JP2000108665A - 車両のスライドドア構造 - Google Patents

車両のスライドドア構造

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JP2000108665A
JP2000108665A JP10279232A JP27923298A JP2000108665A JP 2000108665 A JP2000108665 A JP 2000108665A JP 10279232 A JP10279232 A JP 10279232A JP 27923298 A JP27923298 A JP 27923298A JP 2000108665 A JP2000108665 A JP 2000108665A
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親 川本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スライドドア2に設けられたウインドが開閉可
能な車両においてウインドレギュレータの小型化および
スライドドアの軽量化を図ることができる車両のスライ
ドドア構造を提供する。 【解決手段】ウインド9の開状態を検出する検出手段1
0と、検出手段によりウインドの開状態が検出された
時、スライドドアの開動作を規制する規制手段と、検出
手段の検出出力を規制手段へ伝達する伝達手段12とを
備え、検出手段は車両前後方向の軸21周りに揺動可能
に枢支された検出部材22を有し、検出部材がウインド
の下降により揺動すべく構成されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばワンボッ
クス車などの車両側面部に設けられ乗降口を開閉するス
ライドドアに対して開閉可能なウインドを設けたような
車両のスライドドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スライドドアに設けられたウイ
ンドが開閉可能な車両において、ウインドが開いている
ことに気付かずに、乗員が車両から離れると、車両内の
物品等が盗難にあう懸念があった。このことはRV(レ
クリエーショナルビークル)のようにパワーウインドに
てウインドガラスが全開されるような車両においては、
特に顕著である。
【0003】そこで、従来、スライドドアに設けられた
ウインドの開状態を検出する検出手段を設け、この検出
手段でウインドが開いていることを検出した場合に、ス
ライドドアが全開にならないように規制することで、ウ
インドが開いていることを乗員に気付かせるように構成
した装置が既に発明されている(特開平10−5898
0号公報参照)。
【0004】上述のウインド開状態を検出する検出手段
は図14に示す如く構成されている。
【0005】すなわち、スライドドアの内部において車
両前後方向に沿って張架されたインパクトバー81を設
け、このインパクトバー81にブラケット82および支
軸83を介して可動レバー84を枢着し、上述の支軸8
3に設けたバネ(図示せず)により可動レバー84を図
14の矢印d方向へ常時バネ付勢している。
【0006】而してウインドガラス85がウインドレギ
ュレータにて矢印e方向へ下降され、ウインドガラス8
5の下端85aが可動レバー84遊端の当接部84aに
当接した後に、ウインドガラス85がさらに下降する
と、上述の可動レバー84はバネ付勢力に抗して同図の
矢印f方向に回動して、ワイヤ86を矢印h方向に牽引
する。
【0007】上述のワイヤ86は図14に示す検出手段
と、スライドドアの開動作を規制する規制手段との間に
張架されており、上述の矢印h方向への牽引時に規制手
段を作動させて、スライドドアが全開位置まで開放され
るのを規制する。なお、図14において矢印Fは車両の
フロント方向を示し、矢印Rは車両のリヤ方向を示す。
【0008】この図14に示す従来の検出手段において
は、ウインドガラス85の開状態を良好に検出すること
ができる利点がある反面、次のような問題点があった。
【0009】つまりウインドガラス85の昇降軌跡面
と、可動レバー84の揺動軌跡面とが同一面に設定され
ているので、ウインドガラス85の開放量を充分大きく
確保するためには可動レバー84が長欠となる問題点が
