JP2000098758A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000098758A
JP2000098758A JP10271561A JP27156198A JP2000098758A JP 2000098758 A JP2000098758 A JP 2000098758A JP 10271561 A JP10271561 A JP 10271561A JP 27156198 A JP27156198 A JP 27156198A JP 2000098758 A JP2000098758 A JP 2000098758A
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の支持部材に支持されて回転可能な無端ベ
ルト状の転写材担持体と、この転写材担持体に沿って配
置された複数の像担持体と、これら各像担持体上に形成
された画像を前記転写材担持体上に担持された転写材に
順次転写するための複数の転写手段とを備えた画像形成
装置において、装置の小型化、高速プリントを可能と
し、かつ高画質の画像を得ること。 【解決手段】転写材担持体5を鉛直方向に配置しこれに
沿って像担持体1Y,1M,1C,1BKを配置し、転
写材担持体5を支持している支持部材5a,5bに近接
して配置された転写手段8Y,8BKの転写電流を支持
部材5a,5bから離れて配置されている転写手段8
C,8Mの転写電流より大とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー複写機や
カラープリンタなどのカラー画像を形成することができ
る複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の支持部材に支持されて回転可能な
無端ベルト状の転写材担持体と、この転写材担持体に沿
って配置された複数の像担持体と、これら各像担持体上
に形成された画像を前記転写材担持体上に担持された転
写材に順次転写するための複数の転写手段とを備えた画
像形成装置として、図5に示す構成のものが知られてい
る。
【0003】図5において、転写材担持体としての搬送
転写ベルト5は無端状のベルトであって、水平方向に対
向して配置された2つの支持部材としての支持ローラ5
a、5bに支持されている。この搬送転写ベルト5の上
側ベルトに沿って矢印で示す回転方向順に、上流側か
ら、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
BK(ブラック)の各トナー像を担持する像担持体とし
てのドラム状の感光体1Y,1M,1C,1BKがベル
トに接するようにして並んでいる。
【0004】これらの各感光体1Y,1M,1C,1B
Kの各まわりには、各回転方向順に、コロナ放電ワイヤ
を使用した非接触型の帯電装置2Y’,2M’,2
C’,2BK’,現像装置4Y,4M,4C,4BK,
搬送転写ベルト5を介して放電ワイヤを使用した非接触
型の転写手段8Y’,8M’,8C’,8BK’,クリ
ーニング手段6Y,6M,6C,6BKなどが配置され
ている。各現像装置4Y,4M,4C,4BKに設けら
れた現像ローラ4aはそれぞれ対応する感光体に近接す
るように配置されている。
【0005】これらの各感光体1Y,1M,1C,1B
Kの上方には光書き込み手段50が配置されていて、カ
ラー画像信号に応じて変調された露光光Lbが2連のポ
リゴンミラー240から出射され、レンズ、ミラーなど
を介して、各感光体1Y,1M,1C,1BKにおける
帯電装置と現像装置との間の露光部に照射されるように
なっている。
【0006】搬送転写ベルト5は矢印で示すように反時
計回りの向きに回転駆動されるようになっている。該搬
送転写ベルト5の上側ベルトの上流端のさらに上流側の
位置には一対のレジストローラ9が設けられている。こ
のレジストローラ9に向けて、図示しない搬送ガイドに
案内されてトレイ10に収納された転写材としての転写
紙Sが給紙コロ11から送り出されるようになってい
る。搬送転写ベルト5の上側ベルトの下流端のさらに下
流の位置には、定着装置12が配置されている。
【0007】搬送転写ベルト5の上側ベルトの上流端部
において該搬送転写ベルト5を支持している支持ローラ
5aの上方には、該搬送転写ベルト5に当接するように
して転写材吸着手段とてのコロナ放電ワイヤを使用した
非接触型の帯電器20’が設けられている。また、搬送
転写ベルト5の上側ベルトの上流端部であって支持ロー
ラ5bと対向する部位には転写紙Sを除電して搬送転写
ベルト5から容易に離脱させるべく、除電手段21が設
けられている。
【0008】さらに、搬送転写ベルト5の下側ベルトに
は、搬送転写ベルト5の除電を行なうコロナ放電ワイヤ
を使用した非接触型の除電手段22’が設けられ、さら
