JP3109846B2 - 消火設備の給水圧力制御システム - Google Patents

消火設備の給水圧力制御システム

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JP3109846B2 JP03047710A JP4771091A JP3109846B2 JP 3109846 B2 JP3109846 B2 JP 3109846B2 JP 03047710 A JP03047710 A JP 03047710A JP 4771091 A JP4771091 A JP 4771091A JP 3109846 B2 JP3109846 B2 JP 3109846B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の各階に設置した
スプリンクラー等の消火装置に対して、各階毎の分岐管
に設けられた流水検知装置または本管に接続され管内圧
力の低下を検出するポンプ起動用圧力スイッチからの作
動信号を受けて地下室等にある給水ポンプから給水配管
を介して給水を行う消火設備に関し、特に、上記給水配
管中に開度制御自在な電動弁を設けると共に、上記給水
配管中の給水圧力を検知して各階の高さ、消火装置の数
等に応じて必要な給水圧力が得られるように上記電動弁
の開度を制御する消火設備の給水圧力制御システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の消火設備では、流水検知装
置またはポンプ起動用圧力スイッチからの作動信号に対
して、その信号がいずれの階からの信号であるかにかか
わらず、最上階において必要な圧力が確保できるような
性能を有する給水ポンプを能力全開で運転する。この場
合、給水圧力は、給水ポンプが作動した後一気に該給水
ポンプの能力一杯の圧力に達するまで増加し、その後そ
の圧力を維持して給水を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の消火設備においては、最上階で必要な圧力を
確保できるような圧力で給水を行うため、火災時や点検
時にポンプを起動した場合最上階以外の配管に必要以上
の圧力がかかり、この状態が長時間継続すると配管に無
理な力がかかり配管系の寿命が短くなるという問題があ
った。さらに、給水圧力は給水ポンプの始動から急激に
所定圧力まで増加するので、急激な圧力によるウォータ
ーハンマーにより配管系に事故が発生するという問題が
あった。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、給水配管中
の給水圧力の検知を行い、検知された圧力により電動弁
の開度を制御し、消火装置に対しその設置場所に応じた
圧力の給水を行う消火設備の給水圧力制御システムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、建物の各階毎に設置した消火装置と、上記
消火装置に対し給水を行うための主管及び各階毎の分岐
管と、上記分岐管に設置した流水検知装置や主管に接続
され管内圧力の低下を検出するポンプ起動用の圧力スイ
ッチ等からのポンプ起動信号により起動する給水ポンプ
を備え、上記給水ポンプにより上記消火装置に対し給水
を行う消火設備において、上記流水検知装置の2次側の
圧力を検知する圧力検知装置と、主管に設けられ、開度
制御自在な弁を有し、該弁の開度を制御することにより
主管中の給水圧力を調整して上記分岐管中の圧力を調整
する電動弁と、上記圧力検知装置で検知した圧力と、予
め設定された基準圧力を比較し、流水検知装置の作動し
た階の上記圧力検知装置で検知した圧力を上記基準圧力
とするよう上記電動弁の開度を制御する情報処理部とを
備えたことを特徴としている。
【0006】第2項の発明においては、上記圧力検知装
置を、流水検知装置の2次側の圧力をアナログ情報とし
て情報処理部に送出する圧力センサとしたことを特徴と
している。
【0007】第3項の発明においては、上記流水検知装
置の2次側の圧力が予め設定された基準圧力となった場
合に、検知信号を出力する圧力スイッチと、主管に設け
られ、開度制御自在な弁を有し、該弁の開度を上記圧力
スイッチからの信号によって制御することにより主管中
の給水圧力を調整して上記分岐管中の圧力を調整する電
