JP2000097336A - 車両用トランスミッションのシフトロック装置 - Google Patents

車両用トランスミッションのシフトロック装置

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JP2000097336A JP10270761A JP27076198A JP2000097336A JP 2000097336 A JP2000097336 A JP 2000097336A JP 10270761 A JP10270761 A JP 10270761A JP 27076198 A JP27076198 A JP 27076198A JP 2000097336 A JP2000097336 A JP 2000097336A
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shift lock
shift
shaft
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宏昭 前田
Hironori Toshima
裕基 戸嶋
Shigeki Sakano
茂樹 坂野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価であり、車両の盗難防止の効果が期待で
き、トランスミッションの小型化に有利なシフトロック
装置を提供する。 【解決手段】 トランスミッションケース11のオイル
パン取付け部13にシフトレバー操作に連動して回動し
パーキング制御機構20を動かすマニュアルシャフト1
8と、ブレーキペダル操作に連動して回動するシフトロ
ックシャフト26と、イグニッションキー操作に連動し
て回動するシフトロックシャフト27を設置する。マニ
ュアルシャフト18には被ロック部材30、31を一体
に回動するように結合し、シフトロックシャフト26、
27にはそれぞれロック部材32、33を一体に回動す
るように結合し、被ロック部材30、31とロック部材
32、33の係合によりマニュアルシャフト18の回動
を阻止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、自動変速
機や電動車両の減速機などの車両用トランスミッション
のシフトロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機を搭載した車両や、電気モー
ターを原動機としている電動車両などにおいては、シフ
トレバーの位置として、少なくともパーキング位置、リ
バース位置、およびドライブ位置の三つの位置が設定さ
れている。そして、シフトレバーをドライブ位置やリバ
ース位置にしたたま原動機を始動させることで急発進す
ることを防止するため、シフトロック装置が設置されて
いる。
【0003】従来のシフトロック装置としては、車室内
のシフトレバー装置の内部にソレノイド駆動のシフトロ
ック機構を組込み、ブレーキペダルの踏み込みにより発
生する電気信号とイグニッションキーをオン位置に操作
することにより発生する電気信号をシフトロック制御用
コンピュータに入力して上記ソレノイドを制御させるこ
とにより、ブレーキペダルを踏み込むと共にイグニッシ
ョンキーをオン位置に操作しない限りはシフトレバーを
パーキング位置から他の位置で動かすことができないよ
うに構成した電気式シフトロック装置が知られている。
【0004】また、車室内のシフトレバー装置の内部に
ケーブル駆動のシフトロック機構を組込み、そのケーブ
ルをブレーキペダルおよびイグニッションキーのキーシ
リンダに連結することにより、ブレーキペダルを踏み込
むと共にイグニッションキーをオン位置に操作しない限
りはシフトレバーをパーキング位置から他の位置で動か
すことができないように構成した機械式シフトロック装
置が知られている。
【0005】更に、機械式シフトロック装置として、ト
ランスミッションの内部のマニュアルシャフト(シフト
レバーに連動して回動する)に機械的に連結したパーキ
ング制御機構(マニュアルシャフトの回動位置保持用の
ディテント機構を含む)にケーブル駆動のシフトロック
機構を附設したものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の電気式シフトロ
ック装置は、コンピュータやソレノイド等、高価な構成
要素が必要である他、電気系統の故障によりシフトロッ
クの解除ができなくなるため、手動のシフトロック解除
機構を附設する必要があり、シフトロック装置が高価に
なる。また、車室内からシフトロックの解除ができるた
め、車両の盗難防止の効果が期待できない。
【0007】シフトレバー装置の内部にケーブル駆動の
シフトロック機構を組込んだ機械式シフトロック機構
は、その構成要素が電気式シフトロック装置に比べて安
価であるが、ケーブルの切断によりシフトロックの解除
ができなくなるため、手動のシフトロック解除機構を附
設する必要があり、シフトロック装置が高価になる。そ
して、車室内からシフトロックの解除ができるため、車
両の盗難防止の効果が期待できない。
【0008】トランスミッションの内部のマニュアルシ
ャフトの回動位置保持用のディテント機構にケーブル駆
動のシフトロック機構を附設したトランスミッションの
