JP2000095178A - 電動補助自転車 - Google Patents

電動補助自転車

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JP2000095178A
JP2000095178A JP10266797A JP26679798A JP2000095178A JP 2000095178 A JP2000095178 A JP 2000095178A JP 10266797 A JP10266797 A JP 10266797A JP 26679798 A JP26679798 A JP 26679798A JP 2000095178 A JP2000095178 A JP 2000095178A
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lever
pushing
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assisted bicycle
grip
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JP10266797A
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Kosaku Yamauchi
幸作 山内
Yoshitaka Ijima
淑隆 井島
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動補助自転車を押し歩きする際に、押し歩く
人の体力差、体調、道路状況等に見合う大きさの押し歩
き補助力を電動モータに出力させて押し歩きを容易にす
る。 【解決手段】人力による駆動系と電動モータ11による
駆動系とを併設し、前記電動モータ11の駆動力で人力
による駆動系および押し歩きの際の駆動を補助する電動
補助自転車において、ハンドルバーに取り付けたグリッ
プの近傍に配設した回動レバー24と、この回動レバー
24の変位量を検出する変位量検出手段29と、この変
位量検出手段29の出力電圧の変化に基づいて電動モー
タ11による押し歩き補助力を制御するコントローラ1
8とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車の車体に電
動モータを搭載し、この電動モータから出力される補助
駆動力でペダル踏力をアシストすることにより、登坂走
行や向い風を受けながらの走行を容易にした電動補助自
転車に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電動補助自転車において、通常
走行時のみならず、急な坂道等で自転車を降りて押し歩
く際にも電動モータに弱い補助駆動力(以下、押し歩き
補助力と呼ぶ)を出力させ、車体の押し歩き労力が軽減
されるように構成されたものがある。
【0003】このような電動補助自転車としては、例え
ば特開平4−358988号公報や特開平8−1273
86号公報に開示されたものがある。上記特開平4−3
58988号公報に開示された電動補助自転車は、車体
を手で押しながら歩く状態を判別する押し歩き判別手段
と、押し歩きの状態で電動モータを歩行速度よりやや遅
い押し歩き速度(2〜3km/h)に制御するコントローラ
とを備えている。
【0004】また、特開平8−127386号公報に開
示された電動補助自転車は、車体を押し歩きするときに
電動モータによる駆動系を押し歩きモードに切り換え、
上記電動モータに、車体全体を押し歩きするのに必要な
トルクと、車体全体から一定荷重を除いた分の車体を押
し歩きするのに必要な仮想トルクとの差に相当するトル
クを発生させるものである。
【0005】すなわち、この従来例では、車体全体を押
し歩きするのに必要な力をすべて電動モータに負担させ
るのではなく、一定荷重を除いた分の車体(例えば、電
動モータを搭載しない通常の自転車)を押し歩きするの
に必要な重量分は電動モータに負担させずに、人力で負
担するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいて、特開平4−358988号公報に開示された電
動補助自転車は、歩行速度よりやや遅い押し歩き速度
(2〜3km/h)の一定速度に制御し、また特開平8−1
27386号公報に開示された電動補助自転車も同様に
押し歩きするときに2〜3km/hの一定速度で制御してい
る。
【0007】しかしながら、人の走行速度は各人の体力
差(若者と老人,女性等)、坂道の勾配および交通の混
み具合等により、押し歩き速度は大幅に変化する。した
がって、一定速度(2〜3km/h)に制御される上記各従
来例では、人と道路状況とによって車体が人の意思と異
なった動作をすることがあり、操作性を著しく低下させ
るという課題があった。
【0008】また、上記各従来例では、人力による駆動
