JPH11221278A - 注射針キャップ - Google Patents
注射針キャップInfo
- Publication number
- JPH11221278A JPH11221278A JP10027267A JP2726798A JPH11221278A JP H11221278 A JPH11221278 A JP H11221278A JP 10027267 A JP10027267 A JP 10027267A JP 2726798 A JP2726798 A JP 2726798A JP H11221278 A JPH11221278 A JP H11221278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- needle
- flange
- main body
- injection needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Buffer Packaging (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 注射針を注射針キャップに挿入する際に、誤
挿入することによって手の指を刺してしまうのを確実に
防止する。 【解決手段】 注射針11を挿入する先細筒形状のキャ
ップ本体2の針差込口3の近傍に、外方に向けて少なく
とも3mm以上突出する指刺防止鍔4を設ける。また、
この指刺防止鍔4をキャップ本体2と別体で形成し、該
キャップ本体2に対して着脱可能に取り付けるようにす
る。
挿入することによって手の指を刺してしまうのを確実に
防止する。 【解決手段】 注射針11を挿入する先細筒形状のキャ
ップ本体2の針差込口3の近傍に、外方に向けて少なく
とも3mm以上突出する指刺防止鍔4を設ける。また、
この指刺防止鍔4をキャップ本体2と別体で形成し、該
キャップ本体2に対して着脱可能に取り付けるようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注射針キャップに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、注射針は、血液からの病気の感染
を防止するために、1回使用すると、注射針キャップを
取り付け、この状態で、注射器とともに、または、注射
器から注射針を取り外して破棄するようになっている。
前記注射針キャップは先細筒形状をなし、その針差込口
は、注射針の根本部分に設けた注射器への取付部の外径
と略同径である約5mm程度となっている。
を防止するために、1回使用すると、注射針キャップを
取り付け、この状態で、注射器とともに、または、注射
器から注射針を取り外して破棄するようになっている。
前記注射針キャップは先細筒形状をなし、その針差込口
は、注射針の根本部分に設けた注射器への取付部の外径
と略同径である約5mm程度となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記注
射針キャップは、差込口の口径が小さいため、注射針を
先端部から挿入する際に差込口内に挿入し損ねて、注射
針キャップを持った手の指を刺してしまい、怪我をした
り病気に感染したりする恐れがあった。特に、注射を打
つ頻度が多い内科等では、1回使用した注射針は、速や
かに注射針キャップを取り付けて破棄しなければなら
ず、このように急いで注射針キャップを取り付ける時に
は前記問題がしばしば起こっている。
射針キャップは、差込口の口径が小さいため、注射針を
先端部から挿入する際に差込口内に挿入し損ねて、注射
針キャップを持った手の指を刺してしまい、怪我をした
り病気に感染したりする恐れがあった。特に、注射を打
つ頻度が多い内科等では、1回使用した注射針は、速や
かに注射針キャップを取り付けて破棄しなければなら
ず、このように急いで注射針キャップを取り付ける時に
は前記問題がしばしば起こっている。
【0004】従って、本発明では、注射針を注射針キャ
ップに挿入する際に、誤挿入することによって手の指を
刺してしまうのを確実に防止することができる注射針キ
ャップを提供することを課題とするものである。
ップに挿入する際に、誤挿入することによって手の指を
刺してしまうのを確実に防止することができる注射針キ
ャップを提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の注射針キャップは、注射針を挿入する先細
筒形状のキャップ本体の針差込口の近傍に、外方に向け
て少なくとも3mm以上突出する指刺防止鍔を設けたも
のである。この注射針キャップでは、前記指刺防止鍔を
キャップ本体と別体で形成し、該キャップ本体に対して
着脱可能に取り付けるようにすることが好ましい。
め、本発明の注射針キャップは、注射針を挿入する先細
筒形状のキャップ本体の針差込口の近傍に、外方に向け
て少なくとも3mm以上突出する指刺防止鍔を設けたも
のである。この注射針キャップでは、前記指刺防止鍔を