動弁と、上記圧力スイッチからの検出信号を受信し、流
水検知装置の作動した階の上記圧力スイッチからの検知
信号を常に受信する開度に上記電動弁の開度を制御する
情報処理部を備えたことを特徴としている。
【0008】第4項の発明においては、上記主管中の圧
力を検知する圧力検知装置と、主管に設けられ、開度制
御自在な弁を有し、該弁の開度制御により主管中の給水
圧力を調整して上記分岐管中の圧力を調整する電動弁
と、上記流水検知装置の作動を検知し、予め設定された
該流水検知装置の作動した階における基準圧力を得るた
めに上記主管に設けた圧力検知装置の位置において必要
な圧力と上記圧力検知装置で検知した圧力とを比較し、
主管に設けた圧力検知装置で検知した圧力が当該階で上
記基準圧力を得るために必要な圧力に相当する圧力とな
るよう上記電動弁の開度を制御する情報処理部とを備え
たことを特徴としている。
【0009】第5項の発明においては、上記圧力検知装
置を、上記主管中の、上記給水ポンプと上記分岐管の最
初の分岐部との間に設け、上記主管中の圧力をアナログ
情報として上記情報処理部に送出する圧力センサとした
ことを特徴としている。
【0010】第6項の発明においては、上記主管に、上
記電動弁と並列にバイパス管及び第2の弁を設けたこと
を特徴としている。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。第1図は本発明に係るシステムの第1の実
施例を示す構成図である。第1図に示すように本実施例
は、基本的には従来の消火設備と同様、各階に設けられ
たスプリンクラー1に対し火災発生時に主管9及び分岐
管2からなる給水配管を介して給水ポンプ3から給水を
行う消火システムである。ここで本実施例は、各階毎に
設けられた流水検知装置4の弁体2次側に設けられた圧
力センサ5により流水検知装置4の2次側の圧力を検知
し、情報処理部7においてこの検知した圧力と予め設定
された基準圧力とを比較してどの火災発生階でも最適な
圧力が得られるように電動弁16の開度を制御するもの
である。
【0012】本実施例では建物の各階にスプリンクラー
1、スプリンクラー1に対して給水を行う分岐管2及び
流水検知装置4がそれぞれ設けられている。この流水検
知装置4には中継器11を介して情報処理部7と接続さ
れた圧力スイッチ8と圧力センサ5が設けられている。
なお、この流水検知装置4は、分岐管2中の、主管9か
ら分岐された近傍に設けられている。また、建物の地下
室等には給水ポンプ3が設けられており、主管9を介し
て分岐管2と接続されている。
【0013】一方、主管9には、各階の分岐管2と主管
9との最初の分岐部15と、給水ポンプとの間に開度制
御自在の電動弁16が設けられている。この電動弁16
は、情報処理部7と接続されており、情報処理部7から
の信号によりその開度を可変制御することができる。
【0014】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例は、閉鎖型のスプリンクラーヘッドを使用した
いわゆる閉鎖型湿式のスプリンクラー設備であり、圧力
タンク12により常に一定の圧力が加えられるようにし
ている。
【0015】ここである階に火災が発生すると、スプリ
ンクラー1のスプリンクラーヘッドが熱により開放され
水が放出される。スプリンクラーヘッドより放水が行わ
れると配管内の圧力が下がり圧力タンク12では圧力を
補充しきれなくなり、圧力タンク12内の圧力が所定圧
力以下となると圧力スイッチ17がこれを検知し、ポン
プ起動信号を情報処理部7に送出する。ポンプ起動信号
を受けた情報処理部7は、ポンプ制御部6に対し給水ポ
ンプ3を起動させる命令を送る。この命令を受けてポン
プ制御部6は給水ポンプ3を起動させる。給水ポンプ3
が起動すると主管9を介して分岐管2に給水が行われ、
給水ポンプ3の回転数の増加と共に分岐管2中の圧力が
次第に上昇する。また、スプリンクラーヘッドの作動に
より、放水が行われると分岐管2内で消火用水の流れが
生じ、この流れで流水検知装置4内の弁体が開放され、
この弁体の開放により形成された水路を通った消火用水
の圧力で接点を閉じる圧力スイッチ8からの作動信号も
情報処理部7等へ送られる。
【0016】一方、流水検知装置4の2次側の圧力は圧
力センサ5により常時監視されており、そのアナログデ
