JP2000096625A - キャビンの前窓装置 - Google Patents

キャビンの前窓装置

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JP2000096625A
JP2000096625A JP10272233A JP27223398A JP2000096625A JP 2000096625 A JP2000096625 A JP 2000096625A JP 10272233 A JP10272233 A JP 10272233A JP 27223398 A JP27223398 A JP 27223398A JP 2000096625 A JP2000096625 A JP 2000096625A
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仁雄 那須
Etsuro Sasaki
悦郎 佐々木
Yoshio Sakuma
義夫 佐久間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板の4隅に支持ブラケットを直接固定
し、この支持ブラケットに支軸を介してローラを支持す
ることにより、金属枠を不要とし、キャビン本体との間
のシールを良好にできるようにする。 【解決手段】 キャビン本体4と屋根5とを有し、キャ
ビン本体4の左右前支柱8と屋根5の左右横部材18、
19とに左右対向するレール部26、27を形成し、こ
のレール部26、27に前ガラス6を前向き閉鎖姿勢か
ら上方略水平の開放姿勢へ開閉自在に配置する。前記前
ガラス6は、矩形状ガラス板の4隅に支持ブラケット6
1を固定し、この支持ブラケット61にレール部26、
27を転動するローラ62の支軸63を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の作
業車両に使用されるキャビンの前窓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、バックホーにおけるキャビンの
前窓装置は、特開平8ー291537号公報に開示され
ているように、矩形状ガラス板をそれよりひとまわり大
きな金属枠内に収めて固定し、金属枠に支軸を介してロ
ーラを設け、キャビン本体の左右前支柱と屋根の左右横
部材とに形成したレール部に転動自在に係合させてい
る。
【0003】また、ロック機構及び開閉用把手は金属枠
を利用して取り付け、ワイパ装置はキャビン本体側に装
着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、ガ
ラス板を包囲する大きさの金属枠を必要とし、金属枠に
対するガラス板の取り付け強度が得難く、ガラス板とキ
ャビン本体との間のシールがあまく、またワイパ装置の
ワイパの当接もあまくなっている。本発明は、このよう
な問題点を解決できるようにしたキャビンの前窓装置を
提供することを目的とする。
【0005】本発明は、ガラス板の4隅に支持ブラケッ
トを直接固定し、この支持ブラケットに支軸を介してロ
ーラを支持することにより、金属枠を不要とし、キャビ
ン本体との間のシールを良好にできるようにしたキャビ
ンの前窓装置を提供することを目的とする。また本発明
は、ガラス板にロック機構、ワイパ装置、開閉用把手等
を直接固定し、それらとガラス板又はキャビン本体との
関係性を良好にできるようにしたキャビンの前窓装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、キャビン本体4と屋根5
とを有し、キャビン本体4の左右前支柱8と屋根5の左
右横部材18、19とに左右対向するレール部26、2
7を形成し、このレール部26、27に前ガラス6を前
向き閉鎖姿勢から上方略水平の開放姿勢へ開閉自在に配
置したキャビンの前窓装置において、前記前ガラス6
は、矩形状ガラス板6aの4隅に支持ブラケット61を
固定し、この支持ブラケット61にレール部26、27
を転動するローラ62の支軸63を支持していることで
ある。
【0007】これによって、金属枠等を設けることなく
ガラス板6aの4隅にローラ62を取り付けることがで
き、キャビン本体4に対するガラス板6aの位置が適正
になり、両者の間のシールを良好に維持する。本発明に
おける課題解決のための第2の具体的手段は、第1の具
体的手段に加えて、前記前ガラス6は、前向き閉鎖姿勢
のときと上方開放姿勢のときにレール部26、27と係
合して姿勢変更を制限するロック機構74を有すること
である。
