JP2000101179A - 光走査装置のレ―ザダイオ―ドモジュ―ル - Google Patents

光走査装置のレ―ザダイオ―ドモジュ―ル

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JP2000101179A JP11206128A JP20612899A JP2000101179A JP 2000101179 A JP2000101179 A JP 2000101179A JP 11206128 A JP11206128 A JP 11206128A JP 20612899 A JP20612899 A JP 20612899A JP 2000101179 A JP2000101179 A JP 2000101179A
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laser diode
insertion groove
diode module
slider
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    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コリメータレンズを位置固定するための作業
がネジ締結によってではなく、圧入及び接着剤によるボ
ンディングをもって行う。 【解決手段】 回路基板と、回路基板の一側面に左右及
び上下に遊動可能に設置され、LDが内装されたケース
と、ケースの前面に固定設置され、レーザビームの光軸
方向を基準にして中心面にはガイド面が前後方向に形成
され、両側面には扁平なガイド面が前後方向に形成さ
れ、上部が開口された形態を有するスライダと、前面か
ら内側に向けて挿入溝が形成され、スライダのガイド面
に前後方向に摺動可能に安着される本体と本体の両側面
に延設されてスライダのガイド面に安着されるガイド片
とからなるレンズホルダと、レンズホルダ本体の挿入溝
上に嵌入され、LDから走査されたビームを平行光に整
形させるレンズと、レンズの遊動が防止されるように、
レンズホルダ本体の挿入溝上に嵌入されるレンズ固定具
とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光走査装置に関す
るものであり、より詳しくは、感光ドラム上に焦点を形
成するための発光部であるレーザダイオードモジュール
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にレーザプリンタに適用されてい
る光走査装置の構造をみると、図1及び図2に示すよう
に、略四角箱状のハウジング1を備え、このハウジング
1の内部には発光部、即ち、光源であるレーザダイオー
ドモジュールが配設されている。
【0003】このレーザダイオードモジュールは、レー
ザビームを発生させるレーザダイオード3と、かかるレ
ーザダイオード3から走査されたビームを平行光に整形
させるコリメータレンズ4と、整形された平行光の一部
のみを通過させるための長方形孔5aが形成されたスリ
ット5とからなる。
【0004】そして、スリット5を通過したビームの経
路上には走査されたビームを副走査方向に収斂するため
のシリンドリカルレンズ6と、高速で回転されながらシ
リンドリカルレンズ6を通過したビームを一定の角度で
反射させるための多数の反射面を有する多角形ミラー7
とが配設されている。
【0005】また、多角形ミラー7の前方には感光ドラ
ム9上にビームをスポットするためのもので、トリック
レンズ8aと非球面レンズであるフォーカシングレンズ
8bとからなるf−θレンズ、即ち、走査レンズ8が配
設される。
【0006】このような構成を有する光走査装置の作動
状態を説明すると、次の通りである。
【0007】レーザモジュールを構成しているレーザダ
イオード3からビームが走査されると、このビームは、
コリメータレンズ4を経て、水平の主走査と垂直の副走
査が平行な平行ビームとして整形された後、スリット5
の長方形孔5aとシリンドリカルレンズ6とを通過しつ
つ、副走査方向に収斂される。
【0008】このように、副走査方向に収斂されたビー
ムは、高速に回転している多角形ミラー7で一定の角度
を有する状態で反射し、トリックレンズ8aフォーカシ
ングレンズ8bとからなる走査レンズ8によって主走査
方向に収斂された状態で感光ドラム9上に焦点が結ばれ
て、所望の画像が得られる。
【0009】一方、こうした光走査装置において、特
に、レーザダイオードモジュールは、その組立状態に従
い、各レンズの組立位置、そして、感光ドラム9上に結
ばれる焦点の状態が左右されるため、精密度の高い組立
工程が要求される。
【0010】図3及び図4は、一般的なレーザダイオー
ドモジュールの組立状態を示している。
【0011】レーザダイオード3は、基板10上に位置
され、この基板10には、全面内周面にネジ山11aが
形成されたケース11が結合される。
【0012】ケース11のネジ山11aには、前方に所
定深さの挿入溝12aが形成されたホルダ12が螺合さ
れ、このホルダ12の挿入溝12aには、固定具13を
介してコリメータレンズ4が内装される。
【0013】また、ホルダ12の前方には、長方形孔5
aが形成されたスリット5が結合される。
【0014】このとき、ケース10の後面とホルダ12
の後面との間には、外部から衝撃等によってホルダ12
が遊動されることが防止されるように、ホルダ12を外
側方向に弾性支持するスプリング14が介在される。
【0015】このような構成を有するレーザダイオード
モジュールは、コリメータレンズ4が内装されたホルダ
12をケース11に従い、前後進させることで、コリメ
