過型センサー7を用いて検知穴61を
透過する光を検知することによって中間転写ベルトの先
頭を検知する。本実施例では、中間転写ベルト6が矢印
Y方向に駆動されて先頭検知が行われる間に、感光ドラ
ム1の表面は帯電ローラ2によって帯電される。又、P
ET(ポリエチレンテレフタレート)の絶縁シール62
が検知穴61をシールすることにより、一次転写バイア
スが印加されたときの電界リークを防止している。
【0044】ここで、ITB6表面は、一次転写毎に除
々に負極性にチャージアップする。又、1色目、2色目
と一次転写を進めていくと、すでに中間転写ベルト6上
にトナーが担持されている部分にトナーを重ねる必要性
も生まれてくる。従って、一次転写を効率よく行うため
には、1色毎に除々に一次転写バイアスを上げる必要が
ある。本実施例では、1色目は+100V、2色目は+
500V、3色目は+600V、4色目は+700Vの
一次転写バイアスを一次転写ローラ4に印加した。
【0045】又、中間転写ベルト6としては、厚さが1
00μm〜200μm、体積抵抗率が1011Ωcm〜1
16Ωcm程度のPVDF、ナイロン、PET(ポリエ
チレンテレフタレート)、ポリカーボネートなどの、必
要に応じて抵抗調整がなされた樹脂フィルムを用いるこ
とができる。又、前記の樹脂による中間転写ベルト6を
カーボン、ZnO、SnO2 、TiO2 、その他の導電
性の充填材により、107 Ωcm〜1011Ωcm程度の
体積抵抗率に調節することも可能である。このように充
填材により低〜中抵抗化を図ることで、中間転写ベルト
6に電荷が蓄積することによる画像不良が防止される。
【0046】更に、中間転写ベルト6として、前記の樹
脂よりも低抵抗の厚さ0.5mm〜2mm程度のゴム材
(クロロプレーンゴム、EPDM(エチレン−プロピレ
ン−ジエン三元共重合体)、NBR(ニトリルブタジエ
ンゴム)、ウレタンゴムなど)を、体積抵抗率107 Ω
cm〜1011Ωcm程度に調整して用いることもでき
る。更に、中間転写ベルト6の表面にフッ素系樹脂、シ
リコーン樹脂などの、トナーに対する離型性に優れた材
料によるコート層を設け、二次転写残トナーのクリーニ
ング性を向上させることも可能である。
【0047】本実施例では、中間転写ベルト6として、
図2に示すように、JIS−A硬度55度のエピクロロ
ヒドリンゴム63を体積抵抗率107 Ωcm程度に調整
したものに、補強部材として織布64を内周面に設け、
厚さ1.0mmに成型したものを用いた。更に、上記エ
ピクロロヒドリンゴム63の表面にはフッ素系樹脂の厚
さ18μmのコート層65を設けた。
【0048】中間転写ベルト6の検知穴61をシールす
る絶縁シール62は、本実施例では、厚さ120μmの
PETであるシート材Vを用いて形成した。又、本実施
例によると、絶縁シール62は、図2に示すように、検
知穴61の位置において、中間転写ベルト6表面に対し
て凹状形状とされる。このように、絶縁シール62の凹
部が、中間転写ベルト6の検知穴61内に落ち込む形状
とした。
【0049】絶縁シール62を上記の形状としたことに
よって、中間転写ベルト6の検知穴61の位置におい
て、感光ドラム1の表面が絶縁シール62に接触しない
構成とすることが可能となった。従って、クリーナー5
から漏れ出して感光ドラム1の長手方向端部周面に付着
した一次転写残トナーが中間転写ベルト6へ転移した場
合にも、検知穴61の位置の絶縁シール62には該トナ
ーは付着せず、絶縁シール62の光透過性が損なわれな
くすることが可能となった。
【0050】次に、上記本実施例の絶縁シール62を備
えた中間転写ベルト6の製造方法を説明する。図3及び
図5は、本発明に従う中間転写ベルト6の製造方法の一
態様を示す。
【0051】上記のシート材Vを、図3に示す型20に
セットして、3秒間190℃にて加熱し、図4に示すよ
うな凹状形状に成型して絶縁シール62として供する。
ここで、図4に示すように、凹状形状の窪み量Hは、
0.5mmである。
【0052】その後、凹状形状に成型された絶縁シール
62を、図5に示すように、中間転写ベルト6の検知穴
61にセットして、超音波溶着法により溶着する。本実
施例では、超音波溶着器として、(株)ブランソン社製
(発信器:943M、スタンド:94AEJ)のものを
用いた。
【0053】図5に示すように、接着ヘッド21aを圧
力1kg/cm2 にて絶縁シール62に押圧し、40k
Hzの音波を2秒間印加して絶縁シール62を中間転写
ベルト6に接着した。
【0054】尚、本実施例では、中間転写ベルト6は、
エピクロロヒドリンゴム63にコート層65を設けたも
のであるとして説明したが、前述したような樹脂フィル
ムを用いた中間転写ベルト6とすることも可能である。
【0055】以上、本発明によれば、検知穴61の位置
にて絶縁シール62が感光ドラム1に当接しないので、
クリーナ5から漏れ出した一次転写残トナーが感光ドラ
