JP2000098598A - 画像形成材料、画像形成装置、及び画像フィルム管理システム - Google Patents

画像形成材料、画像形成装置、及び画像フィルム管理システム

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JP2000098598A
JP2000098598A JP28730998A JP28730998A JP2000098598A JP 2000098598 A JP2000098598 A JP 2000098598A JP 28730998 A JP28730998 A JP 28730998A JP 28730998 A JP28730998 A JP 28730998A JP 2000098598 A JP2000098598 A JP 2000098598A
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JP28730998A
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Hideki Takahashi
秀樹 高橋
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像情報と個別情報を容易・適正に記録で
き、読み出しも容易で、管理も適正に行える画像形成材
料、及びこの画像形成材料を用いて画像を形成する画像
形成装置、及び得られた画像フィルムの管理システムを
提供する。 【解決手段】 支持体上に画像形成層を有する画像フ
ィルムに、画像露光して支持体と画像形成層との結合力
を低下させ画像形成を行う画像形成材料で、少なくとも
一部に磁気情報を書込み可能にした。画像情報/個別
情報を基にした磁気記録書込み手段と、画像形成手段を
有し、画像形成材料上に画像部分と磁気記録された個別
情報部分とを作成可能とした画像形成装置。磁気によ
る記録書込み手段と、画像形成手段と、画像情報1a部
分及び磁気記録された個別情報1b部分をもつ画像フィ
ルム1について、該画像フィルムの磁気記録された個別
情報を読み込む手段を有する画像フィルム管理システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成材料、こ
の画像形成材料を用いて画像を形成する画像形成装置、
及び該画像形成材料から得られた画像フィルムについて
これを管理する管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成材料を用いて各種画
像情報を画像記録することが行われている。たとえば医
療の分野では、X線撮影した画像とか、CT、MR等の
撮像機により得られた画像が、画像形成材料に情報記録
され、患者の画像情報としてフィルム化されることが行
われている。
【0003】上記のような場合、画像が写されたフィル
ムには、画像自体にはその画像に関する個別情報が記録
されていない。たとえば誰のどの患部を、どのように写
したのか、また、その患者の履歴等はどのようである
か、等のことは、画像からは読み取れない。従来、この
ような患者名等の個別情報は、文字情報で画像形成材料
の別層に別途写しこんだり、バーコードで入れたり、ま
たは必要な情報を記録した磁気テープをはりつけるなど
していた。
【0004】しかし上記のようにして個別情報を記録す
るのは、記録自体を別途行わなければならないので、そ
れが煩雑であり、また、個別情報の読み出しも必ずしも
必要な情報を即座に得て、診断等に供することができる
ものではない。たとえば、個別情報を保管する保管手段
であるサーバーが保持している情報のすべて(または多
く)を記録できない。サーバーとの照合も困難である。
このため、画像フィルムの管理が容易でないという問題
点も生じている。特に、大量に画像処理した場合などの
フィルムの管理や、また、複数の診察科をまたがって出
力された画像についてのフィルムの管理などは、従来技
術では容易ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した事
情に鑑みてなされたもので、画像情報とともにその画像
に係る個別情報を容易かつ適正に記録でき、その読み出
しも容易であって、よって、フィルムの管理も適正に行
うことが可能な、画像形成材料、及びこの画像形成材料
を用いて画像を形成する画像形成装置、及び得られた画
像フィルムの管理システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、支持体上に
画像形成層が設けられた画像フィルムに、高密度エネル
ギー光による画像露光を行うことにより支持体と画像形
成層との間の結合力を低下させ像様に画像形成を行う画
像形成材料において、少なくとも一部分に磁気情報を書
込み可能にしたことを特徴とする画像形成材料によっ
て、達成される。
【0007】また上記目的は、画像情報及び/又は個別
情報を基にした磁気による情報の記録書込みが可能な手
段と、高密度エネルギー光による画像露光が可能な画像
形成手段とを具備し、画像形成材料上に該画像形成手段
により像様に形成(結像)された画像部分と磁気記録さ
れた個別情報部分とを作成可能としたことを特徴とする
画像形成装置によって、達成される。
【0008】また上記目的は、磁気による記録書込みを
行うことが可能な磁気記録書込み手段と、露光光による
画像露光が可能で、これにより像様に形成された画像部
分をもつ画像フィルムを形成できる画像形成手段と、該
画像形成手段及び上記磁気記録書込み手段により記録さ
れた画像情報部分及び磁気記録された個別情報部分をも
つ画像フィルムについて、該画像フィルムの磁気記録さ
れた個別情報を読み込む手段とを有することを特徴とす
る画像フィルム管理システムによって、達成される。
【0009】上記画像形成材料(ないし画像フィルム)
は、その画像形成層が磁気記録層を兼ねている構成をと
ることができる。また、該画像形成層が磁性体を含有す
る構成をとることができる。さらに、該画像形成層が金
属磁性体を60〜99重量%含有する構成をとることが
できる。該画像形成材料(ないし画像フィルム)が、ア
ブレーション型画像形成手段(たとえばレーザアブレー
ション型画像形成手段)により画像が形成されるもので
あることは、好ましい態様である。
【0010】本発明の画像形成装置において、また、本
発明の画像フィルム管理システムに用いる装置・手段に
おいて、像様に形成された画像部分と磁気記録された個
別情報部分との作成を、同時に、もしくは連続して行う
ことは、好ましい態様である。また、該装置の、上記画
像形成材料の磁気情報を読み込む部位が、該画像形成材
料を保持する機構を兼ね、像様に形成(結像)された画
像部分を観察すると同時に磁気情報を読み込む機能を兼
ねている構成とすることは、好ましい態様である。
【0011】本発明の画像フィルム管理システムにおい
て、画像情報と個別情報を保管する保管手段と、該保管
