JP2000097377A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2000097377A
JP2000097377A JP10266006A JP26600698A JP2000097377A JP 2000097377 A JP2000097377 A JP 2000097377A JP 10266006 A JP10266006 A JP 10266006A JP 26600698 A JP26600698 A JP 26600698A JP 2000097377 A JP2000097377 A JP 2000097377A
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pipe joint
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教典 生路
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直紀 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的低い回転トルクが作用しても、小径化
されたパイプがガスケットに対し摺動することがない管
継手を提供すること。 【解決手段】 第1実施の形態の管継手10は、締付部
材16に継手本体15を螺合させることによって、継手
本体15の内部を無転状態で移動するパイプ11の流路
12に対し締付部材16の流路17を連結させるもので
ある。そして、流路12、17の連結面からの漏れを防
止するために、流路12、17の連結面において、ガス
ケット19を挟持している。このとき、流路12、17
の連結面の外周側においても、パイプ11に握着された
インナーフェルール13と締付部材17で、ガスケット
19を挟持している。従って、パイプ11に回転トルク
が作用した場合には、流路12、17の連結面におい
て、パイプ11とガスケット19の間に生じる摩擦力
で、さらに、流路12、17の連結面の外周側におい
て、インナーフェルール13を介してパイプ11とガス
ケット19の間に生じる摩擦力で、パイプ11の回転を
防止することとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体用ガスの配
管ラインに使用される管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造装置における半導体用
ガスの配管ラインでは、例えば、図10に示すような管
継手100を使用していた。ここでは、図10の管継手
100について説明する。パイプ102には、スラスト
軸受であるアウターフェルール104が嵌通されてい
る。さらに、パイプ102には、楔部材であるインナー
フェルール103が装着されている。かかるインナーフ
ェルール103は、パイプ102の外周に形成された溝
に係合するとともに、パイプ102とアウターフェルー
ル104とをはめあわせている。
【0003】従って、締付部材106に継手本体105
を螺合させて、継手本体105の内側がアウターフェル
ール104を押圧しても、パイプ102は継手本体10
5の内部を無転状態で移動することができる。また、こ
のとき、インナーフェルール103がくさび形状である
ことから、パイプ102とアウターフェルール104と
のはめあいを確実にすることができる。
【0004】そして、締付部材106に対して継手本体
105が締め付けられると、継手本体105の内部を無
転状態で移動するパイプ102が、ホルダー108を介
して締付部材106に取り付けられたガスケット109
を、押しつぶした状態にする。
【0005】これにより、図10の管継手100は、パ
イプ101の流路102に対し締付部材106の流路1
07を連結させることができる。また、流路102、1
07の連結面においては、ガスケット109がパイプ1
01と締付部材106によって挟持されているので、流
路102、107の連結面からの漏れを防止することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
の管継手100においては、パイプ101とガスケット
109の摩擦力のみでパイプ101の回転を防止してい
るので、半導体製造装置のコンパクト化の要請に伴っ
て、管継手100の小型化やパイプ101の小径化がさ
らに進むようになると(例えば、パイプ101の径を、
6.35mmから3.175mmに小径化する要請があ
る)、比較的低い回転トルクがパイプ101に作用する
だけで、パイプ101が回転するおそれがあり、そのた
め、パイプ101がガスケット109に対し摺動し、流
路102、107の連結面から漏れが発生するおそれが
あった。
【0007】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、比較的低い回転トルク
が作用しても、小径化されたパイプがガスケットに対し
摺動することがない管継手を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に成された請求項1に係る管継手は、締付部材に継手本
体を螺合させることによって、前記継手本体の内部を無
転状態で移動するパイプの流路に対し前記締付部材の流
路を連結させるとともに、前記流路の連結面でガスケッ
トを挟持することによって、前記流路の連結面からの漏
れを防止する管継手であって、前記流路の連結面の外周
側で前記ガスケットを前記パイプと前記締付部材が挟持
することを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係る管継手は、請求項1
に記載する管継手であって、前記パイプの流路及び前記
締付部材の流路が他の流路と他の管継手により連結され
ることを特徴とする。また、請求項3に係る管継手は、
