JP2000097148A - 片頭ピストン型圧縮機 - Google Patents

片頭ピストン型圧縮機

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    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
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    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/0873Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
    • F04B27/0878Pistons

Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮機の体格を軸方向に増加させることなくピ
ストン嵌合長をなるべく大きくして、円滑なピストン動
作を達成するとともに、ピストン頭部及びボアの摺接面
における摩耗を抑制する。 【解決手段】 シリンダブロック1のクランク室5側の
端部のうち圧縮機の外周側の端部には、ボア1a面から
連続してクランク室5側に延在し、ピストン頭部91の
外周側面及びシュー保持部92の摺動外面が摺動可能な
欠円状のピストンガイド面1cを有する膨出ボア部1b
が形成されている。片頭ピストン9は、回動規制部93
がシュー保持部92の前面側に突出するように該シュー
保持部92の側端面に設けられている。回動規制部93
がクランク室5の前方側にずれた分だけ、膨出ボア部1
bをクランク室5側に余分に延長させ、ピストン嵌合長
を余分に増加させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は片頭ピストン型圧縮機に
係り、詳しくは駆動軸と共に回転する斜板に一対のシュ
ーを介して連係した片頭ピストンが、シリンダボア内を
直動することによってガス圧縮を行うようにした片頭ピ
ストン型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、駆動軸と共に回転する斜板に一
対のシューを介して連係したピストンを有する型式の圧
縮機として、一方側にのみ並設されたシリンダボア内を
片頭ピストンが直動する、いわゆる片頭ピストン型圧縮
機が知られている。この片頭ピストン型圧縮機は、一般
に、複数のボアを並設したシリンダブロックと、内部に
クランク室を形成してシリンダブロックの前端を閉塞す
るフロントハウジングと、該シリンダブロックとフロン
トハウジングに支承された駆動軸と、吸入室及び吐出室
を画設してシリンダブロックの後端を閉塞するリヤハウ
ジングと、駆動軸と共に回転する斜板に一対のシューを
介して連係し上記ボア内を直動する片頭ピストンとを備
えている。ここに、片頭ピストンは、ボア内を摺動可能
なピストン頭部と、ピストン頭部の基端側に設けられ、
一対のシューがそれぞれ係合される一対の係合凹部を対
向内面に有する軸方向断面が略U字状のシュー保持部と
を有している。
【0003】かかる片頭ピストン型圧縮機では、斜板の
回転によりピストンが往復直動するとき、シューを介し
て斜板からピストンに加えられる力として、ピストンを
ボア内で往復直動させるという本来的に求められる軸方
向分力の他に、ピストンを自転回動させようとする回転
力が存在する。この回転力によりピストンが大きく自転
回動すると、シュー保持部が斜板の外周側面に局部当た
りするため、ピストン動作に悪影響を及ぼす。
【0004】このため、上記回転力の対策として、シュ
ー保持部の背面をピストン頭部の外周側に部分的に突出
せしめて回動規制部とし、この回動規制部の外側面をク
ランク室を構成する内壁面等と当接させることにより、
ピストンの自転回動を規制する技術が特開平8−109
874号公報等に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記片頭ピ
ストン型圧縮機では、上記軸方向分力や回転力の他に、
圧縮、吐出行程時にピストン頭部を圧縮機の径方向に傾
動させようとするサイドフォースがシューを介して斜板
からピストンに加えられる。このサイドフォースもピス
トン動作に悪影響を及ぼし、またピストンの傾動により
ボア面との間で異常摩耗を生じたりする問題も発生す
る。