トルクが0、車速が前進方向に一定速度以上、およびハ
ンドルバーのグリップを握っていると、必然的に押し歩
き補助力が出力されるように構成されている。そのた
め、混雑した場所で急停止させたい時や急に下り坂にな
った時等では、グリップを握ったままとなり押し歩き補
助力が出力されることとなる。したがって、押し歩き補
助力が出力されたままで下り坂を走行した場合には、車
速がさらに高まり、操作性を一段と低下させるという課
題があった。
【0009】さらに、上記各従来例では、前進時の車速
を検出し、歩行速度よりやや遅い押し歩き速度でアシス
トするので、電動モータの駆動により逆に制動感が発生
し、良好なアシスト感覚が得られないという課題があっ
た。
【0010】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とすることろは、電動補助自
転車を押し歩きする際に、押し歩く人の体力差(若者と
老人,女性等)、体調、坂道の勾配および交通の混み具
合等に見合う大きさの押し歩き補助力を電動モータに出
力させて押し歩きを容易にするとともに、良好なアシス
ト感覚を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る電動補助自転車は、請求項1に記載し
たように、人力による駆動系と電動モータ11による駆
動系とを併設し、前記電動モータ11の駆動力で人力に
よる駆動系および押し歩きの際の駆動を補助する電動補
助自転車において、ハンドルバー5に取り付けたグリッ
プの近傍に配設した回動レバーと、この回動レバーの変
位量を検出する変位量検出手段29と、この変位量検出
手段29の出力電圧の変化に基づいて前記電動モータ1
1による押し歩き補助力を制御するコントローラ18と
を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載したように、請求項1に記
載の回動レバーは、グリップを握る操作とハンドルバー
に取り付けたブレーキレバーを握る操作のいずれかで親
指が離れる位置に設けるとともに、親指を離すと元の位
置に戻るように構成した。
【0013】請求項3に記載したように、請求項1また
は2に記載の回動レバーは、回動中心に対してグリップ
側に配置し、上方向の回動に従って変位量が大きくなる
ようにした。
【0014】請求項4に記載したように、請求項1また
は2に記載の回動レバーは、回動中心に対してグリップ
側に配置し、下方向の回動に従って変位量が大きくなる
とともに、押し歩き補助力のオン位置をハンドルバーの
中心線上の近傍とし、かつ押し歩き補助力の上限値を前
記中心線に対して直角方向の近傍に設定した。
【0015】請求項5に記載したように、請求項1ない
し4のいずれかに記載の回動レバーに対しハンドルバー
側に、前記回動レバーの回動操作時に親指が当接する当
接板を配置した。
【0016】請求項6に記載したように、請求項1記載
の電動補助自転車において、前記回動レバーに代えてス
ライドノブを設置したことを特徴とする。
【0017】請求項7に記載したように、請求項6に記
載のスライドノブは、グリップを握る操作とハンドルバ
ーに取り付けたブレーキレバーを握る操作のいずれかで
親指が離れる位置に設けるとともに、親指を離すと元の
位置に戻るように構成した。請求項8に記載したよう
に、請求項6または7に記載のスライドノブは、グリッ
プと離れる方向への移動に従って変位量が大きくなるよ
うにした。
【0018】請求項1のように電動補助自転車を構成し
た場合は、親指で回動レバーを操作し、その回動レバー
の変位量を変位量検出手段によって検出し、この変位量
検出手段の出力電圧の変化に基づいてコントローラによ
り電動モータによる押し歩き補助力を制御することによ
り、電動補助自転車を押し歩きする際に、押し歩く人の
体力差(若者と老人,女性等)、体調、坂道の勾配およ
び交通の混み具合等に見合う大きさの押し歩き補助力を
電動モータに出力させて押し歩きを容易にするととも
に、良好なアシスト感覚が得られる。
【0019】請求項2のように電動補助自転車を構成し
た場合、回動レバーは、グリップを握る操作とハンドル
バーに取り付けたブレーキレバーを握る操作のいずれか
で親指が離れる位置に設けるとともに、親指を離すと元
の位置に戻るように構成したことにより、グリップを握
ったりブレーキレバーを握ったりすると、親指が回動レ
バーから離れるので、押し歩き補助力が次第に減少した
後にオフになる。これにより、電動補助自転車としての
操作性を向上させることができる。
【0020】請求項3のように電動補助自転車を構成し
た場合、回動レバーは、回動中心に対してグリップ側に
配置し、上方向の回動に従って変位量が大きくなること
により、請求項1および2と同様の作用をなす。
【0021】請求項4のように電動補助自転車を構成し
た場合、回動レバーは、回動中心に対してグリップ側に
配置し、下方向の回動に従って変位量が大きくなるとと
