JP2000104767A - 2重ボ―ルランプ機構を利用した摩擦ブレ―キ - Google Patents

2重ボ―ルランプ機構を利用した摩擦ブレ―キ

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JP2000104767A
JP2000104767A JP11270365A JP27036599A JP2000104767A JP 2000104767 A JP2000104767 A JP 2000104767A JP 11270365 A JP11270365 A JP 11270365A JP 27036599 A JP27036599 A JP 27036599A JP 2000104767 A JP2000104767 A JP 2000104767A
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brake
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ball ramp
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Gregory Joseph Organek
ジョセフ オーガネク グレゴリィ
David Michael Preston
マイケル プレストン デビィット
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    • F16D65/00Parts or details
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D2127/00Auxiliary mechanisms
    • F16D2127/08Self-amplifying or de-amplifying mechanisms
    • F16D2127/10Self-amplifying or de-amplifying mechanisms having wedging elements

Abstract

(57)【要約】 【目的】第2ボールランプ機構によって制御される第1
ボールランプ機構を備えた摩擦ブレーキを提供するこ
と。 【構成】 変速機の出力軸(8)等の回転軸にブレーキト
ルクを作用させる摩擦ブレーキ組立体(2)であって、互
いに深さが変化する溝(56A,58A)が形成された制御リン
グ(12)と作動リング(14)との間に転動体(54A)を配置し
た第1ボールランプ機構(4)と、制御レバー(26)の回転
に応じて制御リング(12)にブレーキトルクを発生させる
第2ボールランプ機構(6)とを備えており、互いに深さ
が変化する溝(40、42)が形成された制御レバー(26)とク
ランププレート(36)との間に転動体(38)を配置した第2
ボールランプ機構(6)を介して第1ボールランプ機構(4)
を作動させてブレーキトルクを発生させる。本発明の摩
擦ブレーキは車両用パーキングブレーキとして機能す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は摩擦ブレーキ装置、
特に、第1および第2ボールランプ機構を使用して変速
機などの出力軸にブレーキを作動させる摩擦ブレーキ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボールランプ機構は従来周知であり、車
両ブレーキに作動力を提供するために適用されてきた。
しかしながら、一般的に、これらのシステムは、ボール
ランプ機構の制御リングに減速トルクを導入するために
電磁コイル組立体を使用しており、作動プレートから離
れるように制御プレートに力をかけるために、転動体を
傾斜した斜面に沿って転動させる。ボールランプの軸方
向の力はコイルの電磁力に応じて発生される。
【0003】G.R.Harting他に与えられた米国特許第3,3
13,381号、Powellに与えられた第4,352,415号およびHol
l他に与えられた第5,322,146号には、ボールランプ機構
を使用して作動されるブレーキ装置が開示されており、
コイルを電気的に励起して、電磁気的にボールランプ機
構の制御リングにトルクを作用させてボールランプ機構
を動かし、次に、摩擦部材に負荷をかけるように軸方向
に拡げてブレーキ力を発生させている。これらの特許の
開示内容は参考として本説明に含まれる。
【0004】米国特許第5,528,950号には、ボールラン
プ機構を利用した変速機の慣性ブレーキが開示されてお
り、コイルに供給される電流に応じて、回転している変