【0006】かかるサイドフォースに対しては、ピスト
ン長やボア長を増加させてピストン頭部とボアとの嵌合
長を増大させることにより、サイドフォースによりピス
トンに生じる傾動モーメントを減少させるという手段が
考えられる。しかしながら、ピストン頭部の長さを長く
することによりピストン嵌合長を増大させようとする
と、圧縮機に必要とされる所定のピストン行程容積を確
保すべく、ピストン頭部が長くなった分だけボア長をリ
ヤハウジング側に延長させる必要があり、圧縮機の体格
が軸方向に増加するという問題がある。
【0007】一方、ボアをクランク室側へ延長させるこ
とによりピストン嵌合長を増大させる場合、前述したピ
ストン頭部よりも外周側に突出する回動規制部との干渉
を回避しなければならないことから、ピストンが上死点
位置にある時の回動規制部との関係で、ボアをクランク
室側へ延長させることには限界がある。本発明は上記実
情に鑑みてなされたものであり、回動規制部を有する片
頭ピストン形式の圧縮機において、圧縮機の体格を軸方
向に増加させることなくピストン嵌合長をなるべく大き
くして、円滑なピストン動作を達成するとともに、ピス
トン頭部及びボアの摺接面における摩耗を抑制すること
を解決すべき技術課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の片
頭ピストン型圧縮機は、複数のボアを並設したシリンダ
ブロックと、内部にクランク室を形成してシリンダブロ
ックの前端を閉塞するフロントハウジングと、該シリン
ダブロックとフロントハウジングに支承された駆動軸
と、吸入室及び吐出室を画設してシリンダブロックの後
端を閉塞するリヤハウジングと、駆動軸と共に回転する
斜板に一対のシューを介して連係し上記ボア内を直動す
る片頭ピストンとを備えた片頭ピストン型圧縮機におい
て、上記片頭ピストンは、上記ボア内を摺動可能なピス
トン頭部と、該ピストン頭部の基端側に設けられ、一対
の上記シューがそれぞれ係合される一対の係合凹部を対
向内面に有する軸方向断面形状が略U字状のシュー保持
部と、該シュー保持部から該ピストン頭部とは反対の方
向に突出形成され、該ピストン頭部よりも外周側に部分
的に突出されるとともに他の部材との接触により該片頭
ピストンの自転回動を規制する規制面を有する回動規制
部とを備え、上記シリンダブロックの上記クランク室側
の端部のうち圧縮機の外周側の端部には、ボア面から連
続して該クランク室側に延在し、少なくとも上記ピスト
ン頭部の外周側面が摺動可能な欠円状のピストンガイド
面を有する膨出ボア部が形成されていることを特徴とす
るものである。
【0009】この片頭ピストン型圧縮機では、ピストン
ガイド面を有する膨出ボア部がピストン頭部の外周側面
と摺動可能であり、膨出ボア部がピストンのサイドフォ
ースの一部を受承するので、シリンダボアがクランク室
側へ延長された(実質的なピストン嵌合長の増加)と同
じとなり、サイドフォースによるピストンの傾動モーメ
ントが低減される。そして、ピストン頭部よりも外周側
に部分的に突出して他の部材(フロントハウジングや通
しボルト等)との接触によりピストンの自転回動を規制
する回動規制部が、シュー保持部からピストン頭部とは
反対の方向に突出するように該シュー保持部に設けられ
ている。このため、回動規制部がシュー保持部の背面か
らクランク室の前方側にずれた分だけ、上記膨出ボア部
をクランク室側に余分に延長させ、ピストン嵌合長を余
分に増加させることができる。
【0010】したがって、ピストン嵌合長が最短となる
下死点位置にピストンがある場合でもピストンに作用す
るサイドフォースを効果的に低減させることができ、円
滑なピストン動作を達成するとともに、ピストン頭部及
びボアの摺接面における摩耗を効果的に抑制することが
できる。また、膨出ボア部の延長によりピストン嵌合長
を増加させることができるので、膨出ボア部の延長分に
応じて、ピストン頭部の軸方向長さ、ひいては膨出ボア
部以外のボアの軸方向長さを短縮することが可能とな
り、圧縮機全体の軸方向長さの短縮に貢献する。
【0011】なお、回動規制部をシュー保持部の背面か
ら(クランク室の)前方側にずらすことのできるスペー
スをクランク室内に有する圧縮機であれば、回動規制部
をシュー保持部の前方側に突出させることによっては、
圧縮機の体格が軸方向に増加することはない。 (2)請求項2記載の片頭ピストン型圧縮機は、請求項
1記載の片頭ピストン型圧縮機において、前記シュー保
