JP2000102037A - 撮像装置及び画像生成方法 - Google Patents

撮像装置及び画像生成方法

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JP2000102037A
JP2000102037A JP10271578A JP27157898A JP2000102037A JP 2000102037 A JP2000102037 A JP 2000102037A JP 10271578 A JP10271578 A JP 10271578A JP 27157898 A JP27157898 A JP 27157898A JP 2000102037 A JP2000102037 A JP 2000102037A
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image data
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memories
imaging
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JP10271578A
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English (en)
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Katsumi Iijima
克己 飯島
Katsuhiko Mori
克彦 森
Takeo Sakimura
岳生 崎村
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリの容量を無駄に増加させることなく、
少ないメモリを切り換えて、立体画像の表示を可能と
し、結果として高速、低消費電力で安価な撮像装置を提
供することにある。 【解決手段】 上記の課題を解決するために、左右の撮
像手段と、前記左右の撮像手段から出力された画像デー
タをそれぞれ一時的にストアする左右のバッファメモリ
と、前記左右のバッファメモリより読み出した画像デー
タを合成する画像合成手段とを備え、前記各バッファメ
モリを複数のメモリで構成し、それらのメモリを書き込
み、読み出しで交互に切り換えることにより、フィール
ド周期で立体画像を表示可能とした撮像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体映像及び2次
元映像の撮影、表示が可能な撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】立体映像を撮影、表示する場合、これま
でに考えられたシステムでは、たとえば特開昭62−2
1396号公報等に示される立体テレビ装置がある。
【0003】このような立体映像撮影、表示システムで
は、基本的に複数のカメラから視差を持った一組の映像
を得て、これをそのシステム専用の立体映像表示装置に
より撮影者に立体映像を提供するものである。
【0004】このような立体映像システムでは、撮影を
行うカメラと、立体映像を表示する立体ディスプレイが
分離しているものであった。
【0005】したがってカメラを移動させながら撮影す
る場合などでは、ディスプレイを切り離して撮影し、そ
の後映像を確認しながら編集するという作業を行ってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな立体映像システムでは、撮影者が常に映像を立体的
に観察できず、映像を見ながらカメラの調整を行うこと
が難しい、簡単な立体映像撮影ができないという問題が
あり、本発明者により、カメラとディスプレイが一体化
されたものが提案され、本出願人によって出願されてい
る。
【0007】しかしながら、上記の出願では、複眼撮像
う動作、液晶ディスプレイへの表示動作を行う際うに、
2つの撮像系は同期して撮像動作を行うために同時に映
像信号を出力するのに対して、その後の処理は片方ずつ
処理しなければならず、立体やパノラマの際に画像表示
サイズを大きくできない、表示レートを上げられないと
いった問題があった。
【0008】単眼の撮像の場合には、単に撮像素子の画
素数と後段の処理スピードで決まる上記の表示サイズや
表示レートが、複眼同期撮影の場合には、上述の新たな
問題点を生じている。
【0009】また単にメモリを増加させて記録するとい
った方法では、容量の無駄だけではなく、消費電力が大
きく、コスト的にも高価格となるといった問題を生じ
る。
【0010】そこで本発明の課題は、メモリの容量を無
駄に増加させることなく、また性能を落とすことなく有
効に活用し、結果として低消費電力で安価な撮像装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願の請求項1に記載の発明によれば、複数の撮
像手段と、前記複数の撮像手段から出力された画像デー
タをそれぞれ一時的にストアする複数のバッファメモリ
と、前記バッファメモリより読み出した画像データを合
成する画像合成手段とを備えた撮像装置を開示する。
【0012】また本願の請求項2に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の発明において、前記複数のバッフ
ァメモリは、前記撮像手段より出力された画像データの
書き込み・読み出しを切り換えて使用するダブルバッフ
ァとして用いた撮像装置を特徴とする。
【0013】また本願の請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項2において、前記撮像手段より出力された画
像データにそれぞれ所定の色信号処理を施す色信号処理
