JP2000101808A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2000101808A
JP2000101808A JP10270832A JP27083298A JP2000101808A JP 2000101808 A JP2000101808 A JP 2000101808A JP 10270832 A JP10270832 A JP 10270832A JP 27083298 A JP27083298 A JP 27083298A JP 2000101808 A JP2000101808 A JP 2000101808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
input image
data
storage area
compressed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10270832A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Kaneshiro
正克 金城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP10270832A priority Critical patent/JP2000101808A/ja
Publication of JP2000101808A publication Critical patent/JP2000101808A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像の圧縮データを入力画像データを格
納したページメモリに格納する構成においてメモリの有
効利用、確実な圧縮処理を可能とした画像処理装置を提
供する。 【解決手段】 入力画像データ容量と、圧縮処理を実行
して生成され得る圧縮画像データの最大容量との比較に
基づいて、ページメモリの入力画像データ格納領域、圧
縮画像データ格納領域の設定を行う。入力画像データが
圧縮画像データの最大容量よりも大である場合は、入力
画像データ格納領域の先頭アドレスに圧縮画像データ格
納領域の先頭アドレスを一致させ、圧縮画像データが大
である場合は、圧縮画像データ格納領域の最終アドレス
に入力画像データ格納領域の最終アドレスを一致させて
各データを格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
する。特に、スキャナ等の画像読み取り装置によって取
り込まれた画像データをメモリに格納し、メモリに格納
された画像データの圧縮処理を施し、圧縮データの伸長
処理を行って出力装置に出力する構成を有する画像処理
装置に関する。さらに入力画像データに対し、拡大、回
転等、各種の画像処理を実行し、これら各種の画像処理
データを出力可能な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にデジタル画像処理装置では、ス
キャナ等の画像読み取り装置によって取り込まれた画像
データをページメモリ(またはページバッファ)等の記
憶装置に格納し、メモリに格納した画像データをプリン
ト装置等の出力装置の出力タイミングに同期させて読み
出す構成を有する。このような構成の画像処理装置にお
いて、画像蓄積、画像処理、画像転送の観点からページ
メモリに格納した画像データに圧縮処理を施し、この圧
縮データを蓄積し、蓄積された圧縮データを伸長処理し
て出力装置に出力する構成が提案されている。この構成
においては、画質の劣化を防止するために入力画像デー
タは一旦、入力イメージのままでページメモリに格納さ
れ、ページメモリに格納された入力イメージデータに基
づいて、拡大、回転等、所望の画像処理が実行され、さ
らに処理データの圧縮が実行され、圧縮データを再度ペ
ージメモリに格納する手法が採られている。
【0003】上記のように入力画像データとその処理デ
ータとをページバッファに取り込むためには、ページバ
ッファに入力画像データ領域および処理画像データ(圧
縮済みデータ)領域を確保することが必要となる。
【0004】図1にページメモリに入力画像データ領域
と処理画像データ(圧縮画像)領域とを確保した例を示
す。図1に示す構成は、入力画像データ領域と圧縮画像
データ領域とを全く別の独立したメモリ領域に展開させ
たものである。図1に示すようなイメージ展開方法は、
メモリスペースが十分存在する場合は問題ないが、限ら
れた容量からなるメモリスペースを有効に利用した形態
であるとは言い難い。
【0005】メモリ容量の増加はコストの増大を招くも
のであり、メモリスペースの有効利用という事情を鑑み
て特開平4−322384号公報は、図2に示すような
メモリの使用構成を提案している。図2に示す構成は、
入力画像データと、画像処理データ(圧縮画像)とをメ
モリの重複した領域に格納しようとするものである。こ
のデータ格納方法は、図1に示すメモリ利用形態に比較
してメモリの使用効率は格段に良くなる。
【0006】しかしながら、図2のメモリ使用方法には
次に説明する問題点がある。入力画像データの圧縮を実
行した際の圧縮イメージを図3に示す。圧縮画像データ
の生成は、元の入力画像データ、すなわちページメモリ
に最初に蓄積されたデータに基づいて実行される。図3
は可逆変換方式の圧縮構成である。圧縮方式の大きな分
類として非可逆変換方式と可逆変換方式とがある。非可
逆変換方式は8ビット等の多値データの圧縮手法として
用いられるものであり、主にコピー機における多値デー
タのデータ圧縮に使用され、元データよりも圧縮データ
のデータ量が小さくなることが期待される圧縮手法であ
る。これに対し、可逆変換方式は、主にファクシミリや
プリンタ等の1ビットデータ形式のデータ圧縮に使用さ
れ、処理対象となるデータによっては、少なくともその
