JP2000105095A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2000105095A
JP2000105095A JP10276087A JP27608798A JP2000105095A JP 2000105095 A JP2000105095 A JP 2000105095A JP 10276087 A JP10276087 A JP 10276087A JP 27608798 A JP27608798 A JP 27608798A JP 2000105095 A JP2000105095 A JP 2000105095A
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功 畔柳
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正径 牧原
Michiyasu Yamamoto
道泰 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏平状のチューブ2とフィン5を交互に多数
配置した形式の熱交換器において、空気流れ方向端部で
のチューブ2とフィン5間の熱伝達を良好にして、熱交
換性能の向上を図る。 【解決手段】 チューブ2に形成したフィン対向面57
は、空気流れ方向Zと直交する方向Yで接合部55と重
なり、かつフィン5と接触するようにしている。これに
よれば、チューブ2とフィン5との接触部長さが、フィ
ン対向面57とフィン5との接触部長さL1 分だけ増加
し、チューブ2とフィン5間の熱伝達が良好に行われる
ようになって、熱交換性能が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に流体通路を
有するチューブと、空気との伝熱面積を増大させるフィ
ンとを、交互に多数配置した形式の熱交換器に関し、例
えば車両用空調装置の冷媒蒸発器や凝縮器として好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱交換器は、図11(図1に示す
冷媒蒸発器1のA−A断面に相当)に示すように、一対
のコアプレート4を接合して偏平状のチューブ2が構成
され、チューブ2の内部の冷媒通路2aは、コアプレー
ト4の空気流れ方向Z端部に設けた接合部4bにより気
密にされている。そして、チューブ2とフィン5が交互
に積層され、空気が矢印Z方向に流れるようになってい
る。
【0003】また、他の従来例として、特開平8−29
1992号公報に示されたものがあり、図12(図1に
示す冷媒蒸発器1のA−A断面に相当)に示すように、
一対のコアプレート4を接合部4bで接合してチューブ
2を構成し、接合部4bよりも空気流れ(矢印Z方向)
の上流側に位置する平面部4aをフィン5に接触させて
いる。これは、チューブ2において冷媒通路2aを形成
する部分が腐食して穿孔すると直ちに冷媒洩れにつなが
るため、平面部4aとフィン5との接触により、チュー
ブ2における冷媒通路2aの空気流れ上流側壁面4eへ
の空気の流れを遮断し、それにより、空気中に含まれる
銅粉等の腐食促進成分による壁面4eの腐食を防止する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の従来
熱交換器は、接合部4bが両側のフィン5の中間部(チ
ューブ2の中心)にあって、接合部4bの両側の面4c
とフィン5とが接触していないため、フィン5の空気流
れ上流側端部(非接触部)は、チューブ2との間の熱伝
逹が良好に行われず、熱交換性能がその分だけ低下する
という問題がある。
【0005】一方、後者の従来熱交換器においても、平
面部4aはフィン5と接触しているものの、接合部4b
の両側の面4c、および平面部4aよりも空気流れ上流
側の面4dは、フィン5と接触していない。従って、こ
の場合も前者の従来熱交換器と同様に、チューブ2とフ
ィン5が接触していない部分での熱伝逹が良好に行われ
ないという問題が発生する。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、チューブとフィンとを交互に多数配置した形式の熱
交換器において、空気流れ方向端部でのチューブとフィ
ン間の熱伝逹を良好にして、熱交換性能の向上を図るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし6の発明では、プレート(4)を空
気流れ方向(Z)端部の接合部(54、55)で接合し
て内部に流体通路(51,52)を形成したチューブ