回路を備え、前記ダブルバッファは、前記色信号処理回
路の後段に設けられている撮像装置を特徴とする。
【0014】また本願における請求項4に記載の発明に
よれば、請求項2において、前記撮像手段より出力され
た画像データにそれぞれ所定の信号処理を施す信号処理
回路を備え、前記ダブルバッファは、前記色信号処理回
路の前段に設けられている撮像装置を特徴とする。
【0015】また本願の請求項5に記載の発明によれ
ば、請求項2において、前記画像合成手段によって、前
記複数の撮像手段それぞれにおける画像データを合成す
るにあたり、前記各画像データに対して間引きあるいは
補間処理を施す間引き・補間回路を備え、前記ダブルバ
ッファは前記間引き・補間回路の後段に設けた撮像装置
を特徴とする。
【0016】また本願の請求項6に記載の発明によれ
ば、複数の撮像手段と、画像を立体表示可能な立体ディ
スプレイと、前記複数の撮像手段からの画像データを一
時的にストアし、前記撮像手段より出力された画像デー
タの書き込み・読み出しを切り換えて使用するダブルバ
ッファとして用いるバッファメモリと、前記バッファメ
モリより読み出した画像データを合成する画像合成手段
とを備えた撮像装置を特徴とする。
【0017】また本願の請求項7に記載の発明によれ
ば、請求項6において、前記立体ディスプレイは、リア
バリア方式のディスプレイである撮像装置を特徴とす
る。
【0018】また本願の請求項8に記載の発明によれ
ば、請求項6において、前記立体ディスプレイは、液晶
シャッタ方式のディスプレイである撮像装置を特徴とす
る。
【0019】また本願の請求項9に記載の発明によれ
ば、左右の撮像手段と、前記左右の撮像手段から出力さ
れた画像データをそれぞれ一時的にストアする左右のバ
ッファメモリ手段と、前記左右のバッファメモリ手段よ
りそれぞれ読み出された画像データを合成する画像合成
手段とを備え、前記左右のバッファメモリ手段は、それ
ぞれ複数のメモリを有し、画像データの書き込み動作と
読み出し動作を所定の周期で同時に実行可能に構成さ
れ、前記画像合成手段は、前記左右のバッファメモリ手
段それぞれから出力された画像データを合成して前記所
定の周期で出力可能に構成された撮像装置を特徴とす
る。
【0020】また本願の請求項10に記載の発明によれ
ば、請求項9において、前記所定の周期はフィールド周
期である撮像装置を特徴とする。
【0021】また本願の請求項11に記載の発明」によ
れば、請求項10において、前記画像合成手段より出力
された合成画像データを記憶する画像メモリと、該画像
メモリに記憶された画像を表示する表示手段とを備える
ことにより、前記左右の撮像手段によって撮像された左
右の画像データを合成した画像を前記フィールド周期で
表示し得るように構成した撮像装置を特徴とする。
【0022】また本願の請求項12に記載の発明によれ
ば、請求項9において、前記左右のバッファメモリ手段
は、それぞれ前記複数のメモリに対して書き込み動作と
読み出し動作を交互に前記所定の周期で切り換え制御す
ることにより、前記バッファメモリ手段に対する画像デ
ータの書き込み動作と読み出し動作を同時に可能とした
撮像装置を特徴とする。
【0023】また本願の請求項13に記載の発明によれ
ば、請求項10において、前記左右のバッファメモリ手
段からそれぞれ読み出された画像データを記録媒体に記
録する記録手段を備え、前記記録手段は、前記記録媒体
上に、前記左右のバッファメモリより読み出された画像
データ及びこれらの画像データがそれぞれ立体画像を構
成する左右の画像であることを示す属性を記録するよう
に構成された撮像装置を特徴とする。
【0024】また本願の請求項14に記載の発明によれ
ば、請求項11において、前記画像データを圧縮符号化
して前記表示手段へと供給する圧縮符号化手段を備えた
撮像装置を特徴とする。
【0025】また本願の請求項15に記載の発明によれ
ば、複数の撮像手段から出力された画像データをそれぞ
れ複数のバッファメモリにストアし、前記複数のバッフ
ァメモリ手段のそれぞれから読み出された画像データを
合成して立体画像あるいはパノラマ画像を生成させる画
像生成方法であって、前記複数のバッファメモリ手段を
それぞれ複数のメモリで構成するとともに、画像データ
の書き込み動作と読み出し動作を所定の周期で同時に実
行可能とし、前記複数のバッファメモリ手段それぞれか
ら出力された画像データを合成して前記所定の周期で出
力するようにした画像生成方法を特徴とする。
【0026】また本願の請求項16に記載の発明によれ
ば、請求項15において、前記所定の周期をフィールド
周期となし、前記画像合成された合成画像データを画像
メモリに記憶し、該記憶された画像データを表示手段に
表示することによって、前記複数の撮像手段によって撮
像された複数の画像データを合成した画像を前記フィー
ルド周期で表示し得るようにした画像生成方法を特徴と
する。
【0027】また本願の請求項17に記載の発明によれ
ば、請求項15において、前記複数のバッファメモリ手
段は、それぞれ前記複数のメモリに対して書き込み動作
と読み出し動作を交互に前記所定の周期で切り換え制御
することにより、前記バッファメモリ手段に対する画像
データの書き込み動作と読み出し動作を同時に可能とし
た画像生成方法を特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下本発明における撮像装置を、
各図を参照しながら、その実施形態について説明する。
【0029】(第1の実施例)図2は本発明における撮
像装置の構成の第1の実施例を示すものであり、詳細は
後述することによって明らかとなるが、信号処理回路の
後に複数の画像メモリからなるダブルバッファを配した
場合を示している。
【0030】同図において、1は複眼撮像装置本体を示
