JP2000100615A - 磁気シールド用鱗片状Fe基合金粉末 - Google Patents

磁気シールド用鱗片状Fe基合金粉末

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JP2000100615A
JP2000100615A JP10263191A JP26319198A JP2000100615A JP 2000100615 A JP2000100615 A JP 2000100615A JP 10263191 A JP10263191 A JP 10263191A JP 26319198 A JP26319198 A JP 26319198A JP 2000100615 A JP2000100615 A JP 2000100615A
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magnetic
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magnetic shielding
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JP10263191A
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English (en)
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Koichiro Morimoto
耕一郎 森本
Ginya Ishiguro
銀矢 石黒
Hiroyuki Hirano
広幸 平野
Kazumi Izumitani
和美 泉谷
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料とともに塗布して磁気を遮蔽するために
用いる軟磁性体からなる鱗片状の磁気シールド用粉末を
提供する。 【解決手段】 平均厚さd:0.03〜0.6μm、粒
度分布計によって求められた粒径の小さい方から重量を
累計して50%になったときの粒径をD50とすると、D
50:3〜60μmであり、アスペクト比(D50/d):
20〜500である磁気シールド用粉末において、原子
%で、AlまたはSiのうちの1種または2種を合計で
15〜30%、Cr:3〜15%、Sn:0.1〜1%
未満、O:1〜10%を含有し、残部:Feおよび不可
避不純物からなる成分組成を有する磁気シールド用粉
末。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、塗料とともに塗
布して磁気を遮蔽するために用いる軟磁性体からなる鱗
片状の磁気シールド用粉末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の磁気記録装置、電子機器などは、
高密度化、小型化が進むにつれて外部磁場の影響を受け
やすくなってきており、同時に磁場発生源として周辺機
器に悪影響を与える可能性も高い。これら装置の保護お
よび外部への磁場の漏洩を防止するために磁気シールド
を設ける場合が増えている。この磁気シールドとして鱗
片状の軟磁性体粉末を塗布する方法が提案されている。
この鱗片状の軟磁性体粉末の1つとして、平均厚さd:
0.03〜0.6μm、粒度分布計によって求められた
粒径の小さい方から重量を累計して50%になったとき
の粒径をD50とすると、D50:3〜60μmであり、ア
スペクト比(D50/d):20〜500である鱗片状磁
気シールド用粉末において、原子%で(以下、%は原子
%を示す)、AlおよびSiのうちの1種または2種を
合計で15〜30%、Cr:3〜15%、Sn:1〜1
5%を含有し、残部:Feおよび不可避不純物からなる
成分組成を有する磁気シールド用鱗片状Fe基合金粉末
があることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の磁
気シールド用鱗片状Fe基合金粉末は、低保磁力を有す
るため、磁気シールド塗布膜が厚い場合には優れた磁気
シールド性能を示すが、Snの添加量が多く飽和磁化が
十分でないため、磁気シールド塗布膜を薄くした時に飽
和磁化が低くなって磁気シールド性能が著しく低下し、
今後の各種応用機器の薄型化に伴う磁気シールド塗布膜
の薄肉化に対応することができない。また従来の磁気シ
ールド用鱗片状Fe基合金粉末は歪感受性が高いために
鱗片化処理中に保磁力の増大を避けることができないな
どの課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
従来よりも一層保磁力が低く、飽和磁化の高い磁気シー
ルド用鱗片状Fe基合金粉末を開発すべく研究を行った
結果、(イ)前記従来の磁気シールド用鱗片状Fe基合
金粉末において、酸素を添加すると同時にSnの含有量
を下げると、鱗片化処理中の歪感受性を低減させること
ができるので保磁力の増大を避けることができ、従来よ
りも一層保磁力が低く飽和磁化の高い磁気シールド用鱗
片状Fe基合金粉末を得ることができる、(ロ)その際
の酸素の含有量は1〜10%、Snの含有量を0.1〜
1%未満とすることが好ましい、という研究結果を得ら
れたのである。
【0005】この発明は、かかる研究結果にもとづいて
なされたものであって、平均厚さd:0.03〜0.6
μm、D50:3〜60μmであり、かつアスペクト比
(D50/d):20〜500である磁気シールド用鱗片
状粉末において、AlおよびSiの内の1種または2種
を合計で15〜30%、Cr:3〜15%、Sn:0.