(2)と、空気との伝熱面積を増大させるフィン(5)
とを、空気流れ方向(Z)と直交する方向(Y)に交互
に多数配置した熱交換器において、空気流れ方向(Z)
と直交する方向(Y)で接合部(55)と重なり、かつ
フィン(5)と接触するフィン対向面(57)を、チュ
ーブ(2)に形成している。
【0008】これによれば、従来チューブ(2)とフィ
ン(5)が非接触であった部位、すなわち空気流れ方向
(Z)と直交する方向(Y)で接合部(55)と重なる
部位でも、上記のフィン対向面(57)によってチュー
ブ(2)とフィン(5)を接触させることができる。従
って、この新たに接触させた部位でのチューブ(2)と
フィン(5)間の熱伝導が良好に行われるようになり、
その結果熱交換性能が向上する。
【0009】また、請求項2の発明では、接合部(5
5)よりも先端側をフィン(5)に対向して接触するよ
うに折り曲げてフィン対向面(57)を形成している。
これによれば、接合部(55)よりも先端側を折り曲げ
て形成したフィン対向面(57)とフィン(5)との接
触により、腐食による穿孔が直ちに流体洩れにつながる
部分、すなわちチューブ(2)における流体通路(5
2)の空気流れ上流側壁面(42)への空気の流れを遮
断して、空気中に含まれる銅粉等の腐食促進成分による
壁面(42)の腐食を防止することができる。
【0010】さらに、請求項3の発明のように、フィン
対向面(57)を、チューブ(2)の空気流れ上流側お
よび空気流れ下流側の両方に形成することにより、空気
流れ上流側および空気流れ下流側の両方で、チューブ
(2)とフィン(5)の接触部位を増加させることがで
き、さらに熱交換性能が向上する。請求項4の発明は、
冷却用の熱交換器に適するもので、フィン対向面(5
7)をチューブ(2)の空気流れ上流側のみに形成し、
空気流れ下流側においてはチューブ(2)とフィン
(5)との間に隙間(54b)を形成することにより、
空気の冷却によって発生した凝縮水を、空気流れ下流側
に形成したチューブ(2)とフィン(5)との間の隙間
(54b)からスムーズに排出することができる。
【0011】さらに、請求項7の発明では、プレート
(4)を接合して内部に流体通路(51,52)を形成
したチューブ(2)と、空気との伝熱面積を増大させる
フィン(5)とを、空気流れ方向(Z)と直交する方向
(Y)に交互に多数配置した熱交換器において、空気流
れ方向(Z)端部でプレート(4)を接合し、このプレ
ート(4)の接合部(81、87)が空気流れ方向
(Z)端部でフィン(5)に直接接触するようにして、
チューブ(2)とフィン(5)とを接合している。
【0012】これによれば、空気流れ方向(Z)端部ま
でチューブ(2)とフィン(5)とを接触させることが
できるため、チューブ(2)とフィン(5)との接触部
が増加して、チューブ(2)とフィン(5)間の熱伝導
が良好に行われるようになり、その結果熱交換性能が向
上する。しかも、空気流れ方向(Z)端部まで流体通路
(51)を形成することができるため、流体通路(5
1)の通路断面積を増加させて、流体通路(51)内の
圧力損失を低減することができる。
【0013】なお、請求項8の発明のように、チューブ
(2)の接合部(81、87)を含む端部の断面形状を
円弧状にしてもよい。請求項9の発明のように、チュー
ブ(2)の接合部(81、87)を含む端部の断面形状
を略コの状にすることにより、チューブ(2)とフィン
(5)との接触部がさらに増加して熱交換性能が一層向
上する。また、流体通路(51)の通路断面積もさらに
増加して、圧力損失を一層低減することができる。
【0014】なお、上記各手段に付した括弧内の符号
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示すものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1実施形態)図1〜図4は本発明を車両用空調装置
の冷凍サイクルにおける冷媒蒸発器1(積層型熱交換
器)に適用した第1実施形態を示しており、この蒸発器
1には、図示しない温度作動式膨張弁で減圧され膨張し
た低温低圧の気液二相冷媒が流入するようになってい
る。
【0016】図1はこの蒸発器1の全体構成を示してお
り、蒸発器1は、図1に示す上下方向を上下にして、車
両用空調装置の空調ユニットケース(図示せず)内に設
置され、空調送風機の送風空気が図1の紙面垂直方向
(図2、4の矢印Z方向)に流れるようになっている。
この蒸発器1は、多数の偏平状のチューブ2が並列に配
置され、隣接するチューブ2間に形成された空気通路3
