JP3105041U - サニタリー配管用管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】 確実に液溜りを防ぐことができるサニタリー配管用管継手を提供する。
【解決手段】 一方の短管部材10に形成された突出部14の先端面には内周端部14aを突出させるテーパー面14bが形成されている。他方の短管部材20に形成された大径部24の底面には少なくとも内周端部24aを窪ませるテーパー面24bが形成されている。この両テーパー面14b,24bの間には、大径部24のテーパー面24bの方が上記突出部14のテーパー面14bよりもテーパー角度が大きくなるように角度差が設けられており、双方の短管部材10,20の両フランジ部12,22を締結部材30で締結することにより、上記突出部14の先端面の内周端部14aが上記大径部24の底面の内周端部24aに圧接される。
【選択図】 図1

Description

本考案は、食品、医薬品、化粧品等の製造に用いられるサニタリー配管同士を連結する管継手に関するものである。
従来、サニタリー配管においては、配管内を頻繁に清掃して雑菌の繁殖を抑える等の衛生対策をする必要があるため、サニタリー配管が複数の箇所で分割されており、この分割箇所で管継手によって配管同士が連結されている。
この管継手として、一般的な一端側にフランジ部が形成された双方の短管部材の間にパッキンを介在させる管継手を用いた場合には、パッキンの腐食や劣化等でパッキンの一部が分離して配管内を流通する液体に混入することや、パッキンの厚み分である両フランジ部の間の隙間で液溜りが生じて雑菌が繁殖することがあり、衛生上好ましくない。
そこで、サニタリー配管に用いられる管継手としては、パッキンを用いずにかつ液溜りを防ぐものが開発されている。
例えば、特許3149390号公報には、一端側にフランジ部が形成された双方の短管部材を備えた管継手であって、一方の短管部材には、フランジ部側の端部にこのフランジ部よりも外径の小さなフランジ状の密接部を形成し、さらにこの密接部の端面に外周端部から軸方向に突出する凸条部を形成し、他方の短管部材には、フランジ部側の端部に上記密接部を遊嵌可能な大径部を形成した管継手が開示されている。
この管継手においては、上記他方の短管部材の大径部に上記一方の短管部材の密接部を遊嵌させた状態で、上記両クランプ部同士をユニオンナットやクランプ部材等の締結部材で締結することにより、大径部の底面に密接部の凸条部を当接させて短管部材同士を水密状に連結するだけでなく、さらにこの密接部が弾性変形して密接部の端面の内周端部が大径部の底面の内周端部に当接するまで両クランプ部同士を締め付けることにより、液溜りが生じる隙間をなくすことが可能になっている。
しかしながら、上記特許文献に記載の管継手では、液溜りが生じる隙間をなくすためには密接部の端面の内周端部と大径部の底面の内周端部とを完全に密着させなければならならず、締結部材による両クランプ部同士の締め付けが不十分であれば、両内周端部同士が密着せずにその間の隙間で液溜りが生じてしまう。また、上記完全な密着状態となったことを確認する手段もなく、確実に液溜りを防ぐことは難しい。
本考案は、このような事情に鑑み、確実に液溜りを防ぐことができるサニタリー配管用管継手を提供することを目的とする。
請求項1に係る考案は、一端側にフランジ部が形成され、他端側がサニタリー配管に接続される双方の短管部材の両フランジ部同士が締結部材で締結されるサニタリー配管用管継手において、一方の短管部材には、フランジ部側の端部に短管部材の内周面を延長するように軸方向に突出する筒状の突出部が形成され、この突出部の先端面には内周端部を突出させるテーパー面が形成されており、他方の短管部材には、フランジ部側の端部に上記突出部をすきまばめ可能な大径部が形成され、この大径部の底面には少なくとも内周端部を窪ませるテーパー面が形成されており、この大径部のテーパー面の方が上記突出部のテーパー面よりもテーパー角度が大きくなるように両テーパー面の間に角度差が設けられており、上記一方の短管部材の突出部を上記他方の短管部材の大径部に嵌め込んだ状態で上記両フランジ部同士を締結部材で締結することによって上記突出部の先端面の内周端部が上記大径部の底面の内周端部に圧接されるように構成されていることを特徴とするものである。
請求項2に係る考案は、請求項1に記載のサニタリー配管用管継手において、上記サニタリー配管の外径は、30mm以下であることを特徴とするものである。
請求項3に係る考案は、請求項2に記載のサニタリー配管用管継手において、上記大径部のテーパー面の角度は、軸方向の線に対して50°〜70°の範囲内で設定されており、この大径部のテーパー面と上記突出部のテーパー面との間の角度差は、1°〜3°の範囲内で設定されていることを特徴とするものである。