手段に保管された情報及び/又は他の情報を基に磁気に
よる記録書込みを行うことが可能な磁気記録書込み手段
と、高密度エネルギー光による画像露光が可能で、これ
により像様に形成(結像)された画像部分をもつ画像フ
ィルムを形成できる画像形成手段と、該画像形成手段及
び上記磁気記録書込み手段により記録された画像情報部
分及び磁気記録された個別情報部分をもつ画像フィルム
について、該画像フィルムの磁気記録された個別情報を
読み込む手段と、読み込まれた情報から該保管された元
情報を検索する手段を有する構成とすることは、好まし
い態様である。
【0012】以下、本発明について、さらに詳述する。
【0013】本発明の画像形成材料の形態としては、支
持体上に画像形成層を有する画像形成体と、第2の支持
体上に被転写体を有する構成が好ましい。このほかに第
1の支持体と画像形成層の間に中間層や、画像形成層の
上に画像を保護する目的で保護層や箔を設けてもよい。
さらに各支持体の裏面には帯電防止や表面マット化の目
的で背面処理層を設けてもよい。
【0014】本発明において、画像形成層は、磁気材料
とそれを保持するためのバインダー樹脂を基本構成とす
る磁気記録層を有する構成とすることができる。
【0015】磁気記録層を構成する磁気材料としては、
強磁性酸化鉄粉末、強磁性金属粉末、立方晶板状粉末等
が挙げられ、中でも、強磁性金属粉末を好適に用いるこ
とができる。
【0016】強磁性酸化鉄粉末としては、γ─Fe2
3 、Fe3 4 又はこれらの中間酸化鉄でFeOx
(1.33<x<1.50)で表されるものを挙げるこ
とができる。
【0017】強磁性金属粉末としては、Fe、Coを始
め、Fe−Al系、Fe−Al−Ni系、Fe−Al−
Zn系、Fe−Al−Co系、Fe−Al−Ca系、F
e−Ni系、Fe−Ni−Al系、Fe−Ni−Co
系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni−Mn系、Fe−
Ni−Si系、Fe−Ni−Si−Al−Mn系、Fe
−Ni−Si−Al−Zn系、Fe−Ni−Si−Al
−Co系、Fe−Al−Si系、Fe−Al−Zn系、
Fe−Co−Ni−P系、Fe−Co−Al−Ca系、
Ni−Co系、Fe、Ni、Co等を主成分とするメタ
ル磁性粉末等の強磁性金属粉末が挙げられ、中でもFe
系金属粉末が好ましく、例えばCo含有γ−Fe
2 3 、Co被着γ−Fe2 3 、Co含有γ−Fe3
4 、Co被着γ−Fe3 4 、Co含有磁性FeOx
(4/3<x3/2)粉末等のコバルト含有酸化鉄系磁
性粉末が挙げられる。又、耐蝕性及び分散性の点から見
ると、Fe系金属粉末の中で、Fe−Al系、Fe−A
l−Ca系、Fe−Ni−Al系、Fe−Al−Zn
系、Fe−Al−Co系、Fe−Ni−Si−Al−C
o系、Fe−Co−Al−Ca系等のFe−Al系強磁
性粉末が好ましく、更にこの中では、強磁性粉末に含有
されるFe原子とAl原子との含有量比が原子数比でF
e:Al=100:1〜100:20であり、かつ強磁
性粉末のESCA(X線光電子分光分析法)による分析
深度で100Å以下の表面域に存在するFe原子とAl
原子との含有量比が原子数比でFe:Al=30:70
〜70:30である構造を有するもの、或いはFe原子
とNi原子とAl原子とSi原子、更にCo原子とCa
原子の少なくとも1つとが強磁性粉末に含有され、Fe
原子の含有量が90原子%以上、Ni原子の含有量が1
〜10原子%、Al原子の含有量が0.1〜5原子%、
Si原子の含有量が0.1〜5原子%、Co原子又はC
a原子の含有量(両者を含有する場合は合計量)が0.
1〜13原子%であり、かつ強磁性粉末のESCA(X
線光電子分光分析法)による分析深度で100Å以下の
表面域に存在するFe原子とNi原子とAl原子とSi
原子と、Co原子及び/又はCa原子との含有量比が原
子数比でFe:Ni:Al:Si:(Co及び/又はC
a)=100:(4以下):(10〜60):(10〜
70):(20〜80)である構造を有するものが好ま
しい。
【0018】尚、強磁性粉末の形状は、好ましくは長軸
径が0.30μm以下、より好ましくは、0.20μm
以下である。このような強磁性粉末によれば着色剤層の
表面性が向上する。
【0019】六方晶板状粉末としては、バリウムフェラ
イトやストロンチウムフェライト等の六方晶フェライト
を挙げることができ、鉄元素の一部が他の原子(Ti、
Co、Zn、In、Mn、Ge、Hb等)で置換されて
いてもよく、このようなフェライト磁性体はIEEE
trans on MAG,p18,16(1982)
に記載されたものを挙げることができる。この中で、バ
リウムフェライト磁性粉末の例としては、Feの一部が
少なくともCo及びZnで置換された平均粒径(六方晶
フェライトの板面の対角線の高さ)が400〜900Å
であり、板状比(六方晶フェライトの板面の対角線の長
さを板厚で除した値)が2.0〜10.0であるものを
挙げることができる。又、バリウムフェライトの磁性粉
体は、さらにFeの一部をTi、In、Mn、Cu、G
e、Sn等の遷移金属で置換されていてもよい。
【0020】六方晶系の磁性粉体を製造する方法は、例
えば、目的とするバリウムフェライトを形成するのに必
要な各原子の酸化物、炭酸化物を、硼酸の様なガラス形
成物質とともに溶融し、得られた融液を急冷してガラス
を形成し、次いでこのガラスを所定温度で熱処理して目
的とするバリウムフェライトも結晶粉末を析出させ、最
後にガラス成分を熱処理によって除去するという方法の
ガラス結晶化法の他、共沈−焼成法、水熱合成法、フラ
ックス法、アルコキシド法、プラズマジェット法等があ
る。
【0021】画像形成層に含有される金属原子含有粒子
の含有量は、好ましくは画像形成層形成成分の50〜9
9重量%程度、より好ましくは60〜95重量%であ
る。
【0022】次にバインダー樹脂について述べる。バイ
ンダー樹脂は、露光光源の波長光を吸収可能な色剤と金
属原子含有粉体を十分に保持できるものであれば、特に
制限無く用いることができる。
【0023】このようなバインダー樹脂としては、ポリ
ウレタン、ポリエステル、塩化ビニル系共重合体等の塩
化ビニル径樹脂が代表的なものであり、これらの樹脂は
−SO3 M、−OSO3 M、−COOM、−PO(OM
1 2 〔ここに、Mは水素原子又はアルカリ金属を、M
1 は水素原子、アルカリ金属又は、アルキル基を表す〕
から選ばれる少なくとも1種類の極性基を有する繰り返
し単位を含むことが好ましく、このような極性基を導入
した樹脂を用いることにより、磁性粉体の分散性を向上
させることができる。尚、この極性基の各樹脂中の含有
比率は好ましくは0.1〜8.0モル%程度、より好ま
しくは0.2〜6.0モル%である。
【0024】バインダー樹脂は、1種単独でも2種以上
を組み合わせて用いてもよい。
【0025】極性基含有塩化ビニルとしては、例えば、
塩化ビニル−ビニルアルコール共重合体等、水酸基を有
