JP2000096539A - 取水装置 - Google Patents

取水装置

Info

Publication number
JP2000096539A
JP2000096539A JP10268474A JP26847498A JP2000096539A JP 2000096539 A JP2000096539 A JP 2000096539A JP 10268474 A JP10268474 A JP 10268474A JP 26847498 A JP26847498 A JP 26847498A JP 2000096539 A JP2000096539 A JP 2000096539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
intake
pipe
water intake
float
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10268474A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Okawa
勉 大川
Norio Nakajima
憲夫 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUSHIMA AQUA SYSTEM KK
Marsima Aqua System Corp
Original Assignee
MARUSHIMA AQUA SYSTEM KK
Marsima Aqua System Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MARUSHIMA AQUA SYSTEM KK, Marsima Aqua System Corp filed Critical MARUSHIMA AQUA SYSTEM KK
Priority to JP10268474A priority Critical patent/JP2000096539A/ja
Publication of JP2000096539A publication Critical patent/JP2000096539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Barrages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フロートを小型化して取水塔の軽量化を図るこ
とができるとともにウインチを必要とせずにメンテナン
スを行うことのできる取水装置を提供する。 【解決手段】 取水管に設けた揺動支点を中心として貯
水側管部13を上下方向に揺動自在に構成するとともにそ
の呑口部13bにフロート16を設け、揺動支点13aを取水範
囲の上限よりも高い位置に配置し、取水管15内に貯水を
吸引充満させる真空ポンプ18を取水管15に接続し、真空
ポンプ18によって取水管内を充水状態にするとともに、
フロート16の浮力で貯水側管部13を揺動させることによ
り、貯水水位の変動に追従しながら取水を行えるように
構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダム、貯水池等の
貯水及び河川等から取水を行う取水装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ダム、貯水池等における貯水から
表層取水を行う場合、図6に示すようにフロートを用い
た円形多段式取水装置を用いることがある。
【0003】この種の取水装置は、水位W.Lの変動に追
従してフロート80が昇降するようになっており、フロ
ート80の昇降に伴ってその下部に連結されている多段
式シリンダ81〜84が伸縮し、無動力で呑口部80a
から表層取水を行うことができる。なお、各シリンダの
上部内面には、伸縮するシリンダの水密を保つための止
水ゴム82a,83a,84aがそれぞれ環状に配設さ
れている。また、操作室85には、例えば止水ゴムを交
換する等のメンテナンス時においてシリンダを次段のシ
リンダから引き抜くことができるようにフロート80を
吊り上げるためのウインチ86が備えられている。な
お、87はフロート80を収納する取水塔である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
取水装置では、多段式シリンダの自重を上回る浮力を発
生するフロートが必要であることから、フロートサイ
ズ、例えば直径が大きくなり、そのフロートサイズに見
合う取水塔を構築すると、取水塔が大型化してその構造
重量が増加するという問題があった。
【0005】本発明は以上のような従来の取水装置にお
ける課題を考慮してなされたものであり、フロートを小
型化して取水塔の軽量化を図ることができ、滑動するシ
リンダを必要としないため止水部のメンテナンスが不要
となり且つメンテナンス用の動力も省略することのでき
る取水装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、取水管の一方
側としての貯水側管部を貯水中に浸漬させ、他方側端部
を放流通路に接続し、その取水管を通じて貯水から取水
を行う取水装置において、取水管に設けた揺動支点を中
心として貯水側管部を上下方向に揺動自在に構成すると
ともにその呑口部にフロートを設け、揺動支点を取水範
囲の上限よりも高い位置に配置し、取水管内に貯水を吸
引充満させる貯水吸引手段を取水管に接続し、貯水吸引
手段によって取水管内を充水状態にするとともに、フロ
ートの浮力で貯水側管部を揺動させることにより、貯水
水位の変動に追従しながら取水を行えるように構成した
取水装置である。
【0007】本発明において、水深が深い場合には上記
構成を有する貯水側管部を水深方向に複数配設し、貯水
水位の変動に応じていずれか一つの貯水側管部から取水
を行うように構成することができる。
【0008】本発明において、貯水吸引手段の一具体例
としては真空ポンプが示される。
【0009】本発明において、フロートには取水を円滑
にするための整流部を備えることが好ましい。
【0010】また、本発明において貯水側管部には、そ
の貯水側管部の揺動時にフロートを水平姿勢に保つ姿勢
保持手段を備えることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の取水装置の原理図を示し
たものである。同図において、10は取水管であり、そ
の一方端部11は貯水中に浸漬され、他方端部12は取
水塔20内の水中に浸漬される。
【0013】30はウインチ31の巻き取りまたは巻き
戻しによって昇降する充水ゲートであり、取水塔20内
に水を充填するため、及び低水量の放流を行う際に開閉
される。32は圧力トンネルであり、33は導水管、3
4は導水管33を開閉する放流ゲートである。また、W.