速機軸に対してブレーキ動作をするようにクラッチパッ
クに負荷をかけている。コイルは、ボールランプ機構の
制御リングに不動に連結されているコーンクラッチに、
電磁的に作用している。これらの特許の開示内容は参考
として本説明に含まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、第2
ボールランプ機構によって制御される第1ボールランプ
機構を提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、ケーブルにより作動
される第2ボールランプ機構によって制御される第1ボ
ールランプ機構を提供することである。
【0007】本発明のさらに他の目的は、摩擦ブレーキ
をかけるために、第2ボールランプ機構によって作動さ
れる第1ボールランプ機構を提供することである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、摩擦ブレーキ
をかけるために、軸方向に変位したケーブルで回転され
る制御レバーを備えた第2ボールランプ機構によって作
動される第1ボールランプ機構を提供することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、変速機の出力
軸にブレーキ力を作用させるように摩擦ブレーキをかけ
るために、制御レバーで作動される第2ボールランプ機
構によって制御される第1ボールランプ機構を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明には、第1ボール
ランプ機構が組み込まれており、この第1ボールランプ
機構は摩擦ブレーキに負荷をかけるために軸方向に拡げ
られ、変速機の出力軸などの回転している駆動ラインの
構成部材にブレーキ力を作用させる。第1ボールランプ
機構の制御リングは、第2ボールランプ機構により制御
される。制御レバーは、電気的作動装置、空気作動装
置、或は機械的作動装置をケーブルを介してオペレータ
により回転される。制御レバーおよび制御レバーと対向
している制御プレートは共に、深さが変化する溝を有し
ており、その溝の中に第2ボールランプ機構を構成する
ように転動体が接触している。制御レバーが回転する
と、第2ボールランプ機構は拡げられ、第1ボールラン
プ機構の制御リングに摩擦トルクを作用させる。本発明
によれば、ケーブルで操作される第2ボールランプ機構
は、第1ボールランプ機構を作動させるために使用され
ており、変速機の出力軸などの回転している部材にブレ
ーキ力を作用させるように摩擦ブレーキに負荷をかけ
る。本発明は、特に、車両用パーキングブレーキとして
の使用することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の理論を理解し易くするた
めに、図面および特定の言語を使用して実施の形態が説
明されているが、これは本発明の範囲を限定するもので
はなく、さらに当業者であれば、本発明の原理を応用す
ることは、当然に予想されることを理解すべきである。
【0012】本説明において、特定の用語が使用されて
いるが、単に参照するだけであり、限定するものではな
い。例えば、“前方”および“後方”という用語は、変
速機に設置された慣性ブレーキの前方向および後方向を
表す。“右方”および“左方”という用語は、図面にお
ける方向を表す。“内方”および“外方”という用語
は、本発明のブレーキ組立体の幾何学的な中心に向かう
方向および中心から離れる方向を表す。“上方”および
“下方”という用語は、図面における方向を表す。上述
の用語は、通常の派生語および同等のものを含む。
【0013】図1を参照すると、本発明の摩擦ブレーキ
組立体2の断面図が示されている。摩擦ブレーキ組立体
2の機能の一つは、運転者/オペレータの入力に応じて
パーキングブレーキとして機能するように、車両の駆動
ラインに両方向ブレーキ作用を提供することである。第
1ボールランプ機構4は、摩擦ブレーキ5に負荷をかけ
るために使用される作動手段であり、変速機の出力軸8
などの回転軸にブレーキ力を作用させる。第2ボールラ
ンプ機構6は、第1ボールランプ機構4を作動させるた
めの制御力を提供して、車両の駆動ラインにブレーキを
作用させる。この場合、ブレーキ力は変速機の出力軸8
に作用するが、ブレーキ組立体2は車両の駆動ラインの
適当な位置で回転ブレーキ作用を提供する。
【0014】第1ボールランプ機構4の作動は、力発生
機構としての第2ボールランプ機構6を含む制御手段10
で制御されるが、第1ボールランプ機構4の制御リング
12に回転トルクを作用させて、作動リング14に対して回