にコルゲートフィン5が配置され、このチューブ2内を
流れる冷媒とチューブ2の外部を流れる空調用送風空気
とを熱交換させるようになっている。
【0017】このチューブ2は、図1、2に示すように
2枚(一対)のコアプレート4を対向させた状態で接合
することにより形成される。コアプレート4は、上下方
向に長い略長方形の板材(板厚は0.4mm〜0.6m
m)であり、具体的材質としては、例えばアルミニュウ
ム心材(A3000番系の材料)の両面にろう材(A4
000番系の材料)をクラッドした両面クラッド材を用
いる。
【0018】コアプレート4の上下両端部には、図2に
示すように、コアプレート4の外方側へ突出する楕円筒
状のタンク部44〜47が2個づつ(合計4個)形成さ
れている。このタンク部44〜47には、隣接するタン
ク部44〜47相互間をそれぞれ連通させる連通穴44
a〜47aが形成されている。また、コアプレート4
は、その幅方向(空気流れ方向Z)の中央部に、長手方
向(図2の上下方向)に延びるリブ形状の中央仕切り部
48が形成され、コアプレート4の外縁部の全周にわた
ってリブ形状の外周縁部49が形成されている。そし
て、中央仕切り部48と外周縁部49との間には、この
両部分48、49の面より所定寸法だけ外方へ凹んだ凹
状部50が形成されている。
【0019】コアプレート4の外周縁部49における空
気流れ下流側端部には、ろう付け接合される接合部54
と、この接合部54よりもさらに先端側で外方に向けて
曲げられた折曲部54aが形成されている(図4参
照)。そして、2枚のコアプレート4を接合することに
より、中央仕切り部48の両側に2つの冷媒通路51、
52が並列に形成される。
【0020】なお、コアプレート4は、次に説明するプ
レス工程にて加工される部分を除き、予め図2に示す形
状にプレス成形されている。図3にそのプレス工程を示
し、ここではコアプレート4の外周縁部49における空
気流れ上流側端部が加工される。予め図2に示すように
プレス成形されたコアプレート4は、図3(a)のよう
に、後のろう付け工程で接合される接合部55よりもさ
らに先端側が、コアプレート4外方に向けて約90°折
り曲げられて、折曲片56が形成される。次に、図3
(b)のように折曲片56がさらに45°程度折り曲げ
られ、最後に図3(c)に示すように、折曲片56が接
合部55と対向するように、かつ折曲片56が接合部5
5と平行になるように、折曲片56がさらに折り曲げら
れる。
【0021】このプレス工程では、接合部55の接合面
59から折曲片56のフィン対向面57までの厚さT1
が、コアプレート4の厚さT2 と等しくなるように、言
い換えればフィン対向面57が冷媒通路51、52部の
外表面58と同一平面になるように、折曲片56の加工
時のスプリングバックの影響を考慮して加工条件の設定
がなされる。
【0022】上記のような、一枚の折曲片56のみが接
合部55と図3(c)の上下方向(空気流れ方向と直交
する方向)で重なる構成は、コアプレート4の厚さT2
が小さい場合に有利であり、コアプレート4の厚さT2
がコアプレート4の板厚の最低2倍あればよい。そし
て、以上のようにしてコアプレート4を所定形状に成形
し、これを2枚1組として多数組積層した上で、ろう付
けにて接合することにより多数のチューブ2を並列に形
成する。その際、図4に示すように、空気流れ方向Zの
両端部にある接合部54、55が接合されて、冷媒通路
51、52が気密にされる。また、空気流れ上流側で
は、折曲片56のフィン対向面57をコルゲートフィン
5と対向して配置して、コルゲートフィン5と接合(接
触)させる。空気流れ下流側には、接合部54および折
曲部54aと、コルゲートフィン5とを非接触にして、
それらの間に凝縮水の排出通路として利用する隙間54
bを設ける。
【0023】図2、4に示すように、2つの冷媒通路5
1、52の内部には、冷媒側の伝熱面積を増大させるた
めのインナーフィン53がそれぞれ配置され、このイン
ナーフィン53はコアプレート4に接合して固定されて
いる。また、このインナーフィン53は冷媒流れ方向
(図2の上下方向)と直交する方向に蛇行状に曲げ成形
されている。
【0024】さらに、隣接するチューブ2の外面側相互
の間隙に、空気側の伝熱面積を増大させるためのコルゲ
ートフィン5がそれぞれ配置され、このコルゲートフィ
ン5はチューブ2に接合して固定されている。また、コ
ルゲートフィン5は、熱交換を促進するためのルーバ5
a(図4参照)が形成され、冷媒流れ方向に蛇行状に曲
げ成形されている。そして、インナーフィン53および