に下流の位置には該搬送転写ベルト5のクリーニングを
行なうクリーニング手段24が設けられている。
【0009】この画像形成装置において、画像形成は次
のようにして行われる。各感光体1Y,1M,1C,1
BKが回転を始め、この回転中に暗中において帯電装置
2Y,2M,2C,2BKにより均一に帯電され、同一
の転写紙S上に重ね転写されるように、書込みのタイミ
ングをずらして露光光Lbが露光部に照射、走査されて
作成すべき画像に対応した潜像が形成され、それぞれ現
像装置4Y,4M,4C,4BKによりトナー像が形成
される。
【0010】一方、トレイ10から給紙コロ11により
転写紙Sが送り出され、破線で示す搬送経路を経て一対
のレジストローラ9の位置で一旦停止し、感光体1上の
トナー像と転写部7で合致するように送り出しのタイミ
ングを待ち、かかる好適なタイミングが到来するとレジ
ストローラ9に停止していた転写紙Sはレジストローラ
9から送り出され、帯電器20’によって搬送転写ベル
ト5に吸着されて搬送され、各感光体1Y,1M,1
C,1BKのそれぞれのトナー像が、各感光体との当接
位置である転写部において該転写紙S上に順次転写さ
れ、色重ねされフルカラートナー画像が形成される。
【0011】こうしてフルカラートナー画像が転写され
た転写紙Sは除電手段21で除電されてから搬送転写ベ
ルト5より分離され、そのまま定着装置7に搬送され,
定着されて排紙トレイ15に排出される。一方、感光体
1Y,1M,1C,1BK上に残った残留トナーは感光
体の回転と共にクリーニング手段6Y,6M,6C,6
BKに至り、該クリーニング手段を通過する間に清掃さ
れて次の画像形成に備えられる。また、転写紙Sを分離
した後の搬送転写ベルト5についても、除電手段22で
除電されてからクリーニング手段24に至り、クリーニ
ングされて次の転写紙の搬送に備えられる。
【0012】このように、Y、M、C、Bkの各色毎に
像担持体を持ち、各色のトナー像を搬送転写ベルト5に
保持された転写紙Sに順次転写することにより、フルカ
ラー画像を形成するタンデム方式のカラー画像形成装置
は、像担持体を一つしか持たない転写ドラム方式や中間
転写方式のカラー画像形成装置に比べ、はるかに高速の
フルカラー画像の出力が可能であるという大きな特徴が
ある。
【0013】しかしながら、タンデム方式の画像形成装
置では像担持体と同数の帯電手段、転写手段が必要とな
るため、帯電手段、転写手段としてコロナ放電方式を用
いるとオゾン等の放電生成物が大量に発生してしまう、
また装置が大型でコスト高になりやすく小型化、低コス
ト化が難しい、等の問題がある。
【0014】オゾン等の放電生成物の発生量を減少させ
るための対策として、近年では帯電手段、転写手段とし
て従来のコロナ放電ワイヤを使用したコロナ放電方式に
代えて、ローラやブレードなどの接触部材を用いた接触
方式が実用化され、放電生成物の発生量を大幅に減少さ
せることが可能となった。これによりタンデム方式の画
像形成装置においても帯電手段、転写手段として接触方
式を採用でき、大量の放電生成物を発生させることなく
画像形成を行うことが可能となった。
【0015】このようなローラやブレード等の接触方式
の転写手段を用いた画像形成装置では転写部材に所定の
電流を与える定電流制御とすることで、使用環境や転写
材の抵抗が変化しても良好な転写特性が得られることが
特開平6−110343号公報、特開平6−17115
9号公報等に開示されている。
【0016】タンデム方式の画像形成装置で接触転写部
材を用いて定電流制御を行う場合に、特開平6−110
343号公報では転写材上に順次多重転写する際に、転
写回数により転写電流を順次増加させることで良好な転
写特性が維持できることが開示されている。また、特開
平6−171159号公報には各色の転写電流の設定値
を同一とすることで良好な転写特性を得ることができる
旨、開示されている。
【0017】従来、タンデム方式の画像形成装置は、装
置の小型化、低コスト化が困難とされていたが、近年で
は小径の像担持体や小型の現像装置を用いた画像形成装
置が開発されるようになり、タンデム方式の画像形成装
置であっても小型化が可能となりつつある。
【0018】タンデム方式の画像形成装置を小型化する
ためには転写材担持体の周長もできる限り短くする必要
があり、該周長を短くすると転写材担持体を支持するロ
ーラと第一色目や最終色の転写位置とが従来より近接し
て配置されることになる。
【0019】また、転写材担持体に転写材を静電吸着さ
せる転写材吸着手段や、転写材が分離された後の転写材
担持体を除電する除電手段はそれぞれ転写材担持体を挟
んで配置された一対の部材から構成することができる。
【0020】この一対の部材を構成する一方の部材は転
写材担持体に接触あるいは非接触に配置され高圧電源に
接続された放電電極であり、もう一方の部材は転写材担