【0008】これによって、金属枠等を設けることなく
ガラス板6aにロック機構74を設けることができ、キ
ャビン本体4に対するロック機構74の位置が適正にな
り、両者の位置関係を常に良好に維持する。本発明にお
ける課題解決のための第3の具体的手段は、第1又は2
の具体的手段に加えて、前記前ガラス6は、ワイパ装置
14及び開閉用把手65を有することにある。
【0009】これによって、金属枠等を設けることなく
ガラス板6aにワイパ装置14及び把手65を設けるこ
とができ、ガラス板6aに対するワイパ装置14の位置
関係は不変となり、ワイパ機能を良好に維持する。本発
明における課題解決のための第4の具体的手段は、キャ
ビン本体4の前面に昇降することにより開閉する前ガラ
ス6を設けたキャビンの前窓装置において、前記前ガラ
ス6は、矩形状ガラス板6aの4隅に支持ブラケット6
1を固定し、この支持ブラケット61にレール部26、
27を転動するローラ62の支軸63を支持しているこ
とである。
【0010】これによって、金属枠等を設けることなく
ガラス板6aの4隅にローラ62を取り付けることがで
き、キャビン本体4に対するガラス板6aの位置が適正
になり、両者の間のシールを良好に維持する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜4において、作業車輛とし
てバックホー1を例示しており、このバックホー1はバ
ックホー本機3にキャビン2を搭載している。バックホ
ー本機3は、クローラ走行装置31を有する走行機体3
2に旋回台33を旋回自在に装着し、この旋回台33に
バケット等の作業具をブーム先端に有する作業部34を
装着しており、旋回台33の後部の旋回軌跡が左右クロ
ーラ走行装置31の左右外端の範囲内に略収まる後方小
旋回型を示している。
【0012】前記旋回台33上には、運転席35、エン
ジン、油圧ポンプ、作動油タンク36、コントロールバ
ルブユニット37等が搭載され、38は開閉自在なボン
ネット、39はタンクカバー、40はエンジンカバーを
それぞれ示しており、運転席35はエンジンカバー40
上に支持されている。運転席35を包囲するように旋回
台33に搭載されたキャビン2は、大別してキャビン本
体4と屋根5とを有し、キャビン本体4は前面の前ガラ
ス6と、タンクカバー39と反対側に設けられたドア7
とを有している。
【0013】キャビン本体4の前面は下部から上部まで
次第に後退するように湾曲されており、従って、ドア7
の前縁も上方が後退するような湾曲形状(3次元曲面形
状)となっている。なお、以下の説明では、左右方向及
び前後方向は運転席35に着座した運転者を基準とす
る。
【0014】前記キャビン本体4は、下部から上部へ次
第に後退するように湾曲していて前ガラス6を支持する
左右一対の前支柱8L、8Rと、ドア側の前支柱8Lと
の間でドア7を配置する中途支柱9と、この中途支柱9
との間で後側ガラス13を配置する左側の後支柱10L
と、右側の前支柱8との間で右側壁部42を形成する後
支柱10Rと、前記ドア7側の前支柱8Lと中途支柱9
と後支柱10Lの上下端を連結する上下横梁11、12
とを有する。
【0015】前記前ガラス6は左右前支柱8L、8R間
の上半分に形成された前窓を開閉すべく設けられ、屋根
5の下方の収納位置へ後上方開放移動可能であり、左右
前支柱8L、8R間の下半分には嵌め込み式の前下ガラ
ス43が設けられており、後側ガラス13も嵌め込み式
であり、右側壁部42にはタンクカバー39より上部分
に引き違い窓ガラス44が設けられている。
【0016】左右後支柱10L、10R間には後面ガラ
ス45が設けられ、右側の前支柱8Rと後支柱10Rの
上下端は上下横梁で連結されている。図1〜11におい
て、前記キャビン本体4のドア7側(左側部分)の前支
柱8R、中途支柱9L、後支柱10L、上下横梁11、
12等は、板金で一体成形されている。
【0017】すなわち、略同一形状の内外2枚の板材1
5、16をプレス加工でドア配置空間相当分17A及び
後側ガラス配置空間相当分17Bを打ち抜き(図4、1
0に示す)、かつ残余部分を平面視円弧状に湾曲し、か
つ内外方向(主に内板15を内方に外板16を外方に)
に膨出し、そして両板材15、16を張り合わせて中空
角材形状にして、前支柱形成部8Aと中途支柱形成部9
Aと後支柱形成部10Aと上下横梁形成部11A、12
Aとを形成し、前支柱8R、中途支柱9L、後支柱10
L、上下横梁11、12等としている。
【0018】前記2枚の板材15、16の打ち抜き後の
残余部分は、膨出と、前縁部の上部後退とを形成するた
