JP2000096434A - ポリアミド系繊維材料の染色堅牢度向上方法 - Google Patents

ポリアミド系繊維材料の染色堅牢度向上方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 染色堅牢度を向上させ、しかも、処理方法が
簡便で、被処理物の風合を損なうことの少ない、酸性染
料により染色されたポリアミド系繊維材料の染色堅牢度
向上方法を提供する。 【解決手段】 酸性染料により染色されたポリアミド系
繊維材料を、染料固着剤とジフエニルエーテルジスルホ
ン酸またはその誘導体とを併用して処理することを特徴
とするポリアミド系繊維材料の染色堅牢度向上方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸性染料により染
色されたポリアミド系繊維材料の染色堅牢度、特に湿潤
堅牢度の向上方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド系繊維の染色には均染性酸性
染料、半均染性酸性染料、不均染性酸性染料、金属錯塩
酸性染料などの酸性染料が用いられているが、染料と繊
維間の結合はそれほど強固ではなく、一般的には染料固
着剤を用いて染色堅牢度を向上させている。また、スト
ッキング等に用いるポリアミド系繊維素材は110℃〜
120℃での湿熱処理(スチームセット)を行うことが
多いが、この時、繊維素材の染色堅牢度が大きく低下す
る。さらに、ポリウレタン弾性体と交編したポリアミド
系繊維素材においてはさらに染色堅牢度が低下しやす
い。
【0003】この染色堅牢度の低下の問題を解決するた
めに、最も初期にはタンニン酸と吐酒石を用いる2段処
理法が利用されてきた。この方法によれば染色堅牢度は
著しく向上するものの、2段階処理であるがゆえに作業
効率が悪い、タンニン酸による処理物の色相変化が大き
い、タンニン酸が高価である、さらには吐酒石を処理し
て排水公害を防止する対策が必要であるなどの問題点を
多く抱えている。従って、現在では、タンニン酸−吐酒
石の2段階処理に代わるものとして、ジヒドロキシジフ
ェニルスルホンとホルムアルデヒドとの縮合物のスルホ
ン化物などのいわゆる合成タンニンを用いる方法が特公
昭40−23231号公報および特公昭52−3994
8号公報に開示されている。
【0004】スチームセットを必要としないポリアミド
系繊維材料の場合には、比較的低分子量のこれらの合成
タンニンを染料固着剤として用いて、70〜80℃の処
理条件で浸漬処理を行うことにより染色堅牢度を向上さ
せることができる。しかしながら、スチームセットを必
要とする場合には、低分子量の染料固着剤ではスチーム
セットにより染料固着能が大幅に低下する。よって、こ
の場合には比較的高分子量の染料固着剤を必要とするこ
とになるが、それらは高分子量であるためにその吸尽に
は95〜110℃の高温での浸漬処理が必要となり、7
0〜80℃の浸漬処理で十分なタンニン酸−吐酒石の系
に比べて、光熱費でのデメリットがあり、また高分子量
であるために被処理物の風合が粗雑になるというデメリ
ットを持ち合わせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、染色堅牢度
を向上させ、しかも、処理方法が簡便で、被処理物の風
合を損なうことの少ない、酸性染料により染色されたポ
リアミド系繊維材料の染色堅牢度向上方法を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、特定の界面活性
剤を染料固着剤と併用することにより、優れた湿潤堅牢
度を付与でき、かつ、比較的高分子量の染料固着剤を用
いる際にも、従来より低い処理温度で処理することによ
って染料固着剤の性能を向上させることができることを
見い出し、この知見に基づき本発明を完成させた。
【0007】すなわち、本発明は、酸性染料により染色
されたポリアミド系繊維材料を、染料固着剤と下記一般
式(1)で表される化合物とを併用して処理することを
特徴とするポリアミド系繊維材料の染色堅牢度向上方法
を提供する。
【0008】
【化2】
【0009】(式中、Xは炭素数1〜18のアルキルま
たはアルケニル基を表し、Yは水素原子または炭素数1
〜18のアルキルまたはアルケニル基を表し、Mは水素
原子またはアルカリ金属原子を表す)
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に有用な上記一般式(1)
で表される化合物としては、例えば、メチルジフェニル
エーテルジスルホン酸、ノニルジフェニルエーテルジス
