JP2000095655A - 口腔組成物 - Google Patents

口腔組成物

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JP2000095655A JP28359198A JP28359198A JP2000095655A JP 2000095655 A JP2000095655 A JP 2000095655A JP 28359198 A JP28359198 A JP 28359198A JP 28359198 A JP28359198 A JP 28359198A JP 2000095655 A JP2000095655 A JP 2000095655A
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sodium
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Akira Uchiyama
章 内山
Shimako Inoue
志磨子 井上
Tatsuhiko Tsutsui
龍彦 筒井
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高清掃能と低磨耗性とを満足せしめる理想状
態に一段と近づいた口腔組成物及び該組成物用複合粒子
の提供。 【解決手段】 水不溶性又は水難溶性の高分子物質から
なる核粒子の表面に銅板磨耗量30mg以下の無機粒状
粉体又は有機繊維状粉体の一部分が内部にめり込むよう
にハイブリダイゼーションシステム等により一体化せし
めた平均粒径1〜300μmの複合粒子を口腔組成物に
配合せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高清掃能と低磨
耗性と高使用感を併せ有する複合粒子を配合した口腔組
成物およびその複合粒子に関する。更に詳しくは、その
複合粒子の特殊な構造によって、高い清掃力が発現する
とともに、ブラッシングなどの外力が加わった場合に歯
牙の損傷を起こす過大な力を緩和することができる等の
優れた性質を有する複合粒子を配合した口腔組成物およ
びその複合粒子に関する。
【0002】
【従来の技術】口腔内の歯面に付着・沈着したステイ
ン、プラーク、食べかす、たばこのヤニ等の汚れに対し
ては、従来歯磨剤に配合された研磨剤により主に除去す
ることが行われている。この研磨剤に要求される性質に
は幾つかあるが、重要なものとしては歯面の清掃効果が
高いこと及び歯面の磨耗量が少ないことの2点である。
ところが、この両性質は相反するものとなっており、そ
の結果この両性質を共に理想的なものとすることは困難
であり、少しでも理想に近いものを開発するために数多
くの発明等の提案がなされている。
【0003】そして、それら提案には以下のようなもの
がある。一般的(標準的)な歯磨組成物にはリン酸カル
シウムあるいは炭酸カルシウム等の無機粉体からなる研
磨剤が配合されており、これらの研磨剤を配合した歯磨
組成物を使用した場合には軟らかい歯頚部などが多少な
りとも磨耗することが懸念される。そのため、この磨耗
を回避するために研磨剤の形状、粒径等に工夫を凝らし
た数多くの歯磨組成物の発明((1)〜(19))の提案があ
る。さらに研磨剤としてポリエチレン、ナイロン、結晶
化セルロース等の有機粉体を配合した歯磨組成物の発明
((20)〜(24))の提案もある。
【0004】また、樹脂と無機研磨剤の両者を混合した
歯磨組成物の発明((25)〜(26))、あるいは歯磨使用時
に過剰の力が加わった際顆粒が破壊されるように制御し
た顆粒状粉体に関する発明((27)〜(29))の提案もあ
る。それら以外にも粒子表面を被覆した発明((30)〜(3
5))の提案もあるが、いずれの場合にも本発明が希求す
る低研磨でかつ高清掃を満足する理想的な歯磨組成物は
得られていないのが現状である。
【0005】次に、これら提案の全てについて、その概
要を個別に列挙すると以下のとおりである。 (1)平均粒径4〜12μの球状多面体炭酸カルシウムを
研磨剤として配合した歯磨(特開昭53−32133号
公報) (2)水和性ケイ酸質と焼成アルミナ研磨剤にCa、Mg
又はNa塩を配合した歯磨(特公昭60−40404号
公報) (3)亜硫酸カルシウム半水和物を研磨剤として配合した
口腔用組成物(特開昭54−113447号公報) (4)平均粒径が特定された水酸化カルシウムの限定量に