あった。
【0010】しかも上述の可動レバー84を枢支する支
軸83が車幅方向に指向している関係上、スライドドア
開閉時の慣性力が可動レバー84に作用して、ワイヤ8
6が誤操作されるので、この慣性力に起因する誤操作を
解消する目的で、矢印d方向の付勢に用いるバネ力を強
くする必要がある。
【0011】このようにバネ力を強くすると、ウインド
レギュレータによるウインドガラス85の下降時には、
このバネ力に打ち勝つ必要があるので、必然的にウイン
ドレギュレータおよびそのモータが大型化し、スライド
ドアの重量が増大する問題点があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、ウインドの開状態を検出する検出手段が車
両前後方向の軸周りに揺動可能に枢支された検出部材を
有し、この検出部材をウインドの下降により揺動すべく
構成することで、ウインドの下降量を大きくでき、また
スライドドア内部に対する検出手段配置時の自由度が向
上し、しかも、スライドドア開閉時において検出部材に
かかる慣性力の方向とウインド開状態検出時の検出部材
の揺動方向とが異なることにより、この検出部材に対す
る付勢力が小さくてよく、ウインドレギュレータの小型
化およびスライドドアの軽量化を図ることができる車両
のスライドドア構造の提供を目的とする。
【0013】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述の伝達手段を伝
達部材で構成し、この伝達部材の一端を規制手段に配置
し、また伝達部材の他端を、検出部材の枢支部と、ウイ
ンドの下降により該検出部材がウインドに当接する当接
部との間に配置することで、上述の伝達部材をインパク
トバーやドアトリム等と何等干渉することなく、スライ
ドドアの空間部としての車幅方向中間部に配置して、そ
の配置性の向上を図ることができる車両のスライドドア
構造の提供を目的とする。
【0014】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述の検出部材をウ
インドの下降に伴って回転する方向とは反対方向に回動
付勢し、この検出部材が所定角度回動した状態でウイン
ドの側面を外側に付勢するように接触し、かつ、この接
触状態で保持すべく構成することにより、検出部材が保
持された状態下にてウインドをガイドすることができ、
また検出部材でウインドを外側に押圧して、ウインドの
振れを防止することができる車両のスライドドア構造の
提供を目的とする。
【0015】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述の検出部材に屈
曲部を形成することで、車両の側突時に該屈曲部から検
出部材を折れ曲げ又は破断して、衝撃吸収ストロークを
確保することができる車両のスライドドア構造の提供を
目的とする。
【0016】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の目的と併せて、上述の伝達
手段をワイヤで構成し、このワイヤをインパクトバーよ
りも車内側に配置することで、車両の側突時にワイヤが
不要に操作されるのを防止して、規制手段の誤動作を阻
止することができる車両のスライドドア構造の提供を目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、スライドドアに設けられたウインドが開閉可
能な車両において、上記ウインドの開状態を検出する検
出手段と、上記検出手段によりウインドの開状態が検出
された時、上記スライドドアの開動作を規制する規制手
段と、上記検出手段の検出出力を上記規制手段へ伝達す
る伝達手段とを備え、上記検出手段は車両前後方向の軸
周りに揺動可能に枢支された検出部材を有し、該検出部
材がウインドの下降により揺動すべく構成された車両の
スライドドア構造であることを特徴とする。
【0018】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記伝達手段は検出
手段の検出出力を機械的に伝達する伝達部材で構成さ
れ、上記伝達部材の一端を上記規制手段に配置する一
方、上記伝達部材の他端は上記検出部材の枢支部と、ウ
インドの下降により該検出部材がウインドに当接する当
