JP2000102610A - 注射器の針刺し事故防止具 - Google Patents
注射器の針刺し事故防止具Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 注射後の注射針を、安全かつ簡単に、針管保
護キャップに再収容できる注射器の針刺し事故防止具を
安価に提供可能とする。 【構成】 開口部から注射針を収容する針管保護キャッ
プと、その針管保護キャップを軸方向に挿通し、開口部
外周の外縁部を係止可能とする取り付け孔が穿設された
板状のツバとによって構成される注射器の針刺し事故防
止具に於いて、当該注射器の針刺し事故防止具は使用後
の使い捨て注射針を上記針管保護キャップ内に収容した
後、ツバが容易に折り曲げられると共に、そのツバに注
射針等が針管保護キャップ内から漏れ出さない形状に封
止する係止部が設けられてなる。
護キャップに再収容できる注射器の針刺し事故防止具を
安価に提供可能とする。 【構成】 開口部から注射針を収容する針管保護キャッ
プと、その針管保護キャップを軸方向に挿通し、開口部
外周の外縁部を係止可能とする取り付け孔が穿設された
板状のツバとによって構成される注射器の針刺し事故防
止具に於いて、当該注射器の針刺し事故防止具は使用後
の使い捨て注射針を上記針管保護キャップ内に収容した
後、ツバが容易に折り曲げられると共に、そのツバに注
射針等が針管保護キャップ内から漏れ出さない形状に封
止する係止部が設けられてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用注射器における
針刺し事故防止具に関するものである。
針刺し事故防止具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来病院等では、院内感染を防止する為
にいろいろな対策が講じられている。その一例として
は、注射器全体を使い捨てにしている。或いは、注射器
本体の先端に取り付けられる注射針を使い捨てにしてい
る。この注射器使用後の使い捨て注射針は、針管保護キ
ャップに再収納された状態にすることが、その後の廃棄
作業にいたるまでの取り扱いの安全性の点で望ましいと
されている。しかしながら、注射器本体を一方の手で持
ち、注射器本体の先にある針を他方の手で持った針管保
護キャップに収納する際、食い違いがあると針先で針管
保護キャップを保持している指を刺してしまうことがあ
る。こうした針刺し事故は、医療従事者をエイズや肝炎
などの感染の危険にさらしている。そこで、プロテクタ
ー付きの注射針や、安全装置付き注射器、ツバ付き針管
保護キャップ、注射針取り外し容器等が提案されてい
る。
にいろいろな対策が講じられている。その一例として
は、注射器全体を使い捨てにしている。或いは、注射器
本体の先端に取り付けられる注射針を使い捨てにしてい
る。この注射器使用後の使い捨て注射針は、針管保護キ
ャップに再収納された状態にすることが、その後の廃棄
作業にいたるまでの取り扱いの安全性の点で望ましいと
されている。しかしながら、注射器本体を一方の手で持
ち、注射器本体の先にある針を他方の手で持った針管保
護キャップに収納する際、食い違いがあると針先で針管
保護キャップを保持している指を刺してしまうことがあ
る。こうした針刺し事故は、医療従事者をエイズや肝炎
などの感染の危険にさらしている。そこで、プロテクタ
ー付きの注射針や、安全装置付き注射器、ツバ付き針管
保護キャップ、注射針取り外し容器等が提案されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、注射針は医
療目的や患者の身体状態によって針管の長さや太さが多
様に選ばれることから、プロテクター付きの注射針はプ
ロテクター部分の汎用設計が及ばず、製品化は限定的で
かつ量産効果によるコストダウンも計られていない。
又、安全装置付き注射器においては、第一に構造上の複
雑さによる価格上の問題が普及を阻害し、加えて医療従
事者にとっての取り扱いの複雑さの点からも課題は多
い。針管保護キャップの開口部のつばを指先を覆う程度
に大径化する提案は構造が簡単で事故防止効果が期待で
きる反面、金型や組立機械などの大幅な変更が伴い実用
化はなされていない。又、注射針取り外し容器の使用に
おいては、対応可能な注射針や注射器本体が限定的であ
ったり、容器非携帯時には当然ながら対応できないな
ど、医療現場になじみにくい問題がある。そこで本発明
は、注射器使用後の使い捨て注射針を針管保護キャップ
に収納する際に針刺し事故が防止されると共に、その
後、針管保護キャップから注射針がもれることなく安心
して廃棄できる針刺し事故防止具を簡単な構造で安価に