請求項4に係る考案は、請求項2または3に記載のサニタリー配管用管継手において、それぞれの短管部材には、フランジ部と隣接する位置に厚肉部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に係る考案によれば、一方の短管部材に形成された突出部の先端面には内周端部を突出させるテーパー面が形成され、他方の短管部材に形成された大径部の底面には少なくとも内周端部を窪ませるテーパー面が形成され、この大径部のテーパー面の方が上記突出部のテーパー面よりもテーパー角度が大きくなるように両テーパー面の間に角度差が設けられているので、この両内周端部同士を接触させた状態では、その接触部分は切れ目のない円形の線接触となり、また、この状態で両内周端部同士を圧接させることにより、両内周端部同士を確実に隙間なく接触させることができる。従って、短管部材同士を水密状に連結することができる。
また、両内周端部同士を圧接させるようにしたので、双方の短管部材の内周面が連続した内周面を構成するようになり、さらにこの内周端部同士が隙間なく接触することでこの間に液体が入り込む隙間がないため、液溜りを確実に防ぐことができる。
さらには、一方の短管部材の突出部は、他方の短管部材の大径部にすきまばめ可能となっているので、この突出部を大径部に嵌め込むだけで簡単に短管部材同士を位置合わせすることができるとともに、締結部材を取外した後や取付ける前でもこの嵌め込みによって短管部材同士が互いに保持されるので、管継手の分解、組立の作業性を向上させることができる。
請求項2に係る発明によれば、ある程度大きな径のサニタリー配管同士を連結する際に上記構造を採用すると、加工精度等の影響により上記両内周端部同士の接触部分から液漏れが生じるおそれがあるが、サニタリー配管の外径が30mm以下であれば、加工精度等の影響は小さく、液漏れの可能性を低減させることができる。
特に医薬品は少量生産のため、その製造に用いられるサニタリー配管は小径のものが多く、また医薬品の製造においては、食料品等の製造よりも液溜りを防ぐ要求が強い。よって、上記のように配管の外径が30mm以下の小径のもの同士を連結する管継手は、特に医薬品の製造に有用である。
請求項3に係る発明によれば、上記大径部のテーパー面の角度を軸方向の線に対して50°〜70°の範囲内で設定し、この大径部のテーパー面と上記突出部のテーパー面との間の角度差を1°〜3°の範囲内で設定することにより、両内周端部同士を隙間なく接触させること及び液溜りを防ぐことをさらに確実にすることができる。
請求項4に係る考案によれば、フランジ部と隣接する位置に厚肉部が形成されているので、短管部材のフランジ部側と反対側の端部にサニタリー配管を溶接で接続しても、上記厚肉部でその溶接熱が発散されるため、溶接熱が伝達することによってフランジ部側の端部に形成された突出部の先端面の内周端部または大径部の底面の内周端部が大きく歪むことを防ぎ、内周端部同士を隙間なく接触させる状態を確保することができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本考案のサニタリー配管用管継手は、図1に示すように、一端側にフランジ部12,22が形成され、他端側がサニタリー配管40,50に接続される双方の短管部材10,20と、そのフランジ部12,22同士を締結する締結部材30とを備えている。
一方の短管部材10は、フランジ部12と隣接する位置に厚肉部16が形成され、サニタリー配管40が接続される側の端部からフランジ部12側の端部に向かって、同一内径を保ったまま外径が段階的に大きくなるように構成されている。そして、このフランジ部12側の端部には、短管部材10の内周面18を延長するように軸方向に突出する筒状の突出部14が形成されている。
上記フランジ部12の軸端側の面と反対側の面12aは、テーパー形状に形成されている。
また、上記突出部14の先端面には、図2に示すように、先端面の内周端部14aを突出させるテーパー面14bが形成されている。
他方の短管部材20は、上記一方の短管部材10と同様に、フランジ部22と隣接する位置に厚肉部26が形成され、サニタリー配管50が接続される側の端部からフランジ部22側の端部に向かって、同一内径を保ったまま外径が段階的に大きくなるように構成されている。そして、このフランジ部22側の端部には、上記突出部14をすきまばめ可能な大径部24が形成されている。
上記フランジ部22の軸端側の面と反対側の面22aは、テーパー形状に形成されている。
また、上記大径部24の底面には、図2に示すように、底面の内周端部24aを窪ませるテーパー面24bが形成されている。このテーパー面24bは、少なくとも底面の内周端部24aを窪ませるように形成されていればよく、図例のように大径部24の底面にフラットな面24cを残すように形成されていてもよいし、または大径部24の底面を全てテーパー面24bで形成してもよい。
この大径部24のテーパー面24bと上記突出部14のテーパー面14bとの間には、大径部24のテーパー面24bの方が突出部14のテーパー面14bよりもテーパー角度が大きくなるように角度差が設けられている。