する樹脂と、Cl−CH2 CH2 SO3 M、Cl−CH
2 CH2 OSO3 M、Cl−CH2 CO2 M、Cl−C
2 P(=O)(OM1 2等の極性基及び塩素原子を
有する化合物との付加反応により合成することができ
る。
【0026】更に、バインダー樹脂の熱安定性を向上さ
せるためには、塩化ビニル系共重合体にエポキシ基を導
入することが好ましい。この場合、エポキシ基を有する
繰り返し単位の共重合体中における含有率は1〜30モ
ル%程度、好ましくは1〜20モル%であり、エポキシ
基を導入するためのモノマーとしてはグリシジルアクリ
レート等を挙げることができる。
【0027】極性基を有するポリエステルは、ポリオー
ルと一部に極性基を有する多塩基酸との脱水縮合反応に
よって合成することができる。極性基を有する多塩基酸
としては5−スルホイソフタル酸、2−スルホイソフタ
ル酸、4−スルホイソフタル酸、3−スルホフタル酸、
5−スルホイソフタル酸ジアルキル、2−スルホイソフ
タル酸ジアルキル、4−スルホイソフタル酸ジアルキ
ル、3−スルホイソフタル酸ジアルキル及びこれらのア
ルカリ金属塩等が挙げられ、ポリオールとしてはトリメ
チロールプロパン、ヘキサントリオール、グリセリン、
トリメチロールエタン、ネオペンチングリコール、ペン
タエリスリトール、エチレングリコール、プロピレング
リコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコ
ール、シクロヘキサンジメタノール等を挙げることがで
きる。
【0028】極性基を有するポリウレタンは、ポリオー
ルとポリイソシアネートとを反応させることにより合成
することができ、具体的には、ポリオールとしてポリオ
ールと一部に極性基を有する多塩基酸との反応によって
得られるポリエステルポリオールを原料とすることによ
り合成できる。又、ポリイソシアネートとしては、ジフ
ェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、2,4−
トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシ
アネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、リジ
ンイソシアネートメチルエステル等を挙げることができ
る。尚、極性基を有するポリウレタンの他の合成法とし
ては、水酸基を有するポリウレタンと極性基及び塩素原
子を含有するCl−CH2 CH2 SO3 M、Cl−CH
2 CH2OSO3 M、Cl−CH2 CO2 M、Cl−C
2 P(=O)(OM1 2 等の化合物との付加反応も
有効である。
【0029】その他のバインダー樹脂としては、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、ブタ
ジエン−アクリロニトリル共重合体等のポリオレフェン
系樹脂、ポリビニルブチラール等のポリビニルアセター
ル系樹脂、ニトロセルロース等のセルロース系樹脂、ス
チレン−ブタジエン共重合体等のスチレン系樹脂、ポリ
メチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリアミ
ド、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂等
を併用してもかまわない。
【0030】画像形成層中の磁気材料の含有率は、画像
形成層形成成分中の70〜99重量%である。
【0031】画像形成層には、本発明の効果を阻害しな
い範囲で、潤滑剤、耐久性向上剤、分散剤、帯電防止
剤、充填剤、フィラー、硬化剤等の添加剤を含有せしめ
てよい。
【0032】潤滑剤としては、脂肪酸、脂肪酸エステ
ル、脂肪酸アミド、(変性)シリコーンオイル、(変
性)シリコーン樹脂、フッ素樹脂、フッ化カーボン等を
挙げることができ、耐久性向上剤としてはポリイソシア
ネート等を挙げることができる。分散剤としては、ラウ
リル酸やステアリン酸等の炭素数12〜18の脂肪酸や
それらのアミド、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩;ポリアルキレンオキサイドアルキルリン酸塩、レシ
チン、トリアルキルポリオレフィンオキシ第4級アンモ
ニウム塩;カルボキシ基及びスルホン基を有するアゾ系
化合物等を挙げることができ、帯電防止剤としては、カ
チオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、非イオン
性界面活性剤、高分子帯電防止剤、導電性微粒子等の
他、「11290の化学商品」化学工業日報社、p.8
75〜876等に記載の化合物等を挙げることができ
る。
【0033】フィラーとしては、カーボンプラック、グ
ラファイト、TiO2 、BaSO4、ZnS、MgCO
3 、CaCO3 、ZnO、CaO、WS2 、MoS2
MgO、SnO2 、Al2 3 、α−Fe2 3 、α−
FeOOH、SiC、CeO2 、BN、SiN、Mo
C、BC、WC、チタンカーバイド、コランダム、人造
ダイアモンド、ザクロ石、ガーネット、ケイ石、トリボ
リ、ケイソウ土、ドロマイト等の無機フィラーや、ポリ
エチレン樹脂粒子、フッ素樹脂粒子、グアナミン樹脂粒
子、アクリル樹脂粒子、シリコン樹脂粒子、メラニン樹
脂粒子等の有機フィラーを挙げることができる。
【0034】フィラーとしては、無機微粒子や有機樹脂
粒子を挙げることができ、これらは離型剤を兼ねても良
い。この無機微粒子としてはシリカゲル、炭酸カルシウ
ム、酸化チタン、酸性白土、活性白土、アルミナ等を挙
げることができ、有機樹脂粒子としてはフッ素樹脂粒
子、グアナミン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリコン
樹脂粒子等の樹脂粒子を挙げることができる。これらの
無機・有機樹脂粒子は比重によって異なるが、0.1〜
70重量%の添加が好ましい。
【0035】さらに、硬化剤としては、画像形成層を硬
化できるものであれば特に制限なく用いることができ、
このような硬化剤としては、例えば、前述のバインダー
樹脂の中のポリウレタンを合成する際に用いられるポリ
イソシアネートなどを挙げることができる。
【0036】このような硬化剤を添加して画像形成層を
硬化させることにより、形成された画像の耐久性を高め
るだけではなく、アブレーションを生じせしめた部分の
地汚れをなくすことができる。これら添加剤の添加量は
好ましくは0〜20重量%程度、より好ましくは0〜1
5重量%である。
【0037】画像形成層の厚みは、好ましくは0.05
〜5.0μm程度、より好ましくは0.1〜3.0μm
の範囲である。又、画像形成層は単層で構成しても組成
の異なる多層で構成してもよいが、多層で構成される場
合、支持体に近い側の層中に露光光源の波長光を吸収可
能な色剤をより多く含有させることが好ましい。また、
