JPS58111908A - 光学機器用レンズ鏡筒のレンズ保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レンズ鏡筒内で移動可能なレンズ鏡筒の保持
装置、特に移動可能な嵌合構造に関する。

従来、レンズ鏡筒中、移動可能なレンズ鏡筒は例えばフ
ォーカシング、ズー之ング、フローティング等によりレ
ンズの一部が他のレンズに対し相対的に移動可能に構成
され走光学系がある。そして、この可動レンズ鏡筒を保
持し九鏡簡は例えば光軸方向に３本のキー溝を形成し、
それぞれの溝に可動レンズ鏡筒に固定された３本のキー
を嵌合させ、咳しンズ競簡を申出りにし、キー溝に沿っ
て光軸方向に進退するように構成した形式がある。

第１図（ａ）＠は、この従来形式を示すものであこで、
移動レンズ鏡筒２を鏡筒１に組込むとすらない。

従って、前記キー３ｍ、３ｂ、３ｃのうち任意の２個は
、調整可能となっており、図示しないビス等により前記
キーを一瞥後、締付は固定していた。

しかしながら、この手段による調整は手作業によるもの
であり、締付ける直前にずれたりして調整後、移動レン
ズ鏡筒の動きが重くなったりするので、この作業は時間
がかがり、また、熟練を要するので、品質も安定してぃ
ながり之し、コストアップにもつながった。

本発明は、前述の欠点を除去するために、無調整で組込
みが可能とし九レンズ鏡筒を得ることを特徴とする 特に弾性変形を利用して突出部であるキーの角度位置の
変位を得るｔうレンズ鏡筒の形状を決定し、加工時の角
度位置精度内での変位をレンズ鏡筒の弾性変形内で吸収
可能とし無調整化をはかったものである。

本発明を実施した実施例を図面にもとづいて説明すると
、第２図ないし第４図はその一実権例を示すものである
。

第１のレンズ鏡筒ｌの内周には所定の角度位置をもって
光軸方向に３個所のキー＃１ａｔｉｂｔ１ｃが形成され
ており、第２のレンズ鏡筒である移動レンズ鏡筒２の外
周面の前後側には前記角度位置に同じ関係をもって３個
所の突出部となるキー２ｍ、２ｂ、２６が一体に形成さ
れており、該キーの部分をほぼ中心として切欠部２ｄ。

２１．２ｆがそ−２れぞれ穿設されてキ一部分に弾性を
付与し、一方のキー側にレンズ支持部２ｈが設けである
。

前記移動レンズ鏡筒２を外部レンズ鏡筒ｌ内に、キー２
ｍ、２ｂ、２６がそれぞれキー１１１ａ。

ｌｂ、ｌａに嵌合するよう組込むと、キー２ｂ。

２ｃは加工精度の程度によって円周方向に変位し、第２
図（ｂ）の破廟で示したように変形することになる。こ
のとき、移動レンズの光軸は黴かにずれるが、許容され
る精度内であれば問題はない。実際変位６１．δ諺のズ
レ方向を最悪の組合せで考えても、光軸中心のズレに換
算すると減少するので実用上問題とならない場合が多い
。

第４図は前記実権例における移動レンズ鏡筒を作動させ
る構造の一例を示す断面図であって、外部レンズ鏡筒ｌ
には、移動レンズ鏡筒２に固着されたコロ４の直進運動
を妨げないようにし九直進逃げ溝１ｄを設け、前記コロ
４と嵌合したカム筒５を回動可能に外部レンズ鏡筒１の
外周に配置する。従りて、カム筒５を回動すると、３本
のキー溝に回動を阻止されている移動レンズ鏡筒２は前
記カム筒５のカムにより光軸方向に進退する。

なお、第５図は外部し／ズ鏡簡ｌと移動レンズ鏡筒２の
各キーが特に半径方向に歪をうけるような形状、すなわ
ち移動レンズ鏡筒２のキー２ａの上面が外部レンズ鏡筒
１のキー＠ｉａの底面−接触嵌合するものでは、前記実
施例のようなキーの角度誤差による歪（円周方向に生ず
る歪）をさけるため、角度的に逃げる寸法となっており
、従って外部レンズ鏡筒１には第４図に示す直進逃げ溝
と同様に直進案内溝が必要となるのは当然である。

