JP3125518B2 - 斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造 - Google Patents

斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造

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JP3125518B2 JP05134872A JP13487293A JP3125518B2 JP 3125518 B2 JP3125518 B2 JP 3125518B2 JP 05134872 A JP05134872 A JP 05134872A JP 13487293 A JP13487293 A JP 13487293A JP 3125518 B2 JP3125518 B2 JP 3125518B2
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    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングに収容され
た斜板の両面とピストンの首部との間に介在されたシュ
ーを介して斜板の回転運動をピストンの往復直線運動に
変換する斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の圧縮機ではピストンが回動して
斜板周縁とピストンの首部とが干渉して騒音を発生する
という問題がある。実開昭54−55711号公報に開
示される圧縮機では、斜板周縁に緩衝材を貼りつけて斜
板周縁とピストンの首部との干渉を和らげる対策が施さ
れている。実開昭6−133973号公報に開示され
る圧縮機では、ハウジングの内周面と片頭ピストンの首
部の背面との間の干渉によって片頭ピストンの回動を規
制する対策が施されている。又、実開平4−49676
号公報に開示される圧縮機では、ハウジング内周面と片
頭ピストンの首部の背面との間の凹凸の嵌合構造によっ
て片頭ピストンの首部を案内する対策が施されている。
この凹凸の嵌合構造によって片頭ピストンの回動が完全
に阻止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開昭54−
55711号公報に開示される対策では、斜板の周速度
が大きいために緩衝材と斜板周縁との当たりが強い。そ
のため、緩衝材の緩衝効果も充分でない上に緩衝材の損
傷進行が早く、実用的ではない。
【0004】実開昭6−133973号公報に開示さ
れる対策では、不動のハウジングと片頭ピストンとの間
の干渉であるために実開昭54−55711号公報の対
策に比して騒音レベルが下がる。ハウジングと片頭ピス
トンとの干渉は少なくとも一方から突出する台形状の先
端平面と他方の平面との干渉であるが、このような干渉
構造では台の角と平面との当たりになる。そのため、角
当たりする部分の磨耗が大きい。摩耗が大きくなれば片
頭ピストンの回動量が大きくなり、騒音が大きくなる。
【0005】実開平4−49676号公報に開示される
対策では、片頭ピストンの回動が完全に抑えられるため
に片頭ピストンの回動による騒音は生じない。しかし、
凹凸嵌合構造によるガイド構成は片頭ピストンとハウジ
ングとの間の摩擦をもたらし、この摩擦部位の潤滑が必
要になる。しかし、クランク室において上方にある片頭
ピストンに対する凹凸嵌合構造部分をクランク室内の潤
滑油で良好に潤滑することはハウジング内周面における
凸構造あるいは凹み構造のために難しい。
【0006】本発明は、ピストンの回動による騒音及び
干渉する部位の摩耗を抑制することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1に記
載の発明では、ハウジングの内周面に対向する前記ピス
トンの背面上に、ピストンの回動範囲を規制してピスト
ンの首部と斜板周縁との干渉を回避するための回動規制
用凸曲面を設け、この回動規制用凸曲面は、ピストン周
面よりもハウジング内周面側へ突出しているとともに、
ハウジング内周面との間の回動クリアランスは前記首部
と斜板周縁との間の回動クリアランスよりも小さく設定
し、ピストンの周方向における回動規制用凸曲面の曲率
はピストンの周面の曲率よりも小さく、かつハウジング
内周面の曲率よりも大きくした。請求項2に記載の発明
では、ハウジングの内周面に対向する前記ピストンの背
面上に、ピストンの回動範囲を規制してピストンの首部
と斜板周縁との干渉を回避するための台を設け、この台
に凹部と凹部の両側に回動規制面とを設け、この回動規
制面とハウジング内周面との間の回動クリアランスは前
記首部と斜板周縁との間の回動クリアランスよりも小さ
く設定した。請求項3に記載の発明では、ハウジングの
内周面に対向する前記ピストンの背面上に、ピストンの
回動範囲を規制してピストンの首部と斜板周縁との干渉
を回避するための回動規制面を設け、この回動規制面
は、ピストン周面よりもハウジング内周面側へ突出して