接部との間に配置された車両のスライドドア構造である
ことを特徴とする。
【0019】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記検出部材はウイ
ンドの下降に伴い回転する方向とは反対方向に回動付勢
され、検出部材が所定角度回動した状態でウインドの側
面を外側に付勢するように接触すると共に、該接触状態
で保持される車両のスライドドア構造であることを特徴
とする。
【0020】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記検出部材は屈曲
部を有する車両のスライドドア構造であることを特徴と
する。
【0021】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の構成と併せて、上記伝達手
段はワイヤで構成され、該ワイヤがインパクトバーの車
内側に配置された車両のスライドドア構造であることを
特徴とする。
【0022】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、上述の検出手段によりウインドの開状態が検
出された時、この検出手段の検出出力が伝達手段を介し
て規制手段に伝達され、この規制手段はスライドドアの
開動作を規制するので、乗員に対してウインドが開状態
であることを気付かせることができる。
【0023】また、上述の検出手段は検出部材を有し、
この検出部材はウインドの下降により車両前後方向の軸
周りに揺動する。
【0024】このように検出部材を車幅方向に指向させ
たので、ウインドの下降量を大きくとることができ、ま
たスライドドア内部に対する検出手段配置時の自由度が
向上する効果がある。
【0025】しかも、スライドドア開閉時において検出
部材にかかる慣性力の方向と、ウインド開状態検出時の
検出部材の揺動方向とが異なることにより、上述の慣性
力にて検出部材が誤動作されることがないので、この検
出部材に対する付勢力は小さくてよい。
【0026】したがって、ウインドレギュレータの小型
化およびスライドドアの軽量化を図ることができると共
に、ドア操作性の向上を達成することができる効果があ
る。
【0027】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の伝達手
段を伝達部材で構成し、検出手段と規制手段との間を結
ぶ該伝達部材の他端を、検出部材の枢支部と当接部との
間に配置したので、この伝達部材の他端側をインパクト
バーやドアトリムおよび内装材等と何等干渉することな
く、スライドドアの空間部としての車幅方向中間部に配
置することができて、その配置性の向上を図ることがで
きる効果がある。
【0028】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の検出部
材がウインドの下降に伴って所定角度回動した時、この
検出部材に対する上述の回動付勢力により該検出部材の
遊端側でウインドの側面を外側に押圧付勢すべく接触し
て、この接触状態が保持される。
【0029】この結果、検出部材が上述の如く保持され
た状態下においてウインドをガイドすることができ、ま
た検出部材でウインドを外側に押圧して、スライドドア
内部においてウインドが揺れるのを防止することができ
る効果がある。
【0030】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の検出部
材は屈曲部を有するので、車両の側突時に検出部材は屈
曲部から折れ曲がり又は破断される。この結果、側突時
における衝撃吸収ストロークを確保することができる効
果がある。
【0031】この発明の請求項5記載の発明によれば、
上記請求項1または2記載の発明の効果と併せて、上述
の伝達手段をワイヤで構成し、このワイヤをインパクト
バーの車内側に配置したので、車両の側突時においてワ
イヤが伸びたり又は牽引されるのを防止し、このワイヤ
の不要操作を防ぐことができて、ワイヤに連結された規
制手段の誤動作を阻止することができる効果がある。
【0032】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両のスライドア構造を示し、図1にお
いて、このスライドドア構造は昇降口1を開閉するスラ