提供可能とすることにある。
療目的や患者の身体状態によって針管の長さや太さが多
様に選ばれることから、プロテクター付きの注射針はプ
ロテクター部分の汎用設計が及ばず、製品化は限定的で
かつ量産効果によるコストダウンも計られていない。
又、安全装置付き注射器においては、第一に構造上の複
雑さによる価格上の問題が普及を阻害し、加えて医療従
事者にとっての取り扱いの複雑さの点からも課題は多
い。針管保護キャップの開口部のつばを指先を覆う程度
に大径化する提案は構造が簡単で事故防止効果が期待で
きる反面、金型や組立機械などの大幅な変更が伴い実用
化はなされていない。又、注射針取り外し容器の使用に
おいては、対応可能な注射針や注射器本体が限定的であ
ったり、容器非携帯時には当然ながら対応できないな
ど、医療現場になじみにくい問題がある。そこで本発明
は、注射器使用後の使い捨て注射針を針管保護キャップ
に収納する際に針刺し事故が防止されると共に、その
後、針管保護キャップから注射針がもれることなく安心
して廃棄できる針刺し事故防止具を簡単な構造で安価に
提供可能とすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために以下の構成を有する。請求項１に記載の発
明に係る注射器の針刺し事故防止具は、開口部から注射
針を収容する針管保護キャップと、その針管保護キャッ
プを軸方向に挿通し、開口部外周の外縁部を係止可能と
する取り付け孔が穿設された板状のツバとによって構成
される注射器の針刺し事故防止具に於いて、当該注射器
の針刺し事故防止具は使用後の使い捨て注射針を上記針
管保護キャップ内に収容した後、ツバが容易に折り曲げ
られると共に、そのツバに注射針等が針管保護キャップ
内から漏れ出さない形状に封止する係止部が設けられて
なる。
成するために以下の構成を有する。請求項１に記載の発
明に係る注射器の針刺し事故防止具は、開口部から注射
針を収容する針管保護キャップと、その針管保護キャッ
プを軸方向に挿通し、開口部外周の外縁部を係止可能と
する取り付け孔が穿設された板状のツバとによって構成
される注射器の針刺し事故防止具に於いて、当該注射器
の針刺し事故防止具は使用後の使い捨て注射針を上記針
管保護キャップ内に収容した後、ツバが容易に折り曲げ
られると共に、そのツバに注射針等が針管保護キャップ
内から漏れ出さない形状に封止する係止部が設けられて
なる。
【０００５】請求項２に記載の発明に係る注射器の針刺
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバの所用箇所に折り曲げ可能なヒン
ジ部が形成されてなる。
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバの所用箇所に折り曲げ可能なヒン
ジ部が形成されてなる。
【０００６】請求項３に記載の発明に係る注射器の針刺
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバの折り曲げ側内面の少なくとも一
部に係止部として粘着部が設けられてなる。
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバの折り曲げ側内面の少なくとも一
部に係止部として粘着部が設けられてなる。
【０００７】請求項４に記載の発明に係る注射器の針刺
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバを折り曲げて封止した外面に係止
部として粘着テープが貼着されてなる。
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバを折り曲げて封止した外面に係止
部として粘着テープが貼着されてなる。
【０００８】請求項５に記載の発明に係る注射器の針刺
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバが折り曲げられて対面する相互面
に係止部が形成されてなる。
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバが折り曲げられて対面する相互面
に係止部が形成されてなる。
【０００９】請求項６に記載の発明に係る注射器の針刺
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバの一側を略コの字状に折り曲げ
て、その内面に形成されたボス部を注射針の後端孔に係
合させてなる。
し事故防止具は、請求項１に記載の注射器の針刺し事故
防止具に於いて、ツバの一側を略コの字状に折り曲げ
