JP2000105266A - 半導体試験装置用バイアス電源回路 - Google Patents

半導体試験装置用バイアス電源回路

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JP2000105266A
JP2000105266A JP10274003A JP27400398A JP2000105266A JP 2000105266 A JP2000105266 A JP 2000105266A JP 10274003 A JP10274003 A JP 10274003A JP 27400398 A JP27400398 A JP 27400398A JP 2000105266 A JP2000105266 A JP 2000105266A
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JP
Japan
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power supply
semiconductor switch
under test
device under
supply current
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JP10274003A
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Takahiro Nagata
孝弘 永田
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定デバイスの電源電流の測定時に、半導
体スイッチを用いて低周波用電解コンデンサを被測定デ
バイスの電源ピンと接地回路とを結ぶ接点から切り離し
可能にする。 【解決手段】 電源電流の供給を受ける被測定デバイス
1の電源ピンPに一端が接続され、他端が接地された高
周波用バイパスコンデンサ6と、電源ピンPに一端が接
続され、他端が電源電流の測定時にオフとなる第1の半
導体スイッチ9を介して接地された低周波用電解コンデ
ンサ7とを有し、第2の半導体スイッチ10の一端をガ
ードライン4に接続し、第2の半導体スイッチ10の他
端を低周波用電解コンデンサ7と第1の半導体スイッチ
9とを結ぶ接点に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被測定デバイス
である半導体の交流試験および電源電流の測定(直流試
験)に利用する半導体試験装置用バイアス電源回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体試験装置用バイアス電源回
路として、例えば図2に示すものがある。これは、被試
験半導体である被測定デバイス(DUT)1に電源電流
を供給するためのフォースライン2,センスライン3お
よびガードライン4をそれぞれ有する電源回路5を備
え、前記電源電流の供給を受ける被測定デバイス1の電
源ピンPに、高周波用バイパスコンデンサ6の一端が接
続され、この高周波用バイパスコンデンサ6の他端は接
地されている。また、前記被測定デバイス1の電源ピン
Pには被測定デバイス1の交流試験に必要となる大容量
の低周波用電解コンデンサ7の一端が接続され、この低
周波用電解コンデンサ7の他端はリードスイッチ8を介
して接地されている。
【0003】かかる半導体試験装置用バイアス電源回路
において、前記被測定デバイス1の電源電流を測定する
試験(直流試験)では、高精度の測定を行うために、前
記電源ピンPには高周波用バイパスコンデンサ6を接続
し、一方、測定結果に影響するリーク電流の大きい低周
波用電解コンデンサ7は、リードスイッチ8のオフによ
り接地回路と被測定デバイス1の電源ピンPとを結ぶ回
路から切り離しておく。一方、被測定デバイス1の交流
試験を行う場合には、前記リードスイッチ8をオンに
し、高周波用バイパスコンデンサ6および低周波用電解
コンデンサ7の双方を前記電源ピンPに接続して、被測
定デバイス1の負荷電流による電源のレベル変動を抑え
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の半導体試験装置用バイアス電源回路にあっては、
被測定デバイス1の電源電流の測定時に、リークが生じ
る大容量の低周波用電解コンデンサ7を接地回路と被測
定デバイス1の電源ピンPとを結ぶ回路から切り離すた
めに、前記リードスイッチ8を設ける必要があることか
ら、回路規模が大きくなるほか、高温の環境では使用で
きないという課題があった。一方、前記リードスイッチ
8に代えて小形の半導体スイッチを用いることで回路規
模を小さく抑える方法も考えられるが、この半導体スイ
ッチ自身が持つリーク電流特性によって、高精度に電源
電流の測定を行えないという課題があった。
【0005】この発明は前記のような課題を解決するも
のであり、被測定デバイスの電源電流の測定時に、前記
半導体スイッチのリーク電流の影響を排除でき、かつ、
低周波用電解コンデンサを被測定デバイスの電源ピンと
接地回路とを結ぶ回路からその半導体スイッチを使用し
て切り離すことができる半導体試験装置用バイアス電源
回路を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、こ
の発明にかかる半導体試験装置用バイアス電源回路は、
被測定デバイスに電源電流を供給するためのフォースラ
イン,センスラインおよびガードラインをそれぞれ有す
る電源回路と、前記電源電流の供給を受ける被測定デバ
イスの電源ピンに一端が接続され、かつ、他端が接地さ
れた高周波用バイパスコンデンサと、前記被測定デバイ
スの電源ピンに一端が接続され、かつ、他端が前記電源
電流の測定時にオフとされる第1の半導体スイッチを介
して接地された低周波用電解コンデンサとを設け、前記
電源電流の測定時にオンとされる第2の半導体スイッチ
の一端を前記ガードラインに接続し、かつ、その第2の
半導体スイッチの他端を前記低周波用電解コンデンサと
