JP2005335482A - 窓ガラス開閉機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビンに対する窓ガラスの全開角度を大きく設定した場合にも、オペレータが運転席に着座した状態で窓ガラスを全開姿勢から閉じ姿勢に操作することが可能であると共に、簡易な構成で該窓ガラスを半開き姿勢に設定することが可能である窓ガラスの開閉機構を提供する。
【解決手段】キャビン6の窓枠24に窓ガラス25が外方に向けて開閉自在に枢支され、窓ガラス25の内面に配備された補助ハンドル33は、先端の把持部38aが窓ガラス25を全開姿勢とした場合にも運転席8aに着座したオペレータの手が届く位置に配備されると共に、前記把持部38aを窓ガラス25に沿わせた姿勢と把持部38aを運転席8aに向けて突出させた姿勢との間でその基部37aが枢支されており、窓枠24には、窓ガラス25を半開き姿勢に設定したときに把持部38aと係合する係合体32が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラクタ等の作業車両に搭載されるキャビンに設けられた窓枠を覆って配備される窓ガラスの開閉機構に関するものである。
近年、トラクタ等の作業車両に搭載されたキャビンにおいては、該キャビン内にて作業を行うオペレータの視界を可及的に拡げるため、左右両側面及び後側面の略全面に亘って窓ガラスを配備したものが開発されている(例えば特許文献1参照)。
この種のキャビンにおいては、一般的に、該キャビン内部の換気効率の向上を図るために、窓ガラスが窓枠に開閉自在に枢支されており、かかる窓ガラスの開閉装置として、キャビン本体側に設けられた支持体と、窓ガラスの内面に水平方向に伸びて配備されたドア開閉用のドアハンドルと、該ドアハンドルに沿って配備されたレバーとから構成され、該レバーは、一方の端部がドアハンドルに水平方向に回動自在に枢支され、前記支持体は、レバー底部に設けられた摺動溝内を相対移動可能に該レバーと係合しており、窓ガラスの開閉に伴って前記摺動溝内に形成された複数の係合孔に支持体の先端部を係合させることにより、該窓ガラスを複数の半開き姿勢に設定することが可能であるキャビンの窓ガラス開閉装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開平08−132868号公報 特開平09−240270号公報
しかしながら、上記キャビンの窓ガラス開閉装置においては、キャビンに対する窓ガラスの全開角度を大きく設定した場合、窓ガラスの開放端側に配備されているドアハンドルが運転席から大きく離間することとなり、運転席に着座したオペレータがドアハンドルを把持して窓ガラスの開閉操作を行うことができない問題があった。
また、上記キャビンの窓ガラス開閉装置は、レバーに形成された摺動溝に沿って支持体を相対移動させ、摺動溝内の係合孔に支持体の先端部を係合させることによって窓ガラスの半開き姿勢が設定されるものであり、該窓ガラスの半開き姿勢を設定するための構造が複雑である問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑み、キャビンに対する窓ガラスの全開角度を大きく設定した場合にも、オペレータが運転席に着座した状態で窓ガラスを全開姿勢から閉じ姿勢に操作することが可能であると共に、簡易な構成で該窓ガラスを半開き姿勢に設定することが可能である窓ガラス開閉機構を提供するようにしたものである。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、運転席8aを覆って配備されるキャビン6の窓枠24に窓ガラス25が該キャビン6の外方に向けて開閉自在に枢支され、窓ガラス25の内面には、開き姿勢の窓ガラス25を閉じるための補助ハンドル33が設けられており、該補助ハンドル33は、先端の把持部38aが窓ガラス25を全開姿勢とした場合にも運転席8aに着座したオペレータの手が届く位置に配備されると共に、前記把持部38aを窓ガラス25に沿わせた姿勢と前記把持部38aを運転席8aに向けて突出させた姿勢との間でその基部37aが枢支されており、前記窓枠24には窓ガラス25を半開き姿勢に設定したときに前記把持部38aと係合する係合体32が設けられていることである。