て、その内面に形成されたボス部を注射針の後端孔に係
合させてなる。
【００１０】
【実施例】先ず、図１は注射器の針刺し事故防止具の従
来と共通する構成を示す斜視図である。図に示すよう
に、針管保護キャップ２は前端が閉塞され、開口部２ａ
から軸心に注射針１を収容する孔を有した筒状の樹脂成
形品などで設けられ、注射針１の小径部１ａの外周部に
開口部２ａ近傍の内面が係合されて取り付けられる。
又、針管保護キャップ２の開口部外周には後述するツバ
３の取り付け孔３ａよりやや大径に膨出した外縁部２ｂ
が設けられている。一方、ツバ３は紙や樹脂などの板材
で指の先端が隠れる程度の十分な大きさを有し、軸心部
に取り付け孔３ａが穿設されている。以上によって、注
射器の針刺し事故防止具は上記針管保護キャップ２をツ
バ３の取り付け孔３ａに軸方向に挿通し、開口部外周の
外縁部２ｂが取り付け孔３ａに係止されて構成される。
又、注射器の針刺し事故防止具は、使用後の使い捨て注
射針を上記針管保護キャップ２内に収容する際に、手元
が狂って針先が開口部２ａの外側にずれても、針先がツ
バ３にあたり指先を傷つける危険が防止される。
来と共通する構成を示す斜視図である。図に示すよう
に、針管保護キャップ２は前端が閉塞され、開口部２ａ
から軸心に注射針１を収容する孔を有した筒状の樹脂成
形品などで設けられ、注射針１の小径部１ａの外周部に
開口部２ａ近傍の内面が係合されて取り付けられる。
又、針管保護キャップ２の開口部外周には後述するツバ
３の取り付け孔３ａよりやや大径に膨出した外縁部２ｂ
が設けられている。一方、ツバ３は紙や樹脂などの板材
で指の先端が隠れる程度の十分な大きさを有し、軸心部
に取り付け孔３ａが穿設されている。以上によって、注
射器の針刺し事故防止具は上記針管保護キャップ２をツ
バ３の取り付け孔３ａに軸方向に挿通し、開口部外周の
外縁部２ｂが取り付け孔３ａに係止されて構成される。
又、注射器の針刺し事故防止具は、使用後の使い捨て注
射針を上記針管保護キャップ２内に収容する際に、手元
が狂って針先が開口部２ａの外側にずれても、針先がツ
バ３にあたり指先を傷つける危険が防止される。
【００１１】図２乃至図９は本発明の注射器の針刺し事
故防止具の実施例１を示している。図に示すように、ツ
バ４は折り曲げ可能な薄肉円板の軸心部に取り付け孔４
ａが穿設され、少なくとも、その折り曲げ側内面の一部
に粘着部５が設けられてなり、図７及び図９に示すよう
に使用後の注射針１を針管保護キャップ２内に収容した
後、ツバ４が容易に折り曲げられると共に接着されて、
注射針１が針管保護キャップ２から漏れ出さない形状に
封止される。
故防止具の実施例１を示している。図に示すように、ツ
バ４は折り曲げ可能な薄肉円板の軸心部に取り付け孔４
ａが穿設され、少なくとも、その折り曲げ側内面の一部
に粘着部５が設けられてなり、図７及び図９に示すよう
に使用後の注射針１を針管保護キャップ２内に収容した
後、ツバ４が容易に折り曲げられると共に接着されて、
注射針１が針管保護キャップ２から漏れ出さない形状に
封止される。
【００１２】尚、ツバ４の折り曲げを容易化するために
所用箇所に折り線部４ｂが形成される。又、ツバ４は折
り曲げ方向のみに折り曲げ可能となるのが性能上望まし
く、その場合には図５及び図６に示すようなヒンジ部４
ｃが設けられる。又、必要により粘着面を被覆する剥離
紙が設けられ、封止する際にはがす。又、針管保護キャ
ップ２の外径がやや異なっても挿通可能なように取り付
け孔４ａの周縁に適宜な切り込みなどを設けてもよい。
又、ツバ４の外周形状は円盤に限定されないものであ
る。
所用箇所に折り線部４ｂが形成される。又、ツバ４は折
り曲げ方向のみに折り曲げ可能となるのが性能上望まし
く、その場合には図５及び図６に示すようなヒンジ部４
ｃが設けられる。又、必要により粘着面を被覆する剥離
紙が設けられ、封止する際にはがす。又、針管保護キャ
ップ２の外径がやや異なっても挿通可能なように取り付
け孔４ａの周縁に適宜な切り込みなどを設けてもよい。
又、ツバ４の外周形状は円盤に限定されないものであ
る。
【００１３】又、図１０乃至図１１は本発明の注射器の
針刺し事故防止具の実施例２を示している。図に示すよ
うに実施例２は上記実施例１とほぼ同じであり、相違す
る点はツバ６を折り曲げて封止した外面に係止部として
粘着テープ７が貼着されてなる。
針刺し事故防止具の実施例２を示している。図に示すよ
うに実施例２は上記実施例１とほぼ同じであり、相違す
る点はツバ６を折り曲げて封止した外面に係止部として
粘着テープ７が貼着されてなる。
【００１４】又、図１２及び図１３は本発明の注射器の
針刺し事故防止具の実施例３を示している。図に示すよ