ータレンズ4の光軸距離を調整するようになる。
【0016】そして、図3の(a)〜(c)に示すよう
に、基板10上に固定スクリューsを介して固定された
レーザダイオード3を固定スクリューsの弛める、又は
締める過程を通じて基板10を中心に上下及び左右方向
に移動させることで、レーザダイオード3の光軸が調整
される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のレーザダイオードモジュールは、次のような問
題を内在していた。
【0018】第1に、コリメータレンズ4が内装される
ホルダ12とケース11、そしてコリメータレンズ4と
をホルダ12上に位置固定させるための固定具13及び
スプリング14等、多数の部品が必要であるため、部品
点数の増加に伴うコスト上昇と組立の作業性低下とが招
来される。
【0019】第2に、ケース11を中心にホルダ12を
前後方向に移動させるためには、別途にホルダ12を調
整することができる工具が必要であり、さらにコスト上
昇を招来する要因となる。
【0020】第3に、ホルダ12はスプリング14と固
定具13とを介することである程度の遊動が防止された
状態を維持するが、継続される外部からの衝撃やある一
定時間が経過することによりスプリング14の弾性力が
変化しやすい。すると、ホルダ12の遊動が招来され、
コリメータレンズ4とレーザダイオード3との間の光軸
距離が変化する問題が発生する。
【0021】第4に、ケース11内周面とホルダ12の
外周面をネジ加工する過程で、加工誤差が発生し、これ
に従って、生産される部品の品質が均一化できない、と
いう問題がある。
【0022】本発明は、こうした従来技術に付随する問
題を解決するためになされたもので、その目的は、コリ
メータレンズとレーザダイオードとの間の光軸距離がた
いへん容易であり、部品点数の減少に伴うコスト削減と
作業性の向上、そして大量生産される部品の品質が均一
で信頼性を向上させることができる光走査装置のレーザ
ダイオードモジュールを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回路基板と、前記回路基板の一側面に左
右及び上下に遊動可能に設置され、レーザダイオードが
内装されたケースと、前記ケースの前面に固定設置さ
れ、レーザビームの光軸方向を基準にして中心面にはバ
ーレル型ガイド面が前後方向に形成され、両側面には扁
平なガイド面が前後方向に形成され、上部が開口された
形態を有するスライダと、前面から内側に向けて挿入溝
が形成され、前記スライダのバーレル型ガイド面に前後
方向に摺動可能に安着される本体と該本体の両側面に延
設されて前記スライダのガイド面に安着されるガイド片
とからなるレンズホルダと、前記レンズホルダ本体の挿
入溝上に嵌入され、前記レーザダイオードから走査され
たビームを平行光に整形させるコリメータレンズと、前
記コリメータレンズの遊動が防止されるように、前記レ
ンズホルダ本体の挿入溝上に嵌入されるレンズ固定具と
から構成されることをその要旨とする。
【0024】また、本発明は、回路基板と、前記回路基
板の一側面に左右及び上下に遊動可能に設置され、レー
ザダイオードが内装されたケースと、前記ケースの前面
に固定設置され、レーザビームの光軸方向を基準にして
中心面にはバーレル型ガイド面が前後方向に形成され、
両側面には扁平なガイド面が前後方向に形成され、上部
が開口された形態を有するスライダと、前面から内側に
向けて挿入溝が形成され、前記スライダのバーレル型ガ
イド面に前後方向に摺動可能に安着される本体と該本体
の両側面に延設されて前記スライダのガイド面に安着さ
れるガイド片とからなるレンズホルダと、前記レンズホ
ルダ本体の挿入溝上に嵌入され、前記レーザダイオード
から走査されたビームを平行光に整形させるコリメータ
レンズと、前記コリメータレンズの遊動が防止されるよ
うに、前記レンズホルダ本体の挿入溝上に嵌入されるレ
ンズ固定具と、前記スライダと対称となる形状をなし、
前記スライダ上に結合されて前記レンズホルダ、コリメ
ータレンズ、及びレンズ固定具を外部と遮断させる上部
カバーとから構成されることをその要旨とする。
【0025】
【発明の実施の形態】図5は、本発明の一実施形態に係
るレーザダイオードモジュールの斜視図であり、図6
は、図5の側断面図であり、図7乃至図10は、本発明
の要部をそれぞれ拡大して示す断面図である。そして、
図11は、本発明の他の実施形態を示す斜視図である。
【0026】そして、以下では、図1及び図2を参照し
て説明する。
【0027】これに示すとおり、本発明に係る光走査装
置のレーザダイオードモジュールは、回路基板100、
ケース200、スライダ300、レンズホルダ400、
及びレンズ固定具500に大別される。
【0028】このとき、スライダ300とレンズホルダ
400、そしてレンズ固定具500は、合成樹脂を射出
して形成するようにすることが好ましい。
【0029】これは、金属を加工する過程で発生しやす
い加工誤差が生じることなく、また、相対的に軽量化と
コスト節減を図ることができるためである。
【0030】前記ケース200は、内部にレーザダイオ
ード3が内装設置されるもので、回路基板100上に複
数の固定ネジを介して固定設置され、特に、固定ネジの
締めと締め力解除を介して左右及び上下に遊動可能に設
置されている。
【0031】スライダ300は、前記ケース200の前
面に位置するもので、特に、レーザダイオード3から走
査されるビームの光軸方向を基準にして左右側には扁平
なガイド面310,320が前後方向に沿って延設され
ている。
【0032】そして、この左右側の扁平なガイド面31