キャップ本体と別体で形成し、該キャップ本体に対して
着脱可能に取り付けるようにすることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。本発明の注射針キャップ1は樹脂製
であり、図1および図2に示すように、先細筒形状のキ
ャップ本体2の針差込口3の縁に、外方に向けて突出す
る指刺防止鍔4を設けた点でのみ従来の注射針キャップ
と相違している。
に従って説明する。本発明の注射針キャップ1は樹脂製
であり、図1および図2に示すように、先細筒形状のキ
ャップ本体2の針差込口3の縁に、外方に向けて突出す
る指刺防止鍔4を設けた点でのみ従来の注射針キャップ
と相違している。
【0007】前記指刺防止鍔4は、フランジ状に外方に
突出するようにキャップ本体2と一体成形したもので、
その突出量は、キャップ本体2の外周より少なくとも3
mm以上、好ましくは5mm程度となるようにされてい
る。ここで、指刺防止鍔4の突出量が3mmより小さい
場合には、キャップ本体2を持った状態で、術者の指の
地肌の部分を隠しきれない一方、5mmより大きくした
場合には、注射器10を含む未使用状態の注射針11を
保管するのに広いスペースが必要となるからである。
突出するようにキャップ本体2と一体成形したもので、
その突出量は、キャップ本体2の外周より少なくとも3
mm以上、好ましくは5mm程度となるようにされてい
る。ここで、指刺防止鍔4の突出量が3mmより小さい
場合には、キャップ本体2を持った状態で、術者の指の
地肌の部分を隠しきれない一方、5mmより大きくした
場合には、注射器10を含む未使用状態の注射針11を
保管するのに広いスペースが必要となるからである。
【0008】前記注射針キャップ1によれば、注射器1
0を使用した後に、急いで注射針11に注射針キャップ
1を取り付けようとして、注射針11を注射針キャップ
1の針差込口3に挿入し損ねても、針の先端部分は指刺
防止鍔4に当接することにより、術者の指を刺すことを
確実に防止することができる。その結果、注射針11に
よって指を刺す恐れがないという安心感も伴い、作業性
の向上を図ることができる。
0を使用した後に、急いで注射針11に注射針キャップ
1を取り付けようとして、注射針11を注射針キャップ
1の針差込口3に挿入し損ねても、針の先端部分は指刺
防止鍔4に当接することにより、術者の指を刺すことを
確実に防止することができる。その結果、注射針11に
よって指を刺す恐れがないという安心感も伴い、作業性
の向上を図ることができる。
【0009】なお、本発明の注射針キャップ1は、図3
(A),(B)に示すように、前記キャップ本体2と指
刺防止鍔4とを別体で形成し、着脱可能に取り付けるよ
うにしてもよい。この場合、前記指刺防止鍔4は、キャ
ップ本体2の挿入口5の内径が針差込口3の縁と略同径
となるように樹脂によって成形してもよく、また、前記
挿入口5をキャップ本体2の外周部より小径となるよう
にゴムによって形成し、圧着固定するようにしてもよ
い。このようにすれば、従来の注射針キャップを変更す
ることなく、利用することができるため、無駄の削減お
よびコストダウンを図ることができる。
(A),(B)に示すように、前記キャップ本体2と指
刺防止鍔4とを別体で形成し、着脱可能に取り付けるよ
うにしてもよい。この場合、前記指刺防止鍔4は、キャ
ップ本体2の挿入口5の内径が針差込口3の縁と略同径
となるように樹脂によって成形してもよく、また、前記
挿入口5をキャップ本体2の外周部より小径となるよう
にゴムによって形成し、圧着固定するようにしてもよ
い。このようにすれば、従来の注射針キャップを変更す
ることなく、利用することができるため、無駄の削減お
よびコストダウンを図ることができる。
【0010】また、前記指刺防止鍔4の形状は前記実施
形態に限定されず、図4(A)に示すように、フランジ
部の外周に軸方向外向きに突出するガイド周壁6を設け
た形状としてもよく、図4(B)に示すように、略椀形
状としてもよく、図4(C)に示すように、先広がりの
筒状としてもよい。さらに、前記指刺防止鍔4の形成位
置は、キャップ本体2の針差込口4の縁としたが、図4
(D)に示すように、所定間隔をあけた近傍に形成して
もよい。なお、図4の各変形例では、指刺防止鍔4をキ
ャップ本体2と一体に形成したものを示しているが、図
3に示すように、別体として着脱可能に取り付けるよう
にも構成することができることは言うまでもない。
形態に限定されず、図4(A)に示すように、フランジ
部の外周に軸方向外向きに突出するガイド周壁6を設け
た形状としてもよく、図4(B)に示すように、略椀形
状としてもよく、図4(C)に示すように、先広がりの
筒状としてもよい。さらに、前記指刺防止鍔4の形成位
置は、キャップ本体2の針差込口4の縁としたが、図4
(D)に示すように、所定間隔をあけた近傍に形成して
もよい。なお、図4の各変形例では、指刺防止鍔4をキ
ャップ本体2と一体に形成したものを示しているが、図