イドドア2を設け、このスライドドア2をボディ側のア
ッパレール3、センタレール4、ロアレール5に沿って
開閉すべく構成している。
【0033】このため、スライドドア2の上部にはアッ
パレール3上を転動するアッパローラ6と、センタレー
ル4上を転動するセンタローラ7,7と、ロアレール5
上を転動するロアローラ8,8を設けている。
【0034】また上述のスライドドア2にはウインドガ
ラス9が開閉可能に設けられ、このウインドガラス9の
開状態を検出する検出装置10と、このウインドガラス
9の開状態に基づいてスライドドア2の開動作を規制お
よび規制解除する規制装置11とを設け、これら検出装
置10と規制装置11との間を伝達手段(伝達部材)とし
てのワイヤ12で連動させている。
【0035】ここで、上述のウインドガラス9の下部中
央には図2に示すようにキャリアプレート13が取付け
られ、このキャリアプレート13を昇降するウインドレ
ギュレータ14により、上述のウインドガラス9を開閉
すべく構成している。上述のキャリアプレート13には
モータ15の正逆駆動力がケーブル16,16を介して
伝達される。ところで、上述のスライドドア2は図3に
示すようにドアアウタパネル2Aと、ドアインナパネル
2Bとを有すると共に、車両の前後方向に沿うように配
置されたインパクトバー17を備えている。
【0036】上述の検出装置10の検出出力を規制装置
11に機械的に伝達する伝達手段としてのワイヤ12
(伝達部材)は、図2、図3に示すようにインパクトバー
17よりも車内側において、車両の側突時におけるスラ
イドドア2の変形により牽引(不要操作)されないように
余裕長をもって、スライドドア2の縁部に沿うように配
設されている。
【0037】次に図3〜図6を参照して上述の検出装置
10の具体的構成について詳述する。
【0038】図3〜図6に示すように上述のドアインナ
パネル2Bの所定高さ位置にはその車外側の面に断面が
コ字形のプレート18を取付け、このプレート18に開
口部19を形成すると共に、この開口部19の口縁に軸
受ブラケット20,20を一体または一体的に取付け
て、これら前後の軸受ブラケット20,20間には車両
前後方向に指向する支軸21を張架している。
【0039】上述の支軸21はプレート18の開口部1
9よりも車内側に位置し、この支軸21に枢支された検
出部材としての検出レバー22を、開口部19を介して
該開口部19よりも車外側へ突設している。
【0040】この検出レバー22は図4に示すようにウ
インドガラス9の下降により支軸21を支点として揺動
するもので、上述のワイヤ12の上端部12aはウイン
ドガラス9の下降により検出レバー22の遊端側がウイ
ンドガラス9の下端部に当接する当接部と、支軸21と
の間つまり検出レバー22における車幅方向中間部に連
続配置されている。
【0041】また図6に示すように上述の支軸21と検
出レバー22との間には付勢手段としてのスプリング2
3を設け、ウインドガラス9の下降に伴って該検出レバ
ー22が回動する方向とは反対の方向に上述のスプリン
グ23で検出レバー22をバネ付勢すべく構成してい
る。
【0042】さらに図5に示すように上述の検出レバー
22が所定角度回動した状態で、スプリング23の付勢
力によりウインドガラス9の側面を外側に付勢するよう
に、検出レバー22の遊端をウインドガラス9の側面
(インサイド面)に接触させ、かつ、この接触状態を保持
させてスライドドア2内におけるウインドガラス9の振
れを防止すべく構成している。
【0043】加えて、図6に示すように上述の検出レバ
ー22はその中間部に屈曲部22aを有し、車両の側突
時に該屈曲部22aから検出レバー22を折り曲げ変形
または破断させて、充分な衝撃吸収ストロークを確保す
べく構成している。なお、図6における24は検出レバ
ー22の枢支部と軸受ブラケット20との間に介設した
カラーである。
【0044】次に、図7〜図11を参照してスライドレ
ールとしてのロアレール5および規制装置11の具体的
構成について詳述する。図11に示すように上述のロア
レール5はボディパネル25の下面に接合され、このロ
アレール5は門形状の断面を有するレールである。
【0045】また上述のロアレール5は図7〜図10に
示すようにフロント側のボディパネル26とリヤ側のボ