し、2,3はそれぞれ右側,左側撮像光学系、4は立体
表示可能なモニタとしての液晶(LCD)等の表示素子
である(本発明の表示手段に相当する)。
【0031】5〜10は、表示素子4の構成部材を拡大
表示したものであり、5はバックライト、6は市松状の
開口マスク、7,8はレンチキュラーレンズ、9は高分
子分散液晶、10は液晶層、11はガラス基板である。
【0032】同図中においては、偏光板、カラーフィル
タ、電極、ブラックマトリクス、反射防止膜などは、図
示を省略する。
【0033】図2に示すように、カメラは複眼カメラ本
体1及びレンズを中に持つ2つの撮像光学系2,3から
なり、映像の立体感を出すために、立体撮像モードでは
撮像光学系2,3は本体の左右に配置され、基線長を長
く取る構成になっている。
【0034】また、カメラ本体上には左右撮像光学系
2,3から得られた映像を立体的に観察可能な表示モー
ドを持つ液晶ディスプレイによる表示素子4が設けられ
ており、撮影時、撮影者は2つの撮像光学系2,3によ
り、撮影された立体映像を、立体表示可能な表示素子4
によつて立体的に観察することができる。
【0035】このときの撮像光学系2,3と立体表示可
能な表示素子4との位置関係は、図2で示されるよう
に、チルト方向に対して観察者に合わせた位置を取るこ
とができる。
【0036】また2つの撮像光学系の相対位置関係は、
図6に示すように切り換え可能である。これはパノラマ
撮影と立体撮影の両方を可能とするためである。
【0037】簡単に撮影光学ブロックの部分の説明を行
なうと、図6において、800はミラー、801は光学
ブロック、20,200はCCDである。
【0038】図6(a)の状態と(b)の状態が切り替
わる。同図(b)は、パノラマ画像撮影状態で、同図
(a)は立体画像撮影状態である。
【0039】パノラマ撮影の際には、ミラーが同図
(b)の状態になり、あたかも同じ視点から撮影してい
る状態を形成している。
【0040】撮像光学系の詳細は、特開平10-145656号
公報に詳細に記載された構成を用いることができ、ここ
での詳細な説明は省略する。
【0041】次に画像再生について説明する。撮影時あ
るいは撮影後の再生時には、図2に示す立体画像を観察
することができる。これは複眼カメラ本体1にある記録
媒体から立体の映像信号を読み出し、表示素子4へ供給
することにより観察可能となる。
【0042】立体表示可能な表示素子4は、液晶層など
からなる表示画素部10とガラス基板11の間に形成さ
れている。
【0043】5は照明光源となるバックライトである。
その前方には、光が透過する市松状の開口を有するマス
クパターンを形成したマスク基板6が配されている。
【0044】このマスクパターンはクロムなどの金属蒸
着膜または光吸収材からなり、ガラスまたは樹脂からな
るマスク基板上にパターンニングすることにより形成さ
れる。
【0045】マスク基板6と画像表示用液晶ディスプレ
イ10の間には、マイクロレンズとして透明樹脂または
ガラス製の互いに直交する2つのレンチキュラーレンズ
7,8が配置されている。
【0046】そして、レンチキュラーレンズと画像表示
用液晶ディスプレイ10の間には、高分子分散液晶9が
配置されている。
【0047】画像表示用液晶ディスプレイ10には図中
のように左右の撮像系2,3から得られた画像を上下方
向に交互に横ストライプ状に配列して表示する。
【0048】バックライト5からの光はマスク基板6の
各々の開口を透過し、レンチキュラーレンズ7,8及び
高分子分散液晶9を順次通過して、画像用液晶ディスプ
レイ10を照明し、撮影観察者の両眼に先の画像が左右
の視差画像として分離して観察される。これにより立体
的な画像を撮影者が観察可能となる。
【0049】このとき高分子分散液晶9には電界がかけ
られており、マスク6とレンチキュラーレンズ7,8で
指向された光がその指向性を保ったまま、すなわち観察
者の両眼に画像が分離して観察されるよう、画像表示用
液晶ディスプレイ10を照明している。
【0050】次に立体映像撮像時のカメラ内での信号の
流れ、処理の流れを図3を用いて説明する。
【0051】図3において、20,200はCCD等の
撮像素子(本発明の撮像手段に相当する)、24はCC
Dの垂直ドライバ、21,201はCDS・AGC回
路、22,202はクランプ回路、23,203はA/
D変換器、25はタイミングジェネレータ、26,20
6は色信号処理回路、27は信号処理回路、28はVR
AM、29は図2のLCD表示デバイスによる立体表示
可能な表示素子4を駆動制御する液晶ディスプレイコン
トロール回路である。
【0052】また204,205、2004,2005
はプロセスメモリで、本発明のバッファメモリを構成す
るものである。207は圧縮/伸張回路で、例えばMo
tion JPEG圧縮/伸張を行なう。
【0053】208はディジタルのインタフェースであ
り、例えばUSB等である。209は記憶媒体へのアク
セスを行なうためのインタフェース、210は記憶媒体
で、ここでは、例えばフラッシュメモリを用いている。
【0054】211はシステム全体の制御を統括して行
うMPU、212はワークメモリ、214はカメラ制御
部である。
【0055】まず操作者が映像の記録・再生等の操作を
カメラ制御部214に対して入力すると、この入力に対
する信号がカメラ制御部214からMPU211へ送ら
れ、MPU211により各部の制御が行なわれる。ここ
では立体映像撮影モードが選択されたとする。
【0056】2つの撮像光学系2,3により撮影した映
像は、CCD20,200の撮像素子上に結像される。
【0057】CCD20,200で光学映像は光電変換
され、それぞれ左右の画像信号として出力され、次段の
CDS/AGC回路(CDSは相関二重サンプリング、