この構成によれば、窓ガラス25を全開姿勢とした場合にも、オペレータは、運転席8aに着座した状態で補助ハンドル33の把持部38aに手が届き、該把持部38aを運転席8aに向けて引き寄せることにより、把持部38aが窓ガラス25に沿った姿勢から運転席8aに向けて突出した姿勢にその姿勢を相対的に変更させ、該把持部38aの姿勢変更と共に窓ガラス25はキャビン6に向けて引き寄せられ、閉じ姿勢に設定されるのである。
また、補助ハンドル33の把持部38aを前記係合体32に係合させる容易な操作によって、窓ガラス25は半開き姿勢に設定されることとなり、これによって、補助ハンドル33は、窓ガラス25を半開き姿勢に設定するための支持部材としても機能することとなるのである。
第2に、前記窓ガラス25の内面には前記補助ハンドル33の基部37aを支持する支持体35が設けられており、該支持体35には窓ガラス25を閉じ姿勢にロックするロック手段34のロックレバー41が支持されていることである。
この構成によれば、支持体35を窓ガラス25内面に取り付けることにより、補助ハンドル33及びロックレバー41が窓ガラス25内面に配備されるので、キャビン6の組み立て工程が簡略化されてキャビン6の製作効率の向上が図られるのである。
第3に、前記窓枠24の係合体32には、前記補助ハンドル33の把持部38aと係合する係合部52と、前記ロックレバー41に形成されたロック片43に係合する被ロック部53とが形成されていることである。
この構成によれば、係合体32によって前記係合部52及び前記被ロック部53が窓枠24に集中配備されるので、部品点数が削減されて低コスト化が図られるのである。
本発明によれば、キャビンに対する窓ガラスの全開角度を大きく設定した場合にも、オペレータが運転席に着座した状態で窓ガラスを全開姿勢から閉じ姿勢に操作することが可能となると共に、簡易な構成で該窓ガラスを半開き姿勢に設定することが可能となる。
第1実施形態
以下に、本発明をトラクタに実施した第1の実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
図7は、トラクタ1の後部を示しており、該トラクタ1は、エンジン2と、該エンジン2の動力を左右一対の後輪3に伝達するための動力伝達機構を内部に備えたミッションケース4等を直結してなる走行車体5とを備えている。該走行車体5には、後上部にキャビン6が搭載されると共に、前上部がボンネット7によって覆われている。
キャビン6は、ミッションケース4の前部から左右側方に突出した支持ブラケット(図示省略)と、後車軸ケースに取り付けた取付台4aとの上にクッションとを介して着脱自在に搭載されており、該キャビン6の内部には、前部に操縦ハンドルを備えた操作装置8が配備されると共に、後部に運転席8aが配備されている。
該キャビン6は、断面中空の角パイプ材を箱状に枠組みして構成されるキャビン枠体9によって骨組み構成されている。
該キャビン枠体9は、左右一対の前支柱10及び後支柱11と、これらの中間に位置する左右一対の中間支柱12とを有し、これら各支柱10、11、12は、その上端が方形の上枠13に連結されると共に、その下端がフェンダ4bに沿って屈曲された下枠14に連結されており、前記上枠13の上部にはルーフ15が配備されている。
キャビン枠9の前支柱10と中間支柱12と上下枠13、14とによって、オペレータの乗降口となる側面前部枠16が区画されており、該側面前部枠16を開閉自在に施蓋するドアウインド17が中間支柱12に上下一対のヒンジ18、18を介して枢支され、これによってドアウインド17は、キャビン6の外方に向けて開閉自在とされている。
ドアウインド17の前部には、中央部に該ドアウインド17を側面前部枠16に対してにロックするドアロック20が設けられており、該ドアロック20によってドアウインド17を側面前部枠16にロックすることにより、該ドアウインド17は閉じ姿勢に保持される。