0,320間の中心部には、これらの形成方向と同一の
方向に半球形の曲率を有する半円筒形の、即ち、バーレ
ル型のガイド面330が形成されている。
【0033】このような形状を介して、スライダ300
は上面が開放された形態を有する。
【0034】前記レンズホルダ400は、円筒形本体4
10とスライダ300の扁平なガイド面310,320
に安着される左右ガイド片420とからなる。
【0035】かかるレンズホルダ400の円筒形本体4
10は、スライダ300のバーレル型ガイド面330に
前後方向に従って摺動可能に安着されるように同一の曲
率をなしており、特に、内面には前方から内側方向に向
けて挿入溝Hが形成されている。
【0036】挿入溝Hは、図示したように前面から大直
径の第1挿入溝411と小直径の第2挿入溝412から
区画形成されている。
【0037】円筒形本体410に形成された第2挿入溝
412には、レーザダイオード3から走査されたビーム
を平行光に整形させるコリメータレンズ4が嵌入され、
相対的に大直径の第1挿入溝411にはコリメータレン
ズ4の遊動を防止するレンズ固定具500が嵌入され
る。
【0038】一方、前記レンズホルダ400の円筒形本
体410の第1及び第2挿入溝411,412にコリメ
ータレンズ4とレンズ固定具500とを嵌入される場合
においては、遊動が防止されるように強制的に嵌入する
ことが好ましい。
【0039】このような円筒形本体410の第1及び第
2挿入溝411,412にコリメータレンズ4とレンズ
固定具500とを強制的に嵌入する場合においては、初
期にコリメータレンズ4とレンズ固定具500とを第1
及び第2挿入溝411,412内に位置させることがた
いへん重要である。
【0040】即ち、第1及び第2挿入溝411,412
の前側縁とコリメータレンズ4及びレンズ固定具500
の内側縁とが鋭いエッジをなしていると、相互間の強制
的な嵌入がたいへん難しいためである。
【0041】従って、円筒形本体410の第1及び第2
挿入溝411,412の前面側縁部と、これに対応する
コリメータレンズ4及びレンズ固定具500の内側縁部
とには初期挿入時に安定的にガイドされるように所定角
度の傾斜面cを形成することが好ましい。
【0042】また、前記レンズホルダ400の円筒形本
体410に形成された第1挿入溝411にレンズ固定具
500を嵌入する場合においては、相互間の挿入が円滑
に行われ、特に、レンズ固定具500が堅固に位置され
る必要がある。
【0043】このため、図10に示すように、レンズホ
ルダ400の円筒形本体410の両側外周面に、即ち、
ガイド片420が形成された部位と直交する両側外周面
に第1挿入溝411と連通するように所定幅の切欠溝4
13を形成することが好ましい。
【0044】これは、円筒形本体410に第1挿入溝4
11と連通する切欠溝413を形成することで、この部
分が所定の弾性力を有するようになり、従って、レンズ
固定具500を弾性的に挿入及び支持させることができ
るためである。
【0045】一方、前記レンズ固定具500は、レンズ
ホルダ400の円筒形本体410に形成された第1挿入
溝411に強制的に嵌入されることを説明したが、これ
に限らず、例えば、図8に示すように接着剤bをもって
固定しても構わない。
【0046】ただ、接着剤をもってレンズ固定具500
をレンズホルダ400に位置固定させる場合において
は、レンズホルダ400の内側に位置されたコリメータ
レンズ4に接着剤による汚染が発生しないようにしなけ
ればならない。
【0047】このように、レンズ固定具500をレンズ
ホルダ400の円筒形本体410に形成された第1挿入
溝411内に位置させることにおいては、その初期組立
位置を限定させる必要が内在されている。
【0048】これは、レンズ固定具500の役割が、コ
リメータレンズ4が遊動することを防止するように備え
られることはもちろん、特に、前面にレーザビームを副
走査方向に収斂するための長方形スリット510が形成
されているためである。
【0049】従って、レンズ固定具500の長方形スリ
ット510が正確な位置にセッティングされてはじめて
シリンドリカルレンズ6を介した副走査方向へのビーム
収斂が容易になる。
【0050】このようにレンズ固定具500をレンズホ
ルダ400内に一方向に位置させるために、レンズ固定
具500のほぼ上下部外周面と、これに対応するレンズ
ホルダ400における円筒形本体410の第1挿入溝4
11内周面との間には、互いに嵌入されるガイド突起5
00a及びガイド溝411aを選択的に備えることが好
ましい。
【0051】このとき、図6に仮想線で示したように、
レーザビームを副走査方向に収斂するため、レンズ固定
具500に長方形スリット510を形成せず、ケース2
00とレンズホルダ400との間のスライダ300に別
途に長方形孔710が形成されたスリット700を位置
させることができる。
【0052】このときにもスリット700は、その位置
が限定されるように300上に位置がずれないように堅
固に固定しなければならない。
【0053】一方、前記レンズホルダ400は、第2挿
入溝412に嵌入されたコリメータレンズ4とレーザダ
イオード3との間における光軸距離の調整が完了された
時点でその位置を堅固に維持しなければならない。
【0054】このため、レンズホルダ400のガイド片
420とこれらが安着されたスライダ300の扁平なガ
イド面310,320との間には接着剤bを介在するこ
とで、相互間をボンディング固定することが好ましい。
【0055】このようなボンディング固定は、レンズホ
ルダ400とスライダ300がすべて合成樹脂を射出し
て形成したものであるため、容易になされる。