コルゲートフィン5は、ろう材をクラッドしてないアル
ミニュウムベア材(例えばA3003)よりなり、板厚
は0.1mm程度である。
【0025】チューブ2の積層方向の一端部(図1の右
端部)に位置するサイドプレート60、および、これに
接合されるエンドプレート61、さらに上記積層方向の
他端部(図1の左端部)に位置するサイドプレート6
2、および、これに接合されるエンドプレート63も、
コアプレート4と同様に両面クラッド材から成形されて
いる。但し、これらのプレート60、61、62、63
は強度確保のため、コアプレート4より厚肉(例えば1
mm程度)にしてある。
【0026】そして、サイドプレート60、62にも、
コアプレート4のタンク部44〜47と同様のタンク部
64〜67が形成され、さらに、右側のエンドプレート
61には、サイド冷媒通路を構成する張出部68が形成
され、左側のエンドプレート63には、サイド冷媒通路
を構成する張出部69が形成されている。右側のエンド
プレート61には配管ジョイント8が配置され、接合さ
れている。この配管ジョイント8は、アルミニュウムベ
ア材にて略長円形のブロック体に成形されており、外部
冷媒回路との接続用の冷媒出口通路穴8aと冷媒入口通
路穴8bが2つ並んで設けられている。
【0027】冷媒出口通路穴8aは上部のタンク部のう
ち、空気流れ上流側に位置するタンク部44に連通し
て、蒸発を終えたガス冷媒を蒸発器1の外部へ流出させ
るもので、図示しない圧縮機の吸入配管に連結される。
また、冷媒入口通路穴8bは図示しない膨張弁の出口側
冷媒配管に連結され、膨張弁からの気液2相冷媒を受入
れ、この冷媒を張出部68内のサイド冷媒通路を介して
下部のタンク部のうち、空気流れ下流側に位置するタン
ク部47に流入させる。さらに、上部のタンク部のうち
空気流れ下流側に位置するタンク部45と、下部のタン
ク部のうち空気流れ上流側に位置するタンク部46と
は、張出部69内のサイド冷媒通路によって連通されて
いる。
【0028】次に、蒸発器1の製造方法を簡単に説明す
ると、最初に、コアプレート4、インナーフィン53、
コルゲートフィン5、サイドプレート60、62、およ
びエンドプレート61、63を積層し、さらに配管ジョ
イント8をエンドプレート61に組付けて、図1に示す
所定の熱交換器構造に仮組付けする。そして、積層方向
両側から適宜の治具にて締めつけ力を加えて、熱交換器
構造の仮組付け状態を保持する。
【0029】次に、この仮組付け状態を保持したまま、
ろう付け炉内に仮組付け体を搬入し、このろう付け炉内
にて仮組付け体をアルミニュウムクラッド材のろう材の
融点まで加熱して、仮組付け体各部の接合箇所を一体ろ
う付けする。これにより、蒸発器1全体の組付けを完了
する。なお、チューブ2およびコルゲートフィン5の空
気流れ方向Zの寸法は等しくなっており、チューブ2と
コルゲートフィン5の空気流れ上流側端部の位置が揃う
ように配慮して、蒸発器1の組付けが行われる。。
【0030】ところで、本実施形態では上記した蒸発器
1の熱交換性能を向上させるために、次のような工夫を
している。すなわち、図4(組付け完了後の状態)に示
すように、チューブ2における空気流れ上流側端部は、
折曲片56のフィン対向面57が、冷媒通路51、52
部の外表面58と同一平面になるように折り曲げられ、
これによりチューブ2のフィン対向面57および外表面
58が、コルゲートフィン5に接合されるようにしてい
る。
【0031】また、接合部55と対向するように折曲片
56を折り曲げて、フィン対向面57が空気流れ方向Z
と直交する方向Y(チューブ2およびフィン5の積層方
向)で接合部55と重なるようにし、これによりチュー
ブ2とコルゲートフィン5が、空気流れ下流側端部を除
き、空気流れ方向Zのほぼ全域で接触するようにしてい
る。
【0032】従って、コルゲートフィン5からチューブ
2への熱伝導は、コルゲートフィン5と冷媒通路51、
52部の外表面58との接触部を介して行われると共
に、コルゲートフィン5とフィン対向面57との接触部
を介しても行われる。このように、コルゲートフィン5
の空気流れ上流側端部もフィン対向面57と接触してい
るから、この部位でのコルゲートフィン5からチューブ
2への熱伝導が良好に行われるようになり、その結果熱
交換性能が向上する。
【0033】その効果を確認するために本発明者らが行
った実験の結果について説明する。まず、実験に供した
本発明になる熱交換器1の要部の寸法は、チューブ2の
板厚は0.4mm、チューブ2の空気流れ方向Zの長さ
は58mm、空気流れ下流側端部におけるチューブ2と