転させる。第1ボールランプ機構4および第2ボールラ
ンプ機構6は、変速機ハウジング18に取り付けられてい
るハウジング16内に収容されている。ブレーキ面20は、
締結具21でハウジング16に取り付けられており、作動リ
ング14に取り付けられている摩擦面23(摩擦面23はブレ
ーキ面20には取付けられていない。)を介して作動リン
グ14に対して、摩擦ブレーキ作用に反作用する表面を提
供する。作動リング14は、変速機の出力ヨーク22および
軸駆動リング24と一緒に締結具25で取り付けられてお
り、作動リング14と変速機の出力ヨーク22は共に、軸駆
動リング24を介して変速機の出力軸8に不動に連結され
ている。軸駆動リング24はスプライン27により変速機の
出力軸8に連結されている。一般的に、全ての構成部材
は中心線Cの回りを回転する。
【0015】制御レバー26は、ハウジング16から延びて
いる支持ピン28上に回転可能に支持されており、ブレー
キをかける場合に、オペレータがケーブル68(図5参照)
を引っ張ることにより、または、電気的装置、空気装置
或は油圧装置の牽引動作により回転される。制御レバー
26は、ハウジング16に対してスラストボール30で軸方向
に支持されている支持ピン28上を回転する。スラストボ
ール30は、ハウジングのボール溝32とレバーのボール溝
34内で転動する。ハウジングのボール溝32とレバーのボ
ール溝34は共に、レバー26が自由に回転するような中心
半径を有している。別の実施の形態として、3対以上の
ハウジングのボール溝32とレバーのボール溝34内を転動
する3個以上のスラストボール30で支持されるレバーデ
ィスクのような円形プレートでもよい。その場合、レバ
ーディスクは中心線Cの回りを回転するので、支持ピン
28は不要である。この実施の形態でも、3対以上のレバ
ーランプ40とプレートランプ42内を転動する3個以上の
転動体38が必要である。
【0016】第2ボールランプ機構6は、深さが変化す
る対向する溝(ランプ)に接触する転動体38を有してい
る。図5〜図7に示すように、レバー26内にレバーラン
プ40が形成され、また、クランププレート36内にプレー
トランプ42が形成されている。レバー26が支持ピン28上
を回転すると、転動体38は、レバーランプ40とプレート
ランプ42内を転動して、クランププレート36をレバー26
から軸方向に離して、クランプリング44と境界を接して
いる摩擦リング46Aおよび46Bのクランプ力を増大させ
る。制御リング26が回転すると、クランプリング44は、
クランププレート36とハウジング16の延長部50との間に
クランプされ、第1ボールランプ機構4の制御リング12
にブレーキトルクを作用させる。クランプリング44は、
延長部48を介して制御リング12に取り付けられている。
延長部48は、軸方向に可撓性を有しており、摩擦リング
46A、46Bが磨耗しても制御手段10が機能するように、
制御リング12とクランププレート44との間の相対的な軸
方向の移動を許容している。
【0017】制御リング12は、スラストベアリング52に
対抗して軸方向に反作用して、ハウジング16に関して軸
方向位置を保持されている。クランプリング44がクラン
ププレート36とハウジング延長部50との間にクランプさ
れると(レバー26が回転して第2ボールランプ機構6が
作動した時)、延長部48を介して第1ボールランプ機構4
の制御リング12に減速回転させるトルクが作用する。変
速機の出力軸8が回転している場合、制御リング12は作
動リング14に関して回転して、転動体54A,54B,54C
は、制御ランプ56A、56B、56Cおよび作動ランプ58
A、58B、58Cに沿って転動する(図2〜図4参照)。
その結果、作動リング14を制御リング12から離れる軸方
向に移動させて、作動リング14に取り付けられた摩擦面
23をブレーキ面20に押し付けると、出力軸8にブレーキ
力が作用する。第1ボールランプ機構4は、制御リング1
2が作動リング14に関して時計方向或は反時計方向に回
転すると、軸方向に拡がるように設計されている(図2
〜図4参照)。
【0018】図2〜図4を参照すると、図1のII‐II線
に沿った部分断面図である図2には、第1ボールランプ
機構4の作動状態がより良く示されている。
【0019】制御リング12が作動リング14に関して回転
するように、3個の球形の転動体54A、54B、54Cが、
制御リング12に形成された3箇所の深さが変化する溝56
A、56B、56Cと、作動リング14に形成された3箇所の
深さが変化する溝58A、58B、58C内に、ほぼ120°離
れて転動するように配置されている。球形の転動体54A