【0056】一方、このように、レンズホルダ400の
ガイド片420をスライダ300の扁平なガイド面31
0,320上に接着剤を介してボンディングする場合に
おいては、一部の接着剤bが露出されてレンズホルダ4
00のガイド片420に流入し硬化することで、セッテ
ィングされたコリメータレンズ4とレーザダイオード3
との間の光軸距離を変化させるおそれがある。
【0057】これを未然に防止するため、ガイド片42
0とスライダ300の扁平なガイド面310,320と
の間には、即ち、スライダ300の扁平なガイド面31
0,320上には所定幅に露出される接着剤が貯蔵され
るように貯蔵溝311,321を同一方向に形成するこ
とが好ましい。
【0058】また、ガイド片420とスライダ300の
扁平なガイド面310,320とを接着剤bを介してボ
ンディングする場合においては、接着剤bの硬化過程で
収縮力が発生するために、これが要因となってコリメー
タレンズ4とレーザダイオード3との間の光軸距離が変
化するおそれがある。
【0059】従って、図7に示すように、ガイド片42
0とスライダ300との扁平なガイド面310,320
との間に介在される接着剤bは、T型断面をなすように
介在されることが好ましい。
【0060】即ち、接着剤bを、T型断面をなすように
介在することによっては、接着剤の硬化時に発生する収
縮力を外側に露出された部分が充分にカバーするように
なる。従って、実質的に相互接着されるスライダ300
の扁平なガイド面310,320とガイド片420との
間には接着剤bの収縮に伴う影響を何ら受けなくなる。
【0061】次に、以上のように構成された本発明に従
うレーザダイオードモジュールの一実施形態の組立工程
を説明する。
【0062】まず、初期にケース200を、基板100
を中心にして左右及び上下に回動させて内装されたレー
ザダイオード3のX・Y方向への光軸を調整する。
【0063】このような動作は、図3に示した従来の方
法のように、複数の固定スクリューを締めたり、弛めた
りする動作をもって行われる。
【0064】上述の方法をもって、レーザダイオード3
のX・Y方向への光軸調整を行った状態で、レーザダイ
オード3とコリメータレンズ4との間の軸間の距離調整
を行わなければならない。
【0065】これによって、コリメータレンズ4が内装
されたレンズホルダ400をスライダ300に従い、前
後に移動させつつ、相互間の光軸距離を調整する。
【0066】このとき、レンズホルダ400の前後の摺
動動作は、レンズホルダ400の円筒形本体410がス
ライダ300のバーレル型ガイド面330に前後に摺動
可能に安着されるために可能である。
【0067】一方、コリメータレンズ4は、レンズホル
ダ400上にレンズ固定具500を介して遊動されない
ように堅固に位置固定された状態にあり、このような位
置固定は、別途のネジ加工を施してなされるものでな
く、圧入や接着剤bを介したボンディング固定によって
なされる。
【0068】このように、レンズホルダ400をスライ
ダ300に従って、前後に摺動させて、コリメータレン
ズ4とレーザダイオード3との間の光軸距離調整が完了
された時点でレンズホルダ400をスライダ300上に
堅固に位置固定させなければならない。
【0069】これによって、レンズホルダ400のガイ
ド片420とスライダ300の扁平なガイド面310,
320との間に、接着剤bを介在してボンディングさせ
る。
【0070】このとき、接着剤bがガイド片420と扁
平なガイド面310,320との間にT型をなすように
介在されることで、接着剤bの硬化過程で収縮によるレ
ンズホルダ400の遊動が防止される。また、接着剤b
がレンズホルダ400の円筒形本体410に露出される
ことも、扁平なガイド面310,320に前後方向に形
成された貯蔵溝311,321をもって容易に防止する
ことができる。
【0071】従って、レンズホルダ400は、スライダ
300上に遊動することなく、堅固に位置固定されるの
である。
【0072】このような作業は、スライダ300の上面
が開放された状態でなされるため、作業者が肉眼で確認
しつつ作業を行い、組立過程での誤差を防止することが
できる。
【0073】図11を参照して本発明の別の実施形態を
説明する。
【0074】そして、以下では、図5乃至図10を参照
して説明し、同一部品には同一番号を付した。
【0075】これに示すとおり、本発明に従う光走査装
置のレーザダイオードモジュールは、回路基板100、
ケース200、スライダ300、レンズホルダ400、
レンズ固定具500、及び上部カバー600に大別され
る。
【0076】このとき、スライダ300とレンズホルダ
400、そしてレンズ固定具500は、合成樹脂を射出
して形成するようにすることが好ましい。
【0077】これは、金属を加工する過程で発生しやす
い加工誤差が生じることなく、また、相対的に軽量化と
コスト節減を図ることができるためである。
【0078】前記ケース200は、内部にレーザダイオ
ード3が内装設置されるもので、回路基板100上に複
数の固定ネジを介して固定設置され、特に、固定ネジの
締めと締め力解除を介して左右及び上下に遊動可能に設
置されている。
【0079】スライダ300は、前記ケース200の前
面に位置するもので、特に、レーザダイオード3から走
査されるビームの光軸方向を基準にして左右側には扁平
なガイド面310,320が前後方向に沿って延設され
ている。
【0080】そして、この左右側の扁平なガイド面31
0,320間の中心部には、これらの形成方向と同一の
方向に半球形の曲率を有する半円筒形の、即ち、バーレ
ル型のガイド面330が形成されている。