持部は、その背面に前記ピストン頭部の外周側面から連
続して延在する欠円状の摺動外面を有し、該摺動外面は
前記ピストンガイド面に摺動可能であることを特徴とす
るものである。
【0012】この片頭ピストン型圧縮機では、シュー保
持部の摺動外面が膨出ボア部のピストンガイド面と摺動
するので、ピストンが上死点位置にあるとき膨出ボア部
がピストンのサイドフォースの一部を受承してピストン
に作用するサイドフォースを効果的に低減させる。 (3)請求項3記載の片頭ピストン型圧縮機は、請求項
1又は2記載の片頭ピストン型圧縮機において、上死点
位置にある前記片頭ピストンの回動規制部と前記膨出ボ
ア部との間隔が可及的に小さくなるように設定されてい
ることを特徴とするものである。
【0013】この圧縮機では、上死点位置にある片頭ピ
ストンの回動規制部と膨出ボア部との間隔が可及的に小
さくなるように設定されており、膨出ボア部をクランク
室側へ最大限膨出させて、ピストン嵌合長を最大限増加
させている。したがって、ピストンに作用するサイドフ
ォースをより効果的に低減して、より円滑なピストン動
作を達成するとともに、ピストン頭部及びボアの摺接面
における摩耗をより効果的に抑制することができる。
【0014】また、ピストン頭部の軸方向長さ、ひいて
は膨出ボア部以外のボアの軸方向長さをより短縮するこ
とが可能となり、圧縮機全体の軸方向長さの短縮に大き
く貢献する。 (4)請求項4記載の片頭ピストン型圧縮機は、請求項
1、2又は3記載の片頭ピストン型圧縮機において、ヒ
ンジ機構を介して前後方向への揺動可能に前記斜板を連
結するラグプレートが、前記クランク室の前端部で前記
駆動軸に嵌合固定され、上記斜板の最大傾角状態におけ
る下死点位置にある前記片頭ピストンの回動規制部は、
上記ラグプレートよりも圧縮機の外周側で該ラグプレー
トと軸方向にオーバーラップして、該斜板の最大傾角状
態における下死点位置にある片頭ピストンの回動規制部
と前記フロントハウジングの前端内壁面との間隔が可及
的に小さくなるように設定されていることを特徴とする
ものである。
【0015】斜板が最大傾角状態にあり、かつ、片頭ピ
ストンが下死点位置にあるときとは、回動規制部がクラ
ンク室内で最も前方側に位置するときである。この圧縮
機では、このように回動規制部がクランク室内で最も前
方側に位置するときに、この回動規制部はラグプレート
の外周側で該ラグプレートと軸方向にオーバーラップす
る。このため、回動規制部をシュー保持部よりも前面側
に突出させることのできるスペースが、クランク室内の
軸方向長さを増加させることなく確保される。したがっ
て、回動規制部をシュー保持部よりも前面側に突出させ
ることによっても、圧縮機の体格が軸方向に増加するこ
とはない。
【0016】またこの圧縮機では、回動規制部がクラン
ク室内で最も前方側に位置するときに、この回動規制部
とフロントハウジングの前端内壁面、すなわちクランク
室の前端との間の間隔が可及的に小さくなるように設定
されている。このため、斜板の最大傾角状態における下
死点位置での回動規制部とクランク室の前端との関係
で、クランク室内の軸方向長さを最大限短縮することが
でき、圧縮機全体の軸方向長さの短縮に貢献する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1において、1はシリン
ダブロックであって、該シリンダブロック1の前端側は
フロントハウジング2によって閉塞され、同後端側は弁
板4を介してリヤハウジング3によって閉塞されるとと
もに、これらは図示しない通しボルトにより共締めされ
ている。シリンダブロック1とフロントハウジング2と
によって形成されるクランク室5内には軸心方向に延在
する駆動軸6が収容されて、ラジアル軸受7、8により
回転自在に支持されている。そして該駆動軸6の前端
は、例えば図示しない電磁クラッチ及び伝動機構を介し
て自動車エンジンに連結されている。また、シリンダブ
ロック1には該駆動軸6を囲繞する位置に複数個のボア
1aが穿設されており、各ボア1aには片頭ピストン9
がそれぞれ往復動可能に嵌挿されている。
【0018】上記シリンダブロック1のクランク室5側
の端部のうち圧縮機の外周側の端部には、図2に示すよ
うにボア面から連続してクランク室5側に延在し、後述
するピストン頭部91の外周側面91b及びシュー保持
部92の摺動外面92bが摺動可能な欠円状のピストン
