JP2000098270A - 光スイッチ及び光スイッチを用いた光路切換装置 - Google Patents

光スイッチ及び光スイッチを用いた光路切換装置

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optical
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宗久 武田
Hitoshi Ota
斎 太田
Aritomo Kamimura
有朋 上村
Tadayoshi Kitayama
忠善 北山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光スイッチは、ミラーの駆動力に静電
力を用い、ミラーを梁で支持しているため、ミラーを所
望の位置に移動することができず、また、静電力のみで
は電力が供給されないとミラーを保持できなくなる。 【解決手段】 光路切換部材(例えばミラー18)の駆
動力に電磁力を用いることで光路切換部材の移動を行
い、電力を供給しなくても磁気力により自己保持できる
機能を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信分野におい
て、光路切換部材(例えばミラー)の位置に応じて光路
の切換を行う光スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高度情報化、マルチメディア化に
対応して、大量の情報の伝達が可能な光通信の要求が高
まっている。このような光通信分野においては、光通信
ネットワークの信頼性を向上させるために、故障時にお
ける回線切換や、加入者間の回線切換のために小型・高
速・高信頼性を有する光スイッチが必要であり、そのた
めに活発な開発が行われている。
【0003】図20は、「マイクロマシンの光技術への
応用」国際会議97[InternationalConference on Opti
cal MEMS(Micro Electro Mechanical Systems) and The
irApplications]で発表された従来の光路切換装置の一
例を示す斜視図であり、201、202、203、20
4は光ファイバ、205は光路を切り換えるための導電
体でコーティングされた可動ミラー、206はミラーを
支持し水平方向に付勢する梁、207は絶縁層、208
は一対の電極である。
【0004】上述の構成からなる従来の光路切換装置に
おいて、ミラー205が電極208間の静電力で図20
に示すように立っている場合には、光ファイバ201か
ら出た光はミラー205で反射して、光ファイバ204
に受光されるとともに、光ファイバ202から出た光も
ミラー205で反射して、光ファイバ203に受光され
る。一方、静電力を切ることによりミラー205を水平
に戻した場合には、光ファイバ201から出た光はまっ
すぐ進み、光ファイバ203に受光されるとともに、光
ファイバ202から出た光もまっすぐ進み、光ファイバ
204に受光される。
【0005】図42は、従来の光路切換装置の別の実施
例を示す斜視図であり、この光路切換装置700はハウ
ジング702を有する。ハウジング702の周壁を形成
している側壁704A、704C、704D、704F
はそれぞれ光ファイバ706A、706C、706D、
706Fを支持している。ハウジング702のほぼ中央
には可動ミラー708が設けてある。この可動ミラー7
08は、図示しない静電リニアモータにより、実線で示
す位置と点線で示す位置との間を移動できるようにして
ある。
【0006】この光路切換装置700では、可動ミラー
708が実線位置にあるとき、光ファイバ706Aから
送り出された光が可動ミラー708で反射して光ファイ
バ706Fに導かれ、光ファイバ706Cから送り出さ
れた光が可動ミラー708で反射して光ファイバ706
Dに導かれる。他方、可動ミラー708が点線位置にあ
るとき、光ファイバ706Aから送り出された光が対向
位置にある光ファイバ706Dに導かれ、光ファイバ7
06Cから送り出された光が対向位置にある光ファイバ
706Fに導かれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の光路切換装置の
第1の実施例は、以上のようにミラーの駆動力に静電力
を用い、ミラーを梁で支持しているためミラーを所望の
位置に移動することができず、また、ミラーを水平状態
又は垂直状態に保持しておくために常時電力を供給する
必要があるという問題点があった。
【0008】また、第2の実施例として示された従来の
光路切換装置700は、ハウジング702から四方向に
光ファイバ706A、706C、706D、706Fが
突出しているので、広い実装スペースを必要とするとい
う問題があった。
【0009】また、可動ミラー708を静電リニアモー
タで駆動しており、この可動ミラー708を実線位置及
び点線位置に安定して保持するには常時電力を供給する
必要があるという問題があった。
【0010】また、2つの実施例に共通して、ミラーの
位置を外部から確認する機構がないことから、スイッチ
が故障しているか否かを確認できず、本スイッチを適用
したシステムは、その自己診断ができず信頼性が低下す
るという点で問題があった。さらに、光ファイバから出
射された光を直接光ファイバで受けるようにしているた
め、例えばファイバ間の軸ずれによる光学損失が大きい
し、光ファイバ端面をファイバ軸に対し直角に切断して
いるので、この直角端面で多くの光が反射してファイバ
のコア内へ戻ってしまうという問題があった。
【0011】そこで、本発明の第1の形態は、ミラーの
駆動力に電磁力を用い、電力を供給しなくてもミラーを
自己保持できる機能を持ち、ミラー位置を検出する機構
により光スイッチの状態を外部から確認できる機能を持
ち、適当な光ファイバとレンズとを組み合わせること
で、光ファイバの入出端における光学損失を低減し、反
射光を削減する光スイッチ及び光スイッチに用いられる
光路切換装置を提供することを目的とする。
【0012】本発明の第2の形態は、光ファイバの実装
スペースを削減し、電力を供給しなくてもミラーを自己
保持できる機能を持ち、ミラー位置を検出する機構によ
り光スイッチの状態を外部から確認できる機能を持ち、
適当な光ファイバを使用することによって、光ファイバ
の入出端における光学損失を低減し、反射光を削減する
光スイッチを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に係る光スイッチは、出光部からの
光を複数の受光部のいずれか一つに結合させる光スイッ
チにおいて、(a) 光路を切り換えるための反射体
と、(b) 上記反射体を保持するとともに、第1の磁
極と該第1の磁極と異なる極性を備えた第2の磁極を有
する第1の永久磁石と、(c) 上記反射体と上記第1
の永久磁石をこれらが第1の位置と第2の位置との間で
移動できるように支持するとともに、反射体が各位置に
おいて、出光部からの光をそれぞれの位置に対応した受
光部に向けて偏向するように形成された支持部材と、
(d) 上記第1の永久磁石に対して第1の磁界と第2
の磁界を選択的に作用させることにより、上記第1の永
久磁石及び上記反射体を上記第1の位置と上記第2の位
置との間で移動させる磁界変更手段とを有することを特
徴とするものである。
【0014】請求項2に係る光スイッチは、請求項1記
載の光スイッチにおいて、上記磁界変更手段が上記第1
の磁界と第2の磁界を上記第1の永久磁石に対して集束
する磁性部材を有することを特徴とするものである。
【0015】請求項3に係る光スイッチは、請求項1記
載の光スイッチにおいて、上記反射体を上記第1の位置
と第2の位置に保持する保持手段を有することを特徴と
するものである。
【0016】請求項4に係る光スイッチは、請求項3記
載の光スイッチにおいて、上記第1の永久磁石に含まれ
る第1の磁極と第2の磁極を、上記第1の永久磁石が第
1の位置にあるとき上記第1の磁極が第2の磁極よりも
磁界変更手段の近くに位置し、上記第1の永久磁石が第
2の位置にあるとき上記第2の磁極が第1の磁極よりも
磁界変更手段の近く位置するように、上記反射体に対し
て配置することを特徴とするものである。
【0017】請求項5に係る光スイッチは、請求項3記
載の光スイッチにおいて、上記保持手段が、上記反射体
に取り付けられた第2の永久磁石と、第1の鉄心を有
し、上記第1の位置にある反射体の近傍に配置された第
1の電磁石と、第2の鉄心を有し、上記第2の位置にあ
る反射体の近傍に配置された第2の電磁石と、上記反射
体が上記第1の位置にあるとき上記第1の電磁石を励磁
した後、この電磁石の励磁電流を遮断し、上記第1の鉄
心と上記第2の永久磁石とが吸引することにより上記反
射体を上記第1の位置に保持し、上記反射体が上記第2
の位置にあるとき上記第2の電磁石を励磁した後、この
電磁石の励磁電流を遮断し、上記第2の鉄心と上記第2
の永久磁石とが吸引することにより上記反射体を第2の
位置に保持する制御回路を有することを特徴とするもの
である。
【0018】請求項6に係る光スイッチは、請求項5記
載の光スイッチにおいて、上記反射体が上記第1の位置
から上記第2の位置に移動するとき、上記第1の電磁石
を励磁して上記第2の永久磁石に対し反発力を作用する
一方、上記反射体が上記第2の位置から上記第1の位置
に移動するとき、上記第2の電磁石を励磁して上記第2
の永久磁石に対し反発力を作用する制御回路を有するこ
とを特徴とするものである。
【0019】請求項7に係る光スイッチは、請求項1記
載の光スイッチにおいて、上記反射体が上記第1の位置
又は第2の位置にあるかを検出する検出手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0020】請求項8に係る光スイッチは、請求項7記
載の光スイッチにおいて、上記検出手段が、上記反射体
に設けられた導電部材と、上記反射体が第1の位置又は
第2の位置にあるとき上記導電部材と接触する互いに絶
縁された第1及び第2の端子と、上記第1の端子と第2
の端子が電気的に接続されているか否かを検出する検出
回路とを有することを特徴とするものである。
【0021】請求項9に係る光スイッチは、請求項7記
載の光スイッチにおいて、上記検出手段が、上記反射体
に設けられた導電部材と、上記反射体が第1の位置又は
第2の位置にあるとき上記導電部材に近接する互いに絶
縁された第1及び第2の電極と、上記第1と第2の電極
間の静電容量の変化を検知する検出回路とを有すること
を特徴とするものである。
【0022】請求項10に係る光スイッチは、請求項7
記載の光スイッチにおいて、上記検出手段が、第1の位
置又は第2の位置にある上記反射体の近傍に配置された
ホトカプラと、このホトカプラからの信号を検出する検
出回路とを有することを特徴とするものである。
【0023】請求項11に係る光路切換装置は、(a)
出光部と、(b) 上記出光部から出射された光を受
光する第1の受光部と、(c) 上記第1の受光部から
離れた第2の受光部と、(d) 光路を切り換えるため
の反射体と、(e) 上記反射体を保持するとともに、
第1の磁極と該第1の磁極と異なる極性を備えた第2の
磁極を有する第1の永久磁石と、(f) 上記反射体と
上記移動部材をこれらが第1の位置と第2の位置との間
で移動できるように支持する支持部材と、(g) 上記
第1の永久磁石に対して第1の磁界と第2の磁界を選択
的に作用させることにより上記移動部材及び上記反射体
を第1の位置と第2の位置との間で移動させ、上記第1
の位置で上記反射体は上記出光部と第1の受光部とを結
ぶ光路から退避し、上記第2の位置で上記反射体は上記
光路に進出して上記出光部から出射された光を上記第2
の受光部に導く磁界変更手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0024】請求項12に係る光路切換装置は、請求項
11記載の光路切換装置において、上記磁界変更手段が
上記第1の磁界と第2の磁界を上記永久磁石に対して集
束する磁性部材を有することを特徴とするものである。
【0025】請求項13に係る光路切換装置は、請求項
11記載の光路切換装置において、上記反射体を上記第
1の位置と第2の位置に保持する保持手段を有すること
を特徴とするものである。
【0026】請求項14に係る光路切換装置は、請求項
13記載の光路切換装置において、上記第1の永久磁石
に含まれる第1の磁極と第2の磁極を、上記第1の永久
磁石が第1の位置にあるとき上記第1の磁極が第2の磁
極よりも磁界変更手段の近くに位置し、上記第1の永久
磁石が第2の位置にあるとき上記第2の磁極が第1の磁
極よりも磁界変更手段の近くに位置するように、上記反
射体に対して配置することを特徴とするものである。
【0027】請求項15に係る光路切換装置は、請求項
13記載の光路切換装置において、上記保持手段が、上
記反射体に取り付けられた第2の永久磁石と、第1の鉄
心を有し、上記第1の位置にある反射体の近傍に配置さ
れた第1の電磁石と、第2の鉄心を有し、上記第2の位
置にある反射体の近傍に配置された第2の電磁石と、上
記反射体が上記第1の位置にあるとき上記第1の電磁石
を励磁した後、この電磁石の励磁電流を遮断し、上記第
1の鉄心と上記第2の永久磁石とが吸引することにより
上記反射体を上記第1の位置に保持し、上記反射体が上
記第2の位置にあるとき上記第2の電磁石を励磁した
後、この電磁石の励磁電流を遮断し、上記第2の鉄心と
上記第2の永久磁石とが吸引することにより上記反射体
を第2の位置に保持する制御回路を有することを特徴と
するものである。
【0028】請求項16に係る光路切換装置は、請求項
15記載の光路切換装置において、上記反射体が上記第
1の位置から上記第2の位置に移動するとき、上記第1
の電磁石を励磁して上記第2の永久磁石に対し反発力を
作用する一方、上記反射体が上記第2の位置から上記第
1の位置に移動するとき、上記第2の電磁石を励磁して
上記第2の永久磁石に対し反発力を作用する制御回路を
有することを特徴とするものである。
【0029】請求項17に係る光路切換装置は、請求項