一部が元の入力データよりもデータ量が大となる可能性
がある圧縮方式である。
【0007】可逆変換方式の圧縮方法は図3に示すよう
に、ラインイメージごとに圧縮の可否を示すデータを圧
縮情報ビット(Bit)として各ラインデータの先頭に
付加する。さらに、入力画像データ全体の先頭と、最終
アドレスに可逆方式の圧縮であることを示すスタートビ
ット(Start of Bit)およびエンドビット
(End of Bit)の各1ビットデータを付加す
る。可逆変換方式では、ラインごとに進行する圧縮過程
の中で、実質上圧縮できないラインイメージも存在す
る。このような場合、圧縮データには付加ビットが加わ
るため、データ長が元の入力画像データよりも長くなる
ことになる。従って、図2に示すような元の入力画像デ
ータ領域に圧縮画像データを上書きしていくメモリ構成
を採用すると、上書きされる圧縮画像データが入力画像
データの未圧縮領域(ライン)に追いついてしまうとい
う事態が発生する。このような事態が発生すると、元の
入力画像データが上書きによって消滅してしまい、正常
な処理が不可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の欠点を解決するものであり、スキャナ等から取
り込まれた入力画像イメージをページメモリ(ページバ
ッファ)に格納し、さらに入力画像イメージに対して圧
縮処理した圧縮画像データ、あるいは必要な所定の画像
処理を施した後、圧縮処理した圧縮画像データをページ
メモリに格納する構成において、ページメモリの有効利
用を達成し、かつ入力画像データに基づく確実な画像処
理、圧縮処理を可能とする構成を有する画像処理装置を
提供する。
【0009】また、本発明は、入力画像データに対して
実行される画像処理に応じてページメモリへのイメージ
展開方法を適宜変更し、最も効率的でかつ確実な処理を
保証したページメモリ上のイメージ展開構成を提供す
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の画像処理装置は、入力画像データ、および前記入
力画像データに基づく圧縮処理により生成される圧縮画
像データをページメモリに格納し、前記圧縮画像データ
に対する伸長処理を実行して出力する構成を有する画像
処理装置において、前記入力画像データの入力画像デー
タ容量と、前記入力画像データに基づく圧縮処理を実行
して生成され得る圧縮画像データの最大容量との比較に
基づいて、前記ページメモリにおける入力画像データ格
納領域および圧縮画像データ格納領域の設定を行うメモ
リ制御手段を有することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の画像処理装置において、
前記メモリ制御手段は前記比較において入力画像データ
が圧縮画像データの最大容量よりも大であると判定され
る場合は、前記ページメモリの空き領域に設定される入
力画像データ格納領域の先頭アドレスに圧縮画像データ
格納領域の先頭アドレスを一致させて圧縮画像データ格
納領域を設定し、前記比較において圧縮画像データの最
大容量が入力画像データがよりも大であると判定される
場合は、前記ページメモリの空き領域に設定される圧縮
画像データ格納領域の最終アドレスに入力画像データ格
納領域の最終アドレスを一致させて入力画像データ格納
領域を設定する構成であることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の画像処理装置において、
前記メモリ制御手段は、入力画像データに適用する圧縮
処理が非可逆変換圧縮処理である場合は、前記ページメ
モリの空き領域に設定される入力画像データ格納領域の
先頭アドレスに圧縮画像データ格納領域の先頭アドレス
を一致させて圧縮画像データ格納領域を設定し、入力画
像データに適用する圧縮処理が可逆変換圧縮処理である
場合は、前記ページメモリの空き領域に設定される圧縮
画像データ格納領域の最終アドレスに入力画像データ格
納領域の最終アドレスを一致させて入力画像データ格納
領域を設定する構成であることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の画像処理装置において、
前記メモリ制御手段は、入力画像データが多値データで
ある場合は、前記ページメモリの空き領域に設定される
入力画像データ格納領域の先頭アドレスに圧縮画像デー
タ格納領域の先頭アドレスを一致させて圧縮画像データ
格納領域を設定し、入力画像データが1ビットデータで
ある場合は、前記ページメモリの空き領域に設定される
圧縮画像データ格納領域の最終アドレスに入力画像デー
タ格納領域の最終アドレスを一致させて入力画像データ
格納領域を設定する構成であることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の画像処理装置において、
前記圧縮画像データは前記入力画像データに基づく一以
上の画像処理を実行した処理画像データに対して圧縮処
理を実行して生成された圧縮画像データであることを特
徴とする。
【0015】さらに、本発明の画像処理装置において、
前記画像処理は拡大処理、縮小処理、回転処理のいずれ
かを含む処理であることを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の画像処理装置において、
入力画像データ、および前記入力画像データの画像処理
により生成される画像処理データをページメモリに格納
し、前記画像処理データを出力する構成を有する画像処
理装置において、前記入力画像データの入力画像データ
容量と、前記画像処理に基づいて生成され得る画像処理
データの最大容量との比較に基づいて、前記ページメモ
リにおける入力画像データ格納領域および画像処理デー
タ格納領域の設定を行うメモリ制御手段を有することを
特徴とする。
【0017】さらに、本発明の画像処理装置において、
