JP3321146B2 - 光走査装置のレーザダイオードモジュール - Google Patents

光走査装置のレーザダイオードモジュール

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JP3321146B2 JP2000194339A JP2000194339A JP3321146B2 JP 3321146 B2 JP3321146 B2 JP 3321146B2 JP 2000194339 A JP2000194339 A JP 2000194339A JP 2000194339 A JP2000194339 A JP 2000194339A JP 3321146 B2 JP3321146 B2 JP 3321146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光走査装置に関す
るものであり、より詳しくは、感光ドラム上に焦点を形
成するための発光部であるレーザダイオードモジュール
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にレーザプリンタに適用されてい
る光走査装置の構造をみると、図1及び図2に示すよう
に、略四角箱状のハウジング1を備え、このハウジング
1の内部には発光部、即ち、光源であるレーザダイオー
ドモジュールが配設されている。
【0003】このレーザダイオードモジュールは、レー
ザビームを発生させるレーザダイオード3と、かかるレ
ーザダイオード3から走査されたビームを平行光に整形
させるコリメータレンズ4と、整形された平行光の一部
のみを通過させるための長方形孔5aが形成されたスリ
ット5とからなる。
【0004】そして、スリット5を通過したビームの経
路上には走査されたビームを副走査方向に収斂するため
のシリンドリカルレンズ6と、高速で回転されながらシ
リンドリカルレンズ6を通過したビームを一定の角度で
反射させるための多数の反射面を有する多角形ミラー7
とが配設されている。
【0005】また、多角形ミラー7の前方には感光ドラ
ム9上にビームをスポットするためのもので、トリック
レンズ8aと非球面レンズであるフォーカシングレンズ
8bとからなるf−θレンズ、即ち、走査レンズ8が配
設されている。
【0006】このような構成を有する光走査装置の作動
状態を説明すると、次の通りである。レーザモジュール
を構成しているレーザダイオード3からビームが走査さ
れると、このビームは、コリメータレンズ4を経て、水
平の主走査と垂直の副走査が平行な平行ビームとして整
形された後、スリット5の長方形孔5aとシリンドリカ
ルレンズ6とを通過しつつ、副走査方向に収斂される。
【0007】このように、副走査方向に収斂されたビー
ムは、高速に回転している多角形ミラー7で一定の角度
を有する状態で反射し、トリックレンズ8aとフォーカ
シングレンズ8bとからなる走査レンズ8によって主走
査方向に収斂された状態で感光ドラム9上に焦点が結ば
れて、所望の画像が得られる。
【0008】一方、こうした光走査装置において、特
に、レーザダイオードモジュールは、その組立状態に従
い、各レンズの組立位置、そして、感光ドラム9上に結
ばれる焦点の状態が左右されるため、精密度の高い組立
工程が要求される。
【0009】図3及び図7は、一般的なレーザダイオー
ドモジュールの組立状態を示している。レーザダイオー
ド3は、基板10上に位置され、この基板10には、全
面内周面にネジ山11aが形成されたケース11が結合
される。
【0010】ケース11のネジ山11aには、前方に所
定深さの挿入溝12aが形成されたホルダ12が螺合さ
れ、このホルダ12の挿入溝12aには、固定具13を
介してコリメータレンズ4が内装される。
【0011】また、ホルダ12の前方には、長方形孔5
aが形成されたスリット5が結合される。このとき、ケ
ース10の後面とホルダ12の後面との間には、外部か
ら衝撃等によってホルダ12が流動されることが防止さ
れるように、ホルダ12を外側方向に弾性支持するスプ
リング14が介在される。
【0012】このような構成を有するレーザダイオード
モジュールは、コリメータレンズ4が内装されたホルダ
12をケース11に従い、前後進させることで、コリメ
ータレンズ4の光軸距離を調整するようになる。
【0013】そして、図3〜図5に示すように、基板1
0上に固定スクリューsを介して固定されたレーザダイ