内部にケーブル駆動のシフトロック機構を設置したシフ
トロック装置は、電気式シフトロック装置に比べて安価
であり、車室内からはシフトロックの解除ができないた
め、車両の盗難防止の効果が期待できる。しかしなが
ら、パーキング制御機構にシフトロック機構を附設して
いるため、その設置のための纏まった大きい空間が必要
であり、トランスミッションの大型化を招く。
【0009】この出願の発明は、安価であり、車両の盗
難防止の効果が期待でき、トランスミッションの小型化
に有利なシフトロック装置を提供することを主たる目的
とする。
【0010】この出願の発明は、上記目的に加えて、車
両への搭載作業性に優れたシフトロック装置を提供する
ことを他の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1発明
は、トランスミッションケースに回動自在に組付けら
れ、車室内のシフトレバーがパーキング位置、リバース
位置、およびドライブ位置の間で動かされることに連動
して第1の回動位置、第2の回動位置、および第3の回
動位置へと回動するようにシフトレバーと機械的に連結
されると共に少なくとも前記トランスミッションケース
内のパーキング制御機構に機械的に連結されるマニュア
ルシャフトと、前記マニュアルシャフトと平行なように
前記トランスミッションケースに回動自在に組付けら
れ、車室内のブレーキペダルの踏み込み操作とイグニッ
ションキーのロック位置からオン位置への操作のうちの
一方に連動して第1の回動位置から第2の回動位置へと
回動するようにブレーキペダルと車室内のキーシリンダ
ーの何れか一方と機械的に連結される第1のシフトロッ
クシャフトと、前記第1のシフトロックシャフトと内外
同心的に配置され、前記ブレーキペダルの踏み込みと前
記イグニッションキーのロック位置からオン位置への操
作の他方に連動して第1の回動位置から第2の回動位置
へ回動するように前記ブレーキペダルと前記キーシリン
ダーのうちの他方と機械的に連結される第2のシフトロ
ックシャフトと、前記マニュアルシャフトによりこれと
一体に回動するように支持された少なくとも1つの被ロ
ック部材と、前記第1シフトロックシャフトによりこれ
と一体に回動するように支持され、前記マニュアルシャ
フトが前記第1の回動位置を占める場合において、前記
第1のシフトロックシャフトが前記第1の回動位置を占
めるときには前記被ロック部材を回動しないように係止
し、前記第1のシフトロックシャフトが前記第2の回動
位置を占めるときには前記被ロック部材に対する前記係
止を解除する第1のロック部材と、前記第2シフトロッ
クシャフトによりこれと一体に回動するように支持さ
れ、前記マニュアルシャフトが前記第1の回動位置を占
める場合において、前記第2のシフトロックシャフトが
前記第1の回動位置を占めるときには前記被ロック部材
を回動しないように係止し、前記第2のシフトロックシ
ャフトが前記第2の回動位置を占めるときには前記被ロ
ック部材に対する前記係止を解除する第2のロック部材
を備えた車両用トランスミッションのシフトロック装置
である。
【0012】この出願の請求項2の発明は、トランスミ
ッションケースに回動自在に組付けられ、車室内のシフ
トレバーがパーキング位置、リバース位置、およびドラ
イブ位置の間で動かされることに連動して第1の回動位
置、第2の回動位置、および第3の回動位置へと回動す
るようにシフトレバーと機械的に連結されると共に少な
くとも前記トランスミッションケース内のパーキング制
御機構に機械的に連結されるマニュアルシャフトと、前
記マニュアルシャフトと同軸に且つ隣接するように前記
トランスミッションケースに回動自在に組付けられ、車
室内のブレーキペダルの踏み込み操作とイグニッション
キーのロック位置からオン位置への操作のうちの一方に
連動して第1の回動位置から第2の回動位置へと回動す
るようにブレーキペダルと車室内のキーシリンダーの何
れか一方と機械的に連結される第1のシフトロックシャ
フトと、前記第1のシフトロックシャフトと平行なよう
に前記トランスミッションケースに回動自在に組付けら
れ、前記ブレーキペダルの踏み込みと前記イグニッショ
ンキーのロック位置からオン位置への操作の他方に連動
して第1の回動位置から第2の回動位置へ回動するよう
に前記ブレーキペダルと前記キーシリンダーのうちの他
方と機械的に連結される第2のシフトロックシャフト
と、前記マニュアルシャフトによりこれと一体に回動す
るように支持された少なくとも1つの被ロック部材と、
前記第1シフトロックシャフトによりこれと一体に回動
するように支持され、前記マニュアルシャフトが前記第
1の回動位置を占める場合において、前記第1のシフト
ロックシャフトが前記第1の回動位置を占めるときには
前記第2のシフトロックシャフトにより回動自在に支持
されたフローティングロック部材を介して前記被ロック
部材を回動しないように係止し、前記第1のシフトロッ
クシャフトが前記第2の回動位置を占めるときには前記
被ロック部材に対する前記係止を解除する第1のロック
部材と、前記第2シフトロックシャフトによりこれと一
体に回動するように支持され、前記マニュアルシャフト
が前記第1の回動位置を占める場合において、前記第2
のシフトロックシャフトが前記第1の回動位置を占める
ときには前記被ロック部材を回動しないように係止し、