CaHPO4無水物又はCaCO3又はケイ酸ジルコニウ
ムを併用した研磨剤を含有した歯磨(特公昭61−43
68公報)
【0006】(5)ハイドロキシアパタイト粉末と有機マ
トリックスに酸を添加した歯磨(特公平1−32203
号公報) (6)特定の粒径及びバリー磨耗数の積を有する粒状磨耗
性物質を含む面を磨く組成物(特開昭57−18774
号公報) (7)α化率が特定のアルミナ無水物を配合してなる口腔
用組成物(特公昭60−43323、特開昭60−14
2914号公報) (8)光沢剤として結晶構造、平均粒子径等が特定された
二酸化チタンと研磨剤としてリン酸水素カルシウム・2
水和物、ピロリン酸カルシウム等を含有した口腔用組成
物(特公昭63−2411号公報)
【0007】(9)球状リン酸水素カルシウム・無水和物
を含有する口腔用組成物(特開昭59−46212号公
報、特公昭61−3323号公報) (10)密度、比表面積及び平均粒子径が各々特定なリン酸
水素カルシウム・無水和物を含む歯磨等の口腔用組成物
基材(特開昭59−219214号公報) (11)平均丸み度、吸液量、安息角、比表面積及び平均粒
径の範囲を規定してなる球状無水第2リン酸カルシウム
(特公昭63−10087号公報) (12)X線回折法による結晶子の大きさの平均値が特定範
囲のリン酸水素カルシウム・無水和物を研磨剤として含
有する歯磨組成物(特公平6−29168号公報、特公
平5−45566号公報及び特公平7−106970号
公報)
【0008】(13)研磨剤としてパラチノースを特定量配
合した口腔用組成物(特開昭60−204790号公
報) (14)活性アルミナを含有した清掃用基材(特開昭60−
228408号公報) (15)特定の改質水酸化アルミニウムとαアルミナ、二酸
化チタンを配合してなる口腔用組成物(特公平5−34
330号公報) (16)球状の微細シリカゲルを研磨剤として配合してなる
歯磨剤(特開昭62−87507号公報) (17)特定の範囲内にある表面積、重量平均粒径パースペ
ックス磨耗値及び油吸収性を有する無定型シリカ(特公
平5−22644号公報)
【0009】(18)特定粒子径の研磨剤を含有する歯磨組
成物(特開平4−21624号公報) (19)球状アパタイト配合歯磨(特開平4−247020
号公報) (20)粒状化セルロースを配合した口腔用組成物(特開平
9−40537号公報) (21)口腔用パスタベースに吸
水性ポリマー粒子を配合した歯肉マッサージ剤(特公平
7−61932号公報) (22)ケイ酸ジルコニウムと熱可塑性樹脂を配合した口腔
用組成物(特公昭57−36245号公報) (23)研磨剤として水不溶性のセルロースパウダーを配合
した歯磨組成物(特開昭55−98111号公報)
【0010】(24)ポリエチレン末、ポリプロピレン末を
高濃度の塩化ナトリウムに配合した塩化ナトリウム含有
歯磨組成物(特開昭63−57514号公報) (25)エラストマー系ポリマー樹脂混合物、研磨剤、界面
活性剤からなる硬度60〜120の固形状の歯科用洗浄
材(特開平5−331030号公報) (26)起泡剤と特定の粒径及び比重を持つ非硬質非水性粉
末を含有する口腔清浄剤(特開昭59−55816号公
報) (27)最大径が10μ以下程度の研磨力の低い水溶性粉末
材料を水不溶性無機結合剤で結着させ、ある特定範囲の
粒子径を有する歯磨用顆粒剤(特開平1−38016号
公報)
【0011】(28)水不溶性粉末材料を水不溶性無機結合
剤で造粒した特定の大きさと強度を保持する顆粒を配合
してなる歯磨剤(特公平6−21053号公報) (29)樹脂質ポリエチレンオキシドとケイ素質みがき物質
により形成された凝集粒子及び液状保湿性ビヒクルを含
む発泡歯磨(特開平2−256607号公報) (30)色素と水不溶性もしくは水難溶性高分子物質とから
なる粒子の表面を無機粉体で被覆した歯磨の時間をコン
トロールできる組成物(特公昭63−23168号公
報) (31)粒状食塩を高級アルコール、ソルビタン脂肪酸エス
テルにより被覆した顆粒を含有する口腔用組成物(特開
平6−72835号公報)
【0012】(32)球状フッ素含有粉末ガラス表面に無機
質粉末、有機質粉末を付着固定化した歯科用材料(特開
平3−127708号公報) (33)有機粉末、無機粉末の粉末表面にケイ酸アルミン酸
マグネシウムを被覆した粉末を含有した口腔用組成物
(特開平3−153766号公報) (34)有機粉末、無機粉末の粉末表面にメタケイ酸アルミ