前記画像処理は拡大処理、縮小処理、回転処理のいずれ
かを含む処理であることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置の詳
細について説明する。図4に、本発明の画像処理装置の
一実施例の構成を示す。図4に示す画像処理装置は、画
像入力端子1、画像出力端子2、制御回路3、ページメ
モリ(ページバッファ)4、記憶装置としてのHDD
5、画像処理回路6、圧縮回路(1)7、圧縮回路
(2)8、伸長回路(1)9、伸長回路(2)10を有
する。
【0019】画像入力端子1を通じてスキャナ等の画像
読み取り手段から供給される画像データは、制御回路3
の制御命令に応じて、画像処理回路6を介してページメ
モリ4に蓄積される。制御回路3は、ページメモリのメ
モリ制御も実行し、後述する入力画像データ、圧縮画像
データ等の各データのページメモリにおける格納領域の
設定を行う。ページメモリ4に蓄積されたデータは、制
御回路3の制御命令に応じて所定のパスを経由して画像
出力端子2へ出力される。
【0020】ページメモリ4には、画像入力端子1を介
して入力される画像イメージの大きさを変えずにデータ
を入力するパス1(P1)、ページバッファ4に格納さ
れた入力画像データを圧縮回路へ導くパス2(P2)、
ページメモリ4に格納された画像データを非可逆変換圧
縮方式で圧縮を行う圧縮回路(1)7へ入力させるため
の経路を形成するパス4(P4)、ページメモリ4に格
納された画像データを可逆変換圧縮方式で圧縮を行う圧
縮回路(2)8へ入力させるための経路を形成するパス
3(P3)、ページメモリ4に格納された圧縮画像デー
タを非可逆変換方式で伸長処理を行う伸長回路(1)9
へ入力させるための経路を形成するパス5(P5)、ペ
ージメモリ4に格納された圧縮画像データを可逆変換方
式で伸長処理を行う伸長回路(2)10へ入力させるた
めの経路を形成するパス6(P6)が接続される。
【0021】圧縮回路(1)7で非可逆圧縮処理がなさ
れた画像データは、非可逆変換方式での伸長回路(1)
9において伸長処理がなされ、圧縮回路(2)8で可逆
圧縮処理がなされた画像データは、可逆変換方式での伸
長回路(2)10において伸長処理がなされる。これら
P2〜P4のパスは処理データに応じて制御回路3によ
って選択的に接続される。
【0022】ページメモリ4には、さらに大容量記憶装
置として例えばHDD5が接続されている。HDD5は
ページメモリ4に蓄積されたデータを入力して蓄積可能
であり、例えば複数ページにわたるデータを格納するこ
とができる。画像処理回路6は、例えば入力データパス
(P1)から入力される画像データの拡大、縮小、回転
(ROTATION)処理等、各種の画像処理を実行す
る。これらの画像処理の実行制御は制御回路3によって
行われる。
【0023】次に本発明の画像処理装置におけるページ
メモリ(ページバッファ)4へのデータ格納状態を図5
および図6を用いて説明する。
【0024】図5は入力データが多値データであり、非
可逆変換方式による圧縮処理が実行される場合のページ
メモリへのデータ格納について説明する図である。図5
の左図「同じイメージの入力画像データと圧縮画像デー
タの領域MAP」に示すように、非可逆変換方式による
圧縮処理を実行すると、入力画像データよりも圧縮画像
データが小となり、ページメモリ内に必要となる各領域
は、入力画像データ領域>圧縮画像データ領域の関係が
成立する。
【0025】図5に示すように入力データが多値データ
であるとき、先にページメモリに格納される入力画像デ
ータは、図5の矢印方向で示す右隣図「画像入力終了時
のページバッファ上のイメージ領域」に示される態様、
すなわちページバッファの先頭アドレスを起点として、
ラインデータ1から最終ラインデータ6までが図に示す
ように格納される。なお、ここで説明するのは一例であ
りラインデータはさらに多数存在してもよい。この入力
画像データを非可逆変換方式で圧縮を実行すると、さら
に右隣の図「1LineData圧縮終了時のページバ
ッファ上のイメージ領域」および「全LineData
圧縮終了時のページバッファ上のイメージ領域」に示す
ようにページメモリ上でのデータ展開が進行することと
なる。
【0026】先に説明したように、多値データに適用さ
れる非可逆変換圧縮は、元データよりもデータ量が減少
する。従って、例えば入力画像データのラインデータ1
(LineData1)のメモリスペースより、圧縮画
像データのラインデータ1(LineData1)のメ
モリスペースは小さくなり、その後に続くラインデータ
2以降も同様の関係を維持する。従って、入力画像デー
タに基づく圧縮処理を実行して生成された圧縮画像デー
タを、入力画像データ領域の格納されたページメモリの
領域の先頭から順次格納していく図5に示す構成を実行
しても、何ら処理エラーは発生しない。本発明の画像処
理装置では、このように入力画像データより圧縮画像デ
ータが小となる場合、すなわち入力画像データが多値デ
ータである場合は、入力画像データと圧縮画像データは
同じ先頭アドレスを規準にしてページメモリにデータを
格納する。
【0027】一方、図6は入力データが1ビットデータ
であり、可逆変換方式による圧縮処理が実行される場合
のページメモリへのデータ格納について説明する図であ
る。図6の左図「同じイメージの入力画像データと圧縮
画像データの領域MAP」に示すように、非可逆変換方
式による圧縮処理を実行すると、入力画像データよりも
圧縮画像データが大となり、ページメモリ内に必要とな
る各領域は、 入力画像データ領域<圧縮画像データ領域 の関係となることがある。
【0028】なお、可逆変換方式による圧縮処理を実行
した場合、すべてが入力画像データより圧縮画像データ
が増加するというものではなく、増加する場合があると
いうことである。圧縮画像データの予測される最大容量
