JP2000104768A - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JP2000104768A JP10272803A JP27280398A JP2000104768A JP 2000104768 A JP2000104768 A JP 2000104768A JP 10272803 A JP10272803 A JP 10272803A JP 27280398 A JP27280398 A JP 27280398A JP 2000104768 A JP2000104768 A JP 2000104768A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクブレーキの鋳造後未加工のキャリパ
3b´を左右共通に使用可能で、しかも左右を表す表示
を明瞭にできる構造を実現する。 【解決手段】 キャリパ3b´の内端面に形成した凸部
15に、左右の別を示す1対の表示部18a、18bを
設ける。又、上記内端面に、1対のブリーダ用平坦面部
19a、19bを設ける。何れかの表示部18a(又は
18b)を削りつつ、給油ポートを形成する為の給油ポ
ート用平坦面部を形成し、この給油ポート用平坦面部
に、給油ポートを形成する。又、何れかのブリーダ用平
坦面部19a(又は19b)にブリーダ孔を形成する。
上記各表示部18a、18bは、左右の表示の明瞭化の
みを考慮すれば良く、左右の識別を間違いにくくでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の制動に
使用するディスクブレーキの改良に関し、左右に組み付
けるディスクブレーキの部品の共用化を図れ、しかも左
右の違いの表示を明瞭にできる構造を実現するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の制動を行なう為に、ディスクブ
レーキが広く使用されている。図6は、この様なディス
クブレーキの1例として、実開昭61−156734号
公報に記載されたものを示している。この図6に示した
ディスクブレーキ1は、フローティングキャリパ型と呼
ばれるもので、図示しない懸架装置に支持固定するサポ
ート2にキャリパ3を、それぞれ1対ずつ設けたガイド
孔4とガイドピン5との係合に基づき、次述するロータ
6の軸方向(図6の上下方向)に亙る変位自在に支持し
ている。車輪と共に回転するロータ6の両側に1対のブ
レーキパッド7、7を配置し、これら両ブレーキパッド
7、7を上記サポート2に、上記ロータ6の軸方向に亙
る変位自在に支持している。上記キャリパ3には1個の
シリンダ孔8を、内側(車両への組み付け状態で幅方向
中央寄りとなる側を言い、図6の下側)のブレーキパッ
ド7に対向する状態で設けている。そして、このシリン
ダ孔8に油密に嵌装したピストン9の先端面を、上記内
側のブレーキパッド7の裏面に突き当てている。これに
対して、外側(車両への組み付け状態で幅方向外寄りと
なる側を言い、図6の上側)のブレーキパッド7の裏面
には、上記キャリパ3に設けたキャリパ爪10の内側面
を当接させている。
【0003】制動を行なう際には、上記キャリパ3に設
けた給油ポート11を通じて、上記シリンダ孔8内に圧
油を送り込み、上記ピストン9により上記内側のブレー
キパッド7を、上記ロータ6の内側面に押し付ける。上
記キャリパ3は、この押し付けに基づく力の反作用とし
て、内方(図6の下方)に変位し、上記キャリパ爪10
により外側のブレーキパッド7を上記ロータ6の外側面
に押し付ける。この結果、上記1対のブレーキパッド
7、7により上記ロータ6を両側から抑え付け、制動を
行なわせる。
【0004】上述の様に構成され作用するディスクブレ
ーキ1を構成するシリンダ孔8内に、非圧縮性流体であ
る圧油以外に、圧縮性流体である空気が混入すると、ブ
レーキ性能が低下する。この為、ディスクブレーキ1を
懸架装置に組み付けて圧油給排の為の配管作業を行な
い、この配管等の内側にブレーキオイルを充填した後、
上記シリンダ孔8内の空気を排出する様にしている。こ
の様な排出作業は、上記キャリパ3の上部に設けたブリ
ーダ12を通じて行なう。即ち、上記空気がシリンダ孔
8の上部に浮上した状態でこのブリーダ12を開き、こ
の空気をこのシリンダ孔8外に排出する。
【0005】上述の様に構成され作用するディスクブレ
ーキ1のコストを低減する為、車両の右側に設けるディ
スクブレーキと左側に設けるディスクブレーキとで、部
品を共通化する事が行なわれている。例えば、鋳鉄製の
サポート2及びキャリパ3に、左右同じ形状の部品を使