ン酸マグネシウムを被覆した粉末を含有した口腔用組成
物(特開平1−308819号公報) (35)有機粉末、無機粉末の粉末表面にヒドロタルサイト
を被覆した粉末を含有した口腔用組成物(特開平3−1
53767号公報)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記したとお
りの現状あるいは事情に鑑みてなされたものであり、本
発明では、今までに口腔組成物においては使用されたこ
ともない特殊構造の複合体を採用することにより、従来
の研磨剤では得られなかった高清掃能と低磨耗性とを満
足せしめる理想状態に一段と近づいた口腔組成物を提供
することを可能としたものである。
【0014】すなわち、本発明はこのことを解決すべき
課題とするものであり、その結果、本発明では歯面の汚
れの清掃効果を高め、歯面及び軟らかい歯頚部等に対し
て優しい口腔清掃を可能とした低磨耗性でかつ使用感に
優れた口腔組成物を提供することを目的とするものであ
る。またそれを実現するために配合する複合粒子を提供
することを目的とするものである。
【0015】
【解決するための手段】本発明は、前記目的を達成する
ための口腔内清掃やマッサージ目的等の口腔組成物を提
供するものであり、そのために本発明者らが新たに見出
し採用した手段は、水不溶性又は水難溶性の高分子物質
からなる核粒子の表面に銅板磨耗量30mg以下の被覆
粉体の一部分が内部にめり込むように一体化せしめた平
均粒径1〜300μmの複合粒子を含有する口腔組成物
およびその複合粒子である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に関し、以下において具体
的に説明する。まず複合粒子について詳述する。本発明
の口腔組成物で含有する複合粒子は清掃効果を付与する
基剤として機能するものであり、それは水不溶性又は水
難溶性の高分子物質からなる核粒子の表面に被覆粉体を
一体化せしめた構造のものであり、その構造は図1
(a)及び(b)に図示するように粒状2あるいは繊維
状3の各被覆粉体の一部が核粒子1表面にめり込むよう
な状態で被覆すると共に一体化しているものである。
【0017】核粒子は、水不溶性又は水難溶性の高分子
物質を素材とする。一般に樹脂、ゴムとされる合成もし
くは天然の水不溶性、水難溶性の高分子物質であれば特
に限定されるものではない。但し本発明に用いる核粒子
素材は複合粒子に加えられた過剰の力を緩和する性質を
有することが本発明の目的にかなうものであり、その素
材は好ましくは引張り弾性率3.5×105kg/cm2
以下の高分子物質である。
【0018】このようなものとしては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブテン等のポリオレフィン系樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の塩ビ系樹
脂、メタクリル樹脂等のアクリル系樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルアルコールフォルマール化樹脂、ナイロ
ン等のポリアミド樹脂、スチレン樹脂、EVA樹脂、シ
リコーン樹脂、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、シリコ
ンゴム、粒状セルロース、粒状パラフィン等がある。ま
たその形状は、複合粒子と同様の形状である球状である
のがより好ましく、その平均粒径は1〜250μmであ
るのがよく、好ましくは5〜200μmがよい。
【0019】本発明における被覆粉体については、銅研
磨量30mg以下の無機粒状物および有機繊維状物が使
用可能である。ここで、銅板磨耗量とは、研磨剤の粉体
5.0gを0.3%カルボキシメチルセルロースナトリ
ウムを含む60%グリセリン水溶液15gに懸濁させて
サスペンジョンを調製し、これを試料として下記方法で
測定した値である。
【0020】[磨耗量の測定方法]試料を用い、荷重2
00gにおいてJISH−3361の銅板(ビッカース
硬度120)を水平型研磨試験機により2時間で200
00回ブラッシングしたときの銅板磨耗量を測定する。
なお、ブラッシングの刷子としては毛束数44個、毛の
太さ(1毛束当たり)8ミル(約0.2mm)、毛の太
さ12mmのナイロン(62)材質で、材質の硬さが家
庭用品質表示法でMの値を用いる。銅板磨耗量が30m