AGCはオートゲインコントロール)21,201で、
サンプリング及びゲインコントロールがなされ、クラン
プ回路22,202を介して基準レベルにクランプされ
た後、A/D変換器23,203によりそれぞれディジ
タル信号に変換される。
【0058】このとき、左右の画像信号はCCD垂直ド
ライバ24とタイミングジェネレータ25の制御により
同期して駆動処理されているので、時間的に左右同じ時
刻に撮像された画像が処理されることになる。
【0059】CCD20,200にはフレーム蓄積モー
ドとフィールド蓄積モードと両方があるが、ここでは表
示ディスプレイに表示する場合と、画像を記録する場合
とでモードを切り替える場合を例にとって説明する。
【0060】スルーで表示素子4に表示するときはフィ
ールド蓄積モードで動作する場合である。
【0061】A/D変換器23,203によりディジタ
ル信号に変換された左右画像データは、それぞれの色信
号処理回路26,206に送られて、色変換処理などが
施される。
【0062】色変換が施された左右のディジタル信号は
信号処理回路27を経由して、メモリ204,205に
ストアされる。この時CCD20からの画像データはメ
モリ204へ、CCD200からの画像は205にスト
アされる。
【0063】次のフィールドでは、CCD20からの画
像はメモリ2004へCCD205からの画像はメモリ
2005にストアされる。
【0064】このようにメモリ204と2004がフィ
ールド毎に切り替えられ、画像データをストアするため
に使用される。メモリ205と2005に関しても同様
である。
【0065】一方、メモリへのストアが順々に繰り返さ
れている際に、ストアに使用していない側のメモリ、例
えばメモリ204,205がストア用に使用されている
ときのメモリ2004,2005からは、ストアされて
いる画像が読み出される。すなわち読み出すアドレスを
画像が反転するよう、後述する図1に図示したアドレス
エンコーダ1001,1002から読み出しアドレスが
出力され、このアドレスにしたがって、画像が読み出さ
れて行く。
【0066】これにより、あるフィールドでは片方のメ
モリ204,205は書き込みに使用され、もう一方の
メモリ2004,2005は読み出しに使用され、交互
に読み書きが繰り返される。すなわちダブルバッファと
してメモリが使用される(本発明では、このメモリの切
り替え動作により、書き込み及び読み出し動作を実行す
る形態をダブルバッファと称することにし、本発明のダ
ブルバッファ手段に相当する)。
【0067】この際、読み出しは反転して読み出される
ので、撮像ヘッド内に使用されているミラーによって画
像が反転されているものも、正常に読み出すことができ
る。
【0068】読み出された画像は信号処理回路27にお
いて、液晶ディスプレイの画素サイズに変換され、左右
画像が上下1ラインずつ交互に合成されてVRAM28
に転送される。信号処理回路27は、このように双方向
にわたる制御を行なう。
【0069】この時点でCCDで撮像された信号は画像
として、それぞれメモリ204、205あるいは200
4,2005のどちらかに、ならびにVRAM28に保
持されたことになる。
【0070】複眼カメラ内の表示素子4にて立体映像信
号生成のためには、VRAM28の内容を使用するが、
このVRAM28は表示用の画像メモリであり、液晶デ
ィスプレイ4に表示する画像の容量を持っている。
【0071】メモリ204,205あるいは2004,
2005に保持された画像の画素数と液晶ディスプレイ
による表示素子4の表示画像の画素数は同数とは限らな
いので、信号処理回路27にはその間引きや補間を行な
う機能を備えているわけである。
【0072】VRAM28に書き込まれた右側画像と左
側画像は走査線ごとに交互に左右の画像が液晶ディスプ
レイコントロール回路29を介して液晶ディスプレイの
表示素子4上に表示される。これにより観察者は立体映
像を観察可能となる。
【0073】次に、信号処理回路27での流れを図1を
用いて説明すると、図1において、1001はアドレス
発生部、1005はデータ制御回路である。
【0074】その他の共通部材は同一番号を付してい
る。A/D変換器23からのディジタル信号は、(1)の
経路で色信号処理回路26に送られ、色変換処理などが
施され、色変換が施されたディジタル信号は(2)の経路
でメモリ204にストアされる。この時、書き込みのア
ドレスはアドレス制御回路1001により発生される。
【0075】前のフィールドでメモリ2004にストア
されている画像は同時に、アドレス発生部1001より
所望の間引き、合成がなされるようアドレス発生がなさ
れ、経路(3)でVRAM28へと転送される。
【0076】これと同様のことが、反対側のA/D変換
器203からの信号についても言えるのは前述の通りで
ある(経路(4))。
【0077】経路(3)にて送出される信号は、データ制
御回路1005により、アドレスが発生されるととも
に、左右の画像を振り分けるようスイッチされて経路
(3)もしくは経路(5)のデータがVRAM28に書き込ま
れて行く。
【0078】ここで言うスイッチとは、左右画像が上下
1ラインづつ交互に合成されていくようにVRAM28
に転送されることを言う。
【0079】合成画像の生成を図4に更に模式的に示
す。図4において、30,300はそれぞれCCDで撮
像されたフィールド画像、31,301は横1/2に圧
縮された画像である。
【0080】CCDの有効画素数は、640*240
(1フィールド)でLCDの表示画素数は320*24
0として以下に説明を行なう。
【0081】撮像光学系2,3によりCCDに結像され
た左右画像は、ディジタル信号となり、色変換され有効
画素として30,300に示すようにそれぞれ640*
240である(1ラインごとにL0,L1,……… ,