と溝56A、58Aの数は、第1ボールランプ機構4の回転
および軸方向移動を考慮すべきであるが、少なくとも、
3個の球形の転動体54A、54B、54Cが、同数の等しく
離されて制御リング12および作動リング14に形成された
深さが変化する対の溝56A、56B、56Cおよび58A、58
B、58C内を転動するようにすることが制御リング12お
よび作動リング14を安定させるために望ましい。溝56
A、56B、56C、58A、58Bおよび58Cに沿って転動す
る低摩擦転動体54A、54B、54Cとしては、ボールやロ
ーラなどが使用される。
【0020】制御リング12の表面に形成された3箇所の
深さが変化する溝56A、56B、56Cと、対応する作動リ
ング14の表面に形成された3箇所の深さが変化する溝58
A、58B、58Cは、円周方向に延びている。溝56A、56
B、56C、58A、58Bおよび58Cは、円周方向に軸方向
の深さが変化しており、ほぼ120°(正確には、ランプ
間の分離部のために、120°以下である。)円周方向に
延びている。ランプおよび共働する転動体は、回転範囲
およびボールランプ機構の軸方向の移動量を考慮して適
当な数が使用される。溝56A、56B、56C、58A、58B
および58Cの軸方向の深さは、中心部が最大で、両端部
が最小である。溝56A、56B、56C、58A、58Bおよび
58Cを形成した制御リング12および作動リング14は、浸
炭焼入れしたRC55‐60の高剛性の鋼材から作られてい
る。図3および図4に示すように、制御リング12と作動
リング14との間には、軸方向の間隔64があり、この間隔
は、二つの対向するランプ56Aと58Aとの間の回転方位
によって決められる。球状の転動体54Aは、制御リング
12が作動リング14に関して回転軸Cの回りに回転される
ときに、各溝56Aと58Aに沿って転動する。制御リング
12と作動リング14が相対的に回転すると、対向する溝56
A、56Bおよび56Cと溝58A、58Bおよび58C上の転動
体54A、54B、54Cの位置によって、制御リング12と作
動リング14は離れるように、或は互いに近づくように力
がかけられるため、摩擦面23は作動リング14とブレーキ
面20との間にクランプされるように軸方向に動かされる
(図1参照)。
【0021】図3に示すような、制御リング12と作動リ
ング14の回転方位では、溝56Aと58Aは整列され、転動
体54Aは溝56Aと58Aの最大深さ位置にあるため、軸方
向の間隔64が最小となる。
【0022】制御手段10、即ち、制御レバー26によって
作動される第2ボールランプ機構6により入力されたト
ルクを作用させると、制御リング12は作動リング14に対
して相対的に回転する。第2ボールランプ機構6は軸方
向に拡げられて、クランププレート36とハウジングの延
長部50との間にクランプリング44をクランプする。この
ようにして、制御リング12は摩擦的にハウジング16に結
合され、その結果、制御リング12と作動リング14とが相
対的に回転動作して第1ボールランプ機構4を作動させ
る。クランプリング44は、可撓性のある延長部48と共に
制御リング12に連結され、クランプリング44と制御リン
グ12を軸方向に移動させる。制御リング12と出力軸8と
の間に相対的な回転動作がある場合は、制御手段10によ
り作動リング14に減速トルクが作用して、制御リング12
を作動リング14に対して回転させ、続いて、制御リング
12の溝56A、56Bおよび56Cと作動リング14の溝58A、
58Bおよび58Cに関して相対的に移動させる。この相対
的な回転動作により、転動体54A、54B、54Cが、対向
する溝56Aと58A、56Bと58B、および56Cと58C内で
新たな位置を取って、軸方向の間隔64は拡大する(図4
参照)。軸方向の間隔64が拡大することにより、摩擦面2
3をブレーキ面20に押す力が作用して、出力軸8をハウ
ジング16に摩擦的に結合する。出力軸8が変速機の出力
軸である場合は、出力軸8は、駆動ラインと均衡するよ
うに動力を伝達するために、車両の駆動軸(図示しない)
に噛み合わせられる。制御リング12の作動リング14に対
する相対回転は、参照点60と62の位置として、図3の直
接対向している位置から、制御リング12が矢印66の方向
に回転した図4のオフセットした位置にシフトして示さ
れている。図4では、溝56B、56C、58B、58Cは示さ
れていない。
【0023】再び図1を参照すると、制御リング12はス
ラストベアリングを介してハウジング16に反作用して、
作動リング14をブレーキ面20の方へ軸方向に移動させ