めに3次元湾曲形状となっている。但し、上横梁11は
屋根5の左横部材18と相まって略中空角材形状とな
り、下横梁12は角管材51を抱き込んだり、角管材5
1と相まって略中空角材形状となったりしている。
【0019】板材15、16は張り合わせ部分でスポッ
ト溶接がなされていて、ドア配置空間相当分17A及び
後側ガラス配置空間相当分17Bの周縁はシール材等で
被覆されていて、後側ガラス配置空間相当分17Bには
前記後側ガラス13が嵌め込まれ、ドア配置空間相当分
17Aの周縁にはドア7の周囲のウエザーストリップが
当接可能になっている。
【0020】ドア側前支柱8Lは合わせ板で断面異形管
形状になっており、前ガラス6側には前ガラス6を案内
するための溝形状のレール部26が形成され、レール部
26の前後側の前端と後端とは二重の張り合わせ部とな
っている。中途支柱9及び後支柱10Lは四角管形状に
なっており、この中途支柱9には、外面に固着された上
下一対の枢支具47を介してドア7の後部が枢支されて
いる。
【0021】このドア7はガラス板6aに枢支具47、
把手及びロック錠48、ストライカ49等の必要部材が
直接固定されているが、ガラス板6aの内面に金属板を
取り付け、その金属板に前記必要部材を固定したり、ガ
ラス板6aの周囲に金属枠を設けて、その金属枠に必要
部材を装着するようにしてもよい。50はストライカ4
9の受け具である。
【0022】右側の前支柱8Rは湾曲状の異形管で形成
されている。この異形管は円形パイプ材を引き抜きフォ
ーミング加工等で、溝形状のレール部26と、レール部
26の前後側の前端と後端とに折り畳んだ合わせ部8
a、8bを形成しており、レール部26はコの字の折り
曲げにより硬度を向上し、前後の合わせ部8a、8bは
2重構造になっいるのでレール部26の補強をすること
ができ、しかも前合わせ部8aは前ガラス6の当接面と
なり、後合わせ部8bは引き違いガラス44のシール取
り付け部を兼ねることができる。
【0023】後支柱10Rは後面ガラス45の取り付け
部を形成するために2枚板をプレス加工して張り合わせ
いるが、前支柱8Rと同様な異形管に後面ガラス45取
り付け板を固着して形成してもよい。また、この後支柱
10Rは左後支柱10Lと上下横梁11、12と同様に
2枚板を打ち抜きかつ膨出成形してもよく、右側下横梁
には引き違いガラス45のレールを設ける角管材が配置
されている。
【0024】図1〜3、6、7、9、12において、屋
根5は左右横部材18、19とこの左右横部材18、1
9の前後端を連結する前後部材20、21と、前記左右
横部材18、19及び前後部材20、21に装着された
内外ルーフ部材22、23とを有し、ドア7側の横部材
18が前後端から中途部にかけて次第に広幅になってい
る。
【0025】前記屋根5のドア7側の左横部材18は、
内面側が前後方向に沿う直線状であるのに対して、外面
側が外方に突出しているので管材で形成するのが困難に
なっており、そのため、内外2枚の板材24、25をブ
レーキ、プレス等で曲げ加工しており、内板24は内方
に膨出して、特に底壁24aの幅を前後端より中途部を
幅広に形成しており、外板25を外方に膨出して、特に
屋根5の丸みを形成しており、両板材24、25を板材
15、16の上端部及び外ルーフ部材23を介して合わ
せて形成している。
【0026】これに対して右横部材19は前後方向に沿
う直線状であるので管材が使用でき、前支柱8Rと断面
形状が同一の異形管を使用しており、両者には対向位置
にレール部27が形成されている。前記左横部材18の
前端は前支柱8Lの上端と接合されており、前ガラス6
のローラ62が転動自在に係合している左側レール部2
6、27は連続しており、右横部材19の前端は前支柱
8Rの上端と接合されており、右側レール部26、27
は連続しており、前ガラス6を略垂直な前向き閉鎖姿勢
から上方略水平な開放姿勢に姿勢変更自在にしている。
【0027】前記レール部26の下部26aは緩く前側
に傾斜しており、レール部26の上端(レール部27の
前端)26bは若干前方に突出しており、閉鎖姿勢(正
面姿勢)のときに前ガラス6の周囲を左右前支柱8L、
8R及び前部材20等に装着のウエザーストリップ52
に押圧するようになっており、前記レール部26の下
端、上端及びレール部27の後端には前ガラス6のロー
ラ62の衝突を緩衝するクッション53が設けられてい
る。
【0028】前記右側の前支柱8Rは上部が後退する湾
曲形状であり、横部材19は略直線状であり、異形管を
2次元的に湾曲するだけで形成でき、1本の異形管を屈