いるとともに、ハウジング内周面との間の回動クリアラ
ンスは前記首部と斜板周縁との間の回動クリアランスよ
りも小さく設定し、前記回動規制面と前記内周面との間
に緩衝材を介装した。
【0008】
【作用】請求項に記載の発明では、ピストンの回動は
回動規制用凸曲面とハウジング内周面との間の干渉によ
って規制され、ピストンの首部と斜板周縁とが干渉する
ことはない。ハウジング内周面と回動規制用凸曲面とは
面接触に近い状態で干渉し、騒音及び摩耗が抑制され
る。請求項2に記載の発明では、ピストンの回動は回動
規制面とハウジング内周面との間の干渉によって規制さ
れ、ピストンの首部と斜板周縁とが干渉することはな
い。台14と内周面との間に潤滑油が流動し易くなり、
回動規制面と内周面との間の干渉部位が良好に潤滑さ
れ、内周面と回動規制面との間の干渉部位における摩耗
が抑制される。 請求項3に記載の発明では、ピストンの
回動は回動規制面とハウジング内周面との間の干渉によ
って規制され、ピストンの首部と斜板周縁とが干渉する
ことはない。ハウジング内周面と回動規制面とは緩衝材
を介して干渉し、騒音及び摩耗が抑制される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。ハウジングを構成する接合さ
れた一対のシリンダブロック1,2には回転軸3が支持
されており、回転軸3上にはウェーブプレート4が止着
されている。シリンダブロック1,2には前後で対とな
る複数のシリンダボア1a,2aが回転軸3を中心とす
る等間隔角度位置に配列形成されており、両頭ピストン
5がシリンダボア1a,2a内にスライド可能に嵌入さ
れている。
【0010】ウェーブプレート4と両頭ピストン5との
間にはローラ6,7が介在されている。ローラ6,7は
両頭ピストン5の首部5aに嵌合保持されており、ロー
ラ6,7の回転軸線の向きは回転軸3の軸線L1 を中心
とするウェーブプレート4の半径方向に設定されてい
る。ウェーブプレート4の前後両作用面S1 ,S2 は周
方向へ交互に凹凸を繰り返す2サイクル変位曲面に形成
されており、両作用面S 1 ,S2 上における半径方向線
は回転軸線L1 と直交する。従って、ローラ6,7はシ
リンダボア1a,2a内の両頭ピストン5に対して変位
することなくウェーブプレート4に対して相対的に転動
可能であり、ウェーブプレート4の回転に伴って往復動
する両頭ピストン5の往復動変位はウエーブプレート4
の変位曲線に一致する。
【0011】2サイクル変位曲線を持つウェーブプレー
ト4の回転により両頭ピストン5が回転軸3の1回転に
対して2回往復動する。両頭ピストン5の往復動により
吸入室8の冷媒ガスが吸入弁9を押し退けつつ吸入ポー
ト10からシリンダボア1a,2a内へ吸入される。シ
リンダボア1a,2a内の冷媒ガスは吐出弁11を押し
退けつつ吐出ポート12から吐出室13へ吐出される。
【0012】図2,3に示すように両頭ピストン5の首
部5aの背面には台14が一体形成されている。台14
の幅は両頭ピストン5の径よりも大きくしてあり、台1
4の上面は円弧面形状の回動規制用凸曲面14aに形成
されている。回動規制用凸曲面14aの曲率は両頭ピス
トン5の周方向において両頭ピストン5の周面の曲率よ
りも小さく、かつシリンダブロック1,2の内周面1
b,2bの曲率よりも大きくしてある。即ち、図2に示
すように回動規制用凸曲面14aの曲率半径R1はシリ
ンダブロック1,2の内周面1b,2bの曲率半径R2
よりも小さく、回動規制用凸曲面14aの半径中心はシ
リンダブロック1,2の内周面1b,2bの半径中心と
なる回転軸線L1に一致する。そして、回動規制用凸曲
面14aは、ピストン周面よりもシリンダブロック1,
2の内周面1b,2b側へ突出している。
【0013】回動規制用凸曲面14aとシリンダブロッ
ク1,2の内周面1b,2bとの間の回動クリアランス
1 は首部5aの腹面5bとウェーブプレート4の周縁
4aとの間の回動クリアランスC2 よりも小さく設定し
てある。回動クリアランスC 1 ,C2 は両頭ピストン5
の中心軸線L2 を中心とした回転方向の間隔である。従
って、両頭ピストン5が回動すれば図2に鎖線で示すよ
うに回動規制用凸曲面14aがシリンダブロック1,2
の内周面1b,2bに当接し、首部5aの腹面5bとウ
ェーブプレート4の周縁4aとが当接することはない。
【0014】回動規制用凸曲面14aは両頭ピストン5
の中心軸線L2 から最も遠い角部付近でシリンダブロッ
ク1,2の内周面1b,2bに当接する。しかし、回動
規制用凸曲面14aとシリンダブロック1,2の内周面
1b,2bとの当接は曲率が僅かに違う曲面同士の接触
であり、両者は面接触に近い状態で干渉する。そのた
め、両者の当たりは緩和され、騒音レベルは小さく、摩
耗もない。
【0015】この実施例では台14の両端が両頭ピスト
ン5の両側部位よりも側方に張り出している。この張出
構成は回動クリアランスC1の短縮化を可能にし、両頭
ピストン5の回動量を低減する。回動クリアランスC1
を短くするには内周面1b,2bと回動規制用凸曲面1