また、該ドアウインド17は、閉じ姿勢の状態でドアウインド17の外周縁部のウェザーストリップ28が側面前部枠16へ押し付けられることとなり、これによって、ドアウインド17と側面前部枠16との間にシールが施される。
また、キャビン枠9の中間支柱12と後支柱11と上下枠13、14によって区画される側面後部枠19には、サイドウインド21が嵌め込まれ、左右の前支柱10と上下枠13、14によって区画される前部枠22には、フロントガラス23が嵌め込まれている。
また、図2に示す如く、キャビン6の後面には、左右一対の後支柱11、11と上下枠13、14とによって背面視四角形の後部枠(窓枠)24が区画されている。該後部枠24には、背面視四角形のリアガラス(窓ガラス)25が配備され、該リアガラス25は、その外面上端部に配備された左右一対のヒンジ26、26を介して上枠13に上下揺動自在に枢支されており、図1に示す如く、キャビン6の外方に向けて開閉自在とされている。
また、図7に示す如く、リアガラス25の左右両側縁と下枠14との間には、ダンパー27がそれぞれ介装されており、これによって、リアガラス25を開いた状態から閉じ姿勢とする際に生じる後部枠24への衝撃が吸収されるのである。
また、図2に示す如く、キャビン6の後部には、運転席8aに着座したオペレータがリアガラス25の開閉操作を行うためのリアガラス開閉機構(窓ガラス開閉機構)30が該リアガラス25と後部枠24に亘って設けられている。
該リアガラス開閉機構30は、リアガラス25側に配備されたガラス開閉操作部31と、後部枠24に配備されて前記ガラス開閉操作部31と係合すべき係合体32とから構成されており、ガラス開閉操作部31は、リアガラス25の下端(自由端)側の幅方向中央部に配備され、係合体32は、後部枠24を区画する下枠14の幅方向中央部に配備されている。
図4に示す如く、ガラス開閉操作部31は、開き姿勢のリアガラス25の閉じ操作を行うための補助ハンドル33と、リアガラス25を後部枠24にロックするためのロック手段34と、補助ハンドル33及びロック手段を支持する支持体35とから構成されている。
支持体35は、金属板にプレス加工を施すことにより形成されており、補助ハンドル33を支持する左右一対の平板部35a、35aと、該左右一対の平板部35a、35aの間に位置してロック手段34を支持するコ字状のブラケット部35bとを備えており、該支持体35がリアガラス25の内面にボルト締結等の固定手段を介して固定されている。
補助ハンドル33は、金属製または樹脂製の断面円形の棒材を屈曲させて背面視U字状に形成され、左右一対の脚部37、37と、リアガラス25の幅方向に伸びて該左右一対の脚部37、37の上端部を連結する連結部38とから構成されており、オペレータが補助ハンドル33を操作する場合を除いては、図1に示す如く、両脚部37、37及び連結部38をリアガラス25の内面に沿わせた姿勢に保持されている。
また、図1及び図3に示す如く、連結部38には、該連結部38の中央部を両脚部37、37よりも運転席8aに向けて突出させてなる把持部38aが形成されている。
図4に示す如く、補助ハンドル33の左右一対の脚部37、37は、下端部を支持体35のブラケット部35bに向けて屈曲させて形成される基部37aをそれぞれ有しており、両脚部37、37の基部37a、37aの軸心は、両脚部37、37と同一平面内にて一致しており、各基部37aを支持体35に溶接等によって取り付けられたカラー36にブッシュを介してそれぞれ枢支されている。これによって、補助ハンドル33は、両基部37a、37aによって形成される軸心を回転軸としてリアガラス25に対して近接自在に揺動可能となっている。
図2に示す如く、補助ハンドル33は、その把持部38aをリアガラス25に沿わせた姿勢に設定した場合、該把持部38aは左右一対の基部37a、37aよりもリアガラス25の上端(枢支端)側に向けて突出した姿勢に設定されることとなり、該姿勢から把持部38aを運転席8a側に引き寄せることにより、図1中に二点差線で示す如く、把持部38aをリアガラス25から突出させた姿勢に設定されることとなる。
