JP2000097279A - 免震装置、免震装置付建物及び免震装置の制御方法 - Google Patents

免震装置、免震装置付建物及び免震装置の制御方法

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JP2000097279A
JP2000097279A JP11032954A JP3295499A JP2000097279A JP 2000097279 A JP2000097279 A JP 2000097279A JP 11032954 A JP11032954 A JP 11032954A JP 3295499 A JP3295499 A JP 3295499A JP 2000097279 A JP2000097279 A JP 2000097279A
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JP
Japan
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fluid pressure
hollow body
seismic isolation
earthquake
isolation device
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Application number
JP11032954A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Kawazoe
譲 川副
Kazuki Futagawa
和貴 二川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で安価なロック手段を備えた免震
装置を提供すること。 【解決手段】 建物1を基礎2上に固定し且つ地震検知
器17が設定値以上の地震を検知したときに固定を解除
可能なロック手段を備える免震装置において、ロック手
段は、流体圧の供給・排出により膨張・収縮が可能で且
つ膨張時に建物1を基礎2にロックするホース7と、ホ
ース7に圧力流体圧を供給する加圧ポンプ11と、ホー
ス7に流体圧を供給する加圧ポンプ11と、ホース7内
の流体圧を排出させる電磁弁12と、地震検知器17が
設定値以上の地震を検知したときに動作して加圧ポンプ
11によりホース7内の流体圧を排出させる制御部16
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震時にのみ免震
支承手段が機能するようにするロック機構を設けた免震
装置、免震装置付建物及び免震装置の制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来からビルディング等の重量構造物で
は、支持体(基礎)と構造物本体との間に免震支承手段
(積層ゴム製支承部材、転がり支承部材、滑り支承部
材)等を装備したものがある。しかし、住宅等の軽量構
造物にあっては、耐震構造に主眼がおかれ、免震装置を
装備したものは殆ど普及していないのが現状である。こ
れは、住宅に免震装置を装備すると、地震時以外の平時
に、風等によって住宅が不必要に揺れてしまったりする
からである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これを防止する免震装
置としては、住宅と基礎との間に免震支承手段及びロッ
ク機構を介装して、通常はロック機構により免震支承手
段が作動しないようにしておき、地震時にロック機構に
よるロックが解除されて免震支承手段が作動するように
したものが考えられている。このロック機構は、できる
だけ簡単な構造で安価であるのが望ましい。そこで、本
発明は、構造が簡単で、安価なロック手段を備える免震
装置、免震装置付建物及び免震装置の制御方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、被支持体の複数箇所を任意の方
向に移動許容可能に支持体上に支承させる免震支承手段
と、地震の発生を検知する地震検知手段と、通常は前記
被支持体を前記支持体上に固定し且つ前記地震検知手段
が設定値以上の地震を検知した時に前記固定を解除可能
なロック手段を備える免震装置において、前記ロック手
段は、流体圧の供給・排出により膨張・収縮が可能で且
つ膨張時に前記支持体と前記被支持体とに固定力を作用
させる中空体と、流体圧供給源と、前記流体圧供給源が
発生する流体圧の前記中空体に対する供給・排出を制御
する制御弁と、前記地震検知手段が設定値以上の地震を
検知した時に前記制御弁により前記中空体内の流体圧を
排出させる制御を行う制御手段を有する免震装置とした
ことを特徴とする。
【0005】この構成によれば、通常時は、流体圧供給
源より流体圧をロック手段の中空体に供給して中空体を
所定の圧力で膨張させることにより、中空体が支持体と
