JP2000097675A - 光ディスクの偏心量測定装置 - Google Patents

光ディスクの偏心量測定装置

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JP2000097675A
JP2000097675A JP10269400A JP26940098A JP2000097675A JP 2000097675 A JP2000097675 A JP 2000097675A JP 10269400 A JP10269400 A JP 10269400A JP 26940098 A JP26940098 A JP 26940098A JP 2000097675 A JP2000097675 A JP 2000097675A
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JP
Japan
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signal
optical disc
boundary
eccentricity
laser beam
Prior art date
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Pending
Application number
JP10269400A
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English (en)
Inventor
Wataru Katsuta
渉 葛田
Toshio Akai
俊夫 赤井
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な調整作業が不要で且つ小型なシステム
を構成できる光ディスクの偏心量測定装置を提供する 【解決手段】 信号記録部分1aとこれに隣接し信号が
記録されていない鏡面平面部分1bとを有する光ディス
ク1の偏心量測定装置であって、光ディスク1を回転駆
動するモータ2aと、鏡面平面部分1bと信号記録部分
1aとの境界を含む領域にレーザ光束3aを照射するレ
ーザ光源3と、光ディスク1によって反射されたレーザ
光束を撮像するカメラ4と、カメラ4の出力信号から鏡
面平面部分1bと信号記録部分1aとの境界に対応する
境界信号を生成するエッジ検出回路5と、光ディスク1
の回転に伴う境界信号の時間軸上での変動を計測するタ
イムインターバル測定回路7とからなる光ディスクの偏
心量測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク生産時の
管理項目であるディスクの偏心量を測定する測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスクの偏心量測定は、光デ
ィスク装置のピックアップを用いて、光ピックアップの
動作にフォーカスサーボ制御をかけ、トラックサーボ制
御をかけないときのトラック誤差信号を図1のように抽
出し、光ピックアップの光ビームが横断するトラックの
本数を光ディスクの一周についてカウントし、その本数
にトラックピッチを掛けて(偏心量=トラックピッチ×
カウント値/2)偏心量を求めるというという方法によ
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、フォーカスサーボ回路や光ピック
アップの取り付け位置などの調整が必要になり調整に専
門知識が求められるとともに、調整機構等によりシステ
ムが大型になってしまうという問題があった。従って、
本願発明は専門性を要する複雑な調整作業が不要で且つ
小型なシステムを構成できる光ディスクの偏心量測定装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みなされたものであり、請求項1に係る発明は、「信
号がピット列又は連続溝の形態で同心円状又は螺旋状に
形成された信号記録部分と該信号記録部分に隣接し信号
が記録されていない鏡面平面部分とを有する光ディスク
の偏心量測定装置であって、該光ディスクを回転駆動す
る駆動手段と、該鏡面平面部分と該信号記録部分との境
界を含む有限の領域にレーザ光束を照射するレーザ光束
照射手段と、該光ディスクによって反射された該レーザ
光束又は該光ディスクを透過した該レーザ光束を検出す
る検出手段と、該検出手段の出力信号から該鏡面平面部
分と該信号記録部分との境界に対応する境界信号を生成
する信号処理手段と、該光ディスクの回転に伴う該境界
信号の時間軸上での変動を計測する計測手段とを有する
ことを特徴とする光ディスクの偏心量測定装置。」を提
供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図2は、本発明の実施の形
態に係る光ディスクの偏心測定装置の概略構成を示すブ
ロック図である。図2に示すように、一般に光ディスク
1には信号が記録されている信号部分1a(ピット1c
がある部分)と信号が記録されていない鏡面平面部分1
bが隣接して存在する。2aは、光ディスク1を回転さ
せるモータであり、2bは、ディスク保持のための錘で
ある。
【0006】3は、レーザ光束の断面形状をミラーやス
リットなどの光学素子によってストライプ状の光束3a
に整形し光ディスク1に照射するレーザ光源である。こ
のレーザ光束3aの幅は調整や測定の容易性を考慮した
場合、2mm以上が好適である。
【0007】図2、図3に示すように、レーザ光源3を
斜め入射で光ディスク1の表面に照射し、ストライプ状
の光束3aが信号部分1aと鏡面平面部分1bを跨ぐ状
態にする。このとき、ストライプ状の光束3aは、その
延長方向が光ディスク1の略中心を通るようにその方向
を設定する。4は、一次元ラインCCDを撮像素子とし
て内蔵したカメラであり、光ディスク1からの反射光束
を撮像するために光ディスク1からのストライプ状の光
束3aの反射光を受光するように設置する。レーザ光源
3とカメラ4の光ディスク1に対する位置関係を図4、
図5にそれぞれ示す。
【0008】次に、このように構成された光ディスク偏
心測定装置について図6、図7を用いて、以下その動作
について説明する。レーザ光源3から光ディスク1に照
射されたレーザ光束3aはディスク上で反射しカメラ4
で受光する。
【0009】このとき、レーザ光束3aは光ディスク1
の信号部分1aではピット部分で回折を受け、その0次