請求項2に記載する管継手であって、前記継手本体に内
在するスラスト軸受と前記パイプとを楔部材によりはめ
あわせることによって、前記継手本体の内部を前記パイ
プが無転状態で移動するとともに、前記楔部材によっ
て、前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを挟持
することを特徴とする。
【0010】また、請求項4に係る管継手は、請求項1
に記載する管継手であって、前記パイプの流路及び前記
締付部材の流路が他の流路と溶接によって連結されるこ
とを特徴とする。また、請求項5に係る管継手は、請求
項4に記載する管継手であって、前記流路の連結面の外
周側で前記ガスケットを挟持する面を有する挟持部材
が、前記パイプと一体にあることを特徴とする。
【0011】また、請求項6に係る管継手は、請求項1
乃至請求項5のいずれか一つに記載する管継手であっ
て、前記パイプ又は前記締付部材が接続ジョイントであ
ることを特徴とする。また、請求項7に係る管継手は、
請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載する管継手
であって、前記パイプ又は前記締付部材が流体機器の接
続ポートであることを特徴とする。
【0012】また、請求項8に係る管継手は、締付部材
と継手本体を螺合させることによって、前記継手本体の
内部を無転状態で移動する2本のパイプの流路を連結さ
せるとともに、前記流路の連結面でガスケットを挟持す
ることによって、前記流路の連結面からの漏れを防止す
る管継手であって、前記流路の連結面の外周側で前記ガ
スケットを前記パイプ同士が挟持することを特徴とす
る。
【0013】また、請求項9に係る管継手は、請求項8
に記載する管継手であって、前記パイプの流路が他の流
路と他の管継手によって連結されることを特徴とする。
また、請求項10に係る管継手は、請求項9に記載する
管継手であって、前記継手本体に内在するスラスト軸受
と前記パイプとを楔部材によりはめあわせることによっ
て、前記継手本体の内部を前記パイプが無転状態で移動
するとともに、前記楔部材によって、前記流路の連結面
の外周側で前記ガスケットを挟持することを特徴とす
る。
【0014】また、請求項11に係る管継手は、請求項
8に記載する管継手であって、前記パイプの流路が他の
流路と溶接によって連結されることを特徴とする。ま
た、請求項12に係る管継手は、請求項11に記載する
管継手であって、前記流路の連結面の外周側で前記ガス
ケットを挟持する面を有する挟持部材が、前記パイプと
一体にあることを特徴とする。
【0015】また、請求項13に係る管継手は、請求項
8乃至請求項12のいずれか一つに記載する管継手であ
って、前記パイプのいずれか一方が接続ジョイントであ
ることを特徴とする。また、請求項14に係る管継手
は、請求項8乃至請求項12のいずれか一つに記載する
管継手であって、前記パイプのいずれか一方が流体機器
の接続ポートであることを特徴とする。
【0016】また、請求項15に係る管継手は、請求項
1乃至請求項14のいずれか一つに記載する管継手であ
って、前記流路の連結面でガスケットを挟持した後に、
前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを挟持する
ことを特徴とする。
【0017】また、請求項16に係る管継手は、請求項
1乃至請求項15のいずれか一つに記載する管継手であ
って、前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを挟
持する表面が平面であることを特徴とする。
【0018】また、請求項17に係る管継手は、請求項
1乃至請求項15のいずれか一つに記載する管継手であ
って、前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを挟
持する表面が凹凸面であることを特徴とする。また、請
求項18に係る管継手は、請求項17に記載する管継手
であって、前記凹凸面をスリットで形成したことを特徴
とする。また、請求項19に係る管継手は、請求項17
に記載する管継手であって、前記凹凸面を突起物で形成
したことを特徴とする。
【0019】また、請求項20に係る管継手は、請求項
1乃至請求項19のいずれか一つに記載する管継手であ
って、半導体用ガスの配管ラインに使用されることを特
徴とする。
【0020】このような特定事項を有する本発明の管継
手では、締付部材に継手本体を螺合させることによっ
て、継手本体の内部を無転状態で移動するパイプの流路
に対し締付部材の流路を連結させるものである。あるい
は、締付部材と継手本体を螺合させることによって、継
手本体の内部を無転状態で移動する2本のパイプの流路
を連結させるものである。これらにおいては、流路の連
結面からの漏れを防止するために、流路の連結面におい
て、ガスケットを挟持している。
【0021】このとき、流路の連結面の外周側において
も、パイプと締付部材で、あるいは、2本のパイプ同士
で、ガスケットを挟持している。従って、パイプに回転
トルクが作用した場合には、流路の連結面において、さ
らに、流路の連結面の外周側において、パイプとガスケ
ットの間に生じる摩擦力で、パイプの回転を防止するこ
ととなる。
【0022】一方、従来技術のものにおいては、流路の
連結面において、パイプとガスケットの間に生じる摩擦
力のみで、パイプの回転を防止している。よって、本発
明の管継手においては、従来技術のものと比べて、パイ
プの回転を防止できる限界値(回転させずにパイプに作
用させることができる回転トルクの最大値)を、流路の
連結面の外周側においてパイプとガスケットの間に生じ
る摩擦力に、パイプの回転中心までの距離を乗じること
によって得られる値だけ、増加させることができる。
【0023】従って、パイプの回転を防止できる限界値
(回転させずにパイプに作用させることができる回転ト