gを越えると磨耗力が大きくなるので好ましくない。
【0021】このような銅板磨耗量を性質として有する
無機粒状物としては、一般に歯磨の研磨剤として使用さ
れている各種の無機化合物が使用可能であり、それには
例えばリン酸水素カルシウム・水和物及び無水物、第2
リン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、炭酸カルシ
ウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、不溶性メタリン
酸ナトリウム、不溶性メタリン酸カリウム、ピロリン酸
ナトリウム、ピロリン酸カルシウム、リン酸マグネシウ
ム、ケイ酸マグネシウム、結晶質シリカ、非晶質シリ
カ、合成ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウム
マグネシウム、硫酸カルシウム等の水不溶性もしくは水
難溶性無機塩化合物があげられる。
【0022】また、これら以外にも塩化カリウム、塩化
ナトリウム、塩化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸
ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸ナトリウム等の水溶性
無機塩、酸化カルシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタ
ン等の酸化物があげられる。なお水溶性無機塩等の水溶
性被覆粉体を用いた複合粒子を口腔組成物に配合する場
合には、非水系の剤型にすることが望ましい。
【0023】そして、有機繊維状物としてはセルロー
ス、綿、絹、ナイロン、ポリエステル、ポリビニルアル
コールフォルマール化物、ポリウレタン等の材質の繊維
状物が使用できる。
【0024】次に、被覆粉体の大きさであるが、被覆粉
体が粒状物からなる場合、核粒子径100に対し、被覆
粉体粒子径0.1〜50、特に好ましくは1〜20とす
るのが望ましい。被覆粉体が繊維状物質からなる場合核
粒子径100に対し、繊維長1〜100特に好ましくは
5〜20とすることが望ましい。この範囲より大きいと
複合粒子の製造が困難になったり磨耗性が高くなり、こ
の範囲より小さいと清掃効果がなくなるという不都合が
生じる。
【0025】本発明において重要なことは、各粉体の一
部分が内部にめり込むように一体化せしめた複合粒子で
ある点である。従来から知られた単なる被覆粒子を口腔
用に転用しても本発明の高清掃力と低磨耗性の両者を併
せ持つ製品は得られない。このような被覆粉体の一部が
核粒子表面にめり込むような状態の被覆一体化構造を形
成せしめるには、好ましくはハイブリダイゼーションシ
ステムを利用するのがよい。
【0026】それは図2に図示するように予備混合物で
あるオーダードミックスチャーを形成するOMダイザー
5、被覆一体化を行うハイブリダイザー6等からなって
おり、このハイブリダイザーは図3に図示するように高
速回転するローター11、ステーター12及び循環回路
13等から構成されている。本発明の複合粒子を製造す
る際に使用できる装置に関しては、先のハイブリダイゼ
ーションシステムに限定されるものではなく、同様の機
能を持ったものであれば同様に使用可能である。
【0027】そして、このようにして形成された複合粒
子において、核粒子表面が覆われる比率については30
〜100%の範囲である。ここで100%とは過剰の粉
体を用いて製造したことによってめり込んでない粉体が
更に複合粒子を多層状に覆っている場合も含む。また、
この複合粒子の口腔組成物への配合量については、組成
物全体の1〜95重量%ととするのがよくが、特に5〜
50重量%が好ましい。その理由は1重量%未満では充
分な清掃効果が得られないことがあり、95重量%越え
ると組成物を形成することが不可能となるからである。
【0028】本発明の口腔組成物の形態(剤型)として
は、粉歯磨、湿潤歯磨、練歯磨、液状歯磨あるいはチュ
ーインガム等の各種形態が採用でき、その組成について
は、前記以外の成分が通常採用されている範囲で剤型に
応じて適宜使用することが可能である。例えば代表的な
形態である練歯磨の場合に配合することのできる他の成
分としては、粘稠剤(保湿剤)、粘結剤、界面活性剤、
甘味剤、香料または防腐剤等があり、他の研磨剤も前記
複合粒子と併用してもよい。