前記第2のシフトロックシャフトが前記第2の回動位置
を占めるときには前記被ロック部材に対する前記係止を
解除する第2のロック部材を備えた車両用トランスミッ
ションのシフトロック装置である。
【0013】この出願の請求項3の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の車両用トランスミッションのシフ
トロック装置であって、前記マニュアルシャフト、前記
第1のシフトロックシャフト、及び前記第2のシフトロ
ックシャフトを前記トランスミッションケースの円筒状
部の下側のオイルパン取付け部に配置し、前記第1およ
び第2のシフトロックシャフトを前記オイルパン取付け
部の対向する一対の側壁のうちの一方の側壁を貫設する
と共に前記マニュアルシャフトを前記トランスミッショ
ンケースの対向する一対の側壁のうちの他方の側壁に貫
設し、前記オイルパン取付け部の内部空間の前記一方の
側壁寄りに前記被ロック部材、前記第1のロック部材、
および前記第2のロック部材を配置し、前記オイルパン
取付け部の内部空間の前記他方の側壁寄りに前記パーキ
ング制御機構を配置した車両用トランスミッションのシ
フトロック装置である。
【0014】この出願の請求項4の発明は、請求項1に
記載の車両用トランスミッションのシフトロック装置で
あって、前記第1および第2のロック部材を前記被ロッ
ク部材に対する前記係止を解除させるようにそれぞれ回
動付勢する第1および第2のスプリングを備えた車両用
トランスミッションのシフトロック装置である。
【0015】この出願の請求項5の発明は、請求項1に
記載の車両用トランスミッションのシフトロック装置で
あって、前記第1および第2のロック部材を前記被ロッ
ク部材に係止させるようにそれぞれ回動付勢する第1お
よび第2のスプリングを備えた車両用トランスミッショ
ンのシフトロック装置である。
【0016】この出願の請求項6の発明は、請求項4ま
たは請求項5に記載の車両用トランスミッションのシフ
トロック装置であって、前記第1および第2のスプリン
グのうちの少なくとも一方を前記ロック部材と前記被ロ
ック部材との間に張設した車両用トランスミッションの
シフトロック装置である。
【0017】この出願の請求項7の発明は、請求項2に
記載の車両用トランスミッションのシフトロック装置で
あって、前記フローティングロック部材および前記第2
のロック部材を前記被ロック部材に対する前記係止を解
除させるようにそれぞれ回動付勢する第1および第2の
スプリングを備えた車両用トランスミッションのシフト
ロック装置である。
【0018】この出願の請求項8の発明は、請求項2に
記載の車両用トランスミッションのシフトロック装置で
あって、前記フローティングロック部材および前記第2
のロック部材を前記被ロック部材に係止させるようにそ
れぞれ回動付勢する第1および第2のスプリングを備え
た車両用トランスミッションのシフトロック装置であ
る。
【0019】この出願の請求項9の発明は、請求項7ま
たは請求項8に記載の車両用トランスミッションのシフ
トロック装置であって、前記第1のスプリングを前記フ
ローティングロック部材と前記被ロック部材との間に張
設した車両用トランスミッションのシフトロック装置で
ある。
【0020】この出願の請求項10の発明は、請求項4
に記載の車両用トランスミッションのシフトロック装置
であって、前記第1及び第2のスプリングによる前記第
1および第2のロック部材の過大な回動を阻止させるリ
ブ状のストッパを前記トランスミッションケースに一体
に形成した車両用トランスミッションのシフトロック装
置である。
【0021】この出願の請求項11の発明は、請求項7
に記載の車両用トランスミッションのシフトロック装置
であって、前記第1及び第2のスプリングによる前記フ
ローティングロック部材および前記第2のロック部材の
過大な回動を阻止させるリブ状のストッパを前記トラン
スミッションケースに一体に形成した車両用トランスミ
ッションのシフトロック装置である。
【0022】この出願の請求項1〜11の発明のシフト
ロック装置は、第1および第2のシフトロックシャフ
ト、第1および第2のロック部材または1および第2の
ロック部材とフローティングロック部材、およびマニュ
アルシャフト上の被ロック部材を主たる構成要素として
おり、機械式であるため安価である上、パーキング制御
機構から独立しており、シャフト2本分のスペースで済
むため、トランスミッションの小型化に有利であり、更
にトランスミッションに組付けられているため、車両の
盗難防止効果が期待できる。
【0023】トランスミッションケースは、一般的に、
円筒状部の下側にオイルパン取付け部を有しており、こ
のオイルパン取付け部の対向する一対の側壁のそれぞれ
の内側には比較的に大きい空間がある。この出願の請求
項3の発明のシフトロック装置は、パーキング制御機構
とシフトロック装置をオイルパン取付け部の内部空間の
一対の側壁寄りに分散配置し、オイルパン取付け部の内
部空間を有効に利用したので、トランスミッションの小
型化に極めて有利である。
【0024】第1および第2のシフトロックシャフトと
ブレーキペダルおよびキーシリンダとの機械的な連結
は、例えばケーブルを用いて行う。このケーブルは切れ
る可能性がある。この出願の請求項4、請求項6、請求