ルホン酸、ラウリルジフェニルエーテルジスルホン酸、
ステアリルジフェニルエーテルジスルホン酸、オレイル
ジフェニルエーテルジスルホン酸、およびこれらのアル
カリ金属塩等が挙げられる。
【0011】染料固着剤としては、従来公知のものが使
用でき、例えば、タンニン酸、あるいはいわゆる合成タ
ンニンであるジヒドロキシジフェニルスルホンおよび/
またはそのスルホン化物とホルムアルデヒドとの縮合物
などが挙げられ、特に合成タンニンが好ましい。合成タ
ンニンは、無水酢酸中でジヒドロキシジフェニルスルホ
ンと硫酸とでスルホン化反応を行った後にホルムアルデ
ヒドで縮合反応を行うことにより容易に得られる。
【0012】本発明の方法により処理されるポリアミド
系繊維材料は、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミ
ド繊維またはこれらのポリアミド繊維と他の繊維との複
合繊維からなる材料を、均染性酸性染料、半均染性酸性
染料、不均染性酸性染料、金属錯塩酸性染料などの酸性
染料を用いて常法により染色したものであり、また処理
されるポリアミド系繊維材料の形態は、糸、チーズ、布
帛等のいかなる形態にあってもよい。
【0013】本発明の方法は、一般に、吸尽処理法で行
うのがよい。例えば、一般式(1)で表される化合物お
よび染料固着剤の水溶液中に処理しようとするポリアミ
ド系繊維材料を浸漬し、75〜85℃に加熱することに
より処理することができる。処理温度は80℃前後で十
分であるが、より高温、例えば100℃付近で処理して
も染料固着能が低下することはない。
【0014】一般式(1)で表される化合物の使用量
は、染料固着剤に対し0.5〜50重量%であるのが好
ましく、より好ましくは5〜25重量%である。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれらの実施例により限定されるものでは
ない。 染料固着剤水溶液Aの合成 4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン250重量
部を無水酢酸150重量部に溶解した後、濃硫酸70重
量部を加え、120℃で5時間反応させる。次いで、得
られた溶液に水120重量部および37%ホルマリン水
溶液81重量部を加え、100℃で8時間反応させた
後、水131重量部で希釈し、染料固着剤水溶液A(4
0%品)を得た。
【0016】染色布a〜c 実施例1〜5および比較例1〜6に供した染色布の種類
および染色条件は次の通りである。 染色布a 供試布 ナイロン6ジャージ 染料 C.I. Acid Red 114 2%o.w.f. 均染剤 ニューボンTS−400(日華化学(株)製) 2%o.w.f. 酢酸 0.1g/リットル 浴比 1:20 98℃で60分間吸尽染色後、水洗し、脱水し、次いで
乾燥した。
【0017】 染色布b 供試布 ナイロン6ジャージ 染料 C.I. Acid Blue 260 2%o.w.f. 均染剤 ニューボンTS−400(日華化学(株)製) 2%o.w.f. 酢酸 0.1g/リットル 浴比 1:20 98℃で60分間吸尽染色後、水洗し、脱水し、次いで
乾燥した。
【0018】 染色布c 供試布 ナイロン6ジャージ 染料 C.I. Acid Black 172 5%o.w.f. 均染剤 ニューボンTS−400(日華化学(株)製) 2%o.w.f. 酢酸 0.1g/リットル 浴比 1:20 98℃で60分間吸尽染色後、水洗し、脱水し、次いで
乾燥した。
【0019】実施例1 染色布a〜cのそれぞれについて、染料固着剤水溶液A
5.0%o.w.f.とブチルジフェニルエーテルジスルホン
酸ナトリウム0.3%o.w.f.とを併用した水性処理浴
に、浴比1:20で、80℃で20分間浸漬処理した
後、水洗し、風乾し、さらに高圧(HP)スチーマー中
で110℃で20秒間スチームセットを行った。
【0020】実施例2 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをオ
レイルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムに代
えた以外は実施例1と同様にして処理した。 実施例3 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをラ
ウリルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムに代
えた以外は実施例1と同様にして処理した。
【0021】実施例4 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをス
テアリルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムに
代えた以外は実施例1と同様にして処理した。 実施例5 染色布a〜cのそれぞれについて、染料固着剤水溶液A
5.0%o.w.f.とラウリルジフェニルエーテルジスルホ
ン酸ナトリウム0.3%o.w.f.とを併用した水性処理浴
に、浴比1:20で、98℃で20分間浸漬処理した
後、水洗し、風乾し、さらにHPスチーマーで110℃
で20秒間スチームセットを行った。
【0022】比較例1 染色布a〜cのそれぞれについて、染料固着剤水溶液A
5.0%o.w.f.の水性処理浴に、浴比1:20で、80
℃で20分間浸漬処理した後、水洗し、風乾し、さらに
HPスチーマーで110℃で20秒間スチームセットを
行った。 比較例2 染色布a〜cのそれぞれについて、染料固着剤水溶液A
5.0%o.w.f.の水性処理浴に、浴比1:20で、98
℃で20分間浸漬処理した後、水洗し、風乾し、さらに
HPスチーマーで110℃で20秒間スチームセットを
行った。
【0023】比較例3 染色布a〜cのそれぞれについて、ラウリルジフェニル
エーテルジスルホン酸ナトリウム0.3%o.w.f.と90
%酢酸0.3g/リットルとを併用した水性処理浴に、浴比
1:20で、80℃で20分間浸漬処理した後、水洗
し、風乾し、さらにHPスチーマーで110℃で20秒
間スチームセットを行った。
【0024】比較例4 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをナ
フタレンスルホン酸ナトリウム−ホルマリン縮合物に代
えた以外は実施例1と同様にして処理した。 比較例5 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをラ
ウリルアルコール硫酸エステルナトリウム塩に代えた以
外は実施例1と同様にして処理した。
【0025】比較例6 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをノ
ニルフェノールエチレンオキシド5モル付加物の硫酸エ
ステルナトリウム塩に代えた以外は実施例1と同様にし
て処理した。 評価試験1 洗濯試験:洗濯に対する染色堅牢度試験JIS L−0
844 A−2法に基づいて行った。
【0026】未加工布、実施例1〜5および比較例1〜
6で得られた処理布の洗濯堅牢度として、添布白布の汚
染度合いを汚染用グレースケールで判定した結果を表1
に示す。 汗試験: 汗に対する染色堅牢度試験JIS L−08
48 アルカリ汗試験法に基づいて行った。
【0027】未加工布、実施例1〜5および比較例1〜
6で得られた処理布の汗堅牢度として、添布白布の汚染
度合いを汚染用グレースケールで判定した結果を表2に
示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】染色布d〜f 実施例6〜10および比較例7〜12に供した染色布の
種類および染色条件は次の通りである。 染色布d 供試布 ナイロン6/ポリウレタン系弾性繊維の交編素材(タイツ) 染料 C.I. Acid Brown 283 2%o.w.f. 均染剤 ニューボンTS−400(日華化学(株)製) 2%o.w.f. 酢酸 0.1g/リットル 浴比 1:20 98℃で60分間吸尽染色後、水洗し、脱水し、次いで
乾燥した。
【0031】 染色布e 供試布 ナイロン6/ポリウレタン系弾性繊維の交編素材(タイツ) 染料 C.I. Acid Black 26 2%o.w.f. 均染剤 ニューボンTS−400(日華化学(株)製) 2%o.w.f. 酢酸 0.1g/リットル 浴比 1:20 98℃で60分間吸尽染色後、水洗し、脱水し、次いで
乾燥した。
【0032】 染色布f 供試布 ナイロン6/ポリウレタン系弾性繊維の交編素材(タイツ) 染料 C.I. Acid Black 172 2%o.w.f. 均染剤 ニューボンTS−400(日華化学(株)製) 2%o.w.f. 酢酸 0.1g/リットル 浴比 1:20 98℃で60分間吸尽染色後、水洗し、脱水し、次いで
乾燥した。
【0033】実施例6 染色布d〜fのそれぞれについて、染料固着剤水溶液A
6.0%o.w.f.とブチルジフェニルエーテルジスルホン
酸ナトリウム0.5%o.w.f.とを併用した水性処理浴
に、浴比1:20で、80℃で20分間浸漬処理した
後、水洗し、風乾し、さらにHPスチーマーで110℃
で20秒間スチームセットを行った。