ータは中継器11を介して情報処理部7に送られてい
る。また、情報処理部7は流水検知装置4の作動信号、
即ち上記圧力スイッチ8からの信号から火災がいずれの
階で生じたかを判別する。情報処理部7には、消火に必
要な基準圧力が予め設定されており、情報処理部7は火
災が生じた階の流水検知装置に設けられている圧力セン
サ5から送られてくる圧力のデータと基準圧力とを比較
する。
【0017】次に、流水検知装置4の2次側の圧力が上
昇し、上記基準圧力に達すると、情報処理部7は電動弁
16の開度を制御して全開状態から次第にその開度を減
ずることによりその圧力を維持するように命令を出力す
る。以後、圧力センサ5からの圧力のデータと基準圧力
を比較しつつ電動弁16の開度を制御して流水検知装置
4の2次側の圧力を一定に保持する。
【0018】なお、第1の実施例では、ポンプ起動信号
の送出は圧力スイッチ17によって行われるが、圧力ス
イッチ8からの作動信号によりポンプを起動させても良
い。また、複数階で火災が発生した場合には、例えば上
位の階の圧力が基準圧力になるよう給水を行う。
【0019】次に本発明に係る第2の実施例について説
明する。第2図は、本発明に係るシステムの第2実施例
を示す構成図である。本実施例は、前記第1の実施例と
ほぼ同様の構成のシステムで、第1の実施例の圧力セン
サ5のかわりに圧力スイッチ13を用いたものである。
【0020】本実施例においても第1の実施例と同様に
給水ポンプ3は圧力スイッチ17によるポンプ起動信号
により起動し、分岐管2に給水を行う。ここで本実施例
の場合は、各階の圧力スイッチ13は予め基準圧力が設
定されている。そして流水検知装置4の2次側の圧力が
基準圧力に達した時、圧力スイッチ13は情報処理部7
にその旨の信号を送出する。この信号を受けた情報処理
部7は流水検知装置の作動した階の圧力スイッチ13か
らの信号が常に送られてくるように電動弁16の開度を
制御するように命令を出す。即ち、分岐管2中の圧力が
低下して圧力スイッチ13からの信号が途絶すると電動
弁16の開度を増して分岐管2中の圧力を高め、再び信
号を受信すると開度増加を停止する。この場合、圧力ス
イッチ13を基準圧力以外に接点を有するものとするこ
とにより、より精度の高い開度制御を行うことができ
る。即ち、基準圧力より一定圧力だけ高い圧力に達した
場合にさらに信号を送出させることにより、電動弁16
の開度増加を停止させ常に分岐管2中の圧力を基準圧力
以上に保つことができる。なお、第1,2の実施例にあ
っては、流水検知装置の2次側の圧力を検知するのに、
流水検知装置自体、即ち弁体の2次側の圧力を検知して
いたが、流水検知装置の2次側であればどこでも良いこ
とはもちろんである。但し、流水検知装置近傍または分
岐管の管末に圧力センサ、圧力スイッチを設けることが
望ましい。
【0021】第3図は本実施例に係るシステムの第3の
実施例を示す構成図である。本実施例も、前記第1の実
施例とほぼ同様の構成のシステムで、各階毎に設けた圧
力センサ5のかわりに、主管9に圧力センサ14を設け
たものである。本実施例の場合、圧力センサ14は、電
動弁16と共に主管9中の、給水ポンプ3と、主管9と
各階の分岐管2との最初の分岐部15との間に設けられ
ており、情報処理部7に接続されている。
【0022】本実施例においても第1の実施例と同様
に、給水ポンプ3は圧力スイッチ17によるポンプ起動
信号により起動し給水を行う。ここで本実施例の場合
は、情報処理部7には、消火に必要な基準圧力を得るた
めに圧力センサ14の位置において各階毎で基準圧力を
得るために必要な圧力のデータが各階分予め設定されて
いる。そこで圧力スイッチ8からの作動信号により火災
発生階を判別すると、情報処理部7は、圧力センサ14
から送られてくる圧力のデータと、上記情報処理部7内
のその火災発生階に対応した圧力データとの比較を行
う。そして圧力センサ14からのデータが所定圧力に達
すると電動弁16に命令を出し、第1の実施例と同様に
電動弁16の開度を制御する。
【0023】第4図は本実施例に係るシステムの第4の
実施例を示す構成図である。本実施例は、上述の第1の
実施例において主管9に電動弁16と並列にバイパス管
41と第2の電動弁42を設けたものであり、電動弁1
6のバックアップを行う。