11記載の光路切換装置において、上記反射体が上記第
1の位置又は第2の位置にあるかを検出する検出手段を
設けたことを特徴とするものである。
【0030】請求項18に係る光路切換装置は、請求項
11記載の光路切換装置において、上記検出手段が、上
記反射体に設けられた導電部材と、上記反射体が第1の
位置又は第2の位置にあるとき上記導電部材と接触する
互いに絶縁された第1及び第2の端子と、上記第1の端
子と第2の端子が電気的に接続されているか否かを検出
する検出回路とを有することを特徴とするものである。
【0031】請求項19に係る光路切換装置は、請求項
17記載の光路切換装置において、上記検出手段が、上
記反射体に設けられた導電部材と、上記反射体が第1の
位置又は第2の位置にあるとき上記導電部材に近接する
互いに絶縁された第1及び第2の電極と、上記第1と第
2の電極間の静電容量の変化を検知する検出回路とを有
することを特徴とするものである。
【0032】請求項20に係る光路切換装置は、請求項
17記載の光路切換装置において、上記検出手段が、第
1の位置又は第2の位置にある上記反射体の近傍に配置
されたホトカプラと、このホトカプラからの信号を検出
する検出回路とを有することを特徴とするものである。
【0033】請求項21に係る光路切換装置は、請求項
11記載の光路切換装置において、上記出光部、上記第
1及び第2の受光部のいずれか一方が、光ファイバと、
この光ファイバと同軸状に配置されたレンズと、これら
の光ファイバとレンズを保持する保持部材とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0034】請求項22に係る光路切換装置は、請求項
21記載の光路切換装置において、上記出光部における
レンズが光をコリメートすることを特徴とするものであ
る。
【0035】請求項23に係る光路切換装置は、請求項
21記載の光路切換装置において、上記第1及び第2の
受光部におけるレンズが光を集光することを特徴とする
ものである。
【0036】請求項24に係る光路切換装置は、請求項
21記載の光路切換装置において、上記光ファイバとし
て、コア部がその端面近傍でテーパ状に拡大されたテー
パファイバを適用することを特徴とするものである。
【0037】請求項25に係る光路切換装置は、請求項
21記載の光路切換装置において、上記光ファイバとし
て、その端面を端面での反射光がコアの外部へ放射され
る程度に斜めに切断した光ファイバを適用することを特
徴とするものである。
【0038】請求項26に係る光路切換装置は、請求項
11記載の光路切換装置において、上記出光部と上記第
1及び第2の受光部の少なくともいずれか一方は、筒形
状の微小レンズと光ファイバとを接続した構造の微小コ
リメータ付き光ファイバを有することを特徴とするもの
である。
【0039】請求項27に係る光路切換装置は、請求項
26記載の光路切換装置において、上記微小コリメータ
付き光ファイバとして、その端面を端面での反射光がコ
アの外部へ放射される程度に斜めに切断した微小コリメ
ータ付き光ファイバを適用することを特徴とするもので
ある。
【0040】請求項28に係る光路切換装置は、(a)
並列に配置された第1の入射光路、第2の入射光路、
第1の出射光路及び第2の出射光路と、(b) これら
4つの光路の一端側に所定の間隔を置いて配置され、そ
れぞれが反射面を有する4つの反射体と、(c) 上記
4つの反射体を第1の配置状態と第2の配置状態とに切
り換え、これら4つの反射体を利用して、上記第1の配
置状態では上記第1の入射光路と第2の入射光路から送
り出された光をそれぞれ第1の出射光路と第2の出射光
路にそれぞれ導き、上記第2の配置状態では上記第1の
入射光路と第2の入射光路から送り出された光をそれぞ
れ第2の出射光路と第1の出射光路にそれぞれ導く光ス
イッチとを有する、ことを特徴とするものである。
【0041】請求項29に係る光路切換装置は、請求項
28記載の光路切換装置において、上記4つの反射体
が、2つの固定反射体と、2つの可動反射体からなり、
上記2つの可動反射体は、上記第1の配置状態において
第1の位置を占め、上記第2の配置状態において第2の
位置を占める、ことを特徴とするものである。
【0042】請求項30に係る光路切換装置は、請求項
29記載の光路切換装置において、上記2つの固定反射
体の2つの固定反射面と、2つの可動反射体の2つの可
動反射面が、第1の配置状態において、一つの固定反射
面と一つの可動反射面が一つの直線上に配置されると共
に残る固定反射面と残る可動反射面が上記直線とほぼ直
交する別の直線上に配置され、第2の配置状態におい
て、一つの固定反射面と一つの可動反射面が一つの隣接
する直交面を形成すると共に残る固定反射面と残る可動
反射面が別の隣接する直交面を形成するように配置され
ることを特徴とするものである。
【0043】請求項31に係る光路切換装置は、請求項
29又は30に記載の光路切換装置において、上記光ス
イッチが、上記2つの可動反射体を別々に支持する2つ
の可動部材と、これら2つの可動部材を第1の位置と第
2の位置との間で移動させる移動機構とを有することを
特徴とするものである。
【0044】請求項32に係る光路切換装置は、請求項
29又は30に記載の光路切換装置において、上記光ス
イッチが、上記2つの可動反射体を支持する一つの可動
部材と、この可動部材を第1の位置と第2の位置との間
で移動させる移動機構とを有することを特徴とするもの
である。
【0045】請求項33に係る光路切換装置は、(a)
並列に配置された第1の入射光路、第2の入射光路、
第1の出射光路及び第2の出射光路と、(b) これら
4つの光路の一端側に所定の間隔を置いて配置され、互
いに90度の内角をもって隣接する2つの大反射面と、
90度の内角と270度の外角をもって順次隣接する4
つの小反射面とを有する可動部材と、(c) この可動
部材を、上記2つの大反射面により第1及び第2の入射
光路から送り出された光を第1及び第2の出射光路に導
く第1の状態と、上記4つの小反射面により第1及び第
2の入射光路から送り出された光を第2及び第1の出射
光路に導く第2の状態とに切り換える移動機構とを有す
ることを特徴とするものである。
【0046】請求項34に係る光路切換装置は、請求項
31から33のいずれかに記載の光路切換装置におい
て、上記移動機構が、上記可動部材に設けた永久磁石
と、この永久磁石を第1の位置に付勢する第1の磁界と
第2の位置に付勢する第2の磁界とを形成する磁界形成
部とを有することを特徴とするものである。
【0047】請求項35に係る光路切換装置は、請求項
34記載の光路切換装置において、上記移動機構がま
た、上記永久磁石の下に配置され、該永久磁石の磁界に
反発する磁界を作用させる反発磁界形成部を有すること
を特徴とするものである。
【0048】請求項36に係る光路切換装置は、請求項
33又は34に記載の光路切換装置において、上記第1
の位置及び第2の位置の近傍に固定され、これら上記第
1の位置及び第2の位置に上記永久磁石があるとき、こ
の永久磁石との間に磁気吸引力を生じる磁性部材を有す
ることを特徴とするものである。
【0049】請求項37に係る光路切換装置は、請求項
36記載の光路切換装置において、上記磁性部材が上記
磁界形成部の励磁部であることを特徴とするものであ
る。
【0050】請求項38に係る光路切換装置は、請求項
29から32、34から37のいずれかに記載の光路切
換装置において、上記可動反射体が上記第1の位置又は
上記第2の位置にあるかを検出する検出手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0051】請求項39に係る光路切換装置は、請求項
38記載の光路切換装置において、上記検出手段が、上
記可動反射体と共に移動する導電部材と、上記可動反射
体が第1の位置又は第2の位置にあるとき上記導電部材
と接触する互いに絶縁された第1及び第2の端子と、上
記第1の端子と第2の端子が電気的に接続されているか
否かを検出する検出回路とを有することを特徴とするも
のである。
【0052】請求項40に係る光路切換装置は、請求項
38記載の光路切換装置において、上記検出手段が、上
記可動反射面と共に移動する導電部材と、上記可動反射
面が第1の位置又は第2の位置にあるとき上記導電部材
に近接する互いに絶縁された第1及び第2の電極と、第
1と第2の電極間の静電容量変化を検出する検出回路と
を有することを特徴とするものである。
【0053】請求項41に係る光路切換装置は、請求項
38記載の光路切換装置において、上記検出手段が、上
記第1の位置又は第2の位置にある可動反射体の近傍に
配置されたホトカプラと、このホトカプラからの信号を
検出する検出回路とを有することを特徴とするものであ
る。
【0054】請求項42に係る光路切換装置は、請求項
33記載の光路切換装置において、上記可動部材が上記
第1の状態又は上記第2の状態にあるかを検出する検出
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0055】請求項43に係る光路切換装置は、請求項
28から42のいずれかに記載の光路切換装置におい
て、上記入射光路と上記出射光路の少なくともいずれか
一方が、レンズと、このレンズと同軸上に配置された光
ファイバとを有することを特徴とするものである。
【0056】請求項44に係る光路切換装置は、請求項
43記載の光路切換装置において、上記レンズがコリメ
ートレンズであることを特徴とするものである。
【0057】請求項45に係る光路切換装置は、請求項
28から42のいずれかに記載の光路切換装置におい
て、上記入射光路と上記出射光路の少なくともいずれか
一方が、コア部の端面近傍がテーパ状に拡大されたテー
パファイバを有することを特徴とするものである。
【0058】請求項46に係る光路切換装置は、請求項
43記載の光路切換装置において、上記光ファイバとし
て、その端面を端面での反射光がコアの外部へ放射され
る程度に斜めに切断した光ファイバを適用することを特
徴とするものである。
【0059】請求項47に係る光路切換装置は、請求項
28から42のいずれかに記載の光路切換装置におい
て、上記入射光路と上記出射光路の少なくともいずれか
一方が微小コリメータ付き光ファイバであることを特徴
とするものである。
【0060】請求項48に係る光路切換装置は、請求項
47記載の光路切換装置において、上記微小コリメータ
付き光ファイバとして、その端面を端面での反射光がコ
アの外部へ放射される程度に斜めに切断した微小コリメ
ータ付き光ファイバを適用することを特徴とするもので
ある。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の光スイッチ及びこの光スイッチを用いた光路切換装置
の実施形態を説明する。なお、各実施形態において特に
言及しない限り、同一の部材には同一の数字からなる符
号、又は同一の数字にアルファベットを付けた符号を用
いることで詳細な説明は省略する。
【0062】(1)光スイッチの実施の形態1 図1(a)は光スイッチの実施の形態1に係る斜視図、
図1(b)と図1(c)はそれぞれ図1(a)のIb−
Ib線、Ic−Ic線に沿った断面図である。これらの
図において、全体を符号2で示す光スイッチは支持部材
4を有する。支持部材4は非磁性材料からなり、内側に
向かって窪んだ長溝6を有する。長溝6は図1(b)と
図1(c)において約12時の方向から約3時の方向ま
での領域を開放した円筒状の支持部8と、支持部8の周
方向一端部(約3時の方向に位置する端部)から水平方
向に伸びる位置決め部10と、支持部8の周方向他端部
(約12時の方向に位置する端部)から垂直方向に伸び
る位置決め部12を有する。
【0063】可動部14は、上述した円筒状支持部8の
内径よりも僅かに外径の小さい円柱状の永久磁石16を
有する。永久磁石16は、中心軸を含む面を境として一
方がN極、他方がS極に着磁されている。可動部14は
また長方形のミラー18を備えており、このミラー18
は永久磁石16におけるN極とS極との境界面上に位置
して永久磁石16に固定されている。この可動部14は
図示するように永久磁石16が支持部8に収容され、ミ
ラー18が位置決め部10に当たる第1の位置〔図1
(b)参照〕と、ミラー18が位置決め部12に当たる
第2の位置〔図1(c)参照〕との間で回転できるよう
にしてある。
【0064】支持部4の下には磁界発生手段としての電
磁石20が配置されている。この電磁石20はコイル2
2を有し、永久磁石16に向けて磁界が形成されるよう
に配置されている。
【0065】このように構成された光スイッチ2は、電
磁石20のコイル22に電流を流し、永久磁石16に対
向する領域にS極を有する磁界24を形成すると、この
磁界24のS極に永久磁石16のN極が吸引され、可動
部14はミラー18が第1の位置決め部10に当たった
位置(第1の位置)で安定する〔図1(b)参照〕。こ
の状態からコイル22の電流の方向を切り換えると、図
1(c)に示すように、永久磁石16に対向する領域に
N極を有する磁界26が形成される。これにより、磁界
26のN極と永久磁石16のN極が反発し、可動部14
が回転する。また、可動部14の回転と共に永久磁石1
6のS極が磁界26のN極に接近し、これにより可動部
14の回転が促進される。最後に、ミラー18は第2の
位置決め部12に当たった位置(第2の位置)で安定す
る。この状態から再びコイル22の電流を切り換えると
磁界24が形成され、この磁界24のS極と第2の位置
にある永久磁石16のS極が反発することにより可動部
14は第1の位置に戻る。
【0066】このように、光スイッチ2によれば、電磁
石20のコイル22に流れる電流の方向を切り換えるこ
とにより、永久磁石16及びミラー18が第1の位置と
第2の位置との間を移動できる。
【0067】(2)光路切換装置の実施の形態1 上述した光スイッチ2を利用した光路切換装置30の実
施の形態1を説明する。図2(a)及び図2(b)は実
施の形態1の光路切換装置を示し、この光路切換装置