る。制御リング12に作用するトルクに関連する作動リン
グ14により生み出される軸方向の力は、かなり高く、典
型的には100:1の比率になるので、軸方向変位を応用す
ることができる。さらに詳細なボールランプ機構の作動
については、米国特許第4,805,486号に開示されてお
り、この特許の開示内容は参考として本説明に含まれ
る。
【0024】図5〜図7を参照すると、図5には、本発
明の図1のV‐V線に沿った部分断面図が示されてい
る。図6および図7には、図5のVI‐VI線に沿った本発
明の作動状態と不作動状態とを示す断面図が示されてい
る。
【0025】ケーブル68は、駆動ラインの回転を阻止す
るようにブレーキをセットするために、運転者/オペレ
ータにより引っ張られる。ケーブル68により、制御レバ
ー26を支持ピン28の回りに矢印70と71で示す方向に回転
させると、制御手段10の転動体38は、レバーランプ40と
プレートランプ42に沿って転動する。この場合、転動体
38は、図6に示すような、軸方向の間隔64が最小である
初期の不作動状態から、図7に示すような、レバーラン
プ40とプレートランプ42の変化する深さに沿って新たな
位置に転動して軸方向の間隔が次第に拡大する作動状態
へ転動する。軸方向の間隔が拡大すると、クランププレ
ート36は、このクランププレートとハウジングの延長部
50との間に、摩擦リング46A、46Bに対抗するようにク
ランプリング44を挟み込む。摩擦リング46A、46Bはク
ランプリング44に固着されているが、クランププレート
36とハウジング延長部50には固着されていない。クラン
ププレート36は、ハウジング16に形成された溝74とクラ
ンププレート36に形成された嵌合舌片により、ハウジン
グ16にスライドするように支持されており、ハウジング
延長部50に対して離間接近するようにクランププレート
36を軸方向に移動させる。レバー26がケーブル68で回転
されないときは、制御リング12は、ベアリング72上に回
転するように支持され、作動リング14に関して自由に回
転することができる。ベアリング72は任意の付属部品で
ある。
【0026】レバー26は、レバーボール溝34とハウジン
グボール溝32内を転動するスラストボール30によって軸
方向に拘束されている(図1参照)。第2ボールランプ機
構6は、クランクプレート36を摩擦リング46Aの方へ付
勢して、スラストボール30に反作用するクランプ力をク
ランプリング44上に発生させる。図6は、図5のVI‐VI
線に沿った本発明の第2ボールランプ機構6の断面図で
あり、間隔64が最小の初期の不作動状態を示している。
【0027】図7は、図5のVI‐VI線に沿った本発明の
第2ボールランプ機構6の断面図であり、間隔64が次第
に拡大してクランププレート36とハウジング延長部50と
の間にクランプリング44をクランプするように付勢され
た状態を示しており、制御リング12上に摩擦ブレーキト
ルクを作用させて、出力軸8が回転している場合には、
第1ボールランプ機構4を作動させる。
【0028】以上に本発明を特定化して説明してきた
が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく様々
な変更を加えることができることは当業者にはあきらか
であり、これらの変更は請求の範囲の含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の断面図である。
【図2】図2は、図1のII‐II線に沿った本発明の第1
ボールランプ機構の部分断面図である。
【図3】図3は、図2のIII‐III線に沿った本発明の第
1ボールランプ機構の不作動状態の部分断面図である。
【図4】図4は、図2のIII‐III線に沿った本発明の第
1ボールランプ機構の作動状態の部分断面図である。
【図5】図5は、図1のV‐V線に沿った本発明の制御
手段の部分断面図である。
【図6】図6は、図5のVI‐VI線に沿った本発明の第2
ボールランプ機構の不作動状態の部分断面図である。
【図7】図7は、図5のVI‐VI線に沿った本発明の第2
ボールランプ機構の作動状態の部分断面図である。
【符号の説明】
2 摩擦ブレーキ組立体 4 第1ボールランプ機構 6 第2ボールランプ機構 8 変速機出力軸 10 制御手段 12 制御リング 14作動リング 16 ハウジング 20 ブレーキ面 23 摩擦面 26制御レバー 36 クランププレート 38 転動体 40,42 溝(ランプ) 44 クランプリング 46A,46B 摩擦リング 48 延長部 50 ハウジング延長部 54A,54B,54C 転動体 56A,56B,56C 溝(ランプ) 58A,58B,58C 溝(ランプ)
フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 デビィット マイケル プレストン アメリカ合衆国 ミシガン 48346 クラ ークストン、エニースモア 4551

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に空間が形成されたハウジングと、 前記ハウジングに対して回転可能な軸と、 前記ハウジングから延在するブレーキ面と、 前記空間内に配置された第1ボールランプ機構と、 制御リングに取付けられたクランプリングと、 第2ボールランプ機構とから構成されている摩擦ブレー
    キであって、 前記第1ボールランプ機構は、 前記ブレーキ面に隣接して配置され、軸方向に移動して
    前記ブレーキ面に対して摩擦負荷をかける作動リング
    と、 前記作動リングに対向して配置された制御リングと、 転動体とから構成されており、 前記制御リングと前記作動リングの対向する面には、中
    央部が最大深さで、 両端部が最小深さになるように深さが変化する、少なく
    とも3対の円周方向に延在する溝が形成されており、 前記転動体は、対向する各対の溝内にそれぞれ1個配置
    されており、 前記制御リングおよび前記作動リングの溝は整列されて
    おり、この初期位置から時計方向または反時計方向に角
    度的に相対的に移動させて、前記各転動体を各対の溝に
    沿って転動させ、前記作動リングを前記ブレーキ面に対
    して軸方向に負荷をかけるように軸方向に移動させて、
    前記軸にブレーキトルクを作用させるようにしており、 前記第2ボールランプ機構は、前記第1ボールランプ機
    構を作動させるように前記クランプリング上にクランプ
    力を発生させる制御レバーにより作動されることを特徴
    とする摩擦ブレーキ。
  2. 【請求項2】さらに、少なくとも一対の対向する溝が前
    記第2ボールランプ機構内に形成されており、前記溝は
    長さ方向に深さが変化しており、前記溝内に転動体が配
    置されていることを特徴とする請求項1記載の摩擦ブレ
    ーキ。
  3. 【請求項3】さらに、前記第2ボールランプ機構は、ハ
    ウジングに支持されると共に前記転動体により作動され
    る軸方向にスライドする制御プレートを有しており、前
    記第1の対の溝は前記制御レバーに形成され、前記第2
    の対の溝は前記制御プレートに形成されていること特徴
    とする請求項2記載の摩擦ブレーキ。
  4. 【請求項4】前記第2ボールランプ機構は、前記制御レ
    バーと前記ハウジングとの間に配置されたスラストベア
    リングを有していることを特徴とする請求項1記載の摩
    擦ブレーキ。
  5. 【請求項5】さらに、前記制御プレートとハウジングの
    延長部との間に接触してクランプされるように配置さ
    れ、前記クランプリングの第1面と第2面に取り付けら
    れた一対の摩擦リングを有しており、前記第1面は前記
    制御プレートに接触し、また、前記第2面は前記ハウジ
    ングの延長部に接触することを特徴とする請求項1記載
    の摩擦ブレーキ。
  6. 【請求項6】さらに、前記制御レバーを回転するように
    支持する支持ピンを有することを特徴とする請求項1記
    載の摩擦ブレーキ。
  7. 【請求項7】さらに、前記制御リングと前記ハウジング
    との間にスラストベアリングを有することを特徴とする
    請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  8. 【請求項8】前記軸は、変速機の出力軸であることを特
    徴とする請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  9. 【請求項9】前記作動リングは、軸駆動リングを介して
    前記軸に取り付けられていることを特徴とする請求項1
    記載の摩擦ブレーキ。
  10. 【請求項10】前記作動リングは、前記軸駆動リングと
    変速機の出力ヨークに取り付けられていることを特徴と
    する請求項9記載の摩擦ブレーキ。
  11. 【請求項11】前記制御リングは、前記制御リングと前
    記クランプリングとの間で軸方向に変位するように、可