は、入力画像データがすべて圧縮できなかった場合の容
量として算出できる。可逆変換方式は先に図3において
説明したように元の入力画像のラインデータごとに、圧
縮の可否等を示す圧縮情報ビットが付加され、さらにス
タートビット、エンドビットの付加データが追加され
る。このような図3に示す圧縮データ生成過程から、元
の入力画像データに基づく可逆圧縮によって生成される
圧縮データの最大容量が推定できる。
【0029】図6の左端に示す図において示される圧縮
画像データ領域の大きさは、入力画像データに基づいて
求められた最大圧縮画像データ量に従って決定された領
域である。また、入力画像データ領域は、この圧縮画像
データ領域のページメモリにおける最終アドレスを入力
画像データの最終アドレスと一致させて領域確保を行っ
たものである。可逆圧縮の場合、先に説明したように入
力画像データ量より最大圧縮画像データ量は大であるの
で、最大圧縮画像データの先頭アドレスよりも、入力画
像データ領域の先頭アドレスが後方になる。このように
各データ領域をページバッファに設定すると、各データ
の蓄積形態は、図6の矢印右方向に展開して示す構成と
なる。
【0030】図6は入力データが1ビットデータで、可
逆変換方式が実行される場合のページメモリ格納態様を
説明するものであり、上述のように入力画像データおよ
び圧縮画像データの各領域確保がなされると、入力画像
データはは、図6の「画像入力終了時のページバッファ
上のイメージ領域」に示される態様、すなわちラインデ
ータ1から最終ラインデータ4までが図に示すように格
納される。この入力画像データの場合、ラインデータ4
の最終アドレスが前述の最大圧縮画像データ容量に基づ
いて定められた圧縮画像データ領域の最終アドレスに一
致するように設定される。
【0031】さらに、このようにページメモリに格納さ
れた入力画像データについての可逆圧縮処理が実行さ
れ、圧縮データがメモリの先頭アドレスから格納され
る。この様子を示すのが図6の右矢印方向に展開した図
「1LineData圧縮終了時のページバッファ上の
イメージ領域」および「全LineData圧縮終了時
のページバッファ上のイメージ領域」である。
【0032】先に、図3で説明したように、最初のライ
ンデータ1(LineData1)の前に圧縮情報ビッ
トが付加され、全データの先頭にスタートビットが付加
されるため、圧縮データのラインデータ1の終端は、次
の行に至って終了している。しかし、本発明の構成で
は、入力画像データのラインデータ2はこの領域には蓄
積されていないため、圧縮データがこの領域に上書きさ
れても元の入力画像データの未圧縮処理データが消され
ることがない。さらにラインデータ2以降のデータにつ
いて順に圧縮処理が実行され、ページメモリに順次蓄積
されていく。
【0033】このように、本発明の画像処理装置では、
入力画像データの圧縮データが元の入力画像データ容量
より大となることが予測される場合、その最大圧縮画像
データ容量を算出し、その最大圧縮画像データの最終ア
ドレスを規準として、これを入力画像データの最終アド
レスと一致させてページメモリ上に入力画像データと圧
縮画像データの各データ領域を設定する。この領域確保
構成によれば、ページメモリに格納された入力画像デー
タに基づいて圧縮処理を実行しメモリに圧縮データを順
次蓄積しても、圧縮画像データ領域は、元の入力画像デ
ータの未処理部分を侵食することがなく、正常な処理が
実行できる。
【0034】図7、図8に多値データの非可逆圧縮処理
および伸長処理、図9、図10に1ビットデータの可逆
圧縮処理および伸長処理を実行する場合の本発明の画像
処理装置におけるデータパスの設定構成を示す。
【0035】まず、多値データの非可逆圧縮処理を実行
する場合のパスの設定構成を図7に示す。ページメモリ
4に格納された入力画像データは、入力画像データを圧
縮回路へ導くパス2(P2)、ページメモリ4に格納さ
れた画像データを非可逆変換圧縮方式で圧縮を行う圧縮
回路(1)7へ入力させるための経路を形成するパス4
(P4)、を介して、圧縮回路(1)7へ入力され、非
可逆圧縮処理が実行される。非可逆圧縮処理が実行され
生成された圧縮データは、ページメモリ4に格納され
る。これらパスの設定は、入力画像に基づいて制御回路
3が設定するものである。この際の入力画像データおよ
び圧縮画像データのページメモリでの格納領域は、先に
説明したように図5で示す構成に制御回路3が入力画像
に基づいて設定する。
【0036】次に、多値データの非可逆伸長処理を実行
する場合のパスの設定構成を図8に示す。ページメモリ
4に格納された圧縮画像データは、ページメモリ4に格
納された圧縮画像データを非可逆変換伸長方式で伸長を
行う伸長回路(1)9へ入力させるための経路を形成す
るパス5(P5)、を介して、伸長回路(1)9へ入力
され、伸長処理が実行される。伸長処理が実行されたデ
ータは、画像出力端子を介して出力される。これらパス
の設定は制御回路3が設定する。
【0037】次に、1ビットデータの可逆圧縮処理を実
行する場合のパスの設定構成を図9に示す。ページメモ
リ4に格納された入力画像データは、入力画像データを
圧縮回路へ導くパス2(P2)、ページメモリ4に格納
された画像データを可逆変換圧縮方式で圧縮を行う圧縮
回路(2)8へ入力させるための経路を形成するパス3
(P3)、を介して、圧縮回路(2)8へ入力され、可
逆圧縮処理が実行される。可逆圧縮処理が実行された圧
縮データは、ページメモリ4に格納される。これらパス
の設定は、入力画像に基づいて制御回路3が設定するも
のである。この際の入力画像データおよび圧縮画像デー
タのページメモリでの格納領域は、先に説明したように
図6で示す構成を制御回路3が入力画像に基づいて設定
する。
【0038】次に、1ビットデータの可逆伸長処理を実
行する場合のパスの設定構成を図10に示す。ページメ
モリ4に格納された圧縮画像データは、ページメモリ4