は、一つの光ファイバ(出光部)32と、この光ファイ
バ32と所定の間隔を置いて同一直線上に配置された光
ファイバ(受光部)34と、光ファイバ32と略平行に
且つ並列に配置された第2の出射用光ファイバ(受光
部)36を有する。また、光ファイバ32と光ファイバ
34との間には光スイッチ2Aが設けてある。また、光
ファイバ36の延長上であって光スイッチ2Aの近傍に
は、光スイッチ2Bが設けてある。
【0068】光スイッチ2Aは、ミラー18Aが第1の
位置にあるときは光ファイバ32と34とを結ぶ光路4
0から退避し、ミラー18Aが第2の位置にあるときは
光ファイバ32と34との間の光路40に進出して光フ
ァイバ32から出射された光を他方の光スイッチ2Bに
向けて変更するように配置され方向付けられている。他
方の光スイッチ2Bは、ミラー18Bが第2の位置にあ
るとき、光スイッチ2Aのミラー18Aで反射された光
を第2の受光用光ファイバ36に向けて反射するように
配置され方向付けられている。
【0069】このように構成された光路切換装置によれ
ば、図2(a)に示すように、光スイッチ2A、2Bの
ミラー18A、18Bが第1の位置にあるとき、光ファ
イバ32から出た光が光ファイバ34に到達する。ま
た、図2(b)に示すように、光スイッチ2A、2Bの
ミラー18A、18Bが第2の位置にあるとき、光ファ
イバ32から出た光は、光路42に沿って,光スイッチ
2A、2Bのミラー18A、18Bでそれぞれ反射して
光ファイバ36に到達する。したがって、光スイッチ2
A、2Bのミラー18A、18Bの位置を切り換えるこ
とにより、光ファイバ32から出射された光を、光ファ
イバ34又は36に選択的に送ることができる。
【0070】(3)光路切換装置の実施の形態2 図3(a)と図3(b)は光路切換装置の実施の形態2
を示し、この光路切換装置は、矢印50に沿って所定の
間隔を置いて平行に配置された一対の光ファイバ46
A、46Bと、これら光ファイバ46A、46Bのそれ
ぞれ近傍であって矢印50とは反対方向の矢印52に沿
って所定の間隔を置いて平行に配置された一対の光ファ
イバ46C、46Dを有する。また、この光路切換装置
は4つの光スイッチ2A、2B、2C、2Dを備えてお
り、2つの光スイッチ2A、2Bが前者の光ファイバ4
6A、46Bの間に配置され、残る2つの光スイッチ2
C、2Dが後者の光ファイバ46C、46Dの間に配置
されている。
【0071】この光スイッチでは、図3(a)に示すよ
うに、光スイッチ2A、2B、2C、2Dのミラー18
A、18B、18C、18Dが第1の位置にあるとき、
光ファイバ46Aから出た光は光路50に沿って対向す
る光ファイバ46Bに受光され、他方光ファイバ46D
から出た光は光路52に沿って対向する光ファイバ46
Cに受光される。他方、図3(b)に示すように、光ス
イッチ2A、2B、2C、2Dのミラー18A、18
B、18C、18Dが第2の位置にあるとき、ミラー1
8A、18Bが光路50に進出すると共にミラー18
C、18Dが光路52に進出する。その結果、光ファイ
バ46Aから出た光はミラー18A、18Cに反射され
て光ファイバ46Cで受光され、他方、光ファイバ46
Dから出た光はミラー18D、18Bに反射されて光フ
ァイバ46Bで受光される。
【0072】(4)光路切換装置の実施の形態3 図4(a)と図4(b)は光路切換装置の実施の形態3
を示し、この光路切換装置は並列に配置された4本の光
ファイバ60A、60B、60C、60Dを有し、それ
らの一端側に6個の光スイッチ2A、2B、2C、2
D、2E、2Fが配置されている。具体的に、光スイッ
チ2A、2B、2C、2Dは光ファイバ60A、60
B、60C、60Dの端部から所定の間隔を置いてそれ
らの延長上に配置されている。また、光スイッチ2E、
2Fは、光スイッチ2B、2Cを挟んで光ファイバ60
B、60Cの反対側にこれらと所定の間隔を置いて配置
されている。
【0073】この光路切換装置は、光スイッチ2B、2
Cのミラー18B、18Cが第1の位置にあり、残る光
スイッチ2A、2D、2E、2Fのミラー18A、18
D、18E、18Fが第2の位置にある第1の状態〔図
4(a)参照〕と、光スイッチ2A、2B、2C、2D
のミラー18A、18B、18C、18Dが第2の位置
にあり、残る光スイッチ2E、2Fのミラー18E、1
8Fが第1の位置にある第2の状態〔図4(b)参照〕
に切り換えられる。これにより、第1の状態では、光フ
ァイバ60Aから出た光は光スイッチ2A、2Dのミラ
ー18A、18Dで反射して光ファイバ60Dに入り、
光ファイバ60Cから出た光は光スイッチ2F、2Eの
ミラー18C、18Bで反射して光ファイバ60Bに入
る。また、第2の状態では、光ファイバ60Aから出た
光は光スイッチ2A、2Bのミラー18A、18Bで反
射して光ファイバ60Bに入り、光ファイバ60Cから
出た光は光スイッチ2C、2Dのミラー18C、18D
で反射して光ファイバ60Dに入る。
【0074】(5)光路切換装置の実施の形態4 図5は光路切換装置の実施の形態4を示し、この光路切
換装置は、4行×4列のマトリックス状に配置された1
6個の光スイッチ2を有する。また、各列及び各行の延
長上にはそれぞれ光ファイバ64A〜64Hが配置され
ている。この実施の形態では、光スイッチ2におけるミ
ラー18の位置を適宜切り換えることにより、例えば図
示するように光ファイバ64A〜64Dから出た光をそ
れぞれ光ファイバ64E〜64Hの何れかに伝送でき
る。
【0075】(6)光スイッチの実施の形態2 図6(a)は光スイッチの実施の形態2の斜視図、図6
(b)は図6(a)のVIb−VIb線に沿った断面図
である。この光スイッチ2’は、電磁石20に磁性材料
からなる磁性部材66を備えている点で光スイッチ2と
異なる。磁性部材66は、コイル22に挿入された鉄心
68と、コイル22と支持部材4との間に介在するフラ
ンジ70を有する。この光スイッチ2’では、コイル2
2に電流を流すことにより形成される磁束が磁性部材6
6の内部に集束し、その結果、電流の切換時、永久磁石
16に対して強い回転力を与えることができる。
【0076】(7)光スイッチの実施の形態3 図7(a)と図7(b)は光スイッチの第3の実施の形
態を示す。この光スイッチ2''は、ミラー18に永久磁
石71を備えており、永久磁石71は一方の表面側(図
7(a)の下側)がN極、他方の表面側(図7(a)の
上側)がS極に着磁されている。支持部材4’は、支持
部材4’の位置決め部10下方から水平方向に伸びた部
分72を有し、この部分72の上に鉄心74Aと、鉄心
74Aの周囲に巻回したコイル76Aとからなる電磁石
73Aが設けられてあり、ミラー18が第1の位置[図
7(a)参照]にあるときにこのミラー18と鉄心74
Aとが接触するようになっている。一方、位置決め部1
2上方には、鉄心74Bと、鉄心74Bの周囲に巻回し
たコイル76Bとからなる電磁石73Bが設けてあり、
ミラー18が第2の位置[図7(b)参照]にあるときに
このミラー18と鉄心74Bとが接触するようになって
いる。また、コイル76Aとコイル76Bは制御回路8
0に接続されており、この制御回路80によりコイル7
6A、76Bに流れる電流の向きが制御できるようにな
っている。
【0077】このように構成された光スイッチ2''で
は、ミラー18が第1の位置[図7(a)参照]にあると
き、永久磁石71と鉄心74Aが吸着する。コイル76
Aに電流を流さなくても、永久磁石71と鉄心74Aと
の吸着力によりミラー18を第1の位置に保持できる。
この状態からコイル76Aに電流を印加して永久磁石7
1に対向する鉄心74Aの端部をN極に磁化すると、永
久磁石71と鉄心74Aが反発し、鉄心74Aからミラ
ー18が離れる。このとき、コイル22に加える電流の
方向を切り換えると、ミラー18は第2の位置[図7
(b)参照]に移動する。他方、第2の位置において、
永久磁石71が鉄心74Bに吸着してミラー18はこの
位置に自己保持される。すなわち、コイル76Bに電流
を流さなくても、永久磁石71と鉄心74Bとの吸着力
によりミラー18を第2の位置に保持できる。この状態
からコイル76Bに電流を印加して永久磁石71に対向
する鉄心74Bの端部をS極に磁化すると、永久磁石7
1と鉄心74Bが反発し、鉄心74Bからミラー18が
離れる。このとき、再びコイル22に加える電流の方向
を切り換えることによりミラー18は第1の位置に戻
る。
【0078】このように、光スイッチ2''によれば、制
御回路80によりミラー18は第1の位置又は第2の位
置に自己保持できる。
【0079】(8)光スイッチの実施の形態4 図8(a)と図8(b)は光スイッチの第4の実施の形
態を示す。この光スイッチ2'''では、光スイッチ2’
において永久磁石16のN極とS極の境界面とミラー1
8の配置方向が同一直線上であるのに対し、永久磁石1
6の境界面がミラー18に対し時計回りに約45度回転
した位置に設けられている。
【0080】このように構成された光スイッチ2'''で
は、電磁石20のコイル22に電流を流し、永久磁石1
6に対向する領域にS極を有する磁界24を形成する
と、この磁界24のS極に永久磁石16のN極が吸引さ
れ、ミラー18は矢印82の向きに移動し、第1の位置
決め部10に当たった位置(第1の位置)で保持される
〔図8(a)参照〕。また、このときコイル22に流れ
る電流を切っても、永久磁石16は磁性部材66との間
に最も安定した状態(S極とN極の境界面がフランジ7
0と垂直となる状態)を作ろうとして矢印82向きへの
回転力をそれ自身に作用する。但し、ミラー18の回転
は第1の位置決め部10により規制されているので、ミ
ラー18は第1の位置決め部10に対して付勢力をもっ
て接触状態を保つ。次に、コイル22の電流の方向を切
り換えると、図8(b)に示すように、永久磁石16に
対向する領域にN極を有する磁界26が形成される。こ
れにより、磁界26のN極と永久磁石16のN極が反発
し、ミラー18は矢印84の向きに移動し、第2の位置
決め部12に当たった位置(第2の位置)で保持され
る。また、このときコイル22に流れる電流を切って
も、永久磁石16は磁性部材66との間に最も安定した
状態を作ろうとして矢印84向きへの回転力をそれ自身
に作用する。但し、ミラー18の回転は第2の位置決め
部12により規制されているので、ミラー18は第2の
位置決め部12に対しては付勢力をもって接触状態を保
つ。ここで、再びコイル22の電流を切り換えると磁界
24が形成され、この磁界24のS極と第2の位置にあ
る永久磁石16のS極が反発することによりミラー18
は第1の位置に戻る。
【0081】このように、光スイッチ2'''によれば、
永久磁石16の着磁の方向とミラー18の配置方向を所
定の関係にすることにより保持機能を備えたものであ
る。
【0082】(9)光路切換装置の実施の形態5 図9(a)と図9(b)は光路切換装置の実施の形態5
を示し、この光路切換装置は並列に配置された4本の光
ファイバ90A、90B、90C、90Dを有し、それ
らの一端側に2個の光スイッチ2B、2C及び2個の固
定ミラー92A、92Dが配置されている。具体的に、
光スイッチ2B、2Cは光ファイバ90B、90Cの端
部から所定の間隔を置いてそれらの延長上に配置されて
いる。また、固定ミラー92A、92Dは、光ファイバ
90A、90Bの端部から所定の間隔を置いたそれらの
延長上から、光スイッチ2B、2Cを挟んで光ファイバ
90B、90Cの反対側にこれらと所定の間隔を置いた
所まで伸びている。さらに、光スイッチ2B、2Cはコ
イル22及び磁性部材66を共有している。
【0083】この光路切換装置は、光スイッチ2B、2
Cが共有するコイル22に流れる電流の向きを切り換え
ることにより、光スイッチ2B、2Cのミラー18B、
18Cが第1の位置にある第1の状態〔図9(a)参
照〕と、光スイッチ2B、2Cのミラー18B、18C
が第2の位置にある第2の状態〔図9(b)参照〕とに
切り換える。これにより、第1の状態では、光ファイバ
90Aから出た光は固定ミラー92A、92Dで反射し
て光ファイバ90Dに入り、光ファイバ90Cから出た
光も固定ミラー92D、92Aで反射して光ファイバ9
0Bに入る。また、第2の状態では、光ファイバ90A
から出た光は固定ミラー92A、光スイッチ2Bのミラ
ー18Bで反射して光ファイバ90Bに入り、光ファイ
バ90Cから出た光は光スイッチ2Cのミラー18C、
固定ミラー92Dで反射して光ファイバ90Dに入る。
【0084】(10)光路切換装置の実施の形態6 図10は光路切換装置の第6の実施の形態を示す。この
光路切換装置に用いられる光スイッチでは、支持部材
4’の一部を側方に伸ばし、第1の位置にあるミラー1
8の下方にこれと所定の間隔を置いて対向する支持部7
2が形成されている。支持部72の上には絶縁層94が
配置され、この絶縁層94の上に一対の端子96A、9
6Bが所定の間隔を置いて配置され互いに絶縁されてい
る。また、ミラー18は少なくとも端子96A、96B
に対向する部分(対向部97)が導電材料で形成されて
おり、ミラー18が第1の位置にあるとき、対向部97
が端子96A、96Bに接触するようになっている。ま
た、一対の端子96A、96Bは図外の検出回路に接続
されており、ミラー18の対向部97と端子96A、9
6Bとの接触及び非接触を電気的に検出できるようにし
てある。したがって、この光路切換装置によれば、ミラ
ー18が第1の位置にあるか否かを検出回路において確
認できる。
【0085】なお、本実施形態では、互いに絶縁された
一対の端子を第1の位置にあるミラーの近傍に配置した
が、これらの端子を第2の位置にあるミラーと接触でき
るように設けると共に、これらに接触するミラーの一部
を導電材料で形成することにより、ミラーが第2の位置
にあるか否かも確認できる。
【0086】(11)光路切換装置の実施の形態7 図11は光路切換装置の実施の形態7を示し、図10に
示した実施の形態6の変形例である。この変形例におい
て、支持部72の上には、第1の位置にあるミラー18
と所定の間隔を置いて対向するように、一対の電極98
A、98Bが絶縁部層94’の中に所定の間隔を置いて