4aとを可及的に接近させればよいが、これは組み付け
誤差の影響もあって限界がある。両頭ピストン5の回動
量が少なくなれば回動規制用凸曲面14aと内周面1
b,2bとの当たりが弱くなり、騒音レベル及び毛程度
が低減する。又、両頭ピストン5の回動量が少なくなれ
ばウェーブプレート4の半径方向に対するローラ6,7
の傾きが少なくなり、両頭ピストン5とウェーブプレー
ト4との間でのローラ6,7の噛み込みが解消される。
また、回動規制用凸曲面14aをピストン周面よりもシ
リンダブロック内周面1b,2b側へ突出させることに
よって、凸曲面を長くでき、製作、クリアランス設定が
しやすく、規制時の接触面積を大きくできる。
【0016】本発明を揺動斜板式圧縮機に具体化した実
施例を図4〜図6に基づいて説明する。圧縮機全体のハ
ウジングの一部となるシリンダブロック15の前後には
フロントハウジング16及びリヤハウジング17が接合
固定されており、シリンダブロック15及びフロントハ
ウジング16には回転軸18が回転可能に支持されてい
る。フロントハウジング16内にて回転軸18には回転
支持体19が止着されており、その先端側には長孔19
aが透設されている。
【0017】回転軸18には球面状のブッシュ20がス
ライド可能に支持されており、ブッシュ20には斜板2
1が回転軸18方向へ傾動可能に支持されている。斜板
21には連結片21aが止着されていると共に、連結片
21aの先端部にはピン21bが取り付けられている。
ピン21bは長孔19aに係合しており、長孔19aは
斜板21の傾動をピン21bを介して案内する。これに
より斜板21がブッシュ20を中心に回転軸18方向へ
揺動可能かつ回転軸18と一体的に回転可能である。斜
板21の傾動は長孔19aとピン21bとのスライドガ
イド関係、ブッシュ20のスライド作用及びブッシュ2
0の支持作用により案内される。
【0018】シリンダブロック15に貫設されたシリン
ダボア15b内には片頭ピストン22が収容されてい
る。片頭ピストン22の首部22aの内側には半球状の
シュー23が嵌入支持されている。斜板21の周縁部は
両シュー23間に入り込み、斜板21の両面には両シュ
ー23の端面が接する。従って、斜板21の回転運動が
シュー23を介して片頭ピストン22の前後往復揺動に
変換され、片頭ピストン22がシリンダボア15b内を
前後動する。これにより吸入室17aからシリンダボア
15b内へ吸入された冷媒ガスが圧縮されつつ吐出室1
7bへ吐出される。片頭ピストン22のストロークがク
ランク室15a内の圧力とシリンダボア15b内の吸入
圧との片頭ピストン22を介した差圧に応じて変わり、
圧縮容量を左右する斜板21の傾角が変化する。クラン
ク室15a内の圧力はシリンダブロック15内の容量制
御弁24により制御される。
【0019】図5及び図6に示すように片頭ピストン2
2の首部22aの背面には台25が一体形成されてい
る。台25の幅は片頭ピストン22の径よりも大きくし
てあり、台25の上面は円弧面形状とは異なる回動規制
用凸曲面25aに形成されている。回動規制用凸曲面2
aの曲率は片頭ピストン22の周方向において片頭ピ
ストン22の周面の曲率よりも小さく、かつシリンダブ
ロック15の内周面15cの曲率よりも大きくしてあ
る。即ち、図5に示すように回動規制用凸曲面25aの
曲率半径はシリンダブロック15の内周面15cの曲率
径よりも小さい。又、回動規制用凸曲面25aとシリ
ンダブロック15の内周面15cとの間の回動クリアラ
ンスC1は首部22aの腹面22bと斜板21の周縁と
の間の回動クリアランスC2よりも小さく設定してあ
る。従って、回動規制用凸曲面25aと内周面15cと
の干渉は僅かに曲率の異なる曲面接触となり、この実施
例でも前記実施例と同様の騒音抑制作用及び摩耗抑制作
用が得られる。また、回動規制用凸曲面25aをピスト
ン周面よりもシリンダブロック内周面15c側へ突出さ
せている。このため、前記実施例と同様の有用性を発揮
できる。
【0020】この種の圧縮機ではクランク室15aの底
部に溜まる潤滑油によってクランク室15a内の潤滑必
要部位の潤滑が行われる。クランク室15a内の上方に
ある潤滑必要部位の潤滑はクランク室15a底部の潤滑
油を斜板21の回転によってかき上げて行われる。シリ
ンダブロック15の内周面15には凹凸はなく、台2
5の回動規制用凸曲面25aは内周面15の円弧に沿
っている。従って、クランク室15a底部からかき上げ
られた潤滑油は内周面15に沿って流れ、回動規制用
凸曲面25aと内周面15との間の干渉部位が良好に
潤滑される。この潤滑は回動規制用凸曲面25aと内周
面15との間の干渉部位の摩耗防止に寄与する。
【0021】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば図7に示すように台14の上面中
央部を凹ませて軽量化し、台14の両端側にのみ回動規
制用凸曲面14bを形成してもよい。この構成によれ
ば、台14と内周面との間に潤滑油が流動し易くなり、
回動規制用凸曲面14bと内周面との間の干渉部位が良