【0081】このような形状を介して、スライダ300
は上面が開放された形態を有する。
【0082】前記レンズホルダ400は、円筒形本体4
10とスライダ300の扁平なガイド面310,320
に安着される左右ガイド片420とからなる。
【0083】かかるレンズホルダ400の円筒形本体4
10は、スライダ300のバーレル型ガイド面330に
前後方向に従って摺動可能に安着されるように同一の曲
率をなしており、特に、内面には前方から内側方向に向
けて挿入溝Hが形成されている。
【0084】挿入溝Hは、図示したように前面から大直
径の第1挿入溝411と小直径の第2挿入溝412から
区画形成されている。
【0085】円筒形本体410に形成された第2挿入溝
412には、レーザダイオード3から走査されたビーム
を平行光に整形させるコリメータレンズ4が嵌入され、
相対的に大直径の第1挿入溝411にはコリメータレン
ズ4の遊動を防止するレンズ固定具500が嵌入され
る。
【0086】一方、前記レンズホルダ400の円筒形本
体410の第1及び第2挿入溝411,412にコリメ
ータレンズ4とレンズ固定具500とを嵌入される場合
においては、遊動が防止されるように強制的に嵌入する
ことが好ましい。
【0087】このような円筒形本体410の第1及び第
2挿入溝411,412にコリメータレンズ4とレンズ
固定具500とを強制的に嵌入する場合においては、初
期にコリメータレンズ4とレンズ固定具500とを第1
及び第2挿入溝411,412内に位置させることがた
いへん重要である。
【0088】即ち、第1及び第2挿入溝411,412
の前側縁とコリメータレンズ4及びレンズ固定具500
の内側縁とが鋭いエッジをなしていると、相互間の強制
的な嵌入がたいへん難しいためである。
【0089】従って、円筒形本体410の第1及び第2
挿入溝411,412の前面側縁部と、これに対応する
コリメータレンズ4及びレンズ固定具500の内側縁部
とには初期挿入時に安定的にガイドされるように所定角
度の傾斜面cを形成することが好ましい。
【0090】また、前記レンズホルダ400の円筒形本
体410に形成された第1挿入溝411にレンズ固定具
500を嵌入する場合においては、相互間の挿入が円滑
に行われ、特に、レンズ固定具500が堅固に位置され
る必要がある。
【0091】このため、図10に示すように、レンズホ
ルダ400の円筒形本体410の両側外周面に、即ち、
ガイド片420が形成された部位と直交する両側外周面
に第1挿入溝411と連通するように所定幅の切欠溝4
13を形成することが好ましい。
【0092】これは、円筒形本体410に第1挿入溝4
11と連通する切欠溝413を形成することで、この部
分が所定の弾性力を有するようになり、従って、レンズ
固定具500を弾性的に挿入及び支持させることができ
るためである。
【0093】一方、前記レンズ固定具500は、レンズ
ホルダ400の円筒形本体410に形成された第1挿入
溝411に強制的に嵌入されることを説明したが、これ
に限らず、例えば、図8に示すように接着剤bをもって
固定しても構わない。
【0094】ただ、接着剤をもってレンズ固定具500
をレンズホルダ400に位置固定させる場合において
は、レンズホルダ400の内側に位置されたコリメータ
レンズ4に接着剤による汚染が発生しないようにしなけ
ればならない。
【0095】このように、レンズ固定具500をレンズ
ホルダ400の円筒形本体410に形成された第1挿入
溝411内に位置させることにおいては、その初期組立
位置を限定させる必要が内在されている。
【0096】これは、レンズ固定具500の役割が、コ
リメータレンズ4が遊動することを防止するように備え
られることはもちろん、特に、前面にはコリメータレン
ズ4から整形された平行ビームを副走査方向に収斂する
ための長方形スリット510が形成されているためであ
る。
【0097】従って、長方形スリット510がセッティ
ングされた正確な位置に位置されてはじめてシリンドリ
カルレンズ6を介した副走査方向へのビーム収斂が容易
になる。
【0098】このようにレンズ固定具500をレンズホ
ルダ400内に一方向に位置させるために、レンズ固定
具500のほぼ上下部外周面と、これに対応するレンズ
ホルダ400における円筒形本体410の第1挿入溝4
11内周面との間には、互いに嵌入されるガイド突起5
00a及びガイド溝411aを選択的に備えることが好
ましい。
【0099】一方、前記レンズホルダ400は、第2挿
入溝412に嵌入されたコリメータレンズ4とレーザダ
イオード3との間における光軸距離の調整が完了された
時点でその位置を堅固に維持しなければならない。
【0100】このため、レンズホルダ400のガイド片
420とこれらが安着されたスライダ300の扁平なガ
イド面310,320との間には接着剤bを介在するこ
とで、相互間をボンディング固定することが好ましい。
【0101】このようなボンディング固定は、レンズホ
ルダ400とスライダ300がすべて合成樹脂を射出し
て形成したものであるため、容易になされる。
【0102】一方、このように、レンズホルダ400の
ガイド片420をスライダ300の扁平なガイド面31
0,320上に接着剤を介してボンディングする場合に
おいては、一部の接着剤bが露出されてレンズホルダ4
00のガイド片420に流入し硬化することで、セッテ
ィングされたコリメータレンズ4とレーザダイオード3
との間の光軸距離を変化させるおそれがある。
【0103】これを未然に防止するため、ガイド片42
0とスライダ300の扁平なガイド面310,320と
の間には、即ち、スライダ300の扁平なガイド面31
0,320上には所定幅に露出される接着剤が貯蔵され