支持体に遠い側の層中に露光光源の波長光以外の波長を
吸収可能な色剤を添加してもよい。
【0038】本発明に用いることができ支持体としては
各種のものが挙げられ、たとえば、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ナイロン、芳香族ポリアミド、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリ
イミド、ポリエーテルイミド等の各樹脂フィルム、更に
は前記樹脂を2層以上積層してなる樹脂フィルム等の透
明支持体を挙げることができる。
【0039】紙、合成紙(たとえばポリプロピレンを主
成分とする合成紙)、あるいは各種高分子材料、金属、
セラミックもしくは木材パルプやセルロースパルプ、サ
ルファイトパルプなどで抄造された紙等に前記樹脂層を
積層したフィルムまたはシートなどを挙げることができ
る。
【0040】さらに前記記載フィルムまたシートの片面
あるいは両面に多孔質構造の顔料塗工層を設けた基材な
ども本発明では用いることができる。
【0041】本発明において、樹脂からなる基体は、シ
ートあるいはフィルム状に延伸し、ヒートセットしたも
のが寸法安定性の面から好ましく、基材は、内部にミク
ロボイドがないものでも、あるいはミクロボイドのある
ものでも、用途に応じて適宜に選択することができる。
【0042】本発明において、用いられる紙は、天然パ
ルプ、合成パルプ、またはそれらの混合物から抄紙され
るパルプ紙が好ましく、紙は長網抄紙機等を用いて抄造
され、平滑度向上の目的で、抄紙後にマシンカレンダ
ー、スーパーカレンダー、熱カレンダー等を用いてカレ
ンダー処理することが好ましい。また、平滑度向上ため
に、顔料を含有した樹脂層でコートした基紙も本発明に
おいては好適に用いることができる。本発明において用
いられる紙としては、上質紙、アート紙、コート紙、片
艶紙、含浸紙、板紙等を挙げることができる。なお、紙
としては、白色微粒子を含有するポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリレフィン系樹脂のラミネート層を設け
る際に、平滑性を持たせるためにベック平滑度50秒以
上にするのが好ましく、100秒、さらには200秒以
上の平滑性を有することが好ましい。さらに紙中には、
必要に応じてサイズ剤、定着剤、紙力増強剤、填料、帯
電防止剤、染料、顔料、蛍光増白剤、酸化防止剤、減摩
剤等の添加剤が含まれていてもよい。
【0043】本発明における基材の厚みは通常好ましく
は2〜300μm、より好ましくは4.5〜150μm
であり、このような範囲の中から適宜に選定される。
【0044】次に画像形成層の形成方法について述べ
る。画像形成層は、たとえば、磁性粉末、バインダー樹
脂及び必要に応じて潤滑剤、耐久性向上剤、分散剤、帯
電防止剤、充填剤、フィラー、硬化剤等と溶媒とを混練
して、高濃度の磁性塗料を調整し、次いでこの高濃度磁
性塗料を希釈して塗布用磁性塗料とし、支持体上に塗布
し乾燥させて形成する。
【0045】溶媒としては、アルコール類(エタノー
ル、プロパノール等)、セロソルブ類(メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ)、芳香族類(トルエン、キシレ
ン、クロルベンゼン等)、ケトン類(アセトン、メチル
エチルケトン)、エステル系溶剤(酢酸エチル、酢酸ブ
チル等)、エーテル類(テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等)、ハロゲン系溶剤(クロロホルム、ジクロルベン
ゼン等)、アミド系溶剤(例えばジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン等)、等を用いることができ
る。また、画像形成層成分の混練分散には、二本ロール
ミル、三本ロールミル、ボールミル、ペブルミル、コボ
ルミル、トロンミル、サンドミル、サンドグラインダ
ー、Sqegvariアトライター、高速インペラー分
散機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、ディスパ
ー、高速ミキサー、ホモジナイザー、超音波分散機、オ
ープンニーダー、連続ニーダー等を用いることができ
る。
【0046】支持体上への画像形成層の形成は、例え
ば、エクストルージョン方式の押し出しコータにより塗
布乾燥して行うことができる。必要に応じて磁性粉体の
配向を揃えたり、画像形成層の表面性を均一にするため
にカレンダー処理を行ってもよい。特に高解像度の画像
を得るためには、磁性粉末を配向させる方が、層内の凝
集力をコントロールすることが容易になって好ましい。
【0047】尚、画像形成層の他の層も設ける場合、各
層毎に塗布を繰り返してもよいが、ウェット−オン−ウ
ェット方式で重量塗布して乾燥させてもよい。その場
合、リバースロール、グラビアロール、エアドクターコ
ータ、ブレードコータ、エアナイフコータ、スクイズコ
ータ、含浸コータ、バーコータ、トランスファロールコ
ータ、キスコータ、キャストコータ或いはスプレーコー
タ等と押し出しコータとの組み合わせにより塗布するこ
とができる。
【0048】尚、ウェット−オン−ウェット方式におけ
る重量塗布においては、下側の層が湿潤状態になったま
まで上側の層を塗布するので、上下層間の接着性が向上
する。
【0049】被転写体本発明において、被転写体は、高
密度エネルギー光の露光により照射部の画像形成層と被
転写体との結合力は実質的に変化せず、支持体と画像形
成層との結合力が低下し得るものでありかつ、被転写体
と露光シートを引き離すことにより照射部の画像形成層
が転写され得る部材を用いることができる。
【0050】また、接着層を設けることができ、これ
は、それ自信常温で接着性または粘着性を有するもの、
或いは熱や圧力を掛けることにより接着性または粘着性
を発現するもののいずれでもよく、たとえば、低軟化点
の樹脂、接着性付与剤、熱溶剤を適宜選択することによ
り形成することができる。
【0051】低軟化点の樹脂としては、エチレン−酢酸
ビニル、エチレン−エチルアクリレート等のエチレン共
重合体;スチレン−ブタジエン、スチレン−イソプレ
ン、スチレン−エチレン−ブチレン等のポリスチレン系
樹脂;ポリエステル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピ
レン等のポリオレフィン系樹脂;ポリビニルエーテル系
樹脂;ポリブチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;
アイオノマー系樹脂;セルロース系樹脂;エポキシ系樹
脂;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂等が挙げられる。接着性付与剤としては、ロジン、
水添ロジン、ロジンマレイン酸、重合ロジン及びロジン