L239、R0,R1,……,R239である)。
【0082】この信号が信号処理回路27を介して、一
方ではそのままメモリ204,205あるいは、200
4,2005に保持されると共に、信号処理回路27内
にて、まずそれぞれの左右画像30,300がLCDサ
イズにあわせて320*240のサイズの画像31,3
01に変換される(1ラインごとにL’0,L’1,…
…… ,L’239、R’0,R’1,……,R’23
9である)。この変換は単純な間引きでもよく、補間さ
れていてもよい。
【0083】次に320*240に変換された左右画像
31,301は、次に32に示すように1ラインごとに
交互にL’0,R’0,L’2,R’2……… ,R2
38のように合成される。合成された画像はVRAM2
8に書き込まれる。
【0084】また操作者がカメラ制御部214を介して
立体映像撮影モードを選択することにより、LCD制御
部29にそのモードが伝えられ、高分子分散液晶9に電
界が印加される。すなわちLCD制御部29からは表示
する映像信号と高分子分散液晶9を制御する信号の2つ
が出力される。これにより立体的に観察可能なことは、
前述した通りである。
【0085】次に画像の記録に関して説明する。記録媒
体の種類は磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク、半
導体メモリ等を用いることが可能だが、ここではフラッ
シュメモリを例に挙げ説明する。
【0086】記録媒体へのインターフェース209は記
録媒体210の空き領域に立体映像信号をディジタル形
式のままファイルとして保存し、またファイル管理領域
への登録も行なう。
【0087】これは記録の開始を撮影者がカメラ制御部
214へと指示する操作を入力することにより始まり、
撮影の指示がMPU211に識別されると、CCDはフ
ィールド蓄積モードからフレーム蓄積モードに変更さ
れ、前述のように処理され、メモリ204,205,2
004,2005に保存される。
【0088】これは204,205がそれぞれCCDの
1フィールド分の画像記憶容量を持つものとすると、蓄
積モードをフレーム蓄積モードにすることにより倍の記
憶容量が必要となる。
【0089】この時、複眼でフレーム蓄積モードである
ことから、2フレーム分の記録容量が必要となる。
【0090】すなわち2フレーム分の容量は4フィール
ド分の容量となるので204,205,2004,20
05のすべてのメモリを使用する。
【0091】VRAM28に保持されている内容は、液
晶ディスプレイにそのまま表示され、記録動作に入る前
に行なわれていたメモリ204等からのデータの流れは
いったん停止され、ディスプレイ上には静止した画面が
表示されている。
【0092】メモリ204,205,2004,200
5にストアされた内容は、まずはメモリ204,200
4を先に信号処理回路27を介して、圧縮回路207に
送り、情報の圧縮を行ない、圧縮されたデータはワーク
メモリ212に保持される。図1上の経路(6)を介して
行なわれる。
【0093】次に、同様にメモリ205、2005の内
容を信号処理回路27を介して圧縮回路207に送り、
情報の圧縮を行ない、圧縮されたデータをワークメモリ
212に保持する。図1の経路(7)である。
【0094】ここでは圧縮方式の例としてMotion JPEG
を行なうこととする。圧縮されたデータ(1フレームも
しくは1フィールド分のデータ)はワークメモリ212
に保持されており、これを圧縮し、例えばs001L.Mjpg、
s001R.Mjpgといったファイル名を付け、まず最初の1フ
レームもしくは1フィールドを前記ファイルとして書き
込む。
【0095】次々と流れてくるフレームもしくはフィー
ルドのデータも同様に、続けてその後ろに書き込む。書
き込まれた左右動画圧縮画像は、ペアとしてファイル管
理される。
【0096】この時ファイル管理領域にはペアを識別す
る識別情報も同時に記録される。更に上記の各画像とと
もに、サムネール画像を記録する。
【0097】ここでサムネール画像とは上記本画像に対
して、動画の最初のフレーム(もしくはフィールド)、
ここでは左右の動画像あるいは左側(例えば)のフレー
ムの縮小された画像のことを指し、例えば80*60の
大きさの縮小画像を指す。
【0098】このサムネール画像は本動画像の圧縮画像
作成と同じく、メモリ204、2004の内容を信号処
理回路27を介して、いったん80*60の大きさに縮
小して、その後、圧縮回路207に送り、情報の圧縮を
行い、圧縮されたデータはワークメモリ212に保持さ
れる。
【0099】ここでは圧縮の例として1フレームのみ
(左側だけ)のMotion JPEGを行なうこととする(これ
はJPEGと同じである)。
【0100】圧縮されたデータはワークメモリ212に
保持されており、これに例えば、ss001L.mjpgといった
ファイル名を付け、サムネール圧縮画像としてファイル
管理を行なうものとする。
【0101】この時、ファイル管理領域には左右動画像
を識別する識別情報も、同時に記録される。
【0102】以上が立体動画像記録の流れであり、カメ
ラ使用者はディスプレイで立体映像観察を行ない、所望
の時にのみ記録動作を行なうことができる。
【0103】これにより、撮影時の自由度が大きく、撮
影中カメラを持って移動する場合でも立体感を確認でき
る。
【0104】次に、簡単に記録媒体210に記録された
立体動映像の再生について説明する。
【0105】媒体中には複数のファイル立体映像が記録
されているため、まずメモリI/F209は記録媒体2
10の管理領域を調べ、画像ファイル登録データをMP
U211へ送る。
【0106】MPU211ではこの場合は立体として再
生可能な画像ファイルを選択し、該当する画像ファイル