Lmaxは取水を行う水深範囲の上限であり、W.Lminはその
下限を示している。なお、取水塔20内の水位W.L1は充
水後における塔内水位を、W.L2は放流開始後水位を、W.
L3は最低塔内水位をそれぞれ示している。
【0014】次に、各部の構成をさらに詳しく説明す
る。
【0015】取水管10は、貯水側に配置される貯水側
管部13と取水塔側に配置される取水塔側管部14と両
管部13,14を連絡している連絡管部15を有してい
る。
【0016】連絡管部15は取水塔20の側壁20aに
固定されて水平方向に延設されており、貯水側端部に回
転式継手13aを備えている。回転式継手13aには貯
水側管部13が接続されており、貯水側管部13は回転
式継手13aを揺動支点として揺動することができる。
【0017】貯水側管部13先端の呑口部13bには所
定の間隔を空けて円錐状のフロート16が取り付けられ
ており、そのフロート16に作用する浮力によって貯水
側管部13は、図中、実線で示した取水範囲上限(水深
W.Lmax)と破線で示した取水範囲下限(水深W.Lmin)と
の間で揺動することができるようになっている。
【0018】取水管10の連絡管部15には管路17を
介して貯水吸引手段としての真空ポンプ18が接続され
ており、取水管10内部を真空引きすることができるよ
うになっている。
【0019】また、取水塔側管部14は、連絡管部15
から垂架された直管からなり、その下端に形成された出
口部14aは取水塔20内に充填された水中に浸漬され
ている。
【0020】上記構成を有する取水装置の動作を以下に
説明する。なお、貯水側水位と取水塔内の水位が同一で
あることを前提とする。
【0021】真空ポンプ19を駆動させると、取水管1
0内の空気溜まりが排出されて負圧となり、呑口部13
b及び取水塔側管部14からそれぞれ水が吸い上げられ
て連通する。
【0022】この状態で放流ゲート34を開くと、取水
塔20内に充填されている水が圧力トンネル32と導水
管33を通過して放流され、取水塔20内の水位がW.L2
に下降する。
【0023】水位差が生じると、サイホン効果によって
貯水側の水が取水管10を通して取水塔20側に流れ
る。この状態で貯水から連続的に取水が行われ放流が継
続されることになる。
【0024】次に、放流ゲート34を閉じて放流を停止
させると、取水塔20内の水位はW.L2からW.L1に復帰し
て再び貯水水位と同一になり、バルブ19が開かれて取
水管10内は大気と連通し、管路17を通じて取水管1
0内に空気が導入される。すなわち、取水管10内の水
が排出される。
【0025】図2は、本発明に係る取水装置をダムの取
水塔に適用した場合の構成を示したものであり、同図
(a)は一部切り欠いた状態で取水塔の正面図を示して
おり、同図(b)は図2(a)のA−A矢視図を示して
いる。なお、同図に示す取水装置は基本的に、貯水にお
いて比較的温度が高く、沈殿物が含まれない表層部分か
ら取水を行う、いわゆる表層取水を行うためのものであ
る。
【0026】図2(a)及び(b)において、取水装置
40は、内部に圧力トンネル41を有するコンクリート
製基台42と、その基台42から垂直方向に起立された
角筒状の取水塔43と、取水塔43の上部に備えられた
操作室44とを備えている。
【0027】取水塔43には、取水口の高さを変えて第
1取水管50〜第6取水管55がそれぞれ縦方向に配設
されている。以下、第2取水管51を代表して取水構造
を詳しく説明する。
【0028】第2取水管51は、貯水側に配置される貯
水側管部51aと取水塔43内に配置される取水塔側管
部51bと両管部51a,51bを連絡している連絡管
部51cから構成されている。
【0029】連絡管部51cは取水塔43の側壁43a
に固定された状態で水平方向に延設されており貯水側端
部に回転式継手51dを備えている。貯水側管部51a
はその回転式継手51dを揺動支点として上下方向に揺
動自在である。
【0030】貯水側管部51a先端の呑口部には円錐状
のフロート51eが備えられており、そのフロート51
eに作用する浮力によって貯水側管部51aが、図2
(b)中、実線で示した取水上限位置と破線で示した取
水下限位置との間で揺動することができるようになって
いる。なお、56は貯水側管部51aの揺動上限を規制
するストッパであり、57は揺動下限を規制するストッ
パである。
【0031】連絡管部51aには吸気配管58と真空タ
ンク59を介して真空ポンプ60が接続されており、取
水管51内部を真空引きすることができる。なお、真空
タンク59及び真空ポンプ60は貯水吸引手段として機
能するものであり、操作室44内に収納されている。
【0032】また、連絡管部51aには吸気配管58と
平行して大気連通用配管61が配設されている。この大
気連通用配管61の上端部にはバルブ62が設けられて
おり、このバルブ62は真空ポンプ60作動時には閉弁
し、真空ポンプ60が停止した後に開弁するように制御