本発明による移動レンズ鏡筒に弾性を得るための形状は
種々あるが、例えば第６図に示すようにレンズ支持部１
２ｈは前及び後方のキー１２＆の部分をさけた位置の方
が望ましい。ま九、コロを固定する部分１２ｇは剛性を
有する部分、すな゛わちレンズ支持部１２ｈに近くかっ
切欠部１２ｄ等をさけ大部分に設けることはいうまでも
ない。

そして、第７図は前記実施例における移動レンズ鏡筒２
の切欠部の一つ２ｄを絞抄岬の連動子し レバーの貫通兼として利用した交換レンズ鏡筒を示すも
ので、従来の一眼レフカメラ用の交換レンズ鏡筒におい
ては、レンズ内絞り装置１４と図示しないカメラ用露出
制御装置との連動関係を得るため、レンズ鏡筒内に光軸
まわりに回動する連動レバー１６を設けている。この連
動レバー１６はレンズ鏡筒１の固定部に嵌入し九リング
部１６ｍによってボールベアリング１８にて回転可能に
支持されている。従来、レンズ鏡筒の前記連動レバーは
移動レンズ鏡筒２の外周上に配置し、移動レンズ鏡筒２
の外周上を所定角度揺動するように構成されていたが、
このような連動レバーと移動レンズ鏡筒との配置関係を
本発明による前記移動レンズ鏡筒に適用すると、スペー
スを有効に利用し、レンズ鏡筒全体の太さを細くするこ
とができる。

また、本発明によるレンズ鏡筒のレンズ保持中手段はカ
メラのレンズ鏡筒に限らず、その他の映儂機器等のレン
ズ鏡筒にも採用できることは勿論である。

以上説明したように１本発明はレンズ錠筒内に嵌合する
移動レンズ鏡筒の案内保持手段として突出部、例えばキ
ーの調整を必要とせず、併せて鏡筒のキー溝の加工とも
関門してその加工精度を特にきびしくすることがないの
でレンズ鏡筒の組込み作業も容易となる。

しかも移動レンズ鏡筒はプラスチックモールディングが
可能となり、経済的となる。

また、移動レンズ鏡筒の外周の切欠部は絞り等の連動レ
バーの配置にスペースを有効に利用できるので、レンズ
鏡筒の太さも細くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例のレンズ鏡筒の要部を示１２、（＆）は
その断面図、（ｂ）は移動レンズ鏡筒の説明図、第２図
は本発明のレンズ鏡筒の要部を示し、（１）はその断面
図、（ｂ）は移動レンズ鏡筒の説明図、第３因は本発明
の移動レンズ鏡筒の斜視図、第４図は本発明の一実施例
におけるレンズ鏡筒の要部の切断側面図、第５図は外部
レンズ鏡筒と移動レンズ鏡筒との別の嵌合構造を示す一
部断面図、第６図は本発明による移動レンズ鏡筒の他の
実施例を示す切断側面図、第７図は本発明を実施した交
換レンズ鏡筒の切断側面図である。 ｌ・・・外部レンズ鏡筒、 １ａ、ｌｂ、ｌｃ　・・・ｄｔ　−１１，２・・・移動
レンズ鏡筒、 ２ａｓ２ｂｓ２’　ｍ突出部（キー）、２ｄ、２・、３
ｆ・・・切欠部、 ２ｈ・・・レンズ支持部１ ４…コロ、 １６・・・絞シ連動レバー。 第　　４　　図 １１！５図 ＃Ｉ６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　第１のレンズ鏡筒内に光軸方向に移動可能な第２の
   レンズ鏡筒が少なくとも３Ｉｌ所で光軸回わりに弾性力
   により・保持された光学機器用レンズ鏡筒のレンズ保持
   装置。 ２　第１のレンズ鏡筒に光軸方向に平行な少なくとも３
   本のキー溝を有し、第２のレンズ鏡筒には前記キー溝に
   嵌入するための突出部を有し峡突出部を光軸回わりに弾
   性変形を可能にするためレンズ支持部との間に切欠部を
   有することを特徴とする特許請求の範囲第１現記戦の光
   学機器用レンズ鏡筒のレンズ保持装置。 ３　第２のレンズ鏡筒に設けた切欠部は絞り連動レバー
   が貫通可能となし九ことを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項記載の光学機器用レンズ鏡筒のレンズ保持装置。