ルクの最大値)の増加分は、流路の連結面の外周側にお
いてパイプとガスケットの間に生じる摩擦力の大きさに
も依存することになるので、流路の連結面の外周側でガ
スケットを挟持する表面を、平面にして接触面積を増加
させたり、凹凸面にしてガスケットに対し係り合いを生
じさせたりすることによって、パイプの回転を防止でき
る限界値(回転させずにパイプに作用させることができ
る回転トルクの最大値)の増加分を大きくさせることが
できる。
【0024】すなわち、本発明の管継手では、流路の連
結面において、さらに、流路の連結面の外周側におい
て、パイプとガスケットの間に生じる摩擦力で、パイプ
の回転を防止しており、従来技術のものと比べた場合、
流路の連結面の外周側においてパイプとガスケットの間
に生じる摩擦力に、パイプの回転中心までの距離を乗じ
ることによって得られる値だけ、パイプの回転を防止で
きる限界値(回転させずにパイプに作用させることがで
きる回転トルクの最大値)を増加させることができるの
で、比較的低い回転トルク(従来技術において小型化さ
れたパイプが回転するおそれがある値のもの)が作用し
ても、小径化されたパイプがガスケットに対し摺動する
ことはない。
【0025】また、流路の連結面でガスケットを挟持し
た後に、さらに、流路の連結面の外周側でガスケットを
挟持するようにすれば、締付部材と継手本体を締め付け
た際において、締付トルクの増加によって、流路の連結
面でガスケットを挟持した時点、さらに、流路の連結面
の外周側でガスケットを挟持した時点を判断することが
できるから、作業者に締め付け過ぎを知らせることがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。図3は、第1の実施の形態の管
継手10の分解組立図である。第1の実施の形態の管継
手10は、パイプ11の流路12(図1、図2参照)と
締付部材16の流路17(図1、図2参照)を連結する
ものであって、楔部材であるインナーフェルール13、
スラスト軸受であるアウターフェルール14、継手本体
15、締付部材16、ホルダー18、金属製のガスケッ
ト19などからなる。
【0027】また、図2は、第1の実施の形態の管継手
10の断面図である。第1の実施の形態の管継手10で
は、パイプ11に対し、アウターフェルール14が嵌通
されている。さらに、パイプ11には、インナーフェル
ール13が装着されている。かかるインナーフェルール
13は、パイプ11の外周に形成された溝に係合すると
ともに、パイプ11とアウターフェルール14とをはめ
あわせている。
【0028】従って、締付部材16に継手本体15を螺
合させて、継手本体15の内側がアウターフェルール1
4を押圧しても、パイプ11は継手本体15の内部を無
転状態で移動することができる。また、このとき、イン
ナーフェルール13がくさび形状であることから、パイ
プ11とアウターフェルール14とのはめあいを確実に
することができる。
【0029】そして、締付部材16に継手本体15を螺
合させ続けると、図2に示すように、継手本体15の内
部をパイプ11が無転状態で移動し、ホルダー18を介
してパイプ11に取り付けられたガスケット19が、締
付部材16と当接する。尚、図3においては、ガスケッ
ト19は、ホルダー18を介して、締付部材16に取り
付けられるが、どちらに取り付けてもかまわない。
【0030】さらに、締付部材16に継手本体15を螺
合させ続けると、図1に示すように、パイプ11と締付
部材16で、ガスケット19を押しつぶした状態にする
ことができるので(図1参照)、パイプ11の流路12
に対し締付部材16の流路17を連結させることができ
る。このとき、流路12、17の連結面においては、ガ
スケット19がパイプ11と締付部材16によって挟持
されているので、流路12、17の連結面からの漏れを
防止することができる。また、さらに、締付部材16に
継手本体15を螺合させ続けると、流路12、17の連
結面の外周側で、ガスケット19をインナーフェルール
13と締付部材16によって挟持する。
【0031】インナーフェルール13は、上述したよう
に、パイプ11とアウターフェルール14とのはめあい
を確実にするものであり、締付部材16に継手本体15
を締め付けた際には、パイプ11を握りしめるように支
持することから、パイプ11に固定化された状態にあ
る。従って、パイプ11に大きな回転トルクが作用して
も、インナーフェルール13は、パイプ11に対して摺
動することはない。
【0032】また、インナーフェルール13の断面図で
ある図4や、インナーフェルール13の正面図(図3の
矢視Pから見たもの)である図5が示すように、流路1
2、17の連結面の外周側でガスケット19を締付部材
16とともに挟持するインナーフェルール13の表面
は、スリット21によって、凹凸面22になっている。
【0033】以上詳細に説明したように、第1実施の形
態の管継手10では、締付部材16に継手本体15を螺
合させることによって、継手本体15の内部を無転状態
で移動するパイプ11の流路12に対し締付部材16の
流路17を連結させるものである。そして、流路12、
17の連結面からの漏れを防止するために、流路12、
17の連結面において、ガスケット19を挟持してい
る。
【0034】このとき、流路12、17の連結面の外周
側においても、パイプ11に握着されたインナーフェル
ール13と締付部材17で、ガスケット19を挟持して
いる。従って、パイプ11に回転トルクが作用した場合
には、流路12、17の連結面において、パイプ11と
ガスケット19の間に生じる摩擦力で、さらに、流路1
2、17の連結面の外周側において、インナーフェルー
ル13を介してパイプ11とガスケット19の間に生じ
る摩擦力で、パイプ11の回転を防止することとなる。
【0035】一方、従来技術の管継手100(図10参
照)においては、流路102、107の連結面におい