【0024】本実施例においても第1の実施例と同様に
給水が行われるが、電動弁16を全開とする命令を出し
ても分岐管2中の圧力が基準圧力に達しない場合、情報
処理部7は第2の電動弁42を開く命令を発する。即
ち、例えば電動弁16に何らかの故障が発生して、その
弁開度が十分に大きくならなかったり、あるいは弁が全
く開かない等の場合に、バイパス管41及び電動弁42
を介して給水を確保する。この場合、本実施例ではバイ
パス管及び電動弁は1組のものを示したが、これをさら
に複数組設けてさらに信頼性を高めることも可能であ
る。また、第2の電動弁は電動弁に限られず手動の弁を
用いても良いことはもちろんである。
【0025】なお、本実施例においては消火装置はスプ
リンクラーを用いたが、例えば泡消火設備にも本システ
ムを適用できる。また、消火栓設備についても消火栓弁
の2次側に圧力検知装置を設けることにより適用するこ
とができる。さらに、電動弁16を各階毎に設けて、そ
れぞれの階で給水圧力の制御を行っても良い。その他、
本実施例においては電動弁16の開度制御は全開から次
第にその開度を減じる方向で行っているがもちろんその
逆であっても良い。
【0026】
【発明の効果】上述のように本発明に係る消火設備の給
水圧力制御システムは、各階の流水検知装置の2次側の
圧力を検知して消火に必要な圧力を確保するように電動
弁の開度を制御するので、火災がいずれの階で発生した
場合であっても適切な圧力により給水を行うことができ
る。従って、効率良い有効な消火を行うことが可能とな
る。更に配管系に必要以上に圧力がかる事により生じる
事故を防止し、配管系の寿命を増加させる効果がある。
【0027】また、第2項の発明にあっては、圧力検知
装置を圧力センサとしたことにより、常時給水配管中の
圧力を正確に把握することができるという効果がある。
従って、正確な電動弁の開度の制御が可能となると共
に、火災発生による放水時の圧力の監視のみならず、通
常時においても配管中の水の腐敗によるガス発生のため
の管内圧の上昇や、漏水により管内圧の減少についても
監視を行うことができる。
【0028】第3項の発明にあっては、圧力検知装置を
圧力スイッチとしたことにより、圧力センサを用いた場
合に比して簡単な装置とすることができるという効果が
ある。従って、圧力センサを用いた場合と比較してシス
テムのコストの削減を図ることができる。
【0029】第4項の発明にあっては、圧力検知装置を
主管中の、主管と分岐管との最初の分岐部以前に設けた
ので、1個のセンサで各階の給水圧力を制御できるとい
う効果がある。従って、システムを簡略化することが可
能となり、故障の防止と共にコスト削減を図ることがで
きる。
【0030】第5項の発明にあっては、第2項の発明と
同様の効果が得られる。さらに、第6項の発明にあって
は、電動弁を並列に複数設けたことにより当該電動弁の
バックアップが可能となる。従って、当該電動弁故障時
等においても消火設備に対する給水を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムの第1の実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明に係るシステムの第2の実施例を示す構
成図である。
【図3】本発明に係るシステムの第3の実施例を示す構
成図である。
【図4】本発明に係るシステムの第4の実施例を示す構
成図である。
【符号の説明】 1 スプリンクラー(消火装置) 2 分岐管 3 給水ポンプ 4 流水検知装置 5 圧力センサ 6 ポンプ制御部 7 情報処理部 8 圧力スイッチ 9 主管 13 圧力スイッチ 14 圧力センサ 15 分岐部 16 電動弁 17 圧力スイッチ 41 バイパス管 42 第2の弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 35/00 - 37/50 F16K 17/06 G01L 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の各階毎に設置した消火装置と、上
    記消火装置に対し給水を行うための主管及び各階毎の分
    岐管と、上記分岐管に設置した流水検知装置や主管に接
    続され管内圧力の低下を検出するポンプ起動用の圧力ス
    イッチ等からのポンプ起動信号により起動する給水ポン