また、図4及び図5に示す如く、各基部37aにはそれぞれ、捩りコイルバネ39が巻装されている。該捩りコイルバネ39は、一方の端部が補助ハンドル33の脚部37に掛止されると共に、他方の端部が支持体35に掛止されており、該捩りコイルバネ39の付勢力によって、補助ハンドル33は、前記把持部38aがリアガラス25に対して突出した姿勢から前記把持部38aがリアガラス25に沿う姿勢に向けて常時付勢されている。
さらに、各基部37aにはそれぞれ、平板状の回り止め部材37bが所定の取付角度を有して立設されており、補助ハンドル33の開き動作に伴って該回り止め部材37bが支持体35の平板部35aに当接することにより、該補助ハンドル33の開き動作が妨げられることとなり、これによって、補助ハンドル33の開き角度が所定の角度範囲内に収められる。
従って、補助ハンドル33は、前記リアウインド25に対して突出した姿勢を越えて大きく下方へ回転することはなく、これによって、補助ハンドル33の開き操作によって捩りコイルバネ39に付勢力に反する大きな外力が作用し、該外力によって捩りコイルバネ39が伸びきって破損してしまうことが回避されるのである。
また、補助ハンドル33の脚部37の基部37a、捩りコイルバネ39及び支持体35の平板部35aに取り付けられたカラー36等は、該平板部35aから立設された板状の覆い体36aによってそれぞれ覆われている。
前記ロック手段34は、図4に示す如く、補助ハンドル33の左右一対の脚部37、37の間に配備されたロックレバー41を有し、該ロックレバー41は、図5に示す如く、支持体35のブラケット部35bからリアガラス25の内面に向けて垂直に伸びる軸心を有する軸体42と、該軸体42のリアガラス23側の端部に形成されたロック片43と、該軸体42の運転席8a側の端部に配備されたレバー44とから構成されており、軸体42が支持体35のブラケット部35bに前記軸心廻りに回転自在に枢支されている。
また、図4に示す如く、ロック片43は、背面視でレバー44に対して所定の角度を有して軸体42に取り付けられており、これによって、レバー44の長軸が前記補助ハンドル33の回転軸に対して垂直となるようにロックレバー41を回転させた場合、ロック片43は、その長軸が前記回転軸に対して傾いた姿勢に設定され、レバー44を前記所定の角度の分だけ図中矢印で示す時計回りに回転させることにより、ロック片43の長軸が前記回転軸に対して垂直となる姿勢に設定される。リアガラス25を閉じ姿勢に設定した状態でロックレバー41のロック片43を前記垂直となる姿勢に設定することにより、ロック片43は、その下端部が係合体32に係合することとなる。
該係合体32は、後部枠24の下枠14の幅方向に伸びる支持台51の中央部に配備されており、図5に示す如く、補助ハンドル33の把持部38aと係合すべき係合部52と、該係合部52とリアガラス25の間に配備されて前記ロックレバー41のロック片43と係合すべき被ロック部53とから構成されており、前記係合部52には、被ロック部53との対向面に、下枠14の幅方向に伸びて補助ハンドル33の把持部38aを係止すべき凹部52aが形成されている。
また、被ロック部53は、前記係合部52に向けて付勢力が作用している板バネによって形成されており、係合部52の凹部52aと被ロック部53との対向面間の長さが、補助ハンドル33の把持部38の直径よりも小さなものとなるように、係合部52の凹部52aとの対向位置に配備されている。
なお、上記ドアウインド17、サイドウインド21及びリアガラス25は、キャビン6内部からのオペレータの視界を可及的に広げられるよう、外周縁部に従前のような剛な金属製の枠体を有しない全面が透明ガラスよりなるフレームレスパネルで構成されていて、外周全周に渡って固着されたゴム製のウェザーストリップ28のみを外周縁部に備えている。
本発明の実施の形態は以上の構成からなるもので、次に、リアガラス25の開閉操作について説明する。