るように貯蔵溝311,321を同一方向に形成するこ
とが好ましい。
【0104】また、ガイド片420とスライダ300の
扁平なガイド面310,320とを接着剤bを介してボ
ンディングする場合においては、接着剤bの硬化過程で
収縮力が発生するために、これが要因となってコリメー
タレンズ4とレーザダイオード3との間の光軸距離が変
化するおそれがある。
【0105】従って、図7に示すように、ガイド片42
0とスライダ300との扁平なガイド面310,320
との間に介在される接着剤bは、T型断面をなすように
介在されることが好ましい。
【0106】即ち、接着剤bを、T型断面をなすように
介在することによっては、接着剤の硬化時に発生する収
縮力を外側に露出された部分が充分にカバーするように
なる。従って、実質的に相互接着されるスライダ300
の扁平なガイド面310,320とガイド片420との
間には接着剤bの収縮に伴う影響を何ら受けなくなる。
【0107】上部カバー600は、スライダ300と対
称となる形状を有するもので、スライダ300の上面に
結合され、図11に示すように、固定スクリューSを介
して固定され、300上に位置されるレンズホルダ40
0とコリメータレンズ4、そして、レンズ固定具500
等を外部と遮断させる役割をする。
【0108】即ち、中心面にバーレル型のガイド面61
0が形成され、このガイド面610を中心として両側面
に扁平なガイド面620,630が形成される。
【0109】このとき、上部カバー600の内面には、
別途の接着剤が貯蔵される貯蔵溝を備える必要がなく、
ただ、扁平な状態を維持してスライダ300と結合され
るとき、気密を維持するようにしなければならない。
【0110】次に、以上のように構成された本発明に従
うレーザダイオードモジュールの一実施形態の組立工程
を説明する。
【0111】まず、初期にケース200を、基板100
を中心にして左右及び上下に回動させて内装されたレー
ザダイオード3のX・Y方向への光軸を調整する。
【0112】このような動作は、図3に示した従来の方
法のように、複数の固定スクリューを締めたり、弛めた
りする動作をもって行われる。
【0113】上述の方法をもって、レーザダイオード3
のX・Y方向への光軸調整を行った状態で、レーザダイ
オード3とコリメータレンズ4との間の軸間の距離調整
を行わなければならない。
【0114】これによって、コリメータレンズ4が内装
されたレンズホルダ400をスライダ300に従い、前
後に移動させつつ、相互間の光軸距離を調整する。
【0115】このとき、レンズホルダ400の前後の摺
動動作は、レンズホルダ400の円筒形本体410がス
ライダ300のバーレル型ガイド面330に前後に摺動
可能に安着されるために可能である。
【0116】一方、コリメータレンズ4は、レンズホル
ダ400上にレンズ固定具500を介して遊動されない
ように堅固に位置固定された状態にあり、このような位
置固定は、別途のネジ加工を施してなされるものでな
く、圧入や接着剤bを介したボンディング固定によって
なされる。
【0117】このように、レンズホルダ400をスライ
ダ300に従って、前後に摺動させて、コリメータレン
ズ4とレーザダイオード3との間の光軸距離調整が完了
された時点でレンズホルダ400をスライダ300上に
堅固に位置固定させなければならない。
【0118】これによって、レンズホルダ400のガイ
ド片420とスライダ300の扁平なガイド面310,
320との間に、接着剤bを介在してボンディングさせ
る。
【0119】このとき、接着剤bがガイド片420と扁
平なガイド面310,320との間にT型をなすように
介在されることで、接着剤bの硬化過程で収縮によるレ
ンズホルダ400の遊動が防止される。また、接着剤b
がレンズホルダ400の円筒形本体410に露出される
ことも、扁平なガイド面310,320に前後方向に形
成された貯蔵溝311,321をもって容易に防止する
ことができる。
【0120】従って、レンズホルダ400は、スライダ
300上に遊動することなく、堅固に位置固定されるの
である。
【0121】このような作業は、スライダ300の上面
が開放された状態でなされるため、作業者が肉眼で確認
しつつ作業を行い、組立過程での誤差を防止することが
できる。
【0122】上述の各部品の組立が完了された時点で、
上部カバー600を複数の固定スクリューSを介してス
ライダ300上面にネジ固定することによって各部品、
即ち、レンズホルダ400、コリメータレンズ4、及び
500等が外部と遮断され、外部からの衝撃に耐えるこ
とができる。
【0123】
【発明の効果】上述のように、本発明に従う光走査装置
のレーザダイオードモジュールにおいて、コリメータレ
ンズを位置固定するための作業がネジ締結によってでは
なく、圧入及び接着剤によるボンディングをもって行わ
れるため、別途のネジ加工工程とネジ締結工程を省略す
ることができる。従って、加工性及び生産性の向上を図
ることができる。
【0124】また、部品点数の減少にともなうコスト低
減と、生産性の向上を図ることができることはもちろ
ん、レンズホルダ、レンズ固定具、及びスライダを、合
成樹脂を射出して形成したものであるため、従来の金属
の加工を通じての成形に比べ、コスト低減と生産性の向
上を図ることができる。
【0125】このほかにも、生産される製品の品質均一
化を図ることができるようになり、これを採用した光走
査装置の信頼性をさらに一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な光走査装置を概念的に示す平面図で
ある。
【図2】 一般的な光走査装置を概念的に示す正面図で
ある。