被支持体に固定力を加え、免震支承手段による被支持体
の水平方向への移動可能な状態をロックする。これによ
り、通常時は、被支持体が中空体により支持体にロック
(固定)されるので、風等により被支持体が揺れるのが
防止される。これに対し、所定値以上の地震が発生して
これが地震検知手段により検出されると、制御弁により
中空体の流体圧を排出し、被支持体の支持体に対する固
定を解除する。これにより、免震支承手段は被支持体を
支持体より免震支承し、地震により被支持体に入力され
る水平方向振動が免震支承手段で吸収される。
【0006】また、請求項2の発明は、被支持体の複数
箇所を任意の方向に移動許容可能に支持体上に支承させ
る免震支承手段と、風を検知する風速検知手段と、前記
風速検知手段が設定値以上の風速を検知した時に前記被
支持体を前記支持体上に固定し且つ検知した風速が設定
値未満のときに前記固定を解除するロック手段を備える
免震装置において、前記ロック手段は、流体圧の供給・
排出により膨張・収縮が可能で且つ膨張時に前記支持体
と前記被支持体とに固定力を作用させる中空体と、流体
圧供給源と、前記流体圧供給源が発生する流体圧の前記
中空体に対する供給・排出を制御する制御弁と、前記風
速検知手段が設定値以上の風速を検知した時に前記制御
弁により前記中空体内の流体圧を供給させる制御を行う
制御手段を有する免震装置としたことを特徴とする。
【0007】この構成によれば、設定値以上の風速発生
時には流体圧供給源より流体圧をロック手段の中空体に
供給して中空体を所定の圧力で膨張させることにより、
中空体が支持体と被支持体に固定力を加え、免震支承手
段による被支持体の水平方向への移動可能な状態をロッ
クする。これにより、強風時は、被支持体が中空体によ
り支持体にロック(固定)されるので、風により被支持
体が揺れるのが防止される。これに対し、風速検知手段
が検知する風速が設定値より小さい場合には、制御弁に
より中空体の流体圧を排出し、被支持体の支持体に対す
る固定を解除する。これにより、免震支承手段は被支持
体を支持体より免震支承し、地震により被支持体に入力
される水平方向振動が免震支承手段で吸収され得る状態
になる。
【0008】請求項3の発明は、前記ロック手段が前記
支持体と前記被支持体との間に介装された弾性支承部材
を備え、前記弾性支承部材は弾性部材と中心側が前記弾
性部材に埋設されたプレートを備え、前記中空体は前記
プレートの突出部間に捲回されたホースであることを特
徴とする。この構成では、ロック手段が弾性変形可能な
免震支承手段と一体化され、部材や使用空間を少なくで
きる。弾性支承手段は交互に積層した複数のプレートと
複数の弾性部材からなり、複数のプレートは周縁部が弾
性部材から突出している積層ゴム製支承が好適である。
また、中空体は複数のプレートの周緑部間にそれぞれ介
装された環状ホースであってもよい。
【0009】請求項4の発明は、前記制御弁が、前記中
空体のドレン弁であり、開弁することにより前記中空体
の流体圧を排出することを特徴とする。この構成では、
ドレン弁である制御弁が開弁することにより、中空体の
流体圧が排出され、ロック解除状態になり、制御弁が閉
弁することによって流体圧供給源の流体圧が中空体に作
用し、ロック状態になる。請求項5の発明は、前記制御
弁が前記流体圧供給源と前記中空体との間に設けられて
前記中空体に対する流体圧の供給と排出を切り換える3
ポート切換弁であることを特徴とする。
【0010】この構成では、3ポート切換弁による制御
弁の供給側切換動作によって流体圧供給源の流体圧が中
空体に供給されてロック状態になり、また制御弁の排出
側切換動作によって流体圧が排出され、ロック解除状態
になる。請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1
項記載の免震装置を備え、前記支持体が基礎であり、前
記被支持体が前記基礎上に配設された建物である免震装
置付建物としたことを特徴とする。この構成では、基礎
上の建物がロック可能に免震支承される。
【0011】請求項7の発明は、請求項1に記載の免震
装置の制御方法であり、設定値以上の地震発生時には地
震検知手段からの地震検知信号を受けて制御弁により中
空体の流体圧の排出を行い、地震により被支持体に入力
される水平方向振動を免震支承手段で吸収可能とし、地
震が治まったとき又は平時における地震検知手段からの
検知信号を受けて制御弁による前記中空体の流体圧の排
出を停止し、且つ当該中空体の圧力を検出して前記中空
体の圧力が設定値以下の時には前記中空体に対する流体
圧供給源を作動させ、所定圧力の流体圧を前記中空体に
供給することにより前記中空体を設定圧力で膨張させて
被支持体を支持体に固定することを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、請求項2に記載の免震