ディパネル27との間において水平状に張架されたもの
で、前部車内方向から後部車外方向にかけてスラント状
かつ直線状に延びる前部直線部5Fと、前部から後部に
かけて車両前後方向に直線状に延びる後部直線部5R
と、これら前後の各直線部5F,5Rを滑らかに湾曲し
た曲率半径にて一体連結する屈曲部5Cとを備えてい
る。つまり上述のロアレール5の前部直線部5Fと屈曲
部5Cとで、スライドドア2を車幅方向外側へ案内する
ように構成している。
【0046】ここで、上述の屈曲部5Cはロアレール5
の前後の各直線部5F,5Rに対して高剛性に構成され
ている。この実施例では屈曲部5Cにおけるロアレール
5の両外面に当て板28,28を接合して、屈曲部5C
を高剛性に構成しているが、ビートやリブを形成する他
の手段によって屈曲部5Cの剛性向上を図ってもよい。
【0047】さらに上述の屈曲部5Cの曲率は後述する
案内部材35の揺動変位を緩和するように、なだらかな
曲率状に構成されている。一方、上述の規制装置11は
次のように構成している。
【0048】すなわち図7、図11に示すように、上述
のスライドドア2の前側下部においてドアインナパネル
2Bにはスライドドア側部材としてL字に屈曲形成され
た強度が高いブラケット29を取付け、このブラケット
29の水平部にはワイヤ12を固定するワイヤ固定金具
30を取付けると共に、スライドドア2の全開時に図8
に示す如くボディパネル27の縦壁に当接するストッパ
31が一体または一体的に形成されている。
【0049】また上述のブラケット29の水平部におけ
る内端側には固定部材32、リンク33および枢支軸3
4を介して案内部材35を連結している。この案内部材
35はスライドドア2に対して揺動可能に連結された部
材で、この案内部材35には断面門形状のロアレール5
の内面に沿って転動する転動部しとしての2つのローラ
8,8と、ボディパネル25のローラ支持面25a(図
11参照)に沿って転動し、かつスライドドア2の荷重
を受ける荷重ローラ36とが支持されている。
【0050】ここで、上述の案内部材35の車外側端面
とブラケット29の水平部における車内側端間との間に
は、スライドドア2の開閉時に案内部材35をブラケッ
ト29に対して揺動させるための可変間隙gが形成され
ている。
【0051】しかも、上述のブラケット29には案内部
材35の動作を規制することで、スライドドア2の開動
作をロアレール5の屈曲部5Cにおいて規制する規制手
段としてのストッパレバー37を取付けている。
【0052】このストッパレバー37は支軸38を介し
てブラケット29に回動可能に軸支されている。またこ
のストッパー37は平面から見て略S字状に形成され、
その車外側の端部には前述のワイヤ12の下端部12b
が連結されている。
【0053】さらに上述のストッパーレバー37の車内
側の端部は下方に屈曲形成されており、この屈曲部39
を、検出装置10によるウインドガラス9の開状態検出
時に、上述の可変間隙gに配設して、屈曲部39を案内
部材35とスライドドア側部材としてのブラケット29
との間で挟持すべく構成している。なお、このストッパ
レバー37は図示しない付勢手段により屈曲部39が可
変間隙gに介設される方向へ常時付勢している。
【0054】このように構成した車両のスライドドア構
造の作用を、以下に詳述する。図3に示すようにウイン
ドガラス9が閉成されている場合には、検出装置10の
検出レバー22が同図に示す如く上方揺動位置に揺動
し、ワイヤ12は図3、図7の矢印a方向に操作されて
いるので、図7に示すストッパレバー37はその屈曲部
39が可変間隙gに介設されない状態を維持している。
【0055】このため、図7に示す全閉位置のスライド
ドア2を開放すると、このスライドドア2はロアローラ
8,8がロアレール5で案内されながら、車幅方向外側
へ案内された後に、図8に示す全開位置まで完全に開放
され、ストッパ31がボディパネル27の縦壁に当接し
た位置で停止する。
【0056】一方、図4または図5に示すようにウイン
ドガラス9が開成されている場合には、検出装置10の
検出レバー22が同図に示す如く下方揺動位置に揺動
し、ワイヤ12は図4、図5、図9の矢印b方向に操作
される。このため、図9に示すようにストッパー37の