フェノール等の未変性もしくは変性物、テルペン並びに
石油樹脂及びそれらの変性物等が挙げられる。熱溶剤と
しては、常温で固体であり、加熱時に可逆的に液化また
は軟化する化合物が挙げられ、具体的にはたとえば、テ
ルピネオール、メントール、アセトアミド、ベンズアミ
ド、クマリン、ケイ皮酸ベンジル、ジフェニルエーテ
ル、クラウンエーテル、カンファー、p−メチルアセト
フェノン、バニリン、ジメトキシベンズアルデヒド、p
−ベンジルビフェビル、スチルベン、マルガリン酸、エ
イコサノール、パルミチン酸セチル、ステアリン酸アミ
ド、ベヘニルアミン等の単分子化合物、蜜ロウ、キャン
デリラワックス、パラフィンワックス、エステルワック
ス、モンタンロウ、カルナバワックス、アミドワック
ス、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クスなどのワックス類、エステルガム、ロジンマレイン
酸樹脂、ロジンフェノール樹脂等のロジン誘導体、フェ
ノール樹脂、ケトン樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタ
レート樹脂、テルペン系炭化水素樹脂、シクロペンタジ
エン樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカプロラクトン
系樹脂、ポリエチレングリコールポリプロピレングリコ
ールなどのポリオレフィンオキサイドに代表される高分
子化合物などを挙げることができる。
【0052】本発明の効果を阻害しない範囲内で、接着
層に微粒子やその他の添加剤を添加することができる。
無機微粒子としては、たとえばシリカ、酸化チタン、酸
化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ホウ酸
アルミニウム等の金属酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム、窒化ホウ素等の金
属塩、カオリン、クレー、タルク、亜鉛華、鉛白、ジー
クライト、石英、ケイソウ土、パーライト、雲母、合成
雲母などが挙げられる。
【0053】有機微粒子としては、メラニン樹脂粒子、
グアナミン樹脂粒子、スチレン−アクリル共重合体樹脂
粒子、シリコーン樹脂粒子、フッ素樹脂粒子などが挙げ
られる。
【0054】微粒子の中でも、転写感度あるいは転写濃
度を高めるためには中空の樹脂微粒子が好ましく、この
中空微粒子としては、例えば架橋スチレン−アクリル中
空樹脂粒子などを挙げることができる。
【0055】前記白色微粒子を添加する場合、含有量
は、通常好ましくは、0.1〜50重量%、特に1〜3
0重量%の範囲内に選定するのが好ましい。
【0056】前記白色微粒子の平均粒径は、通常好まし
くは、0.01〜20μmであり、より好ましくは0.
02〜5μmである。
【0057】また、被転写層中には、前記白色微粒子の
他に、ラミネート時の温度で分解しない帯電防止剤、熱
安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光増
白剤などの添加剤を配合しても良い。
【0058】その場合、配合量は、被転写層形成組成物
中に通常好ましくは、30重量%、特に20重量%以下
に選定するのが好ましい。
【0059】接着層の厚みは好ましくは0.1〜40μ
m程度、より好ましくは0.3〜30μmであり、支持
体全体の厚みは好ましくは0.1〜200μm程度、よ
り好ましくは0.5〜100μmである。
【0060】形成成分を溶媒に分散あるいは溶解して塗
工液を調整し、この塗工液を塗布し乾燥する塗工法に用
いる溶媒としては、水、アルコール類(例えばエタノー
ル、プロパノール)、セロソルブ類(例えばメチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ)、芳香族類(例えばトルエ
ン、キシレン、クロルベンゼン)、ケトン類(例えばア
セトン、メチルエチルケトン)、エステル系溶剤(例え
ば酢酸エチル、酢酸ブチル)、エーテル類(例えばテト
ラヒドロフラン、ジオキサン)、塩素系溶剤(例えばク
ロロホルム、トリクロルエチレン)、アミド系溶剤(例
えばジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン)、
ジメチルスルホキシド等が挙げられる。また、形状成分
をホットメルトで融解し押し出し法で層を形成すること
もできる。
【0061】ガラス転移点が0℃以上の場合は画像形成
体と被転写体の密着性が悪く、装置内で搬送する際に不
要な剥離が生じてしまう傾向がある。ガラス転移点が−
50℃以下の場合は画像露光後画像形成体と被転写体を
剥離する際に未露光部の被転写層が画像形成層上に転写
してしまったり、高温環境で保存したときに剥離力が変
化して走行ジャムが発生する場合がある。
【0062】次に、本発明では、上述した画像形成材料
により、以下のように画像形成することができる。
【0063】上述の支持体上に着色剤層が積層された画
像形成材料を用いて、基材上に被転写シートを露光前に
対面密着させて画像露光し、着色剤層の露光部にアプレ
ーションを生ぜしめた後、被転写シートを剥離して着色
剤層のアプレーション部分のみを被転写シート側に転写
することにより画像を形成する。
【0064】画像露光は、アプレーションが起こる光源
であれば特に制限なく用いることができるが、高解像度
を得るためには、エネルギー印加面積が絞り込める電磁
波、特に波長が1nm〜1mmの紫外線、可視光線、赤
外線が好ましく、このような光エネルギーを印加し得る
光源としては、例えばレーザー、発光ダイオード、キセ
ノンフラッシュランプ、ハロゲンランプ、カーボンアー
ク灯、メタルハライドランプ、タングステンランプ、石
英水銀ランプ、高圧水銀ランプ等を挙げることができ
る。この際、加えられるエネルギーは、画像形成材料の
種類により、露光距離、時間、強度を適時選択すること
ができる。
【0065】上記エネルギーを一括露光する場合には、
所望露光画像のネガパターンを遮断性材料で形成したマ
スク材料を重ね合わせて露光すればよい。
【0066】発光ダイオードアレイ等のアレイ型光源を
使用する場合や、ハロゲンランプ、メタルハライドラン
プ、タングスエンランプ等の光源を、液晶、PLZT等
の光学的シャッター材料で露光制御する場合には、画像
信号に応じたデジタル露光するすることが可能で、この
場合にはマスク材料を利用せず、直接書き込みを行うこ
とができる。
【0067】しかしながら、この方法では、光源の他
に、新たに光学的シャッター材料が必要であることか
ら、デジタル露光する場合には、レーザーを光源として
用いるのが好ましい。
【0068】光源としてレーザー光を用いた場合びは、
光をビーム状に絞り、画像データに応じた走査露光で潜
像形成を行うことが可能であり、更に、露光面積を微小
サイズに絞ることが容易で、高解像度の画像形成が可能
となる。レーザー光源としては、一般によく知られてい