オード3を固定スクリューsの弛める、又は締める過程
を通じて基板10を中心に上下及び左右方向に移動させ
ることで、レーザダイオード3の光軸が調整される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のレーザダイオードモジュールは、次のような問
題を内在していた。
【0015】第1に、コリメータレンズ4が内装される
ホルダ12とケース11、そしてコリメータレンズ4と
をホルダ12上に位置固定させるための固定具13及び
スプリング14等、多数の部品が必要であるため、部品
数の増加に伴うコスト上昇と組立の作業性低下とが招来
される。
【0016】第2に、ケース11を中心にホルダ12を
前後方向に移動させるためには、別途にホルダ12を調
整することができる工具が必要であり、さらにコスト上
昇を招来する要因となる。
【0017】第3に、ホルダ12はスプリング14と固
定具13とを介してある程度の流動が防止された状態を
維持するが、継続される外部からの衝撃やある一定時間
が経過することによりスプリング14の弾性力が弱まる
ことがある。すると、ホルダ12の流動が招来され、コ
リメータレンズ4とレーザダイオード3との間の光軸距
離が変化する問題が発生する。
【0018】第4に、ケース11内周面とホルダ12の
外周面とをネジ加工する過程で、加工誤差が発生し、こ
れに従って、生産される部品の品質が均一化できない、
という問題がある。
【0019】こうした問題点を解決するため、本出願人
は、大韓民国特許出願98−39364号をもって改善
された光走査装置のレーザダイオードモジュールを提案
したことがある。
【0020】即ち、図7及び図8に示すレーザダイオー
ドモジュールは、ベース50と、このベース50の後面
に位置される回路基板51とを備えている。回路基板5
1の一側面にはレーザダイオード52が内蔵されたケー
ス53が左右及び上下に流動可能に設置されている。
【0021】ケース53の前面には、スライダ54が固
設され、かかるスライダ54には、レーザダイオード5
2から走査されるビームの光軸方向を基準として左右及
び前後方向に沿って扁平なガイド面54aが形成され、
中心部には前後方向に沿って所定曲率のバレル型ガイド
面54bが形成されている。
【0022】そして、このケース53とスライダ54と
は、ベース50上面に安着して複数の固定スクリュSを
介して固定されている。
【0023】スライダ54のバレル型ガイド面54bに
は、レンズホルダ55が前後方向にスライディング可能
に安着されている。
【0024】このレンズホルダ55は、コリメータレン
ズ56が挿入される円筒形の本体55aを備え、この円
筒形本体55aの両側面からは、スライダ54の扁平な
ガイド面54aに安着することができるようにガイド片
55aが延設されている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】こうした構成の光走査
装置のレーザダイオードモジュールにおいては、コリメ
ータレンズとレーザダイオードとの間における光軸の距
離調整が非常に容易であるという利点がある反面、ベー
ス50上面にケース53及びスライダ54を複数の固定
スクリュSを介して位置固定させることで生産性の低下
を招いていた。特に、固定スクリュSを介して位置固定
させる過程でスライダ54及びケース53の位置が変更
される、というおそれがあって、その場合には結果的に
レーザダイオード52から走査されるレーザビームの光
軸がずれてしまう。
【0026】本発明は、こうした従来の諸般の問題点を
解決するためになされたもので、その目的は、コリメー
タレンズとレーザダイオードとの間における光軸の距離
調整が非常に容易で、部品数減少に伴うコスト低減と作
業性の向上、そして多量生産される部品の品質が均一で
信頼性を向上させることができる光走査装置のレーザダ
イオードモジュールを提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、ベースと、前記ベースの一側後
面に位置される回路基板と、前記回路基板の一側面に左
右及び上下に流動可能に設置され、レーザダイオードが
内蔵されたケースと、前記ケースの前面に固設され、前
記レーザダイオードから走査されるビームの光軸方向を
基準として左右には、 前後方向に沿って扁平なガイド
面が形成され、中心部には、前後方向に沿って所定曲率