    プを備え、上記給水ポンプにより上記消火装置に対し給
    水を行う消火設備において、上記流水検知装置の2次側
    の圧力を検知する圧力検知装置と、主管に設けられ、開
    度制御自在な弁を有し、該弁の開度を制御することによ
    り主管中の給水圧力を調整して上記分岐管中の圧力を調
    整する電動弁と、上記圧力検知装置で検知した圧力と、
    予め設定された基準圧力を比較し、流水検知装置の作動
    した階の上記圧力検知装置で検知した圧力を上記基準圧
    力とするよう上記電動弁の開度を制御する情報処理部と
    を備えたことを特徴とする消火設備の給水圧力制御シス
    テム。
  2. 【請求項2】 上記圧力検知装置を、流水検知装置の2
    次側の圧力をアナログ情報として情報処理部に送出する
    圧力センサとしたことを特徴とする請求項1に記載の消
    火設備の給水圧力制御システム。
  3. 【請求項3】 建物の各階毎に設置した消火装置と、上
    記消火装置に対し給水を行うための主管及び各階毎の分
    岐管と、上記分岐管に設置した流水検知装置や主管に接
    続され管内圧力の低下を検出するポンプ起動用の圧力ス
    イッチ等からのポンプ起動信号により起動する給水ポン
    プを備え、上記給水ポンプにより上記消火装置に対し給
    水を行う消火設備において、上記流水検知装置の2次側
    の圧力が予め設定された基準圧力となった場合に、検知
    信号を出力する圧力スイッチと、主管に設けられ、開度
    制御自在な弁を有し、該弁の開度を上記圧力スイッチか
    らの信号によって制御することにより主管中の給水圧力
    を調整して上記分岐管中の圧力を調整する電動弁と、上
    記圧力スイッチからの検出信号を受信し流水検知装置の
    作動した階の、上記圧力スイッチからの検知信号を常に
    受信する開度に上記電動弁の開度を制御する情報処理部
    を備えたことを特徴とする消火設備の給水圧力制御シス
    テム。
  4. 【請求項4】 建物の各階毎に設置した消火装置と、上
    記消火装置に対し給水を行うための主管及び各階毎の分
    岐管と、上記分岐管に設置した流水検知装置や主管に接
    続され管内圧力の低下を検出するポンプ起動用の圧力ス
    イッチ等からのポンプ起動信号により起動する給水ポン
    プを備え、上記給水ポンプにより上記消火装置に対し給
    水を行う消火設備において、上記主管中の圧力を検知す
    る圧力検知装置と、主管に設けられ、開度制御自在な弁
    を有し、該弁の開度制御により主管中の給水圧力を調整
    して上記分岐管中の圧力を調整する電動弁と、上記流水
    検知装置の作動を検知し、予め設定された該流水検知装
    置の作動した階における基準圧力を得るために上記主管
    に設けた圧力検知装置の位置において必要な圧力と上記
    圧力検知装置で検知した圧力とを比較し、主管に設けた
    圧力検知装置で検知した圧力が当該階で上記基準圧力を
    得るために必要な圧力に相当する圧力となるよう上記電
    動弁の開度を制御する情報処理部とを備えたことを特徴
    とする消火設備の給水圧力制御システム。
  5. 【請求項5】 上記圧力検知装置を、上記主管中の、上
    記給水ポンプと上記分岐管の最初の分岐部との間に設け
    た上記主管中の圧力をアナログ情報として上記情報処理
    部に送出する圧力センサとしたことを特徴とする請求項
    4に記載の消火設備の給水圧力制御システム。
  6. 【請求項6】 上記主管に、上記電動弁と並列にバイパ
    ス管及び第2の弁を設けたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項5に記載の消火設備の給水圧力制御システム。
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KR101949483B1 (ko) * 2018-10-17 2019-02-18 주식회사 에스피케이 인버터 부스터 펌프 시스템의 제어방법

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