て、パイプ101とガスケット109の間に生じる摩擦
力のみで、パイプ101の回転を防止している。よっ
て、第1実施の形態の管継手10においては、従来技術
の管継手100と比べて、パイプ11の回転を防止でき
る限界値(回転させずにパイプ11に作用させることが
できる回転トルクの最大値)を、流路12、17の連結
面の外周側においてインナーフェルール13を介してパ
イプ11とガスケット19の間に生じる摩擦力に、パイ
プ11の回転中心までの距離を乗じることによって得ら
れる値だけ、増加させることができる。
【0036】従って、パイプ11の回転を防止できる限
界値(回転させずにパイプ11に作用させることができ
る回転トルクの最大値)の増加分は、流路12、17の
連結面の外周側においてインナーフェルール13を介し
てパイプ11とガスケット19の間に生じる摩擦力の大
きさにも依存することになるので、流路12、17の連
結面の外周側でガスケット19を挟持するインナーフェ
ルール13の表面を、凹凸面22にしてガスケット19
に対し係り合いを生じさせることによって、パイプ11
の回転を防止できる限界値(回転させずにパイプ11に
作用させることができる回転トルクの最大値)の増加分
を大きくさせている。
【0037】すなわち、第1実施の形態の管継手10で
は、流路12、17の連結面において、さらに、流路1
2、17の連結面の外周側において、パイプ11とガス
ケット19の間に生じる摩擦力で、パイプ11の回転を
防止しており、従来技術のものと比べた場合、流路1
2、17の連結面の外周側においてパイプ11とガスケ
ット19の間に生じる摩擦力に、パイプ11の回転中心
までの距離を乗じることによって得られる値だけ、パイ
プ11の回転を防止できる限界値(回転させずにパイプ
11に作用させることができる回転トルクの最大値)を
増加させることができるので、比較的低い回転トルク
(従来技術において小型化されたパイプ101が回転す
るおそれがある値のもの)が作用しても、小径化された
パイプ11がガスケット19に対し摺動することはな
い。
【0038】また、流路12、17の連結面でガスケッ
ト19を挟持した後に、さらに、流路12、17の連結
面の外周側でガスケット19を挟持するようにしている
ので、締付部材16と継手本体15を締め付けた際にお
いて、締付トルクの増加によって、流路12、17の連
結面でガスケット19を挟持した時点、さらに、流路1
2、17の連結面の外周側でガスケット19を挟持した
時点を判断することができるから、作業者に締め付け過
ぎを知らせることができる。
【0039】次に、第2の実施の形態の管継手について
説明する。図6は、第2の実施の形態の管継手30の断
面図である。第2の実施の形態の管継手30は、パイプ
31の流路32とパイプ36の流路37を連結するもの
であって、楔部材であるインナーフェルール33、3
9、スラスト軸受であるアウターフェルール34、3
8、継手本体35、締付部材42、ホルダー40、金属
製のガスケット41などからなる。
【0040】また、第2の実施の形態の管継手30で
は、パイプ31に対し、アウターフェルール34が嵌通
されている。さらに、パイプ31には、インナーフェル
ール33が装着されている。かかるインナーフェルール
33は、パイプ31の外周に形成された溝に係合すると
ともに、パイプ31とアウターフェルール34とをはめ
あわせている。
【0041】従って、締付部材42と継手本体35を螺
合させて、継手本体35の内側がアウターフェルール3
4を押圧しても、パイプ31は継手本体35の内部を無
転状態で移動することができる。また、このとき、イン
ナーフェルール33がくさび形状であることから、パイ
プ31とアウターフェルール34とのはめあいを確実に
することができる。
【0042】また、同様にして、パイプ36に対し、ア
ウターフェルール38が嵌通されている。さらに、パイ
プ36には、インナーフェルール39が装着されてい
る。かかるインナーフェルール39は、パイプ36の外
周に形成された溝に係合するとともに、パイプ36とア
ウターフェルール38とをはめあわせている。
【0043】従って、締付部材42と継手本体35を螺
合させて、締付部材42の内側がアウターフェルール3
8を押圧しても、パイプ36は継手本体35の内部を無
転状態で移動することができる。また、このとき、イン
ナーフェルール38がくさび形状であることから、パイ
プ36とアウターフェルール38とのはめあいを確実に
することができる。
【0044】そして、第2の実施の形態の管継手30で
は、締付部材42と継手本体35を螺合させ続けると、
図6に示すように、継手本体35の内部をパイプ31、
36が無転状態で移動し、ホルダー18を介してパイプ
31に取り付けられたガスケット41が、パイプ36と
当接する。
【0045】さらに、締付部材42と継手本体35を螺
合させ続けると、図示はしないが、2本のパイプ31、
36で、ガスケット41を押しつぶした状態にすること
ができるので、パイプ31の流路32に対しパイプ36
の流路37を連結させることができる。このとき、流路
32、37の連結面においては、ガスケット41が2本
のパイプ31、36によって挟持されているので、流路
32、37の連結面からの漏れを防止することができ
る。また、さらに、締付部材42と継手本体35を螺合
させ続けると、流路32、37の連結面の外周側で、ガ
スケット41を2つのインナーフェルール33、39に
よって挟持する。
【0046】インナーフェルール33は、上述したよう
に、パイプ31とアウターフェルール34とのはめあい
を確実にするものであり、締付部材42に継手本体35
を締め付けた際には、パイプ31を握りしめるように支
持することから、パイプ31に固定化された状態にあ
る。従って、パイプ31に大きな回転トルクが作用して
も、インナーフェルール33は、パイプ31に対して摺
動することはない。
【0047】同様にして、インナーフェルール39は、