1〜1%未満、O:1〜10%、を含有し、残部:Fe
および不可避不純物からなる組成を有する磁気シールド
用鱗片状Fe基合金粉末、に特徴を有するものである。
【0006】以下にこの磁気シールド用鱗片状Fe基合
金粉末の成分組成、d、D50およびD50/dを上記の如
く限定した理由について説明する。 (a) AlおよびSiのうちの1種または2種 AlおよびSiのうちの1種または2種の含有量が合計
で15%未満では保磁力(以下、Hc で示す)が高くな
るために磁気シールド性能が低下するので好ましくな
く、一方、30%を越えて含有すると、粉末の飽和磁化
(以下、σs で示す)が大きく下がるので十分な磁気シ
ールド性能が得られない。したがって、AlおよびSi
の内の1種または2種の含有量は合計で15〜30%に
定めた。一層好ましい範囲は18〜25%である。
【0007】(b) Cr Crの含有量が3%未満であると原料インゴットの粗粉
砕および鱗片化処理の段階で錆の発生や変色が起きやす
く十分な耐食性が得られないので好ましくなく、一方、
15%を越えて含有すると、粉末のσs が下がるので十
分な磁気シールド性能が得られない。したがって、Cr
の含有量は3〜15%に定めた。Crの含有量の一層好
ましい範囲は5〜10%である。
【0008】(c) Sn Snは、磁気シールド用鱗片状Fe基合金粉末の鱗片化
処理の際の歪感受性を低減させる作用を有するが、その
含有量が0.1%未満では十分な効果が得られず、一
方、1%以上含有すると、Hc が増大するとともにσs
が減少し、磁気シールド性能が低下するので好ましくな
い。したがって、Snの含有量は0.1〜1%未満に定
めた。Snの含有量の一層好ましい範囲は0.3〜0.
7%である。
【0009】(d) O Oは、Snの添加効果を高める作用を持つが、その含有
量が、1%未満では十分な効果が得られず、一方、10
%を越えて含有するとσs が減少し、磁気シールド性能
が低下するので好ましくない。したがって、Oの含有量
は1〜10%に定めた。Oの含有量の一層好ましい範囲
は2〜7%である。
【0010】(e) d dを0.03μm未満にすると粉末が大気中で発火する
危険性が高くなるので好ましくなく、一方、dが0.6
μmを越えると、磁気シールド性能が低下するので好ま
しくない。したがって、dは、0.03〜0.6μmに
定めた。dの一層好ましい範囲は0.1〜0.3μmで
ある。
【0011】(f) D5050を10μm未満まで小さくすると、粉末が大気中で
発火する危険性が高くなるので好ましくなく、一方、D
50が40μmを越えると、均一な磁気シールド層が得ら
れないので好ましくない。したがって、D50は0.2〜
30μmと定めた。D50の一層好ましい範囲は15〜3
0μmである。
【0012】(g) D50/d D50/dが20未満であると、磁気シールド層の磁気抵
抗が増加するので好ましくなく、一方、D50/dが20
0を越えると粉末が大気中で発火する危険性が高くなる
ので好ましくない。したがって、D50/dは、20〜5
00に定めた。D50/dの一層好ましい範囲は40〜1
00である。
【0013】この発明の磁気シールド用鱗片状Fe基合
金粉末は、合金原料を大気中で高周波溶解して得られた
溶湯を水アトマイズにより粉末を作製し、この粉末を湿
式アトライターボールミルにて鱗片化し、大気雰囲気中
で150〜350℃内の所定の温度で焼鈍することによ
り酸素含有量を調整し、ついで分級処理をを施して製造
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】合金原料を大気中で高周波溶解し
て得られた溶湯を水アトマイズすることにより粉末を作
製し、この粉末を湿式アトライターボールミルにて鱗片
化し、乾燥を兼ねて大気中で150〜350℃内の所定
の温度で焼鈍することにより酸素含有量を調整し、分級
処理を行って最大粒径を50μm以下に揃えた表1〜表
4に示される成分組成、D50、dおよびD50/dを有す
る本発明磁気シールド用鱗片状Fe基合金粉末(以下、
本発明磁気シールド用粉末という)1〜34、比較磁気
シールド用鱗片状Fe基合金粉末(以下、比較磁気シー
ルド用粉末という)1〜3および従来磁気シールド用鱗
片状Fe基合金粉末(以下、従来磁気シールド用粉末と
いう)1を作製した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】これら本発明磁気シールド用粉末1〜3
4、比較磁気シールド用粉末1〜3および従来磁気シー
ルド用粉末1を、熱処理炉に入れ、1.0×10-2To
rrの真空に排気した後、Arガスを導入してArガス
雰囲気に保持し、このArガス雰囲気中にて温度:40