【0029】その際に配合する粘稠剤としては、ソルビ
ット、グリセリン、エチレングリコール、プロピレング
リコール、1,3ブチレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、キシリット、マ
ルチット、ラクチット等があり、それら粘稠剤は1〜5
0wt%の範囲で配合されるのがよい。粘結剤として
は、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメ
チルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシメチルセ
ルロースナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン等の合成粘結剤、キサンタンガム、カラギ
ーナン、アルギン酸等の天然系粘結剤、ゲル化性シリ
カ、ゲル化性アルミニウムシリカ、ビーガム、ラポナイ
ト等の無機粘結剤があり、それら粘結剤は0.5〜10
wt%の範囲で配合されるのがよい。
【0030】界面活性剤としては、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤及び両
性イオン界面活性剤のいずれもが配合可能であり、アニ
オン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、N
−ラウロイルザルコシン酸ナトリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、α−スルホ脂肪酸アルキルエ
ステル・ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、N−
ミリストリルザルコシン酸ナトリウム、水素添加ココナ
ッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリ
ルスルホ酢酸ナトリウム、αオレフィンスルホン酸ナト
リウム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−
パルミトイルグルタミン酸ナトリウム等のN−アシルグ
ルタメート、N−メチル−N−アシルタウリンナトリウ
ム等のN−アシルタウレート等があげられる。
【0031】そして、ノニオン界面活性剤としては、シ
ョ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル、アルキルグリコシド類、ソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノス
テアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、アルキルジメチルアミンオキシド、マルチトー
ル脂肪酸エステル、ラクトール脂肪酸エステル等の糖ア
ルコール脂肪酸エステル、アルキロールアマイド、ラウ
リル酸モノ又はジエタノールアミド等の脂肪酸ジエタノ
ールアミド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステル等
があげられる。
【0032】また、両性イオン界面活性剤としては、ア
ルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロ
ピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の酢酸ベタイン型、
N−脂肪酸アシル−N−カルボキシルメチル−N−ヒド
ロキシエチルエチレンジアミン塩等のイミダゾリン型等
があり、それ以外には2−アルキル−N−カルボキシメ
チル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン、
N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチル
ジアミノエチルグリシン等のN−アルキルジアミノエチ
ルグリシンあるいはN−アルキル−1−ヒドロキシエチ
ルイミダゾリンベタインナトリウム等があげられる。こ
れら界面活性剤は単独で使用してもよく、また2種以上
を併用してもよい。その配合量は組成物全体の0.1〜
5wt%がよく、好ましくは0.5〜2wt%がよい。
【0033】甘味剤としては、サッカリンナトリウム、
ステビオサイド、ネオヘスペリジヒドロカルコン、グリ
チルリチン、ペリラルチン、タウマチン、アスパラチル