ム1を介して絶縁シール62に付着するのを防止するこ
とが可能となった。
【0056】実施例2 本実施例の画像形成装置は、基本的には実施例1のもの
と同様とされ、中間転写ベルト6の構成、又中間転写ベ
ルト6の製造方法が異なる。
【0057】図6は、本実施例の一次転写ニップN1近
傍の概略断面を示す。
【0058】本実施例によると、中間転写ベルト6は、
PVDFにカーボン粒子を分散して体積抵抗率107 Ω
cm程度に調整し、厚さ150μmに成型した樹脂フィ
ルム66である。更に、中間転写ベルト6の表面に、フ
ッ素系樹脂の厚さ18μmのコート層65を設けた。
【0059】又、本実施例によると、中間転写ベルト6
の検知穴61をシールする絶縁シール62は、熱可塑性
樹脂であるPETの、厚さ20μmのシート材Vを用い
て形成した。又、本実施例の絶縁シール62は、図6に
示すように、検知穴61の位置において、中間転写ベル
ト6の表面に対して湾曲した凹状形状とされる。このよ
うにして、絶縁シール62の凹部が、中間転写ベルト6
の検知穴61内に落ち込む形状とした。
【0060】絶縁シール62を上記の形状としたことに
よって、実施例1と同様に、中間転写ベルト6の検知穴
61の位置において、感光ドラム1の表面が絶縁シール
62に接触しない構成とすることが可能となった。従っ
て、クリーナー5から漏れ出して感光ドラム1の長手方
向端部周面に付着した一次転写残トナーが中間転写ベル
ト6へ転移した場合にも、検知穴61の位置の絶縁シー
ル62には該トナーは付着しない。このようにして、絶
縁シール62の光透過性が損なわれるのを防止すること
が可能となった。
【0061】次に、上記本実施例の絶縁シール62を備
えた中間転写ベルト6の製造方法を説明する。図7は、
本発明に従う中間転写ベルト6の製造方法の他の態様を
示す。
【0062】図7に示すように、熱可塑性樹脂系である
接着材Wを検知穴61近傍に塗工する。本実施例では、
上記の接着剤Wとして、酢酸ビニル樹脂を酢酸エステル
に溶解したものを使用した。
【0063】次に、上記のシート材Vを所定の大きさに
切断し、接着材Wが塗工された検知穴61の位置にセッ
トする。その後、図7に示すような、中間転写ベルト6
の表面に対して凸型湾曲形状の接着ヘッド21bを、1
70℃の温度、1kg/cm2 の圧力にて3秒間押圧す
る。
【0064】こうすることで、シート材Vは、接着材W
により中間転写ベルト6の表面に接着すると共に、接着
ヘッド21bの凸型形状に沿って凹状形状の湾曲面に成
型され、凹状形状の絶縁シール62が形成する。ここ
で、本実施例では、図8に示すように、凹状形状の窪み
量Hが0.4mmとなるように成型した。
【0065】本実施例の中間転写ベルト6の製造方法に
よると、予め絶縁シール62を加工する必要がないの
で、生産コストの削減が可能になる。
【0066】尚、本実施例において、中間転写ベルト6
として樹脂フィルム66を用いたが、実施例1と同様
に、エピクロロヒドリンゴム63にコート層65を設け
た中間転写ベルト6を用いることも可能である。
【0067】以上、本実施例によれば、実施例1に述べ
た効果に加えて、更に簡易に絶縁シール62を有する中
間転写ベルト6を製造することが可能となった。
【0068】実施例3 本実施例の画像形成装置は、基本的には実施例1のもの
と同様とされ、中間転写ベルト6の構成、又中間転写ベ
ルト6の製造方法が異なる。
【0069】図9は、一次転写ニップN1近傍の他の実
施例の概略構成を示す。
【0070】本実施例によると、実施例1と同様に、中
間転写ベルト6は、JIS−A硬度55度のエピクロロ
ヒドリンゴム63を体積抵抗率107 Ωcm程度に調整
したものに、補強部材として織布64を内周面に設け、
厚さ1.0mmに成型したものを用いた。更に、上記エ
ピクロロヒドリンゴム63の表面には、フッ素系樹脂に
よる厚さ18μmのコート層65を設けた。
【0071】中間転写ベルト6の検知穴61をシールす
る絶縁シール62は、本実施例では、熱可塑性樹脂であ
るPETの、厚さ20μmのシート材Vを用いて形成し
た。又、本実施例によると、絶縁シール62は、図9に
示すように、検知穴61の位置において、中間転写ベル
ト6表面に対して湾曲した凹状形状とされる。このよう
に、絶縁シール62の凹部が、中間転写ベルト6の検知
穴61内に落ち込む形状とした。
【0072】絶縁シール62を上記の形状としたことに
よって、実施例1と同様に、中間転写ベルト6の検知穴
61の位置において、感光ドラム1の表面が絶縁シール
62に接触しない構成とすることが可能となった。従っ
て、クリーナー5から漏れ出して感光ドラム1の長手方
向端部周面に付着した一次転写残トナーが中間転写ベル
ト6へ転移した場合にも、検知穴61の位置の絶縁シー
ル62には該トナーは付着せず、絶縁シール62の光透
過性がトナーの付着によって損なわれるのを防止するこ
とが可能となった。