回折光のレベルは、鏡面平面部分1bで正反射を受けた
反射光のレベルより低くなる。このため、カメラ4の出
力信号は、図6に示すように信号部分1aと鏡面平面部
分1bとの境界部でレベル差が生じることになる。図2
に示すエッジ検出回路5は、この出力信号から信号部分
1aと鏡面平面部分1bとの境界部に対応するエッジ信
号を生成する。
【0010】このエッジ信号とカメラ4のCCDの走査
タイミングを決める同期信号等から基準パルスを生成す
る基準パルス生成回路6からの基準パルスを図2に示す
タイムインターバル測定回路7に入力する。
【0011】タイムインターバル測定回路7は、基準パ
ルスの立ち上がりとエッジ信号の立ち上がりとの時間差
を計測する回路であり、光ディスク1の微少回転角毎に
この時間差を計測して光ディスク1の1回転分の時間差
データを蓄積する。図7はこのようにして得られた光デ
ィスクの1回転分の時間差データをプロットしたもので
ある。この曲線のP−P値に予め求めておいた常数K=
移動量[μm]/時間[s]を掛けた値が光ディスク1の偏
心量となる。なお、この常数Kは、偏心量が既知の光デ
ィスクを用いて求めておけばよい。
【0012】以上に説明した本発明の実施の形態に係る
光ディスクの偏心量測定装置によれば、光ディスク1に
存在する信号部分1aと鏡面平面部分1bの境界を検出
し、その振れを測定することにより簡単にディスクの偏
心量を測定することが出来る。
【0013】なお、ここで説明した光ディスクの偏心量
測定装置では、光ディスク1が反射型の場合について述
べたが、本発明はこれに限定されるものではない。光デ
ィスクが透過型である場合は、レーザ光源3とカメラ4
をディスク1を介して対向するように配置すればよい。
【0014】また、ここではレーザ光源3はミラーやス
リットなどの光学素子によってストライプ状の光束3a
に整形し光ディスク1に照射する構成を例にとって説明
したが、有限のスポット径を有するレーザビームをポリ
ゴン等を用いて走査するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
クの偏心量測定装置によれば、専門性を要する複雑な調
整作業が不要で且つ小型なシステムを安価に構成するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来における光ディスクの偏心量測定に用いら
れたトラック誤差信号の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る光ディスクの偏心測
定装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る光ディスクの偏心測
定装置におけるレーザ光束の照射態様を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係る光ディスクの偏心測
定装置におけるレーザ光源と光ディスクの位置関係を示
す部分断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る光ディスクの偏心測
定装置におけるカメラと光ディスクの位置関係を示す部
分断面図である。
【図6】カメラの出力信号、エッジ信号、基準パルスの
関係を示す波形図である。
【図7】光ディスクの1回転分の時間差データをプロッ
トした曲線である。
【符号の説明】
1 光ディスク 1a 信号部分 1b 鏡面平面部分 1c ピット 3 レーザ光源 3a ストライプ状の光束 4 カメラ 5 エッジ検出回路 6 基準パルス生成回路 7 タイムインターバル測定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA00 AA12 BB02 BB03 BB16 BB18 CC03 DD00 DD02 FF32 FF44 FF48 FF65 GG04 HH05 HH12 JJ02 JJ08 JJ25 LL11 LL28 MM22 PP13 QQ23 QQ28 5D118 AA06 AA27 BA01 CA13 CB02 CD12 CF19 CG02 DA40 5D121 AA05 HH05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号がピット列又は連続溝の形態で同心円
    状又は螺旋状に形成された信号記録部分と該信号記録部
    分に隣接し信号が記録されていない鏡面平面部分とを有
    する光ディスクの偏心量測定装置であって、 該光ディスクを回転駆動する駆動手段と、 該鏡面平面部分と該信号記録部分との境界を含む有限の
    領域にレーザ光束を照射するレーザ光束照射手段と、 該光ディスクによって反射された該レーザ光束又は該光
    ディスクを透過した該レーザ光束を検出する検出手段
    と、 該検出手段の出力信号から該鏡面平面部分と該信号記録
    部分との境界に対応する境界信号を生成する信号処理手
    段と、 該光ディスクの回転に伴う該境界信号の時間軸上での変
    動を計測する計測手段とを有することを特徴とする光デ
    ィスクの偏心量測定装置。
JP10269400A 1998-09-24 1998-09-24 光ディスクの偏心量測定装置 Pending JP2000097675A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003010488A1 (fr) * 2001-07-27 2003-02-06 Hamamatsu Metrix Co., Ltd. Unite de capteur optique composite et dispositif d'inspection de disque optique l'utilisant
CN100419375C (zh) * 2002-03-28 2008-09-17 通用电气公司 侧面照明的三维边缘定位方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003010488A1 (fr) * 2001-07-27 2003-02-06 Hamamatsu Metrix Co., Ltd. Unite de capteur optique composite et dispositif d'inspection de disque optique l'utilisant
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