用可能にする事は、コストの低減効果が大きい。但し、
サポート2はそのまま左右の部品を共用化できるが、キ
ャリパ3の場合には左右で異なる構造とする必要があ
る。即ち、一般的にサポート2及びキャリパ3は、ロー
タ6の斜め上縁部に設置するが、上記ブリーダ12をシ
リンダ孔8の上端部に通じさせる必要上、右側に設ける
キャリパ3と左側に設けるキャリパ3とでは、上記ブリ
ーダ12を設ける位置を逆にしなければならない。
【0006】この為従来から、図7〜10に示す様にし
て、左右で鋳造後未加工のキャリパ3a´の共用化を図
っている。即ち、鋳造後未加工のキャリパ3a´の外面
の2個所位置に、図7に示す様に、1対のブリーダ用平
坦面部13a、13bを形成している。これら各ブリー
ダ用平坦面部13a、13bには、左側用のキャリパで
ある事を表す「L」の文字、或は右側用のキャリパであ
る事を表す「R」の文字を、鋳造時に凹凸として形成し
ている(図7〜10で斜格子が凸部である事を表
す。)。但し、上記各ブリーダ用平坦面部13a、13
bの中央部には、図8に示す様に、ドリル刃を突き当て
る為の平坦部21を残している。例えば左側用のディス
クブレーキを組み立てる場合には、図9に示す様に、
「R」の文字を付したブリーダ用平坦面部13aの中央
部にドリル刃及びタップによりブリーダ孔14を形成す
ると共に、このブリーダ用平坦面部13aの表面を平坦
にして、鋳造後加工済みのキャリパ3aとしている。そ
して、図10に示す様に、上記ブリーダ孔14にブリー
ダ12を螺着する。この状態で他方のブリーダ用平坦面
部13bには、当該キャリパ3aが左側用である事を示
す、「L」の文字(同図に斜格子で示す凸部)が残る。
又、上記キャリパ3aの内端部にはシリンダ孔8(図6
参照)に圧油を送り込む為の給油ポート11aを形成す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7〜10に示した従
来構造の場合には、各ブリーダ用平坦面部13a、13
bの中央部にドリル刃を突き当てる為の平坦部21を残
す必要上、左右の別を示す為の文字を表す部分を、外周
寄り部分に形成する為に必ずしも明瞭にできない。この
為、左右のキャリパ3aを過って組み付ける可能性を否
定できない。左右間違って組み付けた場合には、ディス
クブレーキ1を懸架装置に組み付けた状態で配管作業が
行なえなくなり、分解、再組付けをしなければならなく
なり、自動車の組立能率を著しく阻害する為、好ましく
ない。本発明のディスクブレーキは、この様な事情に鑑
みて、鋳造後未加工のキャリパを左右共通に使用すると
共に、左右の識別性を高められる構造を実現すべく発明
したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクブレー
キは、前述した従来から知られているディスクブレーキ
と同様に、車輪と共に回転するロータと、このロータの
周縁部を跨ぐ状態で設けられて懸架装置に固定されるサ
ポートと、それぞれがこのサポートに上記ロータを挟む
状態で、このロータの軸方向に亙る変位自在に支持され
た1対のブレーキパッドと、上記サポートに支持された
キャリパと、このキャリパに形成されたシリンダ孔に油
密に嵌装されたピストンと、このシリンダ孔に圧油を給
排する為、上記キャリパの一部に設けられた給油ポート
と、このキャリパの一部で上記懸架装置への取付状態で
上記シリンダ孔の上端部に対応する位置に形成されたブ
リーダ孔とを備える。
【0009】特に、本発明のディスクブレーキに於いて
は、上記キャリパの端面中央部に設けられた凸部と、こ
の凸部の先端寄り部分の表面の2個所位置に設けられ
た、それぞれが左又は右を表す1対の表示部と、上記キ
ャリパの外面の2個所位置に形成された1対のブリーダ
用平坦面部とを備える。そして、上記給油ポートは、上
記凸部の先端部を斜めに、且つ、上記1対の表示部のう
ちの一方の表示部のみを除去する状態で削り取る事によ
り形成された給油ポート用平坦面部から上記シリンダ孔
に向けて形成された第一の貫通孔である。又、上記ブリ
ーダ孔は、上記1対のブリーダ用平坦面部のうちの一方
のブリーダ用平坦面部から上記シリンダ孔に向けて形成
された第二の貫通孔である。
【0010】
【作用】上述の様に構成する本発明のディスクブレーキ
の場合には、表示部から孔をあける事はないので、この
表示部を、左右の違いを明瞭にする事を考慮したものに
できる。この為、左右ごとに異なる加工を施したキャリ
パを含むディスクブレーキを、過った側に組み付ける事