のバレル型ガイド面が形成され、前記ベース上面に安着
されるスライダと、前記スライダがベース上面に安着さ
れるとともに、前記スライダをベース上面に固定させる
ための固定手段と、前記スライダのバレル型ガイド面に
前後方向にスライディング可能に安着され、円筒形本体
と、この本体の両側面から延びて前記スライダの扁平な
ガイド面に安着されるガイド片とを有するレンズホルダ
とを含むことをその要旨とする。
【0028】請求項2の発明は、請求項1に記載の光走
査装置のレーザダイオードモジュールにおいて、前記固
定手段は、前記ベースの両側縁部から一体に延設され、
前記スライダの上部両側面に引っかけられる複数のフッ
ク片であることをその要旨とする。
【0029】請求項3の発明は、請求項2に記載の光走
査装置のレーザダイオードモジュールにおいて、前記ベ
ースから延設されるフック片と前記スライダの上面が同
一平面をなすように前記スライダの縁部には前記フック
片が引っかけ固定されるように所定深さの引っかけ溝を
備えたことをその要旨とする。
【0030】また、上記課題を解決する請求項4の発明
は、ベースと、前記ベースの一側後面に位置される回路
基板と、前記回路基板の一側面に左右及び上下に流動可
能に設置され、レーザダイオードが内蔵されたケース
と、前記ケースの前面に固設され、前記レーザダイオー
ドから走査されるビームの光軸方向を基準として左右に
は、 前後方向に沿って扁平なガイド面が形成され、中
心部には、前後方向に沿って所定曲率のバレル型ガイド
面が形成され、前記ベース上面に安着されるスライダ
と、前記スライダがベース上面に安着した状態で、スラ
イダの両側外面と上面、そして後面を弾力的に加圧支持
し、ベース上面に固定させるための固定手段と、前記ス
ライダのバレル型ガイド面に前後方向にスライディング
可能に安着され、円筒形本体と、この本体の両側面から
延びて前記スライダの扁平なガイド面に安着されるガイ
ド片とを有するレンズホルダとを含むことをその要旨と
する。
【0031】請求項5の発明は、請求項4に記載の光走
査装置のレーザダイオードモジュールにおいて、前記固
定手段は、前記レーザダイオードの光軸方向を基準とし
て、これと直交する前記ベースの左右両側面に各々位置
し、一端がベースの側面に固定される固定片と、この固
定片から各々延設されて前記スライダの一側面と上面そ
して後面を弾力的に加圧支持する複数の弾性片とからな
る板スプリング部材であることをその要旨とする。
【0032】請求項6の発明は、請求項5に記載の光走
査装置のレーザダイオードモジュールにおいて、前記板
スプリング部材の固定片を前記ベースの側面に固定させ
るように、前記ベースの側面に下部に向かって傾斜する
ことで幅広部を有する引っかけ片を形成し、この引っか
け片に引っかかるように前記固定片に引っかけ溝を備え
たことをその要旨とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下 本発明に伴う光走査装置の
レーザダイオードモジュールにおける望ましい実施形態
を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0034】図9乃至図11は、本発明に従う光走査装
置のレーザダイオードモジュールの一実施形態を示す斜
視図、正面図及び断面図で、図12乃至図14は、本発
明の他の実施形態を示す斜視図、正面図及び断面図であ
る。
【0035】まず、図9乃至図11に示すように本発明
に従う光走査装置のレーザダイオードモジュールは、ベ
ース100と、このベース100の後面に位置する回路
基板110とを備えている。回路基板110の一側面に
はレーザダイオード120が内蔵されたケース130が
左右及び上下に流動可能に設置されている。
【0036】ケース130の前面には、スライダ140
が固設され、かかるスライダ140には、レーザダイオ
ード120から走査されるビームの光軸方向を基準とし
て左右及び前後方向に沿って扁平なガイド面141が形
成され、中心部には前後方向に沿って所定の曲率のバレ
ル型ガイド面142が形成されている。
【0037】スライダ140は、ベース100上面に安
着されるとともに固定手段を介してベース100上面に
固定されている。即ち、スライダ140は、ベース10
0上面に安着される過程で同時に固定手段によってベー
ス100上面に固定されるのである。
【0038】こうした固定手段で、ベース100の両側