屈曲部39がワイヤ操作により可変間隙gに介設され
る。
【0057】したがって、図9に示す全閉位置のスライ
ドドア2を開動作すると、ロアローラ8,8がロアレー
ル5の前部直線部5Fを転接走行する間は案内部材35
の揺動姿勢が図9のそれと同一であって、可変間隙gが
狭まらないので、スライドドア2はロアレール5の前部
直線部5Fに沿って、車幅方向外側へ案内されながら開
放される。
【0058】しかし、上述のロアローラ8,8がロアレ
ール5の屈曲部5Cに達すると、案内部材35はこの屈
曲部5Cの曲率半径に対応して次第に図10の矢印C方
向へ揺動するので、可変間隙gが次第に狭まって、この
間隙gに配設されたストッパレバー37の屈曲部39が
図12に示すように案内部材35とブラケット29との
間で徐々に挟持され、屈曲部39の挟持完了時には案内
部材35のそれ以上の揺動変位を規則する。
【0059】この結果、スライドドア2は図10に示す
開成中途位置において停止され、それ以上の開放が禁止
(規制)される。これにより乗員に対してウインドガラス
9が開状態にあることを気付かせることができる。
【0060】ここで、ストッパレバー37の破損、誤動
作の防止を目的としてストッパレバー37の屈曲部39
が各要素29,35間の中途半端な位置(完全ロックで
もなく、完全アンロックでもないような中途半端な位
置)で停止しないように、ウインドガラス9がこれに該
当する中途位置にて停止しないように工夫することが望
ましい。
【0061】ところで、図13に示すように上述のスト
ッパレバー37には屈曲部39の各要素35,29によ
るロック状態を手動解除するため突片40(手動解除手
段)を設けてもよい。
【0062】つまり、ウインドガラス9が開状態にある
とスライドドア2が図10に示す中途位置までしか開か
ないので、荷物等の出入れ時に不便となる。このため突
片40により屈曲部39,のロックをマニュアル解除す
ると、スライドドア2を図8に示す全開位置まで開放す
ることができて、荷物等の出入れ性の向上を図ることが
できる。なお、突片40に代えて他の手動解除手段を設
けてもよい。
【0063】このように上記実施例の車両のスライドド
ア構造によれば、上述の検出手段(検出装置10参照)に
よりウインドガラス9の開状態が検出された時、この検
出手段(検出装置10参照)の検出出力が伝達手段(ワイ
ヤ12参照)を介して規制手段(ストッパレバー37参
照)に伝達され、この規制手段(ストッパレバー37参
照)はスライドドア2の開動作を規制するので、乗員に
対してウインドガラス9が開状態であることを気付かせ
ることができる。
【0064】しかも、上述の検出手段(検出装置10参
照)は検出部材(検出レバー22参照)を有し、この検出
部材(検出レバー22参照)はウインドガラス9の下降に
より車両前後方向の軸(支軸21参照)周りに揺動する。
【0065】このように検出部材(検出レバー22参照)
を車幅方向に指向させたので、ウインドガラス9の下降
量を大きくとることができ、またスライドドア2内部に
対して検出手段(検出装置10参照)を配置する際の自由
度が向上する効果がある。
【0066】また、スライドドア2の開閉時において検
出部材(検出レバー22参照)にかかる慣性力の方向と、
ウインド開状態検出時の検出部材(検出レバー22参照)
の揺動方向とが異なることにより、上述の慣性力にて検
出部材(検出レバー22参照)が誤動作されることがない
ので、この検出部材(検出レバー22参照)に対する府勢
力は小さくてよい。
【0067】したがって、ウインドレギュレータ14お
よびモータ15の小型化およびスライドドア2の軽量化
を図ることができると共に、ドア操作性の向上を達成す
ることができる効果がある。
【0068】また、上述の伝達手段を伝達部材(ワイヤ
12参照)で構成し、検出手段(検出装置10参照)と規
制手段(ストッパレバー37参照)との間を結ぶ該伝達部
材(ワイヤ12参照)の他端12aを、検出部材(検出レ
バー22参照)の枢支部と当接部との間に配置したの
で、この伝達部材(ワイヤ12参照)の他端12a側をイ
ンパクトバー17やドアトリムおよび内装材等と何等干
渉することなく、スライドドア2の空間部としての車幅
方向中間部に配置することができて、その配置性の向上
を図ることができる効果がある。
【0069】さらに、上述の検出部材(検出レバー22