    撓性リングと共に前記クランプリングに取り付けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  12. 【請求項12】内部に空間が形成されたハウジングと、 前記ハウジングに対して回転可能な軸と、 前記ハウジングから延在するブレーキ面と、 第1ボールランプ機構と、 第2ボールランプ機構と、 クランプリングとから構成されている車両用パーキング
    ブレーキであって、 前記第1ボールランプ機構は、 前記ブレーキ面に隣接して、前記軸に不動に取付けられ
    た作動リングと、 前記作動リングに隣接して配置された制御リングとから
    構成されており、 前記作動リングは軸方向に移動して前記ブレーキ面と摩
    擦係合し、 前記制御リングと前記作動リングは、前記制御リングと
    前記作動リングの対向する面に形成された円周方向に延
    在する各溝内に収容された少なくとも3個の転動体を介
    して軸方向に離れて配置されており、また、前記溝は、 深さが変化する部分を有して整列されており、この初期
    位置から前記制御リングと前記作動リングを相対的に角
    度変化させることにより、前記作動リングを前記ブレー
    キ面に対して軸方向に力をかけて、前記作動リングを前
    記制御リングから離れるように軸方向に移動させるよう
    にしており、 前記第2ボールランプ機構は、 制御レバーと、 制御プレートと、 転動体とから構成されており、 前記制御レバーは、前記ハウジングに回転するように支
    持されると共に、 第1面に深さが変化する溝を有しており、 前記制御プレートは、前記ハウジング上に軸方向にスラ
    イドするように支 持され、第1面の深さが変化する溝を有しており、前記
    制御プレートの第1面に形成された溝は、前記制御レバ
    ーに形成された前記溝に実質的に対向しており、 前記転動体は、前記制御レバーと前記制御プレートの前
    記溝内に配置され、 前記ハウジングに対して前記制御レバーが回転したと
    き、前記転動体は前記溝に沿って転動して、前記制御レ
    バーと前記制御プレートの間の軸方向の間隔を制御して
    おり、 前記クランプリングは前記制御リングに取り付けられて
    おり、前記制御プレートは前記クランプリングに接触し
    て、ハウジングの方へ力をかけて、前記制御プレートと
    前記ハウジングとの間に前記クランプリングをクランプ
    して、前記クランプリングを介して前記第1ボールラン
    プ機構を作動させるように、制御リングに摩擦ブレーキ
    トルクを付与することを特徴とする車両用パーキングブ
    レーキ。
  13. 【請求項13】さらに、前記制御レバーと前記ハウジン
    グとの間にスラストベアリングが配置されていることを
    特徴とする請求項12記載の車両用パーキングブレー
    キ。
  14. 【請求項14】さらに、前記作動リングを前記軸に連結
    する軸駆動リングを有することを特徴とする請求項12
    記載の車両用パーキングブレーキ。
  15. 【請求項15】前記軸は、変速機の出力軸であることを
    特徴とする請求項12記載の車両用パーキングブレー
    キ。
  16. 【請求項16】さらに、前記制御プレートと前記クラン
    プリングとの間に、少なくとも一つの摩擦リングが配置
    されていることを特徴とする請求項12記載の車両用パ
    ーキングブレーキ。
  17. 【請求項17】さらに、前記作動リングと前記ブレーキ
    面との間に摩擦面が形成されていることを特徴とする請
    求項12記載の車両用パーキングブレーキ。
  18. 【請求項18】さらに、前記クランププレートを前記制
    御リングに取り付けるための可撓性延長部を有してお
    り、該可撓性延長部により前記クランププレートと前記
    制御リングとの間が軸方向に移動されることを特徴とす
    る請求項12記載の車両用パーキングブレーキ。
  19. 【請求項19】前記制御リングと前記作動リングに形成
    された溝は、ほぼ中央位置で最大の軸方向深さを有する
    と共に、両端部で最小の軸方向深さを有しており、ま
    た、前記制御リングおよび前記作動リングは整列されて
    おり、この初期位置から前記制御リングを前記作動リン
    グに対して角度的に相対移動させることにより、前記作
    動リングを前記制御リングから離れるように軸方向に移
    動させて、前記作動リングを前記ブレーキ面に摩擦的に
    接触させて、前記軸にブレーキトルクを作用させること
    を特徴とする請求項12記載の車両用パーキングブレー
    キ。
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