縁部から一体に複数のフック片150が延設されてお
り、かかるフック片150の端部は、スライダ140の
上部両側面に引っかかることで、スライダ140が流動
しないように固定させている。
【0039】このとき、フック片150がスライダ14
0上面に引っかかっているにおいては、外部に突出され
ていて美観を害するおそれがある。従って、これを防止
するために、スライダ140とフック片150とが同一
平面、即ち面一となるようにすることが望ましい。
【0040】このため、スライダ140の上面には、即
ち、縁部には、フック片150が弾力的に結びついて引
っかかるように、所定深さの 引っかけ溝143が形成
されている。
【0041】一方、スライダ140を、フック片150
を介して引っかけ固定させるにおいても、初期位置を限
定させる必要がある。
【0042】このため、ベース100の両側上面には、
ガイドボス(guide boss)160が延設され、対応する
スライダ140にはガイドボス160が嵌入されるよう
に貫通穴144が形成されている。
【0043】前述したスライダ140のバレル型ガイド
面142には、レンズホルダ170が前後方向にスライ
ディング可能に安着されている。
【0044】このレンズホルダ170は、コリメータレ
ンズ180が挿入される円筒形本体171を備え、この
円筒形本体171の両側面からは、スライダ140の扁
平なガイド面141に安着されるようにガイド片172
が延設されている。
【0045】こうした構成を有する本発明に従う光走査
装置のレーザダイオードモジュールは、スライダ140
をベース100上面に定着させると、ガイドボス160
と貫通穴144との間の結合を介して初期位置が限定さ
れるとともに、固定手段、即ち、ベース100の両側縁
部から延設されたフック片150がスライダ140の上
面に、即ち、両側縁部に形成された引っかけ溝143に
引っかけ固定されることによって、結果的にスライダ1
40が安定的にベース100上面に固定されるようにな
る。
【0046】以下、図12乃至図14を参照して、本発
明に従う光走査装置のレーザダイオードモジュールにお
ける他の実施形態を説明する。なお、前記実施形態と同
一部材については、同一符号を付した。
【0047】図12乃至図14に示すように、本発明に
従う光走査装置におけるレーザダイオードモジュール
は、ベース100と、このベース100の後面に位置す
る回路基板110とを備えている。
【0048】回路基板110の一側面にはレーザダイオ
ード120が内蔵されたケース130が左右及び上下に
流動可能に設置されている。
【0049】ケース130の前面にはスライダ140が
固定されており、このスライダ140にはレーザダイオ
ード120から走査されるビームの光軸方向を基準とし
て左右に、前後方向に沿って扁平なガイド面141が形
成され、中心部には前後方向に沿って所定曲率のバレル
型ガイド面142が形成されている。
【0050】このとき、スライダ140は、ベース10
0上面に安着した状態で、スライダ140の両側外面と
上面、そして後面を弾力的に加圧支持する固定手段を介
して、ベース100上面に弾力的に固定されている。
【0051】この固定手段の構造をみると、レーザダイ
オード120の光軸方向を基準として、これと直交する
ベース100の左右両側面には、各々対称的に一対の板
スプリング部材200が位置されている。この板スプリ
ング部材200は、ベース100の側面に密着して固定
される固定片210を備えている。
【0052】この固定片210からは、各々複数の弾性
片220,230,240が延設されており、一側の弾
性片220は、スライダ140の側面に接触して、これ
を加圧支持する。上側の弾性片230は、スライダ14
0の上面に折曲されて延設されることで上面を弾力的に
加圧支持するようになる。後側の弾性片240は、スラ
イダ140の後面に位置され、やはり弾力的に加圧支持
する。
【0053】一方、これら固定片210と複数の弾性片
220,230,240は、各々一体に形成され、プレ
ス加工を介して成形され、ベンディング加工を介して所
定の弾性力が与えられている。
【0054】このとき、板スプリング部材200の固定
片210をベース100の側面に固定させるにおいて
は、ベース100の側面に下部に向けて傾斜することで
幅広部を有する引っかけ片250を突出形成する一方、
固定片210には引っかけ溝211を形成している。即