もに、押し歩き補助力のオン位置をハンドルバーの中心
線上の近傍とし、かつ押し歩き補助力の上限値を前記中
心線に対して直角方向の近傍に設定したことにより、親
指を下げる方向に回動レバーを操作するので、親指に力
が入り易くなり、回動レバーの位置調整が容易で、操作
性を向上させることができる。
【0022】請求項5のように電動補助自転車を構成し
た場合、回動レバーに対しハンドルバー側に、回動レバ
ーの回動操作時に親指が当接する当接板を配置したこと
により、親指を当接板に当てておけるので、回動レバー
の位置を力をさほど入れなくても保持することができ、
また当接板に当てながら回動レバーを操作することがで
きるので、押し歩き補助力の正確かつ微細な制御が可能
となる。
【0023】請求項6のように電動補助自転車を構成し
た場合、請求項1記載の電動補助自転車において、回動
レバーに代えてスライドノブを設置したことにより、請
求項1と同様の作用をなす。
【0024】請求項7のように電動補助自転車を構成し
た場合、スライドノブは、グリップを握る操作とハンド
ルバーに取り付けたブレーキレバーを握る操作のいずれ
かで親指が離れる位置に設けるとともに、親指を離すと
元の位置に戻るように構成したことにより、請求項2と
同様の作用をなす。
【0025】請求項8のように電動補助自転車を構成し
た場合、スライドノブは、グリップと離れる方向への移
動に従って変位量が大きくなることにより、親指を伸ば
す方向にスライドノブを操作するので、親指に力が入り
易くなり、スライドノブの位置調整が容易で、操作性を
向上させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0027】図1は本発明に係る電動補助自転車の第1
実施形態を示す左側面図である。
【0028】この電動補助自転車は、図1に示すように
例えば金属管製の車体フレーム1を備えており、この車
体フレーム1の前頭部には前輪2を支持するフロントフ
ォーク3が左右回動自在に設けられ、このフロントフォ
ーク3の上部にハンドルポスト4を介してハンドルバー
5が回動一体に設けられている。一方、車体フレーム1
の後部には後輪6が軸支され、車体フレーム1の中央上
部にはサドルポスト7を介してサドル8が設置されてい
る。
【0029】そして、車体フレーム1の中央下部には、
電動補助装置(パワーユニット)10が搭載されてい
る。この電動補助装置10には電動モータ11と合力装
置12とトルクセンサー13等の機器類が内蔵されると
ともに、車幅方向に貫通する形でクランク軸14が軸支
されており、このクランク軸14の両端部に左右一対の
クランク15が回転一体に固定され、両クランク15の
先端部にそれぞれペダル16が回転自在に設けられてい
る。
【0030】また、クランク軸14には電動補助装置1
0の右側に位置する図示しないドライブスプロケットが
軸装され、このドライブスプロケットと後輪6の右側に
設けられた図示しないドリブンスプロケットとの間にド
ライブチェーン17(またはドライブベルト)が巻装さ
れている。
【0031】さらに、電動補助装置10の上部には電動
モータ11の出力を制御するためのコントローラ18が
取り付けられ、このコントローラ18はマイコン等によ
って構成された制御装置である。一方、合成樹脂等で形
成されたフレームカバー20が車体フレーム1の前半部
から電動補助装置10とコントローラ18までを覆って
おり、このフレームカバー20の前部には電動モータ1
1の電源となるバッテリーユニット21が着脱可能に設
けられている。なお、フレームカバー20前端側面には
キー式のメインスイッチ22が設けられおり、このメイ
ンスイッチ22をオン操作して電動補助自転車を起動さ
せる。
【0032】そして、ハンドルバー5の両端には、左右
のグリップ23が設けられ、これらのグリップ23の
内、左側のグリップ23近傍のハンドルバー5に回動レ
バーとしてのコントロールレバー24が取り付けられて
いる。このコントロールレバー24は、後述する押し歩
きモータ制御実行時に使用される。
【0033】また、前輪2の車軸部には車速センサー2
6が設けられ、この車速センサー26は通常走行時にお
ける車速を検出するとともに、押し歩きモータ制御実行
時における車速および車速変化の検出にも使用される。
【0034】さらに、サドル8内にはサドルスイッチ2
8が設けられ、このサドルスイッチ28は、電動補助自
転車が押し歩き状態にあるか否かを判別するための1つ
の手段として設けられたもので、サドル8に加わる荷重
の有無を検出することによってサドル8に人が腰掛けて
いるかどうかを判別し、その判別信号をコントローラ1
8に送出する。この実施形態では、例えばサドル8に人
が腰掛けるとサドルスイッチ28がオフになるように構
成されている。
【0035】図2は本発明に係る電動補助自転車の第1
実施形態における制御系統を示すブロック図である。図