項7、請求項9の各発明のシフトロック装置は、第1お
よび第2のロック部材またはフローティングロック部材
および第2のロック部材をスプリングにより被ロック部
材に対する係止を解除するように回動付勢したので、ケ
ーブルが切れた場合にはシフトロックが解除する。従っ
て、修理のための車両移動が容易である上、ケーブルが
切れた場合にシフトロックを解除するための解除装置を
附設しなくても済む。
【0025】また、この出願の請求項6、請求項9の各
発明のシフトロック装置は、被ロック部材とロック部材
との間または被ロック部材とフローティングロック部材
との間にスプリングを張設したので、スプリングの一端
を係止させるブラケット等が不要であり、コスト低減に
有利である。
【0026】この出願の請求項5、請求項8の各発明の
シフトロック装置は、第1および第2のロック部材また
はフローティングロック部材および第2のロック部材を
スプリングにより被ロック部材に係止するように回動付
勢したので、ケーブルが切れた場合にはシフトロックが
解除できなくなる。従って、運転者が異常発生を確認で
き、車両の安全性が向上する。
【0027】この出願の請求項10、請求項11の各発
明のシフトロック装置は、スプリングの付勢によるロッ
ク部材、フローティング部材の過大な回動を阻止するリ
ブ状のストッパをトランスミッションケースに一体に形
成したので、トランスミッションを車両へ搭載する以前
の状態でもスプリングを撓ませた状態に保持することが
でき、トランスミッションの搭載作業性がよい上、トラ
ンスミッションケースとは別体のストッパを設置する場
合に比べて、コスト低減に有利である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この出願の発明のシフトロ
ック装置の実施の形態につき、図面を参照して説明す
る。
【0029】図1〜図6は、第1の実施の形態を示す。
図1及び図2に示すように、トランスミッションケース
11は回転軸や歯車を収容させる円筒状部12の下側に
オイルパン14が取付けられるオイルパン取付け部13
を一体に有している。オイルパン取付け部13の内部に
位置するマニュアルシャフト18の両端部は、オイルパ
ン取付け部13の対向する側壁15、16によりマニュ
アルシャフト18の軸線周りに回動自在に支承されてい
る。また、マニュアルシャフト18の中央部は、円筒部
12から下方へ突出した支承部17により回動自在に支
承されている。
【0030】側壁15を貫通して外部に突出したマニュ
アルシャフト18の端部には、マニュアルシフトレバー
19が一体に回動するように結合されている。このマニ
ュアルシフトレバー19の自由端部は、ケーブル(図示
省略)を介して車室内のシフトレバー(図示省略)と機
械的に連結されており、シフトレバーがパーキング位
置、リバース位置、およびドライブ位置の間で動かされ
ることに連動してマニュアルシャフト18が図3に示す
回動位置P、R、およびDの間で回動するようになって
いる。
【0031】オイルパン取付け部13の内部の側壁15
寄り部分にはパーキング制御機構20が配設されてい
る。このパーキング制御機構20は、マニュアルシャフ
ト18に一体に回動するように結合されたディテントレ
バー21、一端でオイルパン取付け部13に取付けられ
かつ他端でディテントレバー21の外周面の複数の凹部
に係合するピンを保持すると共にこのピンを凹部に係合
させるように付勢するディテントスプリング22、ディ
テントレバー21に連結されたパーキングロッド23、
オイルパン取付け部に枢着されかつパーキングロッド2
3に一体に往復動するように結合されたカム24により
駆動されるパーキングポール25等で構成されている。
マニュアルシャフト18が回動位置Pを占める場合、パ
ーキングポール25がトランスミッションの出力軸と一
体に回転するように結合されたパーキングギヤと係合
し、出力軸の回転が阻止される。
【0032】オイルパン取付け部13の側壁16は、マ
ニュアルシャフト18より上側に位置しかつマニュアル
シャフト18と平行な中空のシフトロックシャフト27
をその軸線周りに回動自在に支承している。このシフト
ロックシャフト27の内側にはシフトロックシャフト2
6がシフトロックシャフト27に対し回動自在に支承さ
れている。シフトロックシャフト27の一端部はオイル
パン取付け部13の外部に突出しており、シフトロック
シャフト26の一端部はシフトロックシャフト27の一
端部から突出している。シフトロックシャフト26の一
端部にはシフトロックレバー28が一体に回動するよう
に結合されており、このシフトロックレバー28の自由
端部はケーブル(図示省略)を介してブレーキペダル
(図示省略)と機械的に連結され、ブレーキペダルの踏
み込みに連動してシフトロックシャフト26が第1の回
動位置(図3に示す回動位置P1)から第2の回動位置
(図3に示す回動位置P2)へ回動するようになってい
る。同様に、シフトロックシャフト27の一端部にはシ
フトロックレバー29が一体に回動するように結合され
ており、このシフトロックレバー29の自由端部はケー
ブル(図示省略)を介してイグニッションキーに対応す
るキーシリンダー(図示省略)と機械的に連結され、キ
ーシリンダーに差し込まれたイグニッションキーがロッ
ク位置からオン位置へ回動されることに連動してシフト