るルビーレーザー、YAGレーザー、ガラスレーザー等
の固体レーザー;He−Neレーザー、Arイオンレー
ザー、Krイオンレーザー、CO2 レーザー、COレー
ザー、He−Cdレーザー、N2 レーザー、エキシマレ
ーザー等の気体レーザー;In−Ga−Pレーザー、A
l−Ga−Asレーザー、Ga−As−Pレーザーレー
ザー等がある。
【0069】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について説明
する。ただし、当然のことではあるが、本発明は、以下
述べる実施例により限定を受けるものではない。
【0070】実施例1 この実施例は、本発明を、医用診断を行うためのイメー
ジャについて、適用したものである。図1ないし図5を
参照する。図1は、本実施例の画像フィルム管理システ
ムを、フロー図で示すものである。
【0071】図1に示すように、本実施例においては、
たとえば、CT、MR等の撮像機2により得られた画像
情報1aは直接、あるいはいったん情報の保管手段であ
るサーバー3に保管された後、情報記録手段4であるイ
メージャーフィルムに像様に画像記録される。これによ
り、像様に画像記録された画像フィルム1が得られる。
イメージャーフィルムは、画像情報を記録する機能のほ
かに、磁気による記録が可能なようになっている。この
イメージャーフィルムの磁気記録部位に、患者個人の個
別情報1bを記録する。画像情報1aに一部についても
これをデジタル化して、磁気記録することができる。こ
れにより、画像フィルム1には、画像情報である映像の
ほかに、磁気により情報が記録される。患者個人の個別
情報1bについては、この情報をサーバー3に保管し
て、それに基づいて磁気記録を行うようにすることがで
きる。
【0072】上記のようにして、同一の画像フィルム1
に、画像情報1aと、個別情報1bとが記録される。情
報記録手段4であるドライイメージャーフィルムから、
画像フィルム1は、ドライフィルムの形で得られる。こ
の画像フィルム1は、それ自体を画像読影11すること
ができ、また、磁気読み取り部12により、磁気記録部
位に記録された患者個人の個別情報1b(及び必要によ
り記録した画像情報1aの一部)を読み取ることができ
る。読み取られた情報は、必要に応じ情報認識13(サ
ーバーとの照会や、元情報の検索等)され、また、個人
情報表示14が可能である。よって、この画像フィルム
1に写されている患者が誰であるかの特定は勿論、画像
処理の有無、その他の情報(たとえばサーバー3に保管
されるべき情報のすべて)を即座に知ることができる。
このように画像情報1aとその画像に写されている患者
の個別情報1bとを直ちに容易に知ることができる結
果、診断効率の向上が達成でき、画像フィルム1の管理
が容易となる。サーバー3に保管されている情報との照
合も容易であり、磁気記録部位から読み込まれた情報に
基づいて、該保管された元情報を検索することが容易に
できる。
【0073】さらに詳しく説明する。図1を参照する。
医用診断を行うために、画像情報を得る手法は数々あ
り、たとえば、CT、MR等に代表される診断手法があ
って、これらCT、MR等の撮像機により、画像情報が
得られる。本実施例では、図1のフロー図に符号2で示
すこれらCT、MR等の撮像機により得られた画像情報
1aは、サーバー3に保管する。また、たとえば診断レ
ポート等を含む患者個人の個別情報についても、サーバ
ー3に保管する。
【0074】上記サーバー3に保管された情報に基づい
て、あるいは直接、イメージャーフィルム4に像様に画
像を結像し、それとともに、患者個人の個別情報1b、
及び本例では画像情報1aの一部を、同一フィルム4上
に磁気記録する。
【0075】このようにして得た画像フィルム1(ドラ
イフィルム)は、記録した磁気記録情報を基に、磁気読
み取り部12を介して、サーバー3に保管された画像情
報1aと患者個人の個別情報1bを読み出すことができ
る。この読み出しにより、フィルム1に写されている患
者情報を特定することはもとより、画像処理の有無、処
理値等を即座に表示することが可能となる。このこと
で、診断効率が上がる。また、たとえば大量に画像処理
した場合などでも、常にフィルムの管理が容易になると
いう効果が得られる。また、複数の診察科をまたがって
出力された画像についても、出力されたフィルムから、
画像情報と、たとえば診断レポート等を含む患者個人の
個別情報を特定することが容易になる。
【0076】本実施例においては、レーザアブレーショ
ン型画像形成手段を使用した画像形成装置を使用した。
図2に、本例で用いた画像形成装置の構成を示す。図3
及び図4に、ここで用いた画像形成フィルムへの記録の
状況を断面で示す。図3は画像情報の記録形成、図4は
磁気記録情報の記録形成の場合を示す。
【0077】感光材料ロール15の形で巻き取られてい
る画像形成フィルム1を、露光光として高密度光である
レーザ光9を用いて、符号16で示すように外面走査し
て、露光する。レーザ光9としては、ここでは半導体レ
ーザ(シャープ株式会社製、L T090MD、主波長
830nm)を用い、記録層5である画像形成層(図3
参照。本例では、画像形成層と磁気記録層とが1層の記
録層5で兼ねられている)表面に焦点を合わせ、支持体
6側から走査露光することにより画像露光した。これに
より、像様にレーザ光照射部における支持体6と画像形
成層(記録層5)との結合力を低下させる。
【0078】上記露光後の画像形成フィルム4につい
て、その画像形成層(記録層5)の該結合力が低下した
部分を剥離して被転写シート18に転写し、画像を形成
する。被転写シート18の被転写は接着性が付与されて
おり、ここにその結合力が低下した部分が接着して剥離
転写され、像様ない画像が形成されるのである。これに
より、アブレーション型画像を形成する。この剥離・転
写は図2の符号17で示す部分で行われる。
【0079】その後、磁気記録手段をなす磁気ヘッド8
によって、患者の個別情報と、画像情報の一部とを磁気
記録する。この磁気記録は本例では、図2に示すよう
に、被転写シート18への転写後に行われる。図2に、
磁気記録手段である磁気ヘッド8により記録が行われる
状況を模式的に示す。これにより、同一の画像フィルム
1上に、画像記録と磁気記録とを行った。本例の記録層
5は、感光性画像記録と磁気記憶との双方が可能に形成
されているので、同一記録層5に画像記録と磁気記録と
が行われる。記録層5は、その任意の場所に磁気記憶が
可能であるが、本例では、図5に示すように、画像19
を避けた周辺部を、磁気記録部20とした。
【0080】次に、本例で用いた画像形成材料につい
て、説明する。本例で用いた画像形成材料は、画像形成
フィルムであり、これは、以下のようにして作成した。
ただし、以下の画像形成材料の構成例は一例であり、本
発明の態様がこれに限定されるものではない。なお、以
下の記述における「部」は、特に断りが無い限り、「有
効成分としての重量部」を示す。