【図3】 (a)〜(c)は、それぞれ、従来のレーザ
ダイオードモジュールの左側面図、正面図、及び右側面
図である。
【図4】 従来のレーザダイオードモジュールの結合断
面図である。
【図5】 本発明に係るレーザダイオードモジュールの
斜視図である。
【図6】 図5の側断面図である。
【図7】 本発明に係るレーザダイオードモジュールに
おいて、レンズホルダとスライダのボンディング状態を
示す断面図である。
【図8】 本発明に係るレーザダイオードモジュールに
おいて、レンズ固定具とレンズホルダとの間の結合状態
を示す要部断面図である。
【図9】 本発明に係るレーザダイオードモジュールに
おいて、レンズホルダとレンズ固定具及びコリメータレ
ンズとの間の結合状態を示す断面図である。
【図10】 図9の側面図である。
【図11】 本発明の他の実施形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 レーザダイオード 4 コリメータレンズ 100 基板 200 ケース 300 スライダ 310,320 (扁平な)ガイド面 311,321 (接着剤)貯蔵溝 330 バーレル型ガイド面 400 レンズホルダ 410 円筒形本体 411,412 第1,第2挿入溝 411a ガイド溝 413 切欠溝 420 (左右)ガイド片 500 レンズ固定具 500a ガイド突起 510 長方形スリット b 接着剤 c 傾斜面

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板と、前記回路基板の一側面に左
    右及び上下に遊動可能に設置され、レーザダイオードが
    内装されたケースと、 前記ケースの前面に固定設置され、レーザビームの光軸
    方向を基準にして中心面にはバーレル型ガイド面が前後
    方向に形成され、両側面には扁平なガイド面が前後方向
    に形成され、上部が開口された形態を有するスライダ
    と、 前面から内側に向けて挿入溝が形成され、前記スライダ
    のバーレル型ガイド面に前後方向に摺動可能に安着され
    る本体と該本体の両側面に延設されて前記スライダのガ
    イド面に安着されるガイド片とからなるレンズホルダ
    と、 前記レンズホルダ本体の挿入溝上に嵌入され、前記レー
    ザダイオードから走査されたビームを平行光に整形させ
    るコリメータレンズと、 前記コリメータレンズの遊動が防止されるように、前記
    レンズホルダ本体の挿入溝上に嵌入されるレンズ固定具
    とから構成されることを特徴とする光走査装置のレーザ
    ダイオードモジュール。
  2. 【請求項2】 前記スライダ、レンズホルダ、及びレン
    ズ固定具は、合成樹脂で射出成型されたことを特徴とす
    る請求項1に記載の光走査装置のレーザダイオードモジ
    ュール。
  3. 【請求項3】 前記レンズ固定具の前面には前記レーザ
    ダイオードから走査されて前記コリメータレンズを通過
    したビームを、整形化させるスリットが備えられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置のレーザ
    ダイオードモジュール。
  4. 【請求項4】 前記レンズ固定具と前記ケースとの間の
    スライダ上には、レーザダイオードから走査されたビー
    ムを整形化させるスリットが備えられていることを特徴
    とする請求項1に記載の光走査装置のレーザダイオード
    モジュール。
  5. 【請求項5】 前記レンズホルダは、前記コリメータレ
    ンズとレーザダイオードとの間の光軸距離調整が完了し
    た時点で、前記ガイド片と前記スライダの扁平なガイド
    面との間に介在される接着剤を介して、前記スライダ上
    に位置固定されることを特徴とする請求項1に記載の光
    走査装置のレーザダイオードモジュール。
  6. 【請求項6】 前記レンズホルダのガイド片下面と前記
    スライダの扁平なガイド面との間には、接着剤が貯蔵さ
    れる貯蔵溝が前後方向に向けて形成されたことを特徴と
    する請求項5に記載の光走査装置のレーザダイオードモ
    ジュール。
  7. 【請求項7】 前記レンズホルダのガイド片と前記スラ
    イダの扁平なガイド面との間に介在される接着剤は、T
    型断面をなすように介在されることを特徴とする請求項
    5に記載の光走査装置のレーザダイオードモジュール。
  8. 【請求項8】 前記レンズホルダの挿入溝は、前面側か
    ら大直径の第1挿入溝と小直径の第2挿入溝とに分離形
    成され、前記第2挿入溝にはコリメータレンズが挿入さ
    れ、前記第1挿入溝にはレンズ固定具が嵌入されること
    を特徴とする請求項1に記載の光走査装置のレーザダイ
    オードモジュール。
  9. 【請求項9】 前記レンズホルダの本体に形成される挿
    入溝の前面側枠上には、前記コリメータレンズと前記レ
    ンズ固定具の外周面が案内されるように所定角度の傾斜
    面をなし、互いに圧入固定が可能なようになることを特
    徴とする請求項1に記載の光走査装置のレーザダイオー
    ドモジュール。
  10. 【請求項10】 前記レンズホルダの本体の第1挿入溝
    上に前記レンズ固定具が弾性的に挿入支持されるよう
    に、前記ガイド片と直交されるレンズホルダの本体外周
    面に第1挿入溝と連通される切欠溝を形成したことを特
    徴とする請求項8に記載の光走査装置のレーザダイオー
    ドモジュール。
  11. 【請求項11】 前記レンズ固定具は、その両側外周面