ロックシャフト27が第1の回動位置(図4に示す回動
位置P3)から第2の回動位置(図4に示す回動位置P
4)へ回動するようになっている。
【0033】オイルパン取付け部13の内部の側壁16
寄り部分においては、マニュアルシャフト18には被ロ
ック部材30、31がマニュアルシャフトと一体に回動
するように結合され、シフトロックシャフト26にはロ
ック部材32がシフトロックシャフト26と一体に回動
するように結合され、シフトロックシャフト27にはロ
ック部材33がシフトロックシャフト27と一体に回動
するように結合されている。
【0034】マニュアルシャフト18が回動位置Pを占
めている場合において、シフトロックシャフト26が第
1の回動位置P1を占めるときには図3に示すように、
被ロック部材30の先端がロック部材32の先端の凹部
に係合して被ロック部材30の時計方向への回動、即ち
マニュアルシャフト18の回動位置Pから回動位置R、
Dへの回動が阻止されるようになっている。同様に、マ
ニュアルシャフト13が回動位置Pを占めている場合に
おいて、シフトロックシャフト27が第1の回動位置P
3を占めるときには図4に示すように、被ロック部材3
1の先端がロック部材33の先端の凹部に係合して被ロ
ック部材31の時計方向への回動が阻止されるようにな
っている。
【0035】また、マニュアルシャフト18が回動位置
Pを占めている場合において、シフトロックシャフト2
7が第2の回動位置P4を占めるときには図5に示すよ
うに、被ロック部材31の先端とロック部材33の先端
の凹部とが非係合となって被ロック部材31の時計方向
への回動、即ちマニュアルシャフト18の回動位置Pか
ら回動位置R、Dへの回動が許容されるようになってい
る。同様に、マニュアルシャフト13が回動位置Pを占
めている場合において、シフトロックシャフト26が第
2の回動位置P2を占めるときには被ロック部材30の
先端とロック部材32の先端の凹部とが非係合となって
被ロック部材30の時計方向への回動が許容される。
【0036】一端をオイルパン取付け部13に係止させ
かつ他端をロック部材32に係止させたトーションスプ
リング34によりロック部材32が図3で時計方向、即
ち被ロック部材30との係合を解除するように回動付勢
されている。また、一端を非ロック部材31に係止させ
かつ他端をロック部材33に係止させた引張りスプリン
グ35によりロック部材33が図4で時計方向、即ち被
ロック部材31との係合を解除するように回動付勢され
ている。スプリング34の付勢によるロック部材32の
過大な回動およびスプリング35の付勢によるロック部
材33の過大な回動を阻止させるため円筒状部12から
下方へ突出するリブ状のストッパ36が円筒状部12に
一体に形成されている。ロック部材32、33がストッ
パ36に当接した状態でもスプリング34、35は撓ん
だ状態にあるようにされている。図6は、ロック部材3
3がストッパ36に当接した状態を示す。
【0037】尚、マニュアルシャフト18が回動位置R
またはDを占めると共にシフトロックシャフト26、2
7がそれぞれ第1の回動位置を占めた状態からマニュア
ルシャフト18が回動位置Pへ回動するのを許容させる
ため、ロック部材32、33には、マニュアルシャフト
18の回動位置RまたはDから回動位置Pへの回動に伴
う被ロック部材30、31の回動を妨げないようにする
カム面37、38が形成されている。
【0038】また、シフトロックシャフト26をキーシ
リンダと機械的に連結し、シフトロックシャフト27を
ブレーキペダルと機械的に連結することとしてもよい。
【0039】以上の説明から理解されるように、図1〜
図6に示すシフトロック装置においては、シフトレバー
をドライブ位置またはリバース位置からパーキング位置
に動かすと、被ロック部材30、31とロック部材3
2、33とが係合し、これらの係合によってマニュアル
シャフト18の回動位置Pから回動位置RまたはDへの
回動が阻止され、従ってシフトレバーをパーキング位置
からリバース位置またはドライブ位置へ動かすことがで
きなくなる。
【0040】この状態にてブレーキペダルを踏み込むと
ロック部材32の回動によりロック部材32と被ロック
部材30とが非係合となり、ブレーキペダルを踏込んだ
まま更にイグニッションキーをキーシリンダーに差し込
んでロック位置からオン位置へ回動するとロック部材3
3の回動によりロック部材33と被ロック部材31とが
非係合となるので、マニュアルシャフト18が回動位置
Pから回動位置RまたはDへ回動可能となり、従ってシ
フトレバーをパーキング位置からリバース位置またはド
ライブ位置へ動かすことができる。
【0041】図7〜図11は、図1〜図6に示す実施の
形態とは別の実施の形態を示す。図7から図11に示す
シフトロック装置の図1〜図6に示すシフトロック装置
からの相違点は、次のようである。
【0042】第1の相違点は、図7、図8に示すよう
に、マニュアルシャフト18を側壁15と支承部17の
2個所で回動自在に支承させ、シフトロックシャフト2
7をマニュアルシャフト18と同軸にかつ隣接するよう
に配置していることである。シフトロックシャフト27
は中実であり、またシフトロックシャフト26は側壁1
6に直接に回動自在に支承させている。
【0043】第2の相違点は、図7〜図11に示すよう