される。そしてバルブ62が開弁すると、取水管51内
部が大気と連通するようになっている。取水塔側管部5
1bは、連絡管部51cから所定長さ垂架された直管か
ら構成されている。
【0033】上記構成を有する取水管は、取水塔43の
高さ方向に所定の間隔で配設され、各取水管から延設さ
れた吸気配管58は真空タンク59を介して真空ポンプ
60に接続されている。従って、複数の取水管のいずれ
か一つを選択的に作動させれば、水深が深い貯水に対し
ても水位の変動に応じて取水を行うことが可能になる。
【0034】図3は図2のB−B矢視図であり、吸気配
管、大気連通用配管、真空タンク、真空ポンプの配置を
示している。同図において、真空タンク59aは取水管
51,52と、真空タンク59bは取水管55と、真空
タンク59cは取水管54と、真空タンク59dは取水
管50,53とそれぞれ接続されている。63は各吸気
配管を開閉するバルブである。なお、64は非常放流ゲ
ートであるが、取水塔43内に水を充填する充水ゲート
を兼用している。
【0035】図4は図3のC−C矢視図であり、取水塔
43を平面から見たときの各取水管の配置を示してい
る。
【0036】取水塔43には第一〜第三の隔室43b,
43c,43dが備えられており、第一の隔室43bに
は取水管50及び52の貯水側取水管部が配設され、第
三の隔室43dには取水管51及び53の貯水側取水管
部が配設され、第二の隔室43cには、取水管50〜5
5の各取水塔側管部が配設されている。なお、65はグ
レーチングである。
【0037】第一及び第三の隔室43b,43dにはそ
れぞれ縦方向にスリット状の貯水取入口66,67が形
成されており、それらの貯水取入口には水中に浮遊する
塵芥を除去するためのスクリーン68,69が取り付け
られている。従って、スクリーン68,69によって濾
過された水が貯水側取水管部から取り込まれることにな
る。なお、51fは回転式継手51と同軸に配置される
軸受部であり、貯水側取水管部51aを安定して揺動さ
せるようになっている。
【0038】図5は貯水側取水管部51aの呑口部51
gを拡大して示したものである。同図において、貯水側
取水管51aの端部にはリング状に形成された管51h
が取り付けられており、その管51hには一対の回転式
継手51i,51iが設けられている。これらの回転式
継手51i,51iによって挟まれたT字管51jの下
端に環状のフロート51eが取り付けられており、それ
により、フロート51eは貯水側取水管部51aの揺動
に拘わらず常に垂直姿勢を保持することができる。ま
た、フロート51eの下面はすり鉢状の曲面51kに構
成されており、呑口部51gから水を取り込む際に、水
の流れを整える整流部として機能するようになってい
る。
【0039】フロート51eの開口部分には塵芥の侵入
を防止するためのスクリーン51lが設けられており、
このスクリーン51lは上記したスクリーン68,69
よりも目の細かいものが使用されている。
【0040】なお、上記リング状の管51h、一対の回
転式継手51i,51i及びT字管51jは姿勢保持手
段とみなすことができる。
【0041】本実施形態において、最も高い位置に配置
される第1取水管50は、その連絡管部が取水最大水位
よりも若干高い位置となるように取水塔43側壁に取り
付けられる。第2取水管51〜第6取水管55について
は等間隔でその高さを減じていき同じく取水塔43側壁
に取り付けられる。
【0042】なお、非常放流ゲート64は、操作室44
内に設置されているウインチ70の巻き取りまたは巻き
戻し動作によって開閉できるようになっている。また、
71は管理橋であり、72は取水管を保持するためのフ
レームであり、そのフレーム上に上記したグレーティン
グ65が敷設されている。
【0043】また、図2(a)に示した各水位は取水管
による取水範囲を示したものであり、第1取水管50は
水位W.L 65,000〜60,400mまで、第2取水管51はW.L
60,400〜55,800mまで、第3取水管52はW.L 55,800〜
51,200mまで、第4取水管53はW.L 51,200〜46,600m
まで、第5取水管54はW.L 46,600〜42,000mまで、第
6取水管55はW.L 42,000〜37,550mまでの範囲につい
て取水を行うようになっている。
【0044】次に、上記構成を有する取水装置の動作を
図3を参照しながら説明する。取水を行うにあたり、ま
ず充水ゲート64を開いて取水塔43内に水を充填し、
貯水水位と取水塔43内の水位を同一にする。
【0045】次いで真空ポンプ60を駆動させると、貯
水側取水管部51aの呑口部から水が取り込まれ、取水
塔43内の水と連通する。
【0046】この状態で放流ゲート73が開かれると、
取水塔43内の水が放出されて水位が低下する。以後は
サイホン効果によって貯水側から取水塔側に連続的に水
が流れるようになる。連続して取水が行われるようにな