ガイド面1cを有する膨出ボア部1bが形成されてい
る。
【0019】駆動軸6には、クランク室5の前端部にラ
グプレート10がフロントハウジング2との間にスラス
ト軸受を介して同期回転可能に嵌合固定されるととも
に、ラグプレート10の後方位置に斜板12が嵌合され
ている。そして、該斜板12は、ヒンジ機構Kを介して
前後方向への揺動可能にラグプレート10に連結され、
またラグプレート10との間に介装された押圧バネ14
により後方、すなわち最小傾角位置に向けて常に付勢さ
れている。
【0020】斜板12には、両端面外周側に平滑な摺動
面12aが形成され、摺動面12aには半球状のシュ−
13、13が当接されており、これらシュ−13、13
を介して上記片頭ピストン9が連係されている。この片
頭ピストン9は、図3及び図4に示すように、ボア1a
内を摺動可能なピストン頭部91と、ピストン頭部91
の基端側の側端面91aに設けられ、軸方向断面形状が
略U字状のシュー保持部92と、シュー保持部92の前
面側に突出するとともにピストン頭部91よりも外周側
に部分的に突出するように該シュー保持部92の側端面
92aに設けられた回動規制部93とから構成されてい
る。
【0021】シュー保持部92は、片頭ピストン9が上
死点位置にあるときにシュー保持部92と膨出ボア部1
bとが干渉することを防止すべく、ピストン頭部91よ
りも外周側に突出することがないように形成されてい
る。また、圧縮機の外周側におけるシュー保持部92の
背面は、ピストン頭部91の外周側面91bから連続し
て延在する欠円状の摺動外面92bとされている。さら
に、シュー保持部92の対向内面には、一対のシュー1
3、13の凸球面がそれぞれ係合される凹球面よりなる
一対の係合凹部92c、92cが形成されている。圧縮
機の外周側における回動規制部93の外側面は、フロン
トハウジング2の内周側面2aとの当接(摺接)により
片頭ピストン9の自転回動を規制する摺接規制面93a
とされている。この摺接規制面93aは、ピストン頭部
91の外周側面91bの曲率半径よりも大きな曲率半径
を有し、またピストン頭部91の外周側面91bよりも
半径方向外方に突出している。
【0022】また、斜板12の摺動面12aより内方域
のラグプレート10側には、一対のブラケット12b、
12bが該斜板12の上死点位置を跨いで突設され、各
ブラケット12b、12bにはガイドピン11b、11
bの基端が固着されるとともに、各ガイドピン11b、
11bの先端には球体部11a、11aが形成されてい
る。かくして本圧縮機では、ブラケット12b、12
b、ガイドピン11b、11b及び球体部11a、11
aにより、ヒンジ機構Kの一部を構成している。
【0023】斜板12の中心部には駆動軸6上で該斜板
12の傾角変位を許容する屈折状の貫通孔12cが設け
られており、また、斜板12の下死点領域におけるラグ
プレート10側には、駆動軸6の軸心から径外方向に延
在され、かつラグプレート10側のシュ−13を回避し
つつ摺動面12aを覆蔽するカウンタウェイト12dが
リベットなどにより装着されている。そして該斜板12
は、カウンタウェイト12dよりも中心寄りの前端面1
2eがラグプレート10の後端面10aと当接すること
により最大傾角が規制される一方、後端面の座繰孔部が
サークリップ15と当接することにより最小傾角が規制
されている。
【0024】また、ラグプレート10の上部には、上記
ヒンジ機構Kの残部を構成する一対の支持アーム10
b、10bが各ガイドピン11b、11bと整合するよ
う軸心方向後方に突出され、各支持アーム10b、10
bの先端部には、駆動軸6の軸心と斜板12の上死点位
置とで決定される面と平行に、かつ駆動軸6の軸心に対
して外方から近づく向きにガイド孔10c、10cが貫
設されている。これらガイド孔10c、10cの向き
は、斜板12の傾角変位にかかわらず片頭ピストン9の
上死点位置が不動に保たれるよう設定されており、各ガ
イド孔10c、10c内には、それぞれガイドピン11
b、11bの球体部11a、11aが摺動可能に挿入さ
れている。
【0025】リヤハウジング3内には、吸入室3a及び
吐出室3bが画設され、弁板4にはボア1aに対応して
吸入ポート及び吐出ポートが開口されており、弁板4と
片頭ピストン9との間に形成される圧縮室が吸入ポート
及び吐出ポートを介して吸入室3a及び吐出室3bに連
通されている。そして弁板4には各吸入ポート及び吐出