【0073】次に、上記本実施例の絶縁シール62を備
えた中間転写ベルト6の製造方法を説明する。図10
は、本発明に従う中間転写ベルト6の製造方法の他の態
様を示す。
【0074】先ず、図10に示すように、中間転写ベル
ト6を円筒状の型22に固定し、中間転写ベルト6の外
周面の検知穴61近傍に熱可塑性樹脂系である接着剤W
を塗工する。本実施例では、上記の接着剤Wとして、実
施例2と同様の酢酸ビニル樹脂を酢酸エステルに溶解し
たものを使用した。
【0075】次に、所望の大きさ及び形状に切断した上
記のシート材Vを、接着剤Wの塗工された検知穴61の
位置にセットする。
【0076】更に、中間転写ベルト6の外周面に対して
凹状形状の接着ヘッド21cを170℃の温度、1kg
/cm2 の圧力にて3秒間押圧してシート材Vを中間転
写ベルト6上に接着する。
【0077】その後、中間転写ベルト6を円筒状の型2
2から外し、検知穴61近傍を平面にすると、シート材
Vは、図11に示すように、中間転写ベルト6の表面に
対して凹状形状となり、絶縁シール62として検知穴6
1をシールする。
【0078】ここで、中間転写ベルト6の表面に沿って
接着されたシート材Vが凹状形状になる理由は以下に示
す通りである。
【0079】即ち、円筒状の型22にエピクロロヒドリ
ンゴム63を含む中間転写ベルト6を固定すると、中間
転写ベルト6の表面は中間転写ベルト6の周方向に伸長
する。このように伸長した中間転写ベルト6の表面に接
着されたシート材Vは、中間転写ベルト6の検知穴61
近傍が平面とされると、前記のゴムの収縮力を受け、歪
みが発生する。
【0080】更に、図11にて理解されるように、中間
転写ベルト6の検知穴61近傍は、シート材Vの接着時
に接着ヘッド21cから受ける熱及び圧力により若干窪
む。シート材Vはこの窪みに沿って接着されるため、前
記のゴムの収縮力により生じた歪みは、絶縁シール62
が凹状形状となるように働く。図11に示す用に、本実
施例において凹状形状の窪み量Hは、約0.2mmであ
る。
【0081】尚、本実施例では、接着剤Wを用いてシー
ト材Vを接着し、絶縁シール62とする方法について説
明したが、実施例1に示した超音波溶着法を用いること
も可能である。
【0082】以上、本実施例によれば、実施例1に述べ
た効果に加えて、更に簡易に絶縁シール62を中間転写
ベルト6に設けることが可能となった。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体上に形成された顕像を、絶縁シールに覆われた
検知用の穴を有する中間転写体に転写する画像形成装置
において、絶縁シールは、中間転写体の表面に対して凹
状形状とされる構成とされるので、検知用の穴の位置に
て絶縁シールが像担持体に当接せず、クリーナから漏れ
出した一次転写残トナーが像担持体を介して絶縁シール
に付着するのを防止することが可能となった。従って、
絶縁シールの光透過性が損なわれることが無く、光透過
型センサーが正確に検知穴を検知することが可能となっ
た。
【0084】更に、本発明によれば、クリーナから漏れ
だした一次転写残トナーが付着して光り透過性が損なわ
れることのない中間転写体、及び斯かる中間転写体を簡
易に製造する方法を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概
略構成図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施例における
一次転写ニップN1近傍を示す概略断面図である。
【図3】本発明に係る中間転写ベルトの製造方法の一実
施例における、絶縁シールの成型方法を説明するための
図である。
【図4】本発明に従う絶縁シールの一実施例を示す図で
ある。
【図5】本発明に係る中間転写ベルトの製造方法の一実
施例における、絶縁シールの接着方法を示す図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の他の実施例におけ
る一次転写ニップN1近傍を示す概略断面図である。
【図7】本発明に従う中間転写ベルトの製造方法の他の
実施例を説明するための図である。
【図8】本発明に従う絶縁シールの他の実施例を示す図
である。
【図9】本発明に係る画像形成装置の他の実施例におけ
る一次転写ニップN1近傍を示す概略断面図である。
【図10】本発明に係る中間転写ベルトの製造方法の他
の実施例を説明するための図である。
【図11】本発明に従う絶縁シールの他の実施態様を示
す図である。
【図12】従来の画像形成装置の一例を示す概略構成図
である。
【図13】従来の中間転写ベルトの有する検知穴及び絶
縁シールを示す概略図である。
【図14】クリーナを感光ドラム側から見た図である。
【図15】一次転写残トナーがクリーナから漏れ出す位
置を説明するための図である。
【図16】一次転写残トナーが感光ドラムを介して絶縁
