JPH0336681Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0336681Y2
JPH0336681Y2 JP12370785U JP12370785U JPH0336681Y2 JP H0336681 Y2 JPH0336681 Y2 JP H0336681Y2 JP 12370785 U JP12370785 U JP 12370785U JP 12370785 U JP12370785 U JP 12370785U JP H0336681 Y2 JPH0336681 Y2 JP H0336681Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin door
handle
cabin
frame
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12370785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6232174U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12370785U priority Critical patent/JPH0336681Y2/ja
Publication of JPS6232174U publication Critical patent/JPS6232174U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0336681Y2 publication Critical patent/JPH0336681Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案はフオークリフト,シヨベルローダ等の
産業車両におけるキヤビンドアのハンドル装置に
関するものである。
(従来の技術) フオークリフト、シヨベルローダ等の産業車両
においては大型のものになると周囲の状況を的確
に把握する必要からキヤビンは一般に高い位置に
設置されている。従つて、キヤビンドアも高い位
置に設置されることになるが、このキヤビンドア
を開閉するための外側ハンドルを高い位置に設置
することは地上からの操作を困難なものとするも
のであり、それ故に外側ハンドルの配設位置はキ
ヤビンドアの下部が適当である。
一方、キヤビン内のドアハンドルは前記外側ハ
ンドルの配置位置近傍に配置される方式が一般的
であり、キヤビンドアの下部内側に配置されてい
る。このような内側ハンドルの配置位置はキヤビ
ン内の床近くとなり、運転席上の運転者にとつて
はキヤビンドアの開閉に関して極めて面倒な操作
位置と言える。
このような問題を解消するため、外側ハンドル
のほぼ上方においてキヤビンドアの上下中央近く
に内側ハンドルを配置し、外側ハンドル近傍のロ
ツク機構と内側ハンドルとをリンク機構によりロ
ツク解除可能に連係した構成も実施されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、キヤビン内からの視野拡大のた
めにキヤビンドアの下部もガラス張りとし、しか
もキヤビンドアの軽量化及び操作性向上の観点か
らキヤビンドアの厚みを極力小さいものとする最
近のキヤビン構成からすれば、上下方向の経路内
にリンク機構を制限する前記従来構成はキヤビン
ドアの厚み外のみならずドア枠の厚み外にもはみ
出るように前記リンク機構を配設せざるを得ない
ものとなる。このような構成ではドア枠の厚み外
にはみ出したリンク機構が運転操作の妨げとな
る。この点を回避するためにドア枠の厚み内に前
記リンク機構を納めようとすれば収納面積が多く
なり、ガラス部分の面積縮小が避けられない。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) そこで本考案では、キヤビンドアの外側ハンド
ル位置よりも上方位置に内側ハンドルを配置する
とともに、内外両ハンドルのいずれか一方の近傍
にキヤビンドアのロツク機構を配設し、キヤビン
ドアの外周フレーム上の大部分に経路を持つた伝
達機構により前記両ハンドルのうちの前記ロツク
機構から離間した側のハンドルとロツク機構とを
連結した。
(作用) すなわち、キヤビンドアの外周フレーム上とい
う経路上にリンク等からなる伝達機構を配設する
ことにより、キヤビンドアのガラス部分を迂回し
てロツク解除用ハンドルとロツク機構とを連係す
ることができ、充分に広い視野を確保することが
できる。又、キヤビンドアの平面方向に前記伝達
機構を駆動することからドア枠の厚み内にも納め
ることができ、前記伝達機構が運転者の作業操作
の妨げとなることもない。
(実施例) 以下、本考案を大型フオークリフトに具体化し
た一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はフオークリフトの全体を示し、前輪1
及び後輪2により支持される車体3の前面にはフ
オーク4が昇降可能に配設されている。車体3の
上にはキヤビン5が固設されており、運転座席
6、ステアリングハンドル7等の操縦部材あるい
は計器等を収納保護している。キヤビン5の側面
にはドア8が開閉可能に装着されており、車体3
のステツプ3aから同キヤビンドア8の下端に至
る車体3の側面には梯子9が固設されている。
キヤビン5の前後面及び側面はガラスG1張り
となつており、キヤビンドア8もまたガラスG2
張りとなつている。
キヤビンドア8は前後及び上下の四方のフレー
ム10,11,12,13のうちの後側フレーム
11側においてキヤビン5のドア枠5aに回動可