持体に接触あるいは非接触に配置され高圧電源に接続さ
れた放電電極、あるいは転写材担持体に接触して配置さ
れ接地されている対向電極とするのが一般的である。こ
れら二つの部材間で発生する静電的な作用により、転写
材の静電吸着や転写材担持体の除電が行われる。ここ
で、対向電極を別途配置するのではなく、転写材担持体
の支持ローラが吸着手段や除電手段の対向電極としての
機能を兼ね備えるようにすることで部品の削減が可能と
なり、一層の小型化と低コスト化を図ることができる。
この場合、対向電極として十分な機能を果させるために
は転写材担持体の支持ローラは低抵抗の材質で構成され
ている必要がある。
【0021】しかしながら、装置の小型化のために転写
材担持体の周長を短くしたことに関連して転写材担持体
の支持ローラと第一色目あるいは最終色の転写位置とが
近接して配置された場合には、転写手段により与えられ
た電荷のうち転写材担持体の裏面を通じて支持ローラに
漏洩して転写に有効に寄与しない電荷量が無視できない
大きさになり、特開平6−110343号公報、特開平
6−171159号公報に示されているような制御方法
では第一色目あるいは最終色で十分な転写性能が得られ
ずに、転写不良が発生する場合がある。特に対向電極と
するために支持ローラを低抵抗化した場合に転写不良が
発生しやすい。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況をふまえ、タンデム方式の画像形成装置を小型化、低
コスト化するために転写手段と転写材担持体の支持ロー
ラを近接して配置した場合でも転写不良の発生を防止
し、長期にわたり安定して高画質が得られる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、以下の構成とした。 (1).複数の支持部材に支持されて回転可能な無端ベ
ルト状の転写材担持体と、この転写材担持体に沿って配
置された複数の像担持体と、これら各像担持体上に形成
された画像を前記転写材担持体上に担持された転写材に
順次転写するための複数の転写手段とを備えた画像形成
装置において、前記転写材担持体を支持している支持部
材に近接して配置された転写手段の転写電流を支持部材
から離れて配置されている転写手段の転写電流より大き
くなるように制御することとした(請求項1)。
【0024】(2).(1)記載の画像形成装置におい
て、前記複数のそれぞれの支持部材の抵抗に応じ、これ
ら支持部材に近接して配置された転写手段の転写電流の
増加量を変化させることとし、低抵抗の支持部材に近接
して配置された転写手段の転写電流の増加量が、前記低
抵抗の支持部材から離れて配置された転写手段の転写電
流の増加量よりも大きくなるように設定されていること
とした(請求項2)。
【0025】(3).(1)又は(2)記載の画像形成
装置において、全ての像担持体を使用して画像形成を行
う複数色モードと、任意の1つの像担持体のみ使用して
画像形成を行う単一色モードとを切り替え可能なモード
切り替え手段を備え、前記モード切り替え手段により切
り替えられた画像形成モードが前記複数色モードのとき
に、前記支持部材に近接して配置された転写手段の転写
電流の増加量を変化させることとした(請求項3)。
【0026】(4).(1)、(2)又は(3)記載の
画像形成装置において、前記転写材担持体が鉛直方向に
沿って配置されていて、この鉛直方向にわたり、前記複
数の像担持体がそれぞれ配置されていることとした(請
求項4)。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0028】〈例1〉画像形成装置の構成および画像形
成プロセスの概要 本発明の実施の形態として、転写材担持体に沿って配置
される像担持体が、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの4つからなり、これらの色を重ねてフルカラーの
画像を得るフルカラーの画像形成形成装置について説明
する。
【0029】図1において、搬送転写ベルト5は転写材
担持体の一例であって無端状のベルトからなり、鉛直方
向に対向して配置された支持部材としての2つの支持ロ
ーラ5a、5bに支持されている。下側の支持ローラ5
aに駆動系が連結されていて駆動ローラとして機能し、
上側の支持ローラ5bは従動ローラとして機能してい
る。よって、支持ローラ5aが矢印で示すように時計ま
わりの向きに回転駆動されることにより、搬送転写ベル
ト5も矢印で示すように、時計まわりの向きに回転され
る。
【0030】図2において、この搬送転写ベルト5の左
側のベルトに沿って矢印で示す回転方向順つまり、上流
側から下流側に向けて、位置的には下から上に向けて、
イエロー(Y)の画像を担持する感光体1Y、マゼンタ