フェニルアラニンメチルエステル、p−メトキシシンア
ミックアルデヒド、蔗糖、果糖、サクラミン酸ナトリウ
ム、ステビアエキス、ソーマチン等がある。
【0034】香料としては、スペアミント油、ペパーミ
ント油、ウインターグリーン油、サッサフラス油、丁字
油、ユーカリ油、セージ油、マヨナラ油、タイム油、レ
モン油、オレンジ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメン
ト油、桂葉油、シソ油、冬緑油、1−メントール、カル
ボン、アネトール、サリチル酸メチル、オイゲノール、
リモネン、n−デシルアルコール、シトロネロール、α
−テレピネオール、シトロネリルアセテート、シネオー
ル、リナロール、エチルリナロール、ワニリンあるいは
チモール等があげられる。
【0035】本発明の複合粒子は前記したとおり他の研
磨剤と併用可能であり、併用できる他の研磨剤として
は、結晶質シリカ、非晶質シリカ、その他のシリカ系研
磨剤、アルミノシリケート、アルミナ、水酸化アルミニ
ウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、不溶性メタリン酸
カリウム、酸化チタン、第2リン酸カルシウム・2水和
物、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム等があげ
られる。
【0036】本発明の組成物には、これらの成分以外に
も、クエン酸、リンゴ酸、マレイン酸、コハク酸等のp
H調製剤、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナト
リウム、EDTA等のキレート剤、トリクロサン、塩化
セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベン
ゼトニウム等の殺菌剤、パラオキシ安息香酸メチル、パ
ラオキシ安息香酸ブチル、安息香酸ナトリウム等の防腐
剤、イプシロンアミノカプロン酸、トラネキサム酸、デ
キストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナー
ゼ、リゾチーム、溶菌酵素、リテックエンザイム等の有
効成分あるいは薬効成分を配合することができる。
【0037】さらに、モノフルオロリン酸ナトリウム等
のアルカリ金属モノフルオロフォスフェート、フッ化ナ
トリウム、フッ化第1スズ等のフッ化物、クロロヘキシ
ジン塩類、ヒドロコレステロール、グリチルレチン塩
類、グリチルレチン酸、カロペプタイド、ビタミン類、
アズレン、塩化リゾチーム、歯石防止剤、歯垢防止剤、
硝酸カリウム、乳酸アルミニウム等の有効成分あるいは
薬効成分も配合することができる。なお、これら任意成
分の配合量ついては一般の歯磨組成物と同様の範囲で適
宜使用することができる。
【0038】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を示すことによっ
て、本発明の特徴及び優れた効果を具体的に説明する
が、本発明はこのような実施例によって制限されるもの
ではなく、それは特許請求の範囲によって特定されるも
のであって、その範囲内で適宜の態様が採りうるもので
ある。表1に示す複合粒子を配合したサンプル液につい
て評価試験1〜3を行った。このサンプル液中には表1
に記載の成分のほかに以下の成分が配合されている。
【0039】 ソルビット 30wt% カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2wt% ラウリル硫酸ナトリウム 1.5wt% プロピレングリコール 4 wt% サッカリンナトリウム 0.15wt% 精製水 残 量 計 100 wt%
【0040】なお使用した複合粒子はいずれもハイブリ
ダイゼーションシステムにより製造したものであり、そ
の際使用した被覆粉体の無機粒状物はいずれの場合にお
いても平均粒径10μm以下のもを使用した。また粉体
ナイロン繊維は平均長さ100μm、直径2.4μmの
ものを使用し、セルロース繊維は平均長さ20μm、直
径1μmのものを使用した。
【0041】評価結果を表1に示した。評価試験方法は
次のとおりである。 (評価試験1:清掃性能について)ハイドロキシアパタ
イト円板(旭光学社製.Φ7×3mm.以下HA板とい
う)をマウスピースに固定し口腔内(下顎舌側部)に装
着してHA板上にペリクルを形成させた。これをステイ