うに実施例３は、ツバ８が折り曲げられて対面する一方
の面に窓部８ａが穿設され、他方の面に鈎状の係止部８
ｂが形成されており、封止したときに相互が弾性的に係
止する。尚、係止部の形状は上記に限定されないもので
ある。
針刺し事故防止具の実施例３を示している。図に示すよ
うに実施例３は、ツバ８が折り曲げられて対面する一方
の面に窓部８ａが穿設され、他方の面に鈎状の係止部８
ｂが形成されており、封止したときに相互が弾性的に係
止する。尚、係止部の形状は上記に限定されないもので
ある。
【００１５】又、図１４乃至図１６は本発明の注射器の
針刺し事故防止具の実施例４を示している。図に示すよ
うに実施例４は、ツバ９の一側を略コの字状に折り曲げ
て、その内面に形成されたボス部９ａを注射針１の後端
孔１ｂに係合させてなる。
針刺し事故防止具の実施例４を示している。図に示すよ
うに実施例４は、ツバ９の一側を略コの字状に折り曲げ
て、その内面に形成されたボス部９ａを注射針１の後端
孔１ｂに係合させてなる。
【００１６】
【作用】万一、注射針１ｂを針管保護キャップ２に装着
する際に、手元が狂って針先が針管保護キャップ２の開
口部２ａからずれた場合に、針先はツバに当たるため、
ツバを越えることはなく（注射針が簡単に刺さらないよ
うな材質と肉厚が設定される）従って、一方で針管保護
キャップ２を摘んでいる指先を傷つける危険が回避され
る。尚、本発明の要旨ではないので説明を省いたが、針
管保護キャップ２の内面と注射針の小径部１ａの外周と
の相互間にはリブや溝との組み合わせによる回転止め
（図示せず）が成されており、注射器本体から注射針１
を離脱する場合には、注射器本体に対して針管保護キャ
ップ２を回転させながら引き離すように操作すればよ
い。又、注射針を針管保護キャップ２内に収容した後、
ツバが容易に折り曲げられて注射針が容器から漏れ出さ
ない形状に封止されるので、血液等で汚染された針先で
刺してしまうことなく、エイズや肝炎などの感染防止と
なる。又、その後の廃棄の扱いが容易且つ安全となる。
する際に、手元が狂って針先が針管保護キャップ２の開
口部２ａからずれた場合に、針先はツバに当たるため、
ツバを越えることはなく（注射針が簡単に刺さらないよ
うな材質と肉厚が設定される）従って、一方で針管保護
キャップ２を摘んでいる指先を傷つける危険が回避され
る。尚、本発明の要旨ではないので説明を省いたが、針
管保護キャップ２の内面と注射針の小径部１ａの外周と
の相互間にはリブや溝との組み合わせによる回転止め
（図示せず）が成されており、注射器本体から注射針１
を離脱する場合には、注射器本体に対して針管保護キャ
ップ２を回転させながら引き離すように操作すればよ
い。又、注射針を針管保護キャップ２内に収容した後、
ツバが容易に折り曲げられて注射針が容器から漏れ出さ
ない形状に封止されるので、血液等で汚染された針先で
刺してしまうことなく、エイズや肝炎などの感染防止と
なる。又、その後の廃棄の扱いが容易且つ安全となる。
【００１７】
【発明の効果】本発明の注射器の針刺し事故防止具の構
成及び作用は以上のごとくであり、血液等で汚染された
針先で刺してしまうことなく、エイズや肝炎などの感染
防止となる。又、注射針や針管保護キャップについては
従来製品を変更せずに使用でき、しかも構造が簡単なの
できわめて低価格での提供が可能である。又更に、針先
を収容し、且つ封止された状態での廃棄となるため、医
療従事者のみならず廃棄作業者の事故防止にも効果が高
い。
成及び作用は以上のごとくであり、血液等で汚染された
針先で刺してしまうことなく、エイズや肝炎などの感染
防止となる。又、注射針や針管保護キャップについては
従来製品を変更せずに使用でき、しかも構造が簡単なの
できわめて低価格での提供が可能である。又更に、針先
を収容し、且つ封止された状態での廃棄となるため、医
療従事者のみならず廃棄作業者の事故防止にも効果が高
い。
【図１】注射器の針刺し事故防止具の構成を示した斜視
図である。
図である。
【図２】本発明の実施例１である注射器の針刺し事故防
止具のツバの前面図である。
止具のツバの前面図である。
【図３】ツバの断面図である。
【図４】ツバの裏面図である。
【図５】折り曲げ部の折り曲げ前の実施形態を示した要
部断面図である。
部断面図である。
【図６】折り曲げ部の折り曲げ後の実施形態を示した要
部断面図である。
部断面図である。
【図７】本発明の実施例１である注射器の針刺し事故防
止具に注射針を挿通した状態を示した斜視図である。
止具に注射針を挿通した状態を示した斜視図である。
【図８】注射針を挿通した後にツバを折り曲げて封止し
た状態を示した斜視図である。
た状態を示した斜視図である。