ポートを開閉する吸入弁及び吐出弁が装着されている。
【0026】さらに、リヤハウジング3には、吐出室3
bからクランク室5に冷媒ガスを供給する給気通路の開
閉を行うことにより、クランク室5の圧力を調整する図
示しない容量制御弁が装備されている。また、シリンダ
ブロック1には、クランク室5と吸入室3aとを連通す
る図示しない絞り付抽気通路が形成されている。この容
量制御弁で吸入圧力に応じてクランク室5内の圧力を調
整して斜板12の傾角を制御し、ピストンストロークを
変更することにより吐出容量を調整するようになってい
る。
【0027】ここに、この圧縮機では、上死点位置にあ
る片頭ピストン9(図1の上側のピストン)の回動規制
部93と膨出ボア部1bとの軸方向の間隔が可及的に小
さくなるように(シュー保持部92の摺動外面92bの
大部分、実質的にはほとんど全部が膨出ボア部1bのピ
ストンガイド面1cと摺接するように)設定されてお
り、膨出ボア部1bをクランク室5側へ最大限膨出させ
て、ピストン嵌合長を最大限増加させている。このた
め、膨出ボア部1bの延長分に応じて、ピストン頭部9
1の軸方向長さ、ひいては膨出ボア部1b以外のボア1
aの軸方向長さを短縮することが可能となり、圧縮機全
体の軸方向長さの短縮に貢献する。
【0028】また、斜板12の最大傾角状態における下
死点位置にある片頭ピストン9(図1に一点鎖線で示す
下側のピストン)の回動規制部93は、ラグプレート1
0よりも圧縮機の外周側で該ラグプレート10の前端部
分と軸方向にオーバーラップするように(回動規制部9
3の前側端面とラグプレート10の前端面とが軸方向に
実質的に同一位置となるように)設定されている。つま
り、回動規制部93がクランク室5内で最も前方側に位
置するときに、この回動規制部93はラグプレート10
の外周側で該ラグプレート10の前端と軸方向にオーバ
ーラップする。このため、回動規制部93をシュー保持
部92よりも前面側に突出させることのできるスペース
が、クランク室5内の軸方向長さを増加させることなく
確保される。したがって、回動規制部93をシュー保持
部92よりも前面側に突出させることによっても、圧縮
機の体格が軸方向に増加することはない。さらに、回動
規制部93がクランク室5内で最も前方側に位置すると
きに、回動規制部93とフロントハウジング2の前端内
壁面2b、すなわちクランク室5の前端との間隔が可及
的に小さくなるように設定されている。このため、斜板
12の最大傾角状態における下死点位置での回動規制部
93とクランク室5の前端との関係で、クランク室5内
の軸方向長さを最大限短縮することができ、圧縮機全体
の軸方向長さの短縮に貢献する。
【0029】そして、上記のようにピストン嵌合長の増
加により、圧縮、吐出行程時に片頭ピストン9に作用す
るサイドフォースをより効果的に低減して、より円滑な
ピストン動作を達成するとともに、ピストン頭部91及
びボア1aの摺接面における摩耗をより効果的に抑制す
ることができる。なお、圧縮機の圧縮及び吐出行程の
際、片頭ピストン9に作用するモ−メント荷重、及びピ
ストン嵌合長とサイドフォースとの関係は、以下のとお
りである。
【0030】すなわち、図3に示すように、吸入行程か
ら吐出行程への切り換え時に大きなピストン慣性力が斜
板12に加わり、その結果軸線方向分力Fの他に、これ
に直交する方向の分力fが斜板12からシュー13を介
して片頭ピストン9に作用する。このため、圧縮吐出行
程時に、片頭ピストン9はボア1a内で図3の矢印Mで
示す傾動モーメントMを受け、その結果片頭ピストン9
にはサイドホースF1及びF2 が作用する。なお、この
サイドホースF1 及びF2 による問題は、ピストン嵌合
長が最も短くなるとき、つまり斜板12の最大傾角状態
での下死点位置で最も顕著となる。
【0031】そして、軸線方向に直交する方向の分力
f、ボア1aの端縁で受けるサイドフォースをF1 、シ
ュー13の中心からボア1aの端縁までの距離をL1
ピストン頭部91の先端縁で受けるサイドフォースをF
2 、シュー13の中心からピストン頭部91の先端縁ま
での距離をL2 とすると、以下の(1)、(2)式が成
立する。
【0032】 f+F2 =F1 …(1) F1 ・L1 =F2 ・L2 …(2) したがって、 F1 =L2 ・f/(L2 −L1 ) …(3) F2 =L1 ・f/(L2 −L1 ) …(4) となり、サイドホースF1 及びF2 を低減するには、L