コルゲートフィン5との非接触部の長さは3.5mmで
ある。また、コアプレート4の厚さT2 は1.3mm、
コルゲートフィン5とフィン対向面57との接触部長さ
1 は2.0mm,従来は非接触であった部分の長さL
2 は3.5mmである。
【0034】一方、比較のために実験に供した従来の熱
交換器は、フィン対向面57を備えていない点のみが、
本発明の熱交換器1と異なる。そして、実験の結果、本
発明になる熱交換器1は、従来の熱交換器を基準とし
て、空気からコルゲートフィン5を介してチューブ2に
至る空気側平均熱伝達率は6%向上し、熱交換器1全体
としての熱交換性能は2%向上した。
【0035】次に、上記構成において蒸発器1の作用を
説明する。図示しない膨張弁で減圧された低温低圧の気
液2相冷媒は、冷媒入口通路穴8b、張出部68内のサ
イド冷媒通路およびタンク部47を介して、空気流れ下
流側の冷媒通路51を図1の下方から上方へと流れ、さ
らにタンク部45、張出部69内のサイド冷媒通路およ
びタンク部46を介して、空気流れ上流側の冷媒通路5
2を図1の下方から上方へと流れる。
【0036】このとき、冷媒はインナーフィン53、チ
ューブ2、およびコルゲートフィン5を介して、空気通
路3を通過する送風空気と熱交換(送風空気から吸熱)
して蒸発する。そして、蒸発を終えたガス冷媒は冷媒出
口通路穴8aから図示しない圧縮機に送られる。この冷
媒と送風空気の熱交換の際、前述のようにコルゲートフ
ィン5からチューブ2への熱伝導は、コルゲートフィン
5と冷媒通路51、52部の外表面58との接触部を介
して行われると共に、コルゲートフィン5とフィン対向
面57との接触部を介しても行われる。
【0037】また、コルゲートフィン5とフィン対向面
57との接触により、チューブ2における冷媒通路52
の空気流れ上流側壁面42への送風空気の流れが遮断さ
れ、それにより、空気中に含まれる銅粉等の腐食促進成
分による壁面42の腐食が防止される。さらに、冷媒と
送風空気の熱交換によって発生した凝縮水は、チューブ
2の外表面58等を伝って空気流れ下流側に流れて行
き、空気流れ下流側の隙間54bから流れ落ちて排出さ
れる。
【0038】なお、冷媒(または冷水)にて送風空気を
冷却する冷却用熱交換器では、凝縮水の排出のために空
気流れ下流側に隙間54bを設けることが望ましいが、
他の用途(例えば、車両用空調装置の凝縮器、ヒータコ
ア)で凝縮水が発生しない場合は、チューブ2の空気流
れ下流側も空気流れ上流側と同じように、フィン対向面
57を設けてコルゲートフィン5に接触させる構成にし
て、熱交換性能をさらに向上させることが望ましい。 (第2実施形態)次に、図5に示す第2実施形態につい
て説明する。上記実施形態では、接合面59からフィン
対向面57までの厚さT1 の加工寸法精度を出すため
に、折曲片56の加工時のスプリングバックの影響を十
分考慮した加工条件の設定が必要である。これに対し、
本実施形態は、スプリングバックの影響を殆ど考慮する
必要がなく、接合面59からフィン対向面57までの厚
さT1 の加工寸法精度を出しやすくしたものである。
【0039】本実施形態は、コアプレート4の厚さT2
がコアプレート4の板厚の3倍である場合の例を示すも
ので、接合部55よりもさらに先端側が折り曲げられ
て、第1折曲片56aと第2折曲片56bが形成され
る。そして、接合部55および両折曲片56a、56b
は千鳥状になっていて、最先端側の第1折曲片56aの
フィン対向面57がコルゲートフィン5と対向して接合
され、第2折曲片56bは接合部55と第1折曲片56
aに挟まれている。
【0040】そして、本実施形態では、コアプレート4
の厚さT2 がコアプレート4の板厚の3倍であるため、
接合部55と第2折曲片56b間、および両折曲片56
a、56b間が、完全に密着するまでプレス加工するの
みで、接合面59からフィン対向面57までの厚さT1
を、コアプレート4の厚さT2 と等しくすることができ
る。 (第3実施形態)図6に示す第3実施形態は、上記の第
2実施形態と同様に、接合面59からフィン対向面57
までの厚さT1 の加工寸法精度を出しやすくしたもので
ある。
【0041】本実施形態も、コアプレート4の厚さT2
がコアプレート4の板厚の3倍である場合の例を示すも
ので、接合部55よりもさらに先端側が折り曲げられ
て、第1折曲片56aと第2折曲片56bが形成され
る。そして、接合部55および両折曲片56a、56b
は渦状になっていて、最先端側の第1折曲片56aは接
合部55と第2折曲片56bに挟まれ、第2折曲片56
bのフィン対向面57がコルゲートフィン5と対向して