2に示すように、コントローラ18には、電動モータ1
1、トルクセンサー13、バッテリーユニット21、コ
ントロールレバー24、車速センサー26、サドルスイ
ッチ28、および変位量検出手段としてのポジションセ
ンサー29等の機器類が接続されている。
【0036】電動補助自転車の通常走行時において、電
動補助装置10のクランク軸14は、サドル8に着座し
た乗員が足でペダル16を踏むことより前転駆動され
る。同時に、電動補助装置10内の電動モータ11が作
動し、クランク軸14の駆動トルク(ペダル踏力P)と
電動モータ11の出力(補助駆動力M)とが合力装置1
2により合成され、その合力P+Mがドライブチェーン
17を介して後輪6に伝達される。
【0037】この時、トルクセンサー13は常にクラン
ク軸14に加わる駆動トルクを検出し、そのデータをコ
ントローラ18に送出する。このコントローラ18は上
記駆動トルクのデータからペダル踏力Pを算出し、この
ペダル踏力Pと補助駆動力Mとの比率(アシスト比)が
常時一定の比率(例えば1対1)になるように電動モー
タ11への印加電流を制御する。このように、補助駆動
力Mのアシストによってペダル踏力Pが大幅に低減され
るため、特に登坂走行や向い風を受けながらの走行が非
常に楽になる。
【0038】また、コントローラ18は、上述のような
通常走行時のみならず、車体を押して歩く際にも電動モ
ータ11に弱い補助駆動力(押し歩き補助力m)を出力
させて押し歩きに伴う労力を軽減させる『押し歩きモー
タ制御』を実行するようにプログラムされている。
【0039】この押し歩きモータ制御を実行可能な状態
であるか否かは、以下の何れかの条件によりコントロー
ラ18で判別される。すなわち、(1)メインスイッチ
22がオンで、トルクセンサー13がクランク軸14に
加わる駆動トルクを検出しない時、(2)メインスイッ
チ22がオンで、サドルスイッチ28がオフの時、
(3)メインスイッチ22がオンで、サドルスイッチ2
8がオフ、トルクセンサー13がクランク軸14に加わ
る駆動トルクを検出しない時である。
【0040】このようにして押し歩きモータ制御は、コ
ントローラ18が押し歩き状態にあるか否かを判別し、
押し歩き状態にあると判断した場合には、ポジションセ
ンサー29の出力電圧の変化に基づいてコントローラ1
8により押し歩き補助力mを算出し、電動モータ11を
制御する。このポジションセンサー29の出力電圧は、
ハンドルバー5のグリップ23近傍にブレーキレバー3
0とともに取り付けられたコントロールレバー24の変
位量(角)に基づいて変化する。
【0041】次に、図3〜図5に基づいてコントロール
レバーおよびブレーキレバーの取付構造を説明する。図
3は図1のブレーキレバーを示す部分断面平面図、図4
は図3のA−A線に沿う断面図、図5は図3のコントロ
ールレバーの回動状態を示す正面図である。なお、図3
〜図5のブレーキレバーは左側のブレーキレバーを示し
ている。
【0042】図3および図4に示すように、コントロー
ルレバー24は、ハンドルバー5に巻き掛けられたレバ
ーブラケット31に、ナット32をポジションセンサー
29の回動軸29aに螺合することにより固定されてい
る。
【0043】また、コントロールレバー24は、親指で
上方向に回動操作され、図示しないコイルばね等により
親指を離すと元の位置に戻るように構成されており、グ
リップ23を握る操作とハンドルバー5に取り付けたブ
レーキレバー30を握る操作のいずれかで親指が離れる
位置に設けられている。そして、コントロールレバー2
4は、ポジションセンサー29の回動軸29aである回
動中心に対してグリップ23側に配置され、上方向の回
動に従って変位量が大きくなる。
【0044】さらに、コントロールレバー24は、左側
のグリップ23近傍のハンドルバー5に取り付けられて
いるため、時計方向に回動する。一方、コントロールレ
バー24が右側のグリップ近傍のハンドルバー5に取り
付けられた場合には、反時計方向に回動する。
【0045】レバーブラケット31は、図4に示すよう
にブラケットナット33にブラケットスクリュー34を
螺合することによりハンドルバー5に固定される。ま
た、レバーブラケット31には、ブラケットカバー35
が固着され、このレバーブラケット31にはブレーキレ
バー30内に設けられたレバーブッシュ(図示せず)が
嵌め込まれ、このレバーブッシュにレバーリベット36
を挿通して固定することで、レバーブラケット31にブ
レーキレバー30が回動(変位)可能に堅固に固定され
る。
【0046】レバーブラケット31には、図3に示すよ
うにブレーキケーブル37の端部が導かれ、この端部に
太鼓状に形成された係止部38が固着されている。一
方、ブレーキレバー30には、ニップルプラー39の一
端がプラーリベット40により回動可能に固定され、ニ
ップルプラー39の他端には、ブレーキケーブル37の
端部に固着された係止部38が嵌着されて、レバーリベ