名データを任意の表示フォーマットに整え、その画像フ
ァイルとしてサムネール画像に相当するものを、記録媒
体210から読み込み、ワークメモリ212に保持す
る。
【0107】ワークメモリ212に保持されたサムネー
ル画像はJPEG圧縮(1フレームのみのMotion JPEG)さ
れているので、サムネール画像の9枚を選択して、信号
処理回路27へデータとして送り、立体ディスプレイに
図5のように表示する。
【0108】この時、立体ディスプレイは、2次元表示
モードとなっており、サムネール画像は立体画像を意味
するフラグ情報を同時に表示する。
【0109】図5において、100はサムネール画像、
Sは立体画像を意味するフラグである。操作者は表示さ
れたサムネール画像から再生したい画像ファイルを選択
し、カメラ制御部214へ入力する。
【0110】入力信号はカメラ制御部214からMPU
211へ送られ、選択されたファイルの動画データがフ
レーム単位でメモリI/F209を介して記録媒体21
0から読み出され、ワークメモリ212に転送される。
【0111】その後ワークメモリの情報を圧縮/伸張回
路207を介して1フレーム分の画像データが伸張さ
れ、プロセスメモリ204、205に送られる。
【0112】この後は前述したようにVRAM28でサ
イズ変換され、インターレース合成された後、立体映像
としてディスプレイ4へ表示される。
【0113】次のフレームも同様に処理され、これらを
繰り返し実行することにより、動画像が再生される。こ
のように、撮影された立体画像を簡単に再生することが
できる。
【0114】また、不図示のマイクを各撮像光学系と一
緒に配置することで、映像と共に音声に対しても、より
立体的な効果が得られる。
【0115】以上の構成によれば、CCD23側で撮像
した画像は、色信号処理回路26を介してフィールド周
期でメモリ204,2004の一方に書き込まれ、書き
込みの行なわれない他方のメモリからは、前フィールド
期間に書き込まれた画像が読み出され、データ制御回路
1005にフィールド周期で供給される。
【0116】一方、CCD203側で撮像した画像は、
色信号絵処理回路206を介してフィールド周期でメモ
リ205,2005の一方に書き込まれ、書き込みの行
なわれない他方のメモリからは、前フィールド期間に書
き込まれた画像が読み出され、データ制御回路1005
にフィールド周期で供給され、メモリ204,2004
側から供給されるフィールド画像と合成される。
【0117】これらの両撮像系からの画像は時間的に同
時に撮像されており、これらを画像合成してVRAM2
8へと格納することにより、フィールド周期で立体画像
をモニタすることができ、少ないメモリを効率的に切り
換えることにより、立体画像の動画表示が可能となる。
【0118】また記録媒体に記録を行なう場合には、4
つのメモリを用いて、立体フレーム画像を互いに属性、
識別情報とともに記録することができる。
【0119】(第2の実施例)第1の実施例では表示装
置に立体液晶ディスプレイを用いたが、このデバイスの
かわりに、カメラから立体画像を出力し、液晶シャッタ
メガネで立体画像を観察することも考えられる。
【0120】この場合、図1における信号の流れは左右
の画像がライン順次にスイッチされたが、左右の画像が
フレーム単位でスイッチされる。
【0121】以下、図7に図1と同様に、信号の流れを
付加して説明する。
【0122】図1の構成との違いは、出力先がVRAM
28とD/A変換器700がある点である。
【0123】A/D変換器23からのディジタル信号
は、(1)の経路で色処理回路26に送られ、色変換処理
などが施される。
【0124】色変換が施されたディジタル信号は(2)の
経路でメモリ204にストアされる。この時、書き込み
のアドレスはアドレス制御回路1001により発生され
る。
【0125】次に前のフィールドでメモリ2004にス
トアされている画像は同時に、アドレス制御回路100
1より所望の間引き、合成がなされるようアドレス発生
がなされ、経路(3)でVRAM28へ転送される。
【0126】これと同様のことが、反対側のA/D20
3からの信号についても言えるのは前述の通りである。
【0127】しかしながらVRAM28への出力は経路
(3)にて送出されてくる信号のみを用いる。
【0128】一方、D/A変換器700には、左右の画
像を振り分けるようスイッチされて経路(3)’もしくは
経路(5)’のデータがD/A変換器700に供給され
る。
【0129】ここで言うスイッチとは、たとえば左右画
像が左右1フィールドづつ交互に出力されるよう、D/
A変換器700に転送されることを言う。
【0130】これにより、液晶ディスプレイの表示素子
の片側の画像が出力されるとともに、D/A変換器70
0を介してフィールド順次の画像がカメラから出力さ
れ、TV信号となり、これを液晶シャッタメガネで観察
することにより立体像画像を観察することができる。
【0131】(第3の実施例)前述の第1、第2の実施
例では、いずれもダブルバッファは色信号処理回路の後
段に用いられたが、A/D変換器23,203のすぐ後
段に用いることも可能である。
【0132】この場合の図を図8に示す。図8におい
て、900は色信号処理回路である。
【0133】A/D変換器23からのディジタル信号
は、経路(81)でダブルバッファ204,2004の片側
に送られ、書き込まれる。
【0134】同様にもう片側のA/D変換器203から
のディジタル信号も例えばダブルバッファ205へと送
信され、書き込まれる(経路(82))。
【0135】ダブルバッファのもう一方のメモリ(今回
は2004,2005)からディジタル信号が読み出さ
れ(経路(83),(84))、色処理回路900に送信され、
色変換処理などが施される。