装置の制御方法であり、設定値以上の風速発生時には前
記風速検知手段からの風速検知信号を受けて前記流体圧
供給源を作動させて前記中空体内に流体を供給して中空
体を膨張させることにより被支持体を支持体に固定し、
前記風速検知手段が検知する風速が設定値より小さい場
合には制御弁によって前記中空体の流体圧の排出を行
い、被支持体の支持体に対する固定を解除することによ
り地震により被支持体に入力される水平方向振動を免震
支承手段で吸収可能とすることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [実施の形態1]図1において、1は住宅等の建物(被
支持体)、2は建物1の基礎(支持体)である。この建
物1と基礎2との間には免震装置3が介装されている。
【0014】免震装置3は、建物1の床laと基礎2と
の間に介装された複数の免震支承部材(免震支承手段)
4と、建物1を基礎2に対して固定及びその解除をする
ロック手段を有する。このロック手段は、建物1の床l
aと基礎2との間に介装された複数のロック機構5をロ
ック手段の一部として有する。
【0015】複数の免震支承部材4は建物1の周縁下部
の複数箇所と基礎2との間に等ピッチで配設され、ロッ
ク機構5は建物1の長手方向側部の免震支承部材4,4
間に配設されている。免震支承部材4としては、周知の
積層ゴム製支承部材、転がり支承部材、滑り支承部材等
を用いることができるので、その詳細な説明は省略す
る。
【0016】ロック機構5は、図3に示すように建物1
を基礎2上に支承して任意の方向に弾性変形可能な弾性
支承部材6と、中空体としてのホース7を有する。この
弾性支承部材6は、弾性部材8と、中心側が弾性部材8
に埋設された金属製の補強プレート9を備えている。そ
して、ホース7は、補強プレート9の端部間であって螺
旋状に形成された空間、即ち弾性部材8の周面に沿って
螺旋状溝10内に螺旋状に捲回されている。このホース
7と補強プレート9はその接触位置で固定されている。
【0017】また、ロック手段は、流体圧吐出口(図示
せず)がロック機構5のホース7の一端部に接続された
加圧ポンプ(流体圧供給源)11と、ホース7の他端部
に接続された流体圧排出用の電磁ドレン弁(制御弁)1
2を有する。図2に示されているように、加圧ポンプ1
1は、スイッチ13がオンすると、商用電源14からの
電力により作動し、吸込口11aから流体圧を吸い込ん
でこれを加圧し、加圧した流体圧をホース7に供給する
ようになっている。尚、流体圧の媒体としては、エアー
等の気体、水やオイル等の液体を用いることができる。
【0018】加圧ポンプ11の流体圧吐出側に連通する
図示しない通路には圧力検出器(圧力検出手段)15が
装着されている。圧力検出器15で検出された圧力信号
Pは制御手段としての制御部(演算制御回路)16に入
力されるようになっている。制御部16は、圧力信号P
が示す圧力が所定値以下の時にはスイッチ13をオンさ
せて加圧ポンプ11を作動させ、圧力信号Pが示す圧力
が所定値(設定値)を越えた時には、スイッチ13をオ
フさせて加圧ポンプ11の運転を停止させるようになっ
ている。
【0019】また、制御部16には、地震が発生したこ
とを検知する外部検知手段としての地震検知器(地震検
知手段)17から地震検知信号が入力されるようになっ
ており、地震検知器17から設定値以上の地震検知信号
が制御部16に入力されると、制御部16は電磁ドレン
弁12を開くように設定されている。次に、この様な構
成の免震装置3の作用を説明する。
【0020】通常、流体圧排出用の電磁ドレン弁12を
閉じた状態になっている。この状態では、加圧ポンプ1
1からホース7に供給された流体圧がホース7を膨張さ
せ、建物1を基礎2上に水平方向に移動不能にロック
(固定)する。これにより、弾性部材8が建物1に作用
する強風等の外力で水平方向に弾性変形するのを防止す
る。なお、この時には、加圧ポンプ11の運転を停止す
ることが好ましい。
【0021】このロック機構を詳細に説明すると、ホー
ス7内が加圧されていると、ホース7の剛性が増すと共
に、ホース7の剪断変形力が規制されるので、弾性部材
8が建物1に作用する強風等の外力によって水平方向に
弾性変形し、ホース7の断面が真円から楕円に変形して
も、ホース7は加圧流体圧により真円に戻ろうとする復
元力が発生することになる。更に、ホース7が弾性部材
8に接していることで、ホース7が加圧されると、ホー
ス7の拡径が弾性部材8により阻止される方向に作用
し、この際の反力により弾性部材8に復帰方向への力が
生ずることになる。
【0022】従って、弾性部材8が建物1に作用する強
風等の外力で水平方向に弾性変形しても、ホース7及び
弾性部材8の復元力により建物1が原状に復帰させられ
ることになる。しかも、弾性部材8は補強プレート9の
端部間のホース7が上下方向に潰れないようにしてい
る。
【0023】これに対し、所定値以上の地震が地震検知