リアガラス25が後部枠24に閉じ姿勢でロックされている場合、図4に示す如く、ロックレバー41は、レバー44が前記補助ハンドル33の回転軸の軸線に対して傾いた姿勢に設定されており、これに伴って、ロックレバー41のロック片43の下端部が後部枠24の下枠14に対向した姿勢に設定されている。
このとき、図5に示す如く、ロック片43の前記下端部は、係合体32の係合部52と被ロック部53との間に位置した状態で被ロック部53と係合しており、これによって、リアガラス25の開閉動作が拘束されている。
この状態からリアガラス25を開く場合には、先ず、ロックレバー41のレバー44を把持して該ロックレバー41を図4中に矢印で示す如く反時計回りに回転させる。該回転に伴って、ロックレバー41のロック片43は、下端部が背面視で右斜め上方に回転移動することにより被ロック部53との係合状態が解除され、これによって、リアガラス25は後部枠24に対して開閉自在状態となる。
そして、ロックレバー41のレバー44を把持した状態で該レバー44をキャビン6の外方に押し出すことにより、リアガラス25はキャビン6に対して外方に向けて開かれる。
このとき、リアガラス25は、外面の上端部に配備された左右一対のヒンジ26、26の回転軸を中心として開閉し、オペレータは、図1に二点差線で示す如く、後部枠24に対して最大の開き角度を有する全開姿勢までリアガラス25を開くことが可能である。全開姿勢のリアガラス25は、図7に示す左右一対のダンパー27、27によって支持されており、オペレータがリアガラス25を支持しない状態にあっても、自重によって自動的に閉じてしまうことはない。
全開姿勢のリアガラス25を閉じる場合、先ず、リアガラス25を運転席8aに向けて引き寄せる。
このとき、全開姿勢のリアガラス25において、補助ハンドル33は、その把持部38aが前記ロックレバー41のレバー44よりも運転席8aに近接した位置に位置しており、然も、該運転席8aに着座したオペレータの手が届く位置に位置している。このため、オペレータは、運転席8aに着座した状態で補助ハンドル33の把持部38aを把持することが可能であり、前記把持部38aを運転席8aに向けて引き寄せることにより、リアガラス25は閉じ姿勢に向けて揺動することとなる。
このとき、補助ハンドル33は、左右一対の脚部37、37の基部37a、37aが支持体35に揺動自在に枢支されているため、補助ハンドル33の把持部38aを運転席8aに向けて引き寄せることにより、補助ハンドル33の姿勢は、前記把持部38aをリアガラス25内面に沿わせた姿勢から該把持部38aをリアガラス25から突出させた姿勢に変更されることとなる。
ここで、補助ハンドル33の把持部38aは、前記左右一対の脚部37、37の基部37a、37aに作用する引張力の作用線に左右一対の脚部37、37の軸心を一致させた位置まで相対移動し、これによって、オペレータの補助ハンドル33を引き寄せる引張力は効率よくリアガラス25に伝えられ、小さな力で補助ハンドル33の把持部38aを引き寄せた場合にもリアガラス25は容易に閉じ姿勢に向けて揺動する。
しかも、補助ハンドル33の把持部38aは、リアガラス25の揺動に伴って向きを変化させる前記作用線に左右一対の脚部37、37の軸心を一致させるように相対移動するので、リアガラス25を閉じるための補助ハンドル33の引き寄せ操作はスムーズに行われる。
そして、リアガラス25を後部枠24内に収まる位置まで引き寄せ、前記ロックレバー41のレバー44を回転させてロック片43を再び係合体32の被ロック部53に係合させることにより、リアガラス23は後部枠24に再びロックされることとなる。ここで、該リアガラス25の外周縁部に配備されたウェザーストリップ28は、後部枠24へ押し付けられ、これによって、リアガラス25と後部枠24との間にシールが施されることとなる。
また、リアガラス25を半開き姿勢に設定する場合、先ず、上述の如き開き操作を行ってリアガラス25を適当な開き姿勢に設定する。次に、補助ハンドル33の把持部38aを略90度の揺動角度で揺動させて運転席8aに向けて引き寄せ、補助ハンドル33の姿勢を把持部38aをリアガラス25に沿わせた姿勢からリアガラス25に最も離間した姿勢に変更する。