に、マニュアルシャフト18と一体に回動する被ロック
部材として、1個の被ロック部材39を用い、シフトロ
ックシャフト26と一体に回動するロック部材32とシ
フトロックシャフト26に対し回動自在にシフトロック
シャフト26に支持させたフローティングロック部材4
0のそれぞれが被ロック部材39と係合、非係合するよ
うにし、ローティングロック部材40の回動をシフトロ
ックシャフト27と一体に回動するロック部材33によ
り制御するようにしたことである。フローティングロッ
ク部材40は、図9〜図11に示すように、被ロック部
材39と係合するための部分41とロック部材33と係
合するための部分42とを有している。
【0044】第3の相違点は、図9〜図11に示すよう
に、引張りスプリング35を被ロック部材39とフロー
ティングロック部材40との間に張設し、スプリング3
5の付勢によるフローティングロック部材40の過大な
回動をリブ状のストッパ36により阻止させたことであ
る。
【0045】図7〜図11に示すシフトロック装置にお
いても、シフトレバーをドライブ位置またはリバース位
置からパーキング位置に動かすと、被ロック部材39と
ロック部材32、フローティングロック部材40とが係
合し、これらの係合によってマニュアルシャフト18の
回動位置Pから回動位置RまたはDへの回動が阻止さ
れ、従ってシフトレバーをパーキング位置からリバース
位置またはドライブ位置へ動かすことができなくなる。
【0046】この状態にてブレーキペダルを踏み込むと
ロック部材32の回動によりロック部材32と被ロック
部材39とが非係合となり、ブレーキペダルを踏込んだ
まま更にイグニッションキーをキーシリンダーに差し込
んでロック位置からオン位置へ回動するとロック部材3
3の回動によりフローティングロック部材40が回動さ
れてフローティングロック部材40と被ロック部材39
とが非係合となるので、マニュアルシャフト18が回動
位置Pから回動位置RまたはDへ回動可能となり、従っ
てシフトレバーをパーキング位置からリバース位置また
はドライブ位置へ動かすことができる。
【0047】図1〜図7に示すシフトロック装置におい
ては、被ロック部材30、31とロック部材32、33
との係合を解除させるようにロック部材32、33をス
プリング34、35により回動付勢させているが、図1
2〜図14に示すように、被ロック部材30、31とロ
ック部材32、33とを係合させるようにロック部材3
2、33をスプリング34、35により回動付勢させる
こととしてもよい。
【0048】同様に、図8〜図11に示すシフトロック
装置において、被ロック部材39とロック部材32、フ
ローティングロック部材40とを係合させるようにロッ
ク部材32、フローティングロック部材40をスプリン
グ34、35により回動付勢させることとしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上に説明したように、この出願の発明
に係るシフトロック装置は、第1および第2のシフトロ
ックシャフト、第1および第2のロック部材または第1
および第2のロック部材とフローティングロック部材、
およびマニュアルシャフト上の被ロック部材を主たる構
成要素としており、機械式であるため安価である上、パ
ーキング制御機構から独立しており、シャフト2本分の
スペースで済むため、トランスミッションの小型化に有
利であり、更にトランスミッションに組付けられている
ため、車両の盗難防止効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明に係るシフトロック装置を示す
断面図である。
【図2】図1のシフトロック装置のオイルパン14を取
り外して下方から見た図である。
【図3】図1のシフトロック装置における被ロック部材
30とロック部材32の係合状態を示す図である。
【図4】図1のシフトロック装置における被ロック部材
31とロック部材33の係合状態を示す図である。
【図5】図1のシフトロック装置における被ロック部材
31とロック部材33の係合解除状態を示す図である。
【図6】図1のシフトロック装置におけるロック部材3
3とストッパ36の関係を示す図である。
【図7】この出願の発明に係る別のシフトロック装置を
示す断面図である。
【図8】図7のシフトロック装置のオイルパン14を取
り外して下方から見た図である。
【図9】図7のシフトロック装置における被ロック部材
39とフローティングロック部材40の係合状態を示す
図である。
【図10】図7のシフトロック装置における被ロック部
材39とフローティングロック部材40の係合解除状態
を示す図である。
【図11】図7のシフトロック装置におけるフローティ
ングロック部材40とストッパ36の関係を示す図であ
る。
【図12】図1のシフトロック装置におけるスプリング
34の付勢方向を反対にした場合の被ロック部材30と
ロック部材32の係合状態を示す図である。
【図13】図1のシフトロック装置におけるスプリング
35の付勢方向を反対にした場合の被ロック部材31と
ロック部材33の係合状態を示す図である。
【図14】図12の被ロック部材31とロック部材33
の係合解除状態を示す図である。
【符号の説明】