参照)がウインドガラス9の下降に伴って所定角度回動
した時(図5参照)、この検出部材(検出レバー22参照)
に対する上述の回動付勢力により該検出部材(検出レバ
ー22参照)の遊端側でウインドガラス9の側面(車内側
の側面)を外側に押圧付勢すべく接触して、この接触状
態が保持される。
【0070】この結果、検出部材(検出レバー22参照)
が上述の如く保持された状態下(図5参照)においてウイ
ンドガラス9をガイドすることができ、また検出部材
(検出レバー22参照)でウインドガラス9を外側に押圧
して、スライドドア2内部においてウインドガラス9が
振れるのを防止することができる効果がある。
【0071】加えて、上述の検出部材(検出レバー22
参照)は図6に示すように屈曲部22aを有するので、
車両の側突時にこの検出部材(検出レバー22参照)は屈
曲部22aから折れ曲がり又は破断される。この結果、
側突時における充分な衝撃吸収ストロークを確保するこ
とができる効果がある。
【0072】さらには、上述の伝達手段をワイヤ12で
構成し、このワイヤ12を図5に示すようにインパクト
バー17の車内側に配置したので、車両の側突時におい
てワイヤ12が伸びたり又は牽引されるのを防止し、こ
のワイヤ12の不要操作を防ぐことができて、ワイヤ1
2に連結された規制手段(ストッパレバー37参照)の誤
動作を阻止することができる効果がある。
【0073】さらに上記実施例で開示したように、上述
のストッパレバー37で案内部材35の動作を規制する
ことによって、スライドドア2の開動作を規制すべく構
成すると、強度部材の部品点数を削減し、スライドドア
2の軽量化およびコンパクト化が図れて、ドア操作性の
向上を達成することができる効果がある。
【0074】また、上述のストッパレバー37を、案内
部材35が連結されたスライドドア側部材(ブラケット
29参照)に取付けた場合には、上述のスライドドア側
部材(ブラケット29参照)の強度が高いことにより、ス
トッパレバー37の取付け剛性を高めることができる効
果がある。
【0075】さらに、スライドレール(ロアレール5参
照)上を転動する転動部(ロアローラ8参照)を支持した
上述の案内部材35はスライドドア2の開動作にともな
って揺動し、この案内部材35とスライドドア側部材
(ブラケット29参照)との間の間隙gが可変するが、検
出手段(検出手段10参照)によるウインド開状態検出時
において、ストッパレバー37の一端部を上述の可変間
隙gに配設すべく構成すると、このストッパレバー37
を軸支する部材(支軸38参照)等に対して衝撃荷重が入
力されることがなく、その軸支部材(支軸38参照)およ
びストッパレバー37の強度が有利となる効果がある。
【0076】特に部材は一般的に圧縮方向の耐強度が強
く、ストッパレバー37の一端部による案内部材35の
動作規制時には、このストッパレバー37の一端部が可
変間隙gに介設されて、案内部材35とスライドドア側
部材(ブラケット29参照)とで挟持され、その一端部
(屈曲部39参照)には圧縮方向の力が作用するが、この
耐強度が強い圧縮方向を利用して、案内部材35の動作
を規制することができる。
【0077】また、ストッパレバー37の一端に屈曲部
39を形成し、この屈曲部39を案内部材35とスライ
ドドア側部材(ブラケット29参照)との間で挟持すべく
構成すると、屈曲部39を含むストッパレバー37の厚
さを過大に設定する必要がなく、またストッパレバー3
7による案内部材35の動作規制時には該案内部材35
およびスライドドア側部材(ブラケット29参照)の屈曲
部39に対する食込みがなく、これら両者29,35に
よる屈曲部39の挟持状態が確保でき、屈曲部39の可
変間隙gからの外れを防止することができる効果があ
る。
【0078】一方、上述のスライドレール(ロアレール
5参照)の屈曲部5Cを該スライドレール(ロアレール5
参照)の直線部5F,5Rに対して高剛性に構成した場
合には、スライドドア2の開動作を剛性が高い屈曲部5
Cにて規制することができる効果がある。つまり、スラ
イドドア2を図10に示す中途位置において停止させる
際には屈曲部5Cに反力が発生するが、この部分の剛性
を向上させているので、該屈曲部5Cの耐久性向上を図
ることができる。