そして、図1及び図6に示す如く、補助ハンドル33の把持部38aを係合体32の係合部52と被ロック部53との間に挿入し、係合部52の凹部52aに係合させる。 ここで、係合部52の凹部52aと被ロック部53との間の長さは把持部38aの直径よりも小さく、また、被ロック部53は、係合部52に向けて付勢力が作用している板バネによって形成されているので、補助ハンドル33の把持部38aは、係合部52の凹部52aに係合した状態で該係合部52と被ロック部53に挟持されることとなる。
従って、補助ハンドル33は、リアガラス25に対して前記揺動角度を保った状態で係合体32に係止されることとなり、これによって、リアガラス25は、後部枠24に対して適度な開き角度を有する半開き姿勢に設定されることとなる。
また、補助ハンドル33をリアガラス25に向けて揺動させ、把持部38aと係合体32との係合状態を解除することにより、上述の如きリアガラス25の半開き姿勢は容易に解除されることとなる。このとき、補助ハンドル33は、把持部38aをリアガラス25から突出させた姿勢から把持部38aをリアガラス25内面に沿わせた姿勢に向けて付勢されているので、上述の如く把持部38aと係合体32との係合状態を解除する操作を行うことによって、補助ハンドル33は自動的に把持部38aをリアガラス25内面に沿わせた姿勢に戻ることとなる。
上記実施の形態によれば、リアガラス25を全開姿勢に設定した場合にも、運転席8aに着座した状態で補助ハンドル33の把持部38aにオペレータの手が届くため、該オペレータは、運転席8aから起立すると共に該運転席8aの後方に大きく体を伸ばして補助ハンドル33よりも遠方に位置するロックレバー41を把持する必要はなく、該ロックレバー41よりも運転席8aに対して近接した位置に配備された補助ハンドル33の把持部38aを把持して引き寄せることにより、運転席8aに着座した状態でリアガラス25の閉じ操作を行うことができる。
また、補助ハンドル33は、半開き姿勢に設定されたリアガラス25の支持部材としても機能し、これによって、リアガラス25を半開き姿勢に設定するための支持機構は簡易なものとなり、新たにリアガラス支持機構を設ける必要はなく、キャビン6を構成する部品点数の削減及び低コスト化が図られる。
また、該補助ハンドル33は、リアガラス25を閉じ姿勢にロックするロック手段のロックレバー41と共に支持体35に支持され、該支持体35がリアガラス25の内面に取り付けられているので、補助ハンドル33とロックレバー41をそれぞれ別々にリアガラス25に取り付ける構成よりも部品点数が削減されると共に、キャビン6の組み立て工程が簡略化されてキャビン6の製作効率の向上及び低コスト化が図られるのである。
さらに、係合体32は、後部枠24の下枠14の幅方向中央部に係合部52と被ロック部53を集中配備して形成されているので、この構成においても、部品点数が削減されると共に、キャビン6の組み立て工程が簡略化されてキャビン6の製作効率の向上及び低コスト化が図られる。
また、前記補助ハンドル33及びロックレバー41を備えたガラス開閉操作部31と前記係合体32からなる本実施の形態にかかるリアガラス開閉機構30は、リアガラス25の幅方向中央部の下端部側と後部枠24の下枠の幅方向中央部に亘ってコンパクトに配備されているため、該リアガラス開閉機構30によって運転席8aに着座したオペレータの後方への視界が狭められることはなく、良好な後方視界を確保されるのである。
第2実施形態
以下に、本発明をトラクタに実施した第2の実施形態について、図8及び図9を参照して説明する。
ここで、該第2の実施形態は、補助ハンドル63を揺動可能に支持体35に枢支する構造及び該補助ハンドル63の付勢手段が前記第1の実施形態と異なるものの、他の構造は第1の実施形態と同様であるので、以下には、補助ハンドル63を揺動可能に支持体63に枢支する構造及び該補助ハンドル63の付勢手段についてのみ説明し、他の構造は第1の実施形態と同じ符号を付してその説明を省略する。