ン液への浸漬と空中乾燥を交互に行う装置に入れて24
時間操作し(浸漬回数24回)、HA板表面にステイン
を付着させた。
【0042】このステイン液の組成は以下のとおりであ
る。 [ステイン液組成] 塩化第1鉄n水和物 0.05wt% インスタントコーヒー 0.37wt% インスタント紅茶 0.37wt% 蒸留水 残余
【0043】前記のステイン付着HA板を表1に示すサ
ンプル液に5分間浸漬し、往復ブラッシングを5回行っ
た後、10wt%フロキシン溶液にてステイン化したペ
リクルを染色して色差(Lab表色系)を測定した。ス
テインが完全に除去されるまで(HA板の色差がステイ
ン付着前と同等となるまで)この除去操作(浸漬→ブラ
ッシング→色差測定)を繰り返した。ブラッシング回数
が少ないほど清掃効果が高いと評価した。 ○:ブラッシング回数15回未満 △:ブラッシング回数15回以上30回未満 ×:ブラッシング回数30回以上
【0044】(評価試験2:磨耗性について)前記HA
板をサンプル液にて往復ブラッシングにて3万回行い、
その後HA板を水洗し、表面のSEM観察を行った。H
A板に研磨傷が少ない方が歯面及び歯頚部に対する磨耗
量が少ないと評価した。 ○:HA表面に研磨傷なし △:HA表面に若干の研磨傷あり ×:HA表面に無数の研磨傷あり
【0045】(評価試験3:使用感について)サンプル
液を口腔内で実際に使用し異物として感じるかどうかを
3名による評価にて判定した。 ○:使用上問題なし △:使用上やや異物として感じる ×:使用上異物として感じる
【0046】評価試験1ないし3の結果は表1にいずれ
も記載したとおりであり、この結果から、引張り弾性率
が3.5×105kg/cm2以上になると清掃効果はあ
るがHA板に無数の研磨傷が生じることがわかる。また
引張り弾性率が3.5×105kg/cm2以下でも銅板
磨耗量が30mg以上の粉体を被覆した場合には同様に
HA板に無数の研磨傷を生じることもわかる。さらに複
合粒子の平均粒径が1μm未満の場合には清掃効果がな
く、300μmを越えると使用感が悪くなることもわか
る。
【0047】
【表1】
【0048】以下に、本発明の口腔組成物に該当する配
合例を具体的に示すが、本発明はこの配合例によって制
限されるものでないことは実施例の場合と同様である。
なお、この配合例で使用した複合粒子はいずれもハイブ
リダイゼーションシステムにより製造したものである。
また被覆量は核粒子100gに対する被覆粉体g量を示
す。
【0049】 (配合例1) ソルビット 30 wt% ラウリル硫酸ナトリウム 1.5wt% カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.1wt% サッカリンナトリウム 0.1wt% プロピレングリコール 5 wt% 香料 1.2wt% モノフルオロ燐酸ナトリウム 0.05wt% パラオキシ安息香酸メチル 0.15wt% 複合粒子※1 30 wt% 精製水 残 量 計 100.0 wt% (※1:引張り弾性率2.5×103kg/cm2、平均粒径30μmのポリエ チレンに銅板磨耗量3mgの第2リン酸カルシウム・2水和物を被覆量5gで被 覆した複合粒子)
【0050】 (配合例2) ソルビット 35 wt% ラウリル硫酸ナトリウム 1.5wt% カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.1wt% サッカリンナトリウム 0.1wt% プロピレングリコール 5 wt% 香料 1.2wt% モノフルオロ燐酸ナトリウム 0.05wt% パラオキシ安息香酸メチル 0.15wt% 複合粒子※2 20 wt% 精製水 残 量 計 100.0 wt% (※2:平均粒径200μmの粒状セルロースに銅板磨耗量0.4mgの無 水ケイ酸を被覆量5gで被覆した複合粒子)
【0051】 (配合例3) ソルビット 35 wt% ラウリル硫酸ナトリウム 1.5wt% カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.1wt% サッカリンナトリウム 0.1wt% プロピレングリコール 5 wt% 香料 1.2wt% モノフルオロ燐酸ナトリウム 0.05wt% パラオキシ安息香酸メチル 0.15wt% 複合粒子※3 20 wt% 精製水 残 量 計 100.0 wt% (※3:平均粒径200μmの粒状セルロースに銅板磨耗量0.0mg、長 さ100μm、直径2.4μmのナイロン繊維を被覆量10gで被覆した複合粒 子)