能かつ同枠5aの厚み内に装着されており、下側
フレーム13の外面上の前端側には外側ハンドル
14が配設されている。同外側ハンドル14の近
傍にはプツシユボタン15が収納筒16内にスラ
イド可能かつ押圧ばね17により外方へ押圧され
るように収納された状態で配設されており、プツ
シユボタン15先端のピン15aが下側フレーム
13内へ突出可能となつている。
第3、第4図に示すように外側ハンドル14の
近傍、すなわち前側フレーム10と下側フレーム
13との交差部内にはロツク機構18が配設され
ている。同ロツク機構18について説明すると、
前側フレーム10と下側フレーム13との交差部
において外側ハンドル14側の内壁面上には支持
板19が立設固定されている。同支持板19の後
面(第3図において右側)には直角状に折曲形成
された取付板20が立設支持されており、同取付
板20には略く字状のレバー21が軸22を中心
に回動可能に支持されている。支持板19の下端
部には後面側から軸ピン23が回動可能に貫設さ
れており、支持板19の後面側において中間レバ
ー24が軸ピン23に止着されている。支持板1
9の前面には第1キヤツチ片25が止着されてい
るとともに、同キヤツチ片25内において第2キ
ヤツチ片26が軸ピン23に止着されており、第
2キヤツチ片26と支持板19との間にはねじり
ばね27が介在されている。同ばね27は第4図
において前記軸ピン23を反時計回り方向に回動
付勢している。そして、レバー21が第3図にお
いて反時計回り方向に回動されると中間レバー2
4はねじりばね27に抗して第4図に示す実線位
置から鎖線位置へ軸ピン23を中心に時計回り方
向に回動される。又、第4図においてプツシユボ
タン15のピン15aが突出されると、同ピン1
5aが中間レバー24の当接板24aに当接し、
中間レバー24がねじりばね27に抗して第4図
に示す実線位置から鎖線位置へ軸ピン23を中心
に回動される。
このような構成のロツク機構18においては同
ロツク機構18に対応するキヤビン5のドア枠5
aに突設されたロツク用ロツド28が両キヤツチ
片25,26間に導入挟持されることによりキヤ
ビンドア8がロツク閉成される。
前側フレーム10の内側の上下中央付近、すな
わち運転座席6の高さ位置よりも若干高い位置に
は引き出し回動方式のロツク解除用ハンドル29
(以下、内側ハンドルという)が配設されている。
前側フレーム10と上側フレーム12、上側フレ
ーム12と後側フレーム11及び後側フレーム1
1と下側フレーム13との交差部位には方向転換
レバー30,31,32がそれぞれ回動可能に配
設されており、内側ハンドル30と方向転換レバ
ー30との間、上側フレーム12上の両方向転換
レバー30,31間、方向転換レバー31と下側
の方向転換レバー32との間及び方向転換レバー
32とロツク機構18のレバー21との間にはそ
れぞれ連結ロツド33,34,35,36が連結
されている。すなわち、方向転換レバー30,3
1,32及び連結ロツド33,34,35,36
というリンク機構によりキヤビンドア8の外周フ
レーム10〜13に沿つて内側ハンドル29から
ロツク機構18に至る伝達経路が構成されてい
る。なお、連結ロツド36の途中にはターンバツ
クル37が介在されており、連結ロツド36の長
さ調整が可能となつている。
さて、第3図に鎖線で示すようにロツク用ロツ
ド28が第1及び第2キヤツチ片25,26間に
キヤツチされているとき、内側ハンドル29を引
き出して回動操作すれば前記伝達機構を介してレ
バー21が同図において反時計回り方向に回動さ
れ、中間レバー24が第4図において軸ピン23
を中心に時計回り方向に回動される。これに伴
い、第2のキヤツチ片26がねじりばね27に抗
して第4図に示す実線位置から鎖線位置へ一体的
に回動され、ロツク用ロツド28が両キヤツチ片
25,26間から押し出される形となる。すなわ
ち、両キヤツチ片25,26によるロツク用ロツ
ド28の挾持状態が解除され、キヤビンドア8が
開放方向へ移動する。従つて、この状態からキヤ
ビンドア8を開放方向へ押せばキヤビンドア8が
開放される。
このロツク解除操作においては、内側ハンドル
29の設置位置が運転座席6よりも若干高い位置
に設定されていることから運転座席6上の運転者
にとつては通常の運転姿勢のまま内側ハンドル2
9に容易に手が届き、キヤビン5内からのキヤビ
ンドア8の開放は極めて簡単な操作で足りる。
前記伝達機構がキヤビンドア8の厚み内に納め
られることはリンク機構がキヤビンドア8の平面
方向に動作することから得られるものであり、こ
れにより作業時における運転者の作業動作を妨げ
ることもない。しかも、前記のような伝達経路の
構成によりキヤビンドア8の一層の薄型化指向に
対処することが可能となり、キヤビンドア8の軽
量化及び開閉操作性の向上に寄与することができ
る。
又、前記伝達機構が外周フレーム10〜13に
沿つてガラスG2部分を迂回することからキヤビ
ンドア8をとおした左右の視野が極めて広くな
り、周囲の状況を的確に把握することができる。
一方、第4図に示すキヤビンドア8のロツク状
態において外側ハンドル14を把持してプツシユ
ボタン15を親指で押せば、ピン15aが突出し
て中間レバー24の当接板24aを押し、前記と
同様に中間レバー24が軸ピン23を中心に時計
回り方向に回動する。従つて、両キヤツチ片2
5,26によるロツク用ロツド28の挾持状態が
解除され、外側ハンドル14を引けばキヤビンド
ア8が開放される。
外側ハンドル14は高い位置に設置されたキヤ
ビンドア8の下側フレーム13というキヤビンド
ア8の下端部に配置されていることから、地上か
らのキヤビンドア8の開放動作は容易である。
なお、キヤビンドア8をある程度の回動速度で