(M)の画像を担持する感光体1M、シアン(C)の画
像を担持する感光体1C、ブラック(BK)の画像を担
持する感光体1BKが間隔をおいて配置されている。こ
れら感光体1Y,1M,1C,1BKはドラム状をして
いて、それぞれの色のトナー像を担持し、搬送転写ベル
ト5に順次転写する。このため、これらの感光体1Y,
1M,1C,1BKは搬送転写ベルト5に接するように
して並んでいる。
【0031】これらの各感光体1Y,1M,1C,1B
Kの各まわりには、各回転方向順に、導電性の帯電ロー
ラからなり感光体を一様に初期帯電させる帯電装置2
Y,2M,2C,2BK,潜像をトナーにより可視像化
する現像装置4Y,4M,4C,4BK,搬送転写ベル
ト5を介して各感光体に対向して配置されていてトナー
像を転写する転写バイアスを印加する導電性のローラか
らなる転写手段8Y,8M,8C,8BK,転写後の残
トナーなどを感光体から除去するクリーニング手段6
Y,6M,6C,6BKなどが配置されている。各現像
装置4Y,4M,4C,4BKに設けられた現像ローラ
4aはそれぞれ対応する感光体に近接するように配置さ
れている。
【0032】これらの各感光体1Y,1M,1C,1B
Kの横方向(水平方向)の位置には、これら各感光体に
露光光Lbを照射する光書き込み手段50が配置されて
いる。光書き込み手段50の構成は前記図5で説明した
構成に準ずる。光書き込み手段50からは、カラー画像
信号に応じて変調された露光光Lbが出射され、各感光
体1Y,1M,1C,1BK上であって帯電装置2Y,
2M,2C,2BKと現像装置4Y,4M,4C,4B
Kとの間の所定の位置である露光部に照射されるように
なっている。
【0033】搬送転写ベルト5の上流端(下端)のさら
に下方には一対のレジストローラ9が設けられている。
このレジストローラ9の左寄りの下方、つまり、当該画
像形成装置の略中央の下部にはトレイ10が配置されて
いる。このトレイ10からはレジストローラ9に向けて
図示しない搬送ガイドに案内されて、トレイ10に収納
されている転写紙Sが給紙コロ11の回転により1枚分
離されて送り出されるようになっている。搬送転写ベル
ト5の左側ベルトの下流端(上端)のさらに下流(上
方)の位置には、定着装置12が配置されている。
【0034】支持ローラ5aに対向するようにして転写
材吸着手段とてのブラシローラ20が矢印で示す時計回
りの向きに回転駆動されるようにして設けられている。
ブラシローラ20の回転によりブラシは搬送転写ベルト
5に摺接する。このブラシローラ20には図示しないバ
イアス印加手段により、転写紙Sを搬送転写ベルト5に
吸着させるバイアス電流が印加される。
【0035】また、支持ローラ5bの右側部には搬送転
写ベルト5の除電を行なう針電極型の除電手段22対向
して設けられ、支持ローラ5aの右側部に対向する位置
には搬送転写ベルト5のクリーニングを行なうクリーニ
ング手段24が該搬送転写ベルト5に接するようにして
設けられている。
【0036】この画像形成装置において、画像形成は次
のようにして行われる。各感光体1Y,1M,1C,1
BKが回転を始め、この回転中に暗中において各感光体
は帯電装置2Y,2M,2C,2BKにより均一に帯電
され、次いで、レジストローラ9から送り出された同一
の転写紙S上に重ね転写されるように書込みのタイミン
グをずらして露光光Lbが光書き込み手段50より露光
部に照射、走査されて作成すべき画像に対応した潜像が
形成され、これらの潜像はそれぞれ現像装置4Y,4
M,4C,4BKにおいてトナーにより可視像化され
る。
【0037】一方、トレイ10から給紙コロ11により
送り出された転写紙Sは、破線で示す搬送経路を経て一
対のレジストローラ9の位置で一旦停止し、各感光体上
のトナー像と各転写手段8Y、8M、8C、8BKの部
位で合致するようなタイミングを待ってレジストローラ
9から送り出される。送り出された転写紙Sは帯電手段
20によって搬送転写ベルト5に静電吸着させられて搬
送転写ベルト5と共に搬送され、各感光体1Y,1M,
1C,1BK毎に設けられた転写手段8Y、8M、8
C、8BKと対向する転写部を通過する間に各色のトナ
ー像を順次転写され、こうして色重ねされることにより
フルカラーのトナー画像が転写紙S上に担持される。
【0038】フルカラーのトナー画像を担持した転写紙
Sは図示しない分離手段あるいは曲率分離により搬送転
写ベルト5より分離され、定着装置13を通過する間に
フルアトナー画像は転写紙Sに溶融加圧定着され、こう
してフルカラー画像が完成する。その後、転写紙Sはト
レイ10に対向した当該画像形成装置の上部に設けられ
た排紙トレイ15に排紙される。搬送転写ベルト5は転
写紙Sが分離された後、除電手段22により除電され、
クリーニング手段24により搬送転写ベルト5の表面に
付着した紙粉やトナーが除去され次の画像形成に備えら