曲して、前支柱8Rと横部材19とを一体成形すること
も可能である。外ルーフ部材23の前部は切り欠かれ
て、透明又は半透明のプラスチック板が嵌め込まれて、
天窓46が形成されている。
【0029】図2〜6、12〜15において、前ガラス
6はキャビン2の前面の上半分を昇降することにより開
閉する前窓装置を構成するものである。ガラス板6aの
4隅に支持ブラケット61を直接固定し、この各支持ブ
ラケット61にレール部26、27内を転動するローラ
62の支軸63を支持しており、また、ワイパ装置64
及び上下の開閉用把手65もガラス板6aに直接を装着
している。
【0030】前ガラス6の上部の左右支持ブラケット6
1には、支持板66及び支持筒67が固着されており、
この支持筒67にはピンで形成されたロック部材68が
左右方向摺動自在に挿入されている。ロック部材68に
はハンドル69が取り付けられ、支持筒67にはハンド
ル69の左右位置を設定するコ字状の位置設定溝67a
が形成されており、ハンドル69を左右方向に移動した
後に回動することにより、ロック部材68を突出した位
置又は没入した位置で左右方向移動を規制するようにな
っている。
【0031】前記ロック部材68はハンドル69を持っ
て軸芯方向に移動することにより前ガラス6から左右外
方に出没自在であり、このロック部材68と係合する孔
を形成した係合材70A、70Bが、図6に示すよう
に、左右前支柱8の上端及び左右横部材18、19の後
端に取り付けられている。従って、前ガラス6を前向き
閉鎖姿勢にした状態でロック部材68を係合材70Aに
係合することができ、ハンドル69を介してロック部材
68を係合材70Aから離脱し、把手65を持って前ガ
ラス6を持ち上げて開放姿勢に姿勢変更した状態で、ロ
ック部材68を係合材70Bに係合することにより、前
ガラス6をを閉鎖姿勢に保持できる。
【0032】前ガラス6の左支持ブラケット61又はそ
れに固着の支持板66には掛止ピン71が左外方に突出
しており、これと掛合する掛合レバー72が左横部材1
8に設けられている。掛合レバー72は左横部材18の
後部に設けられたブラケット73に軸を介して回動自在
に支持されており、把持部72aと反対側に掛合部72
bを有し、図外のコイルバネ等の付勢手段によって図1
4時計方向に付勢されており、かつストッパによって実
線状態以上の時計方向回動が規制されている。
【0033】前記前ガラス6を開放姿勢へ移動して、ロ
ック部材68が係合材70Bの孔に対向する位置に達す
るとき、前記掛止ピン71が掛合レバー72を反時計方
向に押動した後に掛合部72bとその後側で掛合する。
前ガラス6が開放姿勢になるときローラ62はクッショ
ン53を弾圧するため、クッション53の復元力により
前ガラス6を正規の開放位置より若干前側にずらそうと
するが、掛止ピン71が掛合レバー72の掛合部72b
に掛合することにより、そのずらしが阻止され、ロック
部材68を係合材70Bに対して係合可能位置に保持で
きることになり、ロック部材68の係合が容易になる。
【0034】前記ロック部材68及び係合材70B等は
前ガラス6の本ロック手段となり、掛止ピン71及び掛
合レバー72等は仮ロック手段となり、これらによっ
て、前ガラス6をレール部26、27と係合させて、前
向き閉鎖姿勢と上方開放姿勢とに保持しかつ姿勢変更を
制限するロック機構74を構成する。前ガラス6が開放
姿勢のときにロック機構74を解除する場合は、ハンド
ル69を介してロック部材68を係合材70Bから離脱
させ、掛合レバー72を回動操作して掛合部72bを掛
止ピン71から離脱させる。そうすると、前ガラス6は
クッション53の弾発で前方向にずれ動き、掛合レバー
72から手を離しても掛止ピン71は掛合部72bと掛
合することはない。
【0035】図16は前窓装置の前ガラス6の第2の実
施の形態を示しており、前記実施の形態と異なる点は、
左右のローラ62を支持する支軸63が1本軸であり、
上下計2本の支軸63に4個のローラ62が遊転自在に
支持され、また、この上下支軸63に把手65が左右方
向同一位置又はずれて設けられている。このように、支
軸63を左右ローラ62間にわたすことにより、前ガラ
ス6の強度は向上され、把手65の取り付け強度も向上
する。
【0036】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形することができる。例えば、
キャビン2は後方小旋回型以外の型式のバックホー、ト
ラクタ等のバックホー以外の作業車両等にも適用でき、
