JP3115139U - サニタリー配管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】パッキン及びヘルールクランプを必要としない、シール性に優れたサニタリー用配管継手を提供する。
【解決手段】接続する一方の配管1の一端の外周に形成した外フランジ2の外側周面に接合凸部2a形成され、一方の配管1に接続する他方の配管4の一端の内周面に接合凸部2aが面接触する接合凹部4aが形成されるとともに、外周面にネジ4bが形成され、一方の配管1と他方の配管4を接続するための接続用リング5の一端の内周面に、接合の際に一方の配管1の外フランジ2の裏面に当接する内フランジ6が形成されるとともに前記他方の配管の外周面に形成されたネジ4bが螺合するネジ5aが形成されているサニタリー配管継手。
【選択図】図4

Description

本考案は、パッキン及びヘルールクランプを用いることなくサニタリー配管を接続することができるサニタリー配管継手に関する。
飲食料、乳業、医薬品等の製造ラインにおいて使用される配管には、配管を流れる物質を清浄に維持するとともに、分解洗浄し易くするために、ヘルールサニタリー配管継手が利用されている。
図5はヘルールサニタリー配管継手の分解斜視図、図6はヘルールクランプで配管を接続した状態の概略を示す断面図である。
図5及び図6において、接続するそれぞれの配管50の端部にフランジ51が形成され、フランジ51の表面には、円周方向にパッキン52に形成された環状凸条52aが嵌合する環状凹溝51aを形成し、裏面には傾斜面51bを形成する。
ヘルールクランプ53は、内周面にフランジ51が勘合する半円状のフランジ嵌合溝53bを有する一対のクランプ片53aの一端がそれぞれ軸54に回転自在に枢着されている。一方のクランプ片53aの他端には締め付けネジ棒55が回転自在に設けられ、他方のクランプ片53aの他端には締め付けネジ棒55が入り込み、且つ締め付けネジ棒55のネジに螺合する蝶ナット56を保持する蝶ナット保持部57が形成されている。
配管50の接続は、対向する配管のフランジ51にパッキン52を挟み、この状態でフランジ51をクランプ片53aの半円状のフランジ嵌合溝53bに保持し、締め付けネジ棒55を蝶ナット保持部57に入れ込んだ後、蝶ナット56を回転させると、配管50のフランジ51の傾斜面51bとクランプ片53aのフランジ嵌合溝53bとより各フランジ51が近づく方向に締め付けられ、配管50どうしが強固に接続される。
しかしながら、ヘルールサニタリー配管継手では、パッキンがゴムや樹脂製であるために破損し易く、破損により配管を流れる物質が汚れたり、また、ゴムや樹脂製であるために、配管を流れる物質により有害物質が溶出したりする場合がある。また、フランジ嵌合溝に液が貯まったりするおそれがある。
そこで、パッキンを使用しないサニタリー用配管継手が提案されている(特許文献1参照)。このサニタリー用配管継手は、配管の一方の衝接面に同心円状の凹溝を形成し、凹溝の内周壁を一定肉厚部分とこの一定肉厚部から内周壁端部へ漸次肉薄となるように内周壁の内側面を傾斜面とした部分とで形成し、他方の衝接面には凹溝に嵌合可能な環状凸部を形成し、環状凸部を他方の衝接面に形成された環状凸部の内側壁を凹溝の内周壁の傾斜面に摺接嵌合可能な傾斜面として形成したものである。
特開2005−54929号公報
しかしながら、前述のパッキンを使用しないサニタリー用配管継手では、同心円状の凹溝と環状凸部を所定の形状に形成するので、構造が複雑となって凹溝と環状凸部のはめ合いの精度に問題があり、液漏れを起こすおそれがある。また、凹溝と環状凸部の加工に手間がかかるだけでなく、ヘルールクランプを必要とするためコスト高となり、接続作業にも手間がかかる。
そこで、本考案は、パッキン及びヘルールクランプを必要としない、シール性に優れたサニタリー用配管継手を提供するものである。
本考案のサニタリー配管継手は、接続する一方の配管の一端の外周に形成した外フランジの外側周面に先端から外周に向かって傾斜する切頭円錐状の接合凸部が形成され、前記一方の配管に接続する他方の配管の一端の内周面に前記接合凸部が嵌入して面接触する、先端から内周に向かって傾斜する切頭円錐状の接合凹部が形成されるとともに、外周面にネジが形成され、前記一方の配管と他方の配管を接続するための接続用リングの一端の内周面に、接合の際に前記一方の配管の外フランジの裏面に当接する内フランジが形成されるとともに前記他方の配管の外周面に形成されたネジが螺合するネジが形成されていることを特徴とする。
前記構成において、一方の配管の外周面の対向する位置に突起が形成され、接続用リングの内フランジに前記突起が通過可能な突起通過用溝が形成されてもよい。
本考案はパッキンおよびヘルールクランプを必要としないので、脱着が容易となり、組立・分解が簡易となる。その結果、メンテナンス費用の削減等の面でも従来よりもコストダウンが実現可能である。
また、本考案は、接合凸部と接合凹部の面接触とネジの二重シールにより、パッキンを使用することなくシール性を確保することができる。
さらに、パッキンを使用しないので、パッキンの破損による汚染をなくすことができ、またパッキンから物質が溶出することを防止できる。