れる。
【0039】〈例2〉画像形成装置の構成および画像形
成プロセスの概要 この例では、図1に示した構成を全て具備しており、構
成の一部が異なることにより、フルカラー画像の形成も
できるし、また、モードを切り替えることにより、ブラ
ック単一色による画像形成も可能である。
【0040】図2に示した画像形成装置は、基本的な構
成は前記図1に示した画像形成装置と同じである。異な
る点は、図1における転写手段8BK、8C、8M、8
Yおよび支持ローラ5a、ブラシローラ20などが図4
に示すように、共通の支持体40に軸支されていること
である。支持体40はこれら転写手段8BK、8C、8
M、8Yや支持ローラ5a、ブラシローラ20などの幅
方向(図2の紙面を貫く方向)に対向している少なくと
も2つの板状体からなる枠状体からなり、転写手段8B
Kの回転軸と同一軸線上の軸8BK−1に枢支されてい
る。軸8BK−1は当該画像形成装置本体と一体的の不
動部材に固定されている。よって、支持体40は軸8B
K−1を中心に感光体1C,1M,1Yに対して近づき
あるいは遠ざかる向きに揺動可能である。
【0041】支持体40の下部には軸Pが植設されてい
る。軸Pには緊縮性のばね41の一端側が掛けられてい
る。ばね41の他端は左方に位置する図示しない不動部
材に掛けられていて、このばね41の弾性により支持体
40は軸8BK−1を中心にして時計まわりの向きに回
動するように付勢されている。この付勢による支持体4
0の回動は、支持体40が不動部材に設けたストッパ4
2に当接することにより阻止されている。支持体40が
ストッパ42に当接した状態にあるとき、転写手段8B
Kをはじめ、転写手段8C、8M、8Yは、それぞれ対
応する感光体1BK、1C、1M、1Yに対して転写に
必要な適度の接触圧で接触した状態にある。この状態に
おける各部材の配置構成は図1に示した各部材の配置構
成と同じであり、フルカラー画像を形成することができ
る。このときのモードをフルカラー画像モードと称す
る。
【0042】軸Pは不動部材に固定されたソレノイド4
2のプランジャとワイヤ44により連結されている。ソ
レノイド43をオン(励磁状態)にするとプランジャが
ワイヤ44を引くので、ばね41の弾性に抗して支持体
40は矢印46の向きに揺動させられ、ストッパ48に
当接した位置で揺動を停止する。このとき、図2に示す
ように、転写手段8BKは感光体1BKに適度の接触圧
で接触した状態にあるが、他の転写手段8C、8M、8
Yなどはそれぞれが対応する感光体1C、1M、1Yか
ら転写不能な距離だけ離間した位置に支持体40と共に
移動した状態になる。この状態における各部材の配置構
成では、転写可能なのはブラックの感光体1BKだけで
あり、ブラックのみの単一色の画像形成が可能となる。
このときのモードを白黒画像モードと称する。
【0043】白黒画像モードからフルカラー画像モード
にモードが切り替えられるとき、ソレノイド43はオフ
(非励磁状態)にされる。ソレノイド43をオフにする
と、支持体40はばね41に引かれて、転写手段8C、
8M、8Yがそれぞれ対応する感光体1BK、1C、1
M、1Yに接触するように復元し、フルカラー画像モー
ドでの画像形成が可能になる。フルカラー画像モードか
ら白黒画像モードにモードが切り替えるられるとき、ソ
レノイド43はオンにされる。
【0044】このように、ソレノイド43のオン、オフ
の制御により搬送転写ベルト5および転写手段8Y,8
M,8Cを感光体1Y,1C,1Mに対して接、離させ
てフルカラー画像モード、白黒画像モードでの各部材の
配置構成を得ることができる。モードの切り替えに際し
ては、ソレノイド43のオン、オフが切り替えられるだ
けでなく、このような機械的な接離動作に連動して、画
像形成プロセスについても画像形成を必要とする感光体
まわりのプロセス機器のみを作動するように制御手順が
切り替えられる。
【0045】図3は、モードの切り替え手段を示したも
ので、当該画像形成装置の操作パネル48にはモード切
り替えスイッチ(図示せず)が配備されている。このモ
ード切り替えスイッチの切り替え操作に応じて、切り替
え信号がこの画像形成装置の画像形成プロセスを制御す
るCPUを含む制御装置52に入力されるようになって
いる。
【0046】制御装置52は、上記切り替えスイッチか
らの信号を入力することにより、これに応じて、単一色
モードあるいは複数色モードを実現するべく、所要の画
像形成プロセスのシーケンスを設定し、同時に、ソレノ
イド43をオン或いはオフにする信号を出力する。かか
る構成により、操作パネル48に設けた切り替えスイッ
チを操作するだけで、フルカラー画像モードと白黒画像
モードとを相互に切り替えることができる。
【0047】操作パネル48に設けた上記モード切り替
えスイッチ、ソレノイド43、支持体40などはモード