3に示すように、別体として着脱可能に取り付けるよう
にも構成することができることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の注射針キャップでは、少なくとも3mm以上、突出す
る指刺防止鍔を設けているため、注射針に注射針キャッ
プを取り付ける時に、誤って指を刺すのを確実に防止す
ることができる。そのため、怪我したり、病気に感染し
たりする恐れがなく、この安心感も伴って作業性の向上
を図ることができる。また、前記指刺防止鍔をキャップ
本体と別体で形成し、着脱可能に取り付けるようにすれ
ば、従来の注射針キャップを変更することなく利用する
ことができるため、コストダウンを図ることができる。
の注射針キャップでは、少なくとも3mm以上、突出す
る指刺防止鍔を設けているため、注射針に注射針キャッ
プを取り付ける時に、誤って指を刺すのを確実に防止す
ることができる。そのため、怪我したり、病気に感染し
たりする恐れがなく、この安心感も伴って作業性の向上
を図ることができる。また、前記指刺防止鍔をキャップ
本体と別体で形成し、着脱可能に取り付けるようにすれ
ば、従来の注射針キャップを変更することなく利用する
ことができるため、コストダウンを図ることができる。
【図1】 本発明の注射針キャップと注射器とを示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】 注射針キャップの断面図である。
【図3】 注射針キャップの変形例を示し、(A)は分
解斜視図、(B)は組立状態の断面図である。
解斜視図、(B)は組立状態の断面図である。
【図4】 (A),(B),(C),(D)は注射針キ
ャップの他の変形例を示す断面図である。
ャップの他の変形例を示す断面図である。
1…注射針キャップ、2…キャップ本体、3…針差込
口、4…指刺防止鍔、10…注射器、11…注射針。
口、4…指刺防止鍔、10…注射器、11…注射針。
Claims (2)
- 【請求項1】 注射針を挿入する先細筒形状のキャップ
本体の針差込口の近傍に、外方に向けて少なくとも3m
m以上突出する指刺防止鍔を設けたことを特徴とする注
射針キャップ。 - 【請求項2】 前記指刺防止鍔をキャップ本体と別体で
形成し、該キャップ本体に対して着脱可能に取り付ける
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の注射針キ
ャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10027267A JPH11221278A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 注射針キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10027267A JPH11221278A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 注射針キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221278A true JPH11221278A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12216312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10027267A Pending JPH11221278A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 注射針キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11221278A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007110454A1 (es) * | 2006-03-29 | 2007-10-04 | Manuel Fuentes Zafra | Tapon protector para tubos de pegamento, silicona y similares |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP10027267A patent/JPH11221278A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007110454A1 (es) * | 2006-03-29 | 2007-10-04 | Manuel Fuentes Zafra | Tapon protector para tubos de pegamento, silicona y similares |
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