を有効に防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜5は、本発明の実施の形態
の1例を示している。尚、本発明の特徴は、鋳造品であ
る同種のキャリパを右側用としても左側用としても使用
できる様に加工自在とし、しかも加工後には何れの側用
のキャリパであるかを明瞭に分る様にする点にある。そ
の他の部分の構造及び作用は、前述した従来構造と同様
であるから、同等部分には同一符号を付して重複する説
明を省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を
中心に説明する。
【0012】図2に示す様に、鉄又は軽合金を鋳造する
事により一体に造られた、鋳造後未加工のキャリパ3b
´の内端面(車両への組み付け状態で幅方向内側となる
端面を言い、図1〜3の下端面)中央部には凸部15
を、上記キャリパ3b´の鋳造時に一体に設けている。
この凸部15は、基半部16が角柱状で、先半部17が
切妻屋根状に尖っている。そして、この様な凸部15の
先端寄り部分、即ち、上記基半部16から先半部17に
かけた部分の表面の2個所位置に、それぞれが左又は右
を表す1対の表示部18a、18bを設けている。図示
の例では、一方の表示部18aを、当該キャリパ3b´
が車両の右側に装着するディスクブレーキ用である事を
表す「R」の文字とし、他方の表示部18bを、当該キ
ャリパ3b´が車両の左側に装着するディスクブレーキ
用である事を表す「L」の文字としている。この様な各
表示部18a、18bは、上記キャリパ3b´の鋳造時
に、上記凸部15の表面から突出若しくは凹んだ立体文
字として表している。本発明のディスクブレーキの場
合、後述するブリーダ孔14aは、上記各表示部18
a、18bを形成した部分に穿設する訳ではない。従っ
て、上記各表示部18a、18bは、前述の図7〜10
に示したブリーダ用平坦面部13a、13bの様に、上
記ブリーダ孔14aの穿孔作業の容易さ等を考慮する事
なく、確認し易い形状及び書体で形成する。
【0013】又、上記キャリパ3b´の外面のうち、上
記内端面若しくはこの内端面の近傍の2個所位置で、上
記凸部15を、ロータ6(図6参照)の円周方向に関し
て両側から挟む位置に、1対のブリーダ用平坦面部19
a、19bを設けている。前述の図7〜10に示した従
来構造の場合とは異なり、これら両ブリーダ用平坦面部
19a、19bには、特に左右を表す表示を施してはい
ない。従って、これら各ブリーダ用平坦面部19a、1
9bは、単なる平坦面としている。そして、上記キャリ
パ3b´に、次述する給油ポート11b及び給油ポート
用平坦面部20aと、後述するブリーダ孔14aとを形
成する事により、図1、3に示す鋳造後加工済みのキャ
リパ3bを構成する。
【0014】上記キャリパ3b内に設けたシリンダ孔8
(図6参照)内に圧油を給排する為の給油ポート11b
を設けるには、図3又は図4に斜格子で示す様に、上記
凸部15の先端部を斜めに、且つ、上記1対の表示部1
8a、18bのうちの一方の表示部18a(又は18
b)のみを除去する状態で削り取る。即ち、上記先半部
17から上記基半部16にかけて、この先半部17の何
れかの面に対してほぼ平行に、上記凸部15の先端部を
削り取り、この先端部に、上記給油ポート用平坦面部2
0a(又は20b)を形成する。この様に上記凸部15
の先端部を削り取った状態で、上記1対の表示部18
a、18bのうちの一方の表示部18a(又は18b)
のみが除去される。そして、上記凸部15の表面には、
当該キャリパ3の左右設置位置を表す表示部18b(又
は18a)のみが残る。
【0015】上述の様にして、上記凸部15の先端部に
上記給油ポート用平坦面部20a(又は20b)を形成
したならば、この給油ポート用平坦面部20a(又は2
0b)から上記シリンダ孔8に向けて第一の貫通孔を、
ボール盤にセットしたドリル刃により形成する。更に、
この第一の貫通孔の一部にタップにより雌ねじを形成し
て、給油ポート11bとする。従ってこの給油ポート1
1bの方向は、上記ロータ6の軸方向に対し傾斜してい
る。上記キャリパ3bを含むディスクブレーキを車両に
組み付けた状態では、上記給油ポート11bは、斜め上
方に向き、この給油ポート11bに一端を接続したブレ
ーキ配管は、上記キャリパ3bから斜め上方に導出され
る。
【0016】又、上記1対のブリーダ用平坦面部19
a、19bのうちの一方のブリーダ用平坦面部19a
(又は19b)から上記シリンダ孔8に向けて第二の貫
通孔を、ボール盤にセットしたドリル刃により形成し、
更にこの第二の貫通孔の一部にタップにより雌ねじを形