11・・・トランスミッションケース 12・・・円筒状部 13・・・オイルパン取付け部 15、16・・・側壁 18・・・マニュアルシャフト 20・・・パーキング制御機構 26、27・・・シフトロックシャフト 30、31、39・・・被ロック部材 32、33・・・ロック部材 34、35・・・スプリング 36・・・ストッパ 40・・・フローティングロック部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D040 AA14 AA28 AA35 AB01 AC29 AC57 AC60 AC65 AE07 AE09 AF07 3J067 AA02 AB06 CA22 CA40 FA25 FA57 FA62 FB83 FB90 GA01 GA16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッションケースに回動自在に
    組付けられ、車室内のシフトレバーがパーキング位置、
    リバース位置、およびドライブ位置の間で動かされるこ
    とに連動して第1の回動位置、第2の回動位置、および
    第3の回動位置へと回動するようにシフトレバーと機械
    的に連結されると共に少なくとも前記トランスミッショ
    ンケース内のパーキング制御機構に機械的に連結される
    マニュアルシャフトと、 前記マニュアルシャフトと平行なように前記トランスミ
    ッションケースに回動自在に組付けられ、車室内のブレ
    ーキペダルの踏み込み操作とイグニッションキーのロッ
    ク位置からオン位置への操作のうちの一方に連動して第
    1の回動位置から第2の回動位置へと回動するようにブ
    レーキペダルと車室内のキーシリンダーの何れか一方と
    機械的に連結される第1のシフトロックシャフトと、 前記第1のシフトロックシャフトと内外同心的に配置さ
    れ、前記ブレーキペダルの踏み込みと前記イグニッショ
    ンキーのロック位置からオン位置への操作の他方に連動
    して第1の回動位置から第2の回動位置へ回動するよう
    に前記ブレーキペダルと前記キーシリンダーのうちの他
    方と機械的に連結される第2のシフトロックシャフト
    と、 前記マニュアルシャフトによりこれと一体に回動するよ
    うに支持された少なくとも1つの被ロック部材と、 前記第1シフトロックシャフトによりこれと一体に回動
    するように支持され、前記マニュアルシャフトが前記第
    1の回動位置を占める場合において、前記第1のシフト
    ロックシャフトが前記第1の回動位置を占めるときには
    前記被ロック部材を回動しないように係止し、前記第1
    のシフトロックシャフトが前記第2の回動位置を占める
    ときには前記被ロック部材に対する前記係止を解除する
    第1のロック部材と、 前記第2シフトロックシャフトによりこれと一体に回動
    するように支持され、前記マニュアルシャフトが前記第
    1の回動位置を占める場合において、前記第2のシフト
    ロックシャフトが前記第1の回動位置を占めるときには
    前記被ロック部材を回動しないように係止し、前記第2
    のシフトロックシャフトが前記第2の回動位置を占める
    ときには前記被ロック部材に対する前記係止を解除する
    第2のロック部材を備えた車両用トランスミッションの
    シフトロック装置。
  2. 【請求項2】 トランスミッションケースに回動自在に
    組付けられ、車室内のシフトレバーがパーキング位置、
    リバース位置、およびドライブ位置の間で動かされるこ
    とに連動して第1の回動位置、第2の回動位置、および
    第3の回動位置へと回動するようにシフトレバーと機械
    的に連結されると共に少なくとも前記トランスミッショ
    ンケース内のパーキング制御機構に機械的に連結される
    マニュアルシャフトと、 前記マニュアルシャフトと同軸に且つ隣接するように前
    記トランスミッションケースに回動自在に組付けられ、
    車室内のブレーキペダルの踏み込み操作とイグニッショ
    ンキーのロック位置からオン位置への操作のうちの一方
    に連動して第1の回動位置から第2の回動位置へと回動
    するようにブレーキペダルと車室内のキーシリンダーの
    何れか一方と機械的に連結される第1のシフトロックシ
    ャフトと、 前記第1のシフトロックシャフトと平行なように前記ト
    ランスミッションケースに回動自在に組付けられ、前記
    ブレーキペダルの踏み込みと前記イグニッションキーの
    ロック位置からオン位置への操作の他方に連動して第1
    の回動位置から第2の回動位置へ回動するように前記ブ
    レーキペダルと前記キーシリンダーのうちの他方と機械
    的に連結される第2のシフトロックシャフトと、 前記マニュアルシャフトによりこれと一体に回動するよ
    うに支持された少なくとも1つの被ロック部材と、 前記第1シフトロックシャフトによりこれと一体に回動
    するように支持され、前記マニュアルシャフトが前記第
    1の回動位置を占める場合において、前記第1のシフト
    ロックシャフトが前記第1の回動位置を占めるときには
    前記第2のシフトロックシャフトにより回動自在に支持
    されたフローティングロック部材を介して前記被ロック