配置され互いに絶縁されている。また、ミラー18は導
電部材を有する。
【0087】ここで用いられる光スイッチでは、図11
に示すようにミラー18が第1の位置にあるときは、導
電部材を有するミラー18が絶縁層94’を隔てて電極
98Aと98Bに近接するために、電極98Aと電極9
8Bとの間の静電容量は最大となる。逆に、導電部材を
有するミラー18が電極98Aと98Bから離れるにし
たがって、電極98Aと電極98Bとの間の静電容量が
減少する。よって、電極98Aと98Bに接続された図
外の検出手段により静電容量の変化を検出することによ
って、ミラー18の位置を確認できる。
【0088】(12)光路切換装置の実施の形態8 図12は光路切換装置の実施の形態8を示し、図10に
示した実施の形態6の変形例である。この変形例におい
て、支持部72の上には、第1の位置にあるミラー18
と所定の間隔を置いて対向するように、発光素子100
と受光素子102が配置されている。発光素子100は
電気信号を入力すると発光し、受光素子102は光が入
射すると電気信号を発生する。
【0089】ここで用いられる光スイッチでは、図12
に示されたようにミラー18が第1の位置にあるとき
は、ミラー18が発光素子100と受光素子102の上
部にあるため、発光素子100から出射された光がミラ
ー18で反射し、受光素子102に受光される。一方、
ミラー18が第2の位置にあるときは、発光素子100
からの光がミラー18で反射しないため、受光素子10
2が光を受けることはない。したがって、図外の検出手
段により受光素子からの電気信号を検出するか否かによ
って、ミラー18が第1の位置あるいは第2の位置にあ
るかを確認できる。
【0090】(13)光路切換装置の実施の形態9 図13は光路切換装置の実施の形態9を示す。光学軸1
03に沿って、光ファイバ104A、レンズ106A、
光スイッチ2A、レンズ106C、光スイッチ2B、レ
ンズ106B、光ファイバ104Bが順に配置され、光
ファイバ104A、104B、レンズ106A、106
B、106Cはそれぞれが微小なV溝で構成された保持
部材108A、108B、110A、110B、110
Cにより保持されている。また、光学軸103は、互い
に略平行な線112と114と、これらの線112、1
14と略垂直な線116からなる。
【0091】光ファイバ104Aから出た光は、レンズ
106Aにより集光され、光スイッチ2Aのミラー18
Aで反射する。次に、光はレンズ106Cにより集光さ
れ、光スイッチ2Bのミラー18Bで反射した後、最後
にレンズ106Bにより集光され、光ファイバ104B
により受光される。
【0092】(14)光路切換装置の実施の形態10 図14は光路切換装置の実施の形態10を示す。この光
路切換装置は、実施の形態9の光路切換装置において、
特にレンズ106Aで光をコリメートし、レンズ106
Bで光を集光するのが特徴である。レンズ106Aで光
をコリメートすることで、したがって、例えば光ファイ
バやレンズ等の取付誤差により光路がオフセットしても
光学損失を小さく抑えることができる。
【0093】(15)光路切換装置の実施の形態11 図15は光路切換装置の実施の形態11を示す。この光
路切換装置は、図14の光路切換装置において、光ファ
イバとして、コア部がその端面近傍でテーパ状に拡大さ
れたテーパファイバ118A、118Bを用いているの
が特徴である。テーパファイバ118A、118Bは、
端面におけるスポットサイズが通常のシングルモード光
ファイバに比べて拡大されているため、位置ずれの誤差
に対する光学損失を低減できる。また、光路切換装置を
製造する際に光ファイバ、レンズ及び光路切換装置の配
置に関する精度が緩和され製造コストを低減できる。
【0094】(16)光路切換装置の実施の形態12 図16は光路切換装置の実施の形態12を示す。この光
路切換装置は、図14の光路切換装置において、光ファ
イバとレンズの代わりに筒形状の微小レンズと光ファイ
バを同軸上で融着接続した微小コリメータ付き光ファイ
バ120A、120Bを使用している。例えばコアがレ
ンズ効果を有するGI(Graded Index)タイプのマルチ
モード光ファイバとシングルモード光ファイバを融着接
続することでこれらの微小コリメータ付き光ファイバを
実現できる。また、微小コリメータ付き光ファイバを適
用することによってレンズ位置と光ファイバ位置のずれ
を低減できる。
【0095】(17)光路切換装置の実施の形態13 図17は光路切換装置の実施の形態13を示す。この光
路切換装置は、図14の光路切換装置において、光ファ
イバとして、その端面をそこでの反射光がコアの外部へ
放射される程度に斜めに切断したものを使用している。
一般に、光ファイバを伝播し端面から出射する際に、光
の一部は端面反射する。光ファイバの端面が垂直である
場合は、多くの反射光は入射側の光ファイバのコア内に
戻ってしまう。光路切換装置の実施の形態13に係る端
面を斜めに切断した光ファイバ122A、122Bは、
それらの端面での反射光が斜め方向へ反射されるため、
光ファイバの入射側に戻る反射光を低減できる。
【0096】(18)光路切換装置の実施の形態14 図18は光路切換装置の実施の形態14を示す。この光
路切換装置は、図16の光路切換装置において、微小コ
リメータ付き光ファイバとして、その端面をそこでの反
射光がコアの外部へ放射される程度に斜めに切断した微
小コリメータ付き光ファイバ124A、124Bを使用
している。これにより、それらの端面での反射光が斜め
方向へ反射されるため、光ファイバの入射側に戻る反射
光を低減できる。
【0097】(19)他の実施の形態 上述の光スイッチ及び光路切換装置は、本発明の様々な
可能な実施形態の一部しか表しておらず、修正及び変更
も種々可能である。また、当業者なら容易に種々の修正
例及び変更例を実現できるが、それらは全て本発明の範
囲に属するものである。
【0098】例えば、上記実施形態では、長方形のミラ
ー18は、永久磁石16の中心軸を含む面内に位置する
ように、永久磁石16に固定されているが、図19に示
すように、永久磁石16の略接線方向に取り付けること
で、ミラー18が垂直位置でより安定できるようにして
もよい。
【0099】また、上記実施形態では磁場を切り換える
ことによりミラー18を永久磁石16とともに回転させ
る構成をとっているが、磁気力によりミラー18を第1
の位置と第2の位置との間で移動できればどのような構
成(例えばスライド式の移動構造)であってもよい。
【0100】また、光の進行方向を変える光路切換部材
としてミラー18を用いたがプリズム等を用いることも
可能である。
【0101】また、電磁石20を用い、これに印加する
電流の方向を切り換えることで磁界の方向を切り換えて
いるが、スライド自在又は回転自在に設けた永久磁石を
スライド又は回転することで可動部14の永久磁石16
に作用する磁界の方向を切り換えてもよい。
【0102】また、永久磁石16としてN極とS極を一
つずつ備えたものを使用したが、N極とS極の少なくと
もいずれか一方は複数設けたものを用いてもよい。
【0103】また、光の出光部及び受光部として光ファ
イバを用いているが、光路切換装置の第9乃至実施の形
態14を除いて、導波管等の光路となりうるものであれ
ばどのようなものを用いてもよい。
【0104】また、光ファイバ保持部材108及びレン
ズ保持部材110として微小なV溝を使用する構成をと
っているが、U字形状や円形状の溝等光ファイバやレン
ズを所定の位置に保持するものであればどのようなもの
を用いてもよい。
【0105】また、ミラー18は永久磁石16に固定さ
れているとしたが、ミラーと永久磁石を永久磁石で一体
成形し、永久磁石面に金やアルミを成膜してミラーとし
たものを用いてもよい。
【0106】また、永久磁石16として円柱状のものを
用いているが、円筒状の永久磁石を用いても、また、断
面が円状になっていなくても、永久磁石で構成された軸
であればどのようなものを用いてもよい。
【0107】また、支持部材4はミラー16が約90度
回転する構成をとっているが、所望の回転が可能な構成
をとった支持部材を用いてもよい。
【0108】また、本発明の光路切換装置によれば、入
射光路及び出射光路である光ファイバの数は上記光路切
換装置の実施形態の場合以外にも種々選択できる。
【0109】また、ミラー16の自己保持を磁気力によ
り行っているが自己保持できる手段であればどのような
ものを用いてもよい。
【0110】また、ミラー16の位置を非接触で確認す
るのに静電容量式センサ(図11参照)あるいはホトカ
プラ(図12参照)を用いているが、非接触でミラーの
位置を確認できるならどのようなもの(例えば超音波セ
ンサ)を用いてもよい。
【0111】また、レンズとして円柱状のものが用いら
れているが、光を集光するものであればどのようなレン
ズ(例えばボール型レンズ)を用いてもよい。また、光
ファイバとミラーの間及び、図13のようにミラーとミ
ラーとの間にそれぞれレンズを配置しているが、適当に
光学結合される位置に各素子を配置すれば必ずしも全て
の位置にレンズを配置する必要はない。
【0112】(21)光路切換装置の実施の形態15 図21は光路切換装置の平面図、図22は図21のII
−II線に沿った断面図を示す。これらの図において、
全体を符号301で示す光路切換装置は、略長方形の基
板302を有する。基板302の一辺近傍には光路基板
304が設けてあり、この光路基板304に4つの光フ
ァイバ306A〜306D(入射用光ファイバ306A
・306Cと出射用光ファイバ306B・306D)が
等間隔に並列に配置されている。光路基板304はま
た、各光ファイバ306A〜306Dの一端側にこれと
同軸的にレンズ308A〜308Dを支持している。ま
た、基板302上には、レンズ308A〜308Dを挟
んで光ファイバ306A〜306Dの反対側に光スイッ
チ310が設けてある。
【0113】光スイッチ310において、固定反射板3
12A・312Dは、光ファイバ306A・306Dの
延長上に、レンズ308A・308Dと所定の間隔を置
いて設けてある。これら固定反射板312A・312D
は、光ファイバ306Aから入射された(送り出され
た)光が固定反射板312A・312Dで順次反射され
て光路306Dに入るように、それらの反射面を光ファ
イバ306A・306Dに対して時計回り方向に+45
度、−45度傾けて配置されている。
【0114】可動反射板312Bは光ファイバ306B
の延長上にある第1の位置(実線及び符号312Bで示
す位置)と、光ファイバ306Cの延長上にある第2の
位置(点線及び符号312B’で示す位置)との間で移
動できるようにしてある。また、可動反射板312Cは
光ファイバ306Cの延長上にある第1の位置(実線及
び符号312Cで示す位置)と、光ファイバ306Bの
延長上にある第2の位置(点線及び符号312C’で示
す位置)との間で移動できるようにしてある。
【0115】可動反射板312Bは、第1の位置におい
て固定反射板312A・312Dの間に進出しており、
固定反射板312Aで反射された光を光ファイバ306
Bに導くように、その反射面を光ファイバ306Bに対
して時計回り方向に−45度傾けて配置される。他方、
可動反射板312Cも、第1の位置において固定反射板
312A・312Dの間に進出しており、光ファイバ3
06Cから入射された(送り出された)光を固定反射板
312Dを介して光路306Dに導くように、その反射
面を光ファイバ306Cに対して時計回り方向に+45
度傾けて配置される。
【0116】また、可動反射板312B・312Cは、
第2の位置において、光ファイバ306Cから入射され
た光を可動反射板312B・312Cで順次反射して光
ファイバ306Bに導くように配置される。
【0117】可動反射板312B・312Cをそれぞれ
第1の位置と第2の位置で保持及び切り離しを行う自己
保持切離し機構314は、一方の可動反射板312Bを
第1の位置から第2の位置へ、また逆に第2の位置から
第1の位置へと付勢する自己保持切離し装置316B
と、他方の可動反射板312Cを第1の位置から第2の
位置へ、また逆に第2の位置から第1の位置へと付勢す
る自己保持切離し装置316Cを有する。
【0118】自己保持切離し装置316Bは、可動反射
板312Bについて、第1の位置の近傍に配置された第
1の電磁石318Bと第2の位置の近傍に配置された第
2の電磁石318B’とを有する。電磁石318B・3
18B’はそれぞれヨーク320B・320B’を備え
ており、これらヨーク320B・320B’の一端が第
1の位置と第2の位置にある可動反射板312Bの近傍
に位置している。一方、可動反射板312Bは、その底
部において、ヨーク320Bと320B’の間を移動可
能に配置した永久磁石322B(図22参照)により支
持されている。また、永久磁石322Bは、ヨーク32
0B・320B’に対向する部分がそれぞれS極とN極
に着磁されている。
【0119】したがって、可動反射板312Bと永久磁
石322Bが第1の位置にあるとき、この永久磁石32
2Bがヨーク320Bの一端を吸着する。そのため、可
動反射板312Bは第1の位置に安定して保持される。
この状態から第1の電磁石318Bを励磁してヨーク3
20Bの永久磁石322Bに対向する一端をS極に着磁
すると、このS極と永久磁石322BのS極が反発し、
永久磁石322B及び可動反射板312Bが第2の位置
に向けて移動する。逆に、可動反射板312Bと永久磁
石322Bが第2の位置にあるとき、第2の電磁石31
8B’を励磁してヨーク320B’の永久磁石322B
に対向する一端をN極に着磁すると、このN極と永久磁
石322BのN極が反発し、永久磁石322B及び可動
反射板312Bが第1の位置に向けて移動する。
【0120】同様に、自己保持切離し装置316Cは、
可動反射板312Cについて、第1の位置の近傍に配置
された第1の電磁石318Cと第2の位置の近傍に配置
された第2の電磁石318C’とを有する。電磁石31
8C・318C’はそれぞれヨーク320C・20C’
を備えており、これらヨーク320C・320C’の一