上述したように、パイプ36とアウターフェルール38
とのはめあいを確実にするものであり、締付部材42に
継手本体35を締め付けた際には、パイプ36を握りし
めるように支持することから、パイプ36に固定化され
た状態にある。従って、パイプ36に大きな回転トルク
が作用しても、インナーフェルール39は、パイプ36
に対して摺動することはない。
【0048】尚、2つのインナーフェルール33、39
は、第1実施の形態のインナーフェルール13と同様な
ものである。
【0049】以上詳細に説明したように、第2実施の形
態の管継手30では、締付部材42と継手本体35を螺
合させることによって、継手本体35の内部を無転状態
で移動する2本のパイプ31、36の流路32、37を
連結させるものである。そして、流路32、37の連結
面からの漏れを防止するために、流路32、37の連結
面において、ガスケット41を挟持している。
【0050】このとき、流路32、37の連結面の外周
側においても、パイプ31に握着されたインナーフェル
ール33とパイプ36に握着されたインナーフェルール
39で、ガスケット41を挟持している。従って、パイ
プ31に回転トルクが作用した場合には、流路32、3
7の連結面において、パイプ31とガスケット41の間
に生じる摩擦力で、さらに、流路32、37の連結面の
外周側において、インナーフェルール33を介してパイ
プ31とガスケット41の間に生じる摩擦力で、パイプ
31の回転を防止することとなる。
【0051】一方、従来技術の管継手100(図10参
照)においては、流路102、107の連結面におい
て、パイプ101とガスケット109の間に生じる摩擦
力のみで、パイプ101の回転を防止している。よっ
て、第2実施の形態の管継手30においては、従来技術
の管継手100と比べて、パイプ31の回転を防止でき
る限界値(回転させずにパイプ31に作用させることが
できる回転トルクの最大値)を、流路32、37の連結
面の外周側においてインナーフェルール33を介してパ
イプ31とガスケット41の間に生じる摩擦力に、パイ
プ31の回転中心までの距離を乗じることによって得ら
れる値だけ、増加させることができる。
【0052】従って、パイプ31の回転を防止できる限
界値(回転させずにパイプ31に作用させることができ
る回転トルクの最大値)の増加分は、流路32、37の
連結面の外周側においてインナーフェルール33を介し
てパイプ31とガスケット41の間に生じる摩擦力の大
きさにも依存することになるので、流路32、37の連
結面の外周側でガスケット41を挟持するインナーフェ
ルール33の表面を、凹凸面にしてガスケット41に対
し係り合いを生じさせることによって、パイプ31の回
転を防止できる限界値(回転させずにパイプ31に作用
させることができる回転トルクの最大値)の増加分を大
きくさせている。
【0053】尚、パイプ36に回転トルクが作用した場
合においても、同様なことが言える。
【0054】すなわち、第2実施の形態の管継手30で
は、流路32、37の連結面において、さらに、流路3
2、37の連結面の外周側において、パイプ31とガス
ケット41の間に生じる摩擦力で、パイプ31の回転を
防止しており、従来技術のものと比べた場合、流路3
2、37の連結面の外周側においてパイプ31とガスケ
ット41の間に生じる摩擦力に、パイプ31の回転中心
までの距離を乗じることによって得られる値だけ、パイ
プ31の回転を防止できる限界値(回転させずにパイプ
31に作用させることができる回転トルクの最大値)を
増加させることができるので、比較的低い回転トルク
(従来技術において小型化されたパイプ101が回転す
るおそれがある値のもの)が作用しても、小径化された
パイプ31がガスケット41に対し摺動することはな
い。
【0055】同様にして、第2実施の形態の管継手30
では、流路32、37の連結面において、さらに、流路
32、37の連結面の外周側において、パイプ36とガ
スケット41の間に生じる摩擦力で、パイプ36の回転
を防止しており、従来技術のものと比べた場合、流路3
2、37の連結面の外周側においてパイプ36とガスケ
ット41の間に生じる摩擦力に、パイプ36の回転中心
までの距離を乗じることによって得られる値だけ、パイ
プ36の回転を防止できる限界値(回転させずにパイプ
36に作用させることができる回転トルクの最大値)を
増加させることができるので、比較的低い回転トルク
(従来技術において小型化されたパイプ101が回転す
るおそれがある値のもの)が作用しても、小径化された
パイプ36がガスケット41に対し摺動することはな
い。
【0056】また、流路32、37の連結面でガスケッ
ト41を挟持した後に、さらに、流路32、37の連結
面の外周側でガスケット41を挟持するようにしている
ので、締付部材42と継手本体35を締め付けた際にお
いて、締付トルクの増加によって、流路32、37の連
結面でガスケット41を挟持した時点、さらに、流路3
2、37の連結面の外周側でガスケット41を挟持した
時点を判断することができるから、作業者に締め付け過
ぎを知らせることができる。
【0057】次に、第3の実施の形態の管継手について
説明する。図7は、第3の実施の形態の管継手50の断
面図である。第3の実施の形態の管継手50は、パイプ
51の流路52とパイプ56の流路57を連結するもの
であって、パイプ51、56と一体にある挟持部材5
3、59、スラスト軸受であるアウターフェルール5
4、継手本体55、締付部材61、ホルダー59、金属
製のガスケット60などからなる。
【0058】また、第3の実施の形態の管継手50は、
パイプ51の流路52とパイプ56の流路57が、他の
パイプ62、63の流路64、65と溶接によって連結
されるものである。
【0059】また、第3の実施の形態の管継手50で
は、パイプ51に対し、アウターフェルール54が嵌通