2 −L1 の値、すなわちピストン嵌合長を大きくすれば
よいことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る片頭ピストン型圧縮機
の全容を示す縦断面図である。
【図2】同圧縮機に係るシリンダブロックアのA−A線
矢視断面図である。
【図3】同圧縮機に係る片頭ピストンの側面図である。
【図4】動圧縮機に係る片頭ピストンの背面図である。
【符号の説明】
1…シリンダブロック 1a…ボア 1b
…膨出ボア部 1c…ピストンガイド面 2…フロントハウジン
グ 3…リヤハウジング 3a…吸入室 3b
…吐出室 5…クランク室 6…駆動軸 9…片頭ピ
ストン 91…ピストン頭部 91a…外周側面
92…シュー保持部 92a…摺動外面 92b…係合凹部 9
3…回動規制部 93a…摺接規制面 10…ラグプレート
12…斜板 13…シュー
フロントページの続き (72)発明者 安谷屋 拓 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 西村 健太 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H076 AA06 BB26 CC20 CC28 CC32 CC83

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のボアを並設したシリンダブロック
    と、内部にクランク室を形成してシリンダブロックの前
    端を閉塞するフロントハウジングと、該シリンダブロッ
    クとフロントハウジングに支承された駆動軸と、吸入室
    及び吐出室を画設してシリンダブロックの後端を閉塞す
    るリヤハウジングと、駆動軸と共に回転する斜板に一対
    のシューを介して連係し上記ボア内を直動する片頭ピス
    トンとを備えた片頭ピストン型圧縮機において、 上記片頭ピストンは、上記ボア内を摺動可能なピストン
    頭部と、該ピストン頭部の基端側に設けられ、一対の上
    記シューがそれぞれ係合される一対の係合凹部を対向内
    面に有する軸方向断面形状が略U字状のシュー保持部
    と、該シュー保持部から該ピストン頭部とは反対の方向
    に突出形成され、該ピストン頭部よりも外周側に部分的
    に突出されるとともに他の部材との接触により該片頭ピ
    ストンの自転回動を規制する規制面を有する回動規制部
    とを備え、 上記シリンダブロックの上記クランク室側の端部のうち
    圧縮機の外周側の端部には、ボア面から連続して該クラ
    ンク室側に延在し、少なくとも上記ピストン頭部の外周
    側面が摺動可能な欠円状のピストンガイド面を有する膨
    出ボア部が形成されていることを特徴とする片頭ピスト
    ン型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記シュー保持部は、その背面に前記ピ
    ストン頭部の外周側面から連続して延在する欠円状の摺
    動外面を有し、該摺動外面は前記ピストンガイド面に摺
    動可能であることを特徴とする請求項1記載の片頭ピス
    トン型圧縮機。
  3. 【請求項3】 上死点位置にある前記片頭ピストンの回
    動規制部と前記膨出ボア部との間隔が可及的に小さくな
    るように設定されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の片頭ピストン型圧縮機。
  4. 【請求項4】 ヒンジ機構を介して前後方向への揺動可
    能に前記斜板を連結するラグプレートが、前記クランク
    室の前端部で前記駆動軸に嵌合固定され、上記斜板の最
    大傾角状態における下死点位置にある前記片頭ピストン
    の回動規制部は、上記ラグプレートよりも圧縮機の外周
    側で該ラグプレートと軸方向にオーバーラップして、該
    斜板の最大傾角状態における下死点位置にある片頭ピス
    トンの回動規制部と前記フロントハウジングの前端内壁
    面との間隔が可及的に小さくなるように設定されている
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の片頭ピスト
    ン型圧縮機。
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