端が第1の位置と第2の位置にある可動反射板312C
の近傍に位置している。一方、可動反射板312Cは、
その底部において、ヨーク320Cと320C’の間を
移動可能に配置した永久磁石322Cにより支持されて
いる。また、永久磁石322Cは、ヨーク320C・3
20C’の対向する部分がそれぞれS極とN極に着磁さ
れている。
【0121】したがって、可動反射板312Cと永久磁
石322Cが第1の位置にあるとき、この永久磁石32
2Cがヨーク320Cの一端を吸着する。そのため、可
動反射板312Cは第1の位置に安定して保持される。
この状態から第1の電磁石318Cを励磁してヨーク3
20Cの永久磁石322Cに対向する一端をS極に着磁
すると、このS極と永久磁石322CのS極が反発し、
永久磁石322C及び可動反射板312Cが第2の位置
に向けて移動する。逆に、可動反射板312Cと永久磁
石322Cが第2の位置にあるとき、第2の電磁石31
8C’を励磁してヨーク320C’の永久磁石322C
に対向する一端をN極に着磁すると、このN極と永久磁
石322CのN極が反発し、永久磁石322C及び可動
反射板312Cが第1の位置に向けて移動する。
【0122】可動反射板312B・312Cの移動領域
(第1の位置にある可動反射板312B・312Cと第
2の位置にある可動反射板312B’・312C’で囲
まれた正方形領域)に電磁式リニアアクチュエータ(以
下、電磁アクチュエータという。)324を有し、リニ
アモータカーの浮上原理を利用して、第1の位置と第2
の位置との間を可動反射板312B・312Cが移動す
る際に受ける抵抗を出来るだけ少なくするとともに、可
動反射板312B・312Cを移動させる。
【0123】電磁アクチュエータ324は、可動反射板
312B・312Cの移動方向に沿ってN行×N列に配
置されたN2個の電磁コイル326と、各電磁コイル2
6に接続された電源(図示せず)を有し、各電磁コイル
326に印加する電流の方向が個別に制御できるように
してある。具体的に、3行×3列の電磁アクチュエータ
324の場合、可動反射板312Bが第1の位置から第
2の位置に移動するとき、可動反射板312Bについて
最も第1の位置側にある第1列の電磁コイル、続く第2
列の電磁コイル、更に第3列の電磁コイルに順次電流が
印加されて、可動反射板312Bを支持する永久磁石3
22Bに対して、この永久磁石322Bを上方に付勢し
ながら第2の位置に向けて移動する移動磁界が形成され
る。逆に、可動反射板312Bが第2の位置から第1の
位置に移動するときも同様にして移動磁界が形成され
る。
【0124】同様に、可動反射板312Cが第1の位置
から第2の位置に移動するとき、可動反射板312Cに
ついて最も第1の位置側にある第1列の電磁コイル、続
く第2列の電磁コイル、更に第3列の電磁コイルに順次
電流が印加されて、可動反射板312Cを支持する永久
磁石322Cに対して、この永久磁石322Cを上方に
付勢しながら第2の位置に向けて移動する移動磁界が形
成される。逆に、可動反射板312Cが第2の位置から
第1の位置に移動するときも同様にして移動磁界が形成
される。したがって、可動反射板312B・312Cは
より摩擦抵抗の少ない状態で第1の位置と第2の位置と
の間を移動することができる。
【0125】このように構成された光路切換装置301
の動作を説明する。可動反射板312B・312Cが第
1の位置にあるとき、光ファイバ306Aから入射され
た光はレンズ308Aでコリメートされ、反射板312
A・312Bで反射され、レンズ308Bで収束された
後、光ファイバ306Bに導かれる。同様に、光ファイ
バ306Cから入射された光はレンズ308Cでコリメ
ートされ、反射板312C・312Dで反射され、レン
ズ308Dで収束された後、光路306Dに導かれる。
【0126】この状態から可動反射板312B・312
Cを第1の位置から第2の位置に移動する場合、それぞ
れ自己保持切離し装置316B・316Cの電磁石31
8B・318Cを励磁し、永久磁石322B・22Cを
第2の位置に向けて付勢すると共に、永久磁石322B
・22Cとヨーク320B・20Cとの磁気吸引力を消
去する。また、電磁アクチュエータ324の電磁コイル
26に上述のようにして電流を印加し、永久磁石322
B・22Cに対して移動磁界を作用させてこれを浮上移
動させる。その結果、可動反射板312B・312Cは
永久磁石322B・22Cと共に過度の抵抗を受けるこ
となくそれぞれ第2の位置に移動する。
【0127】可動反射板312B・312Cが第2の位
置にあるとき、光ファイバ306Aから入射された光は
レンズ308Aでコリメートされ、反射板312A・3
12Dで反射され、レンズ308Dで収束された後、光
ファイバ306Dに導かれる。同様に、光ファイバ30
6Cから入射された光はレンズ308Cでコリメートさ
れ、反射板312B・312Cで反射され、レンズ30
8Bで収束された後、光ファイバ306Bに導かれる。
【0128】この状態から可動反射板312B・312
Cを第2の位置から第1の位置に移動する場合、それぞ
れ自己保持切離し装置316B・316Cの電磁石31
8B’・318C’を励磁し、永久磁石322B・22
Cを第1の位置に向けて付勢すると共に、永久磁石32
2B・22Cとヨーク320B’・20C’との磁気吸
引力を消去する。また、電磁アクチュエータ324の電
磁コイル26に上述のようにして電流を印加し、移動す
る永久磁石322B・22Cに対して移動磁界を作用さ
せてこれを浮上移動させる。その結果、可動反射板31
2B・312Cは永久磁石322B・322Cと共に過
度の抵抗を受けることなくそれぞれ第1の位置に移動す
る。
【0129】このように構成した光路切換装置301に
おいて可動反射板312B、312Cは第1の位置又は
第2の位置に自己保持できる。
【0130】なお、図21から分かるように、可動反射
板312Bと312Cの移動経路は重複しており、同時
にこれらを移動すると移動中に衝突する。そのため、例
えば、まず一方の可動反射板312Bを移動し、その移
動が完了してから他方の可動反射板312Cを移動する
必要がある。
【0131】光路切換装置301と、別の光路切換スイ
ッチ501、601との実装面積を図23を参照して比
較する。具体的に、図23Aに示すように、四方向から
光ファイバ511を引き出した4台の光スイッチ510
を用いた場合、これらの光ファイバ511で光スイッチ
510を互いに連結すると共にすべての光ファイバ51
1を特定の方向に引き出すと、これら光ファイバ511
を折損することなく曲げるためのスペースを考慮すれ
ば、広い実装スペースを要する。また、図23Bに示す
ように、両側から光ファイバ611を引き出した光路切
換装置601の場合、同様にすべての光ファイバ611
を特定の方向に引き出すと、図23Aの場合よりも実装
面積は減少するが、依然として広い実装スペースを要す
る。これに対して、実施の形態15の光路切換装置30
1を利用した場合、すべての光ファイバ311を一側部
に集約できるので、実装面積は極めて減少する。
【0132】上記実施の形態では、図21に示すよう
に、基板2の一端側に、入射用光ファイバ306A・出
射用光ファイバ306B・入射用光ファイバ306C・
出射用光ファイバ306Dの順番で配置したが、この配
置は限定的なものではない。また、上記実施の形態で
は、2つの可動反射板をそれぞれ光ファイバの配置方向
と時計回り方向に±45度の角度をなす方向に移動した
が、光ファイバと平行な方向又は直交する方向に移動す
るようにしてもよい。この場合、入射光路と出射光路
は、図24に示す〜の配置例のように配置すること
が可能である。なお、図24において、「入」は入射光
路、「出」は出射光路を意味する。
【0133】反射板の配置についても上記実施の形態は
限定的なものでなく、例えば図25に示すような配置例
が考えられる。図25Aの配置例では、第1の状態(図
25A1)で4つの反射板312A〜312Dは光ファ
イバから同一距離に配置されており、第2の状態(図2
5A2)で中間の2つの反射板312Bと312Cが両
側の反射板312Aと312Dの間から光ファイバと反
対側に移動している。この場合、反射板312Bと31
2Cを移動する機構は、上述した機構に限るものでな
く、これらの一端で90度回転する機構を採用してもよ
い。
【0134】図25Bの配置例では、第1の状態(図2
5B1)で2つの反射板312Aと312Cが他の反射
板312Bと312Dよりも光ファイバ側に位置してお
り、この位置から反射板を移動して第2の状態(図25
B2,B2’)が形成されている。なお、上段に示す第
2の状態(図25B2)は反射板312Cと312Dを
光ファイバと平行方向又は直交方向に移動して形成され
た例を示し、下段に示す第2の状態(図25B2’)は
反射板312Aと312Bを光ファイバと平行方向又は
直交方向に移動して形成された例を示す。
【0135】図25Cの配置例では、第1の状態(図2
5C1)で2つの反射板312Aと312Bが残りの反
射板312Cと312Dよりも光ファイバ側に位置して
おり、この位置から反射板312Bと312Cを回転移
動又は光ファイバと直交する方向に移動して第2の状態
(図25C2)が形成されている。
【0136】(22)光路切換装置の実施の形態16 図26は光路切換装置の実施の形態16を示す。この実
施の形態の光路切換装置301Bは、光ファイバ306
A・306B・306C・306Dの延長上にそれぞれ
配置された固定反射板312A・312B’・312
C’・312Dを有する。これらの固定反射板312A
・312B’・312C’・312Dは、光ファイバ3
06Aから入射された光が固定反射板312A・312
Dで反射して光ファイバ306Dに導かれ、光ファイバ
306Cから入射された光が固定反射板312C’・3
12B’で反射して光ファイバ306Bに導かれるよう
に配置してある。光路切換装置301Bはまた、2つの
可動反射板312B・312Cを有する。ここで、一方
の可動反射板312Bが光ファイバ306Bの延長上に
あって固定反射板312Aで反射した光を更に反射して
光ファイバ306Bに導く位置と、固定反射板312A
・312B’の間を通過して光ファイバの反対側に退避
した位置(312B’’)との間を移動できるようにし
てある。また、他方の可動反射板312Cが光ファイバ
306Cの延長上にあって光ファイバ306Cから入射
された光を反射して、固定反射板312Dを介して光フ
ァイバ306Dに導く位置と、固定反射板312D・3
12C’の間を通過して光ファイバの反対側に退避した
位置(312C’’)との間を移動できるようにしてあ
る。なお、可動反射板312B・312Cを移動する機
構は実施の形態15で説明した自己保持切離し機構、電
磁アクチュエータが利用できる。
【0137】この実施の形態によれば、実施の形態15
と違って、可動反射板312B・312Cを同時に移動
しても互いに干渉することがない。そのため、光路切換
時間が短縮され、応答性の速い光スイッチを実現でき
る。また、可動反射板312B・312Cが退避された
状態では固定反射板のみを用いて光路変更を行うように
したので、光路変更の精度を高めることができる。
【0138】(23)光路切換装置の実施の形態17 図27と図28は実施の形態17に係る光路切換装置3
01Cを示す。これらの図に示す光路切換装置301C
の光スイッチ330は固定ブロック331を有する。固
定ブロック331は、光ファイバ306B・306Cの
中央を通る線上の一点から光ファイバ側に向かってそれ
ぞれ45度の角度を持ってV字状に伸びる一対の大型固
定反射面332L・332L’を有し、例えば光ファイ
バ306A・306Cから入射された光がそれぞれ一方
の固定反射面332L・332L’で反射した後、さら
に他方の固定反射面332L’・332Lで反射して、
それぞれ対称位置にある光ファイバ306D・306B
に導かれるようにしてある。
【0139】光スイッチ330は可動ブロック334を
有する。可動ブロック334は、上下方向から見ると略
正方形の形をしており、図28A、Bに示すように、隣
接する一組の背面を固定反射面332L・332L’に
沿わせて垂直方向に移動できるようにしてあり、隣接す
るもう一組の前面(小型可動反射面336S・336
S’)が光ファイバ306B・306Cの延長上から退
避した第1の位置(図28A)と、光ファイバ306B
・306Cの延長上に進出した第2の位置(図28B)
との間で移動できるようにしてある。
【0140】可動ブロック334を移動するために、こ
の可動ブロック334の上部と下部にはそれぞれ永久磁
石338U・338Lが固定されており、これら永久磁
石338U・338Lの上面がN極、下面がS極に着磁
されている。固定ブロック331の上方には、可動ブロ
ック334を第1の位置に規制するために、磁性材料か
らなる上部規制板340Uが設けてある。他方、固定ブ
ロック331の下方には、可動ブロック334を第2の
位置に規制するために、磁性材料からなる下部規制板3
40Lが設けてある。規制板340U・340Lの近傍
にはそれぞれ電磁石342U・342Lが設けてある。
これら電磁石342U・342Lと規制板340U・3
40Lは磁気的に接続されており、これら電磁石342
U・342Lに電流を印加して形成される磁界がそれぞ
れ規制板340U・340Lに及ぶようにしてある。
【0141】以上の構成からなる光路切換装置301C
では、可動ブロック334が第1の位置(図28A参
照)にあるとき、永久磁石338Uが上部規制部材34
0Uに吸着し、可動ブロック334を第1の位置に保持
する。この状態で、例えば光ファイバ306Aから入射
された光は固定ブロック331の反射面332L、さら
に反射面332L’で反射された後、光ファイバ306
Dに導かれる。また、光ファイバ306Cから入射され
た光は固定ブロック331の反射面332L’、さらに
反射面332Lで反射された後、光ファイバ306Bに
導かれる。
【0142】可動ブロック334を第1の位置から第2
の位置に移動する場合、電磁石342Uを励磁して上部