【0079】加えて、上述のワイヤ12を側突時におけ
るスライドドア2変形により牽引されないよう余裕長を
もって配設した場合には、ストッパレバー37の誤動作
をさらに良好に阻止することができる効果がある。
【0080】さらに、上述のワイヤ12をスライドドア
2の剛性が高い縁部に沿うように配設した場合には、側
突時におけるワイヤ12の不要操作が防止され、車両側
突時のストッパレバー37の誤動作を完全に阻止するこ
とができる効果がある。
【0081】そのうえ、上述のスライドレール(ロアレ
ール5参照)の屈曲部5Cの曲率を、案内部材35の揺
動変位を緩和するように構成した場合には、この案内部
材35はスライドレール(ロアレール5参照)の屈曲部5
Cにて急激に揺動することなく、次第に揺動変位され
る。このため、ストッパレバー37に対する入力荷重を
緩和して、このストッパレバー37の耐久性向上を図る
ことができる効果がある。
【0082】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のウインドは、実施例のウインドガ
ラス9に対応し、以下同様に、検出手段は、検出装置1
0に対応し、規制手段は、ストッパレバー37に対応
し、伝達手段および伝達部材は、ワイヤ12に対応し、
車両前後方向の軸は、支軸21に対応するも、この発明
は上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両のスライドドア構造を示す要部
の分解斜視図。
【図2】 スライドドアの側面図。
【図3】 図2のA−A線に沿う要部の拡大断面図。
【図4】 ウインドガラス下降時の説明図。
【図5】 ウインド開状態検出時の説明図。
【図6】 図5のB−B線に沿う部分拡大図。
【図7】 ロアレールとスライドドアとの関連構造を示
す平面図。
【図8】 スライドドア全開時の平面図。
【図9】 可変間隙に対する規制手段一端の配設状態を
示す平面図。
【図10】 案内部材の動作規制状態を示す平面図。
【図11】 図9のC−C線矢視断面図。
【図12】 屈曲部の挟持状態を示す拡大断面図。
【図13】 ストッパレバーの他の実施例を示す拡大平
面図。
【図14】 従来の車両のスライドドア構造を示す平面
図。
【符号の説明】
2…スライドドア 9…ウインドガラス(ウインド) 10…検出装置(検出手段) 12…ワイヤ(伝達手段、伝達部材) 17…インパクトバー 21…支軸 22…検出レバー(検出部材) 22a…屈曲部 37…ストッパレバー(規制手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライドドアに設けられたウインドが開閉
    可能な車両において、上記ウインドの開状態を検出する
    検出手段と、上記検出手段によりウインドの開状態が検
    出された時、上記スライドドアの開動作を規制する規制
    手段と、上記検出手段の検出出力を上記規制手段へ伝達
    する伝達手段とを備え、上記検出手段は車両前後方向の
    軸周りに揺動可能に枢支された検出部材を有し、該検出
    部材がウインドの下降により揺動すべく構成された車両
    のスライドドア構造。
  2. 【請求項2】上記伝達手段は検出手段の検出出力を機械
    的に伝達する伝達部材で構成され、上記伝達部材の一端
    を上記規制手段に配置する一方、上記伝達部材の他端は
    上記検出部材の枢支部と、ウインドの下降により該検出
    部材がウインドに当接する当接部との間に配置された請
    求項1記載の車両のスライドドア構造。
  3. 【請求項3】上記検出部材はウインドの下降に伴い回転
    する方向とは反対方向に回動付勢され、検出部材が所定
    角度回動した状態でウインドの側面を外側に付勢するよ
    うに接触すると共に、該接触状態で保持される請求項1
    記載の車両のスライドドア構造。
  4. 【請求項4】上記検出部材は屈曲部を有する請求項1記
    載の車両のスライドドア構造。
  5. 【請求項5】上記伝達手段はワイヤで構成され、該ワイ
    ヤがインパクトバーの車内側に配置された請求項1また
    は2記載の車両のスライドドア構造。
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