ット36を中心としてブレーキレバー30を回動するこ
とで、ニップルプラー39を介してブレーキケーブル3
7を引張りブレーキがかかるように構成されている。
【0047】このように構成されたコントロールレバー
24およびブレーキレバー30において、コントロール
レバー24を回動(変位)させると、その変位量がポジ
ションセンサー29により検出される。
【0048】すなわち、コントロールレバー24の変位
量は、図6に示すようにポジションセンサー29の出力
電圧の変化として捉えられ、そのデータがコントローラ
18に送出される。このコントローラ18は、上記出力
電圧の変化に基づいて電動モータ11による押し歩き補
助力を制御する。
【0049】次に、図5〜図7(A),(B)に基づい
てコントロールレバー24の変位量と押し歩き補助力と
の関係を説明する。図5において、コントロールレバー
24を回動(変位)させない位置でオフ(OFF1)と
し、矢印a1のようにコントロールレバー24を若干上
方に回動させた位置で、押し歩き補助力をオンさせ、さ
らに矢印a2のようにコントロールレバー24を上方に
回動させると、図6に示すようにポジションセンサー2
9の出力電圧が徐々に増加するとともに、図7(A),
(B)に示すように電動モータ11の駆動力を増やした
り、車速を増加することができる。
【0050】次いで、矢印a3のようにコントロールレ
バー24を回動させると、図6に示すように電動モータ
11が停止し、図7(B)に示すように車速も速くなら
ない。これにより押し歩き補助力がオフ(OFF2)に
なる。
【0051】ここで、コントロールレバー24は、グリ
ップ23を握ったりブレーキレバー30を握ったりする
と、親指がコントロールレバー24から離れてコントロ
ールレバー24が下方に回動するので、押し歩き補助力
が次第に減少した後にオフ(OFF1)になる。
【0052】以下、押し歩きモータ制御の流れを図8に
示すフローチャートに基づいて説明する。
【0053】まず、制御のスタート後、ステップS1で
サドルスイッチ28がオンになっているかを判断し、ス
テップS1がYESである場合、ステップS2でトルク
センサー13が作動していないことを判断する。すなわ
ち、ステップS2では、ペダル踏力Pによる駆動トルク
Tが検出され、その駆動トルクTが一定値以下であるか
が判定される。ここでの一定値とは、例えば車体を発進
させるために必要最小限な駆動トルクの2分の1程度と
される。
【0054】一方、ステップS1,S2がNOである場
合、つまりステップS1でサドルスイッチ28がオフの
場合は、サドル8に人が腰掛けている状態であり、ステ
ップS2でトルクセンサー13が作動状態あって駆動ト
ルクTが一定値以上である状態である。
【0055】このような状態では、ステップS3へ移行
し、このステップS3では、通常走行時用のモータ制
御、すなわちペダル踏力Pに対する補助駆動力Mのアシ
スト比が常時一定の比率となるように電動モータ11の
出力が制御され、押し歩きモータ制御は行われない。
【0056】また、ステップS2がYESである場合に
は、ステップS4でポジションセンサー29によりコン
トロールレバー24の変位量が検出され、ステップS5
に移行する。このステップS5では、電動モータ11が
押し歩き補助の範囲内であるか否かが判断され、押し歩
き補助範囲内である場合には、ステップS6でコントロ
ールレバー24の変位量に対応した電動モータ11の駆
動量が算出され、ステップS7でその駆動量に従って押
し歩きモータ制御を実行する。
【0057】一方、ステップS5において、電動モータ
11が押し歩き補助の範囲外の場合は、ステップS8に
進み、このステップS8ではコントロールレバー24を
回動させないOFF1の領域であるかが判断され、OF
F1の領域の場合には、ステップS9で押し歩きモータ
制御を停止する。また、ステップS8でOFF1の領域
でない場合は、ステップS3に移行して上記のように通
常走行時用のモータ制御が行われる。
【0058】以上のような制御ルーティンが反復される
ことにより、常に電動補助自転車が通常走行状態にある
か、押し歩き状態にあるかが判別されながら最適な大き
さの補助駆動力M、またはコントロールレバー24の変
位量に対応した押し歩き補助力mが電動モータ11から
出力される。
【0059】このように上記実施形態によれば、コント
ロールレバー24の変位量をポジションセンサー29に
よって検出し、このポジションセンサー29の出力電圧
の変化に基づいてコントローラ18により電動モータ1
1による押し歩き補助力を制御することにより、押し歩
き補助力、つまり押し歩き速度を微細に制御することが
できる。その結果、電動補助自転車を押し歩きする際
に、押し歩く人の体力差(若者と老人,女性等)、体
調、坂道の勾配および交通の混み具合等に見合う大きさ
の押し歩き補助力を電動モータに出力させて押し歩きを
容易にすることができるとともに、良好なアシスト感覚