内外ルーフ部材22、23の間にエアコンユニットを配
置してもよい。右側壁部42は引き違いガラスの代わり
に嵌め込み式のガラスにしてもよく、ドア7は前後中途
部で屈曲する折り畳み式でもよい。また、前窓装置は前
ガラス6を前下ガラス43の前側に引き下げることによ
り開閉する構造にしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、金属枠等
を設けることなくガラス板6aの4隅にローラ62を直
接取り付けることができるので、ガラス板6aがぐら付
くことがなく、キャビン本体4に対してガラス板6aの
位置が適正になり、両者の間のシールを良好に維持でき
る。
【0038】また、金属枠等を設けることなくガラス板
6aにロック機構74、ワイパ装置14、開閉用把手6
5等を設けることができ、キャビン本体4に対するそれ
らの位置が適正にでき、両者の位置関係を常に良好にし
て、それぞれの機能を目的通りに発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すバックホーの側面図
である。
【図2】同バックホーの正面図である。
【図3】同バックホーの平面図である。
【図4】図1のキャビンのX−X線断面図である。
【図5】キャビンの前部の断面拡大図である。
【図6】図3のY−Y線断面図である。
【図7】図3のZ−Z線断面図である。
【図8】ドア枢支部の断面拡大図である。
【図9】A、B、C、Dはそれぞれ図1のW1、W2、
W3、W4線位置の断面図である。
【図10】キャビン本体の側面図である。
【図11】図10のS−S線断面図である。
【図12】図2のT−T線断面図である。
【図13】前ガラスの正面図である。
【図14】前ガラスのロック機構を示す側面図である。
【図15】ロック機構の一部断面正面図である。
【図16】前ガラスの第2の実施の形態を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 バックホー 2 キャビン 4 キャビン本体 5 屋根 6 前ガラス 6a ガラス板 7 ドア 8 前支柱 20 前部材 26 レール部 27 レール部 61 支持ブラケット 62 ローラ 63 支軸 64 ワイパ装置 65 把手 74 ロック機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 那須 仁雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 佐々木 悦郎 千葉県千葉市稲毛区長沼町334−2 二宮 産業株式会社内 (72)発明者 佐久間 義夫 千葉県千葉市稲毛区長沼町334−2 二宮 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D015 EA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビン本体と屋根とを有し、キャビン
    本体の左右前支柱と屋根の左右横部材とに左右対向する
    レール部を形成し、このレール部に前ガラスを前向き閉
    鎖姿勢から上方略水平の開放姿勢へ開閉自在に配置した
    キャビンの前窓装置において、 前記前ガラスは、矩形状ガラス板の4隅に支持ブラケッ
    トを固定し、この支持ブラケットにレール部を転動する
    ローラの支軸を支持していることを特徴とするキャビン
    の前窓装置。
  2. 【請求項2】 前記前ガラスは、前向き閉鎖姿勢のとき
    と上方開放姿勢のときにレール部と係合して姿勢変更を
    制限するロック機構を有することを特徴とする請求項1
    に記載のキャビンの前窓装置。
  3. 【請求項3】 前記前ガラスは、ワイパ装置及び開閉用
    把手を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    キャビンの前窓装置。
  4. 【請求項4】 キャビン本体の前面に昇降することによ
    り開閉する前ガラスを設けたキャビンの前窓装置におい
    て、 前記前ガラスは、矩形状ガラス板の4隅に支持ブラケッ
    トを固定し、この支持ブラケットにレール部を転動する
    ローラの支軸を支持していることを特徴とするキャビン
    の前窓装置。
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Cited By (3)

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