接合される。
【0042】そして、本実施形態では、コアプレート4
の厚さT2 がコアプレート4の板厚の3倍であるため、
接合部55と第1折曲片56a間、および両折曲片56
a、56b間が、完全に密着するまでプレス加工するの
みで、接合面59からフィン対向面57までの厚さT1
を、コアプレート4の厚さT2 と等しくすることができ
る。 (第4実施形態)次に、図7に示す第4実施形態につい
て説明する。上記の第2、第3実施形態は、コアプレー
ト4の厚さT2 がコアプレート4の板厚の整数倍である
場合に適用可能であるが、本実施形態は、コアプレート
4の厚さT2 がコアプレート4の板厚の整数倍でない場
合にも適用可能で、しかも接合面59からフィン対向面
57までの厚さT1 の加工寸法精度を出しやすいもので
ある。
【0043】本実施形態は、コアプレート4の厚さT2
が、コアプレート4の板厚の3倍を超え4倍より小さい
場合の例を示すもので、接合部55よりもさらに先端側
が折り曲げられて、第1折曲片56aと第2折曲片56
bが形成される。そして、接合部55および両折曲片5
6a、56bは千鳥状になっていて、最先端側の第1折
曲片56aのフィン対向面57がコルゲートフィン5と
対向して接合され、第2折曲片56bは接合部55と第
1折曲片56aに挟まれている。
【0044】そして、本実施形態では、コアプレート4
の厚さT2 が、コアプレート4の板厚の3倍を超え4倍
より小さいため、接合面59からフィン対向面57まで
の厚さT1 を、コアプレート4の厚さT2 と等しくなる
ようにプレス加工すると、図示のように、接合部55と
第2折曲片56b間、および両折曲片56a、56b間
は、一部が密着し一部に小さな隙間ができる。この場合
でも、接合部55と第2折曲片56b間、および両折曲
片56a、56b間が、一部で密着状態になるため、接
合面59からフィン対向面57までの厚さT1 の寸法精
度を出しやすい。
【0045】なお、以上の実施形態においては、チュー
ブ2(コアプレート4)の長手方向の両端部にタンク部
44〜47を配置しているが、例えば、図2においてチ
ューブ2の上端部のみにタンク部を配置し、チューブ2
の下端部で冷媒流れをUターンさせるタイプにも本発明
は適用できる。この場合は、中央仕切り部48の下端部
を凹状部50と同じ深さにして、2つの冷媒通路51、
52を連通させればよい。
【0046】また、以上の実施形態においては、2枚の
コアプレート4を接合してチューブ2を形成したが、1
枚のコアプレートを中央部で折り曲げてチューブ2を形
成するものにおいても本発明は適用できる。さらに、蒸
発器1全体としての冷媒通路構成等は種々変更してもよ
いことは勿論である。例えば、中央仕切り部48をなく
してチューブ2内に1つの冷媒通路のみを形成するタイ
プの蒸発器にも本発明は適用できる。
【0047】さらにまた、図8に示すような、チューブ
2と別体のタンク70、71を備える形式の蒸発器1に
も本発明は適用できる。この場合、チューブ2はタンク
部44〜47を備えていないものが使用される。図8に
示す蒸発器1は、下側タンク70は、プレート72とタ
ンク本体部73とを接合して形成され、プレート72に
はチューブ2が挿入される多数の挿入穴74が設けられ
ている。タンク本体部73内には冷媒通路が形成され、
その冷媒通路は空気流れ方向Zに2分割されている。一
方、上側タンク71もプレート75とタンク本体部76
とから構成され、下側タンク70と同様に、チューブ2
が挿入される挿入穴が設けられると共に、空気流れ方向
Zに2分割された冷媒通路を有する。
【0048】そして、チューブ2の両端をタンク70、
71の挿入穴74に挿入し、チューブ2間にコルゲート
フィン5を配置して、各接合箇所が接合(ろう付け)さ
れる。図示しない膨張弁で減圧された低温低圧の気液2
相冷媒は、冷媒入口管77から流入して、蒸発器1内を
蛇行状に流れる。この時、冷媒はチューブ2やコルゲー
トフィン5を介して送風空気と熱交換(送風空気から吸
熱)して蒸発する。そして、蒸発を終えたガス冷媒は冷
媒出口管78から図示しない圧縮機に送られる。 (第5実施形態)次に、図9に示す第5実施形態につい
て説明する。これは、一枚の平板状のプレート4を折り
曲げて1つのチューブ2を構成するものである。また、
このチューブ2はタンク部44〜47を一体成形してお
らず、従って、図8に示すような、別体のタンク70、
71を備える熱交換器に用いられる。
【0049】チューブ2は、プレート4の空気流れ上流
端に半円(円弧)状に折り曲げられた第1折曲部80が
形成され、この折曲部80よりも先端側に、空気流れ下