が得られる。
【0060】また、上記実施形態によれば、コントロー
ルレバー24は、グリップ23を握る操作とハンドルバ
ー5に取り付けたブレーキレバー30を握る操作のいず
れかで親指が離れる位置に設けるとともに、親指を離す
と元の位置に戻るように構成したことにより、グリップ
23を握ったりブレーキレバー30を握ったりすると、
親指がコントロールレバー24から離れるので、押し歩
き補助力が次第に減少した後にオフになる。これによ
り、電動補助自転車としての操作性を向上させることが
できる。
【0061】図9は本発明に係る電動補助自転車の第2
実施形態におけるコントロールレバーを示す正面図であ
る。なお、前記第1実施形態と同一または対応する部分
には同一の符号を用いて説明する。また、第2実施形態
において、コントロールレバー以外の構成は前記第1実
施形態と同様であるのでその説明を省略する。以下の各
実施形態も同様である。
【0062】図9に示すように、回動レバーとしてのコ
ントロールレバー24は、回動中心に対してグリップ2
3側に配置され、下方向の回動に従って変位量が大きく
なるとともに、押し歩き補助力のオン位置をハンドルバ
ー5の中心線L上の近傍とし、かつ押し歩き補助力の上
限値(MAX)を中心線Lに対して直角方向の近傍に設
定されている。
【0063】すなわち、図9において、コントロールレ
バー24を回動(変位)させずハンドルバー5の中心線
L上の位置でオフ(OFF1)とし、矢印b1のように
コントロールレバー24を若干下方に回動させた位置
で、押し歩き補助力をオンさせ、さらに矢印b2のよう
にコントロールレバー24を下方に回動させると、図6
に示すようにポジションセンサー29の出力電圧が徐々
に増加するとともに、図7(A),(B)に示すように
電動モータ11の駆動力を増やしたり、車速を増加する
ことができる。なお、押し歩き補助力の上限値(MA
X)は、コントロールレバー24が中心線Lに対して直
角方向の近傍に位置した時である。
【0064】次いで、矢印b3のようにコントロールレ
バー24を回動させると、図6に示すように電動モータ
11が停止し、図7(B)に示すように車速も速くなら
ない。これにより押し歩き補助力がオフ(OFF2)に
なる。
【0065】ここで、コントロールレバー24は、グリ
ップ23を握ったりブレーキレバー30を握ったりする
と、親指がコントロールレバー24から離れてコントロ
ールレバー24が上方に回動するので、押し歩き補助力
が次第に減少した後にオフ(OFF1)になる。
【0066】このように上記実施形態によれば、コント
ロールレバー24は、回動中心に対してグリップ23側
に配置し、下方向の回動に従って変位量が大きくなると
ともに、押し歩き補助力のオン位置をハンドルバー5の
中心線L上の近傍とし、かつ押し歩き補助力の上限値
(MAX)を中心線Lに対して直角方向の近傍に設定し
たことにより、親指を下げる方向にコントロールレバー
24を操作するので、親指に力が入り易くなり、コント
ロールレバー24の位置調整が容易で、操作性を向上さ
せることができる。
【0067】図10(A),(B)は本発明に係る電動
補助自転車の第3実施形態におけるブレーキレバーを示
す部分断面平面図,コントロールレバーを示す正面図で
ある。
【0068】図10(A),(B)に示すように、本実
施形態では、前記第1実施形態の構成に加え、コントロ
ールレバー24に対しハンドルバー5側に、コントロー
ルレバー24の回動操作時に親指が当接する当接板41
が配置されている。
【0069】したがって、本実施形態では、コントロー
ルレバー24の回動操作時に親指が当接する当接板41
を配置したことにより、親指を当接板41に当てておけ
るので、コントロールレバー24の位置を力をさほど入
れなくても保持することができ、また当接板41に当て
ながらコントロールレバー24を操作することができる
ので、押し歩き補助力の正確かつ微細な制御が可能とな
る。
【0070】なお、コントロールレバー24の変位量と
押し歩き補助力との関係は、前記第1実施形態と同様で
あるのでその説明を省略する。
【0071】図11(A),(B)は本発明に係る電動
補助自転車の第4実施形態におけるブレーキレバーを示
す部分断面平面図,スライドノブを示す正面図である。
【0072】図10(A),(B)に示すように、本実
施形態では、前記第1実施形態のコントロールレバー2
4に代えてスライドノブ42が設置されている。このス
ライドノブ42は、グリップ23を握る操作とハンドル
バー5に取り付けたブレーキレバー30を握る操作のい
ずれかで親指が離れる位置に設けられている。
【0073】また、スライドノブ42は、グリップ23
と離れる方向への移動に従って変位量が大きくなり、グ
リップ23を握ったりブレーキレバー30を握ったりし
て親指を離すと元の位置に戻るように構成されている。
【0074】次に、図10(B)に基づいてスライドノ