されている。従って、締付部材61と継手本体55を螺
合させて、継手本体55の内側がアウターフェルール5
4を押圧しても、パイプ51は継手本体55の内部を無
転状態で移動することができる。
【0060】そして、第3の実施の形態の管継手50で
は、締付部材61と継手本体55を螺合させ続けると、
図示しないが、継手本体55の内部をパイプ51が無転
状態で移動し、ホルダー59を介してパイプ51に取り
付けられたガスケット60が、パイプ56と当接する。
【0061】さらに、締付部材61と継手本体55を螺
合させ続けると、図7に示すように、2本のパイプ5
1、56で、ガスケット60を押しつぶした状態にする
ことができるので、パイプ51の流路52に対しパイプ
56の流路57を連結させることができる。このとき、
流路52、57の連結面においては、ガスケット60が
2本のパイプ51、56によって挟持されているので、
流路52、57の連結面からの漏れを防止することがで
きる。また、さらに、締付部材61と継手本体55を螺
合させ続けると、流路52、57の連結面の外周側で、
ガスケット60を2つの挟持部材53、58によって挟
持する。
【0062】挟持部材53は、上述したように、パイプ
51と一体である。従って、挟持部材53は、パイプ5
1と一体に運動する。同様にして、挟持部材58は、上
述したように、パイプ56と一体である。従って、挟持
部材53は、パイプ56と一体に運動する。尚、2つの
挟持部材53は、第1実施の形態のインナーフェルール
13と同様な凹凸面を有し、かかる凹凸面はスリットに
よって形成されている。
【0063】以上詳細に説明したように、第3実施の形
態の管継手50では、締付部材61と継手本体55を螺
合させることによって、継手本体55の内部を無転状態
で移動する2本のパイプ51、56の流路52、57を
連結させるものである。そして、流路52、57の連結
面からの漏れを防止するために、流路52、57の連結
面において、ガスケット60を挟持している。
【0064】このとき、流路52、57の連結面の外周
側においても、パイプ51と一体にある挟持部材53と
パイプ56と一体にある挟持部材58で、ガスケット6
0を挟持している。従って、パイプ51に回転トルクが
作用した場合には、流路52、57の連結面において、
パイプ51とガスケット60の間に生じる摩擦力で、さ
らに、流路52、57の連結面の外周側において、挟持
部材53を介してパイプ51とガスケット60の間に生
じる摩擦力で、パイプ51の回転を防止することとな
る。
【0065】一方、従来技術の管継手100(図10参
照)においては、流路102、107の連結面におい
て、パイプ101とガスケット109の間に生じる摩擦
力のみで、パイプ101の回転を防止している。よっ
て、第3実施の形態の管継手50においては、従来技術
の管継手100と比べて、パイプ51の回転を防止でき
る限界値(回転させずにパイプ51に作用させることが
できる回転トルクの最大値)を、流路52、57の連結
面の外周側において挟持部材53を介してパイプ51と
ガスケット60の間に生じる摩擦力に、パイプ51の回
転中心までの距離を乗じることによって得られる値だ
け、増加させることができる。
【0066】従って、パイプ51の回転を防止できる限
界値(回転させずにパイプ51に作用させることができ
る回転トルクの最大値)の増加分は、流路52、57の
連結面の外周側において挟持部材53を介してパイプ5
1とガスケット60の間に生じる摩擦力の大きさにも依
存することになるので、流路52、57の連結面の外周
側でガスケット60を挟持する挟持部材53の表面を、
凹凸面にしてガスケット60に対し係り合いを生じさせ
ることによって、パイプ51の回転を防止できる限界値
(回転させずにパイプ51に作用させることができる回
転トルクの最大値)の増加分を大きくさせている。
【0067】尚、パイプ56に回転トルクが作用した場
合においても、同様なことが言える。
【0068】すなわち、第3実施の形態の管継手50で
は、流路52、57の連結面において、さらに、流路5
2、57の連結面の外周側において、パイプ51とガス
ケット60の間に生じる摩擦力で、パイプ51の回転を
防止しており、従来技術のものと比べた場合、流路5
2、57の連結面の外周側においてパイプ51とガスケ
ット60の間に生じる摩擦力に、パイプ51の回転中心
までの距離を乗じることによって得られる値だけ、パイ
プ51の回転を防止できる限界値(回転させずにパイプ
51に作用させることができる回転トルクの最大値)を
増加させることができるので、比較的低い回転トルク
(従来技術において小型化されたパイプ101が回転す
るおそれがある値のもの)が作用しても、小径化された
パイプ51がガスケット60に対し摺動することはな
い。
【0069】同様にして、第3実施の形態の管継手50
では、流路52、57の連結面において、さらに、流路
52、57の連結面の外周側において、パイプ56とガ
スケット60の間に生じる摩擦力で、パイプ56の回転
を防止しており、従来技術のものと比べた場合、流路5
2、57の連結面の外周側においてパイプ56とガスケ
ット60の間に生じる摩擦力に、パイプ56の回転中心
までの距離を乗じることによって得られる値だけ、パイ
プ56の回転を防止できる限界値(回転させずにパイプ
56に作用させることができる回転トルクの最大値)を
増加させることができるので、比較的低い回転トルク
(従来技術において小型化されたパイプ101が回転す
るおそれがある値のもの)が作用しても、小径化された
パイプ56がガスケット60に対し摺動することはな
い。
【0070】また、流路52、57の連結面でガスケッ
ト60を挟持した後に、さらに、流路52、57の連結
面の外周側でガスケット60を挟持するようにしている
ので、締付部材61と継手本体55を締め付けた際にお
いて、締付トルクの増加によって、流路52、57の連