った時点で、真空ポンプ60の作動を停止させる。この
ようにして放流が継続される。
【0047】また、放流を停止させる必要がある場合、
放流ゲート73が閉じられる。それにより、取水塔43
内の水位が上昇し取水塔43内の水位が貯水水位と同一
になる。この時点でバルブ62を開くと、取水管50内
が大気と連通するため、取水塔43内の水が排出され取
水は停止する。
【0048】また、貯水の水位が低下した場合には、フ
ロートが水位に追従することにより貯水側取水管部50
aはその姿勢を横向きから縦向きに変更しながら取水を
行うが、取水範囲を越えてさらに水位が下降した場合に
は、次段の取水管51の貯水側取水管部51aから取水
を行うことになる。このように、本実施形態によれば、
貯水水位が変動してもいずれかの取水管から取水を行う
ことができる。
【0049】本発明の取水装置において、上記実施形態
では取水管の一方端部を取水塔内に配置したが、これに
限らず、取水管の一方端部をダムの貯水側側壁に沿わせ
て垂架させ、放流通路に直接接続することもできる。ま
た、貯水側取水管の揺動動作を安定させるため、必要に
応じてガイドレール等を設けることもできる。
【0050】また、本発明において貯水吸引手段は上記
実施形態では真空ポンプを使用したが、これに限らず、
取水管内を充水状態にし得るものであれば、任意の形式
のポンプまたは導水手段を使用することができる。
【0051】また、本発明の取水装置は上記ダム用取水
塔に限らず、河川、上水道用貯水池用の取水塔にも適用
することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の取水装置によれば、フロートを小型化して取水
装置の軽量化を図ることができる。
【0053】また、滑動するシリンダを必要としないた
め止水部のメンテナンスが不要となるという長所を有す
る。また、メンテナンス用の動力も省略することができ
る。
【0054】さらにまた、従来のシリンダ式取水装置や
多段式の取水装置等のように、大型のスライド機構やゲ
ート開閉装置を必要とせずに取水を行うことが可能にな
るため、取水装置の構成を小型化することができるとと
もに装置の製造コストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取水装置の基本構成図である。
【図2】本発明の取水装置をダムの取水塔に適用した場
合の構成を示す縦断面図である。
【図3】図2のB−B矢視図である。
【図4】図3のC−C矢視図である。
【図5】呑口部の構成を示す要部拡大斜視図である。
【図6】従来のフロート式取水装置の構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
10 取水管 13 貯水側管部 13a 回転式継手 13b 呑口部 14 取水塔側管部 16 フロート 20 取水塔 30 充水ゲート 34 放流ゲート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取水管の一方側としての貯水側管部を貯水
    中に浸漬させ、他方側端部を放流通路に接続し、その取
    水管を通じて前記貯水から取水を行う取水装置におい
    て、 前記取水管に設けた揺動支点を中心として前記貯水側管
    部を上下方向に揺動自在に構成するとともにその呑口部
    にフロートを設け、 前記揺動支点を取水範囲の上限よりも高い位置に配置
    し、 前記取水管内に貯水を吸引充満させる貯水吸引手段を前
    記取水管に接続し、 前記貯水吸引手段によって前記取水管内を充水状態にす
    るとともに、前記フロートの浮力で前記貯水側管部を揺
    動させることにより、貯水水位の変動に追従しながら取
    水を行えるように構成したことを特徴とする取水装置。
  2. 【請求項2】 水深方向に前記貯水側管部を複数配設
    し、貯水水位の変動に応じていずれか一つの前記貯水側
    管部から取水を行うように構成した請求項1記載の取水
    装置。
  3. 【請求項3】 前記貯水吸引手段が真空ポンプから構成
    されている請求項1または2に記載の取水装置。
  4. 【請求項4】 前記フロートが取水を円滑にするための
    整流部を備えている請求項1〜3のいずれかに記載の取
    水装置。
  5. 【請求項5】 前記貯水側管部に、その貯水側管部の揺
    動時に前記フロートを水平姿勢に保つ姿勢保持手段が備
    えられている請求項1〜4のいずれかに記載の取水装
    置。