【図９】図８の状態における一部断面の正面図である。
【図１０】本発明の実施例２である注射器の針刺し事故
防止具に注射針を挿通した状態を示した斜視図である。
防止具に注射針を挿通した状態を示した斜視図である。
【図１１】注射針を挿通した後にツバを折り曲げて封止
した状態を示した斜視図である。
した状態を示した斜視図である。
【図１２】本発明の実施例３である注射器の針刺し事故
防止具に注射針を挿通した状態を示した斜視図である。
防止具に注射針を挿通した状態を示した斜視図である。
【図１３】注射針を挿通した後にツバを折り曲げて封止
した状態を示した斜視図である。
した状態を示した斜視図である。
【図１４】本発明の実施例４である注射器の針刺し事故
防止具に注射針を挿通した状態を示した斜視図である。
防止具に注射針を挿通した状態を示した斜視図である。
【図１５】注射針を挿通した後にツバを折り曲げて封止
した状態を示した斜視図である。
した状態を示した斜視図である。
【図１６】図１５の状態における正面図である。
１ 注射針 １ａ 小径部 １ｂ 後端孔 ２ 針管保護キャップ ２ａ 開口部 ２ｂ 外縁部 ３ ツバ ３ａ 取り付け孔 ４ ツバ ４ａ 取り付け孔 ４ｂ 折り線部 ４ｃ ヒンジ部 ５ 粘着部 ６ ツバ ７ 粘着テープ ７ａ 粘着部 ８ ツバ ８ａ 窓部 ８ｂ 係止部 ９ ツバ ９ａ ボス部
Claims (6)
- 【請求項１】 開口部から注射針を収容する針管保護キ
ャップと、その針管保護キャップを軸方向に挿通し、開
口部外周の外縁部を係止可能とする取り付け孔が穿設さ
れた板状のツバとによって構成される注射器の針刺し事
故防止具に於いて、当該注射器の針刺し事故防止具は使
用後の使い捨て注射針を上記針管保護キャップ内に収容
した後、ツバが容易に折り曲げられると共に、そのツバ
に注射針等が針管保護キャップ内から漏れ出さない形状
に封止する係止部が設けられたことを特徴とする注射器
の針刺し事故防止具。 - 【請求項２】 ツバの所用箇所に折り曲げ可能なヒンジ
部が形成されてなる請求項１に記載の注射器の針刺し事
故防止具。 - 【請求項３】 ツバの折り曲げ側内面の少なくとも一部
に係止部として粘着材部が設けられてなる請求項１に記
載の注射器の針刺し事故防止具。 - 【請求項４】 ツバを折り曲げて封止した外面に係止部
として粘着テープが貼着されてなる請求項１に記載の注
射器の針刺し事故防止具。 - 【請求項５】 ツバが折り曲げられて対面する相互面に
係止部が形成されてなる請求項１に記載の注射器の針刺
し事故防止具。 - 【請求項６】 ツバの一側を略コの字状に折り曲げて、
その内面に形成されたボス部を注射針の後端孔に係合さ
せてなる請求項１に記載の注射器の針刺し事故防止具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10290083A JP2000102610A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 注射器の針刺し事故防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10290083A JP2000102610A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 注射器の針刺し事故防止具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000102610A true JP2000102610A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17751583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10290083A Withdrawn JP2000102610A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 注射器の針刺し事故防止具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000102610A (ja) |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP10290083A patent/JP2000102610A/ja not_active Withdrawn
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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