ここで、上記突出部14及び上記大径部24の具体的な寸法として、例えば日本工業規格(JIS G 3459)で呼ばれる15Aのサニタリー配管に用いられる管継手であれば、双方の短管部材10,20の内径は17.5mmであり、突出部14の外径は直径21.5mmに対し公差−0.1〜0mmで加工され、大径部24の内径は直径21.7mmに対し公差0〜+0.1mmで加工されることにより、大径部24に突出部14がすきまばめ可能となっている。
また、上記大径部24のテーパー面24bの角度は、短管部材20の軸方向の線に対して50°〜70°の範囲内で設定されており、この大径部24のテーパー面24bと突出部14のテーパー面14bとの間の角度差は、1°〜3°の範囲内で設定されている。例えば、大径部24のテーパー面24bの角度が60°であり、突出部14のテーパー面14bの角度が58°である。
上記締結部材30は、上記双方の短管部材10,20のフランジ部12,22同士を対向させた状態で両フランジ部12,22をクランプして締結するクランプ部材である。
この締結部材30は、図3に示すように、3つの略円弧状のクランプ片31,32,33を備え、中央のクランプ片32は左右のクランプ片31,33とヒンジピンで連結されて、各クランプ片31,32,33は相互に揺動可能となっている。
上記各クランプ片31,32,33の内周面側には、上記短管部材10,20のフランジ部12,22を挟み込む溝部36(図1参照)が周方向に形成されている。この溝部36は、溝の底面に向かって溝幅が次第に狭くなるように、上記短管部材10,20のテーパーフランジ部12,22のテーパー形状に沿った左右の側面を有している。
左右のクランプ片31,33の連結されていない方の端部には互いに平行に突出する突出部31a,33aが形成されている。左のクランプ片31の突出部31aには、ボルト34が揺動可能に設けられ、右のクランプ片33の突出部33aには、図示はしないがボルト34が嵌り込むことが可能な下方に開口する凹部が形成されている。
そして、この締結部材30を用いて双方の短管部材10,20を連結するには、一方の短管部材10の突出部14を他方の短管部材20の大径部24に嵌め込んだ状態で、両フランジ部12,22に締結部材30の溝部36を嵌合させるとともに、左のクランプ片31の突出部31aに設けられたボルト34を、右のクランプ片33の突出部33aに形成された凹部に嵌め込んで、ボルト34に蝶ナット35を螺合する。こうすることによって、両フランジ部12,22同士が溝部36の左右の側面によってクランプされて締結され、短管部材10,20同士が連結される。
また、上記フランジ部12,22同士の締結に際しては、図4に示すように、上記突出部14の先端面の内周端部14aが上記大径部24の底面の内周端部24aに圧接されるようになっている。
このように本実施形態のサニタリー配管用管継手では、一方の短管部材10に形成された突出部14の先端面には内周端部14aを突出させるテーパー面14bが形成され、他方の短管部材20に形成された大径部24の底面には少なくとも内周端部24aを窪ませるテーパー面24bが形成され、この大径部24のテーパー面24bの方が上記突出部14のテーパー面14bよりもテーパー角度が大きくなるように両テーパー面14b,24bの間に角度差が設けられているので、この両内周端部14a,24a同士を接触させた状態では、その接触部分は切れ目のない円形の線接触となり、また、この状態で両内周端部14a,24a同士を圧接させることにより、両内周端部14a,24a同士を確実に隙間なく接触させることができる。従って、短管部材10,20同士を水密状に連結することができる。
また、両内周端部14a,24a同士を圧接させるようにしたので、双方の短管部材10,20の内周面18,28が連続した内周面を構成するようになり、さらにこの内周端部14a,24a同士が隙間なく接触することでこの間に液体が入り込む隙間がないため、液溜りを確実に防ぐことができる。
さらには、一方の短管部材10の突出部14は、他方の短管部材20の大径部24にすきまばめ可能となっているので、この突出部14を大径部24に嵌め込むだけで簡単に短管部材10,20同士を位置合わせすることができるとともに、締結部材30を取外した後や取付ける前でもこの嵌め込みによって短管部材10,20同士が互いに保持されるので、管継手の分解、組立の作業性を向上させることができる。
一方、フランジ部12,22と隣接する位置に厚肉部16,26が形成されているので、短管部材10,20のフランジ部12,22側と反対側の端部にサニタリー配管40,50を溶接で接続しても、上記厚肉部16,26でその溶接熱が発散されるため、溶接熱が伝達することによってフランジ部12,22側の端部に形成された突出部14の先端面の内周端部14aまたは大径部24の底面の内周端部24aが大きく歪むことを防ぎ、内周端部14a,24a同士を隙間なく接触させる状態を確保することができる。
本実施形態で示した構造を、ある程度大きな径のサニタリー配管40,50同士を連結する際に採用すると、加工精度等の影響により上記両内周端部14a,24a同士の接触部分から液漏れが生じるおそれがあるが、サニタリー配管40,50の外径が30mm以下であれば、加工精度等の影響は小さく、液漏れの可能性を低減させることができる。