に格納された圧縮画像データを可逆変換伸長方式で伸長
を行う伸長回路(2)10へ入力させるための経路を形
成するパス6(P6)、を介して、伸長回路(2)10
へ入力され、伸長処理が実行される。伸長処理が実行さ
れたデータは、画像出力端子を介して出力される。これ
らパスの設定は制御回路3が設定する。
【0039】図11に本発明の画像処理装置におけるペ
ージメモリへのデータ蓄積および圧縮、伸長処理動作を
説明するフローチャートを示す。以下、図11のフロー
の詳細を説明する。
【0040】まず、図11に示すステップ1101にお
いて、入力された画像データが多値データであるか1ビ
ットデータであるかが判定される。先に説明したように
多値データであるか1ビットデータであるかによって実
行する圧縮方式が非可逆変換方式とするか可逆変換方式
とするかが決定され、さらにページバッファのデータ蓄
積形態が異なる形態に設定される。先に説明したように
非可逆変換方式は8ビット等の多値データの圧縮手法で
あり、主にコピー等のデータ圧縮に使用される。可逆変
換方式は、主にファクシミリやプリンタ等の1ビットデ
ータ形式のデータ圧縮に使用され、処理対象となるデー
タによっては、少なくともその一部が元の入力データよ
りもデータ量が大となる可能性がある圧縮方式である。
【0041】ステップ1101で多値データであると判
定されるとステップ1102に進み、ステップ1101
で1ビットデータであると判定されるとステップ110
3に進む。多値データであると判定されステップ110
2に進むと、ページバッファに入力データ分の空き容量
が存在するかが判定され、1ビットデータであると判定
されステップ1103に進むと、ページバッファに圧縮
データ分の空き容量が存在するかが判定される。これ
は、多値データの場合は非可逆圧縮が行われることにな
り、入力データ容量>圧縮データ容量となるのに対し、
1ビットデータの場合は可逆圧縮が行われることにな
り、圧縮データ容量>入力データ容量となることを想定
しており、より大きな容量のメモリ領域がページバッフ
ァ内に確保可能かを判定しているものである。
【0042】ステップ1102,1103において空き
容量が有り(Yes)と判定されると、ステップ110
4において、ページバッファに入力イメージと圧縮イメ
ージの格納領域が設定される。この領域設定は、入力イ
メージが多値データである場合は図5に示すように設定
され、入力イメージが1ビットデータである場合には図
6に示すように設定される。なお、ステップ1102,
1103において空き容量なし(No)と判定された場
合は、予め定められた時間経過後、再度ステップ110
2,1103を実行しメモリの空きをチェックする。
【0043】次に、ステップ1105で画像入力が開始
され、ページバッファの入力画像データ領域にデータが
格納され、画像入力が終了(ステップ1106)する。
ページバッファへの入力画像データの格納態様は、入力
イメージが多値データである場合は、図5に示すように
格納され、入力イメージが1ビットデータである場合は
図6に示すように格納される。このとき回転等の処理が
必要と制御回路3が判断すると画像処理回路6によって
所定の画像処理が実行される。
【0044】ページバッファの所定領域に入力画像が蓄
積されると、HDD等へのデータ蓄積処理の前処理とし
て圧縮処理が開始される。制御回路3により、入力画像
データが多値データであると判断された場合はステップ
1107で第1圧縮パスが選択され圧縮処理が実行され
る。これは図7で示すパス設定がなされ、図7で示す圧
縮回路(1)7で非可逆圧縮処理が実行されることを意
味する。一方、1ビットデータの場合はステップ110
8で第2圧縮パスが選択され圧縮処理が実行される。こ
れは図9で示すパス設定がなされ、図9で示す圧縮回路
(2)8で可逆圧縮処理が実行されることを意味する。
これらのステップで圧縮された圧縮データはページバッ
ファに格納される。ページバッファへの圧縮データの格
納態様は、入力イメージが多値データであり、非可逆圧
縮が実行された場合は、図5に示すように格納され、入
力イメージが1ビットデータであり、可逆圧縮が実行さ
れた場合は図6に示すように格納される。
【0045】次にステップ1109で圧縮処理の終了に
ついて判定され、終了と判定されると、ステップ111
0においてページバッファの入力画像データ領域(Ra
wデータ領域)を開放する。次に、ステップ1111
で、圧縮処理がなされページバッファに格納された圧縮
画像データをHDDへ転送し、さらにステップ1112
およびステップ1113で圧縮データの伸長処理を実行
する。
【0046】ステップ1112は、入力手画像データが
多値データで、非可逆圧縮が実行された場合であり、図
8で示すパス設定がなされ、図8で示す伸長回路(1)
9で非可逆圧縮に対する伸長処理が実行される。一方、
1ビットデータの場合はステップ1113で第2伸長パ
スが選択され伸長処理が実行される。これは図10で示
すパス設定がなされ、図10で示す伸長回路(2)10
で可逆圧縮に対する伸長処理が実行される。これらのス
テップで伸長処理されたデータは次のステップ1114
で画像出力端子に出力され、IOT(イメージ・アウト
プット・ターミナル)装置等によって出力される。
【0047】ステップ1115において、すべての圧縮
データがHDDへ格納され、かつ出力端子へ出力された
ことを確認されると、ステップ1116においてページ
バッファの圧縮データ領域が開放される。
【0048】以上の実施例の説明では、図11のフロー
から理解されるように入力画像が多値データであるか、
1ビットデータであるかを判別することによって動作フ
ローを変更、すなわちページメモリの領域確保形態を変
更していた。しかし、本発明の画像処理装置では、入力
画像が多値データであるか、1ビットデータであるかに
基づいてページメモリの領域確保形態を変更するのでは