流側に向かって延びる平らな接合部81が形成される。
さらに、プレート4の空気流れ下流端に半円(円弧)状
に折り曲げられた第2折曲部82が形成され、両折曲部
80、81間に平板状の平板部83が形成され、この平
板部83の外表面84がコルゲートフィン5に接合され
る。
【0050】また、第2折曲部82の先にも空気流れ上
流側に向かって延びる平板状の平板部85が形成され、
この平板部85の外表面86がコルゲートフィン5に接
合される。平板部85の先端部の接合部87(図8の下
端)は第1折曲部80にかかる直前の位置まで延びてい
て、この接合部87と第1折曲部80側の接合部81と
が接合されて、内部に冷媒通路51が1つだけ形成され
る。冷媒はこの冷媒通路51内を紙面垂直方向に流れ
る。
【0051】そして、プレート4の接合部81、87
が、互いに逆方向から延びてきて重ねられ、接合される
構成であるため、プレート4の接合部81、87の一方
が冷媒通路51に面し、プレート4の接合部81、87
の他方がコルゲートフィン5に直接接触する。なお、チ
ューブ2とコルゲートフィン5の空気流れ方向Zの長さ
は等しく、チューブ2とコルゲートフィン5は、それら
の空気流れ上流側端部の位置および空気流れ下流側端部
の位置が揃うようにして接合される。
【0052】本実施形態の熱交換器を、車両用空調装置
の凝縮器として用いる場合の主要寸法の一例を示すと、
プレート4の板厚は0.3mm、チューブ2の厚さT3
は1.7mm、チューブ2とコルゲートフィン5の空気
流れ方向Zの長さは16mmであり、この場合、空気流
れ上流側端部におけるチューブ2とコルゲートフィン5
の非接触部長さL3 は0.7mm程度である。
【0053】プレート4の接合部81、87が空気流れ
方向Zの中央付近にあると、接合部81、87側の非接
触部長さL3 が長くなってしまうのに対し、本実施形態
においては、空気流れ方向Z端部でプレート4を接合し
ているため、接合部81、87側の非接触部長さL3
短くなる。従って、チューブ2とコルゲートフィン5の
接触部が増加し、コルゲートフィン5からチューブ2へ
の熱伝導が良好に行われて熱交換性能が向上する。
【0054】また、空気流れ方向端部まで冷媒通路51
を形成することができ、これにより冷媒通路51の通路
断面積を増加させて、圧力損失を低減することができ
る。 (第6実施形態)図10に示す第6実施形態は、第5実
施形態のものとはチューブ2端部の断面形状が異なり、
他は同一である。この実施形態では、接合部81、87
を含むチューブ2端部の断面形状が略コの字状になるよ
うに、第1折曲部80を平板状とし、第1折曲部80と
平板部83間の曲げRをなるべく小さくしている。
【0055】その曲げRを例えば0.1mm、プレート
4の板厚を0.3mmとすれば、空気流れ上流側端部に
おけるチューブ2とコルゲートフィン5の非接触部長さ
3を0.4mm程度まで小さくすることができる。従
って、空気流れ上流側でのチューブ2とコルゲートフィ
ン5との接触部をより増大させることができると共に、
冷媒通路51の通路断面積も増加させることができる。
チューブ2の図示しない空気流れ下流側端部も同様に略
コの字状にしてもよい。
【0056】なお、以上の実施形態に示したインナーフ
ィン53は無くてもよく、その場合はプレート4に伝熱
面積増大のために多数のリブを形成した方が望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による蒸発器の正面図で
ある。
【図2】図1の蒸発器の要部の分解斜視図である。
【図3】図2のプレート4の端部の加工方法の説明用断
面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す要部断面図であ
る。
【図6】本発明の第3実施形態を示す要部断面図であ
る。
【図7】本発明の第4実施形態を示す要部断面図であ
る。
【図8】本発明を適用する蒸発器の他の例を示す斜視図
である。
【図9】本発明の第5実施形態を示す要部断面図であ
る。
【図10】本発明の第6実施形態を示す要部断面図であ
る。
【図11】従来例を示す要部断面図である。
【図12】他の従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1…蒸発器(熱交換器)、2…チューブ、4…プレー
ト、5…フィン、51、52…冷媒(流体)通路、5
4、55…接合部、57…フィン対向面、81、87…
接合部、Y…空気流れ方向と直交する方向,Z…空気流