結面でガスケット60を挟持した時点、さらに、流路5
2、57の連結面の外周側でガスケット60を挟持した
時点を判断することができるから、作業者に締め付け過
ぎを知らせることができる。
【0071】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、第1実施の形態の溶接継手10
は、いわゆる溶接レス継手であって、パイプ11の流路
12及び締付部材16の流路17が他の流路と他の管継
手により接続されるものであったが、いわゆる溶接継手
であって、パイプ11の流路12及び締付部材16の流
路17が他の流路と溶接により接続されるものでもよ
い。そして、第1実施の形態の溶接継手10が溶接継手
であるときは、パイプ11を握着するインナーフェルー
ル13にかえて、パイプ11と一体にある挟持部材を用
いてもよい。
【0072】また、第1実施の形態の溶接継手10にお
いては、締付部材16が接続ジョイントであり、又は、
流体機器の接続ポートであってもよい。また、パイプ1
1が接続ジョイントのものであり、又は、流体機器の接
続ポートのものであってもよい。
【0073】また、第2実施の形態の溶接継手30や第
3実施の形態の溶接継手50においては、パイプ31、
36、51、56が、接続ジョイントのものであり、又
は、流体機器の接続ポートのものであってもよい。
【0074】また、第1実施の形態の溶接継手10にお
いては、インナーフェルール13の表面の凹凸面22を
スリット21によって形成させているが、突起物によっ
て形成させてもよい。また、インナーフェルール70の
断面図である図8や、インナーフェルール70の正面図
(図8の矢視Qから見たもの)である図9が示すよう
に、流路12、17の連結面の外周側でガスケット19
を締付部材16とともに挟持する表面が平面71である
インナーフェルール70を使用することにより、ガスケ
ット19との接触面積を増加させてもよい。これらの点
については、第2実施の形態の溶接継手30のインナー
フェルール33、39や、第3実施の形態の溶接継手5
0の挟持部材53、58においても、同様なことが言え
る。
【0075】また、第1実施の形態の溶接継手10、第
2実施の形態の溶接継手30、第3実施の形態の管継手
50は、半導体製造装置における半導体用ガスの配管ラ
インで使用できるものであるが、その他の配管ラインに
おいても使用できるものである。
【0076】
【発明の効果】本発明の管継手では、流路の連結面にお
いて、さらに、流路の連結面の外周側において、パイプ
とガスケットの間に生じる摩擦力で、パイプの回転を防
止しており、従来技術のものと比べた場合、流路の連結
面の外周側においてパイプとガスケットの間に生じる摩
擦力に、パイプの回転中心までの距離を乗じることによ
って得られる値だけ、パイプの回転を防止できる限界値
(回転させずにパイプに作用させることができる回転ト
ルクの最大値)を増加させることができるので、比較的
低い回転トルク(従来技術において小型化されたパイプ
が回転するおそれがある値のもの)が作用しても、小径
化されたパイプがガスケットに対し摺動することはな
い。
【0077】また、流路の連結面でガスケットを挟持し
た後に、さらに、流路の連結面の外周側でガスケットを
挟持するようにすれば、締付部材と継手本体を締め付け
た際において、締付トルクの増加によって、流路の連結
面でガスケットを挟持した時点、さらに、流路の連結面
の外周側でガスケットを挟持した時点を判断することが
できるから、作業者に締め付け過ぎを知らせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態の管継手の断面図である。
【図2】第1実施の形態の管継手の断面図である。
【図3】第1実施の形態の管継手の分解組立図である。
【図4】第1実施の形態の管継手のインナーフェルール
の断面図である。
【図5】第1実施の形態の管継手のインナーフェルール
の正面図である。
【図6】第2実施の形態の管継手の断面図である。
【図7】第3実施の形態の管継手の断面図である。
【図8】その他の実施の形態の管継手のインナーフェル
ールの断面図である。
【図9】その他の実施の形態の管継手のインナーフェル
ールの正面図である。
【図10】従来技術の管継手の断面図である。
【符号の説明】
10、30、50 管継手 11、31、36、51、56 パイプ 12、32、37、52、56 パイプの流路 13、33、39、70 インナーフェルール 14、34、38、54 アウターフェルール 15、35、55 継手本体 16、42、61 締付部材 17 締付部材の流路 19、41、60 ガスケット 21 スリット 22 凹凸面 62、63 他のパイプ 64、65 他のパイプの流路 71 平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諸岡 良倫 愛知県春日井市堀の内町850番地 シーケ ーディ株式会社春日井事業所内 Fターム(参考) 3H014 DA01 DA07 3H015 KA00

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締付部材に継手本体を螺合させることに
    よって、前記継手本体の内部を無転状態で移動するパイ
    プの流路に対し前記締付部材の流路を連結させるととも
    に、前記流路の連結面でガスケットを挟持することによ
    って、前記流路の連結面からの漏れを防止する管継手に
    おいて、 前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを前記パイ
    プと前記締付部材が挟持することを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する管継手において、 前記パイプの流路及び前記締付部材の流路が他の流路と