切り替え手段の一例を構成する。この例における白黒画
像モードでは、ブラックのみの画像形成および転写を可
能としたが、これに限らず、第4色目の現像装置のトナ
ーの色を変えることにより、ブラック以外の任意の一色
のみの画像形成および転写を行なうようにすることもで
きる。その場合を含めて白黒画像モードは、単一色モー
ドと称することができる。
【0048】同様に、フルカラー画像モードの変形とし
て、異なる2色以上の組み合わせによる画像形成を可能
とすることもできる。その場合を含めて、フルカラー画
像モードは複数色モードと称することができる。
【0049】図2は、図1に示したようにフルカラー画
像モードの状態から、ブラックのみの白黒画像モードに
切り替えたときの状態を示している。このように、白黒
画像モードでは、モード切り替え手段により搬送転写ベ
ルト5を感光体1BK以外の感光体1C、1M、1Yな
どから離間させ、かつ、感光体1BK以外の感光体につ
いて画像形成の各機器を動作させない。
【0050】このように、使用しない色用の画像形成部
は動作させないので、白黒画像の出力中にカラー用の感
光体や現像剤等が劣化してしまうことはない。転写紙S
はレジストローラ9に送られた後、ブラシローラ20に
よる吸着手段により搬送転写ベルト5に静電吸着される
ので、搬送転写ベルト5が1色目のイエローの感光体1
Yから離間していても転写紙Sを感光体1BKからトナ
ー像の転写位置まで確実に搬送することができる。
【0051】モード切り替えを行なうことにより、図2
に示すように、カラー用の感光体1C,1M,1Y1と
搬送転写ベルト5を離間させた場合でも確実に転写紙S
の搬送を行うためには、転写紙Sが搬送転写ベルト5に
吸着されてから感光体1BKの転写位置(感光体1BK
と転写種8BKとの当接位置)に到達するまでの時間よ
り長い時間にわたって十分な静電吸着力を維持する必要
があり、そのため搬送転写ベルト5が高抵抗材料である
ことが要求される。
【0052】ただし抵抗が高すぎると十分な転写性能を
得るために非常に高い電圧が必要となる上、異常放電を
起こして画像不良が発生する場合があるため、搬送転写
ベルト5に用いる材料の抵抗としては1012〜10
16〔Ω・cm〕の範囲のものを使用することが望まし
く、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVDF
(ポリフッ化ビニリデン)、PI(ポリイミド)、PC(ポ
リカーボネート)等の樹脂や、これらの樹脂にカーボン
などを分散させて抵抗を調整した材料を用いることがで
きる。
【0053】これらの樹脂のフィルムを継ぎ合わせてベ
ルト形状としたり、シームレスベルトに成形したりして
搬送転写ベルトを作製する。搬送転写ベルト5の厚さは
薄すぎると強度の面で問題があり、厚すぎると転写性能
を得るためにより高電圧が必要となるため、50〜20
0〔μm〕とするのが望ましい。
【0054】タンデム方式の画像形成装置について、搬
送転写ベルト5の長さを短くすること、つまり、搬送転
写ベルト5の支持ローラ5aと支持ローラ5bとの間隔
を、転写搬送ベルト5が転写に必要な最小限の長さ(例
えば、転写搬送ベルト5の平坦部が第1色目のイエロー
の転写手段8Yから第4色目のブラックの転写手段8B
Kまでの領域にわたって対向し得るような最小限の長
さ)まで短くして画像形成装置の小型化を図った場合、
必然的に支持ローラ5bと転写手段8BKが近接し、ま
た支持ローラ5aと転写手段8Yとが近接することとな
るため、従来にはなかった問題が発生する。
【0055】すなわち、支持ローラ5aと転写手段8Y
間の距離や、支持ローラ5bと転写手段8BK間の距離
が短い上、特に、支持ローラ5aについてはブラシロー
ラ20の対向電極としての機能を持たせるために低抵抗
としているため、転写電流の大きさに対して搬送転写ベ
ルト5の裏面を通じて支持ローラ5aに漏洩する電流の
量が無視できない大きさとなってしまうのである。
【0056】したがって従来のように、4色の転写電流
を同一にする設定では転写手段と支持ローラの間隔が短
い1色目(イエロー)、4色目(ブラック)にかかる転
写手段8Y、8BKが転写電流不足となってしまい、ま
た、1色目(イエロー)から4色目(ブラック)に向か
うにつれて、各転写手段に印加する転写電流を徐々に増
加させる設定ではブラシローラ20の対向電極としての
機能を持たせるために低抵抗としている1色目(イエロ
ー)の転写手段8Yが転写電流不足となってしまう。
【0057】〈例3〉〔請求項1に対応する説明〕 そこで図1或いは図2に示した画像形成装置において、
支持ローラ8Y,8BKに漏洩してしまう電流量を考慮
し、支持ローラ5aに近い1色目(イエロー)の転写手
段8Yと支持ローラ5bに近い4色目(ブラック)の転
写手段8BKに印加される転写電流を支持ローラ5a,