図8及び図9に示す如く、第2の実施形態のリアガラス開閉機構60のウインド開閉操作部61の補助ハンドル63は、金属製または樹脂製の断面円形の棒材を屈曲させて背面視U字状に形成され、左右一対の脚部67、67と、リアガラス25の幅方向に伸びて該左右一対の脚部67、67の上端部を連結する連結部68とから構成されており、左右一対の脚部67、67は、各下端部を支持体35のブラケット部35bに向けて屈曲させて形成される基部67a、67bをそれぞれ有しており、背面視にて左側に位置する一方の基部67aは、その軸心が背面視にて右側に位置する他方の基部67bの軸心に対して上側及び運転席8a側に僅かにずれるように折り曲げられており、これによって、補助ハンドル63は、前記一方の基部67aから連結部68の軸心までの長さh1が前記他方の基部67bから連結部68の軸心までの長さh2よりも僅かに小さいものとなって、両基部67a、67bがそれぞれ支持体35の平板部35aに配備されたカラー36、36に揺動可能に枢支されている。
これによって、補助ハンドル63は、図9に示す如く、一方の基部37aの軸心と他方の基部の軸心37bを結ぶ直線(X−X軸)の垂直二等分線(Y−Y軸)上に連結部68の軸心が位置することによって安定姿勢となり、該安定姿勢から上下に把持部68aを揺動させた場合、該補助ハンドル63には、連結部68の軸心をX−X軸上に位置させるように付勢力が作用し、これによって、補助ハンドル63は自動的に安定姿勢に揺動することとなる。
従って、リアガラス25を半開き姿勢に設定する場合、先ず、図9中に実線で示すリアガラス25に把持部68aを沿わせた姿勢の補助ハンドル63を運転席8aに向けて引き寄せる。このとき、補助ハンドル63の連結部68の軸心がY−Y軸を越える位置まで把持部68aを運転席8aに向けて引き寄せることにより、該補助ハンドル63は、連結部68の軸心をX−X軸上に移動させた前記安定姿勢に自動的にその姿勢を変更する。
そして、該安定姿勢に設定された補助ハンドル63の把持部68aを前記第1の実施形態と同様に係合体32に係合させることにより、リアガラス25は半開き姿勢に設定されるのである。
また、該半開き姿勢を解除する場合には、補助ハンドル63の把持部68aと係合体32との係合を解除する。これによって、リアガラス25は、半開き姿勢が解除されて再び開閉可能となる。
そして、補助ハンドル33の連結部68の軸心が前記Y−Y軸よりもリアガラス25側に位置するまで該補助ハンドル68を揺動させることにより、補助ハンドル63には、連結部68の軸心を前記安定姿勢とは反対側に向けて伸びるX−X軸上に位置させるように付勢力が作用することとなり、該付勢力によって補助ハンドル63は連結部68がリアガラス25に当接する位置までその姿勢を変更させる。
このとき、図9に示す如く、該連結部68にクッション材68b等を巻装することにより、該連結部68が勢いよくリアガラス25に当接した場合にも、該当接による衝撃によってリアガラス25が破損することはない。
上記該第2の実施形態において、リアガラス25を半開き姿勢に設定する場合、補助ハンドル63は、把持部68aを運転席8aに向けて僅かに引き寄せる容易な操作のみによって自動的に前記安定姿勢にその姿勢を変更させるため、補助ハンドル63の姿勢をオペレータが保持する必要はなく、上記第1の実施形態よりも更に容易な操作によってリアガラス25を半開き姿勢に設定することができるのである。
しかも、補助ハンドル63を付勢するための捩りコイルバネ等を基部に取り付ける必要はなく、上記第1の実施形態よりもさらなる低コスト化が図られるのである。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、第1の実施形態に示される補助ハンドル33の形状は、一本の脚部37の一方の端部に揺動軸となる軸心を有する基部37aを備え、他方の端部に把持部38aを備えた構成であってもよく、基部37aと把持部38aを連結する構成であれば、いかなる形状でも構わない。