規制板340Uの下面をN極に着磁する。これにより、
上部規制板340Uと永久磁石338Uとの間に反発力
が作用し、可動ブロック334が下降して第2の位置に
移動する。
【0143】第2の位置(図28B参照)において、永
久磁石338Lが下部規制部材340Lに吸着し、可動
ブロック334を第2の位置に保持する。この状態で、
例えば光ファイバ306Aから入射された光は固定ブロ
ック331の反射面332L、さらに可動ブロック33
4の反射面336Sで反射された後、光ファイバ306
Bに導かれる。また、光ファイバ306Cから入射され
た光は可動ブロック334の反射面336S’、さらに
固定ブロック331の反射面332L’で反射された
後、光ファイバ306Dに導かれる。
【0144】可動ブロック334を第2の位置から第1
の位置に移動する場合、電磁石342Lを励磁して下部
規制板340Lの上面をS極に着磁する。これにより、
下部規制板340Lと永久磁石338Lとの間に反発力
が作用し、可動ブロック334が上昇して第1の位置に
移動する。
【0145】以上のように構成された光路切換装置30
1Cでは、光路の切換を可動ブロック334の移動によ
り行うようにしたので、光路切換の応答速度を高めるこ
とができる。また、光路変更角度が固定されたブロック
を用いているので、光路変更の精度を高めることができ
る。
【0146】また、光路切換装置301Cでは、可動ブ
ロック334を磁気力によって移動させる構成になって
いるが、可動ブロック334を移動できるものであれば
どのような移動機構を用いてもよい。
【0147】(24)光スイッチの実施の形態5 図29と図30は実施の形態5に係る光スイッチ350
を示す。この光スイッチ350において、基板352の
上には円盤354が回転自在に支持されており、円盤3
54はその中央部において図外のモータに駆動接続され
ており、このモータの駆動に基づいて正逆回転自在とし
てある。円盤354の外周部には永久磁石356と、こ
の永久磁石356の対称位置に該永久磁石356と同一
重量のバランスウェイト358が固定されている。ここ
で、永久磁石356は、円盤354の周方向に関して、
その一端側がN極、他端側がS極に着磁されている。ま
た、永久磁石356は円盤354の下面側に配置され、
バランスウェイト358は円盤354の上面側に配置さ
れている。また、円盤354の上面には、略L字状の反
射部材360が固定してあり、この反射部材360の内
角側において隣接する面が内側反射面362I・362
I’としてあり、反射部材360の外角側において隣接
する面が外側反射面362O・362O’としてある。
【0148】基板352の上にはまた、電磁石364
と、この電磁石364において着磁される部位(磁極部
366L・366R)の近傍から円盤354の外周部に
沿ってそれぞれ対称に伸びるヨーク368L・368R
が設けてあり、これらヨーク368L・368Rの端部
が円盤354の中心軸を通る線の近傍に位置している。
なお、ヨーク368L・368Rの厚さ(又は上面高
さ)は、円盤354の回転時にバランスウェイト358
がヨーク368L・368Rと干渉することがなく、永
久磁石356がヨーク368L・368Rの端部に当接
できるように設定されている。
【0149】従って、図29に示すように、永久磁石3
56がヨーク368Lに当たっている状態(第1の位
置)では、永久磁石356とヨーク368Lとの磁気吸
着力により、円盤354が保持される。この状態から電
磁石364を励磁してヨーク368L・368Rをそれ
ぞれN極・S極に着磁すると、ヨーク368Lと永久磁
石356の間に生じる反発力により永久磁石356がヨ
ーク368Lから離れ、円盤354をモータにより時計
回り方向に回転させ、永久磁石356が他方のヨーク3
68Rに当たる。円盤354の回転時、上述のように、
ヨーク368L・368Rはバランスウェイト358よ
りも低い位置にあるので、両者が干渉することはない。
その結果、図29に示す位置にあったL字状の反射部材
360は180度逆の方向に向けられた状態(第2の位
置)となる。
【0150】第2の位置で、永久磁石356とヨーク3
68Rとの磁気吸着力により、円盤354が保持され
る。この状態から電磁石364を励磁してヨーク368
L・368RをそれぞれN極・S極に着磁すると、ヨー
ク368Rと永久磁石356の間に生じる反発力により
永久磁石356がヨーク368Rから離れ、円盤354
をモータにより反時計回り方向に回転させ、永久磁石3
56が他方のヨーク368Lに当たり、第1の位置に復
帰する(図29の状態)。
【0151】このように構成した光スイッチ350で
は、光路の切換を反射部材360を回転して行うように
したので、光路切換の応答速度を高めることができる。
また、光路変更角度が固定された固定反射部材を用いて
いるので、光路変更の精度を高めることができる。
【0152】光スイッチ350は、図30(B)に示す
ように、円盤354の周囲に、第1の位置にある反射部
材360の外側反射面362O・362O’の端部か
ら、これら外側反射面362O・362O’との間に9
0度の内角を形成するように2つの固定反射部材(反射
面)362F・362F’を有する。したがって、図3
0(B)に示すように、第1の位置において、例えば、
一方の固定反射面362Fと他方の外側反射面362
O’に対して入射された光は、それぞれ一方の外側反射
面362Oと他方の固定反射面362F’に反射され
て、入射方向と逆の方向に伝送される。他方、第2の位
置において、例えば、図30(A)に示すように、一方
の固定反射面362Fと他方の内側反射面362I’に
対して入射された光は、それぞれ他方の固定反射面36
2F’と一方の内側反射面362Iに反射されて、入射
方向と逆の方向に伝送される。
【0153】(25)光スイッチの実施の形態6 図31から図33は実施の形態6に係る光スイッチ37
0を示す。光スイッチ370は基板372を有する。基
板372の上には、電磁石374と、この電磁石374
を励磁したときに着磁される部分(磁極部)の近傍から
所定の間隔を置いて略平行に伸びる一対のヨーク376
L・376Rが固定されている。ヨーク376L・37
6Rの間には、これらと直交方向に伸びる一対のガイド
378A・378Bが設けてある。これらガイド378
A・378Bの間には、ガイド378A・378Bに案
内されながら左右方向(ヨーク376L・376Rの対
向方向)に移動可能に永久磁石380が設けてあり、ヨ
ーク376L・376Rとの対向部がそれぞれN極とS
極に着磁されている。永久磁石380の下には、上述し
たのと同様の電磁式リニアアクチュエータ382が配置
されており、永久磁石380をヨーク376Lから37
6Rへ又その逆に付勢する移動磁界が形成できるように
してある。永久磁石380の上には、略長方形の反射ブ
ロック384が固定されている。
【0154】この反射ブロック384は、図33に示す
ように、ガイド378Aに対向する一つの側面を加工し
て、一方のヨーク376R側には、90度の内角をもっ
て隣接する2つの大型反射面386A・386Bと、こ
れら大型反射面386A・386Bよりも小さく、順次
90度の内角と270度の外角をもって隣接する4つの
小型反射面388A・388B・388C・388Dが
形成されている。
【0155】このように構成された光路切換装置370
では、例えば、永久磁石380が一方のヨーク376R
の近傍にあるとき、永久磁石380とヨーク376Rと
の間に作用する磁気吸引力により、この永久磁石380
及び反射ブロック384がその位置(第1の位置)に保
持される。この状態から電磁石374を励磁してヨーク
376L・376RをN極・S極に着磁すると、ヨーク
376Rと永久磁石380との間に働く反発磁界により
永久磁石380が他方のヨーク376Lに向けて付勢さ
れる。また、永久磁石380の下に配置された電磁式リ
ニアアクチュエータ382を起動することにより、永久
磁石380及び反射ブロック384が他方のヨーク37
6Lに向けて移動し、永久磁石380がヨーク376L
の近傍に到達した位置(第2の位置)で停止する。な
お、永久磁石380が移動を開始した直後に電磁石37
4は切られる。よって、永久磁石380は、これとヨー
ク376Lとの間に作用する磁気吸引力により安定して
第2の位置に保持される。
【0156】この状態から電磁石374を励磁してヨー
ク376L・376RをN極・S極に着磁すると、ヨー
ク376Lと永久磁石380との間に働く反発磁界によ
り永久磁石380が他方のヨーク376Rに向けて付勢
される。また、永久磁石380の下に配置された電磁式
リニアアクチュエータ382を起動することにより、永
久磁石380及び反射ブロック384が他方のヨーク3
76Rに向けて移動し、永久磁石380がヨーク376
Rの近傍に到達した位置(第1の位置)で停止する。な
お、永久磁石380が移動を開始した直後に電磁石37
4は切られる。
【0157】したがって、反射ブロック384が第2の
位置にあるとき、例えば図33(B)に示すように、図
示しない光ファイバから大型反射面386A・386B
にそれぞれ入射された光は、この大型反射面386A・
386Bと他方の大型反射面386B・386Aに反射
され、入射方向と逆の方向に伝送される。また、反射ブ
ロック384が第1の位置にあるとき、例えば図33
(A)に示すように、図示しない光ファイバから小型反
射面388A・388Cに入射された光は、この反射面
388A・388Cで反射した後、さらに隣接する反射
面388B・388Dで反射して、入射方向と逆の方向
に伝送される。
【0158】(26)光路切換装置実施の形態18 図34は実施の形態18に係る光路切換装置301Fを
示す。光路切換装置301Fは反射ブロック392を有
する。反射ブロック392は2つの反射プレート394
L・394Sからなる。一方の反射プレート394L
は、例えば一辺をV字状に切り込み、90度の内角をも
って隣接する一対の大反射面396Lが形成されてい
る。他方の反射プレート394Sは、例えば一辺をW字
状に切り込み、90度の内角と270度の外角をもって
隣接する4つの小反射面396Sが形成されており、各
小反射面396Sの長さは大反射面396Lの半分とし
てある。これら2つの反射プレート394L・394S
は、それぞれの反射面を同一方向に向けて重ね合わせ、
図示するように、4つの光ファイバ306A〜306D
の端部と所定の間隔を置き、図示しない昇降装置により
板厚方向に上下できるように配置される。
【0159】このように構成された光路切換装置301
Fでは、反射プレート394Lが光ファイバ306A〜
306Dに対向した状態(反射ブロック392の第1の
位置)では、光ファイバ306Aから入射した光は一方
の大反射面396Lで反射した後、さらに他方の大反射
面396Lで反射して光ファイバ306Dに導かれ、光
ファイバ306Cから入射した光は他方の大反射面39
6Lで反射した後、さらに一方の大反射面396Lで反
射して光ファイバ306Bに導かれる。
【0160】反射ブロック392が移動し、反射プレー
ト394Sが光ファイバ306A〜306Dに対向した
状態(反射ブロック392の第2の位置)では、光ファ
イバ306Aから入射した光は一つの小反射面396S
で反射した後、これに隣接する小反射面396Sで反射
して光ファイバ306Bに導かれ、光ファイバ306C
から入射した光は小反射面396Sで反射した後、これ
に隣接する小反射面396Sで反射して光ファイバ30
6Dに導かれる。
【0161】上記2つの実施の形態では、光路切換を一
つの反射ブロック384、392を移動することにより
実現するようにしたので、光路切換の応答速度を高める
ことができる。また、光路変更角度が固定された反射ブ
ロック384、392を用いているので、光路変更の精
度を高めることができる。
【0162】また、上記2つの実施の形態では、光路切
換にブロック状のものを用いたが、反射面の形状が確保
されていれば、重量を軽くするために枠形状にしたり穴
を開けたりしたものでもよい。
【0163】また、上記2つの実施の形態では、反射ブ
ロック384、392を移動させる構成であったが、代
わりに、光ファイバ306A、306B、306C、3
06D及びレンズ308A、308B、308C、30
8Dを移動させる構成であってもよい。
【0164】(27)光路切換装置の実施の形態19 図35から図37は、実施の形態15について、永久磁
石322Bが第1の位置にあるか否かを検出する機構の
例をそれぞれ示す。図35の検出機構は一対の互いに絶
縁された端子400を有し、永久磁石322Bが第1の
位置にあるときこの永久磁石322Bの一部に接触する
ように、端子400がヨーク320Bの永久磁石322
Bに対向する側に取付けられている。永久磁石322B
は、少なくとも端子400の接触する領域に導電性の薄
膜を取り付けるなどして、接触した一対の端子400が
電気的に導通するようにしてある。また、一対の端子4
00は図示しない検出回路に接続されている。したがっ
て、この検出機構によれば、永久磁石322Bが第1の
位置にあるとき、一対の端子400が電気的に接続し、
これを検出回路で検出することにより、永久磁石322
B及びこれに保持された可動反射板312Bが第1の位
置にあることが検出できる。
【0165】(28)光路切換装置の実施の形態20 図36の検出機構は、永久磁石322Bが第1の位置に
あるときこの永久磁石322Bに非接触で対向する一対
の互いに絶縁された電極402を有し、これらの電極4
02は図示しない検出回路に接続されている。また、永
久磁石322Bの少なくとも電極402の近傍には導電
材料が取付けられている。この検出機構によれば、永久
磁石322Bの位置により一対の電極402に蓄えられ
る静電容量が変化する(第1の位置で静電容量最大)。
したがって、検出回路で電極402間の静電容量を検出
することにより、永久磁石322B及びこれに保持され
た可動反射板312Bが第1の位置にあることが検出で
きる。
【0166】(29)光路切換装置の実施の形態21 図37の検出機構は、永久磁石322Bが第1の位置に