器17により検出され、地震検出信号が制御部16に入
力されると、制御部16は電磁ドレン弁12を開いてホ
ース7内の流体圧を電磁ドレン弁12を介して排出させ
る。これにより、建物1と基礎2との間のロック(固
定)が解除される。
【0024】このロック解除により、免震支承部材4及
び弾性部材8は基礎2に入力される地震の水平方向の揺
れ及び上下方向の振動を吸収する。この状態は、地震検
出器17から地震検出信号が制御部16に入力されてい
る間及び所定の経過時間の間継続する。
【0025】また、制御部16は、地震検出器17から
の地震検出信号の入力がなくなると、流体圧排出用の電
磁ドレン弁12を閉じさせた後、スイッチ13をオンさ
せて加圧ポンプ11を作動させ、加圧ポンプ11から流
体圧をホース7に供給してホース7を膨張させ、補強プ
レート9の上下端部が建物1の床laと基礎2とにホー
ス7の膨張力で圧接させ、建物1を基礎2上に水平方向
に移動不能にロック(固定)する。そして、制御部16
は、圧力検出器15から入力される圧力信号Pが設定値
になると、スイッチ13をオフさせて加圧ポンプ11の
作動を停止させる。
【0026】尚、この状態で、免震装置3を長期にわた
って使用したときに、ホース7内の圧力が僅かなリーク
により低下することがある。この場合には制御部16
は、この圧力のある程度の低下を圧力検出器15から入
力される圧力信号Pから感知してスイッチ13をオンさ
せ、加圧ポンプ11を作動させて圧力検出器15から入
力される圧力信号Pが設定値になるまで、加圧ポンプ1
1から流体圧をホース7に供給した後、スイッチ13を
オフさせ、加圧ポンプ11を停止させるようになってい
る。
【0027】[実施の形態2]上述した実施の形態で
は、地震検知器(地震検知手段)17からの地震検知信
号で電磁ドレン弁12及び加圧ポンプ11を作動制御す
るようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではな
い。例えば、外部検知手段として、図2に仮想により示
されているように、地震検知器17に代えて風速計(風
速検知手段)18を設け、風速計18からの風速信号を
制御部16に入力し、この入力を基に電磁ドレン弁12
及び加圧ポンプ11を制御部16で制御するようにして
もよい。
【0028】この場合、制御部16は、設定値以上の風
速発生時に風速計18からの風速検知信号を受けると、
電磁ドレン弁12を閉じると共に、スイッチ13をオン
させる。これにより、流体圧供給源である加圧ポンプ1
1が作動し、中空体であるホース7内に流体圧が加圧ポ
ンプ11から供給され、ホース7が膨張し、建物1が基
礎2上に水平方向に移動不能にロック(固定)される。
これにより、弾性部材8が建物1に作用する強風等の外
力で水平方向に弾性変形することが防止される。
【0029】これに対し、制御部16は、風速計18に
より検知される風速が設定値より小さい場合には、電磁
ドレン弁12を開くと共に、スイッチ13をオフさせて
加圧ポンプ11の運転を停止してホース7内の流体圧を
排出させ、建物1の基礎2に対する固定を解除する。こ
れにより、地震により建物1に入力される水平方向振動
が免震支承部材4で吸収可能な状態になる。
【0030】[実施の形態3]図4は、上述した実施の
形態のロック機構5に代えて使用するロック機構20の
構造を示したものである。この実施の形態のロック機構
20は、弾性支承部材21と複数の環状ホース(中空
体)22を有する。この弾性支承部材21は交互に積層
して固着した複数のプレート23と複数の弾性部材24
から構成され、複数のプレート23は周縁部が弾性部材
24から突出している。このプレート23は補強のため
に金属板から形成され、弾性部材24はゴム等から形成
されている。しかも、複数の弾性部材24に力が均等に
作用するようにするために、補強金属板であるプレート
23が複数の弾性部材24間に介装されている。
【0031】上述の複数の環状ホース22は、複数のプ
レート23の周縁部間に配設されている。また、各弾性
部材24の周面には断面が半円状の環状凹部24aが形
成され、この環状凹部24aに上述した環状ホース22
の外周面が係合している。環状凹部24aは図5、図6
に示されているように、長方形でもよい。しかも、環状
ホース22は上下の部分が上下のプレート23、23に
固着されている。また、各環状ホース22には、加圧ポ
ンプ11の流体圧吐出口(図示せず)がマニホールド状
の分岐ホース25を介して接続されていると共に、流体
圧排出用の電磁ドレン弁12が分岐ホース26を介して
接続されている。
【0032】本実施の形態においては、加圧ポンプ11
により加圧流体圧を各環状ホース22に供給して各環状
ホース22を膨張させることにより、互いに上下の位置
関係にある各プレート23、23同士を水平方向及び上
下に相対移動不能にロック(固定)する。これにより、