ブ42の変位量と押し歩き補助力との関係を説明する。
図10(B)において、スライドノブ42を移動(変
位)させない位置でオフ(OFF1)とし、スライドノ
ブ42を矢印cの方向(図中、右方向)に若干移動させ
た位置で、押し歩き補助力をオンさせ、さらにスライド
ノブ42を右方向に回動させると、図6に示すようにポ
ジションセンサー29の出力電圧が徐々に増加するとと
もに、図7(A),(B)に示すように電動モータ11
の駆動力を増やしたり、車速を増加することができる。
【0075】次いで、スライドノブ42を右方向に移動
させると、図6に示すように電動モータ11が停止し、
図7(B)に示すように車速も速くならない。これによ
り押し歩き補助力がオフ(OFF2)になる。
【0076】ここで、スライドノブ42は、グリップ2
3を握ったりブレーキレバー30を握ったりすると、親
指がスライドノブ42から離れてスライドノブ42が左
方向に移動するので、押し歩き補助力が次第に減少した
後にオフ(OFF1)になる。
【0077】このように本実施形態によれば、コントロ
ールレバー24に代えてスライドノブ42を設置し、こ
のスライドノブ42は、グリップ23を握る操作とハン
ドルバー5に取り付けたブレーキレバー30を握る操作
のいずれかで親指が離れる位置に設けるとともに、親指
を離すと元の位置に戻るように構成したことにより、前
記第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0078】また、本実施形態によれば、スライドノブ
42は、グリップ23と離れる方向への移動に従って変
位量が大きくなることにより、親指を伸ばす方向にスラ
イドノブ42を操作するので、親指に力が入り易くな
り、スライドノブ42の位置調整が容易で、操作性を向
上させることができる。
【0079】なお、上記各構成は電動補助自転車のみな
らず、電動スクーター型車両、電動車椅子等、その他の
電動車両や芝刈機にも幅広く応用することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、親指で回動レバーを操作し、その回動レバー
の変位量を変位量検出手段によって検出し、この変位量
検出手段の出力電圧の変化に基づいてコントローラによ
り電動モータによる押し歩き補助力を制御することによ
り、電動補助自転車を押し歩きする際に、押し歩く人の
体力差、体調、道路状況等に見合う大きさの押し歩き補
助力を電動モータに出力させて押し歩きを容易にするこ
とができる。その結果、操作性を著しく向上させること
ができる。加えて、良好なアシスト感覚が得られる。
【0081】本発明の請求項2によれば、回動レバー
は、グリップを握る操作とハンドルバーに取り付けたブ
レーキレバーを握る操作のいずれかで親指が離れる位置
に設けるとともに、親指を離すと元の位置に戻るように
構成したことにより、グリップを握ったりブレーキレバ
ーを握ったりすると、親指が回動レバーから離れるの
で、押し歩き補助力が次第に減少した後にオフになる。
これにより、電動補助自転車としての操作性を向上させ
ることができる。
【0082】本発明の請求項3によれば、回動レバー
は、回動中心に対してグリップ側に配置し、上方向の回
動に従って変位量が大きくなることにより、請求項1お
よび2と同様の効果が得られる。
【0083】本発明の請求項4によれば、回動レバー
は、回動中心に対してグリップ側に配置し、下方向の回
動に従って変位量が大きくなるとともに、押し歩き補助
力のオン位置をハンドルバーの中心線上の近傍とし、か
つ押し歩き補助力の上限値を前記中心線に対して直角方
向の近傍に設定したことにより、親指を下げる方向に回
動レバーを操作するので、親指に力が入り易くなり、回
動レバーの位置調整が容易で、操作性を向上させること
ができる。
【0084】本発明の請求項5によれば、回動レバーに
対しハンドルバー側に、回動レバーの回動操作時に親指
が当接する当接板を配置したことにより、親指を当接板
に当てておけるので、回動レバーの位置を力をさほど入
れなくても保持することができ、また当接板に当てなが
ら回動レバーを操作することができるので、押し歩き補
助力の正確かつ微細な制御が可能となる。
【0085】本発明の請求項6によれば、回動レバーに
代えてスライドノブを設置したことにより、請求項1と
同様の効果が得られる。
【0086】本発明の請求項7によれば、スライドノブ
は、グリップを握る操作とハンドルバーに取り付けたブ
レーキレバーを握る操作のいずれかで親指が離れる位置
に設けるとともに、親指を離すと元の位置に戻るように
構成したことにより、請求項2と同様の効果が得られ
る。
【0087】本発明の請求項8によれば、スライドノブ
は、グリップと離れる方向への移動に従って変位量が大
きくなることにより、親指を伸ばす方向にスライドノブ
を操作するので、親指に力が入り易くなり、スライドノ