JP10268474A 1998-09-22 1998-09-22 取水装置 Pending JP2000096539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10268474A JP2000096539A (ja) 1998-09-22 1998-09-22 取水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10268474A JP2000096539A (ja) 1998-09-22 1998-09-22 取水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000096539A true JP2000096539A (ja) 2000-04-04

Family

ID=17459013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10268474A Pending JP2000096539A (ja) 1998-09-22 1998-09-22 取水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000096539A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056507A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Chugoku Electric Power Co Inc:The 水路における取水方法及び装置
CN108884649A (zh) * 2016-03-30 2018-11-23 三菱日立电力系统株式会社 取水坑及设备
CN109555089A (zh) * 2019-01-04 2019-04-02 长江勘测规划设计研究有限责任公司 斜向独立式泄洪洞进水塔结构及其施工方法
CN112064599A (zh) * 2020-08-28 2020-12-11 中国水利水电科学研究院 一种防漂浮物淤堵的正向取水结构及排漂方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056507A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Chugoku Electric Power Co Inc:The 水路における取水方法及び装置
JP4644562B2 (ja) * 2005-08-23 2011-03-02 中国電力株式会社 水路における取水方法
CN108884649A (zh) * 2016-03-30 2018-11-23 三菱日立电力系统株式会社 取水坑及设备
CN108884649B (zh) * 2016-03-30 2020-09-01 三菱日立电力系统株式会社 取水坑及设备
CN109555089A (zh) * 2019-01-04 2019-04-02 长江勘测规划设计研究有限责任公司 斜向独立式泄洪洞进水塔结构及其施工方法
CN109555089B (zh) * 2019-01-04 2023-10-27 长江勘测规划设计研究有限责任公司 斜向独立式泄洪洞进水塔结构及其施工方法
CN112064599A (zh) * 2020-08-28 2020-12-11 中国水利水电科学研究院 一种防漂浮物淤堵的正向取水结构及排漂方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000096539A (ja) 取水装置
CN114482229A (zh) 微型管廊排水系统及排水方法
JP4242306B2 (ja) 伏越しの清掃方法および装置
JP2003201710A (ja) フローティングフラップゲート
CN208893751U (zh) 液体过滤装置和地下水回灌系统
KR102008404B1 (ko) 고정보용 하층수 방류시스템 및 그 운영방법
JPS61270409A (ja) 取入水門の自動降下装置
KR102006229B1 (ko) 하층수 방류시스템 및 그 운영방법
JP2001164540A (ja) 取水装置
JP2000080630A (ja) 取水装置
JPH1113700A (ja) 送水装置及び送水方法
JP2004278488A (ja) 液体循環装置
CN216515882U (zh) 一体化泵站的进水结构
JP2640493B2 (ja) 自動起伏堰
JP2000027163A (ja) 表面取水設備
JPH0340165B2 (ja)
JPH02108734A (ja) 建物の給水装置
JPS6149014A (ja) 袋状堰の吐水装置
JPH06982B2 (ja) 取水排水装置
JP2000297420A (ja) 貯水ダムの排砂方法及び装置
CN117145024A (zh) 一种边坡内部组合式排水结构
JPS6145721B2 (ja)
CN113482101A (zh) 一种水位高差变幅大的取水泵房结构
JP2021177050A (ja) 排水装置およびサイフォン装置
JPS63219717A (ja) 可撓性膜堰の自動倒伏装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070116