なく、入力画像データ量とその圧縮画像データの量を比
較結果に基づいてページメモリの領域確保形態を変更す
る構成とすることも可能である。以下、図12を用いて
入力画像データ量とその圧縮画像データの量を比較結果
に基づいてページメモリの領域確保形態を変更する画像
処理装置の処理を説明する。
【0049】図12のステップ1201において、入力
された画像データとその入力画像データを圧縮した場合
のデータ量を比較する。このデータ量の比較は実行する
入力画像データに適用する圧縮フォーマットおよび入力
画像データ量に基づいて圧縮画像データ量を算出し、元
の入力画像データ量と比較する。
【0050】ステップ1201において、入力データが
大であると判定されるとステップ1202に進み、ステ
ップ1201で圧縮画像データが大であると判定される
とステップ1203に進む。ステップ1202に進む
と、ページバッファに入力データ分の空き容量が存在す
るかが判定され、ステップ1203に進むと、ページバ
ッファに圧縮データ分の空き容量が存在するかが判定さ
れる。これは、より大きな容量のメモリ領域を確保可能
かを判定しているものである。
【0051】ステップ1202,1203において空き
容量が有り(Yes)と判定されると、ステップ120
4において、ページバッファに入力イメージと圧縮イメ
ージの格納領域が設定される。この領域設定は、入力イ
メージが圧縮イメージより大である場合は図5に示すよ
うに設定され、入力イメージが圧縮イメージより小であ
る場合には図6に示すように設定される。
【0052】次に、ステップ1205で画像入力が開始
され、ページバッファの入力画像データ領域にデータが
格納され、画像入力が終了(ステップ1206)する。
ページバッファへの入力画像データの格納態様は、入力
画像データが圧縮画像データより大である場合は、図5
に示すように格納され、入力画像データが圧縮画像デー
タより小である場合は図6に示すように格納される。
【0053】ページバッファの所定領域に入力画像が蓄
積されると、ステップ1207で圧縮処理が実行され
る。このステップで圧縮された圧縮データはページバッ
ファに格納される。ページバッファへの圧縮データの格
納態様は、入力画像データが圧縮画像データより大であ
る場合は、図5に示すように格納され、入力画像データ
が圧縮画像データより小である場合は図6に示すように
格納される。
【0054】次にステップ1208で圧縮処理の終了が
判定され、終了と判定されると、ステップ1209にお
いてページバッファの入力画像データ領域(Rawデー
タ領域)を開放する。次に、ステップ1210で、圧縮
処理がなされページバッファに格納された圧縮画像デー
タをHDDへ転送し、さらにステップ1211で圧縮デ
ータの伸長処理を実行する。
【0055】処理されたデータは次のステップ1212
で画像出力端子に出力され、IOT(イメージ・アウト
プット・ターミナル)装置等によって出力される。
【0056】ステップ1213において、すべての圧縮
データがHDDへ格納され、かつ出力端子へ出力された
ことを確認されると、ステップ1214においてページ
バッファの圧縮データ領域が開放される。
【0057】以上図11、図12を用いて本発明の画像
処理装置におけるページバッファへのデータ蓄積および
圧縮、伸長処理について説明してきたが、入力画像デー
タに対して拡大、縮小、回転等の各種の画像処理を実行
して、この処理画像についての圧縮を実行して、この圧
縮画像データをページバッファに蓄積する構成も可能で
あり、これらの各種処理を実行する場合は、図11のフ
ローにおいてはステップ1106の画像入力終了ステッ
プの後に拡大、縮小、回転等の各種画像処理を実行し、
その後ステップ1107、またはステップ1108にお
いて圧縮処理パスを設定して圧縮処理を実行する。図1
2のフローにおいてはステップ1206の画像入力終了
ステップの後にこれら拡大、縮小、回転等の画像処理を
実行し、その後ステップ1207において圧縮処理を実
行する。これらの各種画像処理は、図4の画像処理回路
6で実行可能である。
【0058】また、本発明の画像処理装置では、ページ
メモリのデータ蓄積を図5または図6に示すような態様
としているので、図5、図6から理解されるようにペー
ジメモリの容量が大きい場合は、第1ページのみなら
ず、第2ペーシのデータも蓄積可能となる場合がある。
第1ページのデータの圧縮処理が開始され、ペーシメモ
リに第2ページのデータが確保可能な状態であれば、第
2ページのデータ格納を開始することができる。この場
合のページメモリの空き容量チェックは、図11ではス
テップ1102、1103、図12ではステップ120
2、1203において、ページメモリの全体容量と第1
ページの使用容量が考慮されて実行される。
【0059】以上、説明した本発明の画像処理装置の実
施例では、圧縮画像データについてのみ入力画像データ
と容量比較を実行してページメモリの格納領域を設定す
る例を説明したが、圧縮処理以外の回転、拡大、縮小等
の各種の画像処理(イメージ処理)を入力画像に対して
実行し、これをページメモリに格納する構成についても
上記実施例と同様の構成が適用できる。すなわち、入力
画像データ、および入力画像データに対する回転、拡
大、縮小等の各種の画像処理(イメージ処理)により生
成される画像処理データをページメモリに格納し、画像
処理データを出力する構成を有する画像処理装置におい
て、入力画像データの入力画像データ容量と、各種の画
像処理に基づいて生成され得る画像処理データの最大容
量とを比較して、ページメモリにおける入力画像データ
格納領域および画像処理データ格納領域の設定を行う構
成とすることができる。
【0060】このような構成においては、入力画像デー
タと処理画像データの予想される最大容量とを比較して
容量の大であるデータについて、まずページメモリの格
納領域を設定する。入力画像データの容量が大であれば