また、補助ハンドル33は、揺動軸をリアガラス25を枢支するヒンジ26の回転軸に直交させて配備することも可能であり、リアガラス25を全開姿勢とした場合に補助ハンドル33の把持部38aが運転席8aに着座したオペレータの手の届く範囲に位置し、該オペレータが把持部38aを容易に運転席8aに向けて引き寄せることができるものであれば、リアガラス25に対して補助ハンドル33をいかなる位置に配備しても構わない。また、これに伴って、係合体32も後部枠24を形成する後支柱11の中途部等の位置に配備することも可能である。
また、リアガラス25は、上下方向中央部よりも上方に水平方向に伸びる回転軸を有し、該回転軸の端部を左右一対の後支柱11に回転可能に枢支することによって後部枠24に対して開閉自在としたものであっても構わない。
また、本発明にかかる窓ガラス開閉機構をサイドウインド21及び側面後部枠19やドアパネル17に配備された窓ガラス及びその窓枠等に設けることも可能である。
さらには、バックホーやTLB作業機等の他の作業車両に配備されたキャビンのウインドに本発明かかる窓ガラス開閉機構を採用することが可能であるのはもちろんである。
本発明にかかる第1の実施形態のリアガラス開閉機構の動作を示す要部側面図である。 キャビンの背面図である。 該リアガラス開閉機構の補助ハンドルの平面図である。 該リアガラス開閉機構の背面図である。 該リアガラス開閉機構の要部側面図である。 リアガラスを半開き姿勢に設定した状態を示す要部側面図である。 トラクタの後部を示す左側面図である。 本発明にかかる第2の実施形態のリアガラス開閉機構の背面図である。 該リアガラス開閉機構の右側面図である。
符号の説明
1 トラクタ
6 キャビン
8a 運転席
9 キャビン枠体
10 前支柱
11 後支柱
12 中間支柱
13 上枠
14 下枠
24 後部枠
25 リアガラス
26 ヒンジ
27 ダンパー
28 ウェザーストリップ
30 リアガラス開閉機構
31 ウインド開閉操作部
32 係合体
33 補助ハンドル
34 ロック手段
35 支持体
37 脚部
37a基部
38 連結部
38a把持部
39 捩りコイルバネ
41 ロックレバー
43 ロック片
52 係合部
53 被ロック部
63 補助ハンドル
67 脚部
67a基部
68 連結部
68a把持部

Claims (3)

  1. 運転席(8a)を覆って配備されるキャビン(6)の窓枠(24)に窓ガラス(25)が該キャビン(6)の外方に向けて開閉自在に枢支され、窓ガラス(25)の内面には、開き姿勢の窓ガラス(25)を閉じるための補助ハンドル(33)が設けられており、
    該補助ハンドル(33)は、先端の把持部(38a)が窓ガラス(25)を全開姿勢とした場合にも運転席(8a)に着座したオペレータの手が届く位置に配備されると共に、前記把持部(38a)を窓ガラス(25)に沿わせた姿勢と前記把持部(38a)を運転席(8a)に向けて突出させた姿勢との間でその基部(37a)が枢支されており、前記窓枠(24)には窓ガラス(25)を半開き姿勢に設定したときに前記把持部(38a)と係合する係合体(32)が設けられていることを特徴とする窓ガラス開閉機構。
  2. 前記窓ガラス(25)の内面には前記補助ハンドル(33)の基部(37a)を支持する支持体(35)が設けられており、該支持体(35)には窓ガラス(25)を閉じ姿勢にロックするロック手段(34)のロックレバー(41)が支持されていることを特徴とする請求項1に記載の窓ガラス開閉機構。
  3. 前記窓枠(24)の係合体(32)には、前記補助ハンドル(33)の把持部(38a)と係合する係合部(52)と、前記ロックレバー(41)に形成されたロック片(43)に係合する被ロック部(53)とが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の窓ガラス開閉機構。
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