もつてキヤビン5にあてればロツク用ロツド28
がねじりばね27に抗して両キヤツチ片25,2
6間に入り込み、キヤビンドア8がロツク閉成さ
れる。
なお、前記実施例においてキヤビンドア8の上
下中央位置、すなわち運転座席6の高さ位置より
も若干高い位置にて前後両フレーム10,11間
にアームレスト用の中間フレームを架設してもよ
く、このようにすれば運転中の作業者の疲労軽減
に寄与することができる。
本考案はもちろん前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えばロツク機構を内側ハンドル近傍
に設置し、キヤビンドアの外周フレームに沿う前
記のような伝達機構によりロツク機構と外側ハン
ドルとを連係したり、あるいは前記実施例の方向
転換レバーの代わりにローラを配設し、連結ロツ
ドの代わりにワイヤを用いて伝達機構を構成して
もよい。
さらに、本考案はシヨベルローダといつた他の
産業車両に具体化可能である。
考案の効果 以上詳述したように、本考案では内外両ハンド
ルを上下に離間して配置し、ロツク機構とロツク
解除用ハンドルとを連結する伝達機構をキヤビン
ドアの外周フレームに沿つて構成したことによ
り、キヤビンの外側及び内側のいずれからもキヤ
ビンドアを容易に開放操作することができるとと
もに、キヤビン内からの視野を拡大して周囲の状
況を一層的確に把握することができ、しかも、作
業時における作業操作性も向上し得るという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を具体化した一実施例を示し、第
1図はフオークリフトの側面図、第2図はキヤビ
ンドアの内側を示す縦断面図、第3図は要部破断
正面図、第4図は一部破断側面図である。 キヤビン……5、キヤビンドア……8、外周フ
レーム……10,11,12、13、外側ハンド
ル……14、プツシユボタン……15、ロツク機
構……18、内側ハンドル……29、伝達機構を
構成する方向転換レバー……30,31,32、
同じく連結ロツド……33,34,35,36。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビンドアの外側ハンドル位置よりも上方位
    置に内側ハンドルを配置するとともに、内外両ハ
    ンドルのいずれか一方の近傍にキヤビンドアのロ
    ツク機構を配設し、キヤビンドアの外周フレーム
    のほぼ全周に経路を持つた伝達機構により前記両
    ハンドルのうちの前記ロツク機構から離間した側
    のハンドルとロツク機構とを連結した産業車両に
    おけるキヤビンドアのハンドル装置。
JP12370785U 1985-08-12 1985-08-12 Expired JPH0336681Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12370785U JPH0336681Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12370785U JPH0336681Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6232174U JPS6232174U (ja) 1987-02-26
JPH0336681Y2 true JPH0336681Y2 (ja) 1991-08-02

Family

ID=31015051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12370785U Expired JPH0336681Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0336681Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6232174U (ja) 1987-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4085675B2 (ja) 産業車両
EP0159017B1 (en) Back door structures for motor vehicles
JP3935020B2 (ja) リッド開閉機構及び車両用収納装置
WO2009122645A1 (ja) 小型車両のドア装置
JPH064988B2 (ja) 車両のドアロック装置
WO2009122654A1 (ja) 小型車両のドア装置
JPH082760B2 (ja) ホイールローダのキャビン構造
JPH0336681Y2 (ja)
JP2002047844A (ja) 自動車におけるドア係止解除防止機構
JPH0437765Y2 (ja)
JPH0797882A (ja) 車両用ドアロツク装置
JP4691837B2 (ja) 産業車両用のフードの開閉構造
JP4346498B2 (ja) 窓ガラス開閉機構
JPS5821781Y2 (ja) 自動車のリヤバックレスト前倒操作機構
JPH02117909U (ja)
JPH0346133Y2 (ja)
JP2547987Y2 (ja) 建設機械のエンジンサイドドア装置
JP3624934B2 (ja) 車両用ドアロック機構
JPH0755246Y2 (ja) ドアの開放ロック装置
JPH0356605Y2 (ja)
JPH0236855Y2 (ja)
JPH0631078Y2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠操作装置
JPH0537868Y2 (ja)
JPH0535911Y2 (ja)
JPH0346132Y2 (ja)