図5に示す構成で格納領域を設定し、処理画像データの
容量が大であれば図6に示す構成で格納領域を設定す
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によればページメモリに格納すべき入力画像データ
と圧縮画像データとを、その入力画像データの容量と圧
縮画像データの容量とに応じてメモリ領域の最適な設定
を実行するようにしたので、ページメモリに格納された
入力画像データに基づく圧縮処理が確実に実行可能とな
るとともに、ページメモリのメモリ領域の有効利用が可
能となる。
【0062】さらに、本発明の画像処理装置によればペ
ージメモリに格納すべき入力画像データと拡大、縮小、
回転等の画像処理データとについて、入力画像データの
容量と画像処理データの容量とに応じてメモリ領域の最
適な設定を実行するようにしたので、ページメモリに格
納された入力画像データに基づく各種画像処理が確実に
実行可能となるとともに、ページメモリのメモリ領域の
有効利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の画像処理装置におけるページメモリの
使用態様を説明する図(その1)である。
【図2】 従来の画像処理装置におけるページメモリの
使用態様を説明する図(その2)である。
【図3】 可逆変換圧縮方式を用いて画像データの圧縮
を実行した場合のデータ形式について説明する図であ
る。
【図4】 本発明の画像処理装置におけるページメモ
リ、および圧縮、伸長処理回路構成を説明するブロック
図である。
【図5】 本発明の画像処理装置におけるページメモリ
のデータ格納を説明する図(その1)である。
【図6】 本発明の画像処理装置におけるページメモリ
のデータ格納を説明する図(その2)である。
【図7】 本発明の画像処理装置のページメモリ、およ
び圧縮、伸長処理回路構成におけるパスの設定を説明す
るブロック図(その1)である。
【図8】 本発明の画像処理装置のページメモリ、およ
び圧縮、伸長処理回路構成におけるパスの設定を説明す
るブロック図(その2)である。
【図9】 本発明の画像処理装置のページメモリ、およ
び圧縮、伸長処理回路構成におけるパスの設定を説明す
るブロック図(その3)である。
【図10】 本発明の画像処理装置のページメモリ、お
よび圧縮、伸長処理回路構成におけるパスの設定を説明
するブロック図(その4)である。
【図11】 本発明の画像処理装置におけるページメモ
リへのデータ蓄積、および圧縮、伸長処理を説明する処
理フロー(その1)である。
【図12】 本発明の画像処理装置におけるページメモ
リへのデータ蓄積、および圧縮、伸長処理を説明する処
理フロー(その2)である。
【符号の説明】
1 画像入力端子 2 画像出力端子 3 制御回路 4 ページメモリ 5 ハードデイスクドライブ(HDD) 6 画像処理回路 7 圧縮回路(1) 8 圧縮回路(2) 9 伸長回路(1) 10 伸長回路(2)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データ、および前記入力画像デ
    ータに基づく圧縮処理により生成される圧縮画像データ
    をページメモリに格納し、前記圧縮画像データに対する
    伸長処理を実行して出力する構成を有する画像処理装置
    において、 前記入力画像データの入力画像データ容量と、前記入力
    画像データに基づく圧縮処理を実行して生成され得る圧
    縮画像データの最大容量との比較に基づいて、前記ペー
    ジメモリにおける入力画像データ格納領域および圧縮画
    像データ格納領域の設定を行うメモリ制御手段を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ制御手段は、 前記比較において入力画像データが圧縮画像データの最
    大容量よりも大であると判定される場合は、前記ページ
    メモリの空き領域に設定される入力画像データ格納領域
    の先頭アドレスに圧縮画像データ格納領域の先頭アドレ
    スを一致させて圧縮画像データ格納領域を設定し、 前記比較において圧縮画像データの最大容量が入力画像
    データがよりも大であると判定される場合は、前記ペー
    ジメモリの空き領域に設定される圧縮画像データ格納領
    域の最終アドレスに入力画像データ格納領域の最終アド
    レスを一致させて入力画像データ格納領域を設定する構
    成であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ制御手段は、 入力画像データに適用する圧縮処理が非可逆変換圧縮処
    理である場合は、前記ページメモリの空き領域に設定さ
    れる入力画像データ格納領域の先頭アドレスに圧縮画像
    データ格納領域の先頭アドレスを一致させて圧縮画像デ
    ータ格納領域を設定し、 入力画像データに適用する圧縮処理が可逆変換圧縮処理
    である場合は、前記ページメモリの空き領域に設定され
    る圧縮画像データ格納領域の最終アドレスに入力画像デ
    ータ格納領域の最終アドレスを一致させて入力画像デー
    タ格納領域を設定する構成であることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリ制御手段は、 入力画像データが多値データである場合は、前記ページ
    メモリの空き領域に設定される入力画像データ格納領域
    の先頭アドレスに圧縮画像データ格納領域の先頭アドレ
    スを一致させて圧縮画像データ格納領域を設定し、 入力画像データが1ビットデータである場合は、前記ペ
    ージメモリの空き領域に設定される圧縮画像データ格納
    領域の最終アドレスに入力画像データ格納領域の最終ア
    ドレスを一致させて入力画像データ格納領域を設定する