    と前記レンズホルダの第1挿入溝との間に介在される接
    着剤を介してボンディング固定されることを特徴とする
    請求項1に記載の光走査装置のレーザダイオードモジュ
    ール。
  12. 【請求項12】 前記レンズ固定具の両側外周面と、こ
    れに対応する前記レンズホルダの第1挿入溝内周面との
    間に相互間の初期組立位置が限定されるように、ガイド
    突起とガイド溝とを選択的に備えることを特徴とする請
    求項11に記載の光走査装置のレーザダイオードモジュ
    ール。
  13. 【請求項13】 回路基板と、 前記回路基板の一側面に左右及び上下に遊動可能に設置
    され、レーザダイオードが内装されたケースと、 前記ケースの前面に固定設置され、レーザビームの光軸
    方向を基準にして中心面にはバーレル型ガイド面が前後
    方向に形成され、両側面には扁平なガイド面が前後方向
    に形成され、上部が開口された形態を有するスライダ
    と、 前面から内側に向けて挿入溝が形成され、前記スライダ
    のバーレル型ガイド面に前後方向に摺動可能に安着され
    る本体と該本体の両側面に延設されて前記スライダのガ
    イド面に安着されるガイド片とからなるレンズホルダ
    と、 前記レンズホルダ本体の挿入溝上に嵌入され、前記レー
    ザダイオードから走査されたビームを平行光に整形させ
    るコリメータレンズと、 前記コリメータレンズの遊動が防止されるように、前記
    レンズホルダ本体の挿入溝上に嵌入されるレンズ固定具
    と、 前記スライダと対称となる形状をなし、前記スライダ上
    に結合されて前記レンズホルダ、コリメータレンズ、及
    びレンズ固定具を外部と遮断させる上部カバーとから構
    成されることを特徴とする光走査装置のレーザダイオー
    ドモジュール。
  14. 【請求項14】 前記スライダ、レンズホルダ、及びレ
    ンズ固定具は、合成樹脂で射出成型されたことを特徴と
    する請求項13に記載の光走査装置のレーザダイオード
    モジュール。
  15. 【請求項15】 前記レンズ固定具の前面には前記レー
    ザダイオードから走査されて前記コリメータレンズを通
    過したビームを、整形化させるスリットが備えられてい
    ることを特徴とする請求項13に記載の光走査装置のレ
    ーザダイオードモジュール。
  16. 【請求項16】 前記レンズ固定具と前記ケースとの間
    のスライダ上には、レーザダイオードから走査されたビ
    ームを整形化させるスリットが備えられていることを特
    徴とする請求項13に記載の光走査装置のレーザダイオ
    ードモジュール。
  17. 【請求項17】 前記レンズホルダは、前記コリメータ
    レンズとレーザダイオードとの間の光軸距離調整が完了
    した時点で、前記ガイド片と前記スライダの扁平なガイ
    ド面との間に介在される接着剤を介して、前記スライダ
    上に位置固定されることを特徴とする請求項13に記載
    の光走査装置のレーザダイオードモジュール。
  18. 【請求項18】 前記レンズホルダのガイド片下面と前
    記スライダの扁平なガイド面との間には、接着剤が貯蔵
    される貯蔵溝が前後方向に向けて形成されたことを特徴
    とする請求項17に記載の光走査装置のレーザダイオー
    ドモジュール。
  19. 【請求項19】 前記レンズホルダのガイド片と前記ス
    ライダの扁平なガイド面との間に介在される接着剤は、
    T型断面をなすように介在されることを特徴とする請求
    項17に記載の光走査装置のレーザダイオードモジュー
    ル。
  20. 【請求項20】 前記レンズホルダの挿入溝は、前面側
    から大直径の第1挿入溝と小直径の第2挿入溝とに分離
    形成され、前記第2挿入溝にはコリメータレンズが挿入
    され、前記第1挿入溝にはレンズ固定具が嵌入されるこ
    とを特徴とする請求項13に記載の光走査装置のレーザ
    ダイオードモジュール。
  21. 【請求項21】 前記レンズホルダの本体に形成される
    挿入溝の前面側枠上には、前記コリメータレンズと前記
    レンズ固定具の外周面が案内されるように所定角度の傾
    斜面をなし、互いに圧入固定が可能なようになることを
    特徴とする請求項13に記載の光走査装置のレーザダイ
    オードモジュール。
  22. 【請求項22】 前記レンズホルダの本体の第1挿入溝
    上に前記レンズ固定具が弾性的に挿入支持されるよう
    に、前記ガイド片と直交されるレンズホルダの本体外周
    面に第1挿入溝と連通される切欠溝を形成したことを特
    徴とする請求項20に記載の光走査装置のレーザダイオ
    ードモジュール。
  23. 【請求項23】 前記レンズ固定具は、その両側外周面
    と前記レンズホルダの第1挿入溝との間に介在される接
    着剤を介してボンディング固定されることを特徴とする
    請求項13に記載の光走査装置のレーザダイオードモジ
    ュール。
  24. 【請求項24】 前記レンズ固定具の両側外周面と、こ
    れに対応する前記レンズホルダの第1挿入溝内周面との
    間に相互間の初期組立位置が限定されるように、ガイド
    突起とガイド溝とを選択的に備えることを特徴とする請
    求項23に記載の光走査装置のレーザダイオードモジュ
    ール。
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