特に医薬品は少量生産のため、その製造に用いられるサニタリー配管は小径のものが多く、また医薬品の製造においては、食料品等の製造よりも液溜りを防ぐ要求が強い。よって、上記のように配管40,50の外径が30mm以下の小径のもの同士を連結する管継手は、特に医薬品の製造に有用である。
また、本実施形態で示したように、上記大径部24のテーパー面24bの角度を軸方向の線に対して50°〜70°の範囲内で設定し、この大径部24のテーパー面24bと上記突出部14のテーパー面14bとの間の角度差を1°〜3°の範囲内で設定することにより、両内周端部14a,24a同士を隙間なく接触させること及び液溜りを防ぐことをさらに確実にすることができる。
すなわち、大径部24のテーパー面24bの角度を50°よりも小さくすると、短管部材10,20の両フランジ部12,22を締結したときに、大径部24のテーパー面24bに沿って突出部14の内周端部14aが弾性変形して内周面28よりも内側に入り込んで液溜りを生じる空間を形成するおそれがある。また、大径部24のテーパー面24bの角度を70°よりも大きくすると、内周端部14a,24a同士の十分な圧接状態が得難くなって接触部分から液漏れを生じるおそれがある。
一方、大径部24のテーパー面24bと上記突出部14のテーパー面14bとの間の角度差を1°より小さくすると、短管部材10,20の両フランジ部12,22を締結したときに、突出部14の内周端部14aが弾性変形し難くなって、両内周端部14a,24a同士の十分な圧接状態が得難くなる。また、上記角度差を3°よりも大きくすると、上記大径部24のテーパー面24bの角度を50°よりも小さくした場合と同様に、短管部材10,20の両フランジ部12,22を締結したときに、大径部24のテーパー面24bに沿って突出部14の内周端部14aが弾性変形して内周面28よりも内側に入り込んでしまう。
上記実施形態では、フランジ部12,22と隣接する位置に厚肉部16,26が形成された形態を示したが、短管部材10,20とサニタリー配管40,50とをねじ込み構造等で接続する場合には、厚肉部16,26を形成しなくてもよい。
また、締結部材30は、上記実施形態で示したクランプ部材に限らず、ボルトナットやユニオンナット等を採用することも可能である。
さらには、フランジ部12,22の形状も、軸端側の面と反対側の面12a,22aがテーパー形状に形成されている必要もなく、フラットな板状であってもかまわない。
本考案のサニタリー配管用管継手の正面断面図である。 本考案に係る一方の短管部材と他方の短管部材の分解断面図である。 本考案のサニタリー配管用管継手の側面断面図である。 本考案に係る一方の短管部材における突出部の先端面の内周端部と他方の短管部材における大径部の底面の内周端部とが接触した状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
10,20 短管部材
12,22 フランジ部
14 突出部
14a,24a 内周端部
14b,24b テーパー面
16,26 厚肉部
18,28 内周面
24 大径部
30 締結部材
40,50 サニタリー配管

Claims (4)

  1. 一端側にフランジ部が形成され、他端側がサニタリー配管に接続される双方の短管部材の両フランジ部同士が締結部材で締結されるサニタリー配管用管継手において、
    一方の短管部材には、フランジ部側の端部に短管部材の内周面を延長するように軸方向に突出する筒状の突出部が形成され、この突出部の先端面には内周端部を突出させるテーパー面が形成されており、
    他方の短管部材には、フランジ部側の端部に上記突出部をすきまばめ可能な大径部が形成され、この大径部の底面には少なくとも内周端部を窪ませるテーパー面が形成されており、
    この大径部のテーパー面の方が上記突出部のテーパー面よりもテーパー角度が大きくなるように両テーパー面の間に角度差が設けられており、
    上記一方の短管部材の突出部を上記他方の短管部材の大径部に嵌め込んだ状態で上記両フランジ部同士を締結部材で締結することによって上記突出部の先端面の内周端部が上記大径部の底面の内周端部に圧接されるように構成されていることを特徴とするサニタリー配管用管継手。
  2. 請求項1に記載のサニタリー配管用管継手において、上記サニタリー配管の外径は、30mm以下であることを特徴とするサニタリー配管用管継手。
  3. 請求項2に記載のサニタリー配管用管継手において、上記大径部のテーパー面の角度は、軸方向の線に対して50°〜70°の範囲内で設定されており、この大径部のテーパー面と上記突出部のテーパー面との間の角度差は、1°〜3°の範囲内で設定されていることを特徴とするサニタリー配管用管継手。
  4. 請求項2または3に記載のサニタリー配管用管継手において、それぞれの短管部材には、フランジ部と隣接する位置に厚肉部が形成されていることを特徴とするサニタリー配管用管継手。
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