    部材を回動しないように係止し、前記第1のシフトロッ
    クシャフトが前記第2の回動位置を占めるときには前記
    被ロック部材に対する前記係止を解除する第1のロック
    部材と、 前記第2シフトロックシャフトによりこれと一体に回動
    するように支持され、前記マニュアルシャフトが前記第
    1の回動位置を占める場合において、前記第2のシフト
    ロックシャフトが前記第1の回動位置を占めるときには
    前記被ロック部材を回動しないように係止し、前記第2
    のシフトロックシャフトが前記第2の回動位置を占める
    ときには前記被ロック部材に対する前記係止を解除する
    第2のロック部材を備えた車両用トランスミッションの
    シフトロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    トランスミッションのシフトロック装置であって、 前記マニュアルシャフト、前記第1のシフトロックシャ
    フト、及び前記第2のシフトロックシャフトを前記トラ
    ンスミッションケースの円筒状部の下側のオイルパン取
    付け部に配置し、前記第1および第2のシフトロックシ
    ャフトを前記オイルパン取付け部の対向する一対の側壁
    のうちの一方の側壁を貫設すると共に前記マニュアルシ
    ャフトを前記トランスミッションケースの対向する一対
    の側壁のうちの他方の側壁に貫設し、前記オイルパン取
    付け部の内部空間の前記一方の側壁寄りに前記被ロック
    部材、前記第1のロック部材、および前記第2のロック
    部材を配置し、前記オイルパン取付け部の内部空間の前
    記他方の側壁寄りに前記パーキング制御機構を配置した
    車両用トランスミッションのシフトロック装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の車両用トランスミッシ
    ョンのシフトロック装置であって、 前記第1および第2のロック部材を前記被ロック部材に
    対する前記係止を解除させるようにそれぞれ回動付勢す
    る第1および第2のスプリングを備えた車両用トランス
    ミッションのシフトロック装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の車両用トランスミッシ
    ョンのシフトロック装置であって、 前記第1および第2のロック部材を前記被ロック部材に
    係止させるようにそれぞれ回動付勢する第1および第2
    のスプリングを備えた車両用トランスミッションのシフ
    トロック装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の車両用
    トランスミッションのシフトロック装置であって、 前記第1および第2のスプリングのうちの少なくとも一
    方を前記ロック部材と前記被ロック部材との間に張設し
    た車両用トランスミッションのシフトロック装置。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の車両用トランスミッシ
    ョンのシフトロック装置であって、 前記フローティングロック部材および前記第2のロック
    部材を前記被ロック部材に対する前記係止を解除させる
    ようにそれぞれ回動付勢する第1および第2のスプリン
    グを備えた車両用トランスミッションのシフトロック装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の車両用トランスミッシ
    ョンのシフトロック装置であって、 前記フローティングロック部材および前記第2のロック
    部材を前記被ロック部材に係止させるようにそれぞれ回
    動付勢する第1および第2のスプリングを備えた車両用
    トランスミッションのシフトロック装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の車両用
    トランスミッションのシフトロック装置であって、 前記第1のスプリングを前記フローティングロック部材
    と前記被ロック部材との間に張設した車両用トランスミ
    ッションのシフトロック装置。
  10. 【請求項10】 請求項4に記載の車両用トランスミッ
    ションのシフトロック装置であって、 前記第1及び第2のスプリングによる前記第1および第
    2のロック部材の過大な回動を阻止させるリブ状のスト
    ッパを前記トランスミッションケースに一体に形成した
    車両用トランスミッションのシフトロック装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の車両用トランスミッ
    ションのシフトロック装置であって、 前記第1及び第2のスプリングによる前記フローティン
    グロック部材および前記第2のロック部材の過大な回動
    を阻止させるリブ状のストッパを前記トランスミッショ
    ンケースに一体に形成した車両用トランスミッションの
    シフトロック装置。
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