好に潤滑される。また、台14の軽量化によりピストン
5の慣性力が低減し、回動規制用凸曲面14bと内周面
とが干渉する際の荷重が低減する。 従って、ピストンの
回動による騒音及び干渉する部位の摩耗が抑制される。
【0022】又、図8に示すように回動規制用凸曲面1
を緩衝材26で被覆したり、内周面1b,2b側を
緩衝材で被覆してもよい。そして、この場合も、図に示
すように凸曲面14bをピストン周面よりもシリンダブ
ロック1内周面側へ突出させることにより、凸曲面を長
くでき、製作、クリアランス設定が容易で、規制時の接
触面積を大きくできる。この構成によれば、ハウジング
内周面と回動規制用凸曲面14aとは緩衝材を介して干
渉するので、ピストンの回動による騒音及び干渉する部
位の摩耗が抑制される。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、ピストン
の回動による騒音及び干渉する部位の摩耗を抑制し得る
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をウェーブプレート式圧縮機に具体化
した実施例を示す圧縮機全体の側断面図である。
【図2】 図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】 両頭ピストンの斜視図である。
【図4】 本発明を揺動斜板式圧縮機に具体化した実施
例を示す圧縮機全体の側断面図である。
【図5】 図4のB−B線拡大断面図である。
【図6】 片頭ピストンの斜視図である。
【図7】 別例の要部拡大断面図である。
【図8】 別例の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1,2…ハウジングとなるシリンダブロック、1b,2
b…内周面、5…両頭ピストン、5a…首部、14a…
回動規制用凸曲面、C1 ,C2 …回動クリアランス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−133973(JP,U) 実開 昭63−93480(JP,U) 実開 昭54−55711(JP,U) 実開 平1−134780(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/10 F04B 27/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに収容された斜板の両面とピ
    ストンの首部との間に介在されたシューを介して斜板の
    回転運動をピストンの往復直線運動に変換する斜板式圧
    縮機において、 前記ハウジングの内周面に対向する前記ピストンの背面
    上に、ピストンの回動範囲を規制してピストンの首部と
    斜板周縁との干渉を回避するための回動規制用凸曲面を
    設け、この回動規制用凸曲面は、ピストン周面よりもハ
    ウジング内周面側へ突出しているとともに、ハウジング
    内周面との間の回動クリアランスは前記首部と斜板周縁
    との間の回動クリアランスよりも小さく設定し、ピスト
    ンの周方向における回動規制用凸曲面の曲率はピストン
    の周面の曲率よりも小さく、かつハウジング内周面の曲
    率よりも大きくした斜板式圧縮機におけるピストン回動
    規制構造。
  2. 【請求項2】 ハウジングに収容された斜板の両面とピ
    ストンの首部との間に介在されたシューを介して斜板の
    回転運動をピストンの往復直線運動に変換する斜板式圧
    縮機において、 前記ハウジングの内周面に対向する前記ピストンの背面
    上に、ピストンの回動範囲を規制してピストンの首部と
    斜板周縁との干渉を回避するための台を設け、この台に
    凹部と凹部の両側に回動規制面とを設け、この回動規制
    面とハウジング内周面との間の回動クリアランスは前記
    首部と斜板周縁との間の回動クリアランスよりも小さく
    設定した斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造。
  3. 【請求項3】 ハウジングに収容された斜板の両面とピ
    ストンの首部との間に介在されたシューを介して斜板の
    回転運動をピストンの往復直線運動に変換する斜板式圧
    縮機において、 前記ハウジングの内周面に対向する前記ピストンの背面
    上に、ピストンの回動範囲を規制してピストンの首部と
    斜板周縁との干渉を回避するための回動規制面を設け、
    この回動規制面は、ピストン周面よりもハウジング内周
    面側へ突出しているとともに、ハウジング内周面との間
    の回動クリアランスは前記首部と斜板周縁との間の回動
    クリアランスよりも小さく設定し、前記回動規制面と前
    記内周面との間に緩衝材を介装した斜板式圧縮機におけ
    るピストン回動規制構造。
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