あるときこの永久磁石322Bに非接触で対向する一対
の発光素子404と受光素子406を有し、これらの発
光素子404と受光素子406が図示しない検出回路に
接続されている。この検出機構によれば、永久磁石32
2Bが第1の位置にあるとき、発光素子404から出射
された光が永久磁石322Bで反射して受光素子406
で検出される。したがって、検出回路で受光素子406
の出力を検出することにより、永久磁石322B及びこ
れに保持された可動反射板312Bが第1の位置にある
ことが検出できる。
【0167】なお、これらの検出機構は、第1の位置だ
けでなく第2の位置に設けてもよいし、両方に設けても
よい。
【0168】(30)光路切換装置の実施の形態22 本発明の光路切換装置に用いる光ファイバ306A〜3
06Dとレンズ308A〜308Dには種々の公知のも
のが適用できる。例えば、図38の光路切換装置では、
図15に示したのと同様のテーパファイバ306A〜3
06Dが用いられている。
【0169】(31)光路切換装置の実施の形態23 また、図39に示す光路切換装置では、図16に示した
のと同様の微小コリメータ付き光ファイバ306A’、
306B’、306C’、306D’を使用している。
【0170】(32)光路切換装置の実施の形態24 さらに、図40に示す光路切換装置では、図17に示し
たのと同様の、端部を斜めに切断した光ファイバ306
A’’、306B’’、306C’’、306D’’を
使用している。
【0171】(33)光路切換装置の実施の形態25 さらに、図41に示す光路切換装置では、図18に示し
たのと同様の、端部を斜めに切断した微小コリメータ付
き光ファイバ306A’’’、306B’’’、306
C’’’、306D’’’を使用している。
【0172】(34)他の実施の形態 上述の光スイッチの実施の形態5、6及び光路切換装置
の実施の形態15〜25は、本発明の様々な可能な実施
形態の一部であり、修正及び変更も種々可能である。
【0173】例えば、可動反射板の移動機構として、電
磁式リニアアクチュエータを用いた構成になっている
が、可動反射板を移動できるものであればどのようなア
クチュエータ(例えば圧電アクチュエータ)を用いても
よい。
【0174】また、光の進行方向を変える光路切換部材
として反射板を用いたがプリズム等を用いることも可能
である。
【0175】また、光の入射光路及び出射光路として光
ファイバを用いているが、導波管等の光路となりうるも
のであればどのようなものを用いてもよい。
【0176】また、入出射光路を等間隔に配置させ、ま
た、反射板を入出射光路の配置方向と時計回り方向に±
45度傾けて配置しているが、入射光が対応する出射光
路に導入されるような入出射光路と反射板の配置であれ
ばどのような配置でもよい。
【0177】また、レンズとして円柱状のものが用いら
れているが、光を集光するものであればどのようなレン
ズ(例えばボール型レンズ)を用いてもよい。また、入
出射光路と反射板の間にレンズを配置しているが、適当
に光学結合される位置に各素子を配置すれば必ずしも全
ての位置にレンズを配置する必要はない。
【0178】
【発明の効果】以上のように本発明の第1及び第2の形
態に共通して、光路切換部材の駆動力に電磁力を用い、
電力を供給しなくても磁気力により光路切換部材を自己
保持できる。
【0179】さらに、適当な光ファイバとレンズを組み
合わせることにより、光ファイバの入出端における光学
損失を低減し、反射光の量を削減できる。
【0180】加えて、光路切換部材の位置を検出する機
構を設けることによって光路切換装置の状態を外部から
確認でき、システムの信頼性を向上することができる。
また、非接触で光路切換部材の位置を検出する場合は、
長時間の物理的接触によって接着し、可動光路切換部材
が動作しなくなってしまう現象を避けることが可能で、
光路切換装置の長期的信頼性が向上する。
【0181】その上、適当な光ファイバとレンズ(例え
ばコリメートレンズ)を組み合わせることにより、光フ
ァイバの入出端における光学損失を低減し、反射光の量
を削減できる。
【0182】また、本発明の第2の形態は、入出射光路
を一方向に配置することにより入出射光路の実装スペー
スを削減し、コンパクトな光路切換装置を提供できる。
【0183】さらに、光路変更角度が固定された反射板
を用いることによって光路変更の速度を高めることがで
きる。また、1つの可動反射板ブロックを移動すること
によって応答速度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光スイッチの実施の形態1を示す斜
視図及び断面図である。
【図2】 光路切換装置の実施の形態1を示す斜視図で
ある。
【図3】 光路切換装置の実施の形態2を示す平面図で
ある。
【図4】 光路切換装置の実施の形態3を示す平面図で
ある。
【図5】 光路切換装置の実施の形態4を示す平面図で
ある。
【図6】 光スイッチの実施の形態2を示す斜視図及び
断面図である。
【図7】 光スイッチの実施の形態3を示す断面図であ
る。
【図8】 光スイッチの実施の形態4を示す断面図であ
る。
【図9】 光路切換装置の実施の形態5を示す平面図で
ある。
【図10】 光路切換装置の実施の形態6を示す断面図
である。
【図11】 光路切換装置の実施の形態7を示す断面図
である。
【図12】 光路切換装置の実施の形態8を示す断面図
である。
【図13】 光路切換装置の実施の形態9を示す平面図
である。
【図14】 光路切換装置の実施の形態10を示す平面
図である。
【図15】 光路切換装置の実施の形態11を示す平面
図である。
【図16】 光路切換装置の実施の形態12を示す平面
図である。
【図17】 光路切換装置の実施の形態13を示す平面
図である。
【図18】 光路切換装置の実施の形態14を示す平面
図である。
【図19】 光路切換装置の変形例を示す平面図であ
る。
【図20】 従来の光路切換装置を示す斜視図である。
【図21】 本発明の光路切換装置の実施の形態15を
示す平面図である。
【図22】 光路切換装置の実施の形態15を示す断面
図である。
【図23】 光路切換装置の実装スペースを示す平面図
である。
【図24】 入射光路と出射光路の配置例である。
【図25】 反射板の配置例である。
【図26】 光路切換装置の実施の形態16を示す平面
図である。
【図27】 光路切換装置の実施の形態17を示す斜視
図である。
【図28】 光路切換装置の実施の形態17を示す断面
図である。
【図29】 光スイッチの実施の形態5を示す斜視図で
ある。
【図30】 光スイッチの実施の形態5を示す斜視図で
ある。
【図31】 光スイッチの実施の形態6を示す斜視図で
ある。
【図32】 光スイッチの実施の形態6を示す断面図で
ある。
【図33】 光スイッチの実施の形態6を示す斜視図で
ある。
【図34】 光路切換装置の実施の形態18を示す斜視
図である。
【図35】 光路切換装置の実施の形態19を示す断面
図である。
【図36】 光路切換装置の実施の形態20を示す断面
図である。
【図37】 光路切換装置の実施の形態21を示す断面
図である。
【図38】 光路切換装置の実施の形態22を示す平面
図である。
【図39】 光路切換装置の実施の形態23を示す平面
図である。
【図40】 光路切換装置の実施の形態24を示す平面
図である。
【図41】 光路切換装置の実施の形態25を示す平面
図である。
【図42】 従来の別の光路切換装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 光スイッチ、 4 支持部材、 6 長溝、 8
支持部、 10、12位置決め部、 14 可動部、
16 永久磁石、 18 ミラー、 20電磁石、 2
2 コイル、 30 光路切換装置、 32、34、3
6 光ファイバ、 40、42 光路、 46 光ファ
イバ、 50、52 光路、 60、64 光ファイ
バ、 66 磁性部材、 71 永久磁石、 74 鉄
心、76 コイル、 80 制御回路、 90 光ファ
イバ、 92 固定ミラー、94 絶縁層、 96 端
子、 98 電極、 100 発光素子、 102受光
素子、 104 光ファイバ、 106 レンズ、 1
08 光ファイバ支持部材、 110 レンズ支持部
材、 112、114、116 光路、 118 テー
パファイバ、 120 微小コリメータ付き光ファイ
バ、 122端面が斜めに切断された光ファイバ、 1
24 端面が斜めに切断された微小コリメータ付き光フ
ァイバ、 201、202、203、204 光ファイ
バ、205 可動ミラー、 206 梁、 207 絶
縁層、 208 電極 301 光スイッチ、 306
光ファイバ、 308 レンズ、 312 反射板、
318、322 永久磁石、 324 電磁式リニア
アクチュエータ、 320 ヨーク、 326 電磁コ
イル、 331 固定ブロック、 334 可動ブロッ
ク、 338 永久磁石、 340 規制板、 342
電磁石、 356 永久磁石、 360 反射部材、
364 電磁石、 368 ヨーク、374 電磁
石、 376 ヨーク、 380 永久磁石、 382
電磁式リニアアクチュエータ、 384、392 反
射ブロック、 400 端子、402 電極、 404
発光素子、 406 受光素子、 700 光スイッ
チ、 706 光ファイバ、 708 可動ミラー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 斎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 上村 有朋 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 北山 忠善 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出光部からの光を複数の受光部のいずれ
    か一つに結合させる光スイッチにおいて、(a) 光路
    を切り換えるための反射体と、(b) 上記反射体を保
    持するとともに、第1の磁極と該第1の磁極と異なる極
    性を備えた第2の磁極を有する第1の永久磁石と、
    (c) 上記反射体と上記第1の永久磁石をこれらが第
    1の位置と第2の位置との間で移動できるように支持す
    るとともに、反射体が各位置において、出光部からの光
    をそれぞれの位置に対応した受光部に向けて偏向するよ
    うに形成された支持部材と、(d) 上記第1の永久磁
    石に対して第1の磁界と第2の磁界を選択的に作用させ
    ることにより、上記第1の永久磁石及び上記反射体を上
    記第1の位置と上記第2の位置との間で移動させる磁界
    変更手段とを有することを特徴とする光スイッチ。
  2. 【請求項2】 上記磁界変更手段は上記第1の磁界と第
    2の磁界を上記第1の永久磁石に対して集束する磁性部
    材を有することを特徴とする請求項1記載の光スイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 上記反射体を上記第1の位置と第2の位
    置に保持する保持手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の光スイッチ。
  4. 【請求項4】 上記第1の永久磁石に含まれる第1の磁
    極と第2の磁極を、上記第1の永久磁石が第1の位置に
    あるとき上記第1の磁極が第2の磁極よりも磁界変更手
    段の近くに位置し、上記第1の永久磁石が第2の位置に
    あるとき上記第2の磁極が第1の磁極よりも磁界変更手
    段の近く位置するように、上記反射体に対して配置する
    ことを特徴とする請求項3記載の光スイッチ。
  5. 【請求項5】 上記保持手段は、 上記反射体に取り付けられた第2の永久磁石と、 第1の鉄心を有し、上記第1の位置にある反射体の近傍
    に配置された第1の電磁石と、 第2の鉄心を有し、上記第2の位置にある反射体の近傍
    に配置された第2の電磁石と、 上記反射体が上記第1の位置にあるとき上記第1の電磁
    石を励磁した後、この電磁石の励磁電流を遮断し、上記
    第1の鉄心と上記第2の永久磁石とが吸引することによ
    り上記反射体を上記第1の位置に保持し、上記反射体が
    上記第2の位置にあるとき上記第2の電磁石を励磁した
    後、この電磁石の励磁電流を遮断し、上記第2の鉄心と
    上記第2の永久磁石とが吸引することにより上記反射体
    を第2の位置に保持する制御回路を有することを特徴と
    する請求項3記載の光スイッチ。
  6. 【請求項6】 上記反射体が上記第1の位置から上記第
    2の位置に移動するとき、上記第1の電磁石を励磁して
    上記第2の永久磁石に対し反発力を作用する一方、 上記反射体が上記第2の位置から上記第1の位置に移動
    するとき、上記第2の電磁石を励磁して上記第2の永久
    磁石に対し反発力を作用する制御回路を有することを特
    徴とする請求項5記載の光スイッチ。
  7. 【請求項7】 上記反射体が上記第1の位置又は第2の
    位置にあるかを検出する検出手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の光スイッチ。
  8. 【請求項8】 上記検出手段は、上記反射体に設けられ
    た導電部材と、上記反射体が第1の位置又は第2の位置
    にあるとき上記導電部材と接触する互いに絶縁された第
    1及び第2の端子と、上記第1の端子と第2の端子が電
    気的に接続されているか否かを検出する検出回路とを有
    することを特徴とする請求項7記載の光スイッチ。
  9. 【請求項9】 上記検出手段は、上記反射体に設けられ
    た導電部材と、上記反射体が第1の位置又は第2の位置
    にあるとき上記導電部材に近接する互いに絶縁された第
    1及び第2の電極と、上記第1と第2の電極間の静電容
    量の変化を検知する検出回路とを有することを特徴とす
    る請求項7記載の光スイッチ。