れ方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畔柳 功 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 牧原 正径 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 山本 道泰 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3L103 AA37 BB38 CC18 CC23 CC30 DD15 DD54 DD55 DD58 DD69

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート(4)を空気流れ方向(Z)端
    部の接合部(54、55)で接合して、内部に流体通路
    (51,52)を形成したチューブ(2)と、 このチューブ(2)に接合されて空気との伝熱面積を増
    大させるフィン(5)とを備え、 前記チューブ(2)と前記フィン(5)とを、前記空気
    流れ方向(Z)と直交する方向(Y)に交互に多数配置
    した熱交換器において、 前記空気流れ方向(Z)と直交する方向(Y)で前記接
    合部(55)と重なり、かつ前記フィン(5)と接触す
    るフィン対向面(57)を、前記チューブ(2)に形成
    したことを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記フィン対向面(57)は、前記接合
    部(55)よりも先端側を、前記フィン(5)に対向し
    て接触するように折り曲げて形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記フィン対向面(57)は、前記チュ
    ーブ(2)の空気流れ上流側および空気流れ下流側の両
    方に形成されていることを特徴とする請求項1または2
    に記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記フィン対向面(57)は前記チュー
    ブ(2)の空気流れ上流側のみに形成され、空気流れ下
    流側においては前記チューブ(2)と前記フィン(5)
    との間に隙間(54b)が形成され、前記流体通路(5
    1,52)は前記空気を冷却するための流体が流れるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記チューブ(2)は、一対のプレート
    (4)を対向させて、空気流れ上流側および空気流れ下
    流側の両方で接合したものであることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれか1つに記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記チューブ(2)は、一枚のプレート
    (4)を折り曲げて接合したものであることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか1つに記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】 プレート(4)を接合して内部に流体通
    路(51)を形成したチューブ(2)と、 このチューブ(2)に接合されて空気との伝熱面積を増
    大させるフィン(5)とを備え、 前記チューブ(2)と前記フィン(5)とを、空気流れ
    方向(Z)と直交する方向(Y)に交互に多数配置した
    熱交換器において、 前記空気流れ方向(Z)端部で前記プレート(4)を接
    合し、このプレート(4)の接合部(81、87)が前
    記空気流れ方向(Z)端部で前記フィン(5)に直接接
    触するようにして、前記チューブ(2)と前記フィン
    (5)とを接合したことを特徴とする熱交換器。
  8. 【請求項8】 前記チューブ(2)の前記接合部(8
    1、87)を含む端部の断面形状が円弧状であることを
    特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
  9. 【請求項9】 前記チューブ(2)の前記接合部(8
    1、87)を含む端部の断面形状が略コの字状であるこ
    とを特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
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