【0081】本例においては、下記に示す支持体上に下
記画像形成層を塗工・乾燥した後、支持体の背面(画像
形成層と逆の面)にバックコート層を設けて画像形成フ
ィルムを形成し、被転写シート(下記参照)を作成した
後これを張り合わせることで、画像形成材料(画像形成
フィルム)を作成した。
【0082】(支持体)厚み188μmの、片面がコロ
ナ放電処理された透明ポリエチレンテレフタレート(P
ET)フィルム(東レ株式会社製、T−60)
【0083】(画像形成層)下記組成物をオープンニー
ダーを用いて混錬、分散して、金属から成る磁性粉末を
含有する着色剤層塗工液を調製し、押し出し塗布で支持
体上に塗布した後、塗膜が未乾燥である内に磁場配向処
理を行い、続いて乾燥した後、カレンダーで表面処理を
行い、その後、60℃で24時間、熱処理することによ
り、厚み0.8μmの着色剤層を形成した。これを着色
剤層1とする。上記により、着色剤層からなる記録層5
(図3及び図4参照)を形成した。
【0084】 組成物 Fe−Al系強磁性金属粉末(色剤兼金属含有粉末) 100部 (Fe−Al原子数比=100:4(全体)、50:50(表面)、平均長軸径 :0.14μ) スルホン酸カリウム基含有塩化ビニル系樹脂 10部 (日本ゼオン株式会社製、MR110) スルホン酸ナトリウム基含有ポリウレタン樹脂 10部 (東洋紡績株式会社製、UR−8700) α−アルミナ(平均粒子径0.15μm) 8部 ステアリン酸 1部 ステアリン酸ブチル 1部 ポリイソシアネート化合物 5部 (日本ポリウレタン工業株式会社製、コロネートL) シクロヘキサノン 100部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部
【0085】(バックコート層)下記組成の塗工液に、
下記のように帯電防止剤を添加したバックコート層形成
用液を調製し、支持体の画像形成層の反対側に、ワイヤ
ーバーを用いて塗布・乾燥して、付き量が0.5g/m
2 になるようにバックコート層を作成した。これによ
り、図3、図4に示すバックコート層72を形成した。
【0086】 バックコート層形成用液組成 帯電防止剤(ライオン株式会社製:アーカードC−50) 0.3部 ポリエステル樹脂 9.5部 (東洋紡株式会社製:バイロン200) シリコーン樹脂微粒子 0.5部 (東芝シリコーン株式会社製:トスパールT−108) メチルエチルケトン 72部 シクロヘキサノン 18部
【0087】(被転写シート)下記支持体に、下記接着
層を形成して得た。
【0088】被転写シート形成用支持体 厚み24μmの、片面が簡易接着処理された透明ポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルム(ダイアホイ
ルヘキスト社製:T−100E)
【0089】被転写シートの接着層 下記組成から成る被転写シート接着層用塗工液を調製
し、ワイヤーバーで上記支持体の簡易接着処理面上に、
乾燥後の付き量が1.5g/m2 となるように塗布した
後、乾燥して、被転写シートを作成した。
【0090】 組成 ポリウレタン樹脂 115部 (日本ポリウレタン工業株式会社製:ニッポラン3116、固形分21%) シリコーン樹脂微粒子 1部 (東芝シリコーン株式会社製:トスパール120) シクロヘキサノン 24部 トルエン 36部 メチルエチルケトン 30部
【0091】上記した画像形成フィルムと、被転写シー
ト18とを対面させ、対面する1対のロールヒーターに
より加熱・加圧することにより密着させ、その接着力が
JIS C 2107(JIS Z 0237)の18
0度引き剥がし法において、5〜15gf/cmの範囲
内に収まるように調整し、画像形成用の記録材料(被転
写シート付きの画像形成フィルム)を作成した。(図3
参照。符号19で、形成されたアブレーション型画像形
成部を示す)。
【0092】次に、上記画像形成材料の保護層について
説明する。本例では、転写泊を用いて、感熱転写層で、
保護層を形成した。このように感熱転写層を積層するこ
とにより、画像フィルムの耐傷性を向上させる。まず次
のように、転写泊を作製した。すなわち、下記支持体上
に、下記感熱転写層塗工液を、ワイヤーバーで、乾燥後
の厚みが1μmになるようにして塗布した。
【0093】転写泊形成用支持体 厚み26μmの、表面が粗面化されたポリエチレンテレ
フタレート(PET)フィルムE:180(ダイアホイ
ルヘキスト社製)
【0094】 感熱転写層塗工液 熱可塑性エマルジョン:ポリエステル樹脂エマルジョン 293部 ペスレジンA−515G(高松油脂株式会社製、固形分30%) 滑剤:ポリエチレン樹脂エマルジョン 30部 ハイテックE−1000(東邦化学株式会社製、固形分35%)
【0095】(転写泊の転写)周囲に厚み1mm、ゴム
硬度60の耐熱シリコンゴムを巻いた直径140mmの
金属製のヒートローラーと、その対面に直径140mm
の金属ローラーを備えた転写装置を用いて、線圧6kg
/cm、ヒートロール温度170℃、搬送速度2.5c
m/秒で加熱処理を行った後、転写泊支持体を剥離する
ことにより、画像形成材料上に画像形成磁気記録したあ
とに画像形成層の保護層を積層した。これにより、図4
に示すような保護層71を形成した(なお図示では磁気
記録時に保護層71があるように示しているが、実際は
磁気記録後に保護層71を形成する)。
【0096】上記のように画像形成材料を用いて、図3
に示した画像形成方法により直接画像を形成し、前記説
明したように磁気情報を記録し、感熱転写箔(保護層7
1)で保護した。本例の記録済みの画像フィルムを用い
ると、この画像フィルム自体から直ちに情報を検出する
ことができ、これは、端末のCRT等の表示画面上に即
座に表示でき、よって患者情報をすぐに知ることができ
る。たとえばサーバーに直接接続された端末と、読み取
りヘッドとによる場合は、この画像フィルム自体から直
ちに検出した情報を端末のCRT等の表示画面上に即座
に表示して、患者情報をすぐに知り得るとともに、サー
バーに保管された情報との照会が容易であり、また、画
像フィルム上の情報の元をサーバーから知ることが容易
にできる。また、たとえばサーバーとは直接接続された
端末を用いる場合、これと、読み取りヘッドとにより、
画像フィルムからの検出情報を該端末のCRT等の表示
画面上に即座に表示して患者情報を知ることができる。
【0097】
【発明の効果】上述したように、本発明の画像形成材
料、画像形成装置、及び得られた画像フィルムの管理シ
ステムによれば、画像情報とともにその画像に係る個別
情報を容易かつ適正に記録でき、その読み出しも容易で
あって、よって、フィルムの管理も適正に行うことが可
能できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の画像フィルムの管理シス
テムの構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施例1の画像形成装置の構成を示