弾性部材24が上述の建物1に作用する強風等の外力で
水平方向に弾性変形するのを防止する。
【0033】尚、ホース22内が加圧されていると、ホ
ース22の剪断変形力が規制されるので、弾性部材24
が建物1に作用する強風等の外力で水平方向に弾性変形
してホース22の断面が図5に示されている真円の状態
から図6に示されている楕円に変形しても、ホース22
は流体圧により図5に示されているような真円に戻ろう
とする復元力が発生することになる。このホース22に
よる作用は、前述の実施の形態におけるホース7でも同
じであり、弾性部材24が存在しない後述する実施の形
態のものでも同じである。更に、ホース22が弾性部材
24に接していることで、ホース22が加圧されると、
ホース22の拡径が弾性部材24により阻止される方向
に作用し、この際の反力により弾性部材24に復帰方向
への力が生ずることになる。
【0034】従って、弾性部材24が建物1に作用する
強風等の外力で水平方向に弾性変形しても、ホース22
及び弾性部材24の復元力により建物1が原状に復帰さ
せられることになる。しかも、弾性部材24はプレート
23、23の端部間のホース22が上下方向に潰れない
ようにしている。また、電磁ドレン弁12を開いてホー
ス22内の流体圧を電磁ドレン弁12を介して排出する
ことにより、プレート23、23同士間のロック(固
定)が解除され、上述の免震支承部材4及び弾性部材2
4は基礎2に入力される地震の水平方向の揺れ及び上下
方向の振動を吸収し得る状態になる。
【0035】[実施の形態4]実施の形態3では、ロッ
ク機構20が弾性支承部材21と複数の環状ホース(中
空体)22を有すると共に、この弾性支承部材21が交
互に積層して固着した複数のプレート23と複数の弾性
部材24から構成された例を示したが、必ずしもこれに
限定されるものではない。例えば、図4に示した弾性部
材24を省略すると共に、図7の様に交互に積層された
複数のプレート23と複数の環状ホース22を互いに固
着した構成の支承部材21′を形成してもよい。
【0036】この構成によれば、加圧ポンプ11により
流体圧を各環状ホース22に供給し、各環状ホース22
内の加圧により、環状ホース22に水平方向への剪断変
形力が作用して環状ホース22が複数のプレート23の
水平方向に多少ずれ、環状ホース22が楕円形に多少変
形しても、環状ホース22に復元力が発生するので、建
物1が水平方向に移動しようとするのを実質的にロック
(固定)することになる。これにより、弾性部材24が
上述の建物1に作用する強風等の外力で水平方向に弾性
変形するのを防止する。
【0037】また、電磁ドレン弁12を開いて、ホース
22内の流体圧を電磁ドレン弁12を介して排出させる
ことにより、上述のロック(固定)が解除され、上述の
免震支承部材4及び弾性部材24は基礎2に入力される
地震の水平方向の揺れ及び上下方向の振動を吸収するこ
とができる。
【0038】[実施の形態5]図8はロック機構5(ホ
ース7、22等膨張・収縮が可能な中空体を用いたも
の)に対する流体圧給排回路の他の実施の形態を示して
いる。この実施の形態では、電磁ドレン弁12に代え
て、コンプレッサ30とロック機構5とを接続する管路
の途中に、中空体であるロック機構5のホース7あるい
は22に対する流体圧の供給と排出を切り換える3ポー
ト型の電磁切換弁31が設置されている。
【0039】電磁切換弁31は、ロック機構5のホース
7あるいは22に接続されたホース側ポートaと、コン
プレッサ30に接続されたコンプレッサ側ポートbと、
大気開放ポートcとを有する3ポート型のものであり、
通電時にはホース側ポートaをコンプレッサ側ポートb
に接続し、非通電時にはホース側ポートaをコンプレッ
サ側ポートbに代えて大気開放ポートcに接続する。ま
た、コンプレッサ30と電磁切換弁31のコンプレッサ
側ポートbとの間には定圧調整を行うプレッシャレギュ
レータ32が設けられている。
【0040】制御部16は、地震感応型の場合には、地
震検知器17によって設定値以上の地震が検知される
と、電磁切換弁31に対する通電を停止し、設定値以上
の地震が検知されない状態では電磁切換弁31に対し通
電を行う。また、制御部16が、強風感応型の場合に
は、風速計18によって設定値以上の風速が検出される
と、電磁切換弁31に対し通電を行い、設定値以上の風
速が検出されない時には電磁切換弁31に対する通電を
停止する。
【0041】これにより、地震感応型の場合には、地震
検知器17によって設定値以上の地震が検知されない状
態では、電磁切換弁31に対して通電が行われ、ロック
状態になり、弾性部材24が建物1に作用する強風等の
外力で水平方向に弾性変形するのを防止する。これに対
し、地震検知器17によって設定値以上の地震が検知さ
れると、電磁切換弁31に対する通電が停止され、ロッ
ク状態が解除され、建物1が免震支承状態になる。