    他の管継手により連結されることを特徴とする管継手。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載する管継手において、 前記継手本体に内在するスラスト軸受と前記パイプとを
    楔部材によりはめあわせることによって、前記継手本体
    の内部を前記パイプが無転状態で移動するとともに、前
    記楔部材によって、前記流路の連結面の外周側で前記ガ
    スケットを挟持することを特徴とする管継手。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する管継手において、 前記パイプの流路及び前記締付部材の流路が他の流路と
    溶接によって連結されることを特徴とする管継手。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載する管継手において、 前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを挟持する
    面を有する挟持部材が、前記パイプと一体にあることを
    特徴とする管継手。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに
    記載する管継手において、 前記パイプ又は前記締付部材が接続ジョイントであるこ
    とを特徴とする管継手。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一つに
    記載する管継手において、 前記パイプ又は前記締付部材が流体機器の接続ポートで
    あることを特徴とする管継手。
  8. 【請求項8】 締付部材と継手本体を螺合させることに
    よって、前記継手本体の内部を無転状態で移動する2本
    のパイプの流路を連結させるとともに、前記流路の連結
    面でガスケットを挟持することによって、前記流路の連
    結面からの漏れを防止する管継手において、 前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを前記パイ
    プ同士が挟持することを特徴とする管継手。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載する管継手において、 前記パイプの流路が他の流路と他の管継手によって連結
    されることを特徴とする管継手。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載する管継手において、 前記継手本体に内在するスラスト軸受と前記パイプとを
    楔部材によりはめあわせることによって、前記継手本体
    の内部を前記パイプが無転状態で移動するとともに、前
    記楔部材によって、前記流路の連結面の外周側で前記ガ
    スケットを挟持することを特徴とする管継手。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載する管継手において、 前記パイプの流路が他の流路と溶接によって連結される
    ことを特徴とする管継手。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載する管継手におい
    て、 前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを挟持する
    面を有する挟持部材が、前記パイプと一体にあることを
    特徴とする管継手。
  13. 【請求項13】 請求項8乃至請求項12のいずれか一
    つに記載する管継手において、 前記パイプのいずれか一方が接続ジョイントであること
    を特徴とする管継手。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至請求項12のいずれか一
    つに記載する管継手において、 前記パイプのいずれか一方が流体機器の接続ポートであ
    ることを特徴とする管継手。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14のいずれか一
    つに記載する管継手において、 前記流路の連結面でガスケットを挟持した後に、前記流
    路の連結面の外周側で前記ガスケットを挟持することを
    特徴とする管継手。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項15のいずれか一
    つに記載する管継手において、 前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを挟持する
    表面が平面であることを特徴とする管継手。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至請求項15のいずれか一
    つに記載する管継手において、 前記流路の連結面の外周側で前記ガスケットを挟持する
    表面が凹凸面であることを特徴とする管継手。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載する管継手におい
    て、 前記凹凸面をスリットで形成したことを特徴とする管継
    手。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載する管継手におい
    て、 前記凹凸面を突起物で形成したことを特徴とする管継
    手。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至請求項19のいずれか一
    つに記載する管継手において、 半導体用ガスの配管ラインに使用されることを特徴とす
    る管継手。
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