0℃で1時間熱処理し、熱処理された本発明磁気シール
ド用粉末1〜34、比較磁気シールド用粉末1〜3およ
び従来磁気シールド用粉末1の飽和磁化(σs )および
保磁力(Hc )を測定し、それらの測定値を表5〜表8
に示した。
【0020】さらに、前記熱処理された本発明磁気シー
ルド用粉末1〜34、比較磁気シールド用粉末1〜3お
よび従来磁気シールド用粉末1をそれぞれ有機バインダ
ー(エポキシ樹脂)と5:1の重量比になるように塗料
化し、基板上に厚さ:0.1mmの塗布膜を形成し、こ
れを5枚重ね合わせ、磁気シールド板を作製した。この
磁気シールド板をフェライト磁石上に設置し、磁気シー
ルド板から0.5cmの上方での漏れ磁束密度Bを測定
し、これと磁気シールド板がない場合の磁束密度B0
測定し、シールド比(B/B0 )を算出し、これらの結
果を表5〜表8に示した。
【0021】
【表5】
【0022】
【表6】
【0023】
【表7】
【0024】
【表8】
【0025】表1〜表8に示される結果から、本発明磁
気シールド用粉末1〜34で作製した磁気シールド板を
設置したときシールド比:B/B0 は、従来磁気シール
ド用粉末1で作製した磁気シールド板を設置したときの
シールド比:B/B0 に比べて小さな値を示すところか
ら、本発明磁気シールド用粉末1〜34は従来磁気シー
ルド用粉末1に比べて優れた磁気シールド性能を示すこ
とが分かる。しかし、この発明の範囲から外れている値
(表4において、この発明の範囲から外れている値に*
印を付して示した。)を有する比較磁気シールド用粉末
1〜3で作製した磁気シールド板を設置した時のシール
ド比:B/B0 はやや大きくなることから、比較磁気シ
ールド用粉末1〜3の磁気シールド性能はやや劣ること
がわかる。
【0026】
【発明の効果】この発明によると、従来よりも磁気シー
ルド性能に優れた鱗片状磁気シールド用粉末を提供する
ことができ、電気および電子産業において優れた効果を
もたらすものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 耕一郎 埼玉県大宮市北袋町1−297 三菱マテリ アル株式会社総合研究所内 (72)発明者 石黒 銀矢 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 平野 広幸 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 泉谷 和美 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 4K018 BA08 BA16 BA20 BB01 BB04 BC01 BC08 BD05 5E041 AA03 AA04 AA11 AA19 CA06 NN01 NN06 5E321 BB53 GG07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均厚さd:0.03〜0.6μm、 粒度分布計によって求められた粒径の小さい方から重量
    を累計して50%になったときの粒径をD50とすると、
    50:3〜60μmであり、アスペクト比(D 50
    d):20〜500である磁気シールド用鱗片状粉末に
    おいて、原子%で(以下、%は原子%を示す)、 AlおよびSiのうちの1種または2種を合計で15〜
    30%、 Cr:3〜15%、 Sn:0.1〜1%未満、 O:1〜10%、を含有し、残部:Feおよび不可避不
    純物からなる組成を有することを特徴とする磁気シール
    ド用鱗片状Fe基合金粉末。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140109338A (ko) * 2013-03-05 2014-09-15 다이도 스틸 코오퍼레이션 리미티드 연자성 금속 분말 및 압분 자심

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140109338A (ko) * 2013-03-05 2014-09-15 다이도 스틸 코오퍼레이션 리미티드 연자성 금속 분말 및 압분 자심
JP2014170877A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Daido Steel Co Ltd 軟磁性金属粉末及び圧粉磁心
KR102144824B1 (ko) * 2013-03-05 2020-08-14 다이도 스틸 코오퍼레이션 리미티드 연자성 금속 분말 및 압분 자심

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