【0042】また、強風感応型の場合には、風速計18
によって設定値以上の風速が検出されると、電磁切換弁
31に対して通電が行われ、ロック状態になり、弾性部
材24が建物1に作用する強風等の外力で水平方向に弾
性変形するのを防止する。これに対し、風速計18によ
って設定値以上の風速が検出されない状態下では、電磁
切換弁31に対する通電が停止され、ロック状態が解除
され、地震に備えて建物1が免震支承状態になる。
【0043】[その他の実施の形態]制御部16に手動
解除ボタン及び手動固定ボタンを接続して、これらのボ
タンにより電磁ドレン弁12及びスイッチ13の制御を
させるようにしてもよい。制御部16は、手動固定ボタ
ンのオン操作があったときに、電磁ドレン弁12を閉じ
ると共に、スイッチ13をオンさせて、加圧ポンプ11
を作動制御させるようにし、手動固定解除ボタンのオフ
操作があったときに、電磁ドレン弁12を開くと共に、
スイッチ13をオフさせてホース7内の流体圧を排出さ
せるようにしてもよい。なお、この制御は、電磁切換弁
31を使用するものにも適用でき、手動固定ボタンのオ
ン操作によって電磁切換弁31に通電を行えばよい。
【0044】更に、警報ランプを制御部16に接続する
と共に、加圧ポンプ11の吐出側の圧力を検出する圧力
検出器15からの圧力信号Pが設定値以下になったこと
を制御部16が検出し時に、制御部16が警報ランプを
点滅させるようにして建物の管理者に加圧ポンプ11の
吐出側の圧力低下、すなわちホース7内の圧力低下を警
報するようにしてもよい。
【0045】また、所定値以上の地震(例えば震度5以
上の地震)で所定時間開弁する地震動検出弁を電磁ドレ
ン弁12に代えて設けてもよい。更に、エアコンプレッ
サの圧搾タンクに地震動検出弁を接続し、地震動検出弁
の開弁により圧搾タンクから地震動検出弁に供給される
圧搾空気で動作する制御弁を設け、この制御弁の動作に
より電磁ドレン弁12を開弁させるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、被支持体の複数箇所を任意の方向に移動許容可能に
支持体上に支承させる免震支承手段と、地震の発生を検
知する地震検知手段と、通常は前記被支持体を前記支持
体上に固定し且つ前記地震検知手段が設定値以上の地震
を検知した時に前記固定を解除可能なロック手段を備え
る免震装置において、前記ロック手段は、流体圧の供給
・排出により膨張・収縮が可能で且つ膨張時に前記支持
体と前記被支持体とに固定力を作用させる中空体と、流
体圧供給源と、前記流体圧供給源が発生する流体圧の前
記中空体に対する供給・排出を制御する制御弁と、前記
地震検知手段が設定値以上の地震を検知した時に前記制
御弁により前記中空体内の流体圧を排出させる制御を行
う制御手段を有する構成としたので、ロック手段のロッ
ク機構の構造を簡単且つ安価に製造できる。
【0047】また、請求項2の発明は、被支持体の複数
箇所を任意の方向に移動許容可能に支持体上に支承させ
る免震支承手段と、風を検知する風速検知手段と、前記
風速検知手段が設定値以上の風速を検知した時に前記被
支持体を前記支持体上に固定し且つ検知した風速が設定
値未満のときに前記固定を解除するロック手段を備える
免震装置において、前記ロック手段は、流体圧の供給・
排出により膨張・収縮が可能で且つ膨張時に前記支持体
と前記被支持体とに固定力を作用させる中空体と、流体
圧供給源と、前記流体圧供給源が発生する流体圧の前記
中空体に対する供給・排出を制御する制御弁と、前記風
速検知手段が設定値以上の風速を検知した時に前記制御
弁により前記中空体内の流体圧を供給させる制御を行う
制御手段を有する構成としたので、ロック手段のロック
機構の構造を簡単且つ安価に製造できる。
【0048】更に、請求項3の発明は、前記ロック手段
が前記支持体と前記被支持体との間に介装された弾性支
承部材を備え、前記弾性支承部材は弾性部材と中心側が
前記弾性部材に埋設されたプレートを備え、前記中空体
は前記プレートの突出部間に捲回されたホースであるこ
と構成としたので、ロック手段が弾性変形可能な免震支
承手段と一体化でき、部材や使用空間を少なくできる。
【0049】請求項4の発明は、前記制御弁が、前記中
空体のドレン弁であり、開弁することにより前記中空体
内の流体圧を排出する構成としてので、開閉弁である簡
素なドレン弁により中空体内の流体圧の状態を制御で
き、ロック状態とロック解除状態を的確に得ることがで
きる。
【0050】請求項5の発明は、前記制御弁が、前記流
体圧供給源と前記中空体との間に設けられて前記中空体
に対する流体圧の供給と排出を切り換える3ポート切換
弁である構成としたので、3ポート切換弁の切換動作だ
けで中空体内の流体圧の状態を制御でき、ロック状態と
ロック解除状態を的確に得ることができる。