【0136】この時、左右のダブルバッファのそれぞれ
の書き込まれていない方の読み出し側のメモリからデー
タが読み出されるのは言うまでもない。
【0137】また左右どちらのデータが色信号処理回路
に送られるかは(経路(83),(84)の選択は)、第1の実
施例と同じディスプレイの場合はライン順次に、第2実
施例の場合、フィールド順次に送信される。
【0138】色信号が施された後は所望の間引き、補間
回路を経てVRAMへと出力されて行く(経路(85))。
【0139】この場合、色信号処理回路900より後段
が旧通貨されてるというメリットも生じる。
【0140】尚、本実施例1,2,3では書き込みを行
なった後に、読み出し時に反転して読む例で説明した
が、書き込みを反転して、読み出しを通常に行なうこと
を実施してもよい。
【0141】また本実施例では色信号処理回路。A/D
変換器の後段にダブルバッファを用いたがその場所は間
引き回路、補間回路などのいずれの後段にあっても良
い。
【0142】また、本実施例では、ダブルバッファを実
現するのに、DRAMを4個使用するようにして説明し
たが、これは物理的の4個に限定されるものではなく、
メモリ素子の数にこだわるものではなく、容量の大きい
メモリ内において、実質的に4個のメモリを構成し、機
能的にダブルバッファを実現可能としてもよく、ようす
るにダブルバッファの機能を達成できれば、何でも良
い。
【0143】尚、上述の実施形態では、本発明を立体画
像を生成する場合について説明したが、例えばパノラマ
画像の生成等の他の画像処理にも適用可能であることは
言うまでもない。
【0144】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、立
体画像を撮影するとともに、立体ディスプレイにおいて
立体画像を観察することを可能とし、立体感を確認しな
がら撮影を行なうことができ、かつ記録並びにスルー表
示時にダブルバッファとしてメモリを使用することによ
り、メモリの効率化が可能となり、リアルタイムで、且
つ省電力、低コストで立体画像の撮影が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における、信号処理回路
の構成と信号の流れを示す概略図である。
【図2】本発明で用いる複眼カメラの構成を示す図であ
る。
【図3】本発明での複眼カメラのシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図4】表示用の画像を生成する概念を示す図である。
【図5】サムネール画像の表示例を示す図である。
【図6】撮像光学ヘッド部の構成を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例における信号処理回路の
構成及び信号の流れを示す図である。
【図8】本発明の第3の実施例を示す信号処理回路の構
成及び信号の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 複眼カメラ本体 2 右側撮像系 3 左側撮像系 4 表示素子 26 色信号処理回路 27 信号処理回路 28 VRAM 204 メモリ 205 メモリ 1001 アドレス制御回路 1005 データ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崎村 岳生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA13 AB43 AB61 AB62 AB68 AC01 AC42 AC54 AC55 AC69 5C061 AA07 AB02 AB04 AB08 AB11 AB12 AB16 AB17 5C066 AA01 AA03 BA01 CA01 DD06 EE01 GA01 GA31 HA02 HA03 KE01 KE09 KE11 KM02 KM11 KM13

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の撮像手段と、 前記複数の撮像手段から出力された画像データをそれぞ
    れ一時的にストアする複数のバッファメモリと、 前記バッファメモリより読み出した画像データを合成す
    る画像合成手段と、を備えたことを特徴とする撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記複数のバッファメモリは、前記撮像手段より出力さ
    れた画像データの書き込み・読み出しを切り換えて使用
    するダブルバッファとして用いることを特徴とする撮像
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記撮像手段より出力された画像データにそれぞれ所定
    の色信号処理を施す色信号処理回路を備え、前記ダブル
    バッファは、前記色信号処理回路の後段に設けられてい
    ることを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記撮像手段より出力された画像データにそれぞれ所定
    の信号処理を施す信号処理回路を備え、前記ダブルバッ
    ファは、前記色信号処理回路の前段に設けられているこ
    とを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記画像合成手段によって、前記複数の撮像手段それぞ
    れにおける画像データを合成するにあたり、前記各画像
    データに対して間引きあるいは補間処理を施す間引き・
    補間回路を備え、前記ダブルバッファは前記間引き・補
    間回路の後段に設けることを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 複数の撮像手段と、画像を立体表示可能