5bから離れている2色目(シアン)、3色目(マゼン
タ)の転写手段8C,8Mに印加される転写電流より大
きく設定することで4色とも良好な転写性能を得ること
ができる。搬送転写ベルト5の支持ローラ5a、5bに
近い1色目(イエロー)の転写手段8Y、最終色の転写
手段8BKでは必要な転写性能が得られる電流に支持ロ
ーラ5a、5bに漏洩する電流を上乗せした値を転写電
流の制御値とする。
【0058】このように、支持ローラ5aに近接する転
写手段8Yの電荷ほど支持ローラ5aに,また、支持ロ
ーラ5bに近接する転写手段8BKの電荷ほど支持ロー
ラ5bに漏洩しやすいことを考慮して、支持ローラ5a
に近接する転写手段8Yに印加される転写電流や支持ロ
ーラ5bに近接する転写手段8BKに印加される転写電
流をあらかじめ転写手段8Cや転写手段8Mに印加され
る転写電流よりも大きく設定することで、転写手段8Y
や転写手段8BKに与えた電荷の一部が搬送転写ベルト
5の裏面を通じて支持ローラ5aや支持ローラ5bに漏
洩してしまっても転写に必要な電荷量は確保され、良好
な画像が得られる。なお、具体的な設定にあたっては、
後で述べるように、支持ローラ5a,5bへの電荷の流
れ易さは転写手段と支持ローラの距離だけでなく、支持
ローラ自体の抵抗の影響も受けるのでこの点も考慮す
る。
【0059】〈例4〉〔請求項2に対応する説明〕 前記〈例3〉において、支持ローラから近接して配置さ
れている1色目(ブラック)の転写手段8BK、4色目
(イエロー)の転写手段8Yに印加する転写電流を、支
持ローラから離れている転写手段8M,転写手段8Cな
どに印加する転写電流と比べてどれだけ大きくするのか
は搬送転写ベルト5の材質、転写手段と支持ローラとの
距離、プロセススピードにより異なる。
【0060】また、従動側の支持ローラ、例えば支持ロ
ーラ5aはブラシローラ20の対向電極としての機能を
高めるために低抵抗の金属ローラを使用し、駆動側の支
持ローラ5bは搬送転写ベルト5のスリップを防止する
ためにゴムや樹脂など摩擦係数の高い材料で表面を被覆
したものを使用する。その場合、従動側の支持ローラ5
aに対して駆動側の支持ローラ5bの抵抗値が大きくな
り、これら各支持ローラの抵抗値は異なることとなる。
このため転写電流の漏洩しやすさが異なり、搬送転写ベ
ルトの材質、転写手段と支持ローラの距離、プロセスス
ピードだけでなく、支持ローラの抵抗値も考慮して転写
電流の増加量を決定する。
【0061】本例の場合、支持ローラ5aと転写手段8
Y,支持ローラ5bと転写手段8BKの距離が同じで
も、駆動側の支持ローラ5bに比べて低抵抗の従動側の
支持ローラ5aに近接する転写手段8Yに印加する転写
電流の増加分を駆動側の支持ローラ5bに近接する転写
手段8BKに印加する転写電流よりも大きくなるように
設定することでより良好な画像を得ることができる。
【0062】〈例5〉〔請求項3に対応する説明〕 複数色モード、つまりフルカラー画像モードにおいて、
フルカラー画像を作成するべく4色目のブラックのトナ
ー像を転写する場合と、単一色モードつまり白黒モード
でブラックのトナー像のみを転写する場合とでは、必要
な転写性能を得るための実質的な転写電流の値は変化し
ない。しかし、フルカラーの場合には上流の3色の転写
により搬送転写ベルト5や転写紙Sが帯電しているた
め、感光体方向に電流が流れにくく、転写には寄与しな
い支持ローラ5bに漏洩してしまう電流の割合が大きく
なる。
【0063】そこで、図2により説明したように、複数
色モードと単一色モードとが切り替えられるタイプの画
像形成装置においては、複数色モードでは単一色モード
の場合よりも、支持ローラ5bに近接して配置された転
写手段、例えば転写手段8BKの転写電流を大きめの設
定値に変化させれば、十分な転写性能が得られる。した
がって、モードにより電流の漏洩を考慮した転写電流の
増加分を変化させることでモードが異なっても良好な画
像を得ることができる。
【0064】〈例6〉〔請求項4に対応する説明〕 従来技術にかかる図5に示した水平方向配列のタンデム
方式の画像形成装置では、ファーストプリントを速くす
るため搬送経路を短くすると、反転部分のない直線的な
搬送経路となり、給紙側のトレイ10や排紙トレイ15
が装置の左右方向の側部より突き出てしまい、装置の占
有面積が大きくなってしまう。一方、占有面積を小さく
しようとすると図5に示したように、装置下部の給紙用
のトレイ10から装置上部の排紙トレイ15までの破線
で示す転写材の搬送経路がS字型となり、搬送経路が長
くなってファーストプリントが遅くなってしまう。
【0065】これに対し、図1、図2に例示した画像形
成装置のように転写材搬送ベルト5を鉛直方向に沿って
配置し、この鉛直方向にわたり感光体1Y、1M、1
C、1BKを配置し、これら感光体の下方に給紙用のト
レイ10、これら感光体の上方に配置トレイ15を配置