第1の半導体スイッチとを結ぶ接点に接続したものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明の一実施形態によ
る半導体試験装置用バイアス電源回路を示す回路図であ
り、同図において、1は被試験半導体としての被測定デ
バイス、5はこの被測定デバイス1に電源電流を供給す
るためのフォースライン2,センスライン3およびガー
ドライン4をそれぞれ有する電源回路、6は前記電源電
流の供給を受ける被測定デバイス1の電源ピンPに一端
が接続され、かつ他端が接地された高周波用バイパスコ
ンデンサである。また、7は前記被測定デバイス1の電
源ピンPに一端が接続され、かつ他端が前記電源電流の
測定時にオフとなる第1の半導体スイッチ9を介して接
地された低周波用電解コンデンサ、10は前記ガードラ
イン4に一端が接続され、かつ他端が前記低周波用電解
コンデンサ7と第1の半導体スイッチ9との接点に接続
されて、前記電源電流の測定時にオンとなる第2の半導
体スイッチである。
【0008】次に動作を説明する。まず、被測定デバイ
ス1の交流試験を行う場合には、前記第1の半導体スイ
ッチ9をオンにし、一方、第2の半導体スイッチ10を
オフにしておく。これによって、大容量の低周波用電解
コンデンサ7が、被測定デバイス1の電源ピンPと接地
との間に接続される。これにより、従来のリードスイッ
チ8を用いた場合と同じく、高周波および低周波の電流
のバイパスによって、被測定デバイス1の負荷電流によ
る電源電流のレベル変動を抑えることができる。
【0009】一方、被測定デバイス1の電源電流の測定
時には、前記第1の半導体スイッチ9をオフにすること
で、低周波用電解コンデンサ7を接地回路と被測定デバ
イス1の電源ピンPとを結ぶ回路から切り離し、一方、
第2の半導体スイッチ10をオンにして、ガードライン
4を低周波用電解コンデンサ7に接続する。こうするこ
とによって、低周波用電解コンデンサ7の両端は同電位
に維持されるため、フォースライン2にはリーク電流が
流れず、一方、第1の半導体スイッチ9のリーク電流は
ガードライン4から第2の半導体スイッチ10を介して
供給され、フォースライン2からのリークが生じない。
この結果、低周波用電解コンデンサ7を接地回路と被測
定デバイス1の電源ピンPとを結ぶ回路から切り離すス
イッチとして第1の半導体スイッチ9を使用(オフ)し
ても、測定対象のフォースライン2の電源電流がリーク
電流に影響されることがなく、高精度の電源電流の測定
を実現できる。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、被測
定デバイスに電源電流を供給するためのフォースライ
ン,センスラインおよびガードラインをそれぞれ有する
電源回路と、前記電源電流の供給を受ける被測定デバイ
スの電源ピンに一端が接続され、かつ、他端が接地され
た高周波用バイパスコンデンサと、前記被測定デバイス
の電源ピンに一端が接続され、かつ、他端が前記電源電
流の測定時にオフとされる第1の半導体スイッチを介し
て接地された低周波用電解コンデンサとを設け、前記電
源電流の測定時にオンとされる第2の半導体スイッチの
一端を前記ガードラインに接続し、かつ、その第2の半
導体スイッチの他端を前記低周波用電解コンデンサと第
1の半導体スイッチとを結ぶ接点に接続するように構成
している。これにより、電源電流測定時に、半導体スイ
ッチを用いて低周波用電解コンデンサを接地回路と被測
定デバイスの電源ピンとを結ぶ回路から切り離すことが
できるようになる。従って、かかる半導体スイッチの使
用によって回路規模の大形化を回避でき、しかも高温の
環境での使用も可能になるとともに、測定対象となるフ
ォースラインにリーク電流が生じるのを回避することが
でき、高精度な電源電流の測定を実現できるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態による半導体試験装
置用バイアス電源回路を示す回路図である。
【図2】 従来の半導体試験装置用バイアス電源回路を
示す回路図である。
【符号の説明】
1 被測定デバイス 2 フォースライン 3 センスライン 4 ガードライン 5 電源回路 6 高周波用バイパスコンデンサ 7 低周波用電解コンデンサ 9 第1の半導体スイッチ 10 第2の半導体スイッチ P 電源ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定デバイスに電源電流を供給するた
    めのフォースライン,センスラインおよびガードライン
    をそれぞれ有する電源回路と、 前記電源電流の供給を受ける被測定デバイスの電源ピン
    に一端が接続され、かつ、他端が接地された高周波用バ
    イパスコンデンサと、 前記被測定デバイスの電源ピンに一端が接続され、か
    つ、他端が前記電源電流の測定時にオフとされる第1の
    半導体スイッチを介して接地された低周波用電解コンデ
    ンサと、 前記ガードラインに一端が接続され、かつ、他端が前記
    低周波用電解コンデンサと第1の半導体スイッチとを結
    ぶ接点に接続されて、前記電源電流の測定時にオンとさ
    れる第2の半導体スイッチとを備えたことを特徴とする
    半導体試験装置用バイアス電源回路。
JP10274003A 1998-09-28 1998-09-28 半導体試験装置用バイアス電源回路 Pending JP2000105266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016066862A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 株式会社デンソー 半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016066862A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 株式会社デンソー 半導体装置

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