また、配管に突起を設けることにより、接続作業中にリングが配管から脱落するのを防止することができる。
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1(a)は一方の配管の断面図、(b)は同平面図、(c)は同斜視図、図2(a)は他方の配管の断面図、(b)は同斜視図、図3(a)は接続用リングの断面図、(b)は同平面図、(c)は同斜視図である。
図1において、接続する一方の配管1の一端には、外周に外フランジ2が形成される。この外フランジ2の外側周面に、先端から外側に向かって傾斜する切頭円錐状の接合凸部2aが形成される。外フランジ2の裏面2bは平面状に形成される。
配管1の外周面の対向する位置には、外フランジ2の裏面2bから距離をおいて突起3を形成してもよい。この突起3により、後述する接続用リング5が脱落して落下するのを防止できる。
図2において、接続する他方の配管4の一端には、内周面に先端から内側に向かって傾斜する切頭円錐状の接合凹部4aが形成される。二つの配管1,4の接続により、一方の配管1の接合凸部2aが他方の配管4の接合凹部4aに嵌入して面接触によりシールされる。
さらに他方の配管4の外周面にはネジ4bが形成される。このネジに後述する接続用リングの内周面に形成されたネジが螺合する。
図3において、一方の配管1と他方の配管4を接続するための接続用リング5には、その一端の内周面に内フランジ6が形成される。内フランジ6の内径は突起3が形成された配管1を挿入できるとともに、一方の配管1の外フランジ2の裏面2bに当接する寸法にする。
また、一方の配管1に突起3が形成されている場合には、配管1の内フランジ6には配管1の外周面に形成された突起3を通過させるための突起通過用溝6aが対向して形成される。
接続用リング5の内周面には、他方の配管4の外周面に形成されたネジ4bが螺合するネジ5aが形成される。
次ぎに、本考案のサニタリー用配管継手の使用例について説明する。
図4は本考案のサニタリー用配管継手の接合状態を示す断面図である。
接続用リング5の突起通過用溝6aに一方の配管1の突起3を通したのち、接続用リング5を回転させて接続用リング5のネジ5aを他方の配管4の外周面のネジ4bに螺合させ、さらに接続用リング5を回転させて他方の配管4を一方の配管1側に引き寄せ、一方の配管1の接合凸部2aを他方の配管4の接合凹部4aに嵌入させて面接触させる。
さらに、接続用リング5の回転により、接続用リング5の内フランジ6が一方の配管1の外フランジ2に当たり接合凸部2aと接合凹部4aが押圧されて強固に面接触されてシールされる。
接続部を外す場合、接続の場合と逆に、接続用リング5を逆回転させて接続用リング5のネジ5aを他方の配管4のネジ4bから外す。その際、接続用リング5は突起通過用溝6aと突起3の位置をずらすことにより、配管1から外れないようにする。
(a)は一方の配管の断面図、(b)は同平面図、(c)は同斜視図である。 (a)は他方の配管の断面図、(b)は同斜視図である。 (a)は接続用リングの断面図、(b)は同平面図、(c)は同斜視図である。 本考案のサニタリー用配管継手の接合状態を示す断面図である。 ヘルールサニタリー配管継手の分解斜視図である。 ヘルールクランプで配管を接続した状態の概略を示す断面図である。
符号の説明
1:一方の配管
2:外フランジ
2a:接合凸部
2b:裏
3:突起
4:他方の配管
4a:接合凹部
4b:ネジ
5:接続用リング
5a:ネジ
6:内フランジ
6a:突起通過用溝
50:配管
51:フランジ
51a:環状凹溝
51b:傾斜面
52:パッキン
52a:環状凸条
53:ヘルールクランプ
53a:クランプ片
53b:フランジ嵌合溝
54:軸
55:締め付けネジ棒
56;蝶ナット
57:蝶ナット保持部

Claims (2)

  1. 接続する一方の配管の一端の外周に形成した外フランジの外側周面に先端から外周に向かって傾斜する切頭円錐状の接合凸部が形成され、
    前記一方の配管に接続する他方の配管の一端の内周面に前記接合凸部が嵌入して面接触する、先端から内周に向かって傾斜する切頭円錐状の接合凹部が形成されるとともに、外周面にネジが形成され、
    前記一方の配管と他方の配管を接続するための接続用リングの一端の内周面に、接合の際に前記一方の配管の外フランジの裏面に当接する内フランジが形成されるとともに前記他方の配管の外周面に形成されたネジが螺合するネジが形成されていることを特徴とするサニタリー配管継手。
  2. 一方の配管の外周面の対向する位置に突起が形成され、接続用リングの内フランジに前記突起が通過可能な突起通過用溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のサニタリー配管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066268A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Sumitomo Forestry Co Ltd ナット

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