【0052】 (配合例4) 第2リン酸カルシウム・2水和物 10 wt% ソルビット 30 wt% ラウリル硫酸ナトリウム 1.5wt% カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.1wt% サッカリンナトリウム 0.1wt% プロピレングリコール 5 wt% 香料 1.2wt% モノフルオロ燐酸ナトリウム 0.05wt% パラオキシ安息香酸メチル 0.15wt% 複合粒子※4 10 wt% 精製水 残 量 計 100.0 wt% (※4:引張り弾性率3.2×104kg/cm2、平均粒径50μmのナイ ロンに銅板磨耗量0.4mgの無水ケイ酸を被覆量5gで被覆した複合粒子)
【0053】 (配合例5) 無水ケイ酸 10 wt% ソルビット 30 wt% ラウリル硫酸ナトリウム 1.5wt% カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.1wt% サッカリンナトリウム 0.1wt% プロピレングリコール 5 wt% 香料 1.2wt% モノフルオロ燐酸ナトリウム 0.05wt% パラオキシ安息香酸メチル 0.15wt% 複合粒子※5 10 wt% 精製水 残 量 計 100.0 wt% (※5:引張り弾性率2.5×103kg/cm2、平均粒径100μmのポ リエチレンに銅板磨耗量0.0mg、長さ100μm、直径2.4μmのナイロ ン繊維を被覆量10gで被覆した複合粒子) なお、前記した配合例の口腔用組成物について、実施例
と同様の評価を実施したところ、いずれも清掃性能が高
く、低磨耗性で、かつ異物感のない使用感に優れたもの
であった。
【0054】
【発明の効果】本発明は、高分子物質からなる核粒子表
面に、特定の磨耗量を持つ被覆粉体をその一部分が内部
にめり込むように被覆一体化せしめた複合粒子を使用す
ることにより、清掃性能が高く、低磨耗性で、且つ使用
感に優れた口腔組成物を提供することを可能とせしめた
卓越した効果を奏するものである。また本発明ではこの
ように卓越した効果を奏することのできる複合粒子を提
供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合粒子を図示する。(a)は無機粒
状粉体を表面に被覆一体化した複合粒子。(b)は有機
繊維状粉体を表面に被覆一体化した複合粒子。
【図2】本発明の複合粒子を製造するハイブリダイゼー
ションシステムを図示する。
【図3】ハイブリダイゼーションシステムにおいて複合
粒子を形成するハイブリダイザーの概要を図示する。
【符号の説明】
1 核粒子 2 無機粒状粉体 3 有機繊維状粉体 5 OMダイザー 6 ハイブリダイザー 11 ローター 12 ステーター 13 循環回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 龍彦 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AB172 AB292 AB472 AC012 AC122 AC132 AC482 AC782 AC862 AD011 AD022 AD072 AD152 AD262 AD272 BB23 BB24 BB25 BB26 CC41 EE06 EE10 EE35 EE36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水不溶性又は水難溶性の高分子物質から
    なる核粒子の表面に銅板磨耗量30mg以下の被覆粉体
    の一部分が内部にめり込むように一体化せしめた平均粒
    径1〜300μmの複合粒子を含有する口腔組成物。
  2. 【請求項2】 被覆粉体が、無機粒状粉体又は有機繊維
    状粉体である請求項1記載の口腔組成物。
  3. 【請求項3】 複合粒子がハイブリダイゼーションシス
    テムによる方法で一体化形成されたものである請求項1
    又は2記載の口腔組成物。
  4. 【請求項4】 水不溶性又は水難溶性の高分子物質から
    なる核粒子の表面に銅板磨耗量30mg以下の被覆粉体
    の一部分が内部にめり込むように一体化せしめた平均粒
    径1〜300μmの口腔組成物用複合粒子。
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