  10. 【請求項10】 上記検出手段は、第1の位置又は第2
    の位置にある上記反射体の近傍に配置されたホトカプラ
    と、このホトカプラからの信号を検出する検出回路とを
    有することを特徴とする請求項7記載の光スイッチ。
  11. 【請求項11】 (a) 出光部と、(b) 上記出光
    部から出射された光を受光する第1の受光部と、(c)
    上記第1の受光部から離れた第2の受光部と、(d)
    光路を切り換えるための反射体と、(e) 上記反射
    体を保持するとともに、第1の磁極と該第1の磁極と異
    なる極性を備えた第2の磁極を有する第1の永久磁石
    と、(f) 上記反射体と上記移動部材をこれらが第1
    の位置と第2の位置との間で移動できるように支持する
    支持部材と、(g) 上記第1の永久磁石に対して第1
    の磁界と第2の磁界を選択的に作用させることにより上
    記移動部材及び上記反射体を第1の位置と第2の位置と
    の間で移動させ、上記第1の位置で上記反射体は上記出
    光部と第1の受光部とを結ぶ光路から退避し、上記第2
    の位置で上記反射体は上記光路に進出して上記出光部か
    ら出射された光を上記第2の受光部に導く磁界変更手段
    とを有することを特徴とする光路切換装置。
  12. 【請求項12】 上記磁界変更手段は上記第1の磁界と
    第2の磁界を上記永久磁石に対して集束する磁性部材を
    有することを特徴とする請求項11記載の光路切換装
    置。
  13. 【請求項13】 上記反射体を上記第1の位置と第2の
    位置に保持する保持手段を有することを特徴とする請求
    項11記載の光路切換装置。
  14. 【請求項14】 上記第1の永久磁石に含まれる第1の
    磁極と第2の磁極を、上記第1の永久磁石が第1の位置
    にあるとき上記第1の磁極が第2の磁極よりも磁界変更
    手段の近くに位置し、上記第1の永久磁石が第2の位置
    にあるとき上記第2の磁極が第1の磁極よりも磁界変更
    手段の近くに位置するように、上記反射体に対して配置
    することを特徴とする請求項13記載の光路切換装置。
  15. 【請求項15】 上記保持手段は、 上記反射体に取り付けられた第2の永久磁石と、 第1の鉄心を有し、上記第1の位置にある反射体の近傍
    に配置された第1の電磁石と、 第2の鉄心を有し、上記第2の位置にある反射体の近傍
    に配置された第2の電磁石と、 上記反射体が上記第1の位置にあるとき上記第1の電磁
    石を励磁した後、この電磁石の励磁電流を遮断し、上記
    第1の鉄心と上記第2の永久磁石とが吸引することによ
    り上記反射体を上記第1の位置に保持し、上記反射体が
    上記第2の位置にあるとき上記第2の電磁石を励磁した
    後、この電磁石の励磁電流を遮断し、上記第2の鉄心と
    上記第2の永久磁石とが吸引することにより上記反射体
    を第2の位置に保持する制御回路を有することを特徴と
    する請求項13記載の光路切換装置。
  16. 【請求項16】 上記反射体が上記第1の位置から上記
    第2の位置に移動するとき、上記第1の電磁石を励磁し
    て上記第2の永久磁石に対し反発力を作用する一方、 上記反射体が上記第2の位置から上記第1の位置に移動
    するとき、上記第2の電磁石を励磁して上記第2の永久
    磁石に対し反発力を作用する制御回路を有することを特
    徴とする請求項15記載の光路切換装置。
  17. 【請求項17】 上記反射体が上記第1の位置又は第2
    の位置にあるかを検出する検出手段を設けたことを特徴
    とする請求項11記載の光路切換装置。
  18. 【請求項18】 上記検出手段は、上記反射体に設けら
    れた導電部材と、上記反射体が第1の位置又は第2の位
    置にあるとき上記導電部材と接触する互いに絶縁された
    第1及び第2の端子と、上記第1の端子と第2の端子が
    電気的に接続されているか否かを検出する検出回路とを
    有することを特徴とする請求項17記載の光路切換装
    置。
  19. 【請求項19】 上記検出手段は、上記反射体に設けら
    れた導電部材と、上記反射体が第1の位置又は第2の位
    置にあるとき上記導電部材に近接する互いに絶縁された
    第1及び第2の電極と、上記第1と第2の電極間の静電
    容量の変化を検知する検出回路とを有することを特徴と
    する請求項17記載の光路切換装置。
  20. 【請求項20】 上記検出手段は、第1の位置又は第2
    の位置にある上記反射体の近傍に配置されたホトカプラ
    と、このホトカプラからの信号を検出する検出回路とを
    有することを特徴とする請求項17記載の光路切換装
    置。
  21. 【請求項21】 上記出光部、上記第1及び第2の受光
    部のいずれか一方は、光ファイバと、この光ファイバと
    同軸状に配置されたレンズと、これらの光ファイバとレ
    ンズを保持する保持部材とを有することを特徴とする請
    求項11記載の光路切換装置。
  22. 【請求項22】 上記出光部におけるレンズが光をコリ
    メートすることを特徴とする請求項21記載の光路切換
    装置。
  23. 【請求項23】 上記第1及び第2の受光部におけるレ
    ンズが光を集光することを特徴とする請求項21記載の
    光路切換装置。
  24. 【請求項24】 上記光ファイバとして、コア部がその
    端面近傍でテーパ状に拡大されたテーパファイバを適用
    することを特徴とする請求項21記載の光路切換装置。
  25. 【請求項25】 上記光ファイバとして、その端面を端
    面での反射光がコアの外部へ放射される程度に斜めに切
    断した光ファイバを適用することを特徴とする請求項2
    1記載の光路切換装置。
  26. 【請求項26】 上記出光部と上記第1及び第2の受光
    部の少なくともいずれか一方は、筒形状の微小レンズと
    光ファイバとを接続した構造の微小コリメータ付き光フ
    ァイバを有することを特徴とする請求項11記載の光路
    切換装置。
  27. 【請求項27】 上記微小コリメータ付き光ファイバと
    して、その端面を端面での反射光がコアの外部へ放射さ
    れる程度に斜めに切断した微小コリメータ付き光ファイ
    バを適用することを特徴とする請求項26記載の光路切
    換装置。
  28. 【請求項28】 (a) 並列に配置された第1の入射
    光路、第2の入射光路、第1の出射光路及び第2の出射
    光路と、(b) これら4つの光路の一端側に所定の間
    隔を置いて配置され、それぞれが反射面を有する4つの
    反射体と、(c) 上記4つの反射体を第1の配置状態
    と第2の配置状態とに切り換え、これら4つの反射体を
    利用して、上記第1の配置状態では上記第1の入射光路
    と第2の入射光路から送り出された光をそれぞれ第1の
    出射光路と第2の出射光路にそれぞれ導き、上記第2の
    配置状態では上記第1の入射光路と第2の入射光路から
    送り出された光をそれぞれ第2の出射光路と第1の出射
    光路にそれぞれ導く光スイッチとを有する、ことを特徴
    とする光路切換装置。
  29. 【請求項29】 上記4つの反射体は、2つの固定反射
    体と、2つの可動反射体からなり、 上記2つの可動反射体は、上記第1の配置状態において
    第1の位置を占め、上記第2の配置状態において第2の
    位置を占める、ことを特徴とする請求項28記載の光路
    切換装置。
  30. 【請求項30】 上記2つの固定反射体の2つの固定反
    射面と、2つの可動反射体の2つの可動反射面は、 第1の配置状態において、一つの固定反射面と一つの可
    動反射面が一つの直線上に配置されると共に残る固定反
    射面と残る可動反射面が上記直線とほぼ直交する別の直
    線上に配置され、 第2の配置状態において、一つの固定反射面と一つの可
    動反射面が一つの隣接する直交面を形成すると共に残る
    固定反射面と残る可動反射面が別の隣接する直交面を形
    成するように配置されることを特徴とする請求項29記
    載の光路切換装置。
  31. 【請求項31】 上記光スイッチは、上記2つの可動反
    射体を別々に支持する2つの可動部材と、これら2つの
    可動部材を第1の位置と第2の位置との間で移動させる
    移動機構とを有することを特徴とする請求項29又は3
    0に記載の光路切換装置。
  32. 【請求項32】 上記光スイッチは、上記2つの可動反
    射体を支持する一つの可動部材と、この可動部材を第1
    の位置と第2の位置との間で移動させる移動機構とを有
    することを特徴とする請求項29又は30に記載の光路
    切換装置。
  33. 【請求項33】 (a) 並列に配置された第1の入射
    光路、第2の入射光路、第1の出射光路及び第2の出射
    光路と、(b) これら4つの光路の一端側に所定の間
    隔を置いて配置され、互いに90度の内角をもって隣接
    する2つの大反射面と、90度の内角と270度の外角
    をもって順次隣接する4つの小反射面とを有する可動部
    材と、(c) この可動部材を、上記2つの大反射面に
    より第1及び第2の入射光路から送り出された光を第1
    及び第2の出射光路に導く第1の状態と、上記4つの小
    反射面により第1及び第2の入射光路から送り出された
    光を第2及び第1の出射光路に導く第2の状態とに切り
    換える移動機構とを有することを特徴とする光路切換装
    置。
  34. 【請求項34】 上記移動機構は、上記可動部材に設け
    た永久磁石と、この永久磁石を第1の位置に付勢する第
    1の磁界と第2の位置に付勢する第2の磁界とを形成す
    る磁界形成部とを有することを特徴とする請求項31か
    ら33のいずれかに記載の光路切換装置。
  35. 【請求項35】 上記移動機構はまた、上記永久磁石の
    下に配置され、該永久磁石の磁界に反発する磁界を作用
    させる反発磁界形成部を有することを特徴とする請求項
    34記載の光路切換装置。
  36. 【請求項36】 上記第1の位置及び第2の位置の近傍
    に固定され、これら上記第1の位置及び第2の位置に上
    記永久磁石があるとき、この永久磁石との間に磁気吸引
    力を生じる磁性部材を有することを特徴とする請求項3
    3又は34に記載の光路切換装置。
  37. 【請求項37】 上記磁性部材が上記磁界形成部の励磁
    部であることを特徴とする請求項36記載の光路切換装
    置。
  38. 【請求項38】 上記可動反射体が上記第1の位置又は
    上記第2の位置にあるかを検出する検出手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項29から32、34から37のい
    ずれかに記載の光路切換装置。
  39. 【請求項39】 上記検出手段は、上記可動反射体と共
    に移動する導電部材と、上記可動反射体が第1の位置又
    は第2の位置にあるとき上記導電部材と接触する互いに
    絶縁された第1及び第2の端子と、上記第1の端子と第
    2の端子が電気的に接続されているか否かを検出する検
    出回路とを有することを特徴とする請求項38記載の光
    路切換装置。
  40. 【請求項40】 上記検出手段は、上記可動反射面と共
    に移動する導電部材と、上記可動反射面が第1の位置又
    は第2の位置にあるとき上記導電部材に近接する互いに
    絶縁された第1及び第2の電極と、第1と第2の電極間
    の静電容量変化を検出する検出回路とを有することを特
    徴とする請求項38記載の光路切換装置。
  41. 【請求項41】 上記検出手段は、上記第1の位置又は
    第2の位置にある可動反射体の近傍に配置されたホトカ
    プラと、このホトカプラからの信号を検出する検出回路
    とを有することを特徴とする請求項38記載の光路切換
    装置。
  42. 【請求項42】 上記可動部材が上記第1の状態又は上
    記第2の状態にあるかを検出する検出手段を設けたこと
    を特徴とする請求項33に記載の光路切換装置。
  43. 【請求項43】 上記入射光路と上記出射光路の少なく
    ともいずれか一方は、レンズと、このレンズと同軸上に
    配置された光ファイバとを有することを特徴とする請求
    項28から42のいずれかに記載の光路切換装置。
  44. 【請求項44】 上記レンズがコリメートレンズである
    請求項43記載の光路切換装置。
  45. 【請求項45】 上記入射光路と上記出射光路の少なく
    ともいずれか一方は、コア部の端面近傍がテーパ状に拡
    大されたテーパファイバを有することを特徴とする請求
    項28から42のいずれかに記載の光路切換装置。
  46. 【請求項46】 上記光ファイバとして、その端面を端
    面での反射光がコアの外部へ放射される程度に斜めに切
    断した光ファイバを適用することを特徴とする請求項4
    3記載の光路切換装置。
  47. 【請求項47】 上記入射光路と上記出射光路の少なく
    ともいずれか一方は微小コリメータ付き光ファイバであ
    ることを特徴とする請求項28から42のいずれかに記
    載の光路切換装置。
  48. 【請求項48】 上記微小コリメータ付き光ファイバと
    して、その端面を端面での反射光がコアの外部へ放射さ
    れる程度に斜めに切断した微小コリメータ付き光ファイ
    バを適用することを特徴とする請求項47記載の光路切
    換装置。
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