    構成であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記圧縮画像データは前記入力画像デー
    タに基づく一以上の画像処理を実行した処理画像データ
    に対して圧縮処理を実行して生成された圧縮画像データ
    であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理は拡大処理、縮小処理、回
    転処理のいずれかを含む処理であることを特徴とする請
    求項6記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 入力画像データ、および前記入力画像デ
    ータの画像処理により生成される画像処理データをペー
    ジメモリに格納し、前記画像処理データを出力する構成
    を有する画像処理装置において、 前記入力画像データの入力画像データ容量と、前記画像
    処理に基づいて生成され得る画像処理データの最大容量
    との比較に基づいて、前記ページメモリにおける入力画
    像データ格納領域および画像処理データ格納領域の設定
    を行うメモリ制御手段を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理は拡大処理、縮小処理、回
    転処理のいずれかを含む処理であることを特徴とする請
    求項7記載の画像処理装置。
JP10270832A 1998-09-25 1998-09-25 画像処理装置 Pending JP2000101808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10270832A JP2000101808A (ja) 1998-09-25 1998-09-25 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10270832A JP2000101808A (ja) 1998-09-25 1998-09-25 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000101808A true JP2000101808A (ja) 2000-04-07

Family

ID=17491643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10270832A Pending JP2000101808A (ja) 1998-09-25 1998-09-25 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000101808A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177260A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置および画像データ処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177260A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置および画像データ処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3265697B2 (ja) 画像処理装置
US6552819B2 (en) Image processing apparatus and method
US5229866A (en) Image processing system for reducing wait time before image data transfer to an image output section
JP2001113759A (ja) 画像データ出力装置
JP3028654B2 (ja) 画像処理装置
JP3376878B2 (ja) デジタル複写機
JP2000101808A (ja) 画像処理装置
JP3603510B2 (ja) 画像処理装置
JP4446389B2 (ja) 圧縮伸長モジュールのインターフェース装置
JPH06334872A (ja) 画像処理装置
JP3674644B2 (ja) 印字用データ発生装置
JP3317954B2 (ja) 画像データ圧縮方法とjbig方式符号化処理方法とその装置
JP3797844B2 (ja) 画像データ処理装置およびプリント出力装置および画像データ圧縮・伸長処理方法および画像データ処理方法
JP3463643B2 (ja) 圧縮装置、圧縮方法、圧縮方法を記録した記録媒体、プリンタ
JP2003092674A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2002152048A (ja) データ圧縮装置及びその方法、データ伸長装置及びその方法、プリンタ装置、プリンタシステム、並びにコンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP4307435B2 (ja) 画像データ保存装置、複写機、画像形成システム、および画像データ保存方法
JPH09214746A (ja) 画像出力システム及び画像形成装置
JP2000261630A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH11313182A (ja) 画像形成装置
JP2001063154A (ja) 画像処理装置
JP3459740B2 (ja) 印刷制御装置及び方法及び印刷装置
JP3214617B2 (ja) 多値画像プリンタ
JP2007251983A (ja) 画像データ出力装置
JP2020048041A (ja) 画像伸長装置及びその制御方法及びプログラム