シールに付着する様子を示す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(電子写真感
光体、像担持体) 2 帯電ローラ(帯電手段) 3 現像装置 4 一次転写ローラ(一次転
写手段) 5 クリーナー 6 中間転写ベルト(中間転
写体) 7 光透過型センサー 11 二次転写ローラ(二次転
写手段) 14 定着装置 61 検知穴(検知用の穴) 62 絶縁シール E 露光手段 21a、21b、21c 接着ヘッド V シート材 W 接着剤

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された顕像を、絶縁シ
    ールに覆われた検知用の穴を有する中間転写体に転写す
    る画像形成装置において、前記絶縁シールは、前記中間
    転写体の表面に対して凹状形状とされることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記検知用の穴は、中間転写体の位置決
    め用の穴であることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 像担持体に形成された顕像が転写され
    る、絶縁シールに覆われた検知用の穴を有する中間転写
    体であって、前記絶縁シールは、前記中間転写体の表面
    に対して凹状形状とされることを特徴とする中間転写
    体。
  4. 【請求項4】 前記検知用の穴は、中間転写体の位置決
    め用の穴であることを特徴とする請求項3の中間転写
    体。
  5. 【請求項5】 像担持体に形成された顕像が転写され
    る、絶縁シールに覆われた検知用の穴を有する中間転写
    体の製造方法であって、前記絶縁シールを予め凹状形状
    に成型する工程と、前記凹状形状に成型された絶縁シー
    ルを中間転写体の前記検知用の穴に位置して接着する工
    程と、の各工程を含む中間転写体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記絶縁シールを前記中間転写体に接着
    する工程は、超音波溶着法を用いることを特徴とする請
    求項5の中間転写体の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記検知用の穴は、中間転写体の位置決
    め用の穴であることを特徴とする請求項5又は6の中間
    転写体の製造方法。
  8. 【請求項8】 像担持体に形成された顕像が転写され
    る、絶縁シールに覆われた検知用の穴を有する中間転写
    体の製造方法であって、中間転写体の前記検知用の穴の
    近傍に熱可塑性樹脂系である接着剤を塗工する工程と、
    熱可塑性樹脂であるシート材を前記検知用の穴に位置さ
    せ、前記中間転写体の表面に対して凸型形状である接着
    ヘッドにて加熱、加圧して前記シート材を前記接着剤を
    介して前記中間転写体に接着する工程と、の各工程を含
    む中間転写体の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記検知用の穴は、中間転写体の位置決
    め用の穴であることを特徴とする請求項8の中間転写体
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 像担持体に形成された顕像が転写され
    る、絶縁シールに覆われた検知用の穴を有する中間転写
    体の製造方法であって、中間転写体を円筒状の型に固定
    する工程と、前記中間転写体の前記検知用の穴を覆う位
    置に熱可塑性樹脂であるシート材を接着する工程と、の
    各工程を含む中間転写体の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記熱可塑性樹脂であるシート材を前
    記中間転写体に接着する工程は、前記検知用の穴近傍に
    熱可塑性樹脂系である接着剤を塗工する工程と、前記シ
    ート材を前記検知用の穴に位置させ、前記中間転写体の
    表面に対して凹状形状である接着ヘッドにて加熱、加圧
    して前記シート材を前記接着剤を介して前記中間転写体
    に接着する工程と、の各工程を含むことを特徴とする請
    求項10の中間転写体の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記熱可塑性であるシート材を前記中
    間転写体に接着する工程は、超音波溶着法を用いること
    を特徴とする請求項10の中間転写体の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記検知用の穴は、中間転写体の位置
    決め用の穴であることを特徴とする請求項10、11又