【0051】また、請求項6の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項記載の免震装置を備え、前記支持体が基礎
であり、前記被支持体が前記基礎上に配設された建物で
ある免震装置付建物としたので、簡単な構成の免震装置
で建物に入力される地震を吸収できると共に風等の影響
により建物が揺れるのを未然に防止できる。
【0052】更に、請求項7の発明の免震装置の制御方
法は、請求項1に記載の免震装置の制御方法であり、設
定値以上の地震発生時には地震検知手段からの地震検知
信号を受けて制御弁により中空体の流体圧の排出を行
い、地震により被支持体に入力される水平方向振動を免
震支承手段で吸収可能とし、地震が治まったとき又は平
時における地震検知手段からの検知信号を受けて制御弁
による前記中空体の流体圧の排出を停止し、且つ当該中
空体の圧力を検出して前記中空体の圧力が設定値以下の
時には前記中空体に対する流体圧供給源を作動させ、所
定圧力の流体圧を前記中空体に供給することにより前記
中空体を設定圧力で膨張させて被支持体を支持体に固定
することを特徴とする。
【0053】この制御により、地震発生時には中空体内
の流体圧を排出して被支持体への地震の入力を吸収可能
にし、地震が治まったときには中空体に流体圧を供給し
て中空体を所定の圧力で膨張させて、風等により被支持
体が揺れるのを未然に防止することができる。また、平
時には、中空体内の圧力が低下しても、これを検知して
中空体に加圧流体圧を供給して、中空体の膨出圧力を常
に設定値に保って、風等により被支持体が揺れるのを未
然に防止することができる。
【0054】請求項8の発明の免震装置の制御方法は、
請求項2に記載の免震装置の制御方法であり、設定値以
上の風速発生時には前記風速検知手段からの風速検知信
号を受けて前記流体圧供給源を作動させて前記中空体内
に流体を供給して中空体を膨張させることにより被支持
体を支持体に固定し、前記風速検知手段が検知する風速
が設定値より小さい場合には制御弁によって前記中空体
の流体圧の排出を行い、被支持体の支持体に対する固定
を解除することにより地震により被支持体に入力される
水平方向振動を免震支承手段で吸収可能とすることを特
徴とする。
【0055】この構成によれば、設定値以上の風速があ
るときのみ中空体に加圧流体圧を供給して、被支持体を
支持体に固定する構成であるので、風等により被支持体
が揺れるのを未然に防止することができると共に、中空
体の疲労を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の免震装置と建物との関係を示す概略説
明図である。
【図2】本発明に係る免震装置の配管系統図である。
【図3】図1、図2に示したロック機構の一部を断面し
て示した説明図である。
【図4】ロック機構の他の例を示す説明図である。
【図5】図4に示したロック機構の作用説明図である。
【図6】図4に示したロック機構の作用説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す説明図である。
【図8】本発明に係る免震装置の配管系統図である。
【符号の説明】
1・・・建物 2・・・基礎 3・・・免震装置 4・・・免震支承部材(免震支承手段) 5・・・ロック機構(ロック手段の一構成要素) 6・・・弾性支承部材 7・・・ホース(中空体) 8・・・弾性部材 9・・・補強プレート 11・・・加圧ポンプ(流体圧供給手段、ロック手段の
一構成要素) 12・・・電磁弁(流体圧排出手段、ロック手段の一構
成要素) 16・・・制御部(制御手段) 17・・・地震検知器(地震検知手段) 21・・・弾性支承部材 22・・・ホース(中空体) 23・・・プレート 30・・・コンプレッサ 31・・・電磁切換弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被支持体の複数箇所を任意の方向に移動
    許容可能に支持体上に支承させる免震支承手段と、地震
    の発生を検知する地震検知手段と、通常は前記被支持体
    を前記支持体上に固定し且つ前記地震検知手段が設定値
    以上の地震を検知した時に前記固定を解除可能なロック
    手段を備える免震装置において、 前記ロック手段は、流体圧の供給・排出により膨張・収
    縮が可能で且つ膨張時に前記支持体と前記被支持体とに
    固定力を作用させる中空体と、流体圧供給源と、前記流
    体圧供給源が発生する流体圧の前記中空体に対する供給
    ・排出を制御する制御弁と、前記地震検知手段が設定値
    以上の地震を検知した時に前記制御弁により前記中空体
    内の流体圧を排出させる制御を行う制御手段を有するこ
    とを特徴とする免震装置。
  2. 【請求項2】 被支持体の複数箇所を任意の方向に移動
    許容可能に支持体上に支承させる免震支承手段と、風を
    検知する風速検知手段と、前記風速検知手段が設定値以