ブの位置調整が容易で、操作性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動補助自転車の第1実施形態を
示す左側面図。
【図2】本発明に係る電動補助自転車の第1実施形態に
おける制御系統を示すブロック図。
【図3】図1のブレーキレバーを示す部分断面平面図。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図。
【図5】図3のコントロールレバーの回動状態を示す正
面図。
【図6】コントロールレバーの変位量とその出力電圧と
の関係を示すグラフ。
【図7】(A),(B)はそれぞれブレーキレバーの変
位量と電動モータの駆動力,車速との関係を示す図。
【図8】第1実施形態において押し歩きモータ制御の流
れを示すフローチャート。
【図9】本発明に係る電動補助自転車の第2実施形態に
おけるコントロールレバーを示す正面図。
【図10】(A),(B)は本発明に係る電動補助自転
車の第3実施形態におけるブレーキレバーを示す部分断
面平面図,コントロールレバーを示す正面図。
【図11】(A),(B)は本発明に係る電動補助自転
車の第4実施形態におけるブレーキレバーを示す部分断
面平面図,スライドノブを示す正面図。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 前輪 3 フロントフォーク 4 ハンドルポスト 5 ハンドルバー 6 後輪 7 サドルポスト 8 サドル 10 電動補助装置 11 電動モータ 12 合力装置 13 トルクセンサー 14 クランク軸 15 クランク 18 コントローラ 22 メインスイッチ 23 グリップ 24 コントロールレバー(回動レバー) 26 車速センサー 28 サドルスイッチ 29 ポジションセンサー(変位量検出手段) 30 ブレーキレバー 37 ブレーキケーブル 41 当接板 42 スライドノブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力による駆動系と電動モータ11によ
    る駆動系とを併設し、前記電動モータ11の駆動力で人
    力による駆動系および押し歩きの際の駆動を補助する電
    動補助自転車において、ハンドルバー5に取り付けたグ
    リップ23の近傍に配設した回動レバー24と、この回
    動レバー24の変位量を検出する変位量検出手段29
    と、この変位量検出手段29の出力電圧の変化に基づい
    て前記電動モータ11による押し歩き補助力を制御する
    コントローラ18とを備えたことを特徴とする電動補助
    自転車。
  2. 【請求項2】 前記回動レバーは、グリップを握る操作
    とハンドルバーに取り付けたブレーキレバーを握る操作
    のいずれかで親指が離れる位置に設けるとともに、親指
    を離すと元の位置に戻るように構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の電動補助自転車。
  3. 【請求項3】 前記回動レバーは、回動中心に対してグ
    リップ側に配置し、上方向の回動に従って変位量が大き
    くなることを特徴とする請求項1または2に記載の電動
    補助自転車。
  4. 【請求項4】 前記回動レバーは、回動中心に対してグ
    リップ側に配置し、下方向の回動に従って変位量が大き
    くなるとともに、押し歩き補助力のオン位置をハンドル
    バーの中心線上の近傍とし、かつ押し歩き補助力の上限
    値を前記中心線に対して直角方向の近傍に設定したこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の電動補助自転
    車。
  5. 【請求項5】 前記回動レバーに対しハンドルバー側
    に、前記回動レバーの回動操作時に親指が当接する当接
    板を配置したことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載の電動補助自転車。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の電動補助自転車におい
    て、前記回動レバーに代えてスライドノブを設置したこ
    とを特徴とする電動補助自転車。
  7. 【請求項7】 前記スライドノブは、グリップを握る操
    作とハンドルバーに取り付けたブレーキレバーを握る操
    作のいずれかで親指が離れる位置に設けるとともに、親
    指を離すと元の位置に戻るように構成したことを特徴と
    する請求項6に記載の電動補助自転車。
  8. 【請求項8】 前記スライドノブは、グリップと離れる
    方向への移動に従って変位量が大きくなることを特徴と
    する請求項6または7に記載の電動補助自転車。
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