【0034】実施例7 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをオ
レイルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムに代
えた以外は実施例6と同様にして処理した。 実施例8 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをラ
ウリルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムに代
えた以外は実施例6と同様にして処理した。
【0035】実施例9 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをス
テアリルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムに
代えた以外は実施例6と同様にして処理した。 実施例10 染色布d〜fのそれぞれについて、染料固着剤水溶液A
6.0%o.w.f.とラウリルジフェニルエーテルジスルホ
ン酸ナトリウム0.5%o.w.f.とを併用した水性処理浴
に、浴比1:20で、98℃で20分間浸漬処理した
後、水洗し、風乾し、さらにHPスチーマーで110℃
で20秒間スチームセットを行った。
【0036】比較例7 染色布d〜fのそれぞれについて、染料固着剤水溶液A
6.0%o.w.f.の水性処理浴に、浴比1:20で、80
℃で20分間浸漬処理した後、水洗し、風乾し、さらに
HPスチーマーで110℃で20秒間スチームセットを
行った。 比較例8 染色布d〜fのそれぞれについて、染料固着剤水溶液A
6.0%o.w.f.の水性処理浴に、浴比1:20で、98
℃で20分間浸漬処理した後、水洗し、風乾し、さらに
HPスチーマーで110℃で20秒間スチームセットを
行った。
【0037】比較例9 染色布d〜fのそれぞれについて、ラウリルジフェニル
エーテルジスルホン酸ナトリウム0.5%o.w.f.と90
%酢酸0.3g/リットルとを併用した水性処理浴に、浴比
1:20で、80℃で20分間浸漬処理した後、水洗
し、風乾し、さらにHPスチーマーで110℃で20秒
間スチームセットを行った。
【0038】比較例10 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをナ
フタレンスルホン酸ナトリウム−ホルマリン縮合物に代
えた以外は実施例6と同様にして処理した。 比較例11 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをラ
ウリルアルコール硫酸エステルナトリウム塩に代えた以
外は実施例6と同様にして処理した。
【0039】比較例12 ブチルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムをノ
ニルフェノールエチレンオキシド5モル付加物の硫酸エ
ステルナトリウム塩に代えた以外は実施例6と同様にし
て処理した。 評価試験2 評価試験1と同様にして、未加工布、実施例6〜10お
よび比較例7〜12の処理布について、洗濯試験を行っ
た結果を表3に、汗試験を行った結果を表4に示す。
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】
【発明の効果】本発明の方法によれば、処理方法が簡便
で、被処理物の風合を損なうことが少なく、染色堅牢度
が向上したポリアミド系繊維材料が得られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸性染料により染色されたポリアミド系
    繊維材料を、染料固着剤と下記一般式(1)で表される
    化合物とを併用して処理することを特徴とするポリアミ
    ド系繊維材料の染色堅牢度向上方法。 【化1】 (式中、Xは炭素数1〜18のアルキルまたはアルケニ
    ル基を表し、Yは水素原子または炭素数1〜18のアル
    キルまたはアルケニル基を表し、Mは水素原子またはア
    ルカリ金属原子を表す)
  2. 【請求項2】 前記一般式(1)で表される化合物を、
    染料固着剤に対して0.5〜50重量%の量で併用する
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 染料固着剤が、ジヒドロキシジフェニル
    スルホンおよび/またはそのスルホン化物とホルムアル
    デヒドとの縮合物である請求項1または2記載の方法。
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