成して、ブリーダ孔14aとしている。即ち、上記給油
ポート用平坦面部20a(又は20b)が対向し、上記
キャリパ3b´を車両に組み付けた状態で上側に位置す
るブリーダ用平坦面部19a(又は19b)部分に、上
述の様にしてブリーダ孔14aを形成し、このブリーダ
孔14aにブリーダ12を螺着する。
【0017】上述の様に構成する本発明のディスクブレ
ーキの場合には、給油ポート11bは、何れか一方の表
示部18a(又は18b)を除去しつつ、上記凸部15
の先端部に形成した給油ポート用平坦面部20a(又は
20b)から形成する。上記表示部18a、18bから
上記給油ポート11b用の孔をあける事はない。従っ
て、これら各表示部18a、18bは、穿孔作業の容易
化等を考慮する事なく、単に左右の違いを明瞭にする事
を考慮したものにできる。この為、左右ごとに異なる加
工を施したキャリパ3bを含むディスクブレーキを、過
った側に組み付ける事を有効に防止できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、ディスクブレーキの左右識別を明瞭にし
て、このディスクブレーキを過った側に組み付ける事を
防止し、自動車の組立作業時に予期しない面倒が生じる
事を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例のディスクブレーキ
の要部を外周面側から見た部分切断面図。
【図2】鋳造後未加工のキャリパの要部を、外周面側か
ら見た状態で示す図。
【図3】鋳造後給油ポート及びブリーダ孔を加工したキ
ャリパの要部を、外周面側から見た状態で示す図。
【図4】左右勝手が異なるキャリパの凸部を加工する状
態を示す、図3のA部に相当する図。
【図5】図3のB矢視図。
【図6】従来から知られているディスクブレーキの1例
を、外周側から見た状態で示す、部分切断面図。
【図7】左右のディスクブレーキのキャリパを共用する
場合に於ける従来構造で、鋳造後未加工のキャリパの要
部を、外周面側から見た状態で示す図。
【図8】図7のC部拡大図。
【図9】鋳造後給油ポート及びブリーダ孔を加工したキ
ャリパの要部を、外周面側から見た状態で示す図。
【図10】完成後のディスクブレーキの要部を外周面側
から見た部分切断面図。
【符号の説明】
1 ディスクブレーキ 2 サポート 3 キャリパ 3a、3b 鋳造後加工済みのキャリパ 3a´、3b´ 鋳造後未加工のキャリパ 4 ガイド孔 5 ガイドピン 6 ロータ 7 ブレーキパッド 8 シリンダ孔 9 ピストン 10 キャリパ孔 11、11a、11b 給油ポート 12 ブリーダ 13a、13b ブリーダ用平坦面部 14、14a ブリーダ孔 15 凸部 16 基半部 17 先半部 18a、18b 表示部 19a、19b ブリーダ用平坦面部 20a、20b 給油ポート用平坦面部 21 平坦部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と共に回転するロータと、このロー
    タの周縁部を跨ぐ状態で設けられて懸架装置に固定され
    るサポートと、それぞれがこのサポートに上記ロータを
    挟む状態で、このロータの軸方向に亙る変位自在に支持
    された1対のブレーキパッドと、上記サポートに支持さ
    れたキャリパと、このキャリパに形成されたシリンダ孔
    に油密に嵌装されたピストンと、このシリンダ孔に圧油
    を給排する為、上記キャリパの一部に設けられた給油ポ
    ートと、このキャリパの一部で上記懸架装置への取付状
    態で上記シリンダ孔の上端部に対応する位置に形成され
    たブリーダ孔とを備えたディスクブレーキに於いて、上
    記キャリパの端面中央部に設けられた凸部と、この凸部
    の先端寄り部分の表面の2個所位置に設けられた、それ
    ぞれが左又は右を表す1対の表示部と、上記キャリパの
    外面の2個所位置に形成された1対のブリーダ用平坦面
    部とを備え、上記給油ポートは、上記凸部の先端部を斜
    めに、且つ、上記1対の表示部のうちの一方の表示部の
    みを除去する状態で削り取る事により形成された給油ポ
    ート用平坦面部から上記シリンダ孔に向けて形成された
    第一の貫通孔であり、上記ブリーダ孔は、上記1対のブ
    リーダ用平坦面部のうちの一方のブリーダ用平坦面部か
    ら上記シリンダ孔に向けて形成された第二の貫通孔であ
    る事を特徴とするディスクブレーキ。
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