    上の風速を検知した時に前記被支持体を前記支持体上に
    固定し且つ検知した風速が設定値未満のときに前記固定
    を解除するロック手段を備える免震装置において、 前記ロック手段は、流体圧の供給・排出により膨張・収
    縮が可能で且つ膨張時に前記支持体と前記被支持体とに
    固定力を作用させる中空体と、流体圧供給源と、前記流
    体圧供給源が発生する流体圧の前記中空体に対する供給
    ・排出を制御する制御弁と、前記風速検知手段が設定値
    以上の風速を検知した時に前記制御弁により前記中空体
    内の流体圧を供給させる制御を行う制御手段を有するこ
    とを特徴とする免震装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック手段は前記支持体と前記被支
    持体との間に介装された弾性支承部材を備え、前記弾性
    支承部材は弾性部材と中心側が前記弾性部材に埋設され
    たプレートを備え、前記中空体は前記プレートの突出部
    間に捲回されたホースであることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の免震装置。
  4. 【請求項4】 前記制御弁は、前記中空体のドレン弁で
    あり、開弁することにより前記中空体の流体圧を排出す
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の
    免震装置。
  5. 【請求項5】 前記制御弁は前記流体圧供給源と前記中
    空体との間に設けられて前記中空体に対する流体圧の供
    給と排出を切り換える3ポート切換弁であることを特徴
    とする請求項1〜3の何れか一項に記載の免震装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項に記載の免震
    装置を備え、前記支持体が基礎であり、前記被支持体が
    前記基礎上に配設された建物であることを特徴とする免
    震装置付建物。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の免震装置の制御方法で
    あり、設定値以上の地震発生時には地震検知手段からの
    地震検知信号を受けて制御弁により中空体の流体圧の排
    出を行い、地震により被支持体に入力される水平方向振
    動を免震支承手段で吸収可能とし、地震が治まったとき
    又は平時における地震検知手段からの検知信号を受けて
    制御弁による前記中空体の流体圧の排出を停止し、且つ
    当該中空体の圧力を検出して前記中空体の圧力が設定値
    以下の時には前記中空体に対する流体圧供給源を作動さ
    せ、所定圧力の流体圧を前記中空体に供給することによ
    り前記中空体を設定圧力で膨張させて前記被支持体を前
    記支持体に固定することを特徴とする免震装置の制御方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の免震装置の制御方法で
    あり、設定値以上の風速発生時には風速検知手段からの
    風速検知信号を受けて前記流体圧供給源を作動させて中
    空体内に流体を供給して前記中空体を膨張させることに
    より被支持体を支持体に固定し、前記風速検知手段が検
    知する風速が設定値より小さい場合には制御弁によって
    前記中空体の流体圧の排出を行い、前記被支持体の前記
    支持体に対する固定を解除することにより地震により前
    記被支持体に入力される水平方向振動を免震支承手段で
    吸収可能とすることを特徴とする免震装置の制御方法。
JP11032954A 1998-07-21 1999-02-10 免震装置、免震装置付建物及び免震装置の制御方法 Pending JP2000097279A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001041285A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Freebear Corp 免震構造及び免震補助装置
JP2009156284A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Kawaguchi Metal Industries Co Ltd 荷重検知機能を備えた積層ゴム、その製造方法及びゴム支承
KR101017937B1 (ko) 2009-02-11 2011-03-04 (주)대우건설 아웃리거용 간격보정장치 및 이를 이용한 구조물 코어와 외주기둥 간의 부등축소량 보정 공법

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