    は12の中間転写体の製造方法。
JP10293071A 1998-09-29 1998-09-29 画像形成装置、中間転写体及び中間転写体の製造方法 Pending JP2000105514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10293071A JP2000105514A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 画像形成装置、中間転写体及び中間転写体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10293071A JP2000105514A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 画像形成装置、中間転写体及び中間転写体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000105514A true JP2000105514A (ja) 2000-04-11

Family

ID=17790082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10293071A Pending JP2000105514A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 画像形成装置、中間転写体及び中間転写体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000105514A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7620354B2 (en) 2004-03-05 2009-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including first and second charge removing members connected to a grounding point

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7620354B2 (en) 2004-03-05 2009-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including first and second charge removing members connected to a grounding point

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001166608A (ja) 中間転写ベルトの製造方法及び中間転写ベルト並びに該中間転写ベルトを用いた画像形成装置
JP2008129323A (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP2001312159A (ja) 中間転写体及び画像形成装置
JP2000162899A (ja) 画像形成装置
JP2004184462A (ja) クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2000105514A (ja) 画像形成装置、中間転写体及び中間転写体の製造方法
JP2010009039A (ja) 改良された中間転写ベルトおよびこれを備える画像形成装置
JP4068704B2 (ja) カラー画像形成方法
JP2002014545A (ja) 画像形成装置及び接離制御方法
JP2000330444A (ja) 画像形成装置
JP2004191430A (ja) 現像ローラ、その現像ローラの製造方法及びその現像ローラを具備する現像装置並びに画像形成装置
JPH1152664A (ja) カラー画像形成装置
JP2007193059A (ja) 定着用ローラ、定着装置および画像形成装置
JP2001066907A (ja) 画像形成装置
KR100438716B1 (ko) 정전 및 압력 전사 방식 인쇄기 및 그 사용방법
JP2000066534A (ja) 画像形成装置及び像担持体ベルト
JPH11352795A (ja) 画像形成装置
JP2008216532A (ja) 画像形成装置
JPH10171259A (ja) 電子写真装置のベルト状転写体及びその製造方法
JP2004354527A (ja) クリーニング装置
JP4123732B2 (ja) 帯電装置及びそれを用いた画像形成装置
JPH11316532A (ja) 画像形成装置
JPH05210317A (ja) 中間転写体を有する像形成装置
JPH11352794A (ja) 画像形成装置
JPH08278711A (ja) 画像形成装置