    な立体ディスプレイと、 前記複数の撮像手段からの画像データを一時的にストア
    し、前記撮像手段より出力された画像データの書き込み
    ・読み出しを切り換えて使用するダブルバッファとして
    用いるバッファメモリと、 前記バッファメモリより読み出した画像データを合成す
    る画像合成手段と、を備えたことを特徴とする撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記立体ディスプレイは、リアバリア方式のディスプレ
    イであることを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 前記立体ディスプレイは、液晶シャッタ方式のディスプ
    レイであることを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 左右の撮像手段と、 前記左右の撮像手段から出力された画像データをそれぞ
    れ一時的にストアする左右のバッファメモリ手段と、 前記左右のバッファメモリ手段よりそれぞれ読み出され
    た画像データを合成する画像合成手段と、を備え、 前記左右のバッファメモリ手段は、それぞれ複数のメモ
    リを有し、画像データの書き込み動作と読み出し動作を
    所定の周期で同時に実行可能に構成され、 前記画像合成手段は、前記左右のバッファメモリ手段そ
    れぞれから出力された画像データを合成して前記所定の
    周期で出力可能に構成されていることを特徴とする撮像
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記所定の周期はフィールド周期であることを特徴とす
    る撮像装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記画像合成手段より出力された合成画像データを記憶
    する画像メモリと、 該画像メモリに記憶された画像を表示する表示手段とを
    備えることにより、 前記左右の撮像手段によって撮像された左右の画像デー
    タを合成した画像を前記フィールド周期で表示し得るよ
    うに構成したことを特徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、 前記左右のバッファメモリ手段は、それぞれ前記複数の
    メモリに対して書き込み動作と読み出し動作を交互に前
    記所定の周期で切り換え制御することにより、前記バッ
    ファメモリ手段に対する画像データの書き込み動作と読
    み出し動作を同時に可能としたことを特徴とする撮像装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項10において、 前記左右のバッファメモリ手段からそれぞれ読み出され
    た画像データを記録媒体に記録する記録手段を備え、前
    記記録手段は、前記記録媒体上に、前記左右のバッファ
    メモリより読み出された画像データ及びこれらの画像デ
    ータがそれぞれ立体画像を構成する左右の画像であるこ
    とを示す属性を記録するように構成されていることを特
    徴とする撮像装置。
  14. 【請求項14】 請求項11において、 前記画像データを圧縮符号化して前記表示手段へと供給
    する圧縮符号化手段を備えたことを特徴とする撮像装
    置。
  15. 【請求項15】 複数の撮像手段から出力された画像デ
    ータをそれぞれ複数のバッファメモリにストアし、 前記複数のバッファメモリ手段よりそれぞれ読み出され
    た画像データを合成して立体あるいはパノラマ画像を生
    成させる画像生成方法であって、 前記複数のバッファメモリ手段のそれぞれを、複数のメ
    モリで構成するとともに、画像データの書き込み動作と
    読み出し動作を所定の周期で同時に実行可能とし、前記
    複数のバッファメモリ手段それぞれから出力された画像
    データを合成して前記所定の周期で出力するようにした
    画像生成方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記所定の周期をフィールド周期となし、前記画像合成
    された合成画像データを画像メモリに記憶し、該記憶さ
    れた画像データを表示手段に表示することによって、前
    記複数の撮像手段によって撮像された複数の画像データ
    を合成した画像を前記フィールド周期で表示し得るよう
    にしたことを特徴とする画像生成方法。
  17. 【請求項17】 請求項15において、 前記左右のバッファメモリ手段は、それぞれ前記複数の
    メモリに対して書き込み動作と読み出し動作を交互に前
    記所定の周期で切り換え制御することにより、前記バッ
    ファメモリ手段に対する画像データの書き込み動作と読
    み出し動作を同時に可能としたことを特徴とする画像生
    成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095403A1 (ja) 2009-02-17 2010-08-26 パナソニック株式会社 再生装置、再生方法、プログラム
JP2011040240A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置及び画像表示方法
KR101307620B1 (ko) * 2011-12-28 2013-09-12 충북대학교 산학협력단 Fpr 방식 입체 영상 디스플레이

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