す図である。
【図3】 本発明の実施例1において画像情報記録する
場合を模式的に示す図である。
【図4】 本発明の実施例1において磁気情報記録する
場合を模式的に示す図である。
【図5】 本発明の実施例1の画像形成材料(記録材
料)の画像記録部と磁気記録部とを示す図である。
【符号の説明】
1・・・画像フィルム、2・・・撮像機、3・・・情報
の保管手段(サーバー)、4・・・画像形成材料(情報
記録手段であるイメージャーフィルム)、5・・・記録
層(画像記録及び磁気記録を兼ねる層)、6・・・支持
体、71・・・保護層、72・・・バックコート層、8
・・・磁気記録手段(磁気ヘッド)、9・・・露光光
(レーザ光)、10・・・記録すべき情報、1a・・・
画像情報、1b・・・個別情報、11・・・画像読影、
12・・・磁気読取部、13・・・情報認識、14・・
・個人情報表示、15・・・感光材料ロール、16・・
・外面走査、17・・・剥離、18・・・被転写シー
ト、19・・・画像、20・・・磁気記録部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 5/02 B41M 5/26 S

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に画像形成層が設けられた画像フ
    ィルムに、高密度エネルギー光による画像露光を行うこ
    とにより支持体と画像形成層との間の結合力を低下させ
    像様に画像形成を行う画像形成材料において、 少なくとも一部分に磁気情報を書込み可能にしたことを
    特徴とする画像形成材料。
  2. 【請求項2】上記画像形成層が磁気記録層を兼ねている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成材料。
  3. 【請求項3】上記画像形成層が磁性体を含有することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成材料。
  4. 【請求項4】上記画像形成層が金属磁性体を60〜99
    重量%含有することを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成材料。
  5. 【請求項5】アブレーション型画像形成手段により画像
    が形成されるものであることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成材料。
  6. 【請求項6】画像情報及び/又は個別情報を基にした磁
    気による情報の記録書込みが可能な手段と、 高密度エネルギー光による画像露光が可能な画像形成手
    段とを具備し、 画像形成材料上に該画像形成手段により像様に形成され
    た画像部分と磁気記録された個別情報部分とを作成可能
    としたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】上記像様に形成された画像部分と磁気記録
    された個別情報部分との作成を、同時に、もしくは連続
    して行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】上記画像形成材料が、支持体上に画像形成
    層を有し、該画像形成層が磁気記録層を兼ねていること
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】上記画像形成層が金属磁性体を含有するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】上記画像形成層は、画像保護層が設けら
    れていることを特徴とする請求項8または9に記載の画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】上記画像形成材料の磁気情報を読み込む
    部位が、該画像形成材料を保持する機構を兼ね、像様に
    形成された画像部分を観察すると同時に磁気情報を読み
    込む機能を兼ねていることを特徴とする請求項6ないし
    10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】磁気による記録書込みを行うことが可能
    な磁気記録書込み手段と、 露光光による画像露光が可能で、これにより像様に形成
    された画像部分をもつ画像フィルムを形成できる画像形
    成手段と、 該画像形成手段及び上記磁気記録書込み手段により記録
    された画像情報部分及び磁気記録された個別情報部分を
    もつ画像フィルムについて、該画像フィルムの磁気記録
    された個別情報を読み込む手段とを有することを特徴と
    する画像フィルム管理システム。
  13. 【請求項13】画像情報と個別情報を保管する保管手段
    と、 該保管手段に保管された情報及び/又は他の情報を基に
    磁気による記録書込みを行うことが可能な磁気記録書込
    み手段と、 高密度エネルギー光による画像露光が可能で、これによ
    り像様に形成(結像)された画像部分をもつ画像フィル
    ムを形成できる画像形成手段と、 該画像形成手段及び上記磁気記録書込み手段により記録
    された画像情報部分及び磁気記録された個別情報部分を
    もつ画像フィルムについて、該画像フィルムの磁気記録
    された個別情報を読み込む手段と、 読み込まれた情報から該保管された元情報を検索する手
    段を有することを特徴とする請求項12に記載の画像フ
    ィルム管理システム。
  14. 【請求項14】上記画像形成手段が、レーザアブレーシ
    ョン型画像形成手段であることを特徴とする請求項12
    に記載の画像フィルム管理システム。
  15. 【請求項15】上記画像フィルムが、支持体上に画像形
    成層を有し、該画像形成層が磁気記録層を兼ねているこ
    とを特徴とする請求項12ないし14のいずれかに記載
    の画像フィルム管理システム。
  16. 【請求項16】上記画像フィルムの磁気情報を読み込む
    部位が、該画像フィルムを保持する機構を兼ね、像様に
    形成された画像部分を観察すると同時に磁気情報を読み
    込む機能を兼ねている機構を有することを特徴とする請
    求項12ないし15のいずれかに記載の画像フィルム管
    理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019188378A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 太陽インキ製造株式会社 感光性樹脂積層体、ドライフィルム、硬化物、電子部品、および、電子部品の製造方法

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