したレイアウトとしたときには、転写紙Sの搬送経路は
極端なS型とはならず搬送経路は短縮されてフアースト
プリントが速くなるし、給紙側のトレイ10や排紙トレ
イ15も画像形成装置の側部に突き出ないので、装置の
専有面積も大きくなることがない。よって、図5に示す
配置構成に比べて省スペースと高速のファーストプリン
トの両方を容易に両立することができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、転写材担持体
を支持している支持部材に近接して配置された転写手段
の転写電流を、支持部材から離れて配置されている転写
手段の転写電流よりも大きくなるように制御することと
したので、支持部材と転写手段とが近接する場合でも良
好な画像が得られるので、タンデム方式の画像形成装置
を小型化することができ、小型で高速出力が可能な画像
形成装置を得ることができる。
【0067】請求項2記載の発明では、転写材坦持体の
材質や支持部材と転写手段の距離だけでなく支持部材の
抵抗も考慮して転写電流値を設定することでより高画質
の画像を得ることができる。
【0068】請求項3記載の発明によれば、転写手段と
支持支持部材の位置関係は同じでも、画像形成モードに
より漏洩電流が変化するのでこれを考慮して転写電流を
制御することで、複数の画像形成モードを持つ画像形成
装置でモードによらず良好な画像を得ることができる。
【0069】請求項4記載の発明によれば、像坦持体を
垂直方向に配列することで省スペースと高速のファース
トプリントを両立可能な画像形成装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフルカラー画像を形成すること
のできる画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本発明にかかる画像形成装置であって、白黒画
像を出力中における各部材の状態を説明した図である。
【図3】モード切り替え手段の一例を説明したブロック
図である。
【図4】モード切り替え手段の機械的な構成部分の説明
図である。
【図5】従来の画像形成装置の概略構成を説明した図で
ある。
【符号の説明】
1BK,1C,1M,1Y (像担持体としての)感光
体 5 (転写材担持体としての)搬送転写ベルト 5a,5b (支持部材としての)支持手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の支持部材に支持されて回転可能な無
    端ベルト状の転写材担持体と、この転写材担持体に沿っ
    て配置された複数の像担持体と、これら各像担持体上に
    形成された画像を前記転写材担持体上に担持された転写
    材に順次転写するための複数の転写手段とを備えた画像
    形成装置において、 前記転写材担持体を支持している支持部材に近接して配
    置された転写手段の転写電流を支持部材から離れて配置
    されている転写手段の転写電流より大きくなるように制
    御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記複数のそれぞれの支持部材の抵抗に応じ、これら支持
    部材に近接して配置された転写手段の転写電流の増加量
    を変化させることとし、低抵抗の支持部材に近接して配
    置された転写手段の転写電流の増加量が、前記低抵抗の
    支持部材から離れて配置された転写手段の転写電流の増
    加量よりも大きくなるように設定されていることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
    て、全ての像担持体を使用して画像形成を行う複数色モ
    ードと、任意の1つの像担持体のみ使用して画像形成を
    行う単一色モードとを切り替え可能なモード切り替え手
    段を備え、 前記モード切り替え手段により切り替えられた画像形成
    モードが前記複数色モードのときに、前記支持部材に近
    接して配置された転写手段の転写電流の増加量を変化さ
    せることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の画像形成装置に
    おいて、前記転写材担持体が鉛直方向に沿って配置され
    ていて、この鉛直方向にわたり、前記複数の像担持体が
    それぞれ配置されていることを特徴とする画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014182281A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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