ち、板スプリング部材200の固定片210をベース1
00の側面に密着させたまま下方に加圧すれば、引っか
け片250に沿って案内されて移送されつつ、引っかけ
溝211が引っかけ片250に挿入されることで、離脱
が防止されて堅固に固定されるようになる。
【0055】一方、スライダ140を、フック片150
を介して引っかけ固定させるにおいても、初期位置を限
定させる必要がある。このためにベース100の両側上
面には、ガイドボス(guide boss)160が延設され、
対応するスライダ140には、ガイドボス160が嵌入
されるように貫通穴144が形成されている。
【0056】前述したスライダ140のバレル型ガイド
面142には、レンズホルダ170が前後方向にスライ
ディング可能に安着されている。このレンズホルダ17
0は、コリメータレンズ180が挿入される円筒形本体
171を備え、この円筒形本体171の両側面からは、
スライダ140の扁平なガイド面141に安着されるよ
うにガイド片172が延設されている。
【0057】こうした構成を有する本発明に従う光走査
装置におけるレーザダイオードモジュールは、スライダ
140とケース130とをベース100上面に安着させ
た状態で、一対の板スプリング部材200をベース10
0の上面に結合させることを介してスライダ140は、
ベース100上面に強固に固定されるようになる。
【0058】即ち、板スプリング部材200の固定片2
10が引っかけ溝211を介してベース100側面に引
っかけ片250に引っかけられて固定され、同時に固定
片210と一体に形成された複数の弾性片220,23
0,240がスライダ140の一側面と上面、そして後
面を弾力的に加圧支持することで、スライダ140がベ
ース100上面に堅固に固定される。
【0059】
【発明の効果】詳述したように、本発明に従う光走査装
置におけるレーザダイオードモジュールによれば、ケー
スが結合されたスライダをベース上面に複数の固定スク
リュの締結作業をすることなく、固定手段、例えばベー
スから一体に延設される複数のフック片や、一対の板ス
プリング部材をベース上に結合させることをもって固定
させることができる。従って、作業性の向上に伴う生産
性の向上を図ることができる、という利点があって、特
に、固定スクリュの締結作業過程で発生し得る光軸のず
れを未然に防止することができる、という効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な光走査装置を概念的に示す平面図で
ある。
【図2】 一般的な光走査装置を概念的に示す正面図で
ある。
【図3】 従来のレーザダイオードモジュールの左側面
図である。
【図4】 従来のレーザダイオードモジュールの正面図
である。
【図5】 従来のレーザダイオードモジュールの右側面
図である。
【図6】 従来のレーザダイオードモジュールの結合断
面図である。
【図7】 本出願人が先に出願したレーザダイオードモ
ジュールの斜視図である。
【図8】 本出願人が先に出願したレーザダイオードモ
ジュールの断面図である。
【図9】 本発明に従う光走査装置のレーザダイオード
モジュールの一実施形態を示す斜視図である。
【図10】 本発明に従う光走査装置のレーザダイオー
ドモジュールの一実施形態を示す正面図である。
【図11】本発明に従う光走査装置のレーザダイオード
モジュールの一実施形態を示す断面図である。
【図12】 本発明の他の実施形態を示す斜視図であ
る。
【図13】 本発明の他の実施形態を示す正面図であ
る。
【図14】 本発明の他の実施形態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
100 ベース 110 回路基板 120 レーザダイオード 130 ケース 140 スライダ 150 フック片 160 ガイドボス 170 レンズホルダ 180 コリメータレンズ 200 板スプリング部材 210 固定片 211 引っかけ溝 220,230,240 弾性片 250 引っかけ片
フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−101179(JP,A) 特開 平9−246658(JP,A) 特開 平7−151940(JP,A) 特開 平7−5346(JP,A) 特開 平3−64712(JP,A) 特開 平5−167791(JP,A) 特開 平8−201672(JP,A) 特開 平7−306348(JP,A) 特開 平10−239607(JP,A) 特開 昭58−111908(JP,A) 特開 平11−102409(JP,A) 米国特許5231278(US,A) 米国特許5631776(US,A) 米国特許5943153(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50 B41J 2/44 G02B 26/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、 前記ベースの一側後面に位置される回路基板と、 前記回路基板の一側面に左右及び上下に流動可能に設置
    され、レーザダイオードが内蔵されたケースと、 前記ケースの前面に固設され、前記レーザダイオードか
    ら走査されるビームの光軸方向を基準として左右には、
    前後方向に沿って扁平なガイド面が形成され、中心部
    には、前後方向に沿って所定曲率のバレル型ガイド面が
    形成され、前記ベース上面に安着されるスライダと、 前記スライダがベース上面に安着されるとともに、前記
    スライダをベース上面に固定させるための固定手段と、
    前記スライダのバレル型ガイド面に前後方向にスライデ
    ィング可能に安着され、円筒形本体と、この本体の両側
    面から延びて前記スライダの扁平なガイド面に安着され
    るガイド片とを有するレンズホルダとを含むことを特徴
    とする光走査装置のレーザダイオードモジュール。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、前記ベースの両側縁部
    から一体に延設され、前記スライダの上部両側面に引っ
    かけられる複数のフック片であることを特徴とする請求
    項1に記載の光走査装置のレーザダイオードモジュー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記ベースから延設されるフック片と前
    記スライダの上面が同一平面をなすように前記スライダ
    の縁部には前記フック片が引っかけ固定されるように所
    定深さの引っかけ溝を備えたことを特徴とする請求項2
    に記載の光走査装置のレーザダイオードモジュール。
  4. 【請求項4】 ベースと、 前記ベースの一側後面に位置される回路基板と、 前記回路基板の一側面に左右及び上下に流動可能に設置
    され、レーザダイオードが内蔵されたケースと、 前記ケースの前面に固設され、前記レーザダイオードか
    ら走査されるビームの光軸方向を基準として左右には、
    前後方向に沿って扁平なガイド面が形成され、中心部
    には、前後方向に沿って所定曲率のバレル型ガイド面が
    形成され、前記ベース上面に安着されるスライダと、前
    記スライダがベース上面に安着した状態で、スライダの
    両側外面と上面、そして後面を弾力的に加圧支持し、ベ
    ース上面に固定させるための固定手段と、前記スライダ
    のバレル型ガイド面に前後方向にスライディング可能に
    安着され、円筒形本体と、この本体の両側面から延びて
    前記スライダの扁平なガイド面に安着されるガイド片と
    を有するレンズホルダとを含むことを特徴とする光走査
    装置のレーザダイオードモジュール。
  5. 【請求項5】 前記固定手段は、前記レーザダイオード
    の光軸方向を基準として、これと直交する前記ベースの
    左右両側面に各々位置し、一端がベースの側面に固定さ
    れる固定片と、この固定片から各々延設されて前記スラ
    イダの一側面と上面そして後面を弾力的に加圧支持する
    複数の弾性片とからなる板スプリング部材であることを
    特徴とする請求項4に記載の光走査装置のレーザダイオ
    ードモジュール。
  6. 【請求項6】 前記板スプリング部材の固定片を前記ベ
    ースの側面に固定させるように、前記ベースの側面に下
    部に向かって傾斜することで幅広部を有する引っかけ片
    を形成し、この引っかけ片に引っかかるように前記固定
    片に引っかけ溝を備えたことを特徴